JPH0331393Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0331393Y2
JPH0331393Y2 JP7501087U JP7501087U JPH0331393Y2 JP H0331393 Y2 JPH0331393 Y2 JP H0331393Y2 JP 7501087 U JP7501087 U JP 7501087U JP 7501087 U JP7501087 U JP 7501087U JP H0331393 Y2 JPH0331393 Y2 JP H0331393Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
springs
stirring
contact prevention
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7501087U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63185437U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7501087U priority Critical patent/JPH0331393Y2/ja
Publication of JPS63185437U publication Critical patent/JPS63185437U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0331393Y2 publication Critical patent/JPH0331393Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は撹拌用スクリユーに係り、例えば粉体
などの撹拌に用いるものに関する。
(従来の技術) 従来の撹拌機は一般的にプロペラ状の撹拌翼が
用いられている。この従来のプロペラ状の撹拌翼
は被撹拌物が液体の場合は効果があるが、被撹拌
物が粉体の場合は、撹拌翼から離れた位置の被撹
拌物の撹拌ができず、また撹拌範囲が少ないの
で、撹拌能率が低い問題を有している。
また従来回転軸に板状のスクリユーまたはコイ
ルスプリングを取付け、この回転軸の回転でスク
リユーまたはスプリングにて被撹拌物を撹拌する
構造が知られているが、この構造では、被撹拌物
を同一方向に搬送することが主体となり、撹拌効
果が低い問題を有している。そしてこの従来のプ
ロペラ状の撹拌翼では被撹拌物が粉体の場合は効
率良く撹拌できない問題を有し、また回転軸にス
クリユーまたはスプリングを設けた構造でも搬送
には適しているが、撹拌効率は低い問題を有して
いる。
そこで本実用新案登録出願人はコイル状のアウ
タースプリングとインナースプリングを用いて粉
体などの被搬送物を効率良く撹拌できるとともに
被撹拌物の搬送ができる撹拌用スクリユーを提案
した(実願昭61−63003号、実開昭62−174625
号)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら前述のコイル状のアウタースプリ
ングとインナースプリングを用いた撹拌用スクリ
ユーではアウタースプリングおよびインナースプ
リングが変形し、このスプリングが軸に接触し騒
音が発生したり、また変形のため撹拌が不充分に
なるという問題を有していた。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、コ
イル状のアウタースプリングとインナースプリン
グにて構成した撹拌用スクリユーにおいてアウタ
ースプリングおよびインナースプリングが変形し
て軸に接触することによる騒音の発生のない撹拌
用スプリングを提供するものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の撹拌用スクリユーは、断面形状が例え
ば円形または異形形状の線状材をコイル状に巻回
加工したアウタースプリング1とインナースプリ
ング2とからなり、このアウタースプリング1の
内側にこのアウタースプリング1とは逆方向に巻
回した前記インナースプリング2を挿入し、この
インナースプリング2の軸方向に適当間隔で被撹
拌物流通路8を軸方向に有するトーシヨンばね、
コイルばねまたはパイプなどにて形成した接触防
止体9を内接嵌着させ、この両スプリング1,2
の両端をそれぞれスプリング固定カラー3,4に
固定し、この両固定カラー3,4に前記両スプリ
ング1,2並に前記接触防止体9を貫通した軸5
を固定したことを特徴としたものである。
(作用) 本考案の撹拌用スクリユーは、水平方向に支持
された軸5の回転で、アウタースプリング1とイ
ンナースプリング2の両スプリングは、互いに巻
方向が逆方向のため、被撹拌物は、搬送されなが
ら撹拌される。また、接触防止体9によつて両ス
プリング1,2の変形による軸5との接触が防止
され騒音の発生が防止される。
(実施例) 本考案の一実施例の構成を図面第1図ないし第
3図について説明する。
1は断面円形の線状材をコイル状に巻回加工し
たアウタースプリングで、2は前記アウタースプ
リング1とは逆方向に巻回され断面円形の線状材
をコイル状に巻回加工したインナースプリング
で、このインナースプリング2は前記アウタース
プリング1の内側に挿入されている。さらに、こ
のインナースプリング2の軸方向に適当間隔で軸
方向に被撹拌物流通路8を有する複数のトーシヨ
ンばね型の接触防止体9の両端外周より軸方向に
延長した延長部10が内接され、撹拌時に接触防
止体9が軸方向に移動しない程度にインナースプ
リング2に圧着されている。そしてこの両スプリ
ング1,2の両端を、それぞれスプリング固定カ
ラー3,4に形成した嵌合段部6,7に嵌合固定
し、この両固定カラー3,4に前記両スプリング
1,2並に接触防止体9を貫通した軸5を貫通し
てノツクピン、溶接またはスナツプリングなどで
固定する。
