JPH0334803Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0334803Y2 JPH0334803Y2 JP1985063860U JP6386085U JPH0334803Y2 JP H0334803 Y2 JPH0334803 Y2 JP H0334803Y2 JP 1985063860 U JP1985063860 U JP 1985063860U JP 6386085 U JP6386085 U JP 6386085U JP H0334803 Y2 JPH0334803 Y2 JP H0334803Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- arm
- synthetic resin
- bushing
- molded
- Prior art date
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- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 12
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 12
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 11
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、電子部品が取付けられた基板を合成
樹脂のボデイで覆うようにしてなる制御スイツチ
に関する。
樹脂のボデイで覆うようにしてなる制御スイツチ
に関する。
[従来技術]
従来、この種の制御スイツチにおいては、第4
図に示すように金型1の上壁部1a及び下壁部1
bから対向するように夫々保持ピン2,2を立設
し、これら保持ピン2,2間にケーブルと電気的
に接続される電子部品が取付けられた基板3を挟
着してこの基板3を金型1の所定位置に保持した
後、全体を覆うようにボデイ4を合成樹脂にて型
成形即ちモールドしている。然しながら、このよ
うにモールドされたボデイ4は、保持ピン2の跡
の部分に基板3と外部とを連通する孔部が形成さ
れ、この孔部を介して湿気が基板3に侵入しやす
く絶縁抵抗を低下させるという欠点がある。ま
た、金型1に保持ピン2を設ける代わりに第5図
に示すように基板3の両側縁部に支持板5,5を
設け、この支持板5,5を金型1に固定して基板
3を金型1の所定位置に保持した後、全体を覆う
ようにボデイ4をモールドするものもあるが、こ
のようにモールドされたものは、モールド後にボ
デイ4の外部に突出した支持板5,5の端部を切
断せねばならず、この作業が面倒であるという欠
点がある。また、支持板5,5とボデイ4との界
面より湿気が侵入する欠点もある。
図に示すように金型1の上壁部1a及び下壁部1
bから対向するように夫々保持ピン2,2を立設
し、これら保持ピン2,2間にケーブルと電気的
に接続される電子部品が取付けられた基板3を挟
着してこの基板3を金型1の所定位置に保持した
後、全体を覆うようにボデイ4を合成樹脂にて型
成形即ちモールドしている。然しながら、このよ
うにモールドされたボデイ4は、保持ピン2の跡
の部分に基板3と外部とを連通する孔部が形成さ
れ、この孔部を介して湿気が基板3に侵入しやす
く絶縁抵抗を低下させるという欠点がある。ま
た、金型1に保持ピン2を設ける代わりに第5図
に示すように基板3の両側縁部に支持板5,5を
設け、この支持板5,5を金型1に固定して基板
3を金型1の所定位置に保持した後、全体を覆う
ようにボデイ4をモールドするものもあるが、こ
のようにモールドされたものは、モールド後にボ
デイ4の外部に突出した支持板5,5の端部を切
断せねばならず、この作業が面倒であるという欠
点がある。また、支持板5,5とボデイ4との界
面より湿気が侵入する欠点もある。
[考案の目的]
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、絶縁抵抗の低下を防止し得て、
且つボデイの型成形後支持板を切断する等の処理
を不要に出来る制御スイツチを提供するにある。
で、その目的は、絶縁抵抗の低下を防止し得て、
且つボデイの型成形後支持板を切断する等の処理
を不要に出来る制御スイツチを提供するにある。
[考案の要約]
本考案は、ケーブルの一端部にブツシユを設
け、このブツシユに支持部を有するアームを設
け、このアームの支持部に前記ケーブルと電気的
に接続される電子部品が取付けられた基板を支持
させ、前記基板を覆うように合成樹脂でボデイを
型成形したことを特徴としている。
け、このブツシユに支持部を有するアームを設
け、このアームの支持部に前記ケーブルと電気的
