JPH0332509A - 特にチャックジョーの調整又はチャックジョーによる締付力の調整のための運動変換システムに関する調整回転モーメント発生装置 - Google Patents

特にチャックジョーの調整又はチャックジョーによる締付力の調整のための運動変換システムに関する調整回転モーメント発生装置

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JPH0332509A
JPH0332509A JP16551290A JP16551290A JPH0332509A JP H0332509 A JPH0332509 A JP H0332509A JP 16551290 A JP16551290 A JP 16551290A JP 16551290 A JP16551290 A JP 16551290A JP H0332509 A JPH0332509 A JP H0332509A
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ギュンタ ホルスト ロェーム
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、特にチャックジョーの調整又はチャックジョ
ーによる締付力の調整のための運動変換システムに関す
る隣接回転モーメント発生装置であって、工作機械の回
転駆動可能な中空の工作スピンドルと、この工作スピン
ドル中に移動可能に配設された調整ロッドとを備え、前
記運動変換システムが工作スピンドルと連動回転するよ
うに配設され、この運動変換システムの作動のために互
いに反対方向に相対回転できる2つの調整ギヤが工作ス
ピンドルと共軸に配設され、これらの調整ギヤと固設さ
れた調整動力発生器との間の駆動ベルトにかかるように
差動ギヤ装置が配設されており、この差動ギヤ装置が調
整動力発生器の回転運動又は回転モーメントを両調整ギ
ヤに分配する:A!回転モーメント発生装置に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]西独37
37190A1号公報より公知の上記装置では、一方の
調整ギヤが工作スピンドルニ固定され、この工作スピン
ドル中に回転可能に配設された。調整ロッドに他の調整
ギヤが固定されており、これら調整ロッドの回転運動が
チャックジジーの半径方向の運動に変換される。
つまり、前記のような運動変換システムは、軸方向移動
すべき調整ロッドを備えた装置には適していない。一方
の調整ギヤが工作スピンドルに固定されているために、
隣接回転モーメントを加えると、工作スピンドルが隣接
回転モーメント反力で付勢される。変速機のような2段
階の差動機として差動ギヤ装置が構成されており、変速
軸に回転不能に配設された2つの変速ギヤによって中央
ギヤが同時に動くよう結合され、変速軸は、中央ギヤの
周りに回転可能に配置され、調整動力発生器に接続され
た回転モーメントクラッチの出力部材に負荷従属的に支
持されている。調整動力発生器としての電動機は、通常
作動時は常に一定の回転数及び回転方向で回転する。こ
の際、変速機主軸周りの変速軸の自動回転によって、回
転モーメントクラッチを通して伝えられる回転モーメン
トと加えられる締付力との間に平衡が生じる。
西独第3218083C2号公報より公知の装置では、
運動変換システムとしてねじ伝動装置が設けられている
。このねじ伝動装置によれば、導入された回転運動が軸
方向の運動に変換され、この軸方向運動が中空工作スピ
ンドル中を軸方向に移動可能に案内された調整ロッドに
伝えられる。調整動力発生器としての電動機が工作スピ
ンドルに固定して回転する回転子を有し、この回転子は
隣接回転モーメントを加えるために電動機電流の変化に
より加速又は制動を受ける。この際、運動変換システム
に生じる隣接回転モーメント反力は、この運動変換シス
テムを調整する磁路を閉じるために、工作スピンドルと
その回転駆動機構とを介して不動の構成部分に加えられ
る。一定の隣接回転モーメントを得るためには、電動機
特性曲線中における工作スピンドル回転数に対する動作
点に応じて兄なる電力を調整電動機に供給しなければな
らない。というのは、工作スピンドルの回転数に応じて
