JPH033152A - 光磁気記録再生装置 - Google Patents

光磁気記録再生装置

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Publication number
JPH033152A
JPH033152A JP1138463A JP13846389A JPH033152A JP H033152 A JPH033152 A JP H033152A JP 1138463 A JP1138463 A JP 1138463A JP 13846389 A JP13846389 A JP 13846389A JP H033152 A JPH033152 A JP H033152A
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JP
Japan
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magneto
cartridge
magnetic field
optical disk
recording
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Pending
Application number
JP1138463A
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English (en)
Inventor
Yukiyoshi Nishino
西野 幸良
Osamu Mizuno
修 水野
Toru Nakamura
徹 中村
Noboru Kikuchi
菊池 昇
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH033152A publication Critical patent/JPH033152A/ja
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子計算機の外部記憶装置、音楽および映像信
号、その他情報の記録再生装置に利用される光磁気ディ
スクに関するものである。
従来の技術 近年電子計算機の発達および情報の高速大量伝達との発
達と共に、低価格、高密度且つ大容量、高速転送能力の
ある不揮発性記憶装置が要求され、多くは磁気ディスク
が用いられているが、記録密度が低く、1情報単位当り
の価格が高く、また特に固定磁気ディスク装置では媒体
交換が困難である等の課題がある。光学記録はそれらの
課題を解決する技術として現在脚光を浴びており、特に
書換え可能な光磁気記録は多くの方面で期待されている
以下、図面を参照しながら、従来の光磁気記録再生装置
について説明を行う。
第10図(a)〜(d)は従来の光磁気記録再生装置を
示すもので、(a)はその平面図、(b)〜(d)はそ
の側面図の各種状態を示すものである。第10図(a)
〜(d)で、lは光磁気ディスクである。2は光学ヘッ
ドで、矢印A方向にアクセスされるようになっており、
記録、再生、消去用のレーザ光の光磁気ディスク1に収
束させるための光学系が内蔵されている。
4は光磁気ディスク1に情報の記録、消去に必要な垂直
磁界を与えるための電磁石で構成された磁界発生装置で
あり、光磁気ディスク1を挟んで光学ヘッド2と対向す
る位置に配置され光学ヘッド2のアクセス方向に沿って
光学ヘッド2のアクセス領域をカバーするだけの長さを
有し、移動機構(図示せず)によって光磁気ディスク1
の法線方向に移動が可能である。5は光磁気ディスク1
を装着し、トルクを与えるためのターンテーブルであっ
て、トルクを発生させるためのスピンドルモータ6に接
続さている。3は光磁気ディスク1を内蔵したカートリ
ッジであって、光学ヘッド2、磁界発生装置4、ターン
テーブル5を挿入するためのアクセス穴(図示せず)が
開けられており、移動機構(図示せず)によって挿入後
ターンテーブル5に移動し、装着される。7は光磁気記
録再生装置全体を囲むハウジングであり、カートリッジ
3を挿入するための挿入ロアaが第1図(a)〜(d)
