JPH0333019B2 - - Google Patents

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JPH0333019B2
JPH0333019B2 JP62093551A JP9355187A JPH0333019B2 JP H0333019 B2 JPH0333019 B2 JP H0333019B2 JP 62093551 A JP62093551 A JP 62093551A JP 9355187 A JP9355187 A JP 9355187A JP H0333019 B2 JPH0333019 B2 JP H0333019B2
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JP
Japan
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stretcher
swinging
support
support shaft
swing
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JP62093551A
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Yasuo Watanabe
Kenichi Yamakoshi
Hideaki Shimazu
Fumio Tanaka
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NIPPON MDM KK
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Publication of JPH0333019B2 publication Critical patent/JPH0333019B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、揺動式ベツドに関し、特に、病院ベ
ツドとして用いて好適の停止機構付き揺動式ベツ
ドに関する。
〔従来の技術〕
従来より、重症患者や長期体動制限をうけた患
者(耐麻卑患者、頭を怪我した人、複合硬化症の
人、背柱を折つた人および患者をして随意運動の
不能者あるいは不随意けいれん運動を含めて患者
の動くのを禁ずる必要がある重傷患者)が病院ベ
ツドに寝て動けないことにより、種々の合併症
(就下性肺炎、無気肺、血栓静脈炎、肺塞栓症、
尿路結石、尿路感染症、褥瘡、オステオポローシ
ス、筋の消耗、異所性骨形成、便秘と宿便、起立
性低血圧)を生じることが知られており、このよ
うな合併症を防止すべく、揺動式病院ベツドが提
案されている。
このような揺動式病院ベツドとして、特公昭47
−6279号公報に記載されたものがあり、この従来
の揺動式病院ベツドは、両端にそれぞれ支柱を立
設された架台と、両支柱に揺動可能に軸支された
担架台部付きU字形龍骨部材と、この担架付きU
字形龍骨部材を揺動させるための揺動機構とをそ
なえて構成されている。
そして、このような従来の揺動式ベツドでは、
揺動機構における駆動装置の出力をできるだけ小
さくするため、揺動する部分である担架部付きU
字形龍骨部材および患者の重心と回転中心との距
離を小さくすることが行なわれるが、患者の体重
が基準体重よりも重いと重心が上方へ移動するた
め、この重心の移動量に見合つた重量の重錘をU
字形龍骨部材の水平部に載置して、バランスを取
つている。
この従来の揺動式ベツドでは、その揺動機構の
駆動装置ととして、U字形龍骨部材に突固着され
た支軸と、支軸を回転駆動するためのアクチユエ
ータと、支軸とアクチユエータの回転軸とにそれ
ぞれ取り付けられて互いに噛合する平歯車機構や
ベルト機構とで構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、、このような揺動ベツドでは、
外力が加わつたときに揺動機構の揺動を停止させ
るための停止機構が設けられていないので、揺動
ベツドの担架部に人が寄りかかつたり、あるいは
子供が揺動部分である担架部と一対の架台との間
に挟み込まれて抜け出せなくなつてしまつたりし
