JPH0334652Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0334652Y2 JPH0334652Y2 JP9177486U JP9177486U JPH0334652Y2 JP H0334652 Y2 JPH0334652 Y2 JP H0334652Y2 JP 9177486 U JP9177486 U JP 9177486U JP 9177486 U JP9177486 U JP 9177486U JP H0334652 Y2 JPH0334652 Y2 JP H0334652Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow rate
- bypass passage
- gas
- hot wire
- hot
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 3
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、熱線式気体用流量計に係り、気体の
圧力変動に対しても正確に測定できる流量計に関
する。
圧力変動に対しても正確に測定できる流量計に関
する。
(従来技術)
気体の流れる管路にオリフイスを設置し、管路
を流れる流量に差圧を発生させ、この差圧によつ
て生ずるバイパス流量を測定するため、オリフイ
スの前後に入口、出口をもつバイパス通路を設け
ることは良く知られている。この差圧を測定する
ことによつて本管の流量を測定する流量計も種々
ある。また一方空気流量を測定するため、流路に
発熱抵抗体と空気温度測定抵抗体から成る熱線セ
ンサーを設けることも周知である。
を流れる流量に差圧を発生させ、この差圧によつ
て生ずるバイパス流量を測定するため、オリフイ
スの前後に入口、出口をもつバイパス通路を設け
ることは良く知られている。この差圧を測定する
ことによつて本管の流量を測定する流量計も種々
ある。また一方空気流量を測定するため、流路に
発熱抵抗体と空気温度測定抵抗体から成る熱線セ
ンサーを設けることも周知である。
本考案は、熱線センサーをバイパス通路に設置
し、抵抗体と気体の流速に関した熱伝導特性から
気体の流速を電気信号として取り出し、この信号
を演算して流量信号に変換し、流量指示、積算発
信を行なうようにしたものである。
し、抵抗体と気体の流速に関した熱伝導特性から
気体の流速を電気信号として取り出し、この信号
を演算して流量信号に変換し、流量指示、積算発
信を行なうようにしたものである。
(考案が解決しようとする問題点)
前記なような装置において問題となる点は、本
管管路より分岐したバイパス通路に流れる気体に
渦流や偏流等の脈流が生じやすいことである。こ
のような流れを生ずると熱線センサーの感心部に
安定した気体流を当てることができなくなり、安
定した出力を熱線センサーから取り出すことが出
来ないので流量計としての信頼性が薄れる。また
一方バイパス通路を特別に精密に仕上げることは
それ自体製作コストが高くなり実用的でないとい
う欠点がある。
管管路より分岐したバイパス通路に流れる気体に
渦流や偏流等の脈流が生じやすいことである。こ
のような流れを生ずると熱線センサーの感心部に
安定した気体流を当てることができなくなり、安
定した出力を熱線センサーから取り出すことが出
来ないので流量計としての信頼性が薄れる。また
一方バイパス通路を特別に精密に仕上げることは
それ自体製作コストが高くなり実用的でないとい
う欠点がある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、これらの難点を解決するためになさ
れたものであり、その要旨は気体流量を測定する
発熱抵抗体と気体温度測定抵抗体とから成る熱線
センサーを流体管路のバイパス通路に設置した熱
線式気体用流量計において、上記バイパス通路の
熱線センサー設置上流側に直管パイプをまた下流
側に流量制御オリフイスを設けたことを特徴とす
る熱線式気体用流量計にある。
れたものであり、その要旨は気体流量を測定する
発熱抵抗体と気体温度測定抵抗体とから成る熱線
センサーを流体管路のバイパス通路に設置した熱
線式気体用流量計において、上記バイパス通路の
熱線センサー設置上流側に直管パイプをまた下流
側に流量制御オリフイスを設けたことを特徴とす
る熱線式気体用流量計にある。
ところで熱線センサーには第1図に示す如き流
量と出力との間に相関々係がある。そして上限約
3.4V下限約1.7Vの範囲の出力で使用するのが精
度上好ましく、この範囲内で流量を測定すること
が正確な検出値を得られるものである。特に圧力
変動のある気体の流量の測定にはこの範囲内の流
量に押え込むようにすることが大切である。
量と出力との間に相関々係がある。そして上限約
3.4V下限約1.7Vの範囲の出力で使用するのが精
度上好ましく、この範囲内で流量を測定すること
が正確な検出値を得られるものである。特に圧力
変動のある気体の流量の測定にはこの範囲内の流
量に押え込むようにすることが大切である。
そこで本考案では、バイパス通路内の熱線セン
サー上流側に内面を精密に仕上げたパイプを配設
して、安定した気体の流れが熱線センサーに当た
るようになし、また一方センサー下流側に熱線セ
ンサーの特性値に合致する流量が得られるよう制
御可能なオリフイスを有する円板を設置する。
サー上流側に内面を精密に仕上げたパイプを配設
して、安定した気体の流れが熱線センサーに当た
るようになし、また一方センサー下流側に熱線セ
ンサーの特性値に合致する流量が得られるよう制
御可能なオリフイスを有する円板を設置する。
かくして流量信号は熱線センサーの特長である
