JPH0332291A

JPH0332291A - テレビジョン信号送信装置

Info

Publication number: JPH0332291A
Application number: JP1167281A
Authority: JP
Inventors: Masakatsu Toyoshima; 豊島　雅勝; Masahiro Tada; 多田　雅博
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1989-06-29
Filing date: 1989-06-29
Publication date: 1991-02-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、ＣＡＴＶ　（ケーブルテレビジョン）ンステ
ムに適用して好適なテレビジョン信号送信装置に関する
。

〔発明の概要〕

本発明は、ＣＡ’ｌｌｌシステムに好適なテレビジョン
信号送信装置において、衛星より受信した複数チャンネ
ルのテレビジョン信号中の映像信号を、ＦＭ復調した後
、所定間隔毎の周波数帯にＡＭ変調して送出すると共に
、音声信号を映像信号とは別の周波数帯に周波数変換し
て送出するようにし、衛星からの帯域幅の広いテレビジ
ョン信号を、簡単な構成で劣化させることなく　ＣＡＴ
Ｖシステムに伝送できるようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、放送衛星や通信衛星から送信されるテレビジョン
信号を受信して、有線放送であるＣＡＴＶシステムに伝
送させることが行われていた。即ち、衛星からＳＨＦ帯
で送信されるテレビジョン信号をＣＡＴＶセンタで受信
し、受信したテレビジョン信号をＣＡＴＶの規格で定め
られるＵＨＦ帯等の所定のチャンネルに変換してＣＡＴ
Ｖ用のケーブルに送出する。このようにすることで、各
家庭に設置された端末受信機でこの所定のＣＡＴＶチャ
ンネルの選局により、この衛星を介したテレビプログラ
ムの視聴が行われる。

このような場合、衛星から送信されるテレヒンヨン信号
は、音声信号がＰＣＭ信号化してあり、このＰＣＭ音声
信号を直接受信すると極めて高品質な音声が再生できる
。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、ＣＡＴＶ等の所謂地上の放送では衛星放送よ
りもｌチャンネルの帯域幅が狭いため、ＰＣＭ音声信号
を映像信号に付加してＣＡＴｔｌの１ヂヤンネルの帯域
内に収めることは困難であった。即ち、例えば日本の衛
星放送の規格（昭和５６年電波技術審議会答申第５編参
照）を第４図に示すと、各チャンネルのテレビジョン信
号をベースバンドに復調したときのスペクトラム分布は
、映像信号帯域が４．５ＭＨｚで、４相ＰＳＫ変調され
たＰＣＭ音声信号の副搬送波が５．７２７２７２ＭＨｚ
　＜帯域幅１．０２４ＭＨｚ　、　ロールオフ３０％）
である。一方、ＣＡＴＶシステムでは１チヤンネルの帯
域幅は６ＭＨｚ　に設定されているため、この第４図に
示すスペクトラム分布のテレビジョン信号を、ＣＡ　Ｔ
　Ｖの各チャンネルにそのまま伝送させることはできな
い。従って、従来はＣＡＴＶセンタで受信したテレビジ
ョン信号中のＰＣＭ音声信号を、アナログ音声信号に変
換し、通常の地上波のテレビジョン放送に準じたＦＭ変
調による伝送方式で各家庭に伝送していた。ところが、
このようにアナログ音声信号のＦＭ変調による伝送では
、ＰＣＭ音声信号を直接受信した場合に比べ、音質が大
幅に劣化する不都合があった。

この問題点を解決するために、本出願人は先に、映像信
号をＣＡＴＶチャンネルで伝送すると共に、各チャンネ
ルのＰＣＭ音声信号だけを別のデータチャンネルに再構
成して伝送するようなシステムを提案したく特開昭６０
−１０２０８０号公報）。この場合、データチャンネル
は、夫々のチャンネルのＰＣＭ音声信号をベースバンド
に復調した後、夫々のチャンネルのＰＣＭデータを連続
した１チヤンネルのシリアルデータに再構成したもので
ある。そして、各家庭ではこのデータチャンネルのデコ
ーダを設け、選局した映像信号に対応したＰＣＭ音声信
号をこのデコーダで抽出して復調させる。

