JPH0334274B2 - - Google Patents

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JPH0334274B2
JPH0334274B2 JP57014431A JP1443182A JPH0334274B2 JP H0334274 B2 JPH0334274 B2 JP H0334274B2 JP 57014431 A JP57014431 A JP 57014431A JP 1443182 A JP1443182 A JP 1443182A JP H0334274 B2 JPH0334274 B2 JP H0334274B2
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Harinton Pawaazu Kaanzu
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RCA Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N11/00Colour television systems
    • H04N11/04Colour television systems using pulse code modulation
    • H04N11/042Codec means
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N11/00Colour television systems
    • H04N11/04Colour television systems using pulse code modulation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/015High-definition television systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、世界中で広く使用されているテレビ
ジヨンの標準方式と両立性のあるデイジタル・テ
レビジヨン・システムに関するものであつて、特
に、階層的サンプル・ビデオ・システムが得ら
れ、且つサンプル・ビデオ信号変換を容易にする
テレビジヨン信号のサンプリング処理システムに
関する。
発明の背景 両立性のあるデイジタル・テレビジヨンを得る
ために、世界中の標準方式の種々の特性について
検討が行われてきた。60Hz、525本の(NTSC)
方式および50Hz、625本の(PALおよびSECAM)
方式の両方について、水平線の全期間におけるサ
ンプルの数が等しいことあるいは各ラインの映像
情報を含んでいる部分すなわち有効部分のサンプ
ル数が等しくなければならないことが提案されて
きた。また、全世界に広まつた標準方式に関連す
る問題の中には、制限された帯域幅のシステムで
あつて、適当な解像度を有するシステムに対する
適当なサンプリング周波数の問題、および標準方
式は、RGBもしくはYIQのような成分から成る
システムではなくて複合の輝度−クロミナンス・
システムでなければならないというような問題が
ある。
また、階層的なデイジタル・テレビジヨン標準
システムも有れば望ましいものである。階層的シ
ステムとは、サンプルをフイルタにかけるかもし
くは取り除くことにより、伝送すべき情報の細部
すなわち受信側に対するサービスの程度を、選択
可能な幾つかの段階すなわちレベルで伝送できる
ようなシステムである。かくして、デイジタル・
システムにより非常に高速のサンプリング周波数
で信号が発生され、シネマ型式で使用できる解像
度が得られる。このような解像度は、ラスタ当り
垂直方向には2000本で、ラスタ当り水平方向には
2000本程度である。テレビジヨン番組の製作会社
は、編集用に、標準テレビジヨンの解像度よりも
高い解像度のものを使用したいかも知れないが、
2000本のラスタに比例したデータ速度で動作可能
な装置よりも費用の掛からない装置を使用したい
かも知れない。従つて、テレビジヨン番組の製作
会社は、階層的システム中の第2番目のレベルす
なわち1000本の解像度の装置を使用するかも知れ
ない。例えば、もともと2000本の解像度レベルで
行われたテープ記録が製作会社で利用可能である
とすると、各ラインの一つ置きのサンプルをフイ
ルタにかけるか消去すると、1000本レベルの解像
度に低減される。階層的システム中の次のレベル
は、500本の解像度かも知れない。この解像度は、
アナログ・ビデオ信号を各家庭に伝送するため
に、テレビジヨンの放送ステーシヨンで用いられ
る。テレビジヨン番組の製作会社で編集されたテ
ープは、一つ置きのサンプルを取り除くことによ
つて、500本の解像度が可能な装置を用いて、放
送会社により使用されるだろう。また、放送ステ
ーシヨンは、4つのサンプルのうちの3つのサン
プルを取り除くことによつて、2000本の解像度の
テープを使用することができるだろう。階層的シ
ステム中の次の段階は、250本の解像度の電子的
ニユース収集カメラに適用可能であり、次に低い
解像度のレベルは、監視の目的で使用されるだろ
う。
NTSC標準方式を使用している米国および他の
国々においては、一般に、複合形式のテレビジヨ
ン信号を処理するために共通に利用可能な装置が
期待されるだろう。このような装置においては、
色副搬送波の周波数の3倍もしくは4倍(3xSC、
4xSC)のような整数倍のサンプリング周波数を
有することが極めて有利なことである。デイジタ
ル・テレビジヨンの世界の標準方式が作用されて
も、それは色副搬送波の周波数に固定されたサン
プリング周波数に基づくものではないだろう。し
かしながら、上記のような世界的なデイジタル・
テレビジヨンの標準方式が採用された場合、副搬
送波の周波数で固定されてサンプリングされた複
合ビデオ信号をその標準方式の特性を有するよう
に、容易に変換できることが非常に望ましい。こ
の変換は、多分、複合NTSCビデオの最も近いサ
ンプルの値から、世界の標準方式のサンプルの値
を補間することによつて行われるだろう。もちろ
ん、クロツク周波数が同一であれば、サンプルは
同一であつて、補間の必要はないだろう。精密な
補間は、複雑であり、補間される各サンプルにつ
いて掛算と加算が必要である。特に、掛算器は、
演算が遅い傾向があり、また、速いビデオ・デー
タ速度で演算を実行しようとすると、掛算器は高
価なものとなる。サンプリング周波数について、
625/50および525/60の標準方式の間で両立性が
あり、階層的であり、また、副搬送波周波数の倍
数の周波数でサンプリングされた複合NTSCビデ
オから、掛算器を用いないで容易に変換すること
のできる、デイジタル・ビデオ用の世界的規模の
テレビジヨン標準方式が得られることは極めて望
ましいことであろう。
白黒テレビジヨンについては、もともとNTSC
標準方式の水平ライン周波数は、15.750Hzだつ
た。このライン周波数は、カラー方式の採用によ
つて、4.5MHzの音声搬送周波数に関連するよう
に変更された。正確な水平ライン周波数は(1/
286)x4.5MHzであつて、これは国際無線通信諮
問委員会(CCIR)によつて、15.734.264±0.0003
%Hzに標準化された。また、最近、米国の連邦通
信委員会(FCC)は、メガヘルツの色副搬送波
周波数を315/88の商と決定し、水平ライン周波
数は、副搬送波周波数の2/455倍で、およそ
15734.266Hzである。50Hz、625本の標準方式の場
合、水平ライン周波数は、15625Hzである。
正確に13.5MHzの共通のクロツク周波数を使用