調整電動機特性曲線中で動作点が変わるからである。こ
の工作スピンドル回転数への依存性は、動力又は位置制
御回路により調整される。
調整電動機は、この回路中で外乱値として評価される工
作スピンドルの回転角及び/又は回転数を考慮して調整
値として制御される。
本発明の根底をなす課題は、隣接回転モーメントの付与
が工作スピンドルに影響を及ぼすことなく運動変換シス
テムが軸方向移動可能な調整ロッドを直接に作動させる
ことができ、しかも、一定の隣接回転モーメントを得る
のに必要な調整動力発生器の制御が工作スピンドルの回
転数に無関係であり、したがって、この2j整回転モー
メントが紛れもなく他の、制御機構なしに調整動力発生
器の制御だけに依存するように、前記隣接回転モーメン
ト発生装置を構成することにある。
[課題を解決するための手段とその作用]本発明によれ
ば、複数の締付ねじ軸が回転可能かつ軸方向に移動不能
に工作スピンドルに取り付けられ、しかもこれらの締付
ねじ軸が工作スピンドルの軸に対して平行かつ偏心して
配設されており、工作スピンドルに対して相対回転可能
な前記調整ギヤがこれらの締付ねじ軸に駆動接続されて
いて、軸方向移動可能な前記調整ロッドに形成されたね
じ出資入部に締付ねじ軸のねじ山が螺入され、一方の調
整ギヤに駆動接続されている締付ねじ軸のねじ方向が、
他方の調整ギヤに駆動接続されている締付ねじ軸とは逆
であることによって前記課題が解決される。
まず、上記配設によれば、両調整ギヤが締付ねじ軸を通
して回転調整運動を直接に調整ロッドの軸方向調整運動
に変換する。この際、両調整ギヤは、隣接回転モーメン
トの反力支持と同様に運動変換システムへの隣接回転モ
ーメントの導入に関して完全に対称に働くので、他の支
持機構を必要としない。一方の調整ギヤに隣接回転モー
メントが働き、他方の調整ギヤにその反力が働く。特に
、両調整ギヤが工作スピンドルに対して回転可能に取り
付けられているので、この工作スピンドルには隣接回転
モーメントもその反力も加わることがない。いずれにし
ても実際、両調整ギヤが工作スピンドルの回転に関与す
るが、対称性の故に両調整ギヤの回転が差動ギヤ装置中
で完全に互いに相殺される。つまり、両調整ギヤが運動
変換システムの作動のために互いに相対回転させられる
のでなくて調整動力発生器がこれに対応して制御される
限りにおいて、差動ギヤ装置の駆動部材は工作スピンド
ルの稼働中であっても停止している。したがって、調整
動力発生器の如何を問わず、制御を受けて作動して差動
ギヤ装置の駆動部材を動かす動力発生器部分は、工作ス
ピンドルの回転とは常に完全に切り離されている。この
際、調整動力発生器は回転子を有する必要がなく、非常
に簡単な構造でよい。例えば、停止又は回転する工作ス
ピンドル上での両調整ギヤの逆方向相対回転にとって必
要な所望の大きさの隣接回転モーメントを得ることがで
きる限りは、ラックとピニオンとを介して差動ギヤ装置
の駆動部材を回転させるシリンダとピストンとの組み合
わせであってもよい。隣接回転モーメントも、工作スピ
ンドルの回転数とは完全に無関係である。
工作スピンドル回転数の変化が調整動力発生器に影響を
与えることはない。調整ギヤに働く隣接回転モーメント
は、調整動力発生器の制御及び調整によってのみ定めら
れ、工作スピンドルの回転数とは無関係である。この結
果、工作スピンドルの回転数とは無関係に一定の隣接回
転モーメントを得るための全ての制御が不要になる。
同じねじ方向の締付ねじ軸が2本づつ工作スピンドルの
直径方向に対向し、ねじ方向の異なる締付ねじ軸が工作
スピンドルの周方向に交互に位置することが、対称性の
理由から好ましい。
締付ねじ軸のためのねし出資入部が調整口・ンドのフラ
ンジに形成され、調整ギヤ及び締付ねじ軸か工作スピン
ドルのフランジに取り付けられ、締付ねじ軸に対して回
転不能なピニオンが調整ギヤと同じく工作スピンドルの
フランジの両側にそれぞれ配設されており、各ピニオン
に調整ギヤが歯合することを特徴とする実施態様が、特
に合目的である。各調整ギヤの内側に環状ギヤが形成さ
れ、この環状ギヤに前記ピニオンが歯合するのが最良で
ある。
他の重要な発明は、差動ギヤ装置がベベルギヤ差動機と
して構成されていて、調整動力発生器によって駆動部材