て、揺動機構に所定値以上の負荷が作用したとき
に揺動機構の作動を停止させうる停止機構をそな
えた揺動式ベツドが要請されている。
本発明は、このような要請に応えようとするも
ので、揺動機構に所定値以上の負荷が作用したと
きに、揺動機構の作動を停止できるようにした、
停止機構付き揺動式ベツドを提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本発明の停止機構付き揺動式ベツド
では、2つの支柱を離隔してそれぞれ立設された
架台と、同架台の各支柱に揺動可能に枢支された
担架部とをそなえるとともに、同担架部の前後端
の一方および他方に突設固着された第1および第
2の支軸と、同第1および第2の支軸と上記支柱
との間にそれぞれ介装された第1および第2の軸
受と、上記第1の支軸を介し上記担架部を揺動さ
せるための揺動機構とをそなえ、同揺動機構によ
る揺動を停止させるための停止機構が設けられ、
同停止機構が、上記第1の支軸または上記第2の
支軸と上記支柱との間に生じる捩り力を検出する
捩り検出器と、同捩り力検器からの検出信号を受
けて所定以上の捩り力を検出したとき上記揺動機
構の駆動装置を停止させる停止手段とから構成さ
れたことを特徴としている。
〔作用〕
上述の本発明の停止機構付き揺動式ベツドで
は、揺動機構に所定値以上の負荷が作用すると、
捩り力検出器がこれを検出し、その検出信号を受
けて停止機構が揺動機構による揺動を停止させる
ような作用を行なう。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の実施例について説明
すると、第1〜23図は本発明の一実施例として
の停止機構付き揺動式ベツドを示すものであり、
第24,25図はその重量測定機構の変形例を示
すものであり、第26,27図はその支持枠体の
変形例を示すものである。
第2〜4,17図に示すように、本実施例とし
ての揺動式ベツドは、2つの支柱2a,2bを離
隔してそれぞれ立設された一対の架台3a,3b
と各架台3a,3bの支柱2a,2b間に揺動可
能に装架された担架部4とをそなえたベツド本体
1と、担架部4を揺動させるための揺動機構20
(第8〜10図参照)と、揺動機構20、停止機
構80、重量測定機構81に共通の揺動制御系6
0(第1図参照)と、担架部4に横臥した患者等
を固縛するための固縛機構30(第3,4図参
照)と、揺動機構20による揺動を所定条件の成
立時に停止させるための停止機構80(第1図参
照)と、担架部4に横臥した患者等の体重を検出
するための重量測定機構81(第22図参照)と
をそなえて構成されている。
ベツド本体1は、第2,17図に示すように、
分離組立可能なセパレートタイプに構成されてお
り、架台3aおよび揺動機構20を含む単独自立
部分1Aと、架台3bを含む単独自立部分1B
と、担架部4を含む装架部分1Cとからなる3つ
の部分に分離されるようになつている。
単独自立部分1Aは、H型横断面を有する支柱
2a、この支柱2aを立設された基台5a、この
基台5aの下面に取り付けられた4つのキヤスタ
ー6aをそなえた架台3aと、支柱2aの上部に
取り付けられた第1の2重軸受7a(第9図参照)
と、この第1の2重軸受7aにより軸支される第
1の支軸8a(第8,9図)と、この第1の支軸
8aに固定されて担架部4を載置して取り付ける
ための支持体(第1の担架部分)としての担架取
付用フランジ9aと、後述する揺動機構20とを
そなえて構成されている。
単独自立部分1Bは、H型横断面を有する支柱
2b、この支柱2bを立設された基台5b、この
基台5bの下面に取り付けられた3つのキヤスタ
ー6bをそなえた架台3bと、支柱2bの上部に
取り付けられた第2の2重軸受7bと、この第2
の2重軸受7bにより軸支される第2の支軸8b
と、この第2の支軸8bに固定されて担架部4を
載置して取り付けるための支持体(第2の担架部
分)としての担架取付用フランジ9bとをそなえ
て構成されている。
担架部分1Cは、第2〜7,17図に示すよう
に、担架部4と、後述する固縛機構30と、後述
する停止機構80とをそなえて構成されており、
担架部4は、単独自立部分1A,1Bの担架取付
用フランジ9a,9b上に後述する重量測定機構
