JPH0333191Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0333191Y2 JPH0333191Y2 JP1990048715U JP4871590U JPH0333191Y2 JP H0333191 Y2 JPH0333191 Y2 JP H0333191Y2 JP 1990048715 U JP1990048715 U JP 1990048715U JP 4871590 U JP4871590 U JP 4871590U JP H0333191 Y2 JPH0333191 Y2 JP H0333191Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- transistor
- voltage
- battery
- drive
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 241000272201 Columbiformes Species 0.000 description 5
- 241000544061 Cuculus canorus Species 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は時計の直流モータ制御回路に関するも
のである。
のである。
例えばベルによつてアラーム音を発生させる時
計では、ベル駆動用の直流モータに駆動トランジ
スタを直列に接続し、そのベース入力に時計回路
からのアラーム出力を供給して直流モータを駆動
している。そのため電池電圧の低下に伴つて直流
モータの回転が低下しベルの音量が次第に小さく
なつてしまう。したがつて電池が新品の状態で適
正な音量が得られるように設定しておくと、電池
がまだ十分残つている状態で直流モータが駆動さ
れなくなつてしまうことがある。逆に電池電圧が
かなり低下しても直流モータが駆動されるように
設定しておくと、電池が新品の状態では音量が大
きすぎるという欠点が生ずる。
計では、ベル駆動用の直流モータに駆動トランジ
スタを直列に接続し、そのベース入力に時計回路
からのアラーム出力を供給して直流モータを駆動
している。そのため電池電圧の低下に伴つて直流
モータの回転が低下しベルの音量が次第に小さく
なつてしまう。したがつて電池が新品の状態で適
正な音量が得られるように設定しておくと、電池
がまだ十分残つている状態で直流モータが駆動さ
れなくなつてしまうことがある。逆に電池電圧が
かなり低下しても直流モータが駆動されるように
設定しておくと、電池が新品の状態では音量が大
きすぎるという欠点が生ずる。
またハト時計においては、電池電圧の変動によ
つてハトの動きが変わつてしまう欠点がある。す
なわち電池が新品のときは直流モータの回転が速
いためハトの動きが素早く、電池が消耗してくる
とハトの動きが緩慢になつてしまう。
つてハトの動きが変わつてしまう欠点がある。す
なわち電池が新品のときは直流モータの回転が速
いためハトの動きが素早く、電池が消耗してくる
とハトの動きが緩慢になつてしまう。
そこで本考案は電池電圧が一定範囲内で変動し
ても直流モータに印加される電圧が変動しないよ
うにし、上記の欠点を除去するものである。
ても直流モータに印加される電圧が変動しないよ
うにし、上記の欠点を除去するものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。Aは時計回路で、設定時刻アラームスイツチ
Sが閉じると出力端子aから駆動出力を生じ、第
1の制御トランジスタFTをオンさせるものであ
る。トランジスタFTのソースは抵抗R2を介し
て電池Eに接続してある。ダイオードDはおよび
抵抗R1は分圧回路を構成するもので、ダイオー
ドDは順方向電圧が例えば0.6Vのものを用い定
電圧素子として動作する。T2は第2の制御トラ
ンジスタで、例えばベース・エミツタ電圧が
0.6Vのものを用い、これとダイオードDの順方
向電圧との和の電圧1.2Vが常に直流モータMに
印加されるようにしておくものである。直流モー
タMはベル(図示せず。)を駆動するためのもの
である。T1は駆動トランジスタで、直流モータ
Mに直列に接続してある。
る。Aは時計回路で、設定時刻アラームスイツチ
Sが閉じると出力端子aから駆動出力を生じ、第
1の制御トランジスタFTをオンさせるものであ
る。トランジスタFTのソースは抵抗R2を介し
て電池Eに接続してある。ダイオードDはおよび
抵抗R1は分圧回路を構成するもので、ダイオー
ドDは順方向電圧が例えば0.6Vのものを用い定
電圧素子として動作する。T2は第2の制御トラ
ンジスタで、例えばベース・エミツタ電圧が