を介して導入された回転運動が、少なくとも1つの補償
ギヤを介して互いに逆方向に接続された2つの出力ギヤ
を通して出力され、これらの出力ギヤは調整ギヤのそれ
ぞれに回転接続していて、1つの出力ギヤとこれに対応
する調整ギヤとの間の回転接続においては、出力ギヤと
調整ギヤとか互いに反対方向に回転するように反転が行
われるという点にあり、これによれば好都合な差動ギヤ
装置の構造が得られる。
特に、2つの中間ギヤが各調整ギヤにそれぞれ駆動接続
されており、これらの中間ギヤがそれぞれ調整ギヤと同
一方向に回転し、一方の中間ギヤは直接、他方は反転ギ
ヤを介してそれぞれ出力ギヤに接続されている。反転ギ
ヤを介して接続された中間ギヤと出力ギヤとは、互いに
逆方向に回転する。
調整ギヤは、それぞれ歯付ベルトによって各中間ギヤに
接続することができる。共軸に配設された出力ギヤと中
間ギヤとが反転ギヤの伝動部材とともに不動のギヤケー
スに取り付けられており、このギヤケースが、出力ギヤ
と駆動部材とをこの駆動部材に隣接して再出力ギヤの間
で回転する補償ギヤとともに取り囲む一方、中間ギヤは
軸方向において互いに隣接してギヤケースの外側で同じ
側に配設されているのが合目的である。更に、出力ギヤ
は、軸方向に互いに対向しており、逆方向に延出する中
空のスタブシャフトがギヤケースの側壁に軸支され、再
出力ギヤのスタブシャフト中には21整動力発生器こよ
って作動され駆動部材を回転不能に担持するドライブシ
ャフトが取り付けられていて、駆動部材は、補償ギヤの
取り付けのために半径方向においてドライブシャフトに
向けられたピンを有しており、反転ギヤを介して出力ギ
ヤに接続された中間ギヤが他の出力ギヤのスタブシャフ
ト上に回転可能に配置されるとともに、このスタブシャ
フト上に第2の中間ギヤが回転不能に取り付けられるよ
うに配設することが好ましい。出力ギヤ、中間ギヤ及び
調整ギヤがそれぞれ同径であって、回転数及び回転角が
それぞれ等しい大きさであることが合目的である。
差動ギヤ装置の駆動部材への簡便な動力伝達のためには
、:A”l動力発生器は、不動の固定子と差動ギヤ装置
のドライブシャフトに回転接続された回転子とを備える
回転磁界電動機であってよい。ただし、再び強調するけ
れども、回転子は:JyJ整回転モーメントを伝達する
場合であっても工作スピンドルの回転に関与しない。
[実施例〕 以下、図面に示す実施例を用いて本発明を更に詳細に説
明する。
図面には、詳細不図示の工作機械の中空工作スピンドル
1が部分的にのみ示されており、特にこのスピンドルの
ための機械本体中の軸受も、その回転のための駆動装置
も図示を省略している。工作スピンドルi中に軸方向に
移動可能に中空の調整ロッド2が案内されており、この
案内ロッドは、全体が符号3で表わされる運動変換シス
テムにより、例えば工作スピンドルlの頭部に位置する
不図示のチャックジョーの位置調整を行なうために、工
作スピンドル1中を軸方向に移動し111る。不動の調
整励動力発生器によって動作させられる運動変換システ
ム3全体は、工作スピンドル1と連動回転するように配
設されている。この運動変換システム3は、工作スピン
ドル〕のフランジ5に共軸かつ回転可能に配設された2
つの調整ギヤ61.82をHする。
この運動変換システム3を作動させるためには、両調整
ギヤ81.82が互いに反対方向に相対回転させられね
ばならない。このために、調整ギヤ61.82と調整動
力発生器4との間に全体が符号7で示される差動ギヤ装
置が配設されていて、調整動力発生器4によって駆動部
材8を介して導入された回転運動が2つの出力ギヤ91
.92を通して出力される。この際、調整ギヤ61,6
2、出力ギヤ91.92及び駆動部材8は、軸か平行に
配設されている。出力ギヤ91.92は、2J整ギヤ1
31.62のそれぞれに回転接続していて、出力ギヤ9
1とこれに対応する調整ギヤ[ilとの間の回転接続に
おいては、出力ギヤ91と調整ギヤBlとが互いに反対
方向に回転するように反転がなされる。詳細には、両、
;itギヤ61.132の外周が歯付ベルトlot、1
02を介して中間ギヤ201,202にそれぞれ接続さ
れている。これらの中間ギヤ201゜202は、軸が調
整ギヤ81.82と平行であり、同様に外周に歯を付け