すると、50Hz、625本の方式の場合、1水平ライ
ン当り正確に864個のサンプルが得られ、60Hz、
525本の方式の場合、1水平ライン当り正確に858
個のサンプルの得られることが知られている。従
つて、13.5MHzのサンプリング周波数(および
13.5MHzの周波数と2.25MHzの整数倍だけ異なる
別のサンプリング周波数)を使用すると、両方の
方式において、1水平ライン当り整数個のサンプ
ルが得られる。
50Hz、625本の方式の場合、水平ラインの周期
は、64.00μSであり、60Hz、525本の方式の場合、
水平ラインの周期は、およそ63.56μSである。50
Hz、625本の方式に関して国際無線通信諮問委員
会(CCIR)が提案する標準方式によると、およ
そ52μSの映像情報を含んでいる有効ライン期間
と、12μSの水平帰線期間が与えられる。現在の
NTSCカラー標準方式に依る水平帰線期間は、
10.9±0.2μSであるが、提案は、この標準方式を
変更するためになされたものである。従つて、
NTSC方式における水平帰線期間は、明確には決
まつていない。60Hz、525本の方式における、映
像情報を含んでいる有効ライン期間も52μSであ
ると仮定すると、13.5MHzのサンプリング周波数
は各ラインの映像情報を含んでいる部分について
702個のサンプルを発生する。一方、水平帰線期
間の間に生じるサンプルの数は、50Hz、625本の
方式の場合の162個から、60Hz、525本の方式の場
合の156個に変わる。しかしながら、映像情報を
含んでいる有効ライン期間当りのサンプル数が
702個の場合、702という数が2の奇数倍であるか
ら、このサンプル信号は階層的システムに適して
おらず、またこのサンプル信号と625/50および
525/60方式のサンプル信号との間の変換は容易
でない。方式のサンプル信号との間の変換は容易
でない。
発明の概要 本発明によるテレビジヨン信号のサンプリング
処理システムは、13.5MHz±nx2.25MHz(但し、
nは0、1、2…の整数)なる周波数でクロツク
信号を発生するクロツク信号発生手段を含んでお
り、また該周波数でテレビジヨン信号をサンプリ
ングする信号サンプリング手段を含んでいる。さ
らに、テレビジヨン信号における各水平ライン期
間の映像情報を含んでいる部分から2p(但し、p
は2より大きい整数)の整数倍のサンプルを抽出
するサンプル抽出手段を含んでいる。
本発明のサンプリング処理システムによると、
階層的サンプル・ビデオ・システムが得られ、ま
たこのシステムにおけるサンプル・ビデオ信号と
625/50または525/60方式のサンプル・ビデオ信
号との間の変換は容易に行うことができる。
実施例 以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
第1図は、本発明に従つて構成される一実施例
を示す。第1図において、アナログの赤色(R)、
縁色(G)および青色(B)信号は、水平同期信号(H)と共
に、テレビジヨン・カメラのような信号源(図示
せず)から供給される。水丙同期信号(H)は、カウ
ンタ150のエネイブル入力に供給され、一方赤
色(R)、縁色(G)、青色(B)信号は、別々のライン
を介して擬似信号除去用の適当なプレフイルタ1
0に供給される。該プレフイルタ10において
は、出力信号に擬似信号が生じないように帯域幅
が制限される。帯域の制限された赤色、縁色およ
び青色信号は、アナログ・デイジタル(AD)変
換器12に供給される。AD変換器12におい
て、赤、縁および青信号は、クロツク発生器14
から変換器12に供給されるクロツク信号の制御
の下に13.5MHzで標本化され、量子化される。
AD変換器12は、各信号について複数個の並列
チヤネルあるいは各信号について単一の直列チヤ
ネルの形式でその出力端に赤、縁および青信号を
発生する。図示された実施例においては、各信号
について、8本の並列ラインが用いられている。
AD変換器12からの信号は、ゲート16に供
給される。該ゲート16は、フリツプ・フロツプ
18によつて駆動され、ブロツク20で示される
デイジタル信号処理装置にサンプルを通過させた
り、その通過を禁止したりする。デイジタル信号
処理装置20は、本発明には関係なく、デイジタ
ル・モードで処理するのが望ましい或る種の機能
を有するものである。例えば、デイジタル信号処
理装置の機能としては、テープ記録、テープ編
集、カラー制御もしくはカラーの混ぜ合わせある
いは他の特殊な機能等がある。また、デイジタル
処理装置20は、単なる伝送チヤネルであつても
よく、デイジタル信号は、伝送チヤネルによつて
遠隔地に送られる。信号の処理が終ると、信号
は、もはやデイジタル形式である必要がないの
で、デイジタル・アナログ(DA)変換器22に
供給され、該変換器22によつて準アナログ標本
値が発生される。このようにして発生された準ア
ナログ信号は、適当なアナログ・ビデオ信号を発
生するために、フイルタリングもしくは平滑化用
の等化フイルタ24に供給される。
本発明の特徴の一つに依ると、ゲート16は、
映像情報を含んでいる部分を決定するように駆動
され、各ラインの映像情報を含んでいる部分で、
正確に704個のサンプルがデイジタル信号処理装
置20に送られるように制御される。必要とされ
るタイミング制御は、フリツプ・フロツプ18、
カウンタ150およびカウンタ704によつて行
なわれる。各水平線の始まりを決める水平同期信
号204は、カウンタ150のエネイブル入力に
供給される。カウンタ150のもう一つの入力に
は、クロツク発生器14から13.5MHzのクロツク
信号が供給される。カウンタ150は、150個の
クロツク・パルスすなわちサンプル・パルスを計
数し、この時間間隔の終りに出力パルスを発生す
る。この出力パルスは、カウンタ150のリセツ
ト入力とカウンタ704のエネイブル入力端子に
供給され、またフリツプ・フロツプ18のQ出力
が高くなつて、ゲート16がサンプルを通過させ
始めるように、フリツプ・フロツプ18のセツト
入力端子にも供給される。カウンタ704は、ゲ
ート16を通過するサンプルと同期して計数し始
め、正確に704個のサンプルが計数されると、カ
ウンタ704は、出力信号を発生する。この出力
信号は、カウンタ704をリセツトし、またフリ
ツプ・フロツプ18のQ出力を零にリセツトして
ゲート16を非作動にし、サンプルの通過を禁止
させ、このようにして作動期間の終りを決定する
ためにフリツプ・フロツプ18のリセツト入力に
供給される。
第1図のタイミング構成の動作および525/60
と625/50の方式間の動作の違いは、第2図に更
に詳細に示されている。第2図のaには、クロツ
ク・サンプル202が示されている。第2図のb
には、15734.266Hzなる公称周波数における水平
同期パルス204が示されている。カウンタ15
0は、第2図のcに示されるように、水平線の始
まりに対応する時間t0で計数を開始し、時間t
150で終了し、時間t150において出力パル
スを発生する。この出力パルスによつて、サンプ
ルがゲート16を通過し始め、カウンタ704が
作動し、第2図のdに示されるように、時間t8
54まで計数する。第2図のeは、残りの時間を
示し、時間t858で始まる次の水平同期信号ま
での時間を示す。第2図のeに示される期間で決
められるように、帰線期間の第2の部分は、4サ
ンプルである。第2図のfは、15625Hzの公称周
波数で発生する水平同期信号を示す。カウンタ1
50の計数期間は、第2図のgに示されており、
カウンタ704の計数期間は、第2図のhに示さ
れており、時間t854で終了する。しかしなが
