JPH0331568Y2 - - Google Patents

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JPH0331568Y2
JPH0331568Y2 JP1983097212U JP9721283U JPH0331568Y2 JP H0331568 Y2 JPH0331568 Y2 JP H0331568Y2 JP 1983097212 U JP1983097212 U JP 1983097212U JP 9721283 U JP9721283 U JP 9721283U JP H0331568 Y2 JPH0331568 Y2 JP H0331568Y2
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JP
Japan
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carbon paper
platen
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paper
pressed
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JP1983097212U
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JPS5985297U (ja
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はタイプライターおもちやに於けるカー
ボン紙保持装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、特公昭39−1752号公報によつて二色以上
のカーボン紙を枠板に並べて張設しこれを印字位
置に着脱できるようにした支持枠に嵌挿し、支持
枠は押釦、またはスライド杆の作動に応じて印字
位置に対し変位するようにしたことを特徴とする
金銭登録機の記録紙等への捺印装置が示されてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の技術において述べた金銭登録機の記
録紙等への捺印装置は、カーボン紙を装填する場
合には枠板に張設してから支持枠に嵌挿するとい
う二重手間の煩瑣な操作が、またカーボン紙を外
す場合には当該煩瑣な装填操作を逆になす必要が
あつて使い辛く、特にカーボン紙の取替のときに
は不便であり、また、カーボン紙に対する活字の
当たる位置がスライド杆の作動により変位する構
成であつて、部品も多くなり構造も複雑であつ
た。
本考案はカーボン紙の装填、取外し及び取替を
容易にする工夫、構造を簡略にする工夫を施した
新規のタイプライターおもちやに於けるカーボン
紙保持装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案タイプライタ
ーおもちやに於けるカーボン紙保持装置は、 プラテン13に巻いた用紙15の前面にカーボ
ン紙19を配装し、このカーボン紙19に文字打
ち用キー33の押下及び同押下の解消により前後
動する文字盤を打ち着けて上記用紙15に打印す
るタイプライターおもちやに於て、 プラテン13の手前斜め下に上下揺動自在に軸
承した、カーボン紙19の下縁部を磁石17と磁
性板18との相互吸着により挾み止めて同カーボ
ン紙を立ち状態に保持するカーボン紙保持板20
と、文字打ち用キー33の押下及び同押下の解消
に連動する状態、同キー33の押下の場合にカー
ボン紙19の上縁部がプラテンに近接した位置ま
でのカーボン紙保持板20を上方に揺動する状態
及び同押下力の解消の場合にカーボン紙19の上
端部がプラテンから離れた位置まで下方に戻る状
態として文字打ち用キー33とカーボン紙保持板
20間に設けた案内部材38とをもつものであ
る。
〔実施例〕
図に示す実施例は側面から見て凸状を呈する中
空の台盤1を構成し、この台盤1に於ける後方の
低所2の上に左右両側に支壁3,3′を備えた移
動台4をレール5,5′と凹溝6,6′との嵌合に
よつて左右横方向の往復動自在に載架し、この移
動台4の支壁3,3′間に角軸7を行間送り用ツ
マミ8,8′により回転自在として渡し設け、ま
たこれとは別個に短いゴム製チユーブ10に合体
して円筒となる一対の半円筒体11,11′と同
半円筒体11,11′の間に挾入して直径を太く
する楔部材12とを挿入することによつてプラテ
ン13を上記の角軸7に固定して支壁3,3′間
に軸架すると共に上記の支壁3,3′の頂部間に、
倒伏して用紙15の端をプラテン13の周面に挾
止し起立して当該挾止を解消する用紙保持板16
を渡し設け、更に上記の移動台4の底辺部の前壁
面に磁石17と磁性板18との相互吸着によりカ
ーボン紙19の下縁を挾み止めるカーボン紙保持
板30を上下揺動自在に軸承すると共に後方低所
2の上面に、移動台4に対して左方への移動力を
