JPH0332304Y2 - - Google Patents

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JPH0332304Y2
JPH0332304Y2 JP17998086U JP17998086U JPH0332304Y2 JP H0332304 Y2 JPH0332304 Y2 JP H0332304Y2 JP 17998086 U JP17998086 U JP 17998086U JP 17998086 U JP17998086 U JP 17998086U JP H0332304 Y2 JPH0332304 Y2 JP H0332304Y2
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plates
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Description

【考案の詳細な説明】 〔利用分野及び考案の概要〕 本考案は、浴室等で用いる簀子に関するもので
あり、多数の中空桟を屈曲可能に並列するととも
にその両端に反転屈曲不能の栓体を装着すること
により、使用時には床面と平行な剛平面を維持
し、移動の際にはこれを丸めて持ち運べるように
するものである。
〔従来技術及びその問題点〕
従来の簀子は、第9、第10図の如く構成され
ており、板状桟10,10を一定の間隔で並設
し、この板状桟10,10の裏面に複数の脚桟1
1,11を、針付、接着、嵌着等の手段で固着一
体化させたものである。
この場合、板状桟10,10と脚桟11,11
とが交叉状に固着されることから、板状桟10,
10の表面が一平面の剛平面となり、この表面に
人が乗つても撓んだりしない。
ところが、この従来のものは嵩高であることか
ら、移動の際これの持ち運びが不便であるという
問題があつた。
これは、持ち運びの際にも、全体を小さくでき
ないからである。
〔技術的課題〕
本考案は、このような、『多数の板状桟10,
10を平行に連結した簀子』において、展開時に
は簀子としての剛性を持ち、移動の際にはこれの
持ち運びを容易ならしめるため、不使用時には、
簀子を構成する板状桟10,10を連結方向に丸
められるようにすることをその技術的課題とす
る。
〔技術的手段〕
上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は『板状桟10,10を屈曲自在に
連結するとともにこの板状桟10,10のそれぞ
れに長手方向に延びる脚片13を設け、前記板状
桟10,10の両端に蓋板2,2を固着するとと
もに隣り合う蓋板2,2相互を屈曲自在に連結
し、前記屈曲支点の上方に位置する蓋板2,2の
側辺に、板状桟10,10を水平に展開した時に
当接する当接部21,21を具備させた』ことで
ある。
〔作用〕
本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
板状桟10,10及び蓋板2,2相互は屈曲可
能に連結され、当接部21,21は板状桟10,
10を展開状態にしたとき当接し、しかも、この
当接点は当接部21,21の連結支点の上方に位
置するから、簀子を構成する板状桟10,10は
裏面側を内側とする方向に折り曲げられる。
従つて、簀子の移動の際には、全体を裏面側方
向に丸めて全体の嵩を低くできる。 又、展開状
態では、蓋板2,2の連結支点の上方に位置する
当接部21,21相互が当接するから、板状桟1
0,10の側縁部に荷重が加わつたとしても、こ
れら板状桟10,10が上方には屈曲しない。
すなわち、展開状態(使用状態)では、板状桟
10,10の構成する平面は、上方からの荷重に
対して剛性を有する。
〔効果〕
本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
簀子の移動の際には、全体を裏面側方向に丸め
て全体の嵩を低くできるから、簀子の持ち運びが
容易であり、しかも、展開状態(使用状態)で
は、板状桟10,10の構成する平面は、上方か
らの荷重に対して剛性を有するから、簀子表面に
人が立つた場合において足場が不安定になるよう
なこともない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図から第8図に基
いて説明する。
第1図〜第6図に示す第1実施例のものは、一
対の板状桟10,10を軟質剛性樹脂製の連結片
14で連結した第2図の如き単位板(A)を複数
個溶着連結して、第4図の如く、板状桟10,1
0の連結体から簀子を構成したものである。前記
板状桟10,10のそれぞれは、硬質合成樹脂製
の中空体とし、この中空体の裏面に脚片13,1
3を一体的に形成している。この一対の板状桟1
0,10からなる単位板(A)は、押出し成形に
より製作可能で、第2図の板状桟10,10と連
結片14,14とがこの成形により同時成形でき
る。この押出し成形により製作された第2図の断
面の長尺体を一定長さに裁断し、一方の板状桟1
0の端縁に突出する連結片14と、他方の単位板
(A)の一方の板状桟10の端縁に連設される板
状桟10を溶着して連続させると、第4図に示す
簀子における板状桟10,10の連結体が製作で
きる。
次に、蓋板2,2は、硬質塩化ビニール、ポリ
プロピレン等の材質からなり、第3図に示す如
く、板状桟10,10の中空部に丁度挿入される
複数の挿入片22,22を有し、且、一方の側縁