質量流量に比例しているので流体の圧力、温度が
変化しても補正を必要としない測定値が得られ
る。
質量流量に比例しているので流体の圧力、温度が
変化しても補正を必要としない測定値が得られ
る。
(実施例)
本考案の実施例を以下図面に従つて述べる。
第2図は本考案の概略図で本管管路1にオリフ
イス2があり、このオリフイス2の上流側、下流
側にはオリフイス2を挾んでバイパス通路5の入
口、出口が開口している。熱線センサー8は図示
の如くバイパス通路5の入口側流路に配設され
る。そしてバイパス通路5の入口側流路内で熱線
センサーの上流側に直管パイプ4を下流側にオリ
フイスaを有する制御用円板6を設ける。
イス2があり、このオリフイス2の上流側、下流
側にはオリフイス2を挾んでバイパス通路5の入
口、出口が開口している。熱線センサー8は図示
の如くバイパス通路5の入口側流路に配設され
る。そしてバイパス通路5の入口側流路内で熱線
センサーの上流側に直管パイプ4を下流側にオリ
フイスaを有する制御用円板6を設ける。
なお3はコツクピースで流量測定時は閉とし、
また閉にすることにより管路1の流れを止めない
で熱線センサー等の点検調整が可能である。
また閉にすることにより管路1の流れを止めない
で熱線センサー等の点検調整が可能である。
今バイパス通路5に分岐した気体は直管パイプ
4により整流されて脈流を生ずることなく熱線セ
ンサーにふれ、ついで制御板6のオリフイスaを
通りバイパス通路の出口側流路を通り本管管路に
合流する。
4により整流されて脈流を生ずることなく熱線セ
ンサーにふれ、ついで制御板6のオリフイスaを
通りバイパス通路の出口側流路を通り本管管路に
合流する。
熱線センサーの出力電圧は増幅回路9、演算回
路10を経て変換回路11で流量に比例した電圧
に変換され現場指示計20で瞬時流量を指示され
ると共に電流出力回路12を介して遠隔指示計1
に表示される。
路10を経て変換回路11で流量に比例した電圧
に変換され現場指示計20で瞬時流量を指示され
ると共に電流出力回路12を介して遠隔指示計1
に表示される。
また熱線センサー8内の発熱抵抗体には電源1
5からトランス16及び定電圧回路17から一定
の電圧が印加されている。
5からトランス16及び定電圧回路17から一定
の電圧が印加されている。
なお必要に応じ積算回路18を設置すれば現場
積算計21や遠隔積算計19で積算流量も読み取
ることもできる。
積算計21や遠隔積算計19で積算流量も読み取
ることもできる。
本考案は熱線センサーを含む凡ての回路等はボ
ツクス7に納められ、ボツクスの現場指示計20
及び現場積算計21に流量表示されると共に信号
を発信して遠隔指示計13、指示記録計14、遠
隔積算計19等を配設して遠隔で集中管理も出来
るように配慮してある。
ツクス7に納められ、ボツクスの現場指示計20
及び現場積算計21に流量表示されると共に信号
を発信して遠隔指示計13、指示記録計14、遠
隔積算計19等を配設して遠隔で集中管理も出来
るように配慮してある。
(考案の効果)
以上本考案によれば分岐バイパス通路を流れる
気体流は安定するのでまた熱線センサーの特性に
合致した流れが得られるので気体の流量の変化に
よるバラツキが排除でき、しかも熱線センサーで
流量の変化を熱量で検出しているので気体の圧力
温度が変化しても正確な流量測定ができるという
効果を奏するものである。
気体流は安定するのでまた熱線センサーの特性に
合致した流れが得られるので気体の流量の変化に
よるバラツキが排除でき、しかも熱線センサーで
流量の変化を熱量で検出しているので気体の圧力
温度が変化しても正確な流量測定ができるという
効果を奏するものである。
第1図は熱線センサーの特性を示すグラフ、第
2図は本考案の実施例の概略説明図である。
2図は本考案の実施例の概略説明図である。
Claims (1)
- 気体流量を測定する発熱抵抗体と気体温度測定
抵抗体とから成る熱線センサーを流体管路のバイ
パス通路に設置した熱線式気体用流量計におい
て、上記バイパス通路の熱線センサー設置上流側
に直管パイプを、また下流側に流量制御オリフイ
スを設けたことを特徴とする熱線式気体用流量
計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9177486U JPH0334652Y2 (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9177486U JPH0334652Y2 (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62203413U JPS62203413U (ja) | 1987-12-25 |
JPH0334652Y2 true JPH0334652Y2 (ja) | 1991-07-23 |
Family
ID=30952874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9177486U Expired JPH0334652Y2 (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0334652Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-16 JP JP9177486U patent/JPH0334652Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62203413U (ja) | 1987-12-25 |
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