に接続される電子部品が取付けられた基板を支持
させ、前記基板を覆うように合成樹脂でボデイを
型成形したことを特徴としている。
[考案の実施例]
以下本考案の一実施例につき第1図乃至第3図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
先ず、第1図及び第2図において、11は例え
ば3芯のケーブルで、これの端部外周囲にブツシ
ユ12が合成樹脂で一体に成形されている。13
はブツシユ12と一体に成形された合成樹脂製の
コ字形をなすアームで、基端面部13aにブツシ
ユ12が一体化され、またケーブル11が基端面
部13aを貫通してアーム13の内方に突出して
おり、第1図に示す上面部13b及び下面部13
cに最後に成形する樹脂とアーム13との接着強
度を上げるための凹部14,14が形成されてい
る。15,15はアーム13の内側部13d,1
3dに夫々形成された溝状の支持部である。16
は両側面部16a,16aが支持部15,15に
嵌合される基板で、これにはコア17aに検出コ
イル17bを巻装してなる検出部17及びICな
どの電子部品18が取付けらるとともに、ケーブ
ル11の各芯線11a(第3図参照)が電気的に
接続されている。19は合成樹脂により型成形即
ちモールドされたボデイで、これは基板16の外
周囲を覆うようにアーム13、ケーブル11及び
ブツシユ12の一部を一体化している。
ば3芯のケーブルで、これの端部外周囲にブツシ
ユ12が合成樹脂で一体に成形されている。13
はブツシユ12と一体に成形された合成樹脂製の
コ字形をなすアームで、基端面部13aにブツシ
ユ12が一体化され、またケーブル11が基端面
部13aを貫通してアーム13の内方に突出して
おり、第1図に示す上面部13b及び下面部13
cに最後に成形する樹脂とアーム13との接着強
度を上げるための凹部14,14が形成されてい
る。15,15はアーム13の内側部13d,1
3dに夫々形成された溝状の支持部である。16
は両側面部16a,16aが支持部15,15に
嵌合される基板で、これにはコア17aに検出コ
イル17bを巻装してなる検出部17及びICな
どの電子部品18が取付けらるとともに、ケーブ
ル11の各芯線11a(第3図参照)が電気的に
接続されている。19は合成樹脂により型成形即
ちモールドされたボデイで、これは基板16の外
周囲を覆うようにアーム13、ケーブル11及び
ブツシユ12の一部を一体化している。
次に、上記構成の組立て手順について第3図を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
先ず、アーム13の支持部15,15に基板1
6の両側面部16a,16aを嵌合させ、ケーブ
ル11の各芯線11aを基板16の配線パターン
16bに接続する。つぎに、ケーブル11及びブ
ツシユ12と一体化されたアーム13を例えば上
下二分割形の金型20内にセツトする。この場
合、アーム13の基端面部13a、上面部13
b、下面部13c及び先端面部13eが金型20
内面に当接して保持される。そして、合成樹脂に
よりボデイ19をモールドする。従つて、アーム
13及びボデイ19が外形部を構成する。
6の両側面部16a,16aを嵌合させ、ケーブ
ル11の各芯線11aを基板16の配線パターン
16bに接続する。つぎに、ケーブル11及びブ
ツシユ12と一体化されたアーム13を例えば上
下二分割形の金型20内にセツトする。この場
合、アーム13の基端面部13a、上面部13
b、下面部13c及び先端面部13eが金型20
内面に当接して保持される。そして、合成樹脂に
よりボデイ19をモールドする。従つて、アーム
13及びボデイ19が外形部を構成する。
斯様な、上記実施例によれば、基板16はその
外周囲をアーム13及びボデイ19で覆われてい
るとともに、これらのアーム13及びボデイ19
は合成樹脂で成形されているので、アーム13と
ボデイ19との境界部分から基板16に湿気が侵
入することがなく、絶縁抵抗の低下を防止でき
る。また、アーム13の支持部15,15により
基板16を金型20内の所定の位置に支持させた
ので、従来の様にボデイをモールド後に支持板を
切断するというような作業を不要にすることが出
来る。
外周囲をアーム13及びボデイ19で覆われてい
るとともに、これらのアーム13及びボデイ19
は合成樹脂で成形されているので、アーム13と
ボデイ19との境界部分から基板16に湿気が侵
入することがなく、絶縁抵抗の低下を防止でき
る。また、アーム13の支持部15,15により
基板16を金型20内の所定の位置に支持させた
ので、従来の様にボデイをモールド後に支持板を
切断するというような作業を不要にすることが出
来る。
特に、上記実施例においては、ブツシユ12を
ケーブル11と一体に成形し、ケーブル11の外
周囲をブツシユ12により保持するようにしたの