附与するゼンマイ21と同移動台4の下面に設け
た棘歯ラツク22に噛合して移動台4の間欠移動
を許容する揺動爪23と同揺動爪23の一方爪部
24を噛合方向に常に押圧するバネ26と同じく
他方爪部24′を後述する文字打ち用キー33お
よび送り用キー35の作動により噛合方向に押出
する前後動部材25とを装備し、また台盤1に於
ける高所27の中央に凹所28を形成し、この凹
所28の両側壁の下辺に逆U字状部材29の両下
端を回転自在および上下動自在に軸承して同逆U
字状部材29を前後に揺動自在とし、当該U字状
部材23の頂面に縦向き使用文字盤装填用ドラム
30を一体に立設すると共に台盤1に於ける前方
低所31にコイルバネ32により復帰する押釦式
文字打ち用キー33と板バネ34により復帰する
押釦式から送り用キー35を取付け、この文字打
ち用キー33の下端と上記のU字状部材29の下
面とをリンク36により連結して当該U字状部材
29を文字打ち用キー33の押下時に後傾し同押
下の解放時に前傾するようにし、またから送り用
キー35の下端と上記の前後動部材25の前端と
の間に同から送り用キー35の押下時に前後動部
材25に後方への押出力を附与し同押下の解放時
に当該後方への押出力を解除する伝達部材37を
前後摺動自在に介装すると共に上記のリンク36
に、文字打ち用キー33の押下に伴つて後方に移
動して上記のカーボン紙保持板20を上方に揺動
する案内部材38を連結し、また上記の伝達部材
37の後端部と逆U字状部材29の脚部とに文字
打ち用キー33の押下時に衝合して同伝達部材3
7を方へ押出する突起40,40′を夫々一体に
設け、更に凹所28の下面に台盤1の上面に設け
たピアノタツチ式文字盤切換用キー41により前
後に揺動する中間部材42と同中間部材42の後
方揺動によつて後方に移動しバネ43によつて前
に戻るガイド部材44とを設け、このガイド部材
44の両側に逆U字状部材29の軸承杆45,4
5を上方に案内する傾斜縁46と下方に案内する
傾斜縁47とを一体に立設すると共にこれとは別
個に、中心に装填孔48を有する凸型円盤49の
大径部50の外周に上下二段列に活字51,5
1′を突設した半硬質合成樹脂材料製帯状板52
を捲着して3個の文字盤53,53′を構成し、
これ等文字盤53,53′,53″を上記の逆U字
状部材29に設けた使用文字盤装填用ドラム30
および台盤1の右側部に一体に設けた予備文字盤
装填用ドラム54′,54″に夫々回転および抜挿
自在に装填すると共に使用文字盤装填用ドラム3
0に文字盤の抜出阻止用鉤状部55と文字盤5
3,53′,53″の内周面に設けたギザギザ56
に噛合して同文字盤53,53′,53″の遊転を
阻止する飛越型ストツパー57を設けたものであ
る。
〔作用〕
本考案に係るタイプライターおもちやに於ける
カーボン紙保持装置は上記のように、プラテン1
3に巻いた用紙15の前面にカーボン紙19を配
装し、このカーボン紙19に文字打ち用キー33
の押下及び同押下の解消により前後動する文字盤
を打ち着けて上記用紙15に打印するタイプライ
ターおもちやに於て、 プラテン13の手前斜め下に上下揺動自在に軸
承した、カーボン紙19の下縁部を磁石17と磁
性板18との相互吸着により挾み止めて同カーボ
ン紙を立ち状態に保持するカーボン紙保持板20
と、文字打ち用キー33の押下及び同押下の解消
に連動する状態、同キー33の押下の場合にカー
ボン紙19の上縁部がプラテンに近接した位置ま
でカーボン紙保持板20を上方に揺動する状態及
びカーボン紙保持板20を上方に揺動する状態及
び同押下力の解消の場合にカーボン紙19の上端
部がプラテンから離れた位置まで下方に戻る状態
とし文字打ち用キー33とカーボン紙保持板20
間に設けた案内部材38とをもつことを特徴とす
るので、カーボン紙19を交換する必要が生じた
ときには磁石17と磁性板18との相互吸着を解
消した状態として古いカーボン紙を除去し、この
除去したあとに磁石17と磁性板18との間に新
しいカーボン紙の下縁を入れると共に再び磁石1
7と磁性板18を吸着状態に戻せばよいものであ
り、また文字打ち用キー33の操作に連動して、
カーボン紙19の上縁部が上方に動いてプラテン
に近接したり、下方に動いて離れたりするもので
あり、カーボン紙に対する活字の当たる位置が変
位する構成にはなつていないものである。
〔考案の効果〕
本考案は上記のような構成であるので、磁石1
7と磁性板18とを吸着させる操作をなすことで
カーボン紙の保持を解除することが可能なもので
あつて、カーボン紙の装填、取外し及び取替を容
易になすことができる利便の効果を有するもので
あり、また文字打ち用キー33の作動をカーボン
紙保持板20に案内部材38を介して伝えこれに
よりカーボン紙19を打印位置または非打印位置
にする構成であつて部品が少なく構造が簡略であ
るのみならず文字打ち用キー33で一つの文字を
打つごとにカーボン紙が下方に動いて非打印位置
となるので前に打つた文字を確認し乍ら次の文字
