JPH0334588A - 固体レーザ媒体、その固体レーザ媒体の製造方法及び固体レーザ装置 - Google Patents

固体レーザ媒体、その固体レーザ媒体の製造方法及び固体レーザ装置

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JPH0334588A
JPH0334588A JP1170289A JP17028989A JPH0334588A JP H0334588 A JPH0334588 A JP H0334588A JP 1170289 A JP1170289 A JP 1170289A JP 17028989 A JP17028989 A JP 17028989A JP H0334588 A JPH0334588 A JP H0334588A
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solid
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state laser
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JP1170289A
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English (en)
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Hidemi Tajima
田島 英身
Nobuyuki Tadokoro
信幸 田所
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Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/05Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
    • H01S3/06Construction or shape of active medium
    • H01S3/063Waveguide lasers, i.e. whereby the dimensions of the waveguide are of the order of the light wavelength
    • H01S3/067Fibre lasers
    • H01S3/06754Fibre amplifiers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、レーザ活性物質を含有した複数のレーザ・フ
ァイバーを束状にして成る固体レーザ媒体及びその製造
方法、並びに前記固体レーザ媒体を励起してレーザ光を
発振又は増幅させる固体レーザ装置に関する。前記固体
レーザ媒体は各々のレーザ・ファイバー間に冷媒が浸透
するので、固体レーザ媒体全体を効率良く冷却すること
ができる。それ故に、この固体レーザ媒体を備えた固体
レーザ装置は高繰り返し発振が可能となることから、特
に、高い平均出力を提供する固体レーザ装置として好適
に利用することができる。
[従来技術] この種の固体レーザ装置として、本発明者は例えば特願
昭62−182679号に記載された固体レーザ装置を
既に提案している。
第8図はこの提案に係る固体レーザ装置の部分断面図で
ある。この固体レーザ装置は、略円筒状の励起ランプ2
の外周に螺旋状に、か゛つ、離間した固体レーザ媒体1
を配設し、これら励起ランプ2と固体レーザ媒体1とを
保持部材3により収納保持している。
固体レーザ媒体1は、レーザ活性物質を含有したコアに
クラッドを被覆してなるレーザ・ファイバーを複数個、
束状に配列し、更に、各々のレーザ・ファイバーの側面
を、その端面近傍の側面(l(1に介設された連結部材
たる接着剤により相互に固着して形成されている。
この固体レーザ媒体1の両端部の各々には、略円筒状の
口金10,10が接着剤を介して嵌着され、さらに、そ
れらロ金io、ioの外周面には、内部に固体レーザ媒
体1を収納すると共に、その固体レーザ媒体1に沿って
冷却水9を流通させる浸透性管体4が水密に嵌着されて
いる。前記口金10.10と後記する保持部材3のの保
持板3b、3Cとの間における透光性管体4にはその内
部に冷却水9を供給する給水管5と、その内部から冷N
1水を排出する排水管6とが各々配設されている。
る。尚、口金10.10の保持部材3側の端面10a、
10aには、固体レーず媒体1の先端部が挿入し易いよ
うに、略円錐状の傾斜面10bが各々形成されている。
保持部材3は、略円筒状の側板3aの両端部に各々円盤
状の保持板3b及び3Cを固着することにより、内部に
空隙部を形成している。保持板3bに配設された給水管
3eから供給された冷却水11は、前記空隙部を循環し
た後、保持板3cに配設された排水管3dから排出され
る。前記空隙部を循環する冷却水11には、保持板3b
及び3Cに、各々、端部を保持された励起ランプ2及び
固体レーザ媒体1を収納した透光、性管体4が浸漬して
いる。
次に、上述した固体レーザ媒体1の製造方法を第9図を
参照して説明する。
先ず、第9図(a)に示すように、複数のレーザ・ファ
イバーを束状に形成したレーザ・ファイバー1aの先端
部1atを、口金10の円錐状傾斜!−10bを形成し
