JPH0330698Y2 - - Google Patents

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JPH0330698Y2
JPH0330698Y2 JP14944886U JP14944886U JPH0330698Y2 JP H0330698 Y2 JPH0330698 Y2 JP H0330698Y2 JP 14944886 U JP14944886 U JP 14944886U JP 14944886 U JP14944886 U JP 14944886U JP H0330698 Y2 JPH0330698 Y2 JP H0330698Y2
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exhaust
connecting pipe
air
supply
combustion
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は屋内等に設置する給排気形暖房機に関
するものである。
(従来の技術) 従来、給気通風路と排気通風路とを同心状に設
けた給排気筒と、該給排気筒を暖房機本体に連結
する給気連結管と排気連結管とを備えた給排気形
暖房機が知られており、屋外から前記給排気筒に
吸入された空気は前記給気通風路を通る間に排気
通風路を通る排気ガスと熱交換されて昇温され前
記給気連結管を通つて前記暖房機本体に導かれ燃
料と混合して燃焼していた。一方燃焼排ガスは前
記排気連結管を通つて給排気筒に導かれ排気通風
路を通る間に前記給気通風路を通る吸入空気と熱
交換され温度降下されて屋外に排出されていた。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の給排気形暖房機においては、屋外の
空気を吸入することにより屋内の空気の清浄さを
保持する効果を有していたが、施工ミス又は使用
者の不注意等により排気連結管が外れ、燃焼排ガ
スが室内に排出され一酸化炭素中毒等の事故が発
生する心配があるという問題点があつた。又同様
に給気連結管が外れることにより暖房機本体の空
燃比が変化して燃焼温度が上昇し該暖房機本体が
故障する可能性があるという問題点があつた。
(考案の目的) 本考案は前記従来の問題点に鑑み、給気連結管
又は排気結管の脱落を監視しかつ燃焼を自動的に
停止することにより事故を未然に防止できる給排
気形暖房機を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するために、給気通風
路と排気通風路とを同心状に設けた給排気筒と、
給気通風路と暖房機本体とを連結する給気連結管
と、排気通風路と暖房機本体とを連結する排気連
結管とを備えた給排気形暖房機において、前記給
気通風路の流れ方向に所定間隔をおいて設けられ
た少なくとも二つの温度センサと、給気連結管脱
落の警報を発する給気連結管脱落警報装置と、排
気連結管脱落の警報を発する排気連結管脱落警報
装置と、暖房機本体の燃焼を停止させる燃焼停止
装置と、各温度センサの指示値がそれぞれ所定の
上限値より高い場合には給気連結管脱落警報装置
及び燃焼停止装置を作動させる給気連結管脱落検
知手段と、各温度センサの指示値がそれぞれ所定
の下限値より低く且つその差が所定値より小さい
場合には排気連結管脱落警報装置及び燃焼停止装
置を作動させる排気連結管脱落検知手段とを設け
ている。
(作用) 本考案によれば、暖房機本体の燃焼時には、空
気は給排気筒に吸入されて給気通風路を流れる間
に排気通風路を流れる燃焼排ガスと熱交換されて
温度が上昇し給気連結管を通つて暖房機本体に導
かれる。一方、前記暖房機本体で燃焼した燃焼排
ガスは排気連結管を通つて給排気筒の排気通風路
に導かれ屋外に放出される。従つて、給気通風路
の風下側では吸入空気は燃焼排ガスとの熱交換に
より風上側より温度が上昇し、風上側の温度セン
サは風下側の温度センサよりも低い温度を示す。
一方、給気連結管が外れた場合は、給気通風路
に空気が流れないので各温度センサは燃焼排ガス
よりの熱伝導や輻射で昇温され、その指示値はそ
れぞれ所定の上限値より高くなり、給気連結管脱
落検知手段が給気連結管脱落警報装置及び燃焼停
止装置を作動させる。
また、排気連結管が外れた場合には、前記排気
通風路には燃焼排ガスが流れないので給気通風路
を流れる吸入空気との間に熱交換はなくなる。従
つて、前記各温度センサの指示値は所定の下限値
より低く且つその差が所定値より小さくなつた場
合には、排気連結管脱落検知手段が排気連結管脱
落警報装置及び燃焼停止装置を作動させる。
(実施例) 第1図乃至第5図は本考案の一実施例を表わ
す。即ち10はケース体で、内部には暖房機本体
例えば熱交換器11と、該熱交換器11の底部に
連結された燃焼室12と、該燃焼室12の底部に
連通する給気配管13と、該給気配管13の中間
に設けられた送風機14と、該熱交換器11に連
結された排気連結管15とが内蔵されている。
20は給排気筒で、給気通風路21と該給気通
風路21の内側に排気通風路22とが同心状に設
けられている。該給排気筒20は壁30を貫通し
て設けられ、一端の排気通風路22には前記排気
連結管15の先端が嵌着され、他端は屋外に開口
している。又前記給気通風路21の一端近傍には
給気出口21aが開口している。23は一端を前
記給気配管13に連結され他端を前記給気出口2
1aにそれぞれ連結された給気連結管である。
24は前記給気通風路21の風上側に設けられ
た第1の温度センサで、24aはそのリード線で
ある。25は前記給気通風路21の風下側にある
給気出口21aの近傍に設けられた第2の温度セ
ンサで、25aはそのリード線である。
第2図は本実施例の制御回路図を示し、40は
給気連結管及び排気連結管脱落検知手段としての
マイクロコンピユータ、41は前記第1の温度セ
ンサ24及び第2の温度センサ25からの信号を
増巾する増巾器で該マイクロコンピユータ40に
接続されている。42は前記燃焼室12の燃焼を
制御する燃焼制御回路で、前記マイクロコンピユ
ータ40に接続されている。43は該燃焼制御回
路42よりの信号で点灯し、前記給気連結管23
