JPH0332623Y2 - - Google Patents

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JPH0332623Y2
JPH0332623Y2 JP2449285U JP2449285U JPH0332623Y2 JP H0332623 Y2 JPH0332623 Y2 JP H0332623Y2 JP 2449285 U JP2449285 U JP 2449285U JP 2449285 U JP2449285 U JP 2449285U JP H0332623 Y2 JPH0332623 Y2 JP H0332623Y2
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JP
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cylindrical sheet
pipe
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sheet
covering
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JP2449285U
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は地盤中に下水管等の管体を埋設する際
に、該管体を全長に亘つて被覆する筒状シートに
関するものである。
(考案の背景) 近年、下水道管等の敷設において、地盤を開削
することなくシールド工法や推進工法により管路
を築造することが行われている。
シールド工法は掘削機によつて地盤を掘削し、
掘削機の後方部においてセグメントを管状に組立
てる作業を順次行いながら管路を形成するもので
あり、推進工法は掘削機に後続してヒユーム管を
接続し、立坑内に配設した推進ジヤツキによつて
ヒユーム管の後端を押圧しながら掘削機により土
砂を掘削してヒユーム管を地盤中に圧入すること
により管路を形成するものである。
しかしながら、このようにして形成された管路
は、一定寸法のセグメント或いはヒユーム管を順
次接合してなるものであるから、地下水の多い地
盤の場合では管路供用時にその接合部から地下水
が管路内に浸入し、管路内には流通する実際の下
水流量よりも多く流れることになつて下水処理場
における処理量が2〜3割も増大するという問題
点がある。
このため、筒状のシートを長さ方向に収縮させ
た状態でシールド掘削機内に配設し、シールド掘
削機が掘進するに従つてシールド掘削機後端から
筒状シートを繰り出し、管体外周を被覆すること
が行われるようになつた。
この管体を被覆する筒状シートはシールド掘削
機の後端部に組込んだ格納管内に折り畳んで収納
され、管体敷設時にその端部を格納管から引出し
て立坑の坑口に固定したのち、格納管の後端に管
体を接続させてシールド機と共に該管体を前進さ
せ、この前進によつて格納管の後端から自動的に
繰り出されて管体の外周を被覆していくものであ
るが、この際、格納管に収納された筒状シートが
実際に繰り出されているのか或いはどの程度繰り
出されたのかを知ることが困難であり、例えば、
筒状シートが繰り出し中に引つ掛かつた場合にお
いては破損する虞れがある。
(考案の目的) 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
ので、格納管からの繰出しを正確に確認できるよ
うにした地中埋設管の被覆用筒状シートを提供す
るものである。
(考案の構成) 上記目的を達成するために本考案の筒状シート
は、シールド工法又は推進工法によつて地中に埋
設する管体を被覆する筒状シートにおいて、該筒
状シート主体に長さ方向に所定間隔毎に磁気テー
プを貼着していることを特徴とするものであり、
管体被覆時に格納管から筒状シートが正確に繰り
出されているかどうかを、筒状シートに貼着した
磁気テープの移動を検知器で測定して確認し得る
ように構成したものである。
(実施例の説明) 本考案の実施例を図面について説明すると、1
はビニールシート等の柔軟な合成樹脂製シートよ
り形成された長尺の筒状シート主体で、その外周
面又は内周面に、長さ方向に一定間隔毎に磁気テ
ープ2,2……2を全長に亘つて貼着してある。
この磁気テープ2の形状は、筒状シート主体1
の周方向に長辺側を沿わせた短冊状ないしは長方
形状に形成されてあり、必要に応じて筒状シート
主体1の両側部の2個所又はそれ以上の部分に貼
着してこの状態を長さ方向に一定間隔毎に設けて
ある。
このように構成した管体被覆用筒状シートは、
第2図及び第3図に示すように、シールド掘削機
3のスキンプレート後端部に設けた内外二重管よ
りなる格納管4の環状空間部5に長さ方向に折畳
み収縮した状態で格納されるものであり、環状空
間部5の後端は開口して引出し口6に形成され、
該引出し口6には内外スポンジ体7,8を周設し
てある。
又、格納管4の引出し口部分における内管4a
には磁気検知器9が装着されてあり、その検知部
を内側スポンジ体8に穿設した透孔10を介して
内外スポンジ体7,8間を通る筒状シート主体1
に臨ませてある。
今、立坑11の坑口12に格納管4から引き出
した筒状シート主体1の後端を固定したのち、格
納管4に管体13を接続して管体13の後端から
推進ジヤツキ(図示せず)で押し、該管体13を
介してシールド掘削機3を掘進させると、格納管
4の引出し口6から筒状シート主体1がスポンジ
体7,8に摺接しながら引き出され、管体13を
被覆する。
この際、引出し口6の部分に配設された磁気検
知器9により、筒状シート主体1に一定間隔毎に
貼着している磁気テープ2を検知し、筒状シート
主体1の繰り出し長さを検出すると共に、この繰
出し長さと管体13の推進量とを適宜な比較測定
器で比較して筒状シート主体1の繰り出し状態を
確認するものである。
(考案の効果) 以上のように本考案における地中埋設管の被覆
用筒状シートによれば、筒状シート主体に長さ方
向に所定間隔毎に磁気テープを貼着しているの
で、管体推進埋設時にシールド掘削機の後方から
繰り出される筒状シート主体の繰り出し状態を磁
気検知器で検知することにより容易且つ正確に知
ることができ、筒状シート主体が伸びて破損する
虞れのある場合等を予測できてその予防対策を講
じることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
一部の簡略斜視図、第2図は使用状態を示す縦断
側面図、第3図は格納管の一部拡大断面図であ
る。 1……筒状シート主体、2……磁気テープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シールド工法又は推進工法によつて地中に埋設
    する管体を被覆する筒状シートにおいて、該筒状
    シート主体に長さ方向に所定間隔毎に磁気テープ
    を貼着していることを特徴とする地中埋設管の被
    覆用筒状シート。
JP2449285U 1985-02-22 1985-02-22 Expired JPH0332623Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2449285U JPH0332623Y2 (ja) 1985-02-22 1985-02-22

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JP2449285U JPH0332623Y2 (ja) 1985-02-22 1985-02-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61141399U JPS61141399U (ja) 1986-09-01
JPH0332623Y2 true JPH0332623Y2 (ja) 1991-07-10

Family

ID=30518689

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JP2449285U Expired JPH0332623Y2 (ja) 1985-02-22 1985-02-22

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JPS61141399U (ja) 1986-09-01

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