た一方の端面10aから貫通孔10dに矢印への方向で
挿入し、他方の端面10Cからその先端部1a+を突出
させる。そして、この先端部1atを構成する各々のレ
ーザ・ファイバーの端面に隣接する側面間に耐熱性の優
れたエポキシ系接着剤を介設する。ここで、1a1の長
さは、口金10の貫通孔10dの長さに相当する。
次に、前述の工程で先端部1a1に塗布した接着剤が凝
固する前に、第9図(b)に示すように、先端部1a+
が僅かに口金10の端面10cから突出する位置まで口
金10を矢印Aの方向に移動させる。この状態で接着剤
を凝固させることによリレーザ・ファイバー束1aと口
金10とを12c着する。
更に、第9図(C)に示すように、前述の工程で得られ
たレーザ・ファイバー束1aを研磨盤12上において図
中矢印C方向に往復摺動させることにより、レーザ・フ
ァイバー束1aの端面をその端面が口金10の端面10
cと同一平面になるまで端面を鏡面研磨する。
以上の工程からなるレーザ・ファイバー束の端部処理を
同様に反対側の端部に施すことにより前述の固体レーザ
媒体1を得ることができる。
上述した固体レーザ装置において、発熱源たる励起ラン
プ2は、その周囲を大yl!で循環する冷却水11によ
って効率良く冷却される。又、固体レーザ媒体1は、透
光性管体4に収納された状態で前記冷却水11に浸漬す
ることにより、間接的に冷却されると共に、前記透光性
管体の内部を流通する冷却水9によって直接冷DIされ
る。これにより、固体レーザ媒体1は、前記冷却水11
の循環によって位置変動を起さずに効率良く冷却される
尚、固体レーザ媒体1の連結部材における放熱面は、透
光性管体4を流通する冷却水9に接触する連結部材の放
熱面と、二部を連結部材に埋設させたレーザ・ファイバ
ーの冷却水に接触する放熱面とから成る。このように励
起ランプ2及び固体レーザ媒体1を冷却した状態で、励
起ランプから固体レーザ媒体1に励起光を供給すると、
一部透過鏡8から高い平均出力のレーザ光を安定して得
ることができる。
又、上述した固体レーザ媒体1の製造方法によれば、レ
ーザ・ファイバーの端面に隣接する側面が相互に接着剤
により固着されていることから、各々の端面を、揺動さ
せることなく一様に当接させた状態で研磨することがで
きるので、高い面精度に研磨された端面を得ることがで
きる。
[発明が解決しようとする:llI題]ところで、上述
した固体レーザ媒体を高い投入エネルギーの励起光で励
起すると、レーザ・ファイバーのコアを進行するレーザ
光のモードがマルチ化することにより、レーザ光のクラ
ッドへの進行が始まる。特に、全長に亘るクラッドの中
でも連結部材と接触している部分において、前述のクラ
ッドへのレーザ光の進行が生じると、レー17’光は更
に連結部材にまで進行して、その連結部材において吸収
されて熱となって蓄積される。ところが、この連結部材
は前述した通り、限られた放熱面しか有さないので、十
分に冷却されず、蓄積された熱によって、連結したレー
ザ・ファイバー共々変形を起こし、レーザ光の発振出力
を低下させる。特に、従来例のように連結部材として接
着剤を採用した場合には、熱によって接着剤が溶解し、
この溶解した接着剤がレーザ・ファイバーの端面に付着
して共振器によるレーザ光の共振光路の形成を阻害する
。この結果、発振出力の低下のみならず、場合によって
は発振を停止に至らしめるという問題点があった。
このような問題点を鑑みて本発明はなされたものであり
、その目的は、連結部材を冷却すべく、連結部材から直
接放熱する連結部材における放熱面と、この連結部材と
接触して間接的に連結部材から放熱されるレーザ・ファ
イバーの放熱面との総和からなる放熱面を拡大した固体
レーザ媒体及びその製造方法を提供することにある。
又、本発明の他の目的は、前記固体レーザ媒体を備え、
連結部材を冷却すべく設けられた連結部材の放熱面と、
この連結部材と接触して間接的に連結部材を冷却させる
レーザ・ファイバーの放熱面とに、冷媒を接触させて連
結部材を冷却させることにより、発振出力を向上させた
固体レーザ装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであ
り、その特徴はJ以下の通りである。
本発明の固体レーザ媒体は、レーザ活性物質を含み、か
つ、レーザ光を入出射させる対向端面と該対向対面間に
延伸する側面とを有する複数個のレーザ・ファイバーを
束状に配列し、更に、前記各々のレーザ・ファイバーの
端面近傍の側面間に、前記各々のレーザ・ファイバーの
側面を連結する連結部材を介設してなる固体レーザ媒体
において、前記各々のレーザ・ファイバーの、端面及び
該端面に隣接する第1領域側面を有する先端部を、前記
連結部材における前記レーザ・ファイバーの端面側表面
から露出させたことを特徴とする。
又、本発明の固体レーザ媒体の1!h;!!方法は、レ
ーザ活性物質を含み、かつ、レーザ光を入出射させる対
向端面と該対向端面間に延伸する側面とを有する複数個
のレーザ・ファイバーを束状に配列し、更に前記各々の
レーザ・ファイバーの端面に隣接する第1領域側面間に
第1接着剤を介設し、かつ、前記第1領域側面より内側
に位置する第2領域側面問に第2接着剤を介設してレー
ザ・ファイバー束を形成する第1工程と、 前記第1工程で得られたレーザ・ファイバー束の端面を