81の4つの荷重変換器(ロードセル)69を介
して支持される支持枠体10と、この支持枠体1
0上に設置される固定式ボード11a、移動式ボ
ード11bおよびこれらのボード11a,11b
上に載置される分割式マツト11cからなる床部
11をそなえて構成されている。
上述の第1の2重軸受7aと第1の支軸8aと
は、第1の装着部を構成しており、第2の2重軸
受7bと第2の支軸8bとは、第2の装着部を構
成している。
支持枠体10は、第5,6図に示すように、第
1の担架部分である担架取付用フランジ9aおよ
び第2の担架部分である担架取付用フランジ9b
にそれぞれ両端部を取り付けられる支持枠体部分
12と、この支持枠体部分12に軸支部13を介
して取り付けられる頭部側の起伏式枠体部分14
および足部側の固定式枠体部分15と、支持枠体
部分12と起伏式枠体部分14との間に配設され
て起伏式枠体部分14を起伏させうるギヤツジ機
構16とをそなえて構成されていて、この起伏式
枠体部分14および固定式枠体部分15上に上述
の床部11が載置される。
分割式マツト11cは、第7図に示すように、
8つのマツト部分11c−1〜11c−8からな
つており、頭部H側から足部L側に向けて、その
中央部には、開閉式マツト11c−3〜5が設け
られていて、患者を横臥した状態でマツト11c
−3〜5を取り外すためのマツト11c−3〜5
および移動式ボード11bをそれぞれ別個に沈下
させ次いで同図中に矢印で示す左右ないし前後方
向に退避させて患者の背中等を清拭するための図
示しないハツチ式スライド開閉扉機構が設けられ
ている。
揺動機構20は、第8〜10図に示すように、
第1の支軸8aに取り付けられた2枚の平板状ア
ーム21と、アーム21の揺動端部21aに挟持
され先端部22aを軸支されたロツド22と、ロ
ツド22の基端部22bに取り付けられて同ロツ
ド22を回転駆動する駆動装置としての低速高ト
ルク式パルスモータ23とをそなえて構成される
とともに、ロツド22が、先端部22aに取り付
けられて外周に歯部22A−1を有する内軸22
Aと、基端部22bに取り付けられて内軸22A
の歯部22A−1に噛合する噛部22B−1を有
する外筒22Bとからなる回転伸縮変換式ロツド
として構成されている。
さらに、揺動機構20には、パルスモータ23
の回転駆動軸23aに取り付けられたウオームギ
ア24aとこのウオームギア24aに噛合するピ
ニオン24bとからなる減速歯車24と、このピ
ニオン24bを取り付けられた軸25と、この軸
25と外筒22Bとの間に介装されて外筒22B
を図示のごとく所定振れ角をもつて回動させる自
在継手26と、同自在継手26へのゴミの侵入を
防ぐベローズ状ダストカバー27と、外筒22b
の振れ角を規制する枠体28とから構成されてい
る。
これにより、パルスモータ23からアーム21
までの最終減速比は、100分の1となつており、
パルスモータ23が6.3(秒/回転)で駆動される
と120゜の揺動角は210秒で達成される。
固縛機構30は、第3,4図に示すように、頭
部用固縛機構30Aと、、胸部用固縛機構30B
と、腰部および脚部用固縛機構30Cとから構成
されており、頭部用固縛機構30Aは、人体の頭
部を挟持するための一対の頭部押えパツド31
と、各頭部押えパツド31を先端部に取り付けら
れた横向きのロツド32と、各ロツド32に対し
て交叉する方向に取付部材33により取り付けら
れる縦向きのロツド32′と、縦向きのロツド3
2′に対して交叉する方向に取付部材33′により
取り付けられて起伏式枠体部分の頭部側端縁に沿
つて取り付けられるスライドバー34とをそなえ
て構成されている。
各取付部材33は、各ロツド32,32′を摺
動可能に嵌入する孔部33aと、各ロツド32,
32′を固定する締付けネジ33bとをそなえて
おり、また、各取付部材33′は、ロツド32′お
よびスライドバー34を摺動可能に嵌入する孔部
33′aと、ロツド32′およびスライドバー34
を固定する締付けネジ33′bとをそなえている。
また、各ロツド32の先端部には、人体の肩部
を押えるための一対の肩部押えパッド35が設け
られる。
胸部用固縛機構30Bは、第3,4図および第
11〜16図に示すように、人体Mの胸部をパツ
