JPH0331983Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0331983Y2 JPH0331983Y2 JP1893381U JP1893381U JPH0331983Y2 JP H0331983 Y2 JPH0331983 Y2 JP H0331983Y2 JP 1893381 U JP1893381 U JP 1893381U JP 1893381 U JP1893381 U JP 1893381U JP H0331983 Y2 JPH0331983 Y2 JP H0331983Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- display board
- transparent cover
- display
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
Landscapes
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、表示装置に関するものである。
従来、例えばオーデイオ機器等の表示装置にお
いては、第１図に示す如く表示文字や模様等が印
刷された表示板１の上面に透明カバー２を接合
し、その表示文字や模様並びに色彩を外方より透
明カバー２を透過させて見るように構成し、より
以上の高級感を持たせるようにしていた。尚、３
は前面パネルである。
いては、第１図に示す如く表示文字や模様等が印
刷された表示板１の上面に透明カバー２を接合
し、その表示文字や模様並びに色彩を外方より透
明カバー２を透過させて見るように構成し、より
以上の高級感を持たせるようにしていた。尚、３
は前面パネルである。
然し乍ら、表示板１並びに透明カバー２を貫通
して該表示板１の内方より透明カバー２の外方に
突出配置されたプツシユボタン等の押圧杆（この
場合は、カウンター４のリセツト杆５）がある場
合、製造誤差や取付誤差等により表示板１の貫通
孔６と透明カバー２の貫通孔７との間に位置ズレ
が生じ著しく美感を損ねていた。即ち、第２図ａ
に示す如く表示板の貫通孔６と透明カバーの貫通
孔７との間に位置ズレを生じた場合、第２図ｂに
点線で示す如く表示板の貫通孔６の孔縁部が透明
カバー１を透過して外方より視覚的にとらえられ
外観上の美感を損ねていた。
して該表示板１の内方より透明カバー２の外方に
突出配置されたプツシユボタン等の押圧杆（この
場合は、カウンター４のリセツト杆５）がある場
合、製造誤差や取付誤差等により表示板１の貫通
孔６と透明カバー２の貫通孔７との間に位置ズレ
が生じ著しく美感を損ねていた。即ち、第２図ａ
に示す如く表示板の貫通孔６と透明カバーの貫通
孔７との間に位置ズレを生じた場合、第２図ｂに
点線で示す如く表示板の貫通孔６の孔縁部が透明
カバー１を透過して外方より視覚的にとらえられ
外観上の美感を損ねていた。
そのため、従来では第３図に示す如く表示板側
に設けた筒状リブ８に貫通孔６を形成し、該筒状
リブ８を透明カバー２の貫通孔７に嵌合させ互い
に位置ズレを起こさせないようにしたものもある
が、嵌合させているために作業性が悪くなると共
に貫通孔の部分を嵌合させているために他の部分
で位置ズレを生じたり又嵌合部分にヒビ割れが生
じ易く、外観上においても違和感があつた。
に設けた筒状リブ８に貫通孔６を形成し、該筒状
リブ８を透明カバー２の貫通孔７に嵌合させ互い
に位置ズレを起こさせないようにしたものもある
が、嵌合させているために作業性が悪くなると共
に貫通孔の部分を嵌合させているために他の部分
で位置ズレを生じたり又嵌合部分にヒビ割れが生
じ易く、外観上においても違和感があつた。
本考案は斯る点に鑑み成されたもので、製造誤
差及び取付誤差等により表示板の貫通孔と透明カ
バーの貫通孔との間に位置ズレが生じた場合でも
簡単な構成で美感を損ねることがないようにした
表示装置を提供しようとするものである。
差及び取付誤差等により表示板の貫通孔と透明カ
バーの貫通孔との間に位置ズレが生じた場合でも
簡単な構成で美感を損ねることがないようにした
表示装置を提供しようとするものである。
以下、本考案の一実施例を図面と共に説明す
る。尚、従来と同一部品については同一図番を附
すと共にその説明を省略する。
る。尚、従来と同一部品については同一図番を附
すと共にその説明を省略する。
即ち、本考案は第４図に示す如く前記透明カバ
ー２の表示板１との接合面側の貫通孔７の孔縁部