研磨する第2工程と、 前記第2工程で得られたレーザ・ファイバー束の少なく
とも前記第1接着剤を、前記第1接着剤に対して可溶性
を有し、かつ、前記第2接着剤に対して不溶性を有する
溶液に接触させて溶解し、前記各々のレーザ・ファイバ
ーの端面及び第1領l; 域側面を有する先端部を、前記第2接着剤キおける前記
レーザ・ファイバーの端面側表面から露出させる第3工
程とを含むことを特徴とする。
本発明の固体レーザ装置は、前記固体レーザ媒体と、前
記固体レーザ媒体の少なくとb端面近傍の側面を収納保
持でる保持部材とを備えた固体レーザ装置において、 前記保持部材は、前記各々のレーザ・ファイバーの端面
及び第11Xn域側面とを有する先端部と、前記連結部
材における前記レーデ・ファイバーの端面側表面とを少
なくとも収納する空隙部を内部に配設し、前記空隙部に
おいて冷媒を、前記各々のレーザ・ファイバーの端面及
び第1領域側面とを有する先端部と、前記連結部材にお
ける前記レーザ・ファイバーの端面側表面とに少なくと
も接触させるようにしたことを特徴とする。
[作用] 本発明の固体レーザ媒体は、各々のレーザ・ファイバー
の端面及び端面に隣接する第1領域側面を有する先端部
を、連結部材における前記レーザ・ファイバーの端面側
表面から露出させていることから、前記レーザ・ファイ
バーの先端部及び前記連結部材における前記レーザ・フ
ァイバーの端面側表面とから連結部材に蓄積した熱を放
出することができる。
又、本発明の固体レーザ媒体の製造方法は、レーザ・フ
ァイバー束を第2工程においては、各々のレーザ・ファ
イバーの端面に隣接する第1領域側面が第1接着剤によ
って相互に固着されているので、各々の端面を、揺動さ
せることなく一様に研磨面に当接させて研磨することが
できる。又、第3工程においては、前記第1接着剤を除
去する溶液として、第1接着剤に対して可溶性を有し、
かつ、第2接着剤に対して不溶性を有する溶液を用いて
いることから、第1接着剤のみを除去することができる
更に、本発明の固体レーザ装置は、本発明の固体レーザ
媒体を収納保持する保持部材に、各々のレーザ・ファイ
バーの端面及び第1領域側面を有する先端部と、連結部
材におけるレーザ・ファイバーの端面側表面とを少なく
とも収納する空隙部を配設し、その空隙部に冷媒を流通
させている。
これにより、連結部材は、そのレーザ・ファイバーの端
面側表面から冷媒によって直接冷却されるばかりでなく
、前記連結部材に接触しているレーザ・ファイバーの先
端部に接触する冷媒によっても間接的に冷却される。
[実施例J 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳述する。
第1図(a)は本発明に係る固体レーザ媒体の一実施例
を示づ外観斜視図、第1図(b)、同図(a)における
I−I線断面図である。
第1図(a)及び(b)に示す固体レーザ媒体20は、
約1600本のレーザ・ファイバー21を円形断面の束
状に配列されたレーザ・ファイバー束(外径=8M1全
長296m)から基本的に構成されている。
各々のレーザ・ファイバー21は、レーザ光を入出射さ
せる対1」1端面21a、21aと、該両端面間21a
、21aに延伸する側面21eとを備えている。前記対
向端面21a121aと側面21eとに覆われたレーザ
・ファイバー21の内部構造は、Ndを9wt%含有し
たリン酸塩ガラスから成るコア(コア系:180m)と
、該コアの外周に被覆されると共にリン酸塩ガラスから
なるクラッド(クラツド径200m)とから構成されて
いる。又、前記側面21eは、前記端面21a121a
の各々に隣接する第1領域側面21b、21bと、前記
第1領域側面21b、21bより内側に各々位置する第
2領域側面21C,21Cと、前記第2領域側面21c
、21a間に挟まれた第3領域側面21dとに区画され
ている。ここで、第1領域側面21bの全長は約3 a
m 、第2領域側面21Gの全長は約10am+、第3
領域側面21dの全長は270Mとしている。前記レー
ザ・ファイバー束は、上述した各々のレーザ・ファイバ
ー21の第2領域側面2ic間に、連結部材たる第2接
着剤22(エポキシ系接着剤;ボンド・クイック75(
コニシ株式会社’11))を介設することにより、前記
第2領域側面21G同士を固着して一体形成されている
。このように各々のレーザ・ファイバー21を固着する
ことにより、各々のレーザ・ファイバー21の端面21
aと第1領域側面21bとを有する先端部21fを、第
2接着剤22における端面21a側表面22aから露出
させることができる。尚、前記一体形成されたレーザ・
ファイバー束から成る固体レーザ媒体20において、そ
の端面20aは各々のレーザ・ファイバー21の端面2
1aの集合体から構成されている。又、その第1領域2
0b第2領域20C1及び第3領域20dの各々は、前
記レーザ・ファイバー21における第1領域側面21b
、第2領域側面21c、及び第3領域側面21dを各々
有するレーザ・ファイバーの部分の集合体に相当する。
以上の構成からなる固体レーザ媒体20は、各々のレー
ザ・ファイバー21の端面21aと第1領域21bとを
有する先端部21fが、接着剤22の端面21a側表面
22aから露出し、かつ、第3領域側面21dには接着
剤がないので、第3領域側面21d及び接着剤22の内
側表面22bから放熱できるばかりでなく、更に、前記