の左側面に開けられている。Cはカートリッジ3挿入時
初期のカートリッジ3上面とハウジング7の内面とのク
リアランスである。
座標軸の方向を第10図(a)〜(d)に示すように設
定する。X方向は光学ヘッド2のアクセス方向に平行で
、第1O図(b)の右側を正の向きとする。X方向はX
軸に垂直でかつ光磁気ディスク1に平行な方向で、第1
O図(a)の下側を正の向きとする。2方向は光磁気デ
ィスク1に垂直な方向で、第10図(b)の上側を正と
する。便宜上、Z軸方向の正の向きを上方、負の向きを
下方と呼び、X軸方向の正の向きを後方、負の向きを前
方と呼ぶ。
尚、磁界発生装置4はその2方向およびその反対方向の
寸法がCより大きくはない。
以上のように構成さた光磁気記録再生装置について、以
下その動作について説明する。
まず、第10図(b)の欅に、光磁気ディスク1を内蔵
したカートリッジ3が挿入ロアaから挿入される。この
時、磁界発生装置4は光磁気記録再生装置内部の上方に
位置しており、また磁界発生装置4の2方向およびその
反対方向の寸法はカートリッジ3の上面とハウジング7
の内面とのクリアランスCより太き(ないため、カート
リッジ3との衝突を避けることができる。次にカートリ
ッジ3は第10図(C)に示す様に後方に進み、光磁気
ディスク1の回転中心軸とターンテーブル5の回転中心
軸が路間−直線上となる位置で静止する。
その後第10図(d)に示すように、カートリッジ3は
下方に移動して光磁気ディスク1がターンテーブル5に
装着され、内蔵した光磁気ディスク1がカートリッジ3
の内壁と接触しない位置で静止する。この時光学ヘッド
2はカートリッジ3のアクセス穴(図示せず)に挿入さ
れ、光磁気ディスク1に対し収束したレーザ光を与えう
る状態となる。
また磁界発生装置4が下方に移動してカートリッジ3の
アクセス穴(図示せず)に挿入され、光磁気ディスク1
に対し記録、消去の磁界を与えるに必要な位置まで接近
し、静止する。
この状態でスピンドルモータ6がターンテーブル5を介
して光磁気ディスク1に2軸回りのトルクを与え、光磁
気ディスク1を所定の回転数で回転させる。情報を記録
する際には磁界発生装置4が記録の向きの磁界を与えて
いる状態で、光学へラド2が情報で変調されたレーザ光
を光磁気ディスク1に照射し、記録する。消去の際には
磁界発生装置4が消去の向きの磁界を与え、光学ヘッド
2が無変調のレーザ光を光磁気ディスク1に照射し、消
去する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、前記のような構成では、次のような課題
が生じていた。
第10図に示す従来例のように、カートリッジ3の挿入
時に磁界発生装置4が上方に移動してカートリッジ3と
の衝突を避ける構造では、光磁気記録再生装置全体のZ
方向およびその反対方向の寸法によって、磁界発生装置
4の2方向およびその反対方向の寸法が大きく制限を受
ける。例えば第10図(b)の例では光磁気記録再生装
置上部のハウジングの内面とカートリッジ3の上面のク
リアラン。
スの幅C以上には大きくできない。
一般に光磁気記録再生装置に採用される磁界発生装置4
としてはその磁界反転時間の高速化の必要性から電磁石
によるものが多い。しかしながら電磁石の消費電力は、
光磁気ディスク1に付与する磁界の強さを一定とした場
合、そのコイル収納部における電流の向きに垂直な断面
の断面積にほぼ反比例する。換言すると、この場合の磁
界発生装置4の消費電力は2方向およびその反対方向の
寸法にほぼ反比例する。
即ち光磁気記録再生装置の2方向およびその反対方向の
寸法、一般には厚さと呼ばれる寸法を縮小すると、磁界
発生装置4が大電力を消費する。
その結果、磁界発生装置4の近傍にある光磁気ディスク
1が加熱され記録されたデータの信軌性を損なう。また
光磁気記録再生装置全体の温度上昇を招き、温度変化を
に弱い光学ヘッド2をはじめとした各部に悪影響を与え
、動作の安定性を損なう。
従って従来例で示した光磁気記録再生装置では装置全体
の小型化に対し磁界発生装置4が大きな制限を与える。
本発明は前記課題に鑑み、装置全体の厚さを縮小しても