ら、帰線期間は更に長くなつており、時間t85
4から時間t864に達する。この時間t864
で、次の水平同期信号が再びそのサイクルを開始
する。
以上説明したシステムにおいて、映像情報を含
んでいる部分の期間は、704個のサンプルによつ
て決められるので、期間の残りの部分は、帰線期
間によつて決められる。カウンタ150の150
の計数値は、システム入力が525/60方式の信号
源からの場合に生ずる帰線期間の全てを実質的に
決定する。このような信号源の場合、150のカ
ウンタによつて決められる帰線期間の部分は、帰
線期間の、カウンタ704およびフリツプ・フロ
ツプ18のリセツト時間t854の後、次の水平
同期信号パルスの時間t0までの部分よりも大き
い。かくして、帰線期間の第1の部分は、各水平
同期信号パルスの後に生じ、カウンタ150によ
つて決められる。帰線期間の第2の部分は、映像
情報を含んでいる部分の後で始まり、次の水平同
期信号パルスまで続く。従つて、各ラインの間に
生ずる帰線消去期間の第2の部分の期間は、信号
源の規格によつて決められる水平線の間隔に依存
して変化する。
704という数は、この数が2の整数ベキの整
数倍で表わされ(704=26X11)、従つて、6つの
階層レベルを与えることができるという点におい
て重要な意味がある。さらに、1ライン当り704
個のサンプルは、625/50方式のシステムにおけ
る帰線消去期間に合致し、またNTSC方式におけ
る帰線消去期間の特定の限界値に極めて近い。
第1図の構成は、本発明に依るデイジタル信号
処理システムを示し、信号源の同期は、625/50
もしくは525/60の標準方式に対応し、入力信号
は、アナログである。しかしながら、多くの場
合、或るデイジタル・システムから、第1図の構
成に関連して説明した標準方式に変換することが
望ましい。例えば、米国および多分他の国々にお
いても、標準のクロツク周波数が、4×SCのよ
うに、副搬送波周波数の複数倍であるデイジタ
ル・ビデオ・システムであることが望ましい。ま
た、以下に述べるように、704という数は、複合
NTSCデイジタル規格と、第1図に関連して述べ
た汎用すなわち世界の規格との間の変換を容易に
するという利点をもたらすものである。
4×SCでサンプルされる複合NTSCテレビジ
ヨン信号の場合、各完全な水平線について910の
サンプルが生じる。しかしながら、754個のサン
プルが映像情報を含んでいる部分の間で生じ、残
りの156個のサンプルは、帰線消去期間に生じる。
本発明のもう一つの特徴に従つて変換を行なうた
めには、各ラインの映像情報を含んでいる部分に
ついて748個のサンプルが必要である。
748という数は、世界のシステムのサンプル数
(704=16×44)と共通の因子44(748=17×44)を
有するという理由で選択される。これは、いずれ
のシステムにおいても、各水平線が、44個の変換
ブロツクに分割され、一方のシステムにおいて
は、17個のサンプルが各ブロツクに含まれ、他方
のシステムにおいては、16個のサンプルが各ブロ
ツクに含まれることを意味する。このことを視覚
的に示したものが第3図である。第3図におい
て、横軸は時間を示す。第3図のbに示される線
の長さは、16単位の長さであり、各数字はサンプ
ル時間を示す。第3図のbのブロツクに示される
16個のサンプルは、世界のデイジタル標準方式に
おける水平線の映像情報を含んでいる部分で順次
発生する44個の同様なブロツクのうちの一つに対
応するものである。第3図のaに示されるサンプ
ルのブロツクは、第3図のbに示されるブロツク
とおよそ同じ時間間隔を有する。しかしながら、
第3図のaに示されるサンプルのブロツクは、16
個ではなくて17個のサンプルを有する。それにも
かかわらず、第3図のaに示されるような44個の
ブロツクが、第3図のbに示されるような44個の
ブロツクが生じるのと同じ時間内に生じることを
理解されたい。相当小さなブロツクに分割できる
ように、サンプルの総数を選択することによつ
て、変換に必要な信号処理の量は、大幅に減少す
る。デイジタル信号が、第3図のaに示される周
波数で標本化されると、第3図のbに示されるク
ロツク・システムに従う信号を発生するために
は、補間の必要なことが分るだろう。例えば、第
3図のbにおける7番目のサンプルは、第3図の
aにおける7番目と8番目のサンプルのおよそ中
間にある。従つて、第3図bの7番目のサンプル
の値は、第3図aのように標本化される入力信号
の7番目と8番目の標本化点における信号の値の
平均によつて近似することができる。同様に、第
3図bの2番目のサンプル(番号1のサンプル)
は、第3図aの2番目のサンプル(番号1のサン
プル)に極めて近く、その値は、第3図aのサン
プル1の信号値にサンプル1と2値の差の1/16を
加えたものに等しいものであると推定することが
できる。一般的に言うと、線型的に補間されたn
番目のサンプル出力の値go′は次式によつて与え
られる。
go′=fo+n/16(fo+1−fo) (1) ここで、nは、0から16まで変化し、発生され
る新しいサンプルのサンプル番号である。本発明
に依る変換の特徴は、17/16という係数が、小さ
な整数の比であつて、この比の分母が、2のベキ
であるということである。
第4図の波形f(t)に従つて、foが、周波数
F1である4×SCの周波数でのサンプル値の順序
を示すものであるとする。連続するサンプル値の
間を結ぶ直線は、アナログ波形f(t)の直線近
似を表わし、go′と付されたサンプルは、13.5M
Hz(F2)のクロツク周波数で補間されたサンプ
ルを表わす。(1)式によつて決められる演算は、2
個の加算と1個の乗算から成る。乗算の一方の因
数は、分数(n/16)であり、ここでnは、小さ
い整数である。2進数の電子的乗算は、複雑で、
時間の掛かる演算であるけれども、2で割る割算
は、シフトレジスタで1ビツト移動させることに
よつて容易に行なうことができる。例えば、
23410=111010102なる2進数を2で割る場合は、
最上位ビツトの左側に零を付けて、最下位ビツト
を取り去ればよい。答は、011101012=11710で、
これは23410の半分であり、もとの数が8ビツト
の精度であるのに対して7ビツトの精度である。
このようにして、例えば(7/16)という乗数のサ
ンプル値の乗算においては、もとのサンプル値S
を整数2で4回続けて割ればよく、それぞれもと
のサンプル値の(8/16)S、(4/16)S、(2/16)
Sおよび(1/16)Sが得られる。次いで、(7/16)
倍の値は、2つの連続した加算において、(4/16)
S+(2/16)S+(1/16)Sに対して得られる値を
加算することによつて得られる。このようにし
て、デイジタル形式の如何なる数も、連続する4
回のシフトと連続する3回までの加算によつて、
因数(n/16)が掛けられる。この方法は、乗数
(n/2r)として一般化することができ、整数r
はどのような値であつてもよい。
先の方法によつて直線近似を行なうと、補間の
プロセスにおいてエラーが生じる。第4図におけ
るエラーは、曲線波形f(t)の時間nにおける
値と、fo+1とfoの直線410上のサンプル点go′と
の差に等しい。このエラーは、補間結果が入力波
形と同じレベル数で量子化される場合には特に小
さいものとなる。このエラーは、入力波形の最大
のくぼみ点で最大となる傾向があり、くぼみの内
側方向に生じる。このようなエラーは、画像の一
様(一定レベル)な領域もしくは直線的に変化す
る領域には生じず、勾配の変化する付近(下方向
のくぼみあるいは上方向のくぼみ)に生じる。従
つて、補間によるエラーは、鮮明度の高い領域も