レーザ・ファイバー21の先端部21f及び接着剤22
における端面21a側表面22aからも放熱することが
できる。尚、本実施例においては連結部材として接着剤
を使用したが低融点ガラスを代わりに使用してもよい。
又、レーザ・ファイバー21は、コアとクラッドを有す
る光ファイバーを使用したが、この代わりにレーザ活性
物質を含有した細いロッドを使用してもよい。この場合
、連結部材としては金属又はガラス体に前記ロッドを挿
通する孔を配設したものが使用できる。
次に、第2図乃至第6図を参照して本発明に係る固体レ
ーザ装置の一実施例を説明する。
第2図は本発明に係る固体レーザ装置の一実施第5図は
第3図における■−■断面図、第6図は銅板の分解破断
斜視図である。
この固体レーザ装置は、前述した固体レーザ媒体20と
、この固体レーザ媒体20に対して平行に対向した4個
の励起ランプ2〜2とを本体25と側板26.26とか
ら構成される保持部材27によって収容保持している。
又、この保持部材27は、側板26にミラー保持部51
とミラー押え55とを内装している。そして、前記固体
レーザ媒体20は、そのレーザ・ファイバー21の第1
領域側面21b及び接着剤22の端面2Ia側表面22
aを前記側板26の内部で冷[I L、、又、レーザ・
ファイバー21の第3領域側面21d及び接着剤22の
内側表面22bとを本体25の内部で冷却することによ
り、接着剤22の昇温を抑Illしている。
前記固体レーザ媒体20は、両端部に位置する第2領域
20C120Cに、口金10.10を各々第2接着剤2
2を介して嵌着している。そして、これら口金10.1
0の各々の外周面には、固体レーザ媒体20の第3領域
20dを収容する透光性管体4の端部が各々水密に嵌着
されている。尚、口金10は真ちゅうから、透光性管体
4は、パイレックスガラス(コーニング社商品名〉から
成る。
前記固体レーザ媒体20と励起ランプ2〜2とを収容保
持する保持部材27は、本体25と、その本体25の長
手方向の両端部25a、25aを挾持する一対の側板2
6.26とから構成されている。
略直方体状からなる前記本体25は、各々透光性管体4
〜4に収納された励起ランプ2〜2と、透光性管体4に
収納された固体レーザ媒体2oとを間接的に冷却する冷
却水11を循環させる空隙部を内部に形成している。第
3図中上方側壁29には、前記空隙部に連通する給水通
路25c及び排水通路25dが配設されており、前記空
wa811を循環する冷却水11は前記給水流路25c
がら供給され、前記排水通路25dから排出される。又
、前記給水通路25c及び排水通路25dの前記側壁2
9における外周面側の開口部には、ニップル72.72
が各々配設されている。第3図中右方及び左方に対向配
置された側壁30及び31は、それらの中央部であって
、互いに同軸−Eに位置する貫通孔30a及び31aを
穿設し、これら貫通孔30a及び31aに、固体レーザ
媒体2oを収納した透光性管体4の端部を各々挿入する
ことにより固体レーザ媒体20を保持している。更に、
前記側壁30及び31は、前記貫通孔30a及び31a
の各々の四方周辺であって、互いに同軸上に位置する4
個の貫通孔30b〜30b及び31b〜31bを穿設し
ており、これら貫通孔30b〜30b及び貫通孔31b
〜31bに、励起ランプ2〜2を収納した透光性管体4
〜4の端部を各々挿入することにより、励起ランプ2を
保持している。又、前記側壁30には、前記貫通孔30
a及び30b〜30bの各々に収納された透光性管体4
〜4に穿設された・孔に、一端の開口部が連通ずる給水
通路32〜32が第3図紙面に向がう方向に穿設されて
いる。他方の側壁31には、貫通孔31a及び31b〜
31bの各々に収納された透光性管体4〜4に穿設され
た孔に、一端の開口部が連通ずる排水通路33〜33が
第3図紙面に向かう方向に各々穿設されている。そして
、これら給水通路32〜32及び排水通路33〜33に
おける他端の開口部には、第2図に示すように本体25
の側面25bk:31通すると共に、ニップル72〜7
2が配設されている。これにより、給水通路32〜32
から供給された冷tJl水9は、各々の透光性管体4〜
4の内部を流通することにより、励起ランプ2及び固体
レーザ媒体2oを冷却した後、排水通路33〜33から
排出されることになる。
側板26.26は、各々本体25の端面25aと当接す
る裏面26bと、この裏面26bに対向する表面26a
とを有する板状本体がらなり、この表面26a及び裏面
26bの四隅角部近傍(双方の面を貫通して穿設された
ネジ孔26c〜26Cにネジ35〜35を各々通して本
体25の端面25a、25aに各々取り付けられている
この側板26には、本体25の端面25aから突出した
固体レーザ媒体20に配設された口金10を収納保持す
る貫通孔36が、裏面26bの中央部から表面26aに
向かって穿設されており、更に、前記貫通孔36の裏面
26b側開ロ部周縁には前記口金10の外周面に嵌着さ
れた透光性管体4の先端部を収容する収容陥部37が配
設されている。又、前記貫通孔36を中心とした四方周
辺には、本体25の端面25aから突出した励起ランプ
2〜2の各々の先端部を収納保持する貫通孔38〜38
が表面26aと裏面26bとの間で穿設され、更に、前
記貫通孔38〜38の裏面26b側開ロ部周辺には前記
突出した励起ランプ2〜2に配設された透光性管体4の