0.6Vのものを用い、これとダイオードDの順方
向電圧との和の電圧1.2Vが常に直流モータMに
印加されるようにしておくものである。直流モー
タMはベル(図示せず。)を駆動するためのもの
である。T1は駆動トランジスタで、直流モータ
Mに直列に接続してある。
以上の構成において、設定時刻にアラームスイ
ツチSがオンになり端子aがらアラーム出力が発
生するとトランジスタFTがオンになり、トラン
ジスタT1にベース電流が流れてオンになり直流
モータMが駆動される。いま電池Eが新品で、直
流モータMに1.2V以上の電圧が印加されたとす
ると、この電圧はダイオードDおよびトランジス
タT2のベース・エミツタ間に印加される。その
ためトランジスタT2がオンになり、抵抗R2に
流れる電流が増大してトランジスタT2のコレク
タ電位すなわちトランジスタFTのソース電位が
低降する。したがつて等価的にトランジスタFT
の相互コンダクタンスが低下し、トランジスタT
1のベース電流が減少する。このように負帰還が
かかるため、直流モータMの印加はダイオードD
およびトランジスタT2のベース・エミツタ間電
圧の和の電圧1.2Vに保持される。
ツチSがオンになり端子aがらアラーム出力が発
生するとトランジスタFTがオンになり、トラン
ジスタT1にベース電流が流れてオンになり直流
モータMが駆動される。いま電池Eが新品で、直
流モータMに1.2V以上の電圧が印加されたとす
ると、この電圧はダイオードDおよびトランジス
タT2のベース・エミツタ間に印加される。その
ためトランジスタT2がオンになり、抵抗R2に
流れる電流が増大してトランジスタT2のコレク
タ電位すなわちトランジスタFTのソース電位が
低降する。したがつて等価的にトランジスタFT
の相互コンダクタンスが低下し、トランジスタT
1のベース電流が減少する。このように負帰還が
かかるため、直流モータMの印加はダイオードD
およびトランジスタT2のベース・エミツタ間電
圧の和の電圧1.2Vに保持される。
このような構成のため、電池Eの電圧が変動し
ても直流モータMには、ダイオードDおよびトラ
ンジスタT2のベース・エミツタ間電圧で決定さ
れる一定の電圧が印加され、常に一定で快適なベ
ル音を発生させることができる。
ても直流モータMには、ダイオードDおよびトラ
ンジスタT2のベース・エミツタ間電圧で決定さ
れる一定の電圧が印加され、常に一定で快適なベ
ル音を発生させることができる。
なお上記の例では直流モータの印加電圧を、ダ
イオードDおよびトランジスタT2のベース・エ
ミツタ間電圧によつて1.2Vに設定したが、これ
に限るものではない。
イオードDおよびトランジスタT2のベース・エ
ミツタ間電圧によつて1.2Vに設定したが、これ
に限るものではない。
ところで直流モータMはパルス駆動することに
よつて一定角度ずつ間欠的に回転させることが可
能である。そしてこの1回の駆動によつてシユモ
ク(図示せず)を一定角度だけ回転させ単発的な
ベル音を発生させることができる。そこでこれを
利用して、時間の経過に伴つて単発的なベル音の
間隔を次第に短くしたり、1回に鳴らすベル音の
数を増やしていくことによつて徐々に目覚めさせ
る機能をベルによつて達成することができる。こ
れを実現するには時計回路Aの端子aからパルス
を発生させ、その発生間隔等を制御すればよい。
よつて一定角度ずつ間欠的に回転させることが可
能である。そしてこの1回の駆動によつてシユモ
ク(図示せず)を一定角度だけ回転させ単発的な
ベル音を発生させることができる。そこでこれを
利用して、時間の経過に伴つて単発的なベル音の
間隔を次第に短くしたり、1回に鳴らすベル音の
数を増やしていくことによつて徐々に目覚めさせ
る機能をベルによつて達成することができる。こ
れを実現するには時計回路Aの端子aからパルス
を発生させ、その発生間隔等を制御すればよい。
そしてこのような場合に本考案は特に大きな効
果を発揮するのである。例えば従来のもので上記
機能を達成しようとすると、電池電圧の変動によ
つて、1パルスで鳴るベル音の音量の変化が大き
く、また1パルスによつてシユモクがリンに当た
る回数が変わつてしまう。
果を発揮するのである。例えば従来のもので上記
機能を達成しようとすると、電池電圧の変動によ
つて、1パルスで鳴るベル音の音量の変化が大き
く、また1パルスによつてシユモクがリンに当た
る回数が変わつてしまう。
本考案では1パルスによるベル音の数および音
量は変わらず、常に快適なベル音を発生させるこ
とができるのである。
量は変わらず、常に快適なベル音を発生させるこ
とができるのである。
なお本考案はベルに限らず負荷としてチヤイム
機構、ハト機構等を駆動する場合にも適用でき