られていて、調整ギヤ61゜62とそれぞれ同一方向に
回転する。一方の中間ギヤ202は出力ギヤ92に直接
接続され、他方の中間ギヤ201は反転ギヤ30を介し
て他の出力ギヤ91に接続されている。つまり、中間ギ
ヤ201と出力ギヤ91とは互いに反対方向に回転する
出力ギヤ91.92と中間ギヤ201,202とは、共
軸に配設されていて、反転ギヤ30の伝動部材301〜
306とともに不動のギヤケース11に取り付けられて
いる。このギヤケース11は、出力ギヤ91゜92と差
動ギヤ装置7の駆動部材8とを、この駆動部材8に隣接
して再出力ギヤ91 、92の間で回転する補償ギヤ1
2とともに取り囲んでいる。雨中間ギヤ20L、202
は、ギヤケース11の外側の同じ側に配設されている。
出力ギヤ91.92は、軸方向に互いに対向し合ってお
り、逆方向に延出する中空のスタブシャフト401,4
02がギヤケース11の壁壁に軸支されている。両出力
ギヤ91゜92のスタブシャフト401.402中には
、調整動力発生器4によって作動され、駆動部材8を回
転不能に担持するドライブシャフト13が取り付けられ
ている。駆動部材8は、補償ギヤ12の取り付けのため
に半径方向においてドライブシャフト13に向けられた
ピン14を有しており、第1図では2組のピン14と補
償ギヤ12とだけが示されている。反転ギヤ30を介し
て出力ギヤ91に接続された中間ギヤ201が他の出力
ギヤ92のスタブシャフト402上に回転可能に配置さ
れるとともに、このスタブシャフト402上に第2の中
間ギヤ202が回転不能に取り付けられている。反転ギ
ヤ30が、ギヤケース11の軸方向に対向する側壁間で
出力ギヤ91の回転運動を伝える。この結果、雨中間ギ
ヤ201,202及びこれに対応する再調整ギヤ61.
Hは、いずれも軸方向において互いに近くに配設するこ
とができる。反転ギヤ30の詳細を説明すると、反転ギ
ヤ30は、出力ギヤ91のスタブシャフト401上にギ
ヤ301を有する。
その回転運動は、ギヤケース11に取り付けられたギヤ
302を経て、差動ギヤ装置7のドライブシャフト13
に対して平行にギヤケース11に設けられた差動シャフ
ト303に伝えられる。この差動シャフト303は、ギ
ヤケース11の一方の側壁から他の側壁へと延びる。他
の側壁において、差動シャフト303の回転運動は、互
いに歯合する2つのギヤ304.305を介して、中間
ギヤ201を担持するスリーブ15に伝えられる。この
スリーブ15は、中間ギヤ202を担持する出力ギヤ9
2のスタブシャフト402上に回転可能に配置されてお
り、外歯306が上記ギヤ305に歯合する。
両出力ギヤ91,92 、雨中間ギヤ201,202及
び両調整ギヤB1.62は、それぞれ同径である。調整
動力発生器4は、不動の固定子4.1と、駆動ギヤ装置
7のドライブシャフト13にVベルト16を介して回転
接続された従動軸17を有する回転子とを供える回転磁
界電動機である。締付ねじ軸501.502が、回転可
能かつ軸方向に移動不能に工作スピンドルlのフランジ
5に取り付けられている。しかも、これらの締付ねじ軸
501,502は、工作スピンドルlの軸に対して平行
かつ偏心して配設されている。これら締付ねじ軸501
゜502は、それぞれピニオン18を介して各、刺整ギ
ヤ[i1、62に駆動接続している。このために、各調
整ギヤ81.62の内側に環状ギヤが形成され、この環
状ギヤにピニオン18が歯合する。締付ねじ軸501,
5(12は、ねじ山20が形成されたピン19をそれぞ
れ有する。このねじ山ピン19は1.苅整ロッド2のフ
ランジ2iに形成されたねし側受入部に螺入されている
。同一、M整ギヤ61に係合する全ての締付ねじ軸50
1は、ねじ山20のねじ方向が同一であるが、他の調整
ギヤ62に回転接読する締付ねじ軸502とはねじ方向
が反対である。
同じねじ方向の締付ねじ軸50k又は502が2本づつ
工作スピンドルlの直径方向に対向し、ねじ方向の異な
る締付ねじ軸501及び502が工作スピンドル(の周
方向に交互に装置する。、凋整ギヤ61.62及び締付
ねじ軸501,502のピニオン18は、フランジ5の
両側にそれぞれ配設されている。
調整ロッド2の軸方向移動のためには再調整ギヤ61.