先端部を収納する収納陥部39〜39が配設されている
第4図及び第6図に図示する通り、固体レーザ媒体20
の先端部に配設された口金10を収納する前記貫通孔3
6における表面26affl開ロ部は、前記口金10の
先端部、固体レーザ媒体20の第1領域20b、及び反
射鏡7(一部透過鏡8)を収容する収容凹部40に連通
している。
この収納凹部40の底面41において、前記貫通孔36
の開口部周縁に配設された収納陥部43には、口金押え
45と協動して口金を保持板26に固定するOリング4
2が収納されている。前記口金押え45は、中央部に口
金10を挿入する挿入孔45cを穿設した環状体から成
る。口金10は、前記口金押え45の厚さ方向に穿設さ
れたネジ孔45a〜45aに押通したネジ44〜44に
より底面41に固着される。これにより、口金押え45
の裏面45dに押圧されたOリング42は、その内径が
縮径されるので、口金10は側板26に固定される。こ
の固定は、口金押え45の端面45bに対して、口金1
0の端面10cが僅かに窪み、又、固体レーザ媒体20
の端面20aが僅かに突出するようになされている。と
ころで、前記口金押え45は、その端面45bの、直交
する半径方向に溝46.47を配設している。
これらの溝46.47は、後述するミラー保持部51の
端面51aと協動して、第5図に示す第2排水通路61
と第2給水通路62を形成する。
又、側板26には、その側面26d及び26eの各々か
ら収納凹部40の内周面40aに¥る第1排水通路48
及び第1給水通路、49が各々配設されている。従って
、前述した口金押え45の底面41への前記固定は、前
記満46.47の各々の外周面側の開口部と、前記第1
排水通路48及び第1給水通路49の内周面40a側の
各々の間口部とが一致するようにもなされている。
尚、前記第1排水通路48及び第1給水通路49の、各
々の側面26d及び26e側の開口部にはニップル72
.72が配設されている。
反1117(一部透過鏡8〉は、ミラー保持部5戎 1とミラー押え55とにより雰持されて、前記収納凹部
40に収容保持されている。
前記ミラー保持部51は、略円筒状からなり、その内周
面を第1内周面51c、第2内周面51d、及び第3内
周面51eとにより構成している。
前記第1内周面51C1第2内周面51d、及び第3内
周面51eは、端面51aから端面51bに向かう方向
に順次配列されており、又、その内径が前記方向に沿っ
て階段状に拡径している。そして、第1内周面51cと
第2内周面51dとの間、及び第2内周面51dと第3
内周面51eとの間に、各々第1当接面51fと第2当
接面519とを配設している。そして、前記第3内周而
51eには、後述するミラー押え55の環状凸部56の
外周面に形成されたネジ部と螺合するネジ部が形成され
ている。尚、前記第2当接面51すと第3内周面51e
には、反射鏡7(一部透過l!8)を、その外周面に嵌
着して保持するOリング65が配置されている。
ミラー押え55は、中央部に開口部を穿設した円盤状体
と、その裏面における前記開口部の周囲に一体的に突設
された環状凸部56とから成る。
そして、前記開口部と前記環状凸部56との間であって
、円周方向に四分割した位置に前記円盤状体の表面から
裏面に貫通するネジ孔が設けられ、これらのネジ孔には
ネジ57〜57が進退自在に螺入されている。又、前記
環状凸部56の外周面には、前述したミラー保持部51
の第3内周面51eに設けられたネジ部と螺合するネジ
部が形成されている。
反射117(一部透過鏡8)は、その表面7a(8a)
と裏面7b(8b)とを、ミラー保持部成されたネジ部
と環状凸部の外周面に形成されたネジ部とを螺合させる
ことにより、ミラー保持部51及びミラー押え55に収
納保持されている。
このとき、ミラー押え55の環状凸部56の尖端部によ
って押圧されたOリング65は、その内径を縮径して反
1)11I7(一部透過鏡8)を固定している。又、反
射117(一部透過18)の表面7a(8a)の傾きは
、ミラー押え55に配設されたネジ57〜57の先端部
を前記表面7a(8a)に当接させて進退させることに
より調整されている。
このように、反射鏡7(一部透過18)を収容保持した
ミラー保持部51とミラー押え55とは、ミラー保持部
51の端面51a側の外周面に形成されたネジ部53と
、収納凹部40の内周面40aに形成されたネジ部40
a1とを螺合させることにより、側板26に取り付けら
れる。このとき、反射鏡7(一部透過M8)の裏面7b
(8b)と固体レーザ媒体20の端面20a、及びミラ
ー保持部51の端面51aと口金押え45の端面45b
は、各々密着固定する。これにより、前述した通り、口
金押え45の溝46.47の端面45b側の各々の開口
部が、ミラー保持部51の端面51aにより、遮蔽され
るので、各々第218出通路61と第2給水通路62を
構成することができる。
又、このとき、前記第2排出通路61及び第2給隙部6
0も形成される。即ち、この空隙部60とは、口金10
の端面10Gと反射鏡7(一部透過18)の裏面7b 
(8b)とに挟まれると共に、ミラー保持部51の第1
内周面5Cと口金押え45の挿入孔45Gにおける端面
45b近傍の内周面とに包囲されることにより形成され
ている。この空隙部60には、固体レーザ媒体20の先
端部、即ち、固体レーザ媒体20の第1領域20b、!