る。
機構、ハト機構等を駆動する場合にも適用でき
る。
また第1の制御トランジスタFTはMOSトラン
ジスタに限らずバイポーラトランジスタを用いて
もよい。
ジスタに限らずバイポーラトランジスタを用いて
もよい。
以上のように本考案によれば、電池電圧が変動
しても直流モータに印加される電圧をほぼ一定に
することができるので、負荷としてベルを用いた
場合には一定の音量で鳴らすことができ、ハト機
構等を用いた場合には一定の動きで駆動すること
ができる。また、第2の制御トランジスタを2通
りの用途、すなわち、そのベース−エミツタ電圧
の定電圧性により直流モータの定電圧動作のため
に利用するとともに、そのコレクタに接続された
抵抗を流れる電流経路としても利用するため、回
路要素の低減をはかることができる。
しても直流モータに印加される電圧をほぼ一定に
することができるので、負荷としてベルを用いた
場合には一定の音量で鳴らすことができ、ハト機
構等を用いた場合には一定の動きで駆動すること
ができる。また、第2の制御トランジスタを2通
りの用途、すなわち、そのベース−エミツタ電圧
の定電圧性により直流モータの定電圧動作のため
に利用するとともに、そのコレクタに接続された
抵抗を流れる電流経路としても利用するため、回
路要素の低減をはかることができる。
図面は本考案の一実施例を示した電気回路図で
ある。 A……時計回路、D……ダイオード、R1,R
2……抵抗、FT……第1の制御トランジスタ、
T1……駆動トランジスタ、T2……第2の制御
トランジスタ、M……直流モータ、E……電池。
ある。 A……時計回路、D……ダイオード、R1,R
2……抵抗、FT……第1の制御トランジスタ、
T1……駆動トランジスタ、T2……第2の制御
トランジスタ、M……直流モータ、E……電池。
Claims (1)
- 負荷を駆動する直流モータと、この直流モータ
に直列に接続された駆動トランジスタと、予め設
定した時刻に駆動出力を生じる時計回路と、電池
に抵抗を介して接続されており上記駆動出力によ
つて動作し上記駆動トランジスタにベース電流を
供給する第1の制御トランジスタと、ベースがダ
イオードを介して上記電池に接続されるとともに
コレクタが上記抵抗および第1の制御トランジス
タ間に接続されエミツタが上記直流モータおよび
上記駆動トランジスタ間に接続された第2の制御
トランジスタとからなり、上記ダイオードの順方
向電圧と上記第2の制御トランジスタのベース−
エミツタ電圧との和を上記直流モータに印加する
ようにした時計の直流モータ制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990048715U JPH0333191Y2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990048715U JPH0333191Y2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02146999U JPH02146999U (ja) | 1990-12-13 |
JPH0333191Y2 true JPH0333191Y2 (ja) | 1991-07-15 |
Family
ID=31565778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990048715U Expired JPH0333191Y2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0333191Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5632192A (en) * | 1979-08-24 | 1981-04-01 | Rhythm Watch Co | Belling circuit for clock device |
-
1990
- 1990-05-10 JP JP1990048715U patent/JPH0333191Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5632192A (en) * | 1979-08-24 | 1981-04-01 | Rhythm Watch Co | Belling circuit for clock device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02146999U (ja) | 1990-12-13 |
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