ド52を介して挟持するための一対の挟持部材3
6と、これらの一対の挟持部材36を患者の胸部
へ向けて突出するように移動可能に装着する横ス
ライド部材37と、一対の挟持部材36をそれぞ
れ担架部4の両側縁に沿つて移動させうる一対の
縦スライド部材38と、一対の挟持部材36を人
体の胸部に沿わせるように調整すべく一対の挟持
部材36の先端部36aを一対の縦スライド部材
38に対して回転可能に装着する一対の調整部材
39と、一対の縦スライド部材38の移動を案内
すべく起伏式枠体部分14の両側縁にそれぞれ取
り付けられるスライド案内板40とをそなえて構
成されている。
さらに、胸部用固縛機構30Bは、第11〜1
4図に示すように、このスライド案内板40の上
縁部および下縁部にそれぞれ敷設される上部レー
ル41aおよび下部レール41bと、縦スライド
部材38に取り付けられて上部レール41aおよ
び下部レール41bに案内されて摺動しうる摺動
案内部材42aおよび摺動案内部材42bと、摺
動案内部材42aおよび摺動案内部材42bを上
部レール41aおよび下部レール41bにそれぞ
れ把持させて縦スライド部材38のスライド案内
板40に対する相対的摺動を禁止し拘束させうる
ダイヤル43付きストツパ44と、縦スライド部
材38のスライド案内板40に対する横移動の範
囲を拘束すべく縦スライド部材38に設けられた
凸部45と、スライド案内板40の外面に形成さ
れた凹部46と、縦スライド部材38の上部に取
り付けられた掛け布団拘束用柵47とをそなえて
構成されている。
横スライド部材37は、第13,16図に示す
ように、縦スライド部材38に取り付けられてベ
ツドの中央部へ向けて突設された円筒状ロツド4
8と、この円筒状ロツド48に外嵌された挟持部
材36の円柱状孔部49と、挟持部材36を円筒
状ロツド48に係止させるストツパー50と、同
ストツパー50の係止状態を解除しうる係止解除
用ノブ51とをそなえて構成されている。
また、挟持部材36は、第15,16図に示す
ように、人体に胸部用パツド52等を介して当接
しうる当接板36aと、円柱状孔部49を有する
挟持部材本体36bと、当接板36aと挟持部材
本体36bとの間に配設されて当接板36aを挟
持部材本体36bに対して傾動させうる調整部材
39としての回転部36cと、同回転部36cに
おける傾転を許容ないし禁止するための拘束用レ
バー36dとをそなえている。
また、胸部用固縛機構30Bの上面には、腕固
定用パツド53が適宜取り付けられる。
腰部および脚部用固縛機構30Cは、第3,4
図に示すように、胸部用固縛機構30Bとほぼ同
様の構成となつており、挟持部材36は、人体M
に腰部および脚部用パツド54を介して当接しう
るようになつている。
そして、この腰部および脚部用固縛機構30C
は、腰部および脚部用パツド54との間で脚部を
挟持するための脚部用パツド55と、同パツド5
5を固定式枠体部分15に固定するための固定機
構56と、パツド55と固定機構56との間の長
さ調整を行なうロツド57とをそなえている。
また、人体Mの足部に当接しうる足部支持板5
8と、この足部支持板58の長さ調整を行ないな
がら固定機構56′を介して固定式枠体部分15
に固定させうるロツド59とをそなえている。
揺動制御系60は、第1図に示すように、マニ
ユアルスイツチ類60Aと、センサ類60Bと、
制御手段60Cとをそなえて構成されており、マ
ニユアルスイツチ類60Aは、第1,18図に示
すように、揺動の開始および終了を切換えるプツ
シユ式パワースイツチ61aと、揺動の方向を決
定するためのプツシユ式スイツチ61b,61c
と、揺動速度を押圧時に高速にするプツシユ式ス
イツチ61dと、水平軸からベツドの頭部H側か
ら足部L側へ向けて見た状態で反時計回りの謡動
角φ1を設定するツマミ61eと、水平軸からの
ベツドの頭部H側から足部L側へ向けて見た状態
で時計回りの揺動角φ2を設定するツマミ61f
と、各スイツチ61a〜61dに対応してその作
動状態を表示するランプ62a〜62dと、ロー
タリセンサ65からの揺動角度φを表示するメー
タ63とから構成されており、マニユアルスイツ
チ類60Aは操作盤64上に配設されている。
センサ類60Bは、第1の支軸8aないし第2