:端面20a、第2接着剤22の端面側表面22a、及
び口金10の端面10cと該端面10Cの近傍の外周面
とが収納されている。
次に、第5図を参照して側板26における前記固体レー
ザ媒体20の先端部の冷却について詳述する。
先ず、・第1給水通路49から矢印Qの方向に流入した
冷却水50は、第2給水通路62を通って、空隙部60
を循環する。このとき、空隙部60に収納されている固
体レーザ媒体20の第1領域20b、第2接着剤22に
おける端面側表面22a、及び口金10の端面10Gと
該端面10G近傍の外周面とが、冷却水50に接触して
冷却される。
特に、前記固体レーザ媒体20の第1領域20:Gは、
レーザ・ファイバー21の第1領域側面20bを有する
レーザ・ファイバー21の部分の集合体であるので、冷
却水50は前記レーザ・ファイバー21の第1領域側面
21b間に良く浸透し、この第1領域側面21bを効率
良く冷却することができる。又、各々のレーザ・ファイ
バー21の第1領域側面21b間を浸透した冷却水50
は容易に前記第2接着剤22における端面側表面22a
に到達することができるので、前記端面側表面22aを
も効率良く冷却することができる。
このように、空隙部60を循環した冷却水50は第2排
水通路61を矢印Pの方向に進行し、更に、第1排水通
路48を通って排出される。
尚、本体25に配設されたニップル72〜72と、側板
26に配設されたニップル72〜72とには、冷部水垢
環装fit (図示せず)に他端を接続したチューブ(
図示せず〉の一端が各々配設されている。
上述した構成の固体レーザ装置を以下の条件のもとで作
動させた。先ず、冷却水循環器から、本体25の前記空
i間部に冷却水11を流量201/1mで循環させ、又
、励起ランプ2〜2と、固体レーザ媒体20の第3領域
20dを各々収納した透光性管体4〜4に、各々冷却水
9を21稜3皇/−で循環させた。更に、固体レーザ媒
体20の先端部を収納した前記空隙部60に冷tJl水
50を流fl13jL/ailIで循環させた。このよ
うに、固体レーザ媒体20と励起ランプ2〜2とを冷却
して、励起ランプ2〜2から固体レーデ媒体20に励起
光を供給したところ、40P、P、Sの繰り返しで8、
5J/Pluseのレーザ出力を約1分間に亘って得る
ことができた。従来例の固体レーザ装置において同じ4
0P、P、Sの繰り返しで8.5J/ Pluseのレ
ーザ発振を試みたところ、30秒はど経過した時点で発
振が停止した。このように、本実施例の固体レーザ媒体
及び固体ロー1f装置の従来例に対する発振出力の優位
性が確認された。
なお、本実施例において、保持部材27を、本体25と
側板26.26とに分離して構成したが、一体内に構成
してもよい。又、本実施例においては、固体レーザ媒体
20の先端部の冷却系と、励起ランプ2〜2及び固体レ
ーザ媒体20の第3領域20dの冷却系とを個別に設け
たが、双方の冷却系を単一の連続した冷却系としてもよ
い。
更に、本実施例においては、固体レーザ媒体20の端面
20aを反射鏡7(一部y1過鏡8〉に当接させたが、
この反射鏡7(一部透過鏡8)の代わりに同じ形状から
なり、レーザ光の波長に対してほぼ100%透過性を有
する透光性部材を配置して、共振器を外部に配置しても
よい。
次に、本発明の固体レーザ媒体の¥J造六方法係る一実
施例を第7図を参照して説明する。
(第1工程) 先ず、NdをSwt%含有したリン酸塩ガラスをコア材
とし、リン酸塩ガラスをクラツド材として、ロッド・イ
ン・チューブ法により線引きを行なって得たレーザ・フ
ァイバーを約1600本束ねてレーザ・ファイバー束を
形成する。
次に、第7図(a)に図示する通り、このレーザ・ファ
イバー束70を口金10の端面10aから貫通孔10d
に矢印Aの方向で挿入して、その先端部の端面70aを
約201m端面10Cから突出させる。次いで、レーザ
・ファイバー束20の端面70aより6s+II!を間
した位置から10Mに亘る第2領域70cに第2接着剤
(エポキシ系接着剤;ボンド・クイック75(コニシ株
式会社製)〉を塗布する。
これにより、前記第2領域70cを構成する各々のレー
ザ・ファイバーの第2領域側面21cの隅々に亘って第
2接着が介設させる。次に、塗布した8r!2接着剤が
凝固する6ifに、前記第2領域70Cが口金10の貫
通孔10dに収容されるように、前記口金10を矢印B
の方向に移動させる。
この移動に際して、前記レーザ・ファイバー束70にお
ける第2領域70cの端面70a側に隣接し、6a+の
長さを有する第1領域70bを口金10の端面10cか
ら突出させる。次いで、この突出した第1領域70bに
第1接着剤(アクリル系接着剤:レンズボンド−Typ
e62(Summers Laboratories社