消費電力の小さい磁界発生装置を採用できる光磁気記録
再生装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の光磁気ディスク装置
は、バジングに設けられた挿入口と、カートリッジに内
蔵さた光磁気ディスクと、光磁気ディスクに回転トルク
を与えるターンテーブルと、光磁気ディスクに記録再生
消去用の光スポットを与える光学ヘッドと、光磁気ディ
スクに記録、消去用のバイアス磁界を付与し且つ光磁気
ディスクの記録面に略垂直な軸を回転軸とするピニオン
ギヤの少なくとも一部を設けた磁界発生装置と、カート
リッジを移動させ、光磁気ディスクをターンテーブルに
装着させる第1の案内搬送手段と、磁界発生装置を光磁
気ディスクに接近させる第2の案内搬送手段を備え、前
記第1の案内手段は、カートリッジを担持し光磁気ディ
スクの記録面に対して略垂直な方向に移動自在に設けら
れたカートリッジホルダと、カートリッジホルダの一部
とカム手段を介してカートリッジホルダをカートリッジ
挿入方向に移動させるための移動部材と、移動部材に駆
動力を付与せしめる駆動力付与手段とを有し、前記第2
の案内搬送手段は、磁界発生装置を光磁気ディスクの記
録面に略垂直な軸回りに回動自由に保持し光磁気ディス
クの記録面に対して略垂直な方向において移動自在に設
けられた磁界発生装置ホルダと、磁界発生装置ホルダの
1部とカム手段を介して係合する該移動部材とカートリ
ッジの外面の内、光磁気ディスクの記録面に略垂直で、
且つカートリッジの挿入方向に略平行な2面の各々の近
傍に配置された中間部材により、磁界発生装置ホルダを
カートリッジ挿入方向と反対の方向に移動させ、且つ磁
界発生装置ホルダのカートリッジ挿入方向と反対の方向
への移動中に光磁気ディスクの記録面に略垂直な軸回り
の回転を、行う回転機構を備え該回転機構は光磁気ディ
スクのターンテーブルへの装着後のカートリッジに対し
相対運動を行わない部材に固定されカートリッジ挿入方
向に沿って設けられたピニオンギヤに噛み合うラック部
材により構成され、カートリッジが挿入口に挿入された
瞬間から、光磁気ディスクがターンテーブルに装着され
た状態に至るまでは、磁界発生装置が、光磁気ディスク
の記録面に略垂直な方向に対するカートリッジの投影領
域に侵入する事な(位置し、第1の案内搬送手段と第2
の案内搬送手段は移動部材とカートリッジ挿入方向にお
いて移動自在に且つカートリッジ挿入方向に関する両側
に配置された中間部材により相互に連動して作動する構
成を備えたものである。
作用 この構成によって、磁界発生装置の大きさが光磁気記録
再生装置のハウジングの内面とカートリッジの上面のク
リアランスに制限される事なく、光磁気記録再生装置を
小型化しても磁界発生装置の設計に余裕ができ、磁界発
生装置の形状の縮小による消費電力の増大がなくなり、
光磁気ディスクの温度上昇によるデータの信鎖性、また
光学ヘッドをはじめとした光磁気記録再生装置の他の部
分への悪影響を低減させる事ができ、また永久磁石を用
いた場合でも比較的大型の反転機構を用いることで高速
な磁界反転が可能となり、さらに永久磁石材料も比較的
体積効率の劣る安価な材料を使用することが可能となる
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第1図(a)〜(d)、第2図は光磁気記録再生装置を
示す図である。第1図(a)はその平面図、第1図(b
)〜(d)はその側面図で各種状態を示す図である。第
2図は当該光磁気記録再生装置の外観斜視図である。第
3図は磁界発生装置の外観斜視図である。
第1図(a)〜(d)で1は光磁気ディスク、2は光学
ヘッド、3はカートリッジ、5はターンテーブル、6は
スピンドルモータ、7はハウジングで、光磁気ディスク
1はカートリッジ3内に回転自在に収納されており、こ
の収納状態のままで該光磁気ディスク1に対する情報の
記録およびその再生がなされる。第2図に示されるよう
に、カートリッジ3及びその収納光磁気ディスク1は、
当該光磁気記録再生装置の全体を覆うハウジング7のフ
ロントパネル7bに形成された挿入ロアaを通じて該ハ
