JPH0332665A

JPH0332665A - 隠蔽トロリー

Info

Publication number: JPH0332665A
Application number: JP2117331A
Authority: JP
Inventors: Howard S Wright; ハワード　スタンリー　ライト
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-05-05
Filing date: 1990-05-07
Publication date: 1991-02-13
Also published as: GB9010102D0; SE9001614L; SE9001614D0; GB2230947B; GB2230947A; US5115522A; FR2646598A1; DE4014353A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は隠蔽トロリーに関する。

従来の技術と発明が解決しようとする問題点最近まで、
病院は、その患者の訪問をある指定時間に限るのが普通
であった。今日では、もっと開かれた政策が一般的であ
り、訪問者は一日の大部分にわたって、特に午後や夜の
間病院の部屋、病室または廊下に居ることができる。

これは、死亡した人を病院の中を例えば、部屋、病室等
から死体板置き場まで移動させる必要があるときに問題
を提起する。人間の感受性からして死体を区別して運ぶ
必要がある。このことは、例えば、死亡した人の居る部
屋又はベツドは夜遅くまで仕切られ、訪問者が出た後に
、夜勤のスタッフが注意して死体を運ぶ。これは、部屋
やベツドが至急必要とされるような忙しい病院にとって
は望ましい状況ではない。従って、死亡した人をできる
だけ早く死体板置き場に移すことが益々必要である。

かくして、本発明の主な目的は、運搬の目的に手掛りを
与えない運搬体内に隠された死亡した人の運搬に用いら
れる隠蔽トロリーを提供することにある。　現在、プラ
ットホームの表面に湾曲した金属板カバーを被せた在来
の病院運搬トロリーを使って死亡した人を運ぶことが知
られている。

このような隠蔽トロリーは死亡した人を運ぶことができ
かつ死亡した人を視界から隠すことができるけれども、
トロリーの目的を適当に隠していない。

上述したように、本発明の主な目的は、トロリーの中を
完全に隠すとともに、それが死亡した人の運搬手段であ
る事実を思わせない外観を与えることにある。しかじな
ら、本発明の第２の目的は、死体をベツドまたは他の支
持表面からトロリーに移すのに要する看護婦の労力及び
死体板置き場で死体を死体板置き場のテーブルにまたは
低温保存キャビネットに移すのに要する労力を減するの
に役立つ隠蔽トロリーを提供することにある。

問題点を解決するための手段基本的には、本発明は、動く病院設備の部分に似ている
全体の外観を有する囲いを支持する台車を有する隠蔽ト
ロリーからなり、囲いは、死亡した人を囲いの中に載せ
てこの中に完全に隠すことができる手段を有している。

本発明の好ましい形態では、隠蔽トロリーは囲い内に可
動支持装置を有し、この支持装置は担架又はプラットホ
ームを支持するようになっている。可動支持装置は、担
架又はプラットホームを死体を囲いに載せたり下ろした
りするのを助ける位置に位置決めするように昇降される
。

本発明の１つの形態によれば、囲いは取り外し可能なカ
バーによって塞がれる複数の開口部を有する。担架に死
体を載せられるように可動支持装置を上昇させてこれを
このような開口部の１つに隣接して位置決めし、次いで
下降させて担架及び死体を囲いの中に位置させることが
できる。死体を下ろすために、担架を開口部の１つから
カバーを取り除いた後その開口部を通して取り出すこと
ができる。

好ましくは、使用中、囲いの開口部と死亡した人の位置
する表面との間にブリッジを形成して死亡した人を担架
に移すのを助けることができる装置が設けられている。

このブリッジ装置は囲いの外部で支えられ、好ましくは
、病院トロリー、ベツド及び類似の設備と通常関連した
安全サイドの外観を有している。

本発明のもっと詳細な説明を添付図面を参照して以下説
明する。

実施例基本的には、隠蔽トロリーの囲いＩＯは定まった頂きも
底もない長方形の箱又はハウジングからなる。この囲い
ＩＯは、大型のロック可能なキャスター１２及び囲い１
０を上昇下降させる機械的な装置１３を備えた台車１１
に装着されている。

図示した構成では、油圧動力が、囲いを上昇下降させる
平行四辺形として機能する２つの昇降アーム１４を作動
するのに利用される。このような設備は病院の設備では
普通に用いられており、当業者に良く知られている。従
って、その−層の説明は本発明を理解する目的には必要
ない。