斯かる構成によると、各家庭でＰＣＭ音声信号による高
品質な音声が再生できるが、ＣＡＴＶセンタではデータ
チャンネルを作成するためにＰＣＭデータのビット毎の
再構成が必要で、このための構成が複雑であると共に、
各家庭においてもこのデータチャンネルを復調するため
の専用のデコーダが必要で、端末側の構成を複雑化する
不都合があった。

本発明は之等の点に鑑み、簡単な構成でＣＡＴＶＡＴＶ
システムＣＭ音声信号を伝送できるようにすることを目
的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のテレビジョン信号送信装置は、例えば第１図に
示す如く、衛星より送出される複数チャンネルのテレビ
ジョン信号を受信し、受信した夫々のテレビジョン信号
中の映像信号を、チャンネルユニッ）　’　（３１）、
　（３２）・・・・によりＦＭ復調した後、所定間隔毎
の周波数帯にＡＭ変調して送出すると共に、受信した夫
々のテレビジョン信号中の音声信号を、チャンネルユニ
ット　（３１）、　（３２）・・・・により映像信号が
送出される周波数帯とは別の周波数帯に周波数変換して
送出するようにしたものである。

〔作用〕

斯かる構成によると、送信装置として、ＰＣＭ音声信号
を周波数変換するだけで良く、構成が簡単である。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第（図〜第３図を参照して説
明する。

本例においては、通信衛星より受信したテレビジョン信
号を、Ｃ，ＡＴＶシステムに伝送するもので、第１図に
おいて（１）は通信衛星を示し、この通信衛星（１）よ
り送信される複数チャンネルのテレビジョン信号を、Ｃ
ＡＴＶセンタに設けられたパラボラアンテナ（２１）で
受信する。この場合、通信衛星（１）から送信されるテ
レビジョン信号は、例えば１４ＧＨｚ程度の周波数で送
信され、映像信号がＦＭ変調により伝送されると共に、
音声信号がＰＣＭ化された４相ＰＳＫ変調信号として映
像信号に周波数多重で伝送される。そして、このパラボ
ラアンテナ（２１）で受信した信号を、低雑音増幅器（
２２）に供給して増幅処理をした後、受信チャンネル数
に対応した数のチャンネルユニッ）　　（３１）、　（
３２）　・・・（３６）に供給する。即ち、本例におい
ては衛星（１）から６チヤンネルのテレビジョン信号が
送信され、この６チヤンネルを６個のチャンネルユニッ
）　（３１）〜（３６）で個別に受信する。この各チャ
ンネルユニッ）　　（３１）〜（３６）は同−構成とし
てあり、例えばチャンネルユニッ）（３１）の構成を示
すと、パラボラアンテナ（２１）側から供給される信号
をチューナ（３１ａ）　　に供給し、このチューナ（３
１ａ）　　で所定のチャンネルのテレビジョン信号の１
４ＧＨｚ帯の搬送波からの復調を行う。そして、復調し
て得られるテレビジョン信号から、このチューナ（３１
，ａ）　　内のＦＭ検波回路でベースバンドの映像信号
を抽出すると共に、４相ＰＳＫ変調信号として副搬送波
により変調されたデジタル音声信号を抽出する。そして
、この映像信号をＡＭ変調回路（３１ｂ）　　に供給し
、このＡＭ変調回路（３１ｂ）　　で映像信号をＡＭ変
調すると共に所定周波数の搬送波により変調する。この
場合の搬送波周波数としては、［：ＡＴＶシステムの各
チャンネル周波数に対応した周波数とする。即ち、この
ＣＡＴｖシステムにより伝送するチャンネルとして、第
２図に示す如く、Ａチャンネル、Ｂチャンネル・・・・
Ｈチャンネルの８チヤンネルが用意されているとすると
、このチャンネルユニット（３１）ではＡチャンネルの
周波数帯に変調する。

