JPH0333394Y2 - - Google Patents

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JPH0333394Y2
JPH0333394Y2 JP1196586U JP1196586U JPH0333394Y2 JP H0333394 Y2 JPH0333394 Y2 JP H0333394Y2 JP 1196586 U JP1196586 U JP 1196586U JP 1196586 U JP1196586 U JP 1196586U JP H0333394 Y2 JPH0333394 Y2 JP H0333394Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のオートマチツクトランスミツ
シヨン等においてその一部分を構成するプラネタ
リピニオンセツトの組付けチエツクを行う装置に
関するものである。
(従来の技術) 第12図に示すようにオートマチツクトランス
ミツシヨン100のシヤフト101には、第11
図に示されるプラネタリギヤアツシー70が組み
込まれており、このプラネタリギヤアツシー70
の一構成要素であるピニオンセツト(第10図参
照)1は、第6図および第8図に示すような部品
から構成されている。第6図はシングルニードル
タイプのピニオンセツト1であつて、ピニオンギ
ヤ11の内側に約15〜30個のニードルローラ12
を1段に組み込んで、該ニードルローラ12を上
下各2枚のワツシヤ13によつて抜け防止を施し
たものである。第8図はダブルニードルタイプの
ピニオンセツト1であつて、スペーサ14を挟ん
でその上下両側にニードルローラ12を2段に組
み込んだものである。第7図、第9図はそれぞれ
第6図、第8図の分解斜視図である。
上記ピニオンセツト1は自動組み付け後に全高
さ寸法Hの検出を行うことにより、薄い(約0.4
mm)ワツシヤ13の枚数不良などをチエツクして
いる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、ニードルローラ12についてはこれが
ピニオンギヤ11の内部にあるため欠品チエツク
を行うことが困難になつており、従来はニードル
ローラ12の倒れ防止のためピニオンギヤ11内
面にグリスを塗布していることから、ニードルロ
ーラ12の欠品チエツクが行われていない。
また、ピニオンセツト1の全高さの検出方法
は、第13図に示すように、搬送ガイドレール9
上の組み付けパレツト2にピニオンセツト1を載
せ、その上から検出子上下シリンダ61により検
出子32を下降させ、その停止位置を位置センサ
62で読み取ることにより、良品であるか不良品
であるかの判定を行つている。
しかし、このような検出方法では、多数ある組
み付けパレツト2間の高さ寸法バラツキ、および
搬送ガイドレール9から位置センサ62までの機
械構成物の変形、寸法誤差等の影響を受け、しか
も上記ワツシヤ13が薄く、かつピニオンセツト
1が5つの構成部品からなり高さ方向の製品公差
もあることから、精密な高さ検出精度が要求され
るものでは、ワツシヤ13の欠品、過多を正確に
チエツクできない場合がある。
以上のように、ワツシヤ13の正確な組み付け
チエツクが難しいことと、ニードルローラ12、
スペーサ14の欠品チエツクが行なわれていない
ことから、不良のピニオンセツト1が後工程にそ
のまま流れることがある。不良品がそのまま流れ
ると、後工程での組み付け作業でもニードルロー
ラ12、スペーサ14がピニオンギヤ11の内部
にあるため、目視にて不良品の発見を行うことが
できず、オートマチツクトランスミツシヨンへの
組み付け後に耐久性低下、振動異音発生の一因と
なつている。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、ピ
ニオンセツトそのものを基準としてその全高さを
検出し、かつニードルローラを内側から検出子で
検出することにより、薄いワツシヤ及びニードル
ローラの組み付け不良を同一装置で確実にチエツ
クすると同時に検出精度の向上を図るようにした
ものである。
(問題点を解決するための手段) このため本考案の手段は、ピニオンセツト載置