の支軸8bの揺動角を検出して制御手段60Cに
角度信号を出力するロータリセンサ65と、揺動
角φがゼロのとき基準角信号を出力する基準角信
号発生器66と、担架部4の外周部や架台3a,
3bの外面に付設されて外力(例えば、踏力)が
加わつたときこれを検出するタツチセンサ67
[第19図〜21図参照]と、第1の支軸8aま
たは第2の支軸8bに付設されて所定以上の捩り
力を検出する捩り力検出器68と、担架取付用フ
ランジ9a,9bと支持枠体10との間に配設さ
れた4つの荷重変換器69[第22図参照]とか
ら構成されている。
タツチセンサ67は、第19〜21図に示すよ
うに、2枚の電極67a,67bと、これらの電
極67a,67b間に挟持された導電性ゴム67
cと、これらの電極67a,67bおよび導電性
ゴム67cを取り囲むシリコン67dとから構成
されており、外力Fを受けたとき電極67a,6
7b間が短絡するようになつている。
荷重変換器69は、第22図に示すように、ビ
ーム型の引張圧縮両用タイプのものが用いられて
おり、フランジ9a,9bに支持台70を介して
支持点69aを取り付けられており、荷重点69
bには支持枠体10の縁部が取り付けられてい
て、これにより荷重変換器69は、支持枠体10
や床部11や患者Mの全重量を受けるように構成
されている。
制御手段60Cは、マニユルスイツチ類60A
からの指令信号やロータリセンサ65からの揺動
角信号や基準角信号発生器66からの基準角信号
を受けて駆動装置としてのパルスモータ23へ揺
動制御パルスを出力する揺動制御手段と、タツチ
センサ67や捩り力検出器68からの検出信号を
オア回路72を介して受けて揺動停止信号をスイ
ツチ部73へ出力する揺動停止手段74と、荷重
変換器69からの各検出信号を受けて加算を行な
う中継器(加算器)75と、基準角信号発生器6
6からの基準角信号[トリガパルス信号、第23
図b参照]を受けたとき中継器(加算器)75か
らの加算信号をホールドして表示器76において
重量表示[第23図中の実線参照]を行なわせる
重量測定部としてのストレンアンプ77とをそな
えて構成されている。
停止機構80は、第1,19〜21図に示すよ
うに、上述の揺動制御系60に含まれるタツチセ
ンサ67と、捩り力検出器68と、オア回路72
と、揺動停止手段74と、常閉のスイツチ部73
とから構成されている。
また、重量測定機構81は、第22図に示すよ
うに、揺動機構20と、上述の揺動制御系60に
含まれる荷重変換器69と、角度センサ65と、
基準角信号発生器66と、中継器75と、表示器
76と、ストレンアンプ77とから構成されてい
る。なお、患者Mの載つていないときにおける荷
重W1を記憶するメモリと、検出重量からこの荷
重W1を減じて表示器76において表示するよう
に構成してもよい。
また、重量測定機構81として、第24図に示
すように、円筒受感形等の荷重変換器69と、加
算器75からの総荷重より荷重W1を減ずる演算
器78と、この演算器78からの体重信号[第2
5図a参照]の最大値を保持するメモリ79と、
表示器76とをそなえたものを用いてもよい。こ
の場合、最大値を用いて体重を測定することがで
きる。
なお、第26,27図に示すように、テレスコ
ピツク式の伸縮機構90を設けてもよく、この場
合、支持枠体10は、第1の担架部分である担架
取付用フランジ9aに取り付けられるコ字状第1
の支持枠体部分10aと、第2の担架部分である
担架取付用フランジ9bに取り付けられるコ字状
第2の支持枠体部分10bとで構成され、伸縮機
構90は、第1の支持枠体部分10aの両端部に
形成された第1の案内部材としての矩形横断面を
有する筒状体91と、筒状体91に内嵌され摺動
を案内すべく、第2の支持枠体部分10bの両端
に形成された第2の案内部材としての棒状体92
と、筒状体91と棒状体92との相対的摺動を拘
束するストツパー93とをそなえて構成されてい
る。
すなわち、第1および第2の支持枠体部分10
a,10bは、相対的に移動可能に装着されてい
る。
この棒状体92は、中実な横断面を有する柱状
体や矩形横断面を有する筒状体により構成され
る。
なお、筒状体91および棒状体92は、上下高
さを第1および第2の支持枠体部分10a,10