ウジング7内に挿入される。第1図(a)〜(d)、お
よび第3回に示した14は磁界発生装置で第3図に示す
ようにピニオンギヤの一部14aが設けられている。第
4図(a)は本発明の光磁気ディスク装置の実施例を示
す平面図、第4図(b)はその正面図である。第5図(
a)はカートリッジホルダを示しくa)は左側面図、(
b)は正面図、(C)は右側面図である。第6図は磁界
発生装置ホルダを示しくa)は左側面図、(b)は正面
図、(C)は右側面図である。第7図は移動部材を示し
くa)は左側面図、(b)は正面図、(C)は右側面図
である。第8図(a)、 (B)は一対の中間部材を示
す。第9図は固定板、および固定部材を示しくa)は左
側面図、(ハ)は正面図、(C)は右側面図である。第
4図に明らかなように磁界発生装置14を回転させるた
めのラック部材11が固定部材65にX方向および、そ
の反対方向に伸長するように取り付けられ回転機構を構
成している。第4図、第9図に明らかなように、固定部
材65は上記光磁気ディスクの記録面に略垂直に且つX
方向およびその反対方向に延在する一対の固定板61に
取り付けられている。
第4図、第5図21はカートリッジで上記カートリッジ
3を担持するものである。詳しくは、第5図に示される
ようにカートリッジ21の両側部に合計4本のビンA2
2が突設されている。各ビン22は、第7図に示す移動
部材41に形成されたカム孔A42に摺動自在に係合し
ている。カム孔A42は矢印X方向に向かって2方向と
反対方向に傾斜する傾斜部42aを有しさらにその終端
部よりX方向に伸長する製部42bにより形成されてい
る。さらに上記各ビンA22は上記カム孔A42を通し
、第8図(a)〜(b)に示す中間部材51(後述)を
介してさらに第9図に示す一対の固定Fi61の切欠き
部A62にその先端部にて摺動自在に係合することによ
って上記カートリッジホルダ21が一対の固定板61に
取り付けられている。切欠き部A62は矢印X方向およ
びその反対方向に伸長する製部62aと、2方向および
その反対方向に伸長する短部62bに形成され、第4図
に示す矢印X方向およびその反対方向における移動部材
41の往復動によってカートリッジホルダ21が矢印X
方向およびその反対方向と矢印2方向およびその反対方
向に移動するように構成されているのである。
一方第4図、第6図31は磁界発生装置ホルダで上記磁
界発生装置14を上記光磁気ディスク1の記録面に略垂
直な軸回りに回動自由に保持するものである。第4図に
示す回転軸12は磁界発生装置14に上記光磁気ディス
ク1の記録面に略垂直に取り付けられている。さらに第
6図に示す磁界発生装置ホルダ31の両側部に合計4本
のビンB33が突設されている。各ビンB33は第7図
に示す移動部材41に設けられたカム孔B43に摺動自
在に係合している。カム孔B43はX方向とその反対方
向に伸長する製部43aとX方向に向かって2方向に傾
斜する短部43bにより形成されている。上記各ビンB
33はカム孔B43を通して第8図(a)〜(b)に示
す一対の中間部材51(後述)を介して第9図に示す一
対の固定板61に形成された切欠き部B63にその先端
部にて摺動自在に係合されている。切欠き部B63は矢
印X方向およびその反対方向に伸長する製部63aと、
2方向およびその反対方向に伸長する短部63bに形成
されている。即ち、第4図に示す矢印方向および園反対
方向における移動部材41の往復動によって磁界発生装
置ホルダ31が矢印X方向およびその反対方向と矢印2
方向およびその反対方向に移動するように構成されてい
るのである。
さらに第7図の移動部材41に合計4本ピンc44が突
設され第8図に示す中間部材51 (後述)を介して第
9図に示す一対の固定板61の切欠き部C64にその先
端部にて摺動自在に係合されている。切欠き部C64は
矢印X方向およびその反対方向に伸長するように形成さ
れている。即ち第4図の移動部材41に設けられたラッ
ク部41aに駆動力を付与することによりX方向および
その反対方向の往復動を行い、駆動モータ(図示せず)
とにより駆動力付与手段を構成している。