62が互いに反対方向に相対回転させられるが、これら
の調整ギヤに働く隣接回転モーメントは向きが反対であ
って大きさが等しい。
ただし、工作スピンドル1は、この隣接回転モーメント
の負荷を受けることかない。一方の調整ギヤ61によっ
て駆動される締付ねじ軸501は、これに対応して他方
の調整ギヤ62によって駆動される締付ねじ1d150
2とは回転方向が逆である。
しかしながら、締付ねじ軸501及び502は回転方向
が兄なるにもかかわらず、ねじ山20のねし方向が逆で
あるので、全ての締付ねし軸の回転が調整ロッド2の均
一な軸方向移動を引き起こす。
さて、工作スピンドルlが回転すると、この工作スピン
ドルとともに運動変換システム3全体が回転する。すな
わち、工作スピンドルlに連動して特に両調整ギヤ61
.[12も回転する。しかも両調整ギヤ81.62の回
転は、向きが同一である。この同一方向の回転が中間ギ
ヤ201.202に伝わり、これらの中間ギヤが同様に
同一方向に回転する。これに対して、これらの中間ギヤ
201.202に接続された差動ギヤ装置7の出力ギヤ
91.92は、反転ギヤ30の介在のゆえに逆方向・に
回転する。この際、補償ギヤ12がピン14の周りに回
転はするが、差動ギヤ装置7の駆動部材8はドライブシ
ャフト13ととも1こ停止しl;ままであり1.2!整
動力発生器4の回転子も連動回転することがない。動力
発生器4が付勢されると回転子、ドライブシャフト13
及び駆動部材8の回転が引き起こされ、両出力ギヤ91
.92の同一方向の連動回転が生じる。しかしながら、
出力ギヤ91の回転方向が中間ギヤ201への回転伝達
の際に反転するので、雨中間ギヤ201.202及び両
調整ギヤ81.82が互いに反対方向に相対回転し、既
述のように調整ロッド2の軸方向移動が生じる。以上の
運動変換システム3の働きは、工作スピンドルlが駆動
されているかどうか、つまりこの工作スピンドルlに連
動して調整ギヤ61.62及び中間ギヤ201.202
が駆動されているかどうか、あるいは、これらが停止し
ているかどうかには無関係である。
[発明の効果] 以上に説明したように、本発明に係る隣接回転モーメン
ト発生装置は、複数の締付ねじ軸が回転可能かつ軸方向
に移動不能に工作スピンドルに取り付けられ、しかもこ
れらの締付ねじ軸が工作スピンドルの軸に対して平行か
つ偏心して配設されており、工作スピンドルに対して相
対回転可能な前記1週整ギヤがこれらの締付ねじ軸に駆
動接続されていて、軸方向移動可能な調整ウッドに形成
されたねじ出資入部に締付ねじ輔のねじ山が螺入され、
一方の調整ギヤに駆動接続されている締付ねじ軸のねじ
方向が、他方の調整ギヤに駆動接続されている締付ねじ
軸とは逆である。したがって、本発明によれば、調′!