そして、チューナ（３１ａ）　　が出力する副搬送波に
より変調されたデジタル音声信号を、周波数変換器（３
１ｃ）　　により搬送波の周波数変換をする。この場合
の変換される搬送波周波数としては、このチャンネルユ
ニ７［３１）では、後述する音声データ用チャンネルで
あるＧチャンネルの伝送周波数Ｇに変換する。

そして、他のチャンネルユニット（３２）〜（３６）で
も同様にして、衛星（１）からの別の伝送チャンネルの
テレビジョン信号を復調し、映像信号を所定のＣＡＴＶ
チャ６チヤンネル変調して出力すると共に、音声信号を
ＣＡＴＶチャ６チヤンネルされた音声データ用チャンネ
ルに周波数変換して出力する。

ここで、衛星（１）から伝送される６チヤンネルのテレ
ビジョン信号のＣＡＴＶチャ６チヤンネル当て状態を第
２図に示すと、各チャンネルユニ、ト（３１）〜（３６
）で復調しＡＭ変調した合計６チヤンネルの映像信号を
、ＣＡ７９チャンネルのＡチャンネルからＦチャンネル
までの６チヤンネルの周波数帯に順番に割当てる。なお
、このＣＡＴＶチャ６チヤンネルチヤンネルの帯域幅が
、５　ＭＨｚ　に設定される。そして、Ｆチャンネルの
次のＧチャンネル及びＨチャンネルの２チヤンネルを音
声データ用チャンネルとし、この２チヤンネルで衛星（
１）からの６チヤンネルのテレビジョン信号中の音声信
号を伝送する。即ち、チャンネルユニ７　）　（３１＞
、　（３２）・・・（３６）により周波数変換する音声
信号をＤｉ、　Ｄ２・・・Ｄｉとすると、チャンネルユ
ニット　（３１）、　（３２）及び（３３）で周波数変
換する音声信号ＤＩ、Ｄ２及びＤ３の搬送波周波数Ｇ、
６２及びＧ３　は、第３図に示す如く、夫々が１．５Ｍ
Ｈｚずれた同じＧチャンネルの帯域内に設定する。また
、同様にしてチャンネルユニット＜３４）、　（３５）
及び（３６）で周波数変換する音声信号Ｄ４．　Ｄ５及
びＤｉ　の搬送波周波数Ｈ１，Ｈ２及びＨ３は、夫々が
１．５　Ｍ　Ｈｚずれた同じＨチャンネルの帯域内に設
定する。

このようにして各チャンネルユニット（３１〉〜（３６
）で受信したテレビジョン信号の処理が行われ、各チャ
ンネルユニット（３１）〜（３６）が出力するＡＭ変調
された映像信号を直接ヘッドエンド（２３）に供給する
。そして、チャンネルユニッ）　（３１）〜（３３）が
出力する周波数変換された音声信号を、混合回路（２４
〉により混合して、１チヤンネルの信号としてヘッドエ
ンド（２３）に供給する。また、チャンネルユニッ）　
（３４）〜（３６）が出力する周波数変換された音声信
号を、混合回路（２５）により混合して、１チヤンネル
の信号としてヘッドエンド（２３）に供給する。そして
、このヘッドエンド（２３）では、供給される各チャン
ネルの信号毎に、所定の信号処理を行った後、この各チ
ャンネルの信号を同軸ケーブル等の伝送線路に送出する
。

そして本例のＣへＴＶシステムは、この伝送線路を介し
て各家庭と接続しである。即ち、一端がヘソドエンド（
２３）に接続されたこの伝送線路は、例えば主分岐器（
４１）、副分岐器（４２〉及び分配器（４３ンを介して
各家庭へと分配され、各家庭には、分配器（４３）によ
り分配された伝送線路と接続される端末装置（５０）を
設置する。