製)〉を塗布する。これにより、前記第1領域70bを
構成する各々のレーザ・ファイバーにおける第1領域側
面間の隅々に亘って、前記第1接着剤が介設される。こ
の状1態にて約10分保持して前記第1接着剤と第2接
着材の各々を凝固さぜる。これにより、口金10とレー
ザ・ファイバー束70とが固着される。
(第2工程〉 前記第1工程で得られた、口金10を配設したレーザ・
ファイバー束70を、前記口金10を把持して、第1領
域70bの民さが6mから3.5mになるまで研削した
後、第7図(C)に図示するように、レーザ・ファイバ
ー束70の端面70aを前記第1領域70bの長さが3
111jIになるとともに端面70aの面精度が1周に
なるまで、研磨qA12上にて矢印Cの方向に往復摺動
して鏡面研磨する。
(第3工程) この第3工程では、レーザ・ファイバー束70の端面7
0aの研磨のときのみ必要とされる第1接着剤を、レー
ザ・ファイバー70の第1領域7obから除去する。よ
って、第1接着剤に対して可溶性を有し、かつ、第2接
着剤に対して不溶性を有するアセ!・ン溶液71を先ず
容器に収容する。
次に、このアセトン溶液71に、前記第2工程で得られ
たレー1f・ファイバー束70を、その端面70aから
口金10の中腹に亘って浸漬させる。
この状態で、前記アセトン溶液71に超音波信号72を
図示しない超音波発生源から供給しながら約10〜15
分保持することにより、レーザ・ファイバー束の70の
第1領域70bに塗布された第1接着剤を溶解除去する
。これにより、各々レーザ・ファイバーの端面及び第1
領域側面を有する先端部を、第2接着剤における前記レ
ーザ・ファイバーの端面側表面から露出させることがで
きる。
以上の第1〜第3工程からなる端部処理を、レーザ・フ
ァイバー束70の他端部にも施すことにより前述した固
体レーザ媒体20を得ることができる。
上述した本実施例の固体レーザ媒体の製造方法によれば
、レーザ・ファイバー束70の端面を研磨する第2工程
においては、レーザ・ファイバー束70の第1領域70
bを構成する各々のレーザ・ファイバーの第2領域側面
間が第1接着剤によって相互に固着されているので、各
々の端面を揺動させることなく一様に研磨面に当接され
た状態で研磨することができる。これにより、各々のレ
ーザ・ファイバー束70の端面70aを、同一平面内で
あって、高い面精度に研磨することができる。又、第3
工程においては、第1接着剤を除去する溶液として第1
接着剤に対して可溶性を有し、第2接着剤に対して不溶
性を有するアセトン溶液を採用していることから、第2
接着剤を劣化させることなく、容易に第1接着剤のみを
除去することができる。更に、第2接着剤は粘性が低い
特性を有しているので、レーザ・ファイバー束70の第
2領域70cに塗布する際、第1領域70b等の塗布の
必要がない領域に浸透することを抑制できる。又、第1
接着剤は、比較的粗い構造から成っているので、その溶
解除去を極めて容易にしている。更に、第1接着剤を除
去するアセトン溶液は、揮発性が高いので、除去処理の
後、各々のレーザ・ファイバー間にほとんど残存するこ
とがない。尚、このアセトン溶液の代わりにアルコール
溶液を使用してもよい。
[発明の効果] 本発明の固体レーザ媒体は、各々のレーザ・ファイバー
の端面及び該端面に隣接する第1領域側面を有する先端
部を、連結部材における前記レーザ・ファイバーの端面
側表面から露出させていることから、前記レーザ・ファ
イバーの先端部及び前記連結部材における前記レーザ・
ファイバーの端面側表面とから、連結部材に蓄積した熱
を放出することができる。
又、本発明の固体レーザ媒体の製造方法は、レーザ・フ
ァイバー束を研磨する第2工程においては、各々のレー
ザ・ファイバーの端面に隣接する第1領域側面が第1接
着剤によって相互に固着されているので、各々の端面を
揺動させることなく一様に研磨面に当接させて研磨する
ことができる。
これにより、各々のレーザ・ファイバーの端面を同一平
面内であって、しかも高い面積度に研磨することができ
る。又、第3工程においては、前記第1接着剤を溶解除
去する溶液として、第1接着剤に対して可溶性を有し、
かつ、第2接着剤に対して不溶性を右する溶液を用いて
いることから、第1接着剤のみを除去することができる
。これにより、第2接着剤を劣化させることなく第1接
着剤を溶解除去することができる。従って、各々のレー
ザ・ファイバーの端面及び第1領域側面とを有する先端
部を第2接着剤における前記レーザ・ファイバーの端面
側表面から露出さじることができる。
更に、本発明の固体レーザ装置は、本発明の固体レーザ
媒体を収納保持する保持部材に、各々のレーザ・ファイ
バーの端面及び第1領域側面を有する先端部と、連結部
