JPH0331274A - 光学活性化合物 - Google Patents

光学活性化合物

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JPH0331274A
JPH0331274A JP16456589A JP16456589A JPH0331274A JP H0331274 A JPH0331274 A JP H0331274A JP 16456589 A JP16456589 A JP 16456589A JP 16456589 A JP16456589 A JP 16456589A JP H0331274 A JPH0331274 A JP H0331274A
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JP
Japan
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group
optically active
active compound
carbon atoms
straight chain
Prior art date
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Pending
Application number
JP16456589A
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English (en)
Inventor
Keiichi Sakashita
啓一 坂下
Tetsuya Ikemoto
哲哉 池本
Kenji Mori
謙治 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は文献未記載の新規な光学活性δ−バレロラクト
ン誘導体に関する。
[従来の技術および発明が解決しようとする問題点] 側鎖に官能基を有する光学活性δ−バレロラクトン化合
物は光スイツチング素子材料合成における中間体、ある
いは抗生物質などの医薬、生理活性化合物あるいは農薬
などを合成するための出発物質、中間体として有用であ
るが、後述の一般式(1)で表わされる化合物はいまだ
知られていない。
本発明の目的は、新規な光学活性δ−バレロラクトン誘
導体を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本発明の要旨は一般式(1)で表わされる光
学活性化合物にある。
ルキル基、炭素数1〜16の直鎖又は分岐アルキルオキ
シ基、ヒドロキシル基、ヒドロキシメチル基又はカルボ
キシル基を示し、R2はヒドロキシメチル基、炭素数1
〜16の直鎖又は分岐アルキル基又は炭素数1〜16の
直鎖又は分岐アルキルオキシメチル基を示し、Arは芳
香族二価基を示し、*はそれが付与された炭素が不斉炭
素であることを示す。) 上記において炭素数1〜16の直鎖又は分岐アルキル基
としてはメチル基、エチル基、ロープロピル基、イソプ
ロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、n−ペンチル
基、インペンチル基、メチルペンチル基、ジメチルペン
チル基、ヘキシル基、エチルヘキシル基、オクチル基、
ノニル基、デシル基、ドデシル基、ヘキサデシル基など
を例示でき、炭素数1〜16の直鎖又は分岐アルキルオ
キシ基、アルキルオキシメチル基としてはこれらのアル
キル基に対応するアルキルオキシ基を例示できる。
芳香族二価基としてはフェニレン基、ビフェニレン基、 あるいはこれらの化合物で芳香環についた水素の1つが
ハロゲン、シアノ基又はメトキシ基で置換されたもの等
を例示できる。
一般式(1)で表わされる化合物はR3がアルキル基あ
るいはアルキルオキシ基である場合、4−置換フェニル
酢酸のリチウムジアニオンあるいは4−置換フェニルマ
ロン酸エステルを出発原料として、R2がヒドロキシメ
チル基であるものは4−ブロモ−1,2−ブタンジオー
ル アセトナイドと、R2がアルキル基又はアルキルオ
キシメチル基であるものは3−テトラヒドロピラニルオ
キシ−1−ブロモアルカンとを反応させ、反応物から保
護基を外した後、酸でラクトン化し、光学分割する方法
により合成できる。以下にArがフェニレン基の場合を
代表例として反応式で示す。
U:L(Jlt (Rは炭素数1〜16の直鎖又は分岐アルキル基又は炭
素数1〜16の直鎖又は分岐アルキルオキシメチル基を
示す、) 一般式(1)においてR3がヒドロキシル基、ヒドロキ
シメチル基、カルボキシル基の場合にはR1のかわりに
上記の基に保護気を付けたものを用いて上記の反応を行
なった後、保護基を外して目的物とすることができる。
即ち、R1がヒドロキシル基の場合、ベンジルオキシ基
を用いて上記の反応を行なった後Pd/cを触媒として
保護基を外して目的物を得ることができ、R3がヒドロ
キシメチル基の場合はR1の代わりにテトラヒドロピラ
ニルオキシ基を用いて上記の反応を行い、反応の後酢酸
で処理して保護基を外せば−よい。
R1がカルボキシル基、R,がヒドロキシメチル基の場
合は次の方法で合成できる。
R1がカルボキシル基、R2がアルキル基又はアルキル
オキシメチル基である場合は前述の方法でR3がヒドロ
キシメチル基であるものを合成し、このヒドロキシメチ
ル基を酸化することにより得られる。
光学分割の方法としてはシリカゲルクロマトグラフィー
やHPLC等のクロマトグラフィーによる方法、結晶性
誘導体、例えばジニトロフェニル安息香酸誘導体にして
再結晶により分割する方法などをとることができる。
[実施例] 以下に、実施例を用いて本発明を更に詳しく説明するが
、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
参考例1 (S)−4−ブロモ−1,2−ブタンジオール アセト
ナイドの合成 (S)−1,2,4−ブタントリオール81gをアセト
ン1.5Cに溶解し、p−トルエンスルホン酸0.5g