で、ボデイ19を成形するときに合成樹脂がケー
ブル11の外被とブツシユ12との間から漏出す
ることを確実に防止できる。
ケーブル11と一体に成形し、ケーブル11の外
周囲をブツシユ12により保持するようにしたの
で、ボデイ19を成形するときに合成樹脂がケー
ブル11の外被とブツシユ12との間から漏出す
ることを確実に防止できる。
尚。、本考案は上記し、且つ図面に示した実施
例に限定されるものではなく、例えば、ブツシユ
12とアーム13とは接着により一体化してもよ
い等要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能で
ある。
例に限定されるものではなく、例えば、ブツシユ
12とアーム13とは接着により一体化してもよ
い等要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能で
ある。
[考案の効果]
本考案は、以上の説明から明なかなように、ケ
ーブルの一端部にブツシユを設け、、このブツシ
ユに支持部を有する合成樹脂製のアームを設け、
このアームの支持部に前記ケーブルと電気的に接
続される電子部品が取付けられた基板を支持さ
せ、前記基板を覆うようにボデイを型成形する構
成としたので、絶縁抵抗の低下を防止し得て、且
つボデイの型成形後支持板を切断する等の処理を
不要に出来るという効果を奏する。
ーブルの一端部にブツシユを設け、、このブツシ
ユに支持部を有する合成樹脂製のアームを設け、
このアームの支持部に前記ケーブルと電気的に接
続される電子部品が取付けられた基板を支持さ
せ、前記基板を覆うようにボデイを型成形する構
成としたので、絶縁抵抗の低下を防止し得て、且
つボデイの型成形後支持板を切断する等の処理を
不要に出来るという効果を奏する。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は分解斜視図、第2図は縦断側面
図、第3図は金型内にセツトした状態を示す縦断
面図であり、第4図及び第5図は夫々従来例を示
す第2図相当図である。 図中、11はケーブル、12はブツシユ、13
はアーム、15は支持部、16は基板、17は検
出部、18は電子部品、19はボデイを示す。
ので、第1図は分解斜視図、第2図は縦断側面
図、第3図は金型内にセツトした状態を示す縦断
面図であり、第4図及び第5図は夫々従来例を示
す第2図相当図である。 図中、11はケーブル、12はブツシユ、13
はアーム、15は支持部、16は基板、17は検
出部、18は電子部品、19はボデイを示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ケーブルと、このケーブルの一端部に設けら
れたブツシユと、このブツシユに設けられ支持
部を有する合成樹脂製のアームと、前記ケーブ
ルと電気的に接続される電子部品が取付けられ
前記アームの支持部に支持された基板と、この
基板を覆うように合成樹脂で型成形されたボデ
イとを具備してなる制御スイツチ。 2 ブツシユはケーブルに成形されていることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記
載の制御スイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985063860U JPH0334803Y2 (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985063860U JPH0334803Y2 (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61179622U JPS61179622U (ja) | 1986-11-10 |
JPH0334803Y2 true JPH0334803Y2 (ja) | 1991-07-24 |
Family
ID=30594405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985063860U Expired JPH0334803Y2 (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0334803Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5636082Y2 (ja) * | 1973-04-26 | 1981-08-25 |
-
1985
- 1985-04-26 JP JP1985063860U patent/JPH0334803Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61179622U (ja) | 1986-11-10 |