囲いの底には、軸１６から延びた複数本（例えば、４本
〉のアーム１５が位置し、これらのアームは全て、共通
のシャフト１７によって互いに連結され、そしてこのジ
ャ７）１７は第２の油圧ポンプによって作動される油圧
ラム１８で前後に移動される。共通のシャツ）１７の前
後運動の結果、４本のアーム１５は囲い１０内で実質的
に水平な位置（第１図参照〉から実質的に垂直な位置く
第２図参照）まで回動することができる。

横着したアーム１５の自由端は軸１９で終わっており、
該軸は各端にフランジ付きローラ２０を有している。こ
れらのローラ２０は囲いの側面に近接して置かれている
。

運搬可能な担架又はプラットホーム２１がこれらのロー
ラ２０で支持される。好ましい形体の担架２１は、プラ
スチックまたは金属トレイ２３を支持する管状のスチー
ル製骨組み２２（第４図及び第５図参照）からなる。担
架２１は人体を支持し、死体板置き場キャビネットによ
って受は入れられる大きさに相当するように寸法決めさ
れている。

担架２１及び囲い１０は、大きな人体を担架で支持する
ことができ、かつ横着したアーム１５がそれらの下降位
置即ち囲いの底の実質的に水平な位置にあるときに、長
方形の囲い内に完全に収容することができるような長さ
、横幅及び深さになっている。４本のアーム１５が第２
の油圧装置の作動で水平位置から垂直位置に持ち上げら
れる時には、担架２１及びその荷物を囲いの開放頂きの
水準まで、好ましくは開放頂きよりも僅か上に（第２図
参照）上昇させることができる。

囲い１０が実質的に長方形の形体のものであるから、箱
状の外観から気を逸らし、従って見る人には長方形の箱
ではなく動く病院設備の特殊な部分と映るように付属品
が設けられる。

囲いＩＯの各側にサイトレール２４が支持され、このサ
イトレール２４は管状の骨組み２５と狭い間隔の垂直バ
ー２６とからなる。サイトレール２４は人目を引きかつ
病院トロリーと通常関連した安全サイドの外観を与える
ようにぴかぴかに磨かれているのが好ましい。囲いの直
角の端部には種々の傾斜面を目に与える有形のプラスチ
ック成形物２７を取りつけることができる。これまたぴ
かぴかに磨かれたブツシュレール２８が囲いＩＯの各端
に位置し、囲いの側面の周りに続いてサイトレール２４
と連接し、全周の緩衝レールを提供する。

囲いの頂部は似せマツトレス２９で覆われている。これ
は、マツトレスの錯覚を与えるカバーを支持するのに十
分な最小限度の詰物が入っているにすぎない。マツトレ
スは張り支持体を有し、これによりマツトレスのカバー
を容易に取り除くことができる。好ましくは、第５図に
示すように、カバー／マツトレスは関節連結されている
からこれを折り返してコンパクトにしそれ故に容易に取
り除くことができる。

囲いＩＯ及び可動支持体１３の構造体は、動く病院設備
にとって普通の台車に装着される。

本発明による隠蔽トロリーの主な目的は、死亡した人を
病院の一部から死体板置き場まで運ぶ際に隠し通し、人
目には明らかに未使用のトロリー又は病院設備の特殊な
部分として映るように死亡した人を隠すことにある。

しかしながら、本発明による隠蔽トロリーは、死体をト
ロリーに移したりトロリーから移したりする際に看護婦
又は死体板置き場のスタッフに必要とされる労力を、こ
のような移し変えがたった一部の作業だけで達成しつる
程度にまで軽減するような構造を有する。

移し変えの手順は次の通りである。

１、隠蔽トロリーを死亡した人のベツドの片側近くに置
く。次いで似せマツトレス２９を取り除き、担架２１を
その上方位置まで上昇させる（第２図参照）。近い側の
サイトレール２４を垂直位置まで上昇させる。

２、次いで、死体を横に向けてトロリーから遠ざけ、ト
ロリーを移動させてベツドの側に近接させ、サイトレー
ル２４を下げてベツドの上に載せ、連結用ブリッジ即ち
プラットホームを形成する。

３、　次いで、移し変えシートをサイトレール２４の上
に置き死体を横から背中に向き変えし、その結果死体は
移し変えシート及びサイトレールの上に横たわる。次い
で、移し変えシート、それ故に死体をサイトレール２４
を横切って引っ張り、ついには死体は担架２１に載り、
次いで、担架を下げると、第１図に示すように、死体は
囲いの内部に置かれる。