さらに第8図(a)〜(6)に明らかなように上記カー
トリッジホルダ21、上記磁界発生装置ホルダ31、上
記移動部材41は中間部材51に設けられたカム孔C5
2、およびカム孔D53、及びカム孔E54により当該
第1の案内搬送手段と当該第2の案内搬送手段が相互に
連動するように構成されている。カム孔C52は上記カ
ートリッジホルダ21に設けられた上記各ビンA22と
摺動自在に係合し、X方向およびその反対方向に於て伸
長するように形成されている。カム孔D53は上記磁界
発生装置ホルダ31に設けられた上記各ビンB33と摺
動自在に係合し、X方向およびその反対方向に伸長する
製部53aと、その2方向およびその反対方向に形成さ
れた三角形状53bにより形成されている。カム孔E5
4は上記移動部材41に設けられた上記各ビンC44と
摺動自在に係合し、2方向およびその反対方向に形成さ
れている。
以上のように構成された光磁気記録再生装置について、
以下その動作について説明する。
まず、第2図に示す様に、光磁気ディスク1を内蔵した
カートリッジ3がハウジング7に取り付けられたパネル
7bの挿入ロアaから挿入され、第5図のカートリッジ
ホルダ21上に担持される。
これにより検知スイッチA(図示せず)が作動し、駆動
モータ(図示せず)が回転し第4図、第7図に示す移動
部材41に設けられたラック部41aによって矢印X方
向に移動せられ、第5図のカートリッジホルダ21に設
けられた4本のビンA22、第7図の移動部材41に形
成されたカム孔A42、および第8図の中間部材51に
形成されたカム孔C52、および第9図に示す一対の固
定板61に設けられた切欠き部A62の作用によって、
第1図(C)に示す様にカートリッジ3を担持した上記
カートリッジホルダ21は矢印X方向と矢印2方向に移
動し光磁気ディスク1はターンテーブル5の光磁気ディ
スク担持面5aに装着され、内蔵した光磁気ディスク1
がカートリッジ3の内壁と接触しない位置で静止する。
この時光学ヘッド2はカートリッジ3のアクセス孔(図
示せず)に挿入され、光磁気ディスク1に対し収束した
レーザ光を与えうる状態となる。この状態でスピンドル
モータ6がターンテーブル5を介して光磁気ディスクl
に2軸回りのトルクを与え、光磁気ディスク1を所定の
回転数で回転させる。この時、磁界発生装置14は第1
図(a)の平面図では14(ア)に位置し、カートリッ
ジ3がターンテーブル5に装着されるまでに衝突するこ
とはない。すなわち光磁気記録再生袋Wの上方かつ後方
に位置しており、かつ本来光磁気ディスクlに対向する
状態に対しz軸回りに90度回転している。従って第1
図(b)に示す磁界発生装置14の2方向およびその反
対方向の寸法を、カートリッジ3の上面とハウジング7
の内面とのクリアランスCより小さ(する必要はない。
次に上記カートリッジ3が装着さた瞬間より検知スイッ
チB(図示せず)が作動し駆動モータ(図示せず)を前
記回転方向と逆回転し第4図に示す移動部材41をX方
向と反対方向に移動する。
そして第4図に示すように磁界発生装置14は第6図に
示す磁界発生装置ホルダ31に設けられた4本のピンB
33、第7図に示す移動部材41に形成されたカム孔B
43、第8図に示す中間部材51に形成されたカム孔D
53、第9図に示す一対の固定板61に形成された切欠
き部63、第4図に示すラック部材All、第3図、第
4図に示す磁界発生装置14に設けられたピニオンギヤ
の一部14aの作用ニよすZ軸まわりに90度回転しな
からX方向と反対方向に移動しさらにZ方向と反対方向
に移動して第1図(d)に示すようにカートリッジ3の
アクセス穴(図示せず)に挿入され、光磁気ディスク1
に対し記録、消去用の磁界を与えるに必要な位置まで接
近し、静止する。
情報を記録する際には磁界発生装置14が記録の向きの
磁界を与えている状態で、光学ヘッド2が情報で変調さ
れたレーザ光を光磁気ディスク1に照射し、記録する。
消去の際には磁界発生装置14が消去の向きの磁界を与
え、光学ヘッド2が無変調のレーザ光を光磁気ディスク
1に照射し、消去する。
本実施例は磁界発生装置14の2方向およびその反対方