しくは高速に変化するエツジでのみ生じる。この
エラーの実質的な影響は、くぼみを減少させ、画
像のエツジをやわらげることである。
もとのサンプル値foが得られるアナログ近似f
(t)のくぼみから生じる補間エラーは、2個で
はなくて3個もしくは4個のサンプルを用いる場
合の如く、より多くの囲りの点から得られる情報
を用いると大幅に減少させられる。これは、サン
プル点fo-1とfoおよびサンプル点fy+1とfo+2との間
にそれぞれ形成される直線近似の延長線412と
414を用いることによつて行なわれる。F2
クロツク周波数で新しいサンプルgo′の生じる時
間nは、サンプルのブロツクの始まりにおいて、
サンプルfoの時間に極めて近く、あるいはサンプ
ルのブロツクの終り近くではサンプルfo+1の時間
に極めて近いので、時間nにおける新しいサンプ
ルの実際の値goを決定する場合、近似go″もしく
はgo〓に与えられるべき重みが、サンプルgoの時
間がサンプルfoもしくはfo+1のいずれに近いかに
依存することは明らかであろう。第3図および第
4図から、サンプルの1ブロツク内の各々の新し
いサンプル値goは、存在するサンプルfoと一対一
の対応関係があり、従つて新しいサンプルgoの番
号付けは、第4図に示されるように、古いすなわ
ち入力サンプルfoの番号付けと対応する。
go″の値は、入力サンプルfoの既知の値に、サ
ンプルfoとfo-1間の差の増加分を加えたものであ
る。というのは、増加分は、n−1とnとの間あ
るいはnとn+1との間で同じだからである。従
つて、 go″=fo+n/16(fo−fo-1) (2) 同様にして、延長線414上のgo〓の値は、既
知のfo+1の値に、fo+1とfo+2のサンプル値の差と、
1からgo″を決めるために使われた増加分を引い
たものとを掛けた値を加算することによつて得ら
れる。それ故、 go=fo+1+16−n/16(fo+1−fo+2) (3) 新しいサンプルgoが、foの時間に近いと、go
の値は、近似のために、或る重みでgo′の値に加
算され、goがfo+1の時間に近いと、goの値があ
る重みでgo′の値に加算される。
goがfoの方により近い場合(n=0、1、…
7)、新しいサンプル値の良好な近似は、次式で
与えられる。
go=16−n/16go″+n/16go′ (4) また、goがfo+1の方により近い場合(n=9、
10、11、…15)、新しいサンプル値の良好な近似
は、次式で与えられる。
go=n/16go+16−n/16go′ (5) n=8については、(4)式と(5)式から得られるgo
の値を次式によつて平均化する。
g8=1/2(1/2g8″+1/2g8+g8′)
(6) (4)式、(5)式および(6)式は、いずれも積の和で表
わされ、積はK/16gの形式である。従つて、関数 f(t)の2乗近似あるいは放物線近似は、直線
補間の場合と同様に、連続して2で割る演算と加
算演算とによつて得られる。
foの点でf(t)に接する直線の下側にくぼみ
があるので、nとn+1の間の中間近くにおい
て、go′とgo″との間で補間されるgoの値は、fo
値を発生するために標本化される前のf(t)の
実際の値よりも少し大きくなり易い。従つて、以
上説明した2乗近似のプロセスで生じるエラー
は、変化を増強する傾向があり、テレビジヨン画
像のトランジシヨンすなわちエツジを強調すると
いう実体的な影響を与える。
第5図は、以上述べたプロセスに従つて2乗近
似を行なう一実施例を示す。第5図において、ク
ロツク発生器502によつて発生されるクロツク
周波数F1とF2との間には、次式の関係がある。
F1/F2=2r+1/2r (7) こうすれば、先に説明したように、各ラインに
おけるサンプル回数を、その両端でサンプルが同
時に発生する複数の補間ブロツクすなわちグルー
プに分割することができる。複合アナログ・カラ
ーデイジタル信号f(t)は、入力アナログ信号
を周期的に標本化し、アナログ・テレビジヨン変
換器506が1サンプル当りMビツトで量子化す
るのに十分な時間の間、サンプルを保持するサン
プラー504に供給される。周知のように、Mビ
ツトは、並列ラインに同時に生じるかもしくは単
一ラインに直列的に生じる。Mビツトから成る各
サンプルは、一つのサンプル値foを表わす。種々
のサンプルfo(例えば、fo-1、fo、fo+1、fo+2)は、
連続してレジスタ508に貯えられ、種々の近似
値、go′、go″、goおよび最後にgoを計算するた
めに利用される。種々の計算とサンプルのブロツ
クとの同期は、分離回路512によつてアナログ
に入力信号f(t)から分離された水平同期信号
によつて行なわれる。分離された同期信号には、
水平同期信号、ブランキング信号、再構成された
色副搬送波などが含まれている。同期信号は、ブ
ロツク526で示される同期装置に供給される。
該同期装置526は、サンプリング・クロツク
F1の周波数を4×SCに固定するために、色副搬
送波に関係のある信号をクロツク信号発生器50
2に伝達する。また、同期装置526は、カウン
タ510をリセツトするために、r段のカウンタ
510から最高の計数値Nを示す信号を受け取
る。また、同期装置526は、各水平線の映像情
報を含んでいる部分の始まりまで、カウンタ51
0の作動を遅延させる。第5図の構成において、
サンプリング周波数は、4×SCに関連したサン
プリング周波数から補間によつて容易に変換が行
なえるように、世界のデイジタル標準方式に関連
して先に説明したように選択される。従つて、(7)
式のrの数は既知で、例えば、r=4のような値
であつて、16個の新しいサンプルgoから成るブロ
ツクおよび17個の古いサンプルfoから成るブロツ
ク間でくり返して補間が行なわれる。カウンタ5
10は、同期装置526からブロツクの開始信号
を受け取るように結合され、F1のクロツク・パ
ルスをくり返し計数し、nの値を表わす並列のデ
イジタル信号をライン514上に発生する。この
例の場合、nの値は、0から15まで変わる。ま
た、カウンタ510は、先に説明したように、n
の値が最大の計数値Nに等しくなる度に、同期装
置526によつて零にリセツトされる。導線51
4上のnの値は、導線514の信号によつてアド
レスされるルツクアツプ・テーブル516に供給
される。メモリの各ロケーシヨンには、特定の値
のnについて計算する場合、foに近いサンプルの
うちのどのサンプルを使用すべきかについての情
報が貯えられている。この情報は、計算装置51
8に結合されている。計算装置518において
は、テーブル516に貯えられた命令に基づい
て、nの値についてのgo′、go″およびgoが、(1)
式、(2)式および(3)式に従つて計算される。これら
の計算は、先に説明したように、種々のfoの値を
2で連続して割り、種々の割り算の結果を貯えら
れた命令に従つて加算することによつて行なわれ
る。丸めによるエラーは、(M+r)ビツトを有
するシフト・レジスタにおいて、2で割る割算は
シフトによつて行ない、また加算を行なうことに
よつて最小にすることができる。計算装置518
で計算されたgo′、go″およびgoの値は、順順に
記憶レジスタ520に供給され、もう一つの計算
装置522によつて利用される。計算装置522
において、goの値は、特定の値のnについて、(4)
式、(5)式および(6)式を計算する場合、レジスタ5
16からの命令に従つて計算される。goの計算が
終ると、最下位ビツトは、Mビツト出力に戻すた
めに取り去られ、バツフア524に入れられる。
補間された信号は、周波数F2でバツフア524
から読み出され、変換された信号を形成する。
世界の標準方式である成分方式に依ると、先に