この端末装置（５０〉は、２組のチューナ（５１）及び
（５２）を具え、チューナ（５１）は映像信号が伝送さ
れるＡチャンネルからＦチャンネルまでのチャンネルの
搬送波からの復調を行い、チューナ（５２）は音声デー
タ用チャンネルであるＧチャンネル及びＨチャンネルの
搬送波からの復調を行う。この場合、夫々のチューナ（
５１）、　（５２）での受信チャンネルは、チャンネル
コントロール回路（５３）により連動して制御される。

即ち、このチャンネルコントロール回路（５３）が、チ
ューナ（５１）によりＡチャンネル。

Ｂチャンネル又はＣチャンネルを受信させたとき、チュ
ーナ（５２）でＧチャンネルの受信をさせる。また、チ
ューナ（５１）によりＤチャンネル、Ｅチャンネル又は
Ｆチャンネルを受信させたとき、チューナ（５２）でＨ
チャンネルの受信をさせる。

そして、チューナ（５１）で復調して検波されたベース
バンドの映像信号を、デイスクランブラ（５４）に供給
する。また、後述するＰＣＭ信号処理回路（５８）から
このデイスクランブラ（５４）に、デイスクランブル用
データが供給され、このデイスクランブル用データに基
づいてスクランブルされた映像信号のデイスクランブル
を行う。そして、このデイスクランブラ（５４〉が出力
する映像信号を、映像信号出力端子（６０Ｖ）　　に供
給する。

そして、チューナ（５２）が復調したＧチャンネル又は
Ｈチャンネルの信号を、混合回路（５５）に供給する。

また、チャンネルコントロール回路（５３）の制御によ
り発振周波数が変化する発振器（５６）の発振信号を、
混合回路（５５）に供給する。この場合、発振器（５６
〉の発振周波数は、１．５ＭＨｚ毎に変化する。

そして、この混合回路（５５）で混合された信号を、Ｐ
ＳＫ復調回路（５７）に供給し、４相ＰＳＫ変調された
デジタル音声信号の復調を行い、復調したデジタル音声
信号をＰＣＭ信号処理回路（５８）に供給する。そして
、このＰＣＭ信号処理回路（５８）で、デジタル音声信
号に付加されたデータの判別等の信号処理を行い、判別
したデータをデイスクランブラ（５４〉に供給し、処理
されたデジタル音声信号をデジタル／アナログ変換器（
５９）に供給する。そして、このデジタル／アナログ変
換器（５９）でアナログの音声信号に変換し、変換した
アナログ音声信号を音声信号出力端子（６０Ａ）　　に
供給する。

斯かる槽底の各端末装置（５０）によりＣＡＴＶセンタ
側より伝送されるテレビジョン信号を受信する際には、
まずチャンネルコントロール回路（５３〉によりチュー
ナ（５１）での受信チャンネルを、Ａチャンネル〜Ｆチ
ャンネルの間で選択する。このＡチャンネル〜Ｆチャン
ネルを選択することで、チューナ（５２）での受信チャ
ンネルもＧチャンネル又はＨチャンネルに自動的に設定
され、発振器（５６）の発３振周波数も対応したものになる。即ち、例えばチューナ
（５１）でＡチャンネルの受信を行わせると、チューナ
（５２）でＧチャンネルの受信が行われると共に、発振
器（５６）での発振周波数に基づいて、混合回路（５５
）でＧチャンネルの伝送信号から搬送波Ｇ１　の音声信
号Ｄ＋　が抽出される。この音声信号Ｄｌ　　はＡチャ
ンネルの映像信号に対応した音声信号であり、この音声
信号り、がＰＳＫ復調回路（５７）で復調された後、Ｐ
ＣＭ信号処理回路（５８）を介してデジタル／アナログ
変換器（５９）　Ｋ供給されることで、アナログ音声信
号に変換される。この場合、Ａチャンネルの映像信号に
スクランブル処理が施されているときには、ＰＣＭ信号
処理回路（５８）からデスクランブラ（５４）に、音声
信号に付加されたデイスクランブルデータが供給され、
このデータに基づいたデイスクランブルが行われる。