が外れたことを知らせる警報ランプ、44は同じ
く該燃焼制御回路42よりの信号で点灯し、前記
排気連結管15が外れたことを知らせる警報ラン
プである。
本実施例によれば、空気は前記給排気筒20の
給気通風路21に流入し、該通風路21を通る間
に排気通風路22を流れる燃焼排ガスとの間で熱
交換されて温度が上昇し給気連結管23から給気
配管13を経て前記燃焼室12に供給され燃料と
混合し燃焼する。又燃焼排ガスは前記熱交換器1
1と排気連結管15とを通つて前記給排気筒20
の排気通風路22を通過する際、前記給気通風路
21を通る吸入空気と熱交換され降温されて屋外
に排出される。従つて前記給気通風路21の流れ
方向に所定間隔をおいて設けられた第1の温度セ
ンサ24と第2の温度センサ25の温度指示値を
比較すると、風上側に設けられた第1の温度セン
サ24の指示値の方が燃焼排ガスと熱交換され昇
温された吸入空気が流れる風下側の第2の温度セ
ンサ25の指示値より低い温度を示す。
次に燃焼中、前記給気連結管23が外れた場合
には、第3図に示すように、前記給排気筒20の
給気通風路21には屋外の空気の流れが少なくな
るため、前記第1の温度センサ24及び第2の温
度センサ25ともに前記排気通風路22を流れる
燃焼排ガスからの熱伝導及び輻射により時間の経
過とともに温度が速やかに上昇し前記マイクロコ
ンピユータ40に燃焼状態に応じて可変に入力さ
れた設定温度以上となる。これにより、マイクロ
コンピユータ40が第5図に示すフローチヤート
に従つて給気連結管23の外れたことを知らせる
警報ランプ43を点灯させるとともに前記燃焼制
御回路を作動させ燃焼を停止させる。
次に燃焼中、前記排気連結管15が外れた場合
には、第4図に示すように前記給排気筒20の排
気通風路22に燃焼排ガスが流れないため、前記
給気通風路21を流れる吸入空気への熱伝導及び
輻射がなくなり、時間の経過とともに温度は速や
かに低下し、前記第1の温度センサ24と第2の
温度センサ25のそれぞれの指示値は等しい温度
(例えばその差が5℃以内)となる。これにより、
マイクロコンピユータ40が第5図に示すフロー
チヤートに従つて排気連結管15の外れたことを
知らせる警報ランプ44を点灯させるとともに前
記燃焼制御回路42を作動させ燃焼を停止させ
る。
又本実施例によれば、排気連結管15が外れ燃
焼排ガスが屋外に流出しなくなると速やかにマイ
クロコンピユータ40が検知し、警報を発すると
ともに燃焼を自動的に停止させるため、燃焼排ガ
スが室内に充満し中毒を起こす等の事故を未然に
防止できる。又給気連結管23が外れ、屋外の冷
たい空気が流入しなくなるために前記燃焼室12
内の空燃比が変化して該燃焼室12が過熱状態と
なる不都合も未然に防止することができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の給排気形暖房機
によれば、給気連結管または排気連結管が脱落し
た場合は警報を発するとともに暖房機本体の燃焼
が停止するので、給気連結管の脱落による暖房機
本体の過熱や、排気連結管の脱落による一酸化炭
素中毒等の事故を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の給排気形暖房機の
一実施例を示し、第1図は本考案の給排気形暖房
機の側面断面図、第2図は本考案の給排気形暖房
機の制御回路図、第3図は本考案の給排気形暖房
機の給気連結管が外れたときの温度センサ指示値
の時間経過に伴う変化を表わす説明図、第4図は
本考案の給排気形暖房機の排気連結管が外れたと
きの温度センサ指示値の時間経過に伴う変化を表
わす説明図、第5図はマイクロコンピユータの動
作を示すフローチヤートである。 図中、10……ケース体、11……暖房機本体
(熱交換器)、12……燃焼室、13……給気配
管、14……送風機、15……排気連結管、20
……給排気筒、21……給気通風路、22……排
気通風路、23……給気連結管、24……第1の
温度センサ、25……第2の温度センサ、30…
…壁、40……マイクロコンピユータ、41……
増巾器、42……燃焼制御回路、43,44……
警報ランプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 給気通風路と排気通風路とを同心状に設けた
    給排気筒と、給気通風路と暖房機本体とを連結
    する給気連結管と、排気通風路と暖房機本体と
    を連結する排気連結管とを備えた給排気形暖房
    機において、 前記給気通風路の流れ方向に所定間隔をおい
    て設けられた少なくとも二つの温度センサと、 給気連結管脱落の警報を発する給気連結管脱
    落警報装置と、 排気連結管脱落の警報を発する排気連結管脱
    落警報装置と、 暖房機本体の燃焼を停止させる燃焼停止装置
    と、 各温度センサの指示値がそれぞれ所定の上限
    値より高い場合には給気連結管脱落警報装置及
    び燃焼停止装置を作動させる給気連結管脱落検
    知手段と、 各温度センサの指示値がそれぞれ所定の下限
    値より低く且つその差が所定値より小さい場合
    には排気連結管脱落警報装置及び燃焼停止装置
    を作動させる排気連結管脱落検知手段とを設け
    た ことを特徴とする給排気形暖房機。 (2) 前記設定値は暖房機本体の燃焼状態に応じて
    可変に設定されている ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載の給排気形暖房機。 (3) 前記各温度センサの指示値の差は5℃以内に
    設定されている ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載の給排気形暖房機。
JP14944886U 1986-10-01 1986-10-01 Expired JPH0330698Y2 (ja)

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JPS6361655U JPS6361655U (ja) 1988-04-23
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