説明したRGB以外のYIQ、すなわち、Y、(B−
Y)、(R−Y)あるいは他の成分が使用されるこ
とは当業者には明らかであろう。また、カウンタ
150によつて定められる帰線期間も、同期に対
して所望の期間と位置に調整されることは明らか
だろう。
以上説明した補間のための構成は、サンプリン
グ周波数比がF1/F2=M/2rなる関係がある信号
間の補間を行なつて変換する場合のものであり、
ここでM=(2r±1)であつて、F2のサンプル・
ステツプは、第3図に示されるように、サンプル
の1ブロツクの範囲に亘つて、連続する、F1
サンプルの間の時間間隔において次第に増加す
る。以上の特定例において、周波数の比F1/F2
は、4×SC/13.5MHzの比によつて決まり、実
際には、(35/33)の比に等しく、(7)式において、
r=4の値の場合に対応するように、(17/16)
なる比に近似される。こうすることによつて、補
間が連続する、シフト動作と加算とによつて、都
合よく行なわれる。シフト動作と加算によつて補
間が行なわれるという利点は、分子が、1に等し
い整数だけ分母と異なる場合に限らず、Mと2r
共通の因数を持つていない限り、Mとrは、如何
なる正の整数であつてもよい。走査線数625本/
フレーム、50Hzのフレーム周波数のPAL信号と
13.5MHzの提案された世界の標準方式の信号間の
変換は、この追加の補間方法によつて行なわれ、
補間エラーは減少されるだろう。
第4図に示されるように、時間nとn+1の間
の期間の左半分における新しいサンプルgoに対す
る補間値は、次のようにして決められる。まず最
初に、入力サンプルfoとfo+1が、時間nとn+1
でそれぞれ生じる。第2番目に、振幅の差が決め
られる。すなわち、fo-1とfoの間の振幅差および
foとfo+1の間の振幅差が決められる。第3番目に、
振幅の差は、サンプルのブロツク内において注目
しているサンプルの時間的相対位置に従つて重み
付けされる。第4番目に、重み付けされた各々の
差は、foとfo+1の間で線型的に補間された一つの
サンプルと、fo-1とfoとの間の領域から線型的に
補外されたもう一つのサンプルを作成するため
に、foの値に加算される。次に、線型的に補間さ
れ、また補外されたサンプルは、foからの距離に
従つて重み付けされ、補間値を発生するために加
算される。nからn+1までの区間の右側の半分
においては、対応する方法が、fo、fo+1および
fo+2の各点に適用される。このようにして、第4
図に関連して説明した補間方法によると、補間さ
れた各サンプル値を決めるために、入力信号の3
つのサンプルが使用される。また、先に述べたよ
うに、正の整数Mとrについて、改善された補間
を行なうために、4つの入力サンプル点を同時に
使用することも可能である。
正の整数Mおよびrを使用する一般化した変換
方法は、例えば、625/50のPAL方式の信号から
先に述べた世界標準方式に依る13.5MHzでサンプ
ルされた信号に変換する場合に使用されるだろ
う。この変換の場合、PAL信号は、副搬送波の
4倍の周波数でサンプルされ、各完全な水平ライ
ンについて1135.0064個のサンプルが発生される。
これらのサンプルは、フイールド当りちようど
1135個のサンプルに調整すなわち減少させること
ができ、その結果生じるエラーは、画像の形状に
おいて0.16%のスキユーに過ぎない。
PALライン当り1135個のサンプル数と世界標
準のライン当り864個のサンプル数の比は、
1135/864であり、1.3136574である。この数値
は、21/16の商1.3125に極めて近い。従つて、世
界の標準である13.5MHzにおいて、704個のサン
プルから成る映像情報を含んでいる部分は、映像
画面上ちようど44個のブロツクから成るサンプル
の各ブロツクにおいて、副搬送波の4倍の周波数
でサンプルされた21個の入力サンプルを13.5MHz
でサンプルされた16個の出力サンプルに変換する
ことによつて、副搬送波の4倍のPAL信号から
のサンプルで満たすことができる。このような変
換による近似の結果、(12/16)(864/1135)=
0.9991186の形状精度が得られ、これは、0.1%以
下の形状ひずみを表わす。一般に、1%以下の垂
直もしくは水平のひずみを生じるような画像の操
作は、カメラやキネスコープが調整される許容限
界に近いので、許容できるものと考えられる。変
換に伴う近似によるひずみは、この限界値よりも
ずつと小さく、許容できるものである。
以上述べたように、NTSC方式から世界標準方
式に変換されるサンプルの各変換ブロツク内にお
いて、各々の新しいサンプルgoの位置は、規則正
しく増加しながら、入力サンプル間の時間間隔を
横切る。各ブロツクの始まりでは、goは、foと同
時に発生し、時間の経過と共に連続するサンプル
foとfo-1の間を離れるように移動し、サンプルか
ら成る変換ブロツクの終りでは、goは、fo+1と同
時に発生する。この規則正しい漸進は、(7)式の分
子の+1によつて得られる。この分子をMと称す
る。PAL信号の場合、このMは、1以上分母と
異なる。特に、PAL方式から世界標準方式に変
換する場合、商は、次式のようになる。
F1/F2=M/2r=2r+5/2r=21/16(r=4) (8) この場合、分子Mは、21に等しく、分母の値16
とは5だけ違う。この差の物理的な意味は、変換
される各ブロツク内において、入力信号の21の
サンプルが発生する期間内に、変換された16の新
しいサンプルが発生されるということである。こ
のことは、第6図に示されている。第3図の場合
と同様に、ラインbの長さは、1つの補間ブロツ
クの期間を表わし、サンプル時間を表わす16個の
位置に分割されている。ドツトは、入力信号のサ
ンプリング時間を表わす。差(M−2r)には、第
一の意味に付随して第2の物理的な意味がある。
この第2の意味は、第6図において、新しいサン
プル(第6図のラインb上の各点)は、入力サン
プルa間において先の位置から、サンプル間の間
隔の(M−2r)/16すなわち5/16の時間位置に存
在することに注目しながら説明される。例えば、
サンプル点0は、同時に生じ、bの新しいサンプ
ル点1は、aの入力サンプル点1と2の間の時間
間隔の5/16に生じる。新しいサンプル点2は、a
のサンプル点2と3の間の時間間隔の、(5/16)+
(5/16)=10/16のところに生じる。同様に、新し
いサンプル点3は、入力サンプル点6と4の間の
時間間隔の15/16のところに生じ、新しいサンプ
ル点4は、入力サンプル点5と6の間の時間間隔
の、(15/16+5/16)−1=(20/16)−(16/16)=4/1
6の時点に生じる。新しい出力サンプル5は、入
力サンプル6と7の間の時間間隔の、(4/16)+
(5/16)=9/16の時点に生じ、新しいサンプル6
は、入力サンプル7と8との間の時間間隔の、
(9/16)+(5/16)=14/16の時点に生じる。第7図
は、第6図に生じるすべての時間位置を示すもの
である。入力サンプルの4−5;8−9;12−
13;および16−17の間の時間内には、新しいサン
プルが存在しない。第15図は、r=4、M=25
の場合における変換と等価な情報を示すものであ
る。
第4図に関連して説明した補間方法によつてgo
(推定される新しい値)の近似値を作成する場合、
連続する入力サンプルfo間の最初の半分において
は、第1の関数によつて重み付けされたgo″を使
用し、後の半分においては、第2の重み付け関数
を使用した。この補間方法は、ある状況では許容
できるものであるが、さらに良好な近似(エラー
の少ない)は、各サンプル間のすべてに亘つて、