そして前記スプリング1,2は鋼線、アルミニ
ユームなどの金属材料または合成樹脂などにて成
型する。
さらに、アウタースプリング1の外周軸方向の
全長に断面L型の複数のかき板11の一方片11
aを放射状に配設し、このかき板11の両端の前
記一方片11aより突設した取付部12を前記固
定カラー3,4の外周近くに放射状に形成した嵌
合孔13に嵌着固定する。
つぎにこの実施例の作用を説明する。
水平に支持した軸5が回転すると、スプリング
1,2のピツチにより粉体などの被搬送物は搬送
され、このアウタースプリング1とインナースプ
リング2との巻回方向は逆方向のため、搬送され
る被撹拌物は搬送されながら撹拌される。このと
き被撹拌物の抵抗によりスプリング1,2が一時
的に変形しようとするが内装した接触防止体9に
よつて変形が防止されるから、両スプリングが軸
5と接触して騒音を発するようなことはない。
また、外周に放射状に配置したかき板11によ
り上下方向の撹拌力がさらに増大する。
尚上述の実施例はトーシヨンばね型の接触防止
体9について説明したが、第4図に示す短管型、
あるいは第5図に示すコイルばね型の接触防止体
9を用いることができ、何れもその外周がインナ
ースプリング2に内接圧着される。
〔考案の効果〕
本考案によれば、粉体などの被撹拌物を搬送し
ながら、巻回方向の異なるアウタースプリングと
インナースプリングとにて撹拌され、撹拌効率を
高めることができ、また、接触防止体によつて両
スプリングの変形が防止され騒音の発生を防止
し、また撹拌も充分にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す撹拌用スクリ
ユーの一部を切り欠いた正面図、第2図は同上側
面図、第3図は接触防止体の側面図、第4図は接
触防止体の異なる実施例を示す斜視図、第5図は
さらに他の実施例を示す正面図である。 1……アウタースプリング、2……インナース
プリング、3,4……スプリング固定カラー、5
……軸、8……被撹拌物流通路、9……接触防止
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 線状材をコイル状に巻回加工したアウタースプ
    リングとインナースプリングとからなり、このア
    ウタースプリングの内側にこのアウタースプリン
    グとは逆方向に巻回した前記インナースプリング
    を挿入し、このインナースプリングの軸方向に適
    当間隔で被撹拌物流通路を軸方向に有する接触防
    止体を内接嵌着させ、前記両スプリングの両端を
    それぞれスプリング固定カラーに固定し、この両
    固定カラーに前記両スプリング並に接触防止体を
    貫通した軸を固定したことを特徴とした撹拌用ス
    クリユー。
JP7501087U 1987-05-19 1987-05-19 Expired JPH0331393Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7501087U JPH0331393Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7501087U JPH0331393Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63185437U JPS63185437U (ja) 1988-11-29
JPH0331393Y2 true JPH0331393Y2 (ja) 1991-07-03

Family

ID=30920764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7501087U Expired JPH0331393Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0331393Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63185437U (ja) 1988-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2007202053B2 (en) Agitator
CN105846564A (zh) 电机及其定子结构
US4329118A (en) Centrifugal blower wheels
JPH0331393Y2 (ja)
US4610068A (en) Method for forming a ribbon blender
GB1561416A (en) Impeller
US2470966A (en) Rotor
US7815869B2 (en) Catalytic converter with mid-bed sensor
KR960034793A (ko) 유체 터빈
US5330325A (en) Agitating vane
US2701531A (en) Hydraulic torque transmitting device
JPS6326180Y2 (ja)
US3156970A (en) Torque converter elements and methods of making the same
GB2037945A (en) Adaptor for Mounting a Member on a Shaft
JPS6136812Y2 (ja)
US3659700A (en) Auger conveyor
WO1987002107A1 (en) A one-way clutch
JPS5839879Y2 (ja) 合成樹脂管の製造装置
JPH048969Y2 (ja)
US2988006A (en) Fluid couplings
JPS5942208B2 (ja) 換気扇
JP3725094B2 (ja) 攪拌用パイプ
JPS6034665Y2 (ja) 屈曲自在のスクリユ−コンベヤ
JPH08975Y2 (ja) 攪拌用パイプ
JPH0129649Y2 (ja)