用の治具とニードルローラ倒れ防止用のセンタシ
ヤフトとを有する組み付けパレツトと、組み付け
パレツト上のピニオンセツトをセンタシヤフトに
沿つて検出位置まで持ち上げる部品上下ユニツト
と、該上下ユニツトの高さ位置からピニオンセツ
トの全高さを検出する高さ検出ユニツトと、組み
付けパレツトの上方位置に配設されたニードルロ
ーラ検出ユニツトを備え、ニードルローラ検出ユ
ニツトを、ユニツト本体と、該本体を上下動させ
る駆動手段と、ユニツト本体のセンタシヤフトと
対応する同軸位置に固着されセンタシヤフトの外
径と一致する外径をもつ中空のガイドシヤフト
と、該ガイドシヤフトの内側に設けられユニツト
本体に揺動自在に中間部が結合された検出レバー
と、検出レバーの一端に取り付けられた検出子
と、検出レバーを揺動させる駆動手段と、検出レ
バーの他端の揺動位置を測る位置センサとから形
成したものである。
本装置はピニオンセツトの内部に組み付けられ
たニードルローラ,スペーサの双方の欠品検出を
可能とし、同時に検出時におけるニードルローラ
の倒れをガイドシヤフトで確実に防止するようし
たもので、ガイドシヤフトの先端面は、組み付け
パレツトのセンタシヤフトの端面に当接して両者
が同芯になるようにする。この場合、センタシヤ
フトの端面をテーパ状とし、かつガイドシヤフト
の先端面を該テーパ面と嵌合するように形成する
のがよい。
ピニオンセツトの全高さ検出は、従来における
組み付けパレツト間の精度バラツキによる影響を
除去するため、ピニオンセツトを部品上下ユニツ
トで持ち上げ、また高さ検出用位置センサをユニ
ツト本体に取り付け、メカ的な構成による変形を
最小に抑え、より高精度に高さ検出を行えるよう
にする。
欠品検出および高さ検出を同一ステーシヨンで
行い得てかつ簡素な構成とするため、部品上下ユ
ニツトとニードルローラ検出ユニツトを同一の支
持体に取り付ける。部品上下ユニツトには、ピニ
オンセツトの上側のワツシヤ上面に当たる部位
と、下側のワツシヤ下面に当たる部位とが形成さ
れる。
ピニオンセツトの最上位の検出高さ位置は、部
品上下ユニツトによりセンタシヤフトに沿つて持
ち上げられたピニオンセツトの上面が、ユニツト
本体またはガイドシヤフトの段部下面に当接した
ときの高さ位置である。この位置の状態でピニオ
ンセツトの高さ検出と下段ニードルローラ(ダブ
ルニードルタイプのもの)の欠品検出が行われ
る。上段ニードルローラおよびスペーサの欠品検
出は、最上位の検出高さ位置よりも所定量だけ下
方の位置にて同時に行われる。
部品上下ユニツトとニードルローラ検出ユニツ
トは組み付けパレツトに対しセンタシヤフトの径
方向、すなわち水平方向に接近・離間自在に設
け、そのための駆動手段を具備するものとする。
部品上下ユニツトは支持体に設置したシリンダ
により上下駆動されるもので、その待機位置は組
み付けパレツト上のピニオンセツトの高さ位置よ
りも下方となる。部品上下ユニツトの持上げ部と
組付パレツトの部品用治具とが前記上下ユニツト
前進時に干渉するのを防ぐ目的で、部品治具には
持上げ部の侵入を許容するための切欠きままたは
孔を形成する。また、中空のガイドシヤフトの側
部には、検出レバーの揺動による検出子のニード
ルローラ側への突出動作を可能にするための切欠
きまたは孔を形成する。
(作用) 本装置の作用について述べる。まず、ピニオン
セツトを載せた組み付けパレツトが検出ステーシ
ヨンに送られると、ニードルローラ検出ユニツト
はその真上にくるとともに、部品上下ユニツトの
持上げ部はピニオンセツトの真上にくる。つぎ
に、ニードルローラ検出ユニツトの本体を下降さ
せることにより、ガイドシヤフトの下端面を組み
付けパレツトのセンタシヤフトの上端面に当接さ
せて同軸上に位置決めする。この後、部品上下ユ
ニツトによりピニオンセツトを持ち上げる。する
と、ピニオンセツトはセンタシヤフトおよびガイ
ドシヤフトに沿つてニードルローラが倒れないよ
うに上昇し、ユニツト本体またはガイドシヤフト
の段部と当接する最上位の検出高さ位置で停止す
る。この状態で部品上下ユニツトの高さ位置を高
さ検出ユニツトで読み取り、所定高さ位置にある
か否かによりピニオンセツトの全高さ寸法の良否