重み付けされた推定値go′、go″、およびgoの平
均をとることによつて得られる。この平均は、次
式で与えられる。
go=1/2(go′+2r−n′/2rgo″+n′/2rgo
(9) ここで、 n′=〔(M−2r)×n〕(モジユロ2r) (10) n′の物理的な意味は、第6図において、aの入
力サンプルに対するbの新しいサンプルの相対位
置に関係している。
n′=(21−16)nモジユロ16=5nモジユロ16
(11) これは、先に述べたように、各々の新しいサン
プルnについて、n′の値は5/16だけ増加すること
を意味する。
第8図に示されるように、(12)式のgoに対す
る近似は、点fo、fo+1を通過する放物線を表わす。
図示されるように、放物線は、4つの点fo-1、fo
fo+1、fo+2を通過する三次曲線よりも高いピーク
値を有する。
第9図には、他の補間方法が示されている。第
1の放物線900は、fo-1、fo、およびfo+1の各
点を通過し、第2の放物線902は、fo、fo+1
よびfo+2の各点を通過する。
これらは、次式によつて決められる。
(900) go=1/2(2r+n′/2rgo′+2r−n′/2rgo″)(
12) (902) go=1/2(2r+1−n′/2rgo′+n′/2rgo)(
13) サンプルfoの時点nとサンプルfo+1の時点n+
1との間で新しいサンプルgoを補間する場合、先
に説明したように、nとn+1との間の第1の半
分では、式(12)を使用し、第2の半分では、式
(13)を使用し、中間点で両者の平均を使用する
ことができるだろう。一方、すべての期間にわた
つての平均は、次式で与えられる。
go=1/4(3go′+2r−n′/2r go″=n′/2rgo) (14) 連続するサンプルfoで補間される新しいサンプ
ルgoの値の更にもう一つの近似は、サンプル間の
始まり近くで(12)式に重み付けし、サンプル間
の終り近くで(13)式に重み付けすることによつ
て得られ、次式で与えられる。
go=2r−n′/2r(式12)+n′/2r(式13) (15) 第10図は、(9)式および(14)式によつて示さ
れる補間近似によつて決められる新しいサンプル
go間の差を示す。実線の曲線1009は、(9)式に従つ
て放物線の形状をしており、点線の曲線1014は、
(14)式に従つた放物線の形状をしている。曲線
1009は、fo-1およびfo+2の両点よりも下がつてお
り、相対的に鋭く曲がつている。一方、曲線1014
は、曲線1009よりもなだらかに曲がつている。補
間によつて変化の増強が行なわれ、それによつ
て、やわらかさの減少したすなわちよりはつきり
した画像が得られる。(14)式を使つて作成され
た新しいサンプルと比較して、(9)式を使つて
補間すると、鋭いくぼみの領域において鋭さを増
強するような新しいサンプルが得られる。
(4)−(6)式および(9)−(14)式は、foおよびfo+1
各点を通過する共通の特徴を有する2乗(もしく
はさらに高次)補間を表わし、4つのサンプル点
fo-1、fo、fo+1およびfo+2の積の和を表わし、この
場合、掛算器は、p/2rの形式をとる。ここで、
pは、0から2r+1の範囲の整数である。それ故、
本発明の実施例によると、シフト動作と加算を連
続して行なうことによつてこれらのアルゴリズム
を実行することができ、容易に高速で実行するこ
とができる。
第11図に示される回路構成は、以上説明した
一般形式の変換を実行するために使用される。第
11図において、第5図の構成要素に対応する構
成要素には同一の参照符号が付されている。周波
数F2のクロツク・パルスは、最終計数値(2r
1)に達した時(PAL方式の例では、15でリセ
ツト)、タイミング制御回路1104によつて零にリ
セツトされるr段のカウンタ510で累計され
る。r段のカウンタ510からの各値nについ
て、読出し専用メモリから成る命令レジスタ51
6は、記憶レジスタ508に貯えられたfoの値か
らgo′、go″及びgoの値を計算するための適当な
命令を選択する。
第12図は、4+SC(およそ17.7MHz)でサン
プルされたPAL信号を13.5MHzに変換するために
適用される一般化された変換装置の一実施例を更
に詳細に示すブロツク図である。アナログの
PAL複合信号f(t)は、入力端子1210か
ら、ブロツク1212で示される、プレフイル
タ、17.7MHzのサンプラーおよびデイジタル・ア
ナログ変換器に供給される。ブロツク1212に
おけるサンプリングは、クロツクF1によつて制
御される。ブロツク1212の出力は、ライン上
の複数個の並列信号チヤネルであり(この場合
8)、その中の1つは、最下位ビツト(LSB)を
表わし、その中の他の1つは、最上位ビツト
(MSB)を表わす。ライン上のこれらの信号は、
ブロツク1214内の複数個のシフト・レジスタ
に並列すなわち同時に供給される。ブロツク12
14内には、最上位ビツトと最下位ビツト用のシ
フト・レジスタのみが示されている。シフト・レ
ジスタ1214のクロツクは、ブロツク1216
で示されるタイミング制御回路によつて発生され
るタイミング信号によつて制御される。タイミン
グ回路1216は、クロツク・パルスF1と共に
入力PAL信号に関連する同期情報を受け取る。
従つて、入力信号の処理は、アクテイブ・ビデオ
と共に始まる変換ブロツクに同期して生じる。シ
フト・レジスタの最も新しい信号は、fo+2に対応
し、最も古い信号はfo-1に対応し、その中間位置
には、foとfo+1とがある。これらの8ビツト信号
は、シフト・レジスタ1214から結合され、一
対にして差回路1218,1220、および12
22の入力に供給される。このようにして、fo
fo-1は、1218に供給され、fo+1とfoは、12
20に供給され、fo+1とfo+2は、1222に供給
される。また、これらの差回路は、その動作をサ
ンプルと同期させるために、タイミング制御回路
1216からのタイミング入力(T)を受け取
る。差回路1218と1220の出力は、掛算器
1224と1226にそれぞれ供給される。これ
らの掛算器は、読出し専用メモリから成るルツク
アツプ・テーブル1228から供給され、連続的
に変わる変数n′の値に依存して、連続する、2で
割る割算と加算を行なうことによつてn′/16を掛
ける。先に述べたように、n′は、隣接する入力サ
ンプルの時間に関連して発生される新しいサンプ
ルの時間位置を表わす。PAL信号から13.5MHzに
変換する場合、周波数の比は既知であり、それ
故、第7図のテーブルの例に示されるように、サ
ンプル番号に対するn′の一対一の対応関係が分
る。読出し専用メモリ1228は、カウンタ12
30によつてブロツク数nに計数される新しいサ
ンプル・クロツク周波数F2に関連した情報によ
つてアドレスされる。このようにアドレスされる
メモリの各ロケーシヨンには、特定の変換につい
てアドレス数nに対応するn′の値に関連した情報
が予め入力されている。このようにして、変換さ
れるブロツク内で発生される新しい各サンプルに
ついて、掛算器1224と1226は、2で割ら
れた差信号から成る加算を示す適当な値n′を読出
し専用メモリ1228から受け取る。
掛算器1226からの出力信号は、加算器12
32に供給され、(1)式に従つて線型的に補間され
るサンプルgo′を発生するために、foの値に加算
される。同様に、掛算器1224からの出力信号
は、クロツク制御される加算回路1234に供給
され、(2)式に従つて線型的に補間されるサンプル
go″を発生するためにfoに加算される。n′の値は、
読出し専用メモリ1228から、(16−n′)の差
回路1235に供給され、差信号は、掛算器12
