JPH0330681Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0330681Y2 JPH0330681Y2 JP11263484U JP11263484U JPH0330681Y2 JP H0330681 Y2 JPH0330681 Y2 JP H0330681Y2 JP 11263484 U JP11263484 U JP 11263484U JP 11263484 U JP11263484 U JP 11263484U JP H0330681 Y2 JPH0330681 Y2 JP H0330681Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- magnet pieces
- fixed pipe
- rotating pipe
- rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Air Supply (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は回転パイプのロツク装置に関し、さら
にくわしくは固定パイプに同軸に接する回転パイ
プを一時的にロツクする装置に関するものであ
る。
にくわしくは固定パイプに同軸に接する回転パイ
プを一時的にロツクする装置に関するものであ
る。
従来の技術
このような装置は産業上広範囲に利用されてお
り、たとえばもつと身近な例としては、ガスコン
ロ入口の混合空気調節装置があげられる。この装
置を第3図a,bで示す。回転パイプ1は固定パ
イプ2に同軸に接して嵌合され、両パイプにはそ
れぞれ空気孔3,4があつて、回転パイプの停止
位置により空気孔の重なり具合が変り、混合され
る空気量が調節される。この場合回転パイプは固
定パイプとの摩擦力により停止位置を保つてい
る。
り、たとえばもつと身近な例としては、ガスコン
ロ入口の混合空気調節装置があげられる。この装
置を第3図a,bで示す。回転パイプ1は固定パ
イプ2に同軸に接して嵌合され、両パイプにはそ
れぞれ空気孔3,4があつて、回転パイプの停止
位置により空気孔の重なり具合が変り、混合され
る空気量が調節される。この場合回転パイプは固
定パイプとの摩擦力により停止位置を保つてい
る。
考案が解決しようとする問題点
しかしこのような機械的装置では、くり返し使
用することにより摩擦力が減少し、回転パイプの
停止位置が狂い易くなる。また混合空気の調節
も、その都度空気孔の重なり具合を確かめながら
行わなければならないという欠点がある。
用することにより摩擦力が減少し、回転パイプの
停止位置が狂い易くなる。また混合空気の調節
も、その都度空気孔の重なり具合を確かめながら
行わなければならないという欠点がある。
考案の構成
本考案は上記欠点を解消するもので、すなわち
固定パイプと、それと同軸に接する回転パイプと
からなり、該固定パイプの壁面に複数個の磁石片
を、隣りあう磁石片の内部磁界の方向が逆方向に
向くよう配設し、該回転パイプの壁面に少なくと
も1個の磁石片を配設してなることを特徴とする
回転パイプのロツク装置にかかわる。
固定パイプと、それと同軸に接する回転パイプと
からなり、該固定パイプの壁面に複数個の磁石片
を、隣りあう磁石片の内部磁界の方向が逆方向に
向くよう配設し、該回転パイプの壁面に少なくと
も1個の磁石片を配設してなることを特徴とする
回転パイプのロツク装置にかかわる。
実施例
前記構成の一例としてガスコンロの混合空気調
節装置をあげ、これについて図面を用い詳細に説
明する。
節装置をあげ、これについて図面を用い詳細に説
明する。
第1図aにおいて、回転パイプ11は固定パイ
プ12と同軸に接して回転可能に嵌合し、それぞ
れ空気孔13,14をもつ。第1図bはaのB−
B線に沿う断面図を示す。回転パイプ11の壁面
には1個の磁石片15が、また固定パイプ12の
壁面には複数個の磁石片16が配設されている
が、固定パイプ12に配設した磁石片は隣りあつ
た磁石片の内部磁界が逆方向になるよう向けられ
ている。
プ12と同軸に接して回転可能に嵌合し、それぞ
れ空気孔13,14をもつ。第1図bはaのB−
B線に沿う断面図を示す。回転パイプ11の壁面
には1個の磁石片15が、また固定パイプ12の
壁面には複数個の磁石片16が配設されている
が、固定パイプ12に配設した磁石片は隣りあつ
た磁石片の内部磁界が逆方向になるよう向けられ
ている。
回転パイプに配設した1個の磁石片15と正対
する固定パイプの磁石片16の方向により、ロツ
ク力が発生または消減するが、これを第2図a,
bに拡大して示す。第2図aの場合は、磁石片1
5とそれぞれ正対している磁石片16Aの内部磁
界の方向が同方向のときすなわち同じ側に同種の
磁極がきている場合であつて、このときは磁極間
の反発力のため回転パイプは矢印に示すようにど
ちらかへの回転力を受ける。
する固定パイプの磁石片16の方向により、ロツ
ク力が発生または消減するが、これを第2図a,
bに拡大して示す。第2図aの場合は、磁石片1
5とそれぞれ正対している磁石片16Aの内部磁
界の方向が同方向のときすなわち同じ側に同種の
磁極がきている場合であつて、このときは磁極間
の反発力のため回転パイプは矢印に示すようにど
ちらかへの回転力を受ける。
しかし第2図bに示すように、正対した磁石片
16Bの内部磁界が逆方向すなわち異種の磁極が