を判定し、ワツシヤの枚数不良をチエツクする。
同時に、検出レバーを揺動させて検出子をニー
ドルローラ側に突出動させ、そのときの検出レバ
ーの他端の揺動位置を位置センサで測り、所定の
揺動位置にあるか否かにより下段ニードルローラ
の欠品検出を行う。欠品の場合は、検出子がニー
ドルローラを押し開いて余分に突出変位し、検出
レバーの揺動変位量が増大するから、欠品検出が
可能となる。
次に、部品上下ユニツトを所定量だけ下降させ
て、ピニオンセツトを上段のニードルローラが検
出子と対応する検出高さ位置に位置決めする。こ
の状態で下段ニードルローラと同様に検出ユニツ
トを作動することにより、上段のニードルローラ
の欠品検出を行う。この場合、スペーサがないと
きは上段のニードルローラの欠品状態と同じにな
るので、スペーサの欠品検出も行える。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を図によつて説明す
る。
第1図および第2図は本実施例に係るダブルニ
ードルタイプのピニオンセツト用組み付けチエツ
ク装置の全体構成を示すもので、前工程で組み付
けられたピニオンセツト1を載せる組み付けパレ
ツト2と、検出位置A,Bにピニオンセツト1を
供給するための部品上下ユニツト3と、ピニオン
セツト1の全高さ(第2図の寸法H)をチエツク
してピニオンセツト1の薄いワツシヤ13の枚数
を主に検出する高さ検出ユニツト4(第2図参
照)と、上段・下段のニードルローラ12および
その中間にあるスペーサ14の欠品チエツクを行
うニードルローラ検出ユニツト5とから大略構成
され、前記3つのユニツト3,4,5はブラケツ
ト(支持体)18に設けられている。
組み付けパレツト2のパレツト本体7は、本体
ベース8上の搬送ガイドレール9に移動自在に嵌
合し、パレツト本体7の上にはセンタシヤフト1
0aをもつ組み付け治具10が固設されている。
組み付け治具10には、第8図のピニオンセツト
(ダブルニードルタイプ)1が載置支持されるよ
うになつている。
部品上下ユニツト3はピニオンセツト1の上側
ワツシヤ13に当接する部品下降用アーム15
と、ピニオンセツト1の下側ワツシヤ13に当接
する部品上昇用アーム16とを有し、ブラケツト
18に固定した部品上下用シリンダ17により、
上下方向に二段式に移動駆動されるようになつて
いる。部品上昇用アーム16の一側部には、第2
図に示すように高さ検出用ドツグ19が設けられ
ている。その真上に配された高さ検出用センサ2
0によつて読み取られるようになつている。この
高さ検出用センサ20は、ブラケツト21,39
を介して後述のガイドシヤフト23側に連結され
ている。高さ検出用ドツグ19と高さ検出用セン
サ20とは、高さ検出ユニツト4を構成するもの
である。
ブラケツト18は、本体ベース8に設けた検出
ヘツドスライド部24を介して、前後シリンダ2
5により組付パレツト2に対し進退するようにな
つている。ブラケツト18の上部には、ブラケツ
ト26を介してニードルローラ検出ユニツト5を
構成する検出ユニツト上下シリンダ27が設置さ
れ、検出ユニツト上下シリンダ27には、L字状
のブラケツト(ユニツト本体)21の一端が連結
されている。ブラケツト21の水平部位の中間部
には、ニードルローラ検出ユニツト5の検出レバ
ー29が取り付けられ、該検出レバー29は支持
ピン30の回わりに揺動自在とされている。ま
た、前記ブラケツト21の水平部位には、検出レ
バー29の外側に配設した中空のガイドシヤフト
23が取り付けられている。ガイドシヤフト23
の下端側細径部の外径は、センタシヤフト10a
の外径と一致し、ピニオンセツト1の複数のニー
ドルローラ12の内径と同一寸法に設定されてい
る。ガイドシヤフト23の内面と検出レバー29
の外面との間には、検出レバー29の揺動を所要
量だけ許容するための若干の隙間が設けられてい
る。
検出レバー29の下端にはボルト31によつて
検出子32が固締され、検出子32の先端形状は
ニードルローラ12の間に挿入可能に形成されて
いる。なお、ガイドシヤフト23の側部には、検
出レバー29の揺動に伴う検出子32の突出動作
を許容するための孔(第4図の符号33)が形成