の一端に軸部23を、他方の側縁に軸孔25を具
備する軸受片24をそれぞれ具備させた構成とな
つている。
又、前記軸部23、軸受片24相互は回転自在
に嵌合する寸法関係を持ち、蓋板2,2を板状桟
10,10の中空部開放端に嵌着すると、一つの
蓋板2の軸部23は隣り合う蓋板2の軸受片24
に、他方の軸受片24は隣り合う蓋板2の軸部2
3にそれぞれ嵌合する。そして、この嵌合部が蓋
板2,2相互の屈曲支点となる。
尚、この実施例では、第5図の如く、挿入片2
2,22群を板状桟10の開放端に挿入したとき
蓋板2の頂面が板状桟10の表面と一致するよう
に、その高さ寸法が設定されており、しかも、軸
部23と軸受片24の屈曲中心(すなわち支点)
は、板状桟10,10間の連結片14の中心と一
致させてある。従つて、簀子全体を丸めるべく、
板状桟10,10間を裏面側に折り曲げると、蓋
板2,2相互も同様に無理なく折り曲げられる。
次に、この実施例では、各蓋板2,2は記述し
たように同じに構成されているが、蓋板2の側面
の軸部23の上方の端面、及び軸受片24の上方
の端面がそのまま既述の技術的手段における当接
部21,21として機能し、第1図、第5図に示
すように、板状桟10,10を水平に展開したと
き、蓋板2,2の側縁上部相互が当接することと
なる。
尚、以上の実施例では、各蓋板2,2を同じに
構成したが、両端の板状桟10,10に挿入する
蓋板2を中央に位置する2とは別に構成し、一方
の蓋板2には軸受片24のみを、他方の蓋板2に
は軸部23のみを具備させるようにしてもよい。
次に、第7図に示す第2実施例のものは、蓋板
2の側縁上部相互を係合させるようにしたもの
で、蓋板2の一方の側縁上部の当接部21に係合
部26を、他方の側縁上部の当接部21に被係合
部27をそれぞれ設けてある。又、これら係合部
26、被係合部27相互は一定の係合強度を持つ
ように設定されており、蓋板2,2相互の回動に
より係合部26、被係合部27は強制的に係合さ
れ、又、係合解除せしめられる。
この第2実施例の場合、簀子を平面状に展開し
たときの剛性が一層高くなる。
以上、いずれの実施例も、各板状桟10,10
を硬質剛性樹脂製の中空体としたが、これを、第
8図の如く、下方開放の断面形状に構成しても良
い。又、各蓋板2を、板状桟10毎に対応させる
構成とする必要はなく、複数の板状桟10,10
に一つの蓋板2が固着される構成としてもよい。
さらに、板状桟10,10相互は軟質剛性樹脂で
屈曲自在に連結する以外に、他のまわり対偶機構
により連結する構成としてもよい。又、蓋板2,
2の連結強度が十分な場合、板状桟10,10相
互を連結する前記手段は不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の要部の斜視図、
第2図は単位板(A)の断面図、第3図は蓋板2
の斜視図、第4図は簀子の全体の平面図、第5図
は蓋板2,2の屈曲支点と連結片14との関係を
示す説明図、第6図は巻き取り状態の側面図、第
7図は第2実施例の説明図、第8図は他の板状桟
10の断面図、第9図、第10図は従来例の説明
図であり、図中、 10,10……板状桟、13……脚片、2,2
……蓋板、21,21……当接部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 多数の板状桟10,10を平行に連結した簀
    子において、板状桟10,10を屈曲自在に連
    結するとともにこの板状桟10,10のそれぞ
    れに長手方向に延びる脚片13を設け、前記板
    状桟10,10の両端に蓋板2,2を固着する
    とともに隣り合う蓋板2,2相互を屈曲自在に
    連結し、前記屈曲支点の上方に位置する蓋板
    2,2の側辺に、板状桟10,10を水平に展
    開した時に当接する当接部21,21を具備さ
    せた簀子。 板状桟10,10の側縁相互を軟質合成樹脂
    製の連結片14で連結した実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の簀子。
JP17998086U 1986-11-22 1986-11-22 Expired JPH0332304Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17998086U JPH0332304Y2 (ja) 1986-11-22 1986-11-22

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JP17998086U JPH0332304Y2 (ja) 1986-11-22 1986-11-22

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Publication Number Publication Date
JPS6385181U JPS6385181U (ja) 1988-06-03
JPH0332304Y2 true JPH0332304Y2 (ja) 1991-07-09

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JP17998086U Expired JPH0332304Y2 (ja) 1986-11-22 1986-11-22

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