向の寸法に対して設計余裕度を増大させ、さらに第2図
(a)に示す磁界発生装置が14(ア)の位置に於てX
方向およびその反対方向の寸法にも制限を与える必要が
ないため、磁界発生装置14の設計余裕度がより大きく
なる。また光磁気記録再生装置のX軸方向の寸法の縮小
もより容易となる。
なお、上記実施例においては磁界発生装置14を電磁石
としたが、永久磁石としても差し支えない。
この場合はやはり体積的な設計余裕度が大きくなるため
、永久磁石材料として比較的効率の悪い安価な材料を使
用できるほか、反転機構に大型の協力なモータ等の利用
が可能となって、高速の磁界反転が可能となる。尚、当
該実施例は、磁界発生装置を第1図(a)に示す矢印A
の方向に90°回転させたが、その反対方向としてもよ
い。
発明の効果 カートリッジに内蔵された光磁気ディスクと、カートリ
ッジが挿入される挿入口を備えたハウジングと、光磁気
ディスクに、回転トルクを与えるターンテーブルと、光
磁気ディスクに記録、消去用の光スポットを与える光学
ヘッドと、光磁気ディスクに記録、消去用のバイアス磁
界を付与し且つ光磁気ディスクの記録面に略垂直な軸を
回転軸とするピニオンギヤの一部を設けた磁界発生装置
と、カートリッジを移動させ、光磁気ディスクをターン
テーブルに装着させる第1の案内搬送手段と、磁界発生
装置を光磁気ディスクに接近させる第2の案内搬送手段
を備え、第1の案内搬送手段は、カートリッジを担持し
光磁気ディスクの記録面に対して略垂直な方向において
移動自在に設けられたカートリッジホルダと、カートリ
ッジホルダの一部とカム手段を介してカートリッジホル
ダをカートリッジ挿入方向に移動させるための移動部材
と、移動部材に駆動力を付与せしめる駆動力付与手段と
を有し、第2の案内搬送手段は、磁界発生装置を光磁気
ディスクの記録面に略垂直な軸回りに回動自由に保持し
光磁気ディスクの記録面に対して略垂直な方向において
移動自在に設けられた磁界発生装置ホルダと、磁界発生
装置ホルダの一部とカム手段を介して係合する移動部材
と、カートリッジの外面の内、光磁気ディスクの記録面
に対して略垂直で、且つカートリッジの挿入方向に略平
行な2面の各々の近傍に配置された中間部材と、第1の
案内搬送手段と相互に連動して、磁界発生装置ホルダを
カートリッジ挿入方向と反対の方向に移動させ、且つ磁
界発生装置ホルダのカートリッジ挿入方向と反対の方向
への移動中に於て光磁気ディスクの記録面に略垂直な軸
回りの回転を行う回転機構を備え、回転機構は固定部材
にカートリッジ挿入方向に沿って設けられたピニオンギ
ヤに噛み合うラック部材により、カートリッジが挿入口
に挿入された瞬間から、光磁気ディスクが前記ターンテ
ーブルに装着された状態に至るまでは、磁界発生装置が
、光磁気ディスクの記録面に略垂直な方向に対するカー
トリッジの投影領域に侵入する事なく位置することによ
り、比較的大型の磁界発生装置の使用が可能となる。ま
た光磁気記録再生装置を光磁気ディスクの記録面に略垂
直な方向に小型化しても、磁界発生装置の大きさがカー
トリッジホルダの挿入時における光磁気記録再生装置の
ハウジングの内面とカートリッジホルダの上面のクリア
ランスに制限される事なく、磁界発生装置の設計余裕度
が大きくなり、光磁気記録再生装置の他の部分への悪影
響を低減させることが出来る。磁界発生装置として電磁
石を用いた場合には形状の縮小による消費電力の増大と
いった問題が発生せず、光磁気ディスクや光学ヘッドへ
の熱の影響によるデータの劣化や信鎖性の低下を招くこ
とはない。また永久磁石を用いた場合でも比較的大型の
反転機構を用いることで高速な磁界反転が可能となり、
さらに永久磁石材料も比較的体積効率の劣る安価な材料
を使用することでコストダウンが期待できるという数々
の優れた効果を得ることの出来る光磁気記録再生装置を
実現できるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は(a)〜(d)は本発明の実施例における光磁
気記録再生装置の動作説明図、第2図は本発明の実施例
における光磁気記録再生装置の外観斜視図、第3図は該