されている。
検出レバー29の上端にはニードルローラ検出
用ドツグ34が取り付けられている。ニードルロ
ーラ検出用ドツグ34の揺動位置は、L字状ブラ
ケツト21の他端にブラケツト22を介して固定
した位置センサ35により検知されるようになつ
ている。L字状ブラケツト21の一端側部分に設
けたニードルローラ検出用前後シリンダ36は、
ブラケツト37を介して検出レバー29の中間部
に止めピン38によつて結合されている。
次に、上記装置の動作について説明する。
ピニオンセツト1はあらかじめ前工程にて組み
付けパレツト2の組み付け治具10に載せられ
る。ピニオンセツト1を載せた組み付けパレツト
2が検出ヘツド6と対応する検出ステーシヨンま
で搬送されると、初めに前後シリンダ25により
ブラケツト18が組み付けパレツト2側に前進
し、検出ユニツト28は被検出部品であるピニオ
ンセツト1の真上に移動する。これと同時に、部
品上昇用アーム16、部品下降用アーム15を待
機位置Wから、ピニオンセツト1と対応する所定
位置Nに移動し、該両アーム16,15でピニオ
ンセツト1を上下両側から挟み込む状態となる。
なお、このとき、組み付けパレツト2の組み付け
治具10の一側部eは切欠かれているため、組み
付け治具10と部品上昇用アーム16とが干渉す
ることはない。
ついで、検出ユニツト上下シリンダ27により
ニードルローラ検出ユニツト5が下降し、これに
よりガイドシヤフト23の下端テーパ部と組み付
け治具10のセンタシヤフト10aの上端テーパ
部とが当接して互いに同軸状態で位置決めされ
る。
次に、部品上下用シリンダ17により部品上
昇、下降用アーム16,15が上昇し、これによ
り組み付け治具10に載つていたピニオンセツト
1が所定位置Nから第1の検出位置Aに持ち上げ
られる。第1図はこのときの状態を示す。ピニオ
ンセツト1が第1の検出位置Aに持ち上げられた
状態では、ピニオンセツト1の上側ワツシヤ13
上面は、ガイドシヤフト23の下側段付部の端面
に押し当てられる。
前記ワツシヤ13がガイドシヤフト23に押し
当てられた状態において、高さ検出用センサ20
により高さ検出用ドツグ19を読み取ることによ
つて部品上昇用アーム16の高さを検知し、ピニ
オンセツト1の全高さ寸法Hが正規の寸法範囲に
あるかどうかを判定する。
それと同時に、ニードルローラ検出ユニツト5
により下段のニードルローラ12の欠品検出を行
う。すなわち、ニードルローラ検出用前後シリン
ダ36を前進させ、支持ピン30を中心に検出レ
バー29を矢印方向Xに揺動変位させ、ニードル
ローラ検出用位置センサ35でニードルローラ検
出用ドツグ34の位置を測ることにより、ニード
ルローラ12の欠品検出を行なう。正常時は、第
4図に示すように、検出子32の先端が下段のニ
ードルローラ12に当たるのみでこれを押し開か
ないが、欠品時は、第5図に示すように、下段の
ニードルローラ12を押し開き検出子32が寸法
tだけ余計に変位するため、前記ドツグ34は所
定位置よりも前記位置センサ35側に近づいて停
止し、下段のニードルローラ12の欠品を検出で
きる。下段のニードルローラ12の検出が終了す
ると、部品上下ユニツト3の部品上下用シリンダ
17によりピニオンセツト1は第1の検出位置A
から第2の検出位置Bに下降変位する。第2の検
出位置Bへの固定停止は、部品上下用シリンダ1
7として、中間位置でも停止可能な2段シリンダ
を採用したことによつて行い得る。
ピニオンセツト1が第2の検出位置Bに持ち上
げられているときの状態を第3図に示す。この状
態において上段のニードルローラ12およびスペ
ーサ14の欠品検出を行う。第3図は中間のスペ
ーサ14がない場合を示す。図示のように、検出
子32は上段のニードルローラ12の上部側を検
出するため、スペーサ14がない場合は、上段の
ニードルローラ12がその分だけ下降変位してい
ることにより、上段のニードルローラ12の欠品
状態と同様になる。したがつて、上段のニードル
ローラ12およびスペーサ14の欠品を、第3図
に示す一つの動作状態において検出可能となる。
以上のピニオンセツト1の組み付け後の不良チ
エツクが終了すると、ピニオンセツト1は部品上