に約45度の角度で面取り９を施したことに特徴を
有するものであり、表示板の貫通孔６と透明カバ
ーの貫通孔７との間に位置ズレが生じても光の屈
折作用により、表示板の貫通孔６の孔縁部が透明
カバー２を透過して外方より視覚的にとらえるこ
とがなく、外観上の美感を損ねる虞れがない。即
ち、ここで透明カバーの貫通孔７の直径をａ、面
取り９の部分の投影した幅をｂ、表示板の貫通孔
６の直径をｃとし、表示板の貫通孔６の孔縁部が
面取り９の幅ｂ内におさまるようにすれば（例え
ば、第４図ではｃ＝ａ＋ｂ）、第５図の如く位置
ズレを生じたとしても表示板の貫通孔６が面取り
９の幅ｂ内に位置しているので、光の屈折作用に
より白く光つた状態となる面取り９の部分にて被
われ外観上何ら問題ない。
ー２の表示板１との接合面側の貫通孔７の孔縁部
に約45度の角度で面取り９を施したことに特徴を
有するものであり、表示板の貫通孔６と透明カバ
ーの貫通孔７との間に位置ズレが生じても光の屈
折作用により、表示板の貫通孔６の孔縁部が透明
カバー２を透過して外方より視覚的にとらえるこ
とがなく、外観上の美感を損ねる虞れがない。即
ち、ここで透明カバーの貫通孔７の直径をａ、面
取り９の部分の投影した幅をｂ、表示板の貫通孔
６の直径をｃとし、表示板の貫通孔６の孔縁部が
面取り９の幅ｂ内におさまるようにすれば（例え
ば、第４図ではｃ＝ａ＋ｂ）、第５図の如く位置
ズレを生じたとしても表示板の貫通孔６が面取り
９の幅ｂ内に位置しているので、光の屈折作用に
より白く光つた状態となる面取り９の部分にて被
われ外観上何ら問題ない。
尚、本実施例では貫通孔の形状が丸形の場合に
ついて述べたが、角形でもよく孔の形状に限定さ
れるものではない。また、前記面取り部分を鏡面
或いは凹凸状の乱反射面にして、該面取り部分で
の光の屈折作用がより効果的に生じるようにして
も良い。更に、本実施例では表示板の内方より透
明カバー外方に突出配置されるプツシユボタン等
の押圧杆として、カウンタのリセツト杆について
説明したが、ラジオのAM、FM切換杆等でも良
い。
ついて述べたが、角形でもよく孔の形状に限定さ
れるものではない。また、前記面取り部分を鏡面
或いは凹凸状の乱反射面にして、該面取り部分で
の光の屈折作用がより効果的に生じるようにして
も良い。更に、本実施例では表示板の内方より透
明カバー外方に突出配置されるプツシユボタン等
の押圧杆として、カウンタのリセツト杆について
説明したが、ラジオのAM、FM切換杆等でも良
い。
上述した如く本考案表示装置に依れば、表示板
に重ねられた透明カバーを透過して該表示板の表
示文字又は模様、色彩等を外部に表示するように
構成され、該表示板及び透明カバーに部品を突出
するための貫通孔を形成した表示装置であつて、
前記透明カバーの表示板との接合面側の貫通孔孔
縁部に面取りを施すようにしたので、製造誤差及
び取付誤差等により表示板の貫通孔と透明カバー
の貫通孔との間に位置ズレを生じたとしても表示
板の貫通孔が面取りを施した部分内に常に位置す
るように面取り部分の大きさを設定しておけば、
該面取り部分での光の屈折作用により斯る表示板
の貫通孔孔縁部が透明カバーを透過して外方より
視覚的にとらえることがなく、外観上の美感を損
ねる虞れがない。
に重ねられた透明カバーを透過して該表示板の表
示文字又は模様、色彩等を外部に表示するように
構成され、該表示板及び透明カバーに部品を突出
するための貫通孔を形成した表示装置であつて、
前記透明カバーの表示板との接合面側の貫通孔孔
縁部に面取りを施すようにしたので、製造誤差及
び取付誤差等により表示板の貫通孔と透明カバー
の貫通孔との間に位置ズレを生じたとしても表示
板の貫通孔が面取りを施した部分内に常に位置す
るように面取り部分の大きさを設定しておけば、
該面取り部分での光の屈折作用により斯る表示板
の貫通孔孔縁部が透明カバーを透過して外方より
視覚的にとらえることがなく、外観上の美感を損
ねる虞れがない。
従つて、本考案表示装置に依れば極めて簡単な
構成にて外観上の美感を保つことが出来、その効
果は生産性及び商品価値の向上を計る上において
実用的価値大なるものである。
構成にて外観上の美感を保つことが出来、その効
果は生産性及び商品価値の向上を計る上において
実用的価値大なるものである。
第１図は本考案を実施するに適したオーデイオ
機器の要部正面図、第２図ａ，ｂは従来例の要部
断面図と要部正面図、第３図は他の従来例の要部
断面図、第４図及び第５図は本考案の一実施例を
示す要部断面図である。 １……表示板、２……透明カバー、５……リセ