38の入力に供給される。差回路1222によつ
て発生される差信号(fo+1−fo+2)は、掛算器1
238の第2入力に供給される。掛算器1238
は、(3)式に従つてgoを発生するために、fo+1
値に加算されるように加算器1240に供給され
る積信号を発生するために(16−n′)の値に基づ
いて、2で割る割算と加算をくり返すことによつ
て積を発生する。
go′の値は、さらに掛算器1242を介して加
算回路1244に供給される。掛算器1242に
よつて、一定値11/16が掛けられる。11/16は、
n/16の形式であるから、2で割る回路と加算器
によつて実行される。go″とgoの値は、隣接す
る入力サンプルに対する新しいサンプルgoの相対
位置に従つて、掛算器1246と1248とによ
りそれぞれ重み付けされる。
掛算器1248は、n′/16を掛けるものであ
り、このために連続的に変わる変数n′を読出し専
用メモリ1228から受け取る。掛算器1246
は、(16−n′)/16を掛けるものであり、差回路
1236から差信号(16−n′)を変数として受け
取る。これらの掛算器の両方とも、先に説明した
シフトおよび加算形式のもので高速である。重み
付けされたgo″とgoの信号は、加算回路125
0で加算される。加算回路1250の出力信号
は、小さい割合のgo″と大きい割合のgoとの合
計であり、ここでn′は小さい。すなわち、新しい
サンプルgoがサンプルfoに近い場合である。一
方、新しいサンプルgoがfo+1に近い場合、すなわ
ちn′が16に近いと、加算回路1250によつて発
生される信号は、go″の割合が大きく、goの割
合が小さい。この重み付けによつてf(t)の推
定値が発生され、アナログ入力信号は、くぼみの
領域で増強される。ピークをやわらげるために、
加算器1250の出力信号には、掛算器1252
によつて固定因数15/16が掛けられ、それによつ
て線型の推定値go′に比べてピーク値の大きい推
定値に対する重みが減じられる。11/16だけ重み
付けされたgo′と5/16だけ重み付けされたgo″とgo
信号は、加算回路1244で加算され、その出
力は、新しい推定値goを発生するために、丸めら
れる。
掛算器1242と1252による信号の重み付
けの値は、所望の増強度合を達成するために任意
に変えられることは明らかであろう。増強効果
は、新しいサンプルが形成される次式に具体化さ
れる。
go=2r−K/2rgo′+K/2r (2r−n/2rgo″+n′/2rgo) (16) ここで、Kは、鮮明度定数であつて、零から最
高2rまでの正の値である。K=0の場合、(16)
式の第2項は、零となり、補間値goは、(1)式によ
る線型の補間go′にすぎない。(16)式の右辺の括
弧内の部分は、foとfo+1の値に合致する放物線を
表わすが、入力信号f(t)から期待されるもの
よりずつと鋭い曲率である。Kが零から2rまで変
わるので、(16)式は、foとfo+1の値を通過し、直
線go′と(16)式の括弧内の非常に鋭い放物線と
の間に存在する全ての放物線を表わす。例えば、
K=8の場合、(9)式が得られ、K=4の場合
(14)式が得られる。第12図において、Kの値
は、固定数の掛算器1242と1252に含まれ
ている。掛算器1242は、16−K/16を掛けるも のであり、掛算器1252はK/16を掛けるもの
である。この場合、K=5であり、変換装置は、
一般的には(16)式に従つて動作する。
掛算器1224,1226,1238,124
6および1248は、変数を2rで割つた商を掛け
る。この場合、r=4で2r=16である。掛算器1
242と1252は、同じ形式のものであるが、
分子が固定値である。第13図は、入力信号Xを
2r形式の数で割り、その結果に、pなる変数を掛
けるためのデイジタル回路装置のブロツク図であ
る。第13図において、変数である乗数pは、入
力端子1310に供給され、被乗数Xは、入力端
子1320に供給される。被乗数Xは、レジスタ
1322に直列もしくは並列形式で供給され、レ
ジスタ1322には、図示のように、129の値
を表わす8ビツトのデイジタル語10000001が入れ
られる。レジスタ1322の最上位ビツトは、1
28の値を表わす。2で割る割算は、レジスタ1
322の内容を9ビツトの第2のレジスタ132
4の最後の8段に入れることによつて行なわれ
る。レジスタ1324の最上位ビツトも128の
値を表わし、零の値が予め入れられる。従つて、
レジスタ1322からレジスタ1324に、
10000001を転送することは、2で割ることを意味
する。9ビツトのレジスタ1324に貯えられた
値は、10ビツトのレジスタ1326の最後の9段
に転送される。レジスタ1326の最上位ビツト
には、零が予め入れてある。従つて、データを、
レジスタ1324から1326に転送することは、も
う一度2で割ることを意味する。更に、データ
は、11ビツトのレジスタ1328と12ビツトのレ
ジスタ1330に次々に転送され、転送毎に2で
割られる。転送が終了すると、レジスタ132
4,1326,1328および1330には、
X/2、X/4、X/8、およびX/16がそれぞ
れ入つている。これらの要素は、(8/16)X、(4/
16)X、(2/16)Xおよび(1/16)Xをそれぞれ
表わすことに注目すると、Xの値の1/16から15/1
6までの値は、レジスタに貯えられている割算さ
れた値の各組み合わせの合計によつて得られる。
図示された例においては、pは、7の値(デイジ
タルの0111)であり、それ故、レジスタ132
6,1328および1330の内容は、(7/16)
Xを発生するために合計される。pの値は、レジ
スタ1332に読み込まれる。レジスタ1332
の各段の内容は、ゲート1334から1340で
示されるように、レジスタ1324から1330
までゲート動作を制御するために使用される。レ
ジスタ1332の段の1の値によつて、レジスタ
1324から1330の対応する1は、更に加算
回路に送られる。レジスタ1324と1326
は、加算回路1342の入力に結合され、レジス
タ1328と1330は、加算回路1344の入
力に結合される。加算回路1342と1344の
出力は、他の加算回路1346の入力に結合さ
れ、そこで最後の出力信号(p/16)Xが発生さ
れる。加算器1342,1344および1346
の近くのブロツクは、それらにおけるデイジタル
値を示す。
以上述べた実施例は、シフトと加算による掛算
の有利な点を利用するものであるが、第14図に
示される、更に一般化した形式の補間装置が可能
である。入力および出力信号のサンプリング周波
数は、変換ブロツクの整数が、各々のアクテイ
ブ・ラインの間に生じ、各変換ブロツクの始まり
と終りに入力サンプルと出力サンプルが生じるよ
うに選択される。このような補間装置は、標準の
掛算器が使用されるにしても従来技術に比較して
有利である。というのは、これらの掛算器のほと
んどは、決まつた周波数で実行する必要がないか
らである。例えば、4つの掛算器を有する第14
図の補間装置は、15個の掛算器を有する従来の
装置に対応する。
第14図において、入力信号は、入力端子14
10から遅延要素1412と同期すなわちタイミ
ング回路1424の入力に供給される。遅延要素
1412は、入力信号を一定量遅延させ、fo-1
る入力信号に対して遅延された信号foを発生す
る。遅延された信号foは、更に遅延された信号
fo+1とfo+2を発生するために、他の遅延要素14
14と1416に供給される。fo-1、fo、fo+1
よびfo+2なる信号は、同期すなわちタイミング回
路1424によつて発生される変数nの既知の関
数(テーブル・ルツクアツプ読出し専用メモリ1
