JPH0333515Y2 - - Google Patents

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JPH0333515Y2
JPH0333515Y2 JP5804887U JP5804887U JPH0333515Y2 JP H0333515 Y2 JPH0333515 Y2 JP H0333515Y2 JP 5804887 U JP5804887 U JP 5804887U JP 5804887 U JP5804887 U JP 5804887U JP H0333515 Y2 JPH0333515 Y2 JP H0333515Y2
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JP
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slide member
rotation
sine curve
screen
operating arm
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JP5804887U
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JPS63163992U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主として黒板や紙面に正弦曲線を描
く装置に関するものである。
(従来技術) 例えば高等学校の物理や数学の教育で単振動の
変位と時間との関係を説明する時に黒板や紙面の
上に描かれる正弦曲線はその殆どがコンパスや雲
形定規または自在定規を使用しているのが現状で
ある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のような手法による正弦曲線の描き方によ
ると、正弦曲線はその曲率が絶えず変化している
ためにコンパスや雲形では近似値の曲線を繋ぎあ
わせなくてはならず手間が掛かるうえ、描かれた
正弦曲線も滑らかに成り難く、一本の正弦曲線で
も見苦しいものになつてしまうことから、位相を
異ならせた正弦曲線を綺麗に正しく重ね書きする
ことは不可能に近いという問題があつた。
また、自在定規で正弦曲線を描く場合、自在定
規を正弦曲線状に形成するのは至難の技に近く、
手間が掛かるという問題もある。
本考案は係る問題点に鑑み提案されたもので、
簡単な操作で正確な正弦曲線を描くことが出来る
正弦曲線線引装置を提供できるようにすることを
目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案に係る正弦曲
線線引装置は、画面上を転動する転動輪と、画面
に対して垂直姿勢に配設された回動操作軸に転動
輪の回転を伝える回転伝動機構と、回動操作軸の
回転に伴つて回動する操作腕と、平面視で四角形
に形成された枠体の横辺に平行の状態で上下動可
能に設けられたスライド部材と、操作腕の回動を
スライド部材に上下動に変換して伝える変換機構
及びスライド部材の一端部に取りつけられた筆記
具とで正弦曲線線引装置構成するようにしたもの
である。
(作用) 枠体を転動輪の転がる方向に操作すると、画面
上を転動する転動輪の回転が回転伝動機構を介し
て回転操作軸に伝えられて操作腕が回転駆動され
る。
操作腕が回転駆動されると、変換機構がこの操
作腕の回転を上下方向の変位に変換してスライド
部材に伝えてスライド部材を上下に操作する。
この画面上の変動とスライド部材の上下動とで
スライド部材の一端部に取付けられた筆記具が画
面上に綺麗な正弦曲線を正しく描くことが出来る
のである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図は正弦曲線線引装置の平面図を示し第2
図はその縦断側面図を示す。
この正弦曲線線引装置1は紙面(画面)2上を
転動する転動輪3と、紙面2に対して垂直姿勢に
配設された回動操作軸4に転動輪3の回転を伝え
る回転伝動機構5と、回動操作軸4の回転に伴つ
て回動する操作腕6と、略正方形に枠組みされた
枠体7と、枠体7の横辺7aに平行した状態を保
ちながら上下動可能に設けられたスライド部材8
と、スライド部材8に操作腕6の回動を上下動に
変換して伝える変換機構9及びスライド部材8の
一端部に取りつけられた筆記具10とからなる。
そして、上記転動輪3は枠体7の下面に固定さ
れた長方形のケーシング11に軸部分12が回転
自在に枢支されており、この軸部分12には回転
伝動機構5の一部を構成する駆動プーリ13が取
りつけられている。
上記回転伝動機構5は前記駆動プーリ13と、
ケーシング11に垂直姿勢で枢支された回転操作
軸4の中間部に設けられた従動プーリ14と、両
プーリ13,14に亙つて捲掛けられた無端ベル
ト15とで構成されている。
回転操作軸4の上端部はケーシング11の上面
に固着された円形の角度表示盤16を貫通して上
方に突出させてあり、突出した回転操作軸4の上
端部分には操作腕6が固定されている。
また、枠体7の上面を上下動するスライド部材
8は枠体7の左右方向に掛け渡された板部材で形
成されており、このスライド部材8が上下動する
ときに横辺7aとの平行姿勢を保つための機構