bのクロスメンバーの上下高さよりも大きくとる
ことにより、剛性を高めている。
本発明の実施例としての停止機構付き揺動式ベ
ツドは上述のごとく構成されているので、分割の
際には、荷重変換器69等の部分で、担架部4と
フランジ9a,9bとを分割して、単独自立部分
1A,1Bと、装架部分1Cとに分けることがで
きるので、移動時における可搬性が向上でき、組
立時には、荷重変換器69等の部分で、担架部4
とフランジ9a,9bとを組み合わせて、一体に
組み立てることができる。また、メンテナンスも
行ないやすい。
この組立後において、第1および第2の支軸8
a,8bが2重軸受7a,7bにより支持されて
いるので、各支軸8a,8bにおける揺動軸のズ
レが許容される。
また、揺動時には、揺動機構20により、第1
8図に示すように、制御系の操作盤64のパワー
スイツチ61aからのスタート信号および方向ス
イツチ61b,61cからの揺動方向信号を受け
て揺動が開始され、揺動時における左右揺動角
φ1、φ2は、マニユアルスイツチとしてのツマミ
61e,61fからの設定値に応じて変えられ
る。
そして、揺動速度の通常速度のほか、高速回転
用スイツチ61dからの入力に基づき高速回転に
選択することができる。
また、第8〜10図に示すように、パルスモー
タ23が一方向に回転(正転)駆動すると、減速
歯車24および自在継手26を介して外筒22B
が回転されて、外筒22Bに噛合する内軸22A
が上下に移動して、アーム21が揺動される。
そして、パルスモータ23が一方向に所定角度
(ここでは、水平軸から6000゜)回転すると、揺動
角φ1(φ2)まで担架部4が揺動したことになるの
で回転が停止され、ただちに他方向への回転を開
始すべく、パルスモータ23が他方向へ回転(逆
転)駆動される。
また、パルスモータ23が他方向に所定角度
(ここでは、水平軸から6000゜)回転すると、揺動
角φ2(φ1)まで担架部4が貫通したことになるの
で、回転が停止され、ただちに一方向への回転を
開始すべく、パルスモータ23が一方向への回転
(正転)駆動される。
このようなパルスモータ23の正転および逆転
が順次繰り返されるのである。
揺動角φ1(φ2)に一致したという判断は、ロー
タリセンサ65からの角度信号が用いられるが、
他の手段として、パルスモータ23の駆動パルス
信号を計数するアツプダウンカウンタを設けるこ
とにより、パルスモータ23の回転角度を仮想し
た信号とマニユアルスイツチからの角度に応じた
デイジタル設定値信号とを比較して一致信号を出
力するように構成したものを用いてもよく、この
場合、開始時と所定時間毎とにそれぞれ水平位置
(揺動角がゼロ)においてアツプダウンカウンタ
のイニシヤライズが行なわれるようにする。
また、揺動の停止時には、高速回転スイツチを
押すとともに、メータを目視により監視して、担
架部4の揺動角φをゼロにすることができる。
なお、自動水平停止用操作スイツチと、同操作
スイツチからの信号を受けた後に揺動角φがゼロ
であることあるいはゼロ近傍の減速開始点である
ことを判定したとき停止制御信号あるいは減速開
始信号を出力する自動水平停止用制御手段と、操
作スイツチからの信号を受けて減速開始信号を受
けるまでは高速揺動を行なわせ減速開始信号を受
けた後は低速揺動を行なわせるように揺動速度を
調整する速度制御手段とをそなえた自動水平停止
機構を設けてもよい。
また、揺動停止時や電源がオフとなつた場合に
おいて、パルスモータ23が停止している状態で
は、ウオームギア24aおよびピニオン24bに
より、外筒22Bが回転することなく停止を維持
されるので、謡動ベツドの担架部4が揺動を行な
うことがなく、強固に安定した状態で支持され
る。
固縛機構30における胸部用固縛機構30Bと
腰部および脚部固縛機構30Cとにより、挟持部
材36の先端部における当接板36aを傾動可能
かつ固定可能に構成してあるので、この当接板3
6aを人体Mの外形に沿わせることができ、これ
により揺動時における患者等のベツド本体1から
の落下を未然に防止しながら、当接板36aの全
面をパツド52,54を介して人体Mに沿わせる
ことができるので、人体Mの一部に挟持力の集中
することがなく、挟持力による人体に及ぼす影響
が極めて小さくなる。