下用シリンダ17により再び組み付けパレツト2
に搬入される。そして、この検出によりピニオン
セツト1が不良品と判定された場合、図示しない
指示手段により当該組み付けパレツト2に不良指
示を送り、次工程で不良のピニオンセツト1が排
除される。これに対し良品と判定された場合は、
次工程でプラネタリギヤアツシー(第11図参
照)に組み付けられることになる。
本考案は主にプラネタリピニオンセツトの組み
付けチエツクを行うものであるが、該ピニオンセ
ツトと同様の構成の組み合わせ部品の組み付けチ
エツクを行う場合にも広く適用できることは言う
までもない。
(考案の効果) 叙上のように本考案によれば、従来技術ではチエ
ツクを行うことができなかつた上下2段のニード
ルローラおよびスペーサの欠品検出を確実に行う
ことができるとともに、ピニオンセツトの薄いワ
ツシヤの枚数を検出することができ、この場合、
ピニオンセツトそのものの全高さ寸法を基準とし
て検出するので、組み付けパレツトの個々の高さ
寸法バラツキの影響などを受けることがなく、従
来に比し検出精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る組み付けチエ
ツク装置を示す全体断面図、第2図は第1図にお
ける矢視図、第3図はピニオンセツトが第2の
検出位置に持ち上げられた状態を示す拡大断面
図、第4図は本考案装置により正常品のニードル
ローラを検出する状態を示す検出ユニツトの横断
面図、第5図は同装置により欠品のニードルロー
ラを検出する状態を示す検出ユニツトの横断面
図、第6図はシングルニードルタイプのピニオン
セツトを示す断面図、第7図は第6図の分解斜視
図、第8図はダブルニードルタイプのピニオンセ
ツトを示す断面図、第9図は第8図の分解斜視
図、第10図はプラネタリピニオンセツトの斜視
図、第11図は同ピニオンセツトが組み込まれた
プラネタリギヤアツシーを示す斜視図、第12図
は同プラネタリギヤアツシーが組み込まれたオー
トマチツクトランスミツシヨンを示す概略断面
図、第13図は従来装置を示す断面図である。 1……ピニオンセツト、2……組み付けパレツ
ト、3……部品上下ユニツト、4……高さ検出ユ
ニツト、5……ニードルローラ検出ユニツト、8
……本体ベース、10……組み付け治具、10a
……センタシヤフト、12……ニードルローラ、
13……ワツシヤ、14……スペーサ、17……
部品上下用シリンダ、18……ブラケツト、19
……高さ検出用ドツグ、20……高さ検出用セン
サ、21……ブラケツト(ユニツト本体)、23
……ガイドシヤフト、25……検出ヘツド前後シ
リンダ、27……検出ユニツト上下シリンダ、2
9……検出レバー、32……検出子、35……位
置センサ、A,B……検出位置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ニードルローラを含むピニオンセツトが載置さ
    れる治具と前記ニードルローラの倒れを防ぐセン
    タシヤフトとを有する組付けパレツトと、該組付
    けパレツト上のピニオンセツトを前記センタシヤ
    フトに沿つて検出位置まで持ち上げる部品上下ユ
    ニツトと、該部品上下ユニツトの高さ位置からピ
    ニオンセツトの全高さを検出する高さ検出ユニツ
    トと、前記組付けパレツトの上方に配設されたニ
    ードルローラ検出ユニツトとを備え、該ニードル
    ローラ検出ユニツトを、ユニツト本体と、該ユニ
    ツト本体を上下動させる駆動手段と、ユニツト本
    体に前記センタシヤフトと同軸になるよう固着さ
    れ該センタシヤフトの外径と一致する外径をもつ
    中空のガイドシヤフトと、該ガイドシヤフトの内
    側に設けられ前記ユニツト本体に揺動自在に結合
    された検出レバーと、該検出レバーの一端に取り
    付けられた検出子と、前記検出レバーを揺動させ
    る駆動手段と、前記検出レバーの他端の揺動位置
    を測る位置センサとから形成してなるプラネタリ
    ピニオンセツトの組付け装置。
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