ツト杆、６，７……貫通孔、９……面取り。
機器の要部正面図、第２図ａ，ｂは従来例の要部
断面図と要部正面図、第３図は他の従来例の要部
断面図、第４図及び第５図は本考案の一実施例を
示す要部断面図である。 １……表示板、２……透明カバー、５……リセ
ツト杆、６，７……貫通孔、９……面取り。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 表示板に重ねられた透明カバーを透過して該
表示板上の表示文字又は模様、色彩等を外部に
表示するように構成され、該表示板及び透明カ
バーに部品を突出するための貫通孔を形成した
表示装置であつて、前記透明カバーの表示板と
の接合面側の貫通孔孔縁部に面取りを施したこ
とを特徴とする表示装置。 (2) 前記、透明カバーの貫通孔孔縁部の面取り
は、カバーの主平面に対して約45度の角度で形
成されている実用新案登録請求の範囲第１項記
載の表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1893381U JPH0331983Y2 (ja) | 1981-02-12 | 1981-02-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1893381U JPH0331983Y2 (ja) | 1981-02-12 | 1981-02-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57133070U JPS57133070U (ja) | 1982-08-19 |
| JPH0331983Y2 true JPH0331983Y2 (ja) | 1991-07-08 |
Family
ID=29816881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1893381U Expired JPH0331983Y2 (ja) | 1981-02-12 | 1981-02-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0331983Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-12 JP JP1893381U patent/JPH0331983Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57133070U (ja) | 1982-08-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0331983Y2 (ja) | ||
| USD359476S (en) | Circuit board with mounting flange | |
| EP0278664A3 (en) | A panel for a television | |
| JPS6237296Y2 (ja) | ||
| JPS6244977Y2 (ja) | ||
| JPH0442957Y2 (ja) | ||
| JPH0725742Y2 (ja) | 木枠時計 | |
| KR940008612Y1 (ko) | 버클 | |
| USD348069S (en) | Video conference screen | |
| JPH0633160Y2 (ja) | 錠前作動機器用ケ−シング | |
| JPH09212099A (ja) | セグメント型表示器 | |
| JPH0211803Y2 (ja) | ||
| JPH0337266Y2 (ja) | ||
| JP2512480Y2 (ja) | ボタンの装飾構造 | |
| JPH01153666U (ja) | ||
| JPS5838182U (ja) | メニユ−等の表示装置 | |
| JPH048589U (ja) | ||
| JPH0457747U (ja) | ||
| JPS62180844U (ja) | ||
| JPH0163100U (ja) | ||
| JPS5881845U (ja) | タイムスイツチのセツト構造 | |
| JPH0211373U (ja) | ||
| JPH0225630U (ja) | ||
| JPS6096361U (ja) | エレベ−タの位置表示器 | |
| JPS62180890A (ja) | エレベ−タ乗場扉 |