また、停止機構80により、タツチセンサ67
が、所定以上の外力が加わつたことを検出した
り、捩り力検出器68が、所定以上の捩り力が加
わつたことを検出した場合には、直ちに揺動機構
20における揺動を停止することができ、担架部
4と一対の架台3a,3bとの間に物や人が挟み
込まれても、損傷を極めて小さくすることができ
る。
さらに、重量測定機構81により、揺動角φが
ゼロのところにおける重量を計測することがで
き、これにより、患者Mが寝たままの状態でその
体重を正確に測定でき、患者の健康管理を確実に
行なうことができる。
また、伸縮機構90により、第26,27図に
示すように、ストツパー93を外した状態で、第
1の支持枠体部分10aの筒状体91と第2の支
持枠体部分10bの棒状体92とを相対的に摺動
させて、同図中の2点鎖線で示すように、第1の
支軸8aから第2の支軸8bまでの長さを収縮な
いし伸長させて調整することができる。
そして、調整後には、ストツパー93により筒
状体91と棒状体92との相対的摺動を拘束す
る。
これにより、ベツドの長さを、使用者に合わせ
て任意に変えることができ、さらに室内スペース
の無駄を少なくでき、子供の成長に合わせたベツ
ドの長さ調整が可能となるほか、病院用ベツドと
しても、患者が替わることにより適宜長さを調整
でき、病室のスペースを効率よくすることができ
る。
また、ベツド移動の際に、長さを収縮するよう
にして、その移動を容易に行なわせるようにして
もよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の停止機構付き揺
動式ベツドによれば、担架部に人が寄りかかつた
り、担架部と一対の架台との間に物や人が挟み込
まれたりして揺動機構に所定値以上の負荷が作用
すると、停止機構により担架部の揺動が停止され
るので、揺動機構の損傷や挟み込まれたものの損
傷を防止することができ、しかも上記の事態の発
生の検出に、支軸と支柱との間に生じる捩り力を
検出する捩り力検出器が用いられているので、簡
素な構造であにながら確実に上記の事態の検出を
行なうことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜23図は本発明の一実施例としての停止
機構付き揺動式ベツドを示すもので、第1図はそ
の制御系を示すブロツク図、第2図はその組立途
中の斜視図、第3図はその組立後の斜視図、第4
図はその平面図、第5図はその支持枠体部分の平
面図、第6図はその支持枠体の立面図、第7図は
そのマツトの平面図、第8〜10図はそれぞれ揺
動機構を示す正面図、側面図および要部断面図
(第8図の−矢視断面図)、第11〜14図は
それぞれその固縛機構を示す平面図、正面図、要
部破断側面図(第12図の−矢視断面
図)および他の要部破断側面図(第12図の
−矢視断面図)、第15,16図はそれぞれ
その挟持部材の平面図および破断面図(第15図
の−矢視断面図)、第17図はその組立
前の分離状態を示す斜視図、第18図はその操作
盤を示す正面図、第19図はそのタツチセンサを
示す要部破断斜視図、第20,21図はそれぞれ
そのタツチセンサにおける外力検出状態を示す要
部破断斜視図および要部破断平面図、第22図は
その重量測定機構を示す模式的構成図、第23図
a,bはその重量測定機構の作用を示すグラフで
あり、第24,25図はその重量測定機構の変形
例を示すもので、第24図はその模式的構成図、
第25図a,bはその作用を示すグラフであり、
第26,27図はそれぞれその支持枠体の変形例
を示す平面図および側面図である。 1……ベツド本体、1A………第1の単独自立
部分、1B……第2の単独自立部分、1C……装
架部分、2a,2b……支柱、3a,3b……架
台、4……担架部、5a,5b……基台、6a,
6b……キヤスター、7a……第1の2重軸受
(第1の装着部)、7b……第2の2重軸受(第2
の装着部)、8a……第1の支軸(第1の装着
部)、8b……第2の支軸(第2の装着部)、9a
……支持体(第1の担架部分)としての担架取付
用フランジ、9b……支持体(第2の担架部分)
としての担架取付用フランジ、10……支持枠
体、10a……第1の支持枠体部分、10b……