は、スライド部材8の左右両端寄り部下面に設け
られたスライダ17が枠体7の左右辺7b,7b
に形成されたガイドロツド18,18を摺動する
とともに、両端部19a,19aがスライド部材
8に固定された連動索19,19を枠体7の上下
各辺7a,7aに枢支された送り出しローラ2
0,20間に捲掛けて構成されている。
操作腕6の回動をスライド部材8に上下動に変
換して伝える変換機構9は、操作腕6の先端に立
設された係合ピン21と、この係合ピン21を内
嵌するとともに、係合ピン21の回動軌跡の幅に
わたつてスライド部材8に透設された長穴22と
で構成されている。
スライド部材8の左端に設けられる筆記具10
はペンシルを押出バネ(図示せず)で押出付勢し
て構成してある。
尚、第2図中符号23は無端ベルト15に張力
を与える為のスプリングである。
上記のように構成された正弦曲線引装置1は、
操作腕6を角度表示盤16の角度0に合わせた状
態で、筆記具10が第1図中一点鎖線上の基点X
に来るように枠体7をセツトする。
次に、枠体7を矢印A方向に移動させると、紙
面2との相対移動にともなつて転動輪3が回転し
この回転が駆動プーリ13から回転伝動機構5を
介して従動プーリ14に伝えられ、回転操作軸4
を回転駆動する。
回転操作軸4が回転駆動されると、変換機構9
がこの操作腕6の回転を上下方向の変位に変換し
てスライド部材8に伝え、スライド部材8を上下
に移動操作する。
枠体7の紙面2上の移動とスライド部材8の上
下動とでスライド部材8の左端部に取付けられた
筆記具10が紙面2上に奇麗な正弦曲線を正しく
描きだすのである。
尚、紙面2上に描かれる正弦曲線の振幅の高さ
は操作腕6の係合ピン21の回動軌跡の大きさに
よつて定まり、幅は転動輪3、駆動プーリ13、
従動プーリ14の径によつて定まることからこれ
ら各部材21,3,13,14を種々変更するこ
とにより、正弦曲線の形状を所望するものにする
ことができるのである。
また、上記実施例では紙面2上に基点Xから正
弦曲線を描き始めるようにしてあるが、この描き
始める点を任意の角度にずらせることにより、位
相差を有する正弦曲線を種々重ねて描くことも出
来る。
さらに、上記実施例では正弦曲線を紙面2上に
描くようにしてあるが、黒板やその他の画面に描
くようにすることが出来るのは言うまでもないこ
とである。
(考案の効果) 本考案は以上に説明したように、枠体を転動輪
の転がる方向に操作するだけの操作で筆記具が上
下に操作され、画面上に綺麗な正弦曲線を簡単で
正確にしかも何度も繰り返して描くことができる
という利点がある。
これにより、位相差を有する正弦曲線も簡単に
重ね書きすることができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
正弦曲線線引装置の平面図を示し第2図はその縦
断側面図を示す。 1……正弦曲線線引装置、2……画面(紙面)、
3……転動輪、4……回転操作軸、5……回転伝
動機構、6……操作腕、7……枠体、7a……7
の横辺、8……スライド部材、9……変換機構、
10……筆記具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 画面上を転動する転動輪と、画面に対して垂直
    姿勢に配設された回動操作軸に転動輪の回転を伝
    える回転伝動機構と、回動操作軸の回転に伴つて
    回動する操作腕と、平面視で四角形に形成された
    枠体の横辺に平行の状態で上下動可能に設けられ
    たスライド部材と、操作腕の回動をスライド部材
    に上下動に変換して伝える変換機構及びスライド
    部材の一端部に取りつけられた筆記具とからなる
    正弦曲線線引装置。
JP5804887U 1987-04-15 1987-04-15 Expired JPH0333515Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5804887U JPH0333515Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5804887U JPH0333515Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63163992U JPS63163992U (ja) 1988-10-26
JPH0333515Y2 true JPH0333515Y2 (ja) 1991-07-16

Family

ID=30888294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5804887U Expired JPH0333515Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

Country Status (1)

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JP (1) JPH0333515Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63163992U (ja) 1988-10-26

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