材におけるレーザ・ファイバーの端面側表面とを少なく
とも収納する空隙部を配設し、その空隙部に冷媒を流通
させている。
これにより、連結部材は、そのレーザ・ファイバーの端
面側表面から冷媒によって直接冷却されるばかりでなく
、前記連結部材に接触しているレーザ・ファイバーの先
端部に接触する冷媒によっても間接的に冷JJIされる
。これにより、レーザ光の発振出力を増加させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の固体レーザ媒体の一実施例を示
す外観斜視図、第1図(b)は釦1図(a)におけるI
−I線断面図、第2図は本発明の固体レーザ装置の一実
施例を示す外観斜視図、第3図は第2図のu−nvs断
面図、第4図は第3図のA部拡大図、第5図は第3図の
■−■線断面図、第6図は本発明の固体レーず装置にお
ける側板の分解破断斜視図、第7図は本発明の固体レー
ザ媒体の製造方法の工程図、第8図は従来例の固体レー
ザ装置の部分断面図、第9図し従来例の固体レーザ媒体
の製造方法の工程図である。 2・・・励起ランプ、4・・・透光性管体、10・・・
口金、20・・・本発明の固体レーザ媒体、21・・・
レーザ・ファイバー 21a・・・端面、21b・・・
第1領域側面、21c・・・第2領域側面、21f・・
・先端部、22・・・連結部材、25・・・本体、26
・・・側板、27・・・保持部材9. 40・・・収納凹部、 51・・・ミラー保持部、 55・・・ミラー押え。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レーザ活性物質を含み、かつ、レーザ光を入出射
    させる対向端面と該対向対面間に延伸する側面とを有す
    る複数個のレーザ・ファイバーを束状に配列し、更に、
    前記各々のレーザ・ファイバーの端面近傍の側面間に、
    前記各々のレーザ・ファイバーの側面を連結する連結部
    材を介設してなる固体レーザ媒体において、 前記各々のレーザ・ファイバーの、端面及び該端面に隣
    接する第1領域側面を有する先端部を、前記連結部材に
    おける前記レーザ・ファイバーの端面側表面から露出さ
    せたことを特徴とする固体レーザ媒体。
  2. (2)レーザ活性物質を含み、かつ、レーザ光を入出射
    させる対向端面と該対向端面間に延伸する側面とを有す
    る複数個のレーザ・ファイバーを束状に配列し、次に前
    記各々のレーザ・ファイバーの端面に隣接する第1領域
    側面間に第1接着剤を介設し、かつ、前記第1領域側面
    より内側に位置する第2領域側面間に第2接着剤を介設
    してレーザ・ファイバー束を形成する第1工程と、 前記第1工程で得られたレーザ・ファイバー束の端面を
    研磨する第2工程と、 前記第2工程で得られたレーザ・ファイバー束の少なく
    とも前記第1接着剤を、前記第1接着剤に対して可溶性
    を有し、かつ、前記第2接着剤に対して不溶性を有する
    溶液に接触させて溶解し、前記各々のレーザ・ファイバ
    ーの端面及び第1領域側面を有する先端部を、前記第2
    接着剤における前記レーザ・ファイバーの端面側表面か
    ら露出させる第3工程とを含むことを特徴とする固体レ
    ーザ媒体の製造方法。
  3. (3)請求項第1記載の固体レーザ媒体と、前記固体レ
    ーザ媒体の少なくとも端面近傍の側面を収納保持する保
    持部材とを備えた固体レーザ装置において、 前記保持部材は、前記各々のレーザ・ファイバーの端面
    及び第1領域側面とを有する先端部と、前記連結部材に
    おける前記レーザ・ファイバーの端面側表面とを少なく
    とも収納する空隙部を内部に配設し、前記空隙部におい
    て冷媒を、前記各々のレーザ・ファイバーの端面及び第
    1領域側面とを有する先端部と、前記連結部材における
    前記レーザ・ファイバーの端面側表面とに少なくとも接
    触させるようにしたことを特徴とする固体レーザ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7580432B2 (en) 1994-04-01 2009-08-25 Imra America, Inc. Scanning temporal ultrafast delay methods and apparatuses therefor
EP3467970A4 (en) * 2016-05-27 2019-05-22 FUJIFILM Corporation LASER DEVICE WITH SOLID

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