420から得られる)を信号に掛けるために、標
準の8×8の掛算器に供給される。掛算された信
号は、出力端子1422に補間された所望の出力
信号を発生するために、加算器1432で加算さ
れる。
所望の一般的な変換のために、隣り合う入力サ
ンプルfoの時間間隔における新しいサンプルgo
時間位置の既知パターンに従つてnの値からn′の
値を発生するために、第12図の読出し専用メモ
リ1228のような読出し専用テーブル・ルツク
アツプを使用する代りに、次式に従つてnから
n′を計算する論理回路を使用することもできる。
n′=(M−2r)×n(モジユロ2r) 第16図において、入力クロツク信号すなわち
新しいクロツク周波数F2は、第12図のnカウ
ンタ1230に対応するr段のnカウンタ123
0に供給される。また、F2なるクロツク信号は、
ブロツク1616で示されるタイミング制御回路
にも供給される。タイミング制御回路1616
は、カウンタ1230によつてF2のクロツク・
パルスで2rの計数を終了した時、カウンタ123
0とn′カウンタ1618にリセツト・パルスを発
生する。カウンタ1230と1618は、このリ
セツト・パルスによつてサンプルの各ブロツクの
始まりでリセツトされる。カウンタ1230は各
補間ブロツク内の出力サンプル数であるnの値を
決定するためにF2のクロツク・パルスを計数す
る。図示の如く、レジスタ1230に貯えられた
計数値は、13(1101)である。タイミング制御回
路1616は、各F2のクロツク・パルス毎に、
クロツクで制御される加算器1620を駆動す
る。加算器1620は、レジスタ1618に貯え
られているn′の値(すでに説明したように、前の
n′の値は、13すなわち2進で1101であつた)に、
固定値(M−2r)、図示された例の場合、5
(0101)が加算される。この両者の合計は、左側
の段が上位である(r+1)段のレジスタ162
2に貯えられる。n′の値は、5と前値13との合計
で、レジスタ1622に貯えられているように、
18すなわち2進で10010である。レジスタ162
2の下位r段は、n′の値を更新するために、レジ
スタ1618の対応する段に結合される。しかし
ながら、レジスタ1622の下位ビツトだけが結
合されるから、これらだけが新しいn′としてレジ
スタ1618に貯えられる。この構成によつて、
n′の値は、nの各計数値について、合計が(2r
1)の値を越えるまで5(M−2r)の単位で変わ
る。合計が(2r−1)の値を越える時、レジスタ
1622の(r+1)段中の最上位ビツトは、論
理1の状態に切り換えられる。rの下位ビツトの
転送によつて、モジユロ2rの方法で5のステツプ
だけ進む。
以上説明した実施例は、デイジタル・テレビジ
ヨン・システムの水平走査線におけるサンプル信
号間の補間に適用されるが、同様の補間方法が、
異なつたライン走査周波数の信号間における補間
のために、連続するラインの隣り合うサンプル信
号に対して垂直方向で適用することもでき、ま
た、異なるフレーム周波数の信号間における補間
のために連続するフレーム中のサンプル間の時間
間隔においても適用できることは当業者に明らか
だろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一つの特徴に従つて構成さ
れるデイジタル部分を含んでいるテレビジヨン・
システムのブロツク図である。第2図は、第1図
のシステムを理解するのに有用なタイミング信号
を示す図である。第3図は、NTSC複合カラー・
テレビジヨン信号を第1図のシステム方式の信号
に変換する場合の、相対的サンプリング時間を理
解するのに有用なタイミング図である。第4図
は、補間によつて変換する場合、新しいサンプル
点における信号の値の誤差を理解するのに役立つ
一般化された波形を示す図である。第5図は、本
発明の一実施例の機能ブロツク図である。第6図
は、PAL信号を第1図のシステム方式の信号に
変換する場合の、相対的サンプリング時間を理解
するのに有用なタイミング図である。第7図は、
PAL信号を変換する場合に使用される補間のた
めの重み係数を表わす図である。第8図、第9図
および第10図は、補間によつて変換を行なう場
合に生じる誤差を理解するのに役立つ一般化され
た波形を示す図である。第11図は、第5図の補
間装置と同様の、一般化された補間装置を表わす
ブロツク図である。第12図は、PAL−13.5MHz
の変換において、信号の補間を増強するのに適す
る一般化された補間装置の詳細なブロツク図であ
る。第13図は、入力信号Xを2r形式の数で割
り、その結果に連続的に変化する変数pを掛ける
ためのデイジタル装置のブロツク図である。第1
4図は、本発明の特徴に従つて構成される一般化
された補間装置を示す図である。第15図は、特
定の変換に使用されるnからn′への変換を示す図
である。第16図は、nからn′への変換装置の他
の実施例のブロツク図である。 10……プレフイルタ、12……アナログ・デ
イジタル(AD)変換器、14……13.5MHzのク
ロツク発生器、16……ゲート、18……フリツ
プ・フロツプ、20……デイジタル信号処理装
置、22……デイジタル・アナログ(DA)変換
器、24……等化フイルタ、150……カウン
タ、502……クロツク発生器、504……サン
プラー、506……アナログ・デイジタル
(AD)変換器、508……記憶レジスタ、51
0……r段カウンタ、512……分離回路、51
6……命令レジスタ、518……計算装置、52
0……記憶レジスタ、522……計算装置、52
4……バツフア記憶、526……同期装置、70
4……カウンタ、1104……タイミング制御回
路、1212……プレフイルタ、1214……シ
フト・レジスタ、1216……タイミング制御回
路、1228……ルツクアツプ・テーブル、12
30……カウンタ、1616……タイミング制御
回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 サンプリングされるテレビジヨン信号を受け
    取る入力端子と、 13.5MHz±nx2.25MHz(但し、nは0、1、2
    …の整数)なる周波数でクロツク信号を発生する
    クロツク信号発生手段と、 前記クロツク信号発生手段に結合され、前記周
    波数で前記テレビジヨン信号をサンプリングする
    信号サンプリング手段と、 前記信号サンプリング手段に結合され、各水平
    ラインにおける各水平同期パルスの開始後に生じ
    るサンプルを除き、前記テレビジヨン信号におけ
    る各水平ライン期間の映像情報を含んでいる部分
    から2p(但し、pは2より大きい整数)の整数倍
    のサンプルを抽出するサンプル抽出手段とを含
    む、テレビジヨン信号のサンプリング処理システ
    ム。
JP57014431A 1981-02-02 1982-02-02 Digital signal receiver for television Granted JPS57147385A (en)

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AT (1) AT389609B (ja)
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ES (1) ES509061A0 (ja)
FR (1) FR2500245B1 (ja)
GB (2) GB2093661B (ja)
IT (1) IT1149533B (ja)
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