1回転モーメントの付与が工作スピンドルに影響を及ぼ
すことなく、運動変換システムが軸方向移動可能な調整
ロッドを直接に作動させることができる。しかも、一定
の隣接回転モーメンi・を1Σ)るのに必要な調整動力
発生器の制御が工作スピンドルの回転数に無関係であり
、したがって、この隣接回転モーメントが紛れもなく他
の制御機構なしに調整動力発生器の制御だけに依存する
[要 約] 特にチャックジョーの調整又はチャックジョーによる締
付力の調整のための運動変換システム(3)に関する隣
接回転モーメント発生装置であって、運動変換システム
(3)が工作機械の回転駆動可能な工作スピンドル(1
)に配設されており、同システム(3)は不動に配設さ
れた調整動力発生器(4)によって作動させられる。こ
の運動変換システム(3)は、その作動のために互いに
反対方向に相対回転させられる2つの調整ギヤ(61,
(i2)を工作スピンドル(1)上に有し、これら調整
ギヤ(81,62)と調整動力発生′r:1(4)との
間には回転する差動ギヤ装置(7)が配設されている。
この差動ギヤ装置(7)においては、調整動力発生器(
4)によって駆動部材(8)を介して導入された回転運
動が2つの出力ギヤ(9192)を通して出力される。
これら出力ギヤ(91゜92)は、調整ギヤ(61,[
12)のそれぞれに回転接続しており、一方の出力ギヤ
(91)とこれに対応する調整ギヤ〈61)との間で回
転方向の反転が行われる。これら調整ギヤ(61,62
)の回転は、締付ねじ軸(501,502)を通して調
整ロッド(2)の軸方向移動に変換される(第1図)。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る装置の1−1断面図、第
2図は前図の■方向矢視部分正面図である。 符号の説明 1・・・工作スピンドル 2・・・調整ウッド 3・・・運動変換システム 4・・・調整動力発生器 4.1・・・固定子 5・・・工作スピンドルのフランジ 7・・・差動ギヤ装置 8・・・駆動部材 11・・・ギヤケース 12・・・補償ギヤ 13・・・ドライブシャフト 14・・・ピン 18・・・ピニオン 20・・・ねじ山 21・・・調整ロッドのフランジ 30・・・反転ギヤ 61.62・・・調整ギヤ 91.92・・・出力ギヤ 201.202・・・中間ギヤ 1〜3 6・・・伝動部材 401゜ 2・・・スタブシャツ ト 2・・・締付ねじ軸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、特にチャックジョーの調整又はチャックジョーによ
    る締付力の調整のための運動変換システム(3)に関す
    る調整回転モーメント発生装置であって、工作機械の回
    転駆動可能な中空の工作スピンドル(1)と、この工作
    スピンドル中に移動可能に配設された調整ロッド(2)
    とを備え、前記運動変換システム(3)が工作スピンド
    ル(1)と連動回転するように配設され、この運動変換
    システム(3)の作動のために互いに反対方向に相対回
    転できる2つの調整ギヤ(61、62)が工作スピンド
    ル(1)と共軸に配設され、これらの調整ギヤ(61、
    62)と固設された調整動力発生器(4)との間の駆動
    ベルトにかかるように差動ギヤ装置(7)が配設されて
    おり、この差動ギヤ装置が調整動力発生器(4)の回転
    運動又は回転モーメントを両調整ギヤ(61、62)に
    分配する調整回転モーメント発生装置において、 複数の締付ねじ軸(501、502)が回転可能かつ軸
    方向に移動不能に工作スピンドル(1)に取り付けられ
    、しかもこれらの締付ねじ軸が工作スピンドル(1)の
    軸に対して平行かつ偏心して配設されており、工作スピ
    ンドル(1)に対して相対回転可能な前記調整ギヤ(6
    1、62)がこれらの締付ねじ軸(501、502)に
    駆動接続されていて、軸方向移動可能な前記調整ロッド
    (2)に形成されたねじ山受入部に締付ねじ軸(501
    、502)のねじ山(20)が螺入され、一方の調整ギ
    ヤ(61)に駆動接続されている締付ねじ軸(501)
    のねじ方向が、他方の調整ギヤ(62)に駆動接続され
    ている締付ねじ軸(502)とは逆であることを特徴と
    する調整回転モーメント発生装置。 2、同じねじ方向の締付ねじ軸(501又は502)が
    2本づつ工作スピンドル(1)の直径方向に対向し、ね
    じ方向の異なる締付ねじ軸(501、502)が工作ス
    ピンドル(1)の周方向に交互に位置することを特徴と
    する請求項1記載の調整回転モーメント発生装置。 3、締付ねじ軸(501、502)のためのねじ山受入
    部が調整ロッド(2)のフランジ(21)に形成され、
    調整ギヤ(61、62)及び締付ねじ軸(501、50
    2)が工作スピンドル(1)のフランジ(5)に取り付
    けられ、締付ねじ軸(501、502)に対して回転不
    能なピニオン(18)が調整ギヤ(61、62)と同じ
    く工作スピンドルのフランジ(5)の両側にそれぞれ配
    設されており、各ピニオン(18)に調整ギヤ(61、
    62)が歯合することを特徴とする請求項1又は2に記
    載の調整回転モーメント発生装置。 4、各調整ギヤ(61、62)の内側に環状ギヤが形成
    され、この環状ギヤに前記ピニオン(18)が歯合する
    ことを特徴とする請求項3記載の調整回転モーメント発
    生装置。 5、差動ギヤ装置(7)がベベルギヤ差動機として構成
    されていて、調整動力発生器(4)によって駆動部材(
    8)を介して導入された回転運動が、少なくとも1つの
    補償ギヤ(12)を介して互いに逆方向に接続された2
    つの出力ギヤ(91、92)を通して出力され、これら
    の出力ギヤは調整ギヤ(61、62)のそれぞれに回転
    接続していて、1つの出力ギヤ(91)とこれに対応す