同じ側にきたときは、吸引力により回転パイプは
可なりの力で固定パイプにロツクされる。混合空
気量を変えたいときは、回転パイプにわずかな力
を加えることにより、磁石片15が現在正対して
いる磁石片16Bの先隣りの磁石片16Dの位置
まで容易に移つて再ロツクされる。
16Bの内部磁界が逆方向すなわち異種の磁極が
同じ側にきたときは、吸引力により回転パイプは
可なりの力で固定パイプにロツクされる。混合空
気量を変えたいときは、回転パイプにわずかな力
を加えることにより、磁石片15が現在正対して
いる磁石片16Bの先隣りの磁石片16Dの位置
まで容易に移つて再ロツクされる。
ロツク力を増すには回転パイプの磁石片を固定
パイプの磁石片の配置にならつて増加すればよ
い。なお各磁石片の配設は各パイプの内壁または
外壁いずれであつてもよいし、さらに各磁石片も
プラスチツク磁性体に形成したものを使えば組立
が容易である。
パイプの磁石片の配置にならつて増加すればよ
い。なお各磁石片の配設は各パイプの内壁または
外壁いずれであつてもよいし、さらに各磁石片も
プラスチツク磁性体に形成したものを使えば組立
が容易である。
考案の効果
上記した混合空気調節装置は一例を示したもの
であつて、本考案はこれに限定されるものではな
く、一時ロツクを要するあらゆる回転パイプのロ
ツク装置に応用することができる。回転するのは
外側とは限らず内側であつてもよく、また内側は
中実円柱体でもよい。本考案による装置では経年
変化が少く常に安定したロツク力が得られ、また
停止位置も、手で概略あわせるだけで正確な位置
に吸込まれるように落着く等のすぐれた効果をも
つているので実用上便利である。
であつて、本考案はこれに限定されるものではな
く、一時ロツクを要するあらゆる回転パイプのロ
ツク装置に応用することができる。回転するのは
外側とは限らず内側であつてもよく、また内側は
中実円柱体でもよい。本考案による装置では経年
変化が少く常に安定したロツク力が得られ、また
停止位置も、手で概略あわせるだけで正確な位置
に吸込まれるように落着く等のすぐれた効果をも
つているので実用上便利である。
第1図aは本考案のロツク装置を、bはaのA
−A線に沿う断面図を、第2図a,bは正対する
磁石片の拡大関係図を、第3図aは従来の混合空
気調節装置を、bはaのA−A線に沿う断面図を
示す。 1……回転パイプ、2……固定パイプ、3,4
……空気孔、11……回転パイプ、12……固定
パイプ、13,14……空気孔、15,16,1
6A,16B,16C,16D……磁石片。
−A線に沿う断面図を、第2図a,bは正対する
磁石片の拡大関係図を、第3図aは従来の混合空
気調節装置を、bはaのA−A線に沿う断面図を
示す。 1……回転パイプ、2……固定パイプ、3,4
……空気孔、11……回転パイプ、12……固定
パイプ、13,14……空気孔、15,16,1
6A,16B,16C,16D……磁石片。
Claims (1)
- 固定パイプと、それと同軸に接する回転パイプ
とからなり、該固定パイプの壁面に複数個の磁石
片を、隣りあう磁石片の内部磁界の方向が逆方向
に向くよう配設し、該回転パイプの壁面に少くと
も1個の磁石片を配設してなることを特徴とする
回転パイプのロツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11263484U JPS6126947U (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 回転パイプのロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11263484U JPS6126947U (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 回転パイプのロツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6126947U JPS6126947U (ja) | 1986-02-18 |
JPH0330681Y2 true JPH0330681Y2 (ja) | 1991-06-28 |
Family
ID=30671674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11263484U Granted JPS6126947U (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 回転パイプのロツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6126947U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9527672B2 (en) * | 2014-01-24 | 2016-12-27 | Laitram, L.L.C. | Cleanable conveyor frame assembly including snap-on components |
-
1984
- 1984-07-25 JP JP11263484U patent/JPS6126947U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6126947U (ja) | 1986-02-18 |