このようにしてＡチャンネルの映像信号が端子（６０Ｖ
）　　に供給されると共に、この映像信号に対応した音
声信号が端子（６−ＯＡ　）　　に供給される。

また、このＡチャンネルを受信している状態か４ら、Ｂチャンネルに受信チャンネルを切換えたときには
、チューナ（５１）での受信チャンネルがＢチャンネル
に切換わると共に、発振器（５６）での発振周波数が１
．５ＭＨｚ変化し、混合回路（５５）でＧチャンネルの
伝送信号から搬送波Ｇ２　の音声信号Ｄ２　が抽出され
るようになる。このようにして、各チャンネルの映像信
号に対応した音声信号が端末装置（５０）で得られる。

斯かる構成の端末装置（５０）側で受信されるテレビジ
ョン信号は、この端末装置（５０）まで直接デジタル信
号として音声信号が伝送されるので、極めて高品質な音
声が再生される。しかも、この端末装置（５０）に伝送
される信号は、ＣＡＴＶシステムの規格で定められた６
　ＭＨｚ間隔のチャンネルで伝送されるので、チューナ
（５１）及び（５２）として通常のＣＡＴＶ用のチュー
ナが使用できる。さらに、ＰＳＫ復調回路等のチューナ
より後段のデジタル音声信号処理回路も、衛星放送を直
接受信するための受信機器用のものが流用でき、端末装
置（５０）として特殊な回路部品を必要としない簡単な
構成とすることができる。なお、音声データ用チャンネ
ル受信用のチューナ（５２）として、直接各搬送波６１
〜Ｇ、、Ｈ，〜Ｈ３の復調ができるものを使用すれば、
発振器（５６）及び混合回路（５５）が不要になるが、
専用のチューナを開発する必要がある。

そして本例においては、このように各端末装置（５０）
側に衛星（１）から送信される音声信号を劣化させずに
伝送できるＣＡＴＶセンタの構成が簡単になる。

即ち、ＣＡＴＶセンタ側の各チャンネルユニット（３１
）〜（３６）では、映像信号をＡＭ変調すると共に、音
声信号を周波数変換するだけでよく、ＰＣＭ音声信号の
復調や音声データの再構成が必要なく、ＣＡＴＶセンタ
の構成が簡単になる利益がある。

なお本例においては、■チャンネルの音声データ用チャ
ンネルに、３映像チャンネル分の音声データを伝送する
ようにしたが、例えば１映像チャンネル分の音声信号と
して標本化周波数４８ｋＨｚ　、量子化数１６ビツトの
２チャンネルステレオ音声信号を伝送する場合には、帯
域幅６　ＭＨｚの１チヤンネルの音声データ用チャンネ
ルで、４映像チヤンネル分の音声データまで伝送できる
。

〔発明の効果〕

本発明によると、送信装置ではデジタル音声信号を復調
せずにそのまま別のチャンネルに周波数変換するだけで
良く、送信装置内で音声データの処理が必要なく、送信
装置の構成が簡単になる利益がある。さらに、この送信
装置から送信されろテレビジョン信号の受信装置も、構
成が簡単になる利益がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すシステム全体の構成図
、第２図及び第３図は夫々第１図例の説明に供する説明
図、第４図は衛星放送の規格を示す説明図である。（３１）、　（３２）・・・・（３６）はチャンネルユ
ニット、（３１ａ）　　はチューナ、（３１ｂ）　　は
ＡＭ変調回路、（３１Ｃ）は周波数変換器、（５０）は
端末装置である。特開平３３２２９１　（６）

Claims

【特許請求の範囲】衛星より送出される複数チャンネルのテレビジョン信号
を受信し、受信した上記夫々のテレビジョン信号中の映像信号を、
ＦＭ復調した後、所定間隔毎の周波数帯にＡＭ変調して
送出すると共に、受信した上記夫々のテレビジョン信号中の音声信号を、
上記映像信号が送出される周波数帯とは別の周波数帯に
周波数変換して送出するテレビジョン信号送信装置。