を打つことができる好都合な実用的効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は全体を示す斜視図、第2図は第1図A−A線
に沿う断面図、第3図は文字打ち用キー部分の底
面図、第4図は第1図B−B線に沿う断面図、第
5図はから送り用キー部分の底面図、第6図は第
1図C−C線に沿う断面図、第7図は文字盤切換
用キー部分の底面図、第8図は伝達部材の後端部
に設けた突起と逆U字状部材の脚部に設けた突起
との関係を示す側面図、第9図はプラテンの分解
斜視図、第10図は使用文字盤装填部分の分解斜
視図である。 1……台盤、2……底所、3,3′……支壁、
4……移動台、5,5′……レール、6,6′……
凹溝、7……角軸、8,8′……行間送り用ツマ
ミ、10……チユーブ、11,11′……半円筒
体、12……楔部材、13……プラテン、15…
…用紙、16……用紙保持板、17……磁石、1
8……磁性板、19……カーボン紙、20……カ
ーボン紙保持板、21……ゼンマイ、22……棘
歯ラツク、23……揺動爪、24……一方爪部、
24′……他方爪部、25……前後動部材、26
……バネ、27……高所、28……凹所、29…
…逆U字部材、30……使用文字盤装填用ドラ
ム、31……低所、32……コイルバネ、33…
…文字打ち用キー、34……板バネ、35……か
ら送り用キー、36……リンク、37……伝達部
材、38……案内部材、40,40′……突起、
41……文字盤切換用キー、42……中間部材、
43……バネ、44……ガイド部材、45……軸
承杆、46,47……傾斜縁、48……装填孔、
49……凸形円盤、50……大径部、51,5
1′……活字、52……帯状板、53,53′,5
3″……文字盤、54,54′……予備文字盤装填
用ドラム、55……抜出阻止用鉤状部、56……
ギザギザ、57……ストツパー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プラテン13に巻いた用紙15の前面にカーボ
    ン紙19を配装し、このカーボン紙19に文字打
    ち用キー33の押下及び同押下の解消により前後
    動する文字盤を打ち着けて上記用紙15に打印す
    るタイプライターおもちやに於て、 プラテン13の手前斜め下に上下揺動自在に軸
    承した、カーボン紙19の下縁部を磁石17と磁
    性板18との相互吸着により挾み止めて同カーボ
    ン紙を立ち状態に保持するカーボン紙保持板20
    と、文字打ち用キー33の押下及び同押下の解消
    に連動する状態、同キー33の押下の場合にカー
    ボン紙19の上縁部がプラテンに近接した位置ま
    でカーボン紙保持板20を上方に揺動する状態及
    び同押下力の解消の場合にカーボン紙19の上端
    部がプラテンから離れた位置まで下方に戻る状態
    として文字打ち用キー33とカーボン紙保持板2
    0間に設けた案内部材38とをもつことを特徴と
    するタイプライターおもちやに於けるカーボン紙
    保持装置。
JP9721283U 1983-06-23 1983-06-23 タイプライタ−おもちやに於けるカ−ボン紙保持装置 Granted JPS5985297U (ja)

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JP9721283U JPS5985297U (ja) 1983-06-23 1983-06-23 タイプライタ−おもちやに於けるカ−ボン紙保持装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9721283U JPS5985297U (ja) 1983-06-23 1983-06-23 タイプライタ−おもちやに於けるカ−ボン紙保持装置

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Publication Number Publication Date
JPS5985297U JPS5985297U (ja) 1984-06-08
JPH0331568Y2 true JPH0331568Y2 (ja) 1991-07-04

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ID=30231335

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JP9721283U Granted JPS5985297U (ja) 1983-06-23 1983-06-23 タイプライタ−おもちやに於けるカ−ボン紙保持装置

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JPS5985297U (ja) 1984-06-08

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