内部構造の一部詳細図、第4図(a)(b)は該内部構
造の一部構成図、第5図(a)(b)(C)、第6図(
a)(b)(C)、第7図(a)(b)(C)、第9図
(a)(b)(C)は該内部構造の一部詳細図、第8図
(a) (b)は該内部構造の一部詳細図、第10図(
a)〜(d)は従来例における光磁気記録再生装置の動
作説明図である。 主要部分の符号の説明 1・・・・・・光磁気ディスク、2・・・・・・光学ヘ
ッド、3・・・・・・カートリッジ、5・・・・・・タ
ーンテーブル、6・・・・・・スピントールモータ、7
・・・・・・ハウジンク、11・・・・・・ラック部材
、12・・・・・・回転軸、14・・・・・・磁界発生
装置、21・・・・・・カートリッジホルダ、31・・
・・・・磁界発生装置ホルダ、41・・・・・・移動部
材、51・・・・・・中間部材、61・・・・・・固定
板、65・・・・・・固定部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カートリッジに内蔵された光磁気ディスクと、前
    記カートリッジが挿入される挿入口を備えたハウジング
    と、前記光磁気ディスクに、回転トルクを与えるターン
    テーブルと、前記光磁気ディスクに記録再生消去用の光
    スポットを与える光学ヘッドと、前記光磁気ディスクに
    記録、消去用のバイアス磁界を付与し且つ前記光磁気デ
    ィスクの記録面に略垂直な軸を回転軸とするピニオンギ
    ヤの少なくとも一部を設けた磁界発生装置と、前記カー
    トリッジを移動させ、前記光磁気ディスクを前記ターン
    テーブルに装着させる第1の案内搬送手段と、前記磁界
    発生装置を前記光磁気ディスクに接近させる第2の案内
    搬送手段を備え、前記第1の案内搬送手段は、前記カー
    トリッジを担持し前記光磁気ディスクの記録面に対して
    略垂直な方向に移動自在に設けられて前記カートリッジ
    を担持するカートリッジホルダと、前記カートリッジホ
    ルダの一部とカム手段を介して前記カートリッジホルダ
    を前記カートリッジ挿入方向に移動させるための移動部
    材と、前記移動部材に駆動力を付与せしめる駆動力付与
    手段とを有し、前記第2の案内搬送手段は、前記磁界発
    生装置を前記光磁気ディスクの記録面に略垂直な軸回り
    に回動自由に保持し前記光磁気ディスクの記録面に対し
    て略垂直な方向において移動自在に設けられた磁界発生
    装置ホルダと、前記磁界発生装置ホルダの一部とカム手
    段を介して係合する前記移動部材と、前記カートリッジ
    の外面の内、前記光磁気ディスクの記録面に略垂直で且
    つ前記カートリッジの挿入方向に略平行な2面の各々の
    近傍に配置された中間部材により、第1の案内搬送手段
    と相互に連動して、前記磁界発生装置ホルダを前記カー
    トリッジ挿入方向と反対の方向に移動させ、且つ前記磁
    界発生装置ホルダの前記カートリッジホルダ挿入方向と
    反対の方向への移動中に前記光磁気ディスクの記録面に
    略垂直な軸回りの回転を行う回転機構を備え、前記回転
    機構は前記光磁気ディスクの前記ターンテーブルへの装
    着後の前記カートリッジに対し相対運動を行わない部材
    に固定され前記カートリッジ挿入方向に沿って設けられ
    た前記ピニオンギヤに噛み合うラック部材により、前記
    カートリッジが前記挿入口に挿入された瞬間から、前記
    光磁気ディスクが前記ターンテーブルに装着された状態
    に至るまでは、前記磁界発生装置が、前記光磁気ディス
    クの記録面に略垂直な方向に対する前記カートリッジの
    投影領域に侵入することなく位置することを特徴とする
    光磁気記録再生装置。
  2. (2)磁界発生装置は光学ヘッドアクセス領域全域に同
    時に記録、消去用の磁界を与えることを特徴とする請求
    項(1)記載の光磁気記録再生装置。
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