    る調整ギヤ(61)との間の回転接続においては、出力
    ギヤ(91)と調整ギヤ(61)とが互いに反対方向に
    回転するように反転が行われることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか1項に記載の調整回転モーメント発生
    装置。 6、2つの中間ギヤ(201、202)が各調整ギヤ(
    61、62)にそれぞれ駆動接続されており、これらの
    中間ギヤがそれぞれ調整ギヤ(61、62)と同一方向
    に回転し、一方の中間ギヤは直接、他方は反転ギヤ(3
    0)を介してそれぞれ出力ギヤ(91又は92)に接続
    されていることを特徴とする請求項5記載の調整回転モ
    ーメント発生装置。 7、共軸に配設された出力ギヤ(91、92)と中間ギ
    ヤ(201、202)とが反転ギヤ(30)の伝動部材
    (301〜306)とともに不動のギヤケース(11)
    に取り付けられており、このギヤケースは、出力ギヤ(
    91、92)と駆動部材(8)とをこの駆動部材(8)
    に隣接して両出力ギヤ(91、92)の間で回転する補
    償ギヤ(12)とともに取り囲むことを特徴とする請求
    項6記載の隣接回転モーメント発生装置。 8、出力ギヤ(91、92)は、軸方向に互いに対向し
    ており、逆方向に延出する中空のスタブシャフト(40
    1、402)がギヤケース(11)の側壁に軸支され、
    両出力ギヤ(91、92)のスタブシャフト(401、
    402)中には調整動力発生器(4)によって作動され
    駆動部材(8)を回転不能に担持するドライブシャフト
    (13)が取り付けられていて、駆動部材(8)は、補
    償ギヤ(12)の取り付けのために半径方向においてド
    ライブシャフト(13)に向けられたピン(14)を有
    しており、反転ギヤ(30)を介して出力ギヤ(91)
    に接続された中間ギヤ(201)が他の出力ギヤ(92
    )のスタブシャフト(402)上に回転可能に配置され
    るとともに、このスタブシャフト(402)上に第2の
    中間ギヤ(202)が回転不能に取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項7記載の調整回転モーメント発生
    装置。 9、出力ギヤ(91、92)、中間ギヤ(201、20
    2)及び調整ギヤ(61、62)が、それぞれ同径であ
    ることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載
    の調整回転モーメント発生装置。 10、調整動力発生器(4)は、不動の固定子(4、1
    )と差動ギヤ装置(7)のドライブシャフト(13)に
    回転接続された回転子とを備える回転磁界電動機である
    ことを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の
    調整回転モーメント発生装置。
JP16551290A 1989-06-23 1990-06-22 特にチャックジョーの調整又はチャックジョーによる締付力の調整のための運動変換システムに関する調整回転モーメント発生装置 Pending JPH0332509A (ja)

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DE3920612A DE3920612A1 (de) 1989-06-23 1989-06-23 Vorrichtung zum erzeugen eines stelldrehmoments fuer ein bewegungswandlungssystem, insbesondere zum verstellen der backen eines futters oder der von ihnen ausgeuebten spannkraft
DE3920612.2 1989-06-23
EP89120452A EP0403693B1 (de) 1989-06-23 1989-11-04 Vorrichtung zum Erzeugen eines Stelldrehmomentes für ein Bewegungswandlungssystem, insbesondere zum Verstellen der Backen eines Futters oder der von ihnen ausgeübten Spannkraft
EP89120452.1 1989-11-04

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BR (1) BR9001357A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008080446A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Okuma Corp 電動式チャック開閉装置
JP2010184345A (ja) * 2009-02-11 2010-08-26 Karl Hiestand 工作機械用クランプ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008080446A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Okuma Corp 電動式チャック開閉装置
JP2010184345A (ja) * 2009-02-11 2010-08-26 Karl Hiestand 工作機械用クランプ装置

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ATE85251T1 (de) 1993-02-15
BR9001357A (pt) 1991-04-02

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