第2の支持枠体部分、11……床部、11a……
固定式ボード、11b……移動式ボード、11c
……分割式マツト、11c−1〜11c−8……
マツト部分、12……支持枠体部分、13……軸
支部、14……起伏式枠体部分、15……固定式
枠体部分、16……ギヤツジ機構、20……揺動
機構、21……アーム、21a……揺動端部、2
2……ロツド、22a……先端部、22b……基
端部、22A……内軸、22A−1……歯部、2
2B……外筒、22B−1……歯部、23……駆
動装置としてのパルスモータ、24……減速歯
車、24a……ウオームギア、24b……ピニオ
ン、25……軸、26……自在継手、27……ダ
ストカバー、28……枠体、30……固縛機構、
30A……頭部用固縛機構、30B……胸部用固
縛機構、30C……腰部および脚部用固縛機構、
31……頭部押えパツド、32,32′……ロツ
ド、33,33′……取付部材、33a,33′a
……孔部、33b,33′b……締付けネジ、3
4……スライドバー、35……肩部押えパッド、
36……挟持部材、36a……当接板、36b…
…挟持部材本体、36c……回転部、36d……
操作レバー、37……横スライド部材、38……
縦スライド部材、39……調整部材、40……ス
ライド案内板、41a,41b……レール、42
a,42b……摺動案内部材、43……ダイヤ
ル、44……ストツパ、45……凸部、46……
凹部、47……拘束用柵、48……円筒状ロツ
ド、49……円柱状孔部、50……ストツパー、
51……係止解除用ノブ、52〜55…パッド、
56,56′……固定機構、57……ロツド、5
8……足部支持板、59……ロツド、60……揺
動制御系、60A……マニユアルスイツチ類、6
0B……センサ類、60C……制御手段、61a
……パワースイツチ、61b,61c,61d…
…プツシユ式スイツチ、61e……ツマミ、62
a〜62d……ランプ、63……メータ、64…
…操作盤、65……ロータリセンサ、66……基
準角信号発生器、67……タツチセンサ、67
a,67b……電極、67c……導電性ゴム、6
7d……シリコン、68……捩り力検出器、69
……荷重変換器、69a……支持点、69b……
荷重点、70……支持台、71……揺動制御手
段、72……オア回路、73……スイツチ部、7
4……揺動停止手段、75……中継器(加算器)、
76……表示器、77……重量測定部としてのス
トレンアンプ、78……演算器、79……メモ
リ、80……停止機構、81……重量測定機構、
90……伸縮機構、91……筒状体、92……棒
状体、93……ストツパー、M……人体または患
者。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2つの支柱を離隔してそれぞれ立設された架
    台と、同架台の各支柱に揺動可能に枢支された担
    架部とをそなえるとともに、同担架部の前後端の
    一方および他方に突設固着された第1および第2
    の支軸と、同第1および第2の支軸と上記支柱と
    の間にそれぞれ介装された第1および第2の軸受
    と、上記第1の支軸を介し上記担架部を揺動させ
    るための揺動機構とをそなえ、同揺動機構による
    揺動を停止させるための停止機構が設けられ、同
    停止機構が、上記第1の支軸または上記第2の支
    軸と上記支柱との間に生じる捩り力を検出する捩
    り力検出器と、同捩り力検出器からの検出信号を
    受けて所定以上の捩り力を検出したとき上記揺動
    機構の駆動装置を停止させる停止制御手段とから
    構成されたことを特徴とする、停止機構付き揺動
    式ベツド。
JP62093551A 1987-04-16 1987-04-16 停止機構付き揺動式ベツド Granted JPS63257564A (ja)

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JP2815058B2 (ja) * 1994-02-24 1998-10-27 パラマウントベッド株式会社 ベッドの動作制御システムおよびその動作制御方法

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