４、　次いでトロリーをベツドサイドから引き出し、サ
イトレールを下げる。覆い用マツトレスを再び置き直す
。

死体板置き場では、隠蔽）　０　＋Ｊ−の高さを死体板
置き場のテーブルの高さに調節して、内側プラットホー
ム即ち担架を上昇させて囲いの頂き周囲から離すことが
できる。次いで、死体を実質的に上述した手順の逆を用
いるか担架をローラ上で移動させるかして死体板置き場
に移すことができる。

同様に、トロリーを死体板置き場のキャビネットＣの中
の所定の保存位置と一致するように高さ調節することが
できる。高さの低い保存キャビネットＣの中に移すため
に、隠蔽トロリーの各端部は移動でき従って、適当な端
部を上方に摺動させることによって（第１図及び第５図
参照〉、担架２１及び死体をトロリーの端部から取り出
すことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、担架又はプラットホームを囲いから若干伸長
させてその一端が死体板置き場の低温保存キャビネット
に入り込んでいる様子を示す隠蔽トロリーの側面図であ
る。第２図は、担架を高い位置に持ち上げ、担架支持装置か
ら若干取り出された様子を示す隠蔽トロリーの側面図で
ある。第３図は、担架を囲い内で若干上昇させた、第１図に示
す構造の端面図である。第４図は担架をほんの僅かしか示していない隠蔽トロリ
ーの平面図である。第５図は囲い及び担架支持装置を示す一部断面側面図で
ある。１０・・・−・・囲い、１１・・・・・・台車、２１・・・・・・担架又はブラットホーム。ＩＧ３

Claims

【特許請求の範囲】

（１）囲いを支持する台車を有し、囲いは、動く病院設
備の部分に似ている全体の外観を有し、前記囲いは、死
亡した人を囲いの中に載せてこの中に完全に隠すことが
できる手段を有している、隠蔽トロリー。
（２）可動支持装置が囲いの中に置かれ、前記支持装置
は担架又はプラットホームを支持するようになっている
、請求項１に記載の隠蔽トロリー。
（３）支持装置は、該支持装置によって支持された担架
又はプラットホームを前記囲いに対して昇降させるよう
に作動する、請求項２に記載の隠蔽トロリー。
（４）囲いを支持する台車を有し、囲いの中には、担架
又はプラットホームを支持するようになった可動支持装
置が設置され、前記支持装置は、該支持装置によって支
持された担架又はプラットホームを前記囲いに対して昇
降させるように作動する、隠蔽トロリー。
（５）支持装置は、囲い内に回動自在に取り付けられ、
作動装置に連結された複数の支持要素からなり、前記作
動装置により、支持要素をそれらの枢軸を中心に移動さ
せることができる、請求項３又は４に記載の隠蔽トロリ
ー。
（６）支持要素はローラを有し、前記担架又はプラット
ホームはこれらのローラと係合することができ、これに
より、支持要素上の担架又はプラットホームを囲いに対
して摺動自在に移動させることができる、請求項５に記
載の隠蔽トロリー。
（７）作動装置はシャフトに作動的に連結された線形作
動器を有し、前記シャフトは前記各支持要素の軸に連結
され、線形作動器を作動すると、シャフトにより軸が回
転して支持要素の回動を行わせる、請求項５又は６に記
載の隠蔽トロリー。
（８）囲いは取り外し可能なカバーによって塞がれる少
なくとも１つの開口部を有し、カバーをこの開口部から
取り外したときには、担架又はプラットホームをこの開
口部を通して移動させることができる、請求項の何れか
１項に記載の隠蔽トロリー。
（９）少なくとも１つの開口部が囲いの上部分に位置し
、カバーがマットレスまたはマットレスに似た覆いを支
持するようになった、請求項８に記載の隠蔽トロリー。
（１０）囲いによって支持され、囲いと死亡した人の置
かれている表面との間の空間に亘って延びるることがで
きる位置まで移動できるブリッジ構造をさらに含む、請
求項の何れか１項に記載の隠蔽トロリー。
（１１）囲いは機械的機構を介して前記台車に取付けら
れ、前記機械的機構により前記囲いを前記台車に対して
昇降させることができる、請求項の何れか１項に記載の
隠蔽トロリー。