を加え室温で一晩攪拌・反応させた。
次いで、この液を重炭酸ナトリウムで中和し、生成した
沈殿を濾別した後、液を減圧で濃縮し、ついで減圧蒸留
して108℃/ 20 mmHgの留分として86.5
gの(S)−1,2,4−ブタントリオ−ルー1゜2−
アセトナイドを得た。
このアセトナイド29.2gと四臭化炭素99.5gと
を40rr+42の塩化メチレンに溶解した溶液に、ト
リフェニルフォスフイン52.3gの塩化メチレン溶液
を8時間かけて滴下し、室温で更に1時間攪拌して反応
させた。次いで、これにn−ペンタン1.5氾を加え、
析出した沈殿を濾別した後のn−ペンタン溶液を飽和重
炭酸ナトリウム水溶液、水で洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥した。これからn−ヘキサンを部分的に除去して
濃縮した後、減圧蒸留して45℃/ 2 mrnHgの
留分として(S)−4−ブロモ−1,2−ブタンジオー
ル アセトナイド23gを得た。
実施例1 (2R,5S) −2−(4−ヒドロキシフェニル)−
5−ヒドロキシメチル−δ−バレロラクトンの合成 ジイソプロピルアミン1 、01 g (10mmol
)をテトラヒドロフラン2+nj2に溶解し、この溶液
に14.5%n−ブチルリチウムのヘキサン溶液6.5
mβを加え、リチウムジイソプロピルアミンを合成した
。この溶液を一20℃に冷却し、4−ベンジルオキシフ
ェニル酢酸1 、21 g (5mmol)をテトラヒ
ドロフラン5mρに溶かした溶液を滴下した。滴下終了
後、3+nJ2のヘキサメチル燐酸アミドを加え、−5
〜0℃で30分撹拌した。こうして得られたジアニオン
溶液を一30℃に冷却し、(S)−4−ブロモ−1,2
−ブタンジオール アセトナイド2 、3 g (9,
6+nol)を滴下し、10〜20℃で更に2時間撹拌
を続けて反応させた。次いで、反応液に水を加え、テト
ラヒドロフランの大部分を留去した後、希塩酸で中和し
た。これにクロロホルムを加えて反応生成物を抽出し、
クロロホルム溶液を水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾
燥した。減圧下で溶媒を除去して得た粗生成物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで光学分割して(R) 
−5−(4−ベンジルオキシフェニル)−5−カルボキ
シ−ペンタン−1,2−グリコール アセトナイド0.
9gを得た。これをベンゼン5mj2に溶解し、p−ト
ルエンスルフォン酸0.05gを加え、4時間還流した
。冷却後、これにエーテルを加え、有機層を重炭酸ナト
リウム水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶
媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで生
成して0.3gの(2R,5S) −2−(4−ベンジ
ルオキシフェニル)−5−ヒドロキシメチル−δ−バレ
ロラクトンを得た。
この化合物0.2gをエタノール5mβに溶解し、Pd
/C0,01gを加え、常圧で接触還元した。反応液を
濾過して固形分を除いた後、エタノールを留去するとほ
ぼ定量的に0.14gの(2R,5S) −2−(4−
ヒドロキシフェニル)−5−ヒドロキシメチル−δ−バ
レロラクトンを得た。
実施例2 (2R,5S) −2−(4−ヒドロキシフェニル)−
5−ペンチルオキシメチル−δ−バレロラクトンの合成
実施例1の途中段階でで得た(2S、5S)−2−(ベ
ンジルオキシフェニル)−5−ヒドロキシメチル−δ−
バレロラクトン0.1gをペンチルプロミド0.2g、
酸化銀0.1gとともにジメチルホルムアミド2mβに
溶解し、室温で25時間反応させた。次いで反応液を濾
過して固形分を除いた後、水を加えてクロロホルムで抽
出した。抽出物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製して(2R,5S) −2−(4−ベンジルオキ
シフェニル)−5−ペンチルオキシメチル−δ−バレロ
ラクトン0.12gを得た。これをエタノール3mβに
溶解し、Pd/Co、Olgを加え、常圧で接触還元し
た。
反応液を濾過して固形分を除いた後、エタノールを留去
して0 、08 g (2R,5S)−2−(4−ヒド
ロキシフェニル)−5−ペンチルオキシメチル−δ−バ
レロラクトンを得た。
[発明の効果] 本発明の化合物は光スイツチング素子材料合成における
中間体、あるいは抗生物質などの医薬、生理活性化合物
あるいは農薬などを合成するための出発物質、中間体と
して有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式(1)で表わされる光学活性化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、R_1は炭素数1〜16の直鎖又は分岐アルキ
    ル基、炭素数1〜16の直鎖又は分岐アルキルオキシ基
    、ヒドロキシル基、ヒドロキシメチル基又はカルボキシ
    ル基を示し、R_2はヒドロキシメチル基、炭素数1〜
    16の直鎖又は分岐アルキル基又は炭素数1〜16の直
    鎖又は分岐アルキルオキシメチル基を示し、Arは芳香
    族二価基を示し、*はそれが付与された炭素が不斉炭素
    であることを示す。)
JP16456589A 1989-06-27 1989-06-27 光学活性化合物 Pending JPH0331274A (ja)

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JP16456589A JPH0331274A (ja) 1989-06-27 1989-06-27 光学活性化合物

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