JPH0330400B2 - - Google Patents

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JPH0330400B2
JPH0330400B2 JP3249183A JP3249183A JPH0330400B2 JP H0330400 B2 JPH0330400 B2 JP H0330400B2 JP 3249183 A JP3249183 A JP 3249183A JP 3249183 A JP3249183 A JP 3249183A JP H0330400 B2 JPH0330400 B2 JP H0330400B2
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JP
Japan
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lid
lever
switch
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movable
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JP3249183A
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JPS59156395A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は洗濯機の稼動構造に係わり、洗濯機の
稼動制御を電子化した場合の蓋スイツチの構成の
改良を提案するものである。
従来例の構成とその問題点 電子化した稼動制御を行う洗濯機の蓋スイツチ
については、例えば特開昭57−131487号公報(特
願昭56−16309号)において提案された様な例が
ある。上記例においては洗濯機の蓋開閉による脱
水運転のOFF−ON制御と、洗濯脱水槽内の衣類
がアンバランスに分布した際の安全レバーによる
検知制御とを1つの「リーフスイツチ」で兼ねる
為に「押し上げ片」を設けて1個のスイツチで構
成している。第1図は上記例の安全スイツチの構
成を示す。1はリーフスイツチでありベース2に
ネジ3で固着される。蓋4が閉じた状態では、蓋
レバー5が押し上げられ、それに伴いアンバラン
スレバー6が上方に変位し、先端部の押しあげ部
7により押しあげ片8がリーフスイツチ1の押圧
子9を押しあげてON状態となしている。アンバ
ランスレバー6はベース2及び蓋レバー5との間
に押圧バネ10及び11を介挿して、蓋レバー5
がベース2に対し、及びアンバランスレバー6が
蓋レバー5に対しそれぞれ一方向に付勢力を与え
ている。
以上の様な従来の構成において、部品点数が多
いため、組立工数がかかる事、更に、各部品の精
度を要求しないと確実な動作を確保出来ない等の
解決すべき課題があつた。即ち例えば上記例にお
いては、アンバランスレバー6の動作は、ベース
2に支持された蓋レバー5に影響されると共に、
作動レバー8はベース2に保持されている為、押
圧子9の作動は各パーツの寸法バラツキを累積し
た結果に影響される。従つて例えばネジ3でリー
フスイツチ1のベース2への取付を調整する等
の、新たなる調整作業が必要であり、かつ蓋開閉
とアンバランス作動による異常検知の差(即ち時
間の差)を大きくとり、確実になす事がむづかし
かつた。
発明の目的 本発明は上記欠点を解決せんとしてなされたも
ので、蓋の開閉による通電信号のON−OFF及び
アンバランス運転時の異常検知を、極めて簡単な
構成で安価に提供するものである。
発明の構成 本発明はアンバランスレバーに回動自在に係止
した、可動体の形状を工夫する事による確実な動
作及び上記可動体に押圧される可動接片の簡単な
形状と構成及び、可動体のベース板との簡単な保
持構成等により蓋レバーの変位バラツキを吸収す
るものである。
実施例の説明 第2図、第3図は本発明の一実施例を示す蓋ス
イツチの断面図、第4図は可動体部の動作図、第
5図は同分解斜視図を示す。
第2図は洗濯機の蓋21が閉じた状態を示す。
蓋21の後方に突出した操作凸起22にて先端に
係着子23を固着した蓋レバー24は、スイツチ
ベース25に形成した軸受部26を回転中心とし
て、同第2図中時計方向に回転自在に支持され
る。蓋レバー24は鋼線等で製作する事により加
工も簡単に出来る。スイツチベース25は絶縁性
を有するプラスチツク材料で成し、固定接片27
及び可動接片28を一体成形する。なお、とくに
可動接片28は、薄板の銅板あるいはステンレス
板等の可撓性のある材料にてなす。第2図は既述
の様に蓋21を閉じた状態であるから、上記固定
接片27及び可動接片28はON状態にある。同
ON状態にするためには、蓋レバー24にて、安
全レバー29を上方に移動せしめ、安全レバー2
9の上端に回転自在に軸支された可動体30の一
端にて、前述の可動片28の先端L字形屈折部2
8′を押圧せしめる。なお可動体30は、その一
部を安全レバー29に回転自在に軸支される一
方、基板31に形成した上下方向に長寸法を有す
る傾斜面を有する略逆L字状の異形穴32に遊嵌
するスライド凸起33を形成した電気的絶縁材、
例えば合成樹脂材等で成す。なお基板31には、
既述のスイツチベース25を固着する一方、蓋2
1側端部の突出片34にて安全レバー29を回転
自在に保持する。基板31外底面の凸起35と安
全レバー36の凸起36との間に押圧コイルバネ
37を介挿せしめ、この1個のコイルバネ37に
て、安全レバー29を基板31に対し下方に押圧
しつつ、時計方向の回転付勢力を保持せしめてい
る。
蓋21を開状態にした時は、蓋レバー24は、
軸受部26を中心に反時計方向に回転し、安全レ
バー29もまた下方に移行するので、可動体30
は異形穴32に沿つて下方に移動し、可動接片2
8を上方に押圧する付勢力が解除され、従つて蓋
スイツチがOFF状態となる。
第3図は、脱水兼洗濯機(図示せず)内に衣類
が大きく偏芯して脱水状態となり、水槽(図示せ
ず)がアンバランスレバー29を矢印A方向より
押圧した場合を示す。この時、安全レバー29は
基板31の突出片34部を回転中心として、コイ
ルバネ37の押圧力に抗して反時計方向に回転
し、更に可動体30を第3図の様に若干左方に移
動せしめる。この時、可動体30は、基板の異形
穴32内を若干移動しつつ、安全レバー29に対
し時計方向の動きをなし、可動接片28の屈折部
28′が下方に移行するように働き、OFF状態と
なる。
なお、この動作を第4図詳細拡大図にて説明す
る。
第4図aは蓋が開状態、即ち、接片間はOFF
である状態を示す。第4図bは蓋が閉状態、即ち
接片27,28はONである状態を示す。
可動体30はその右端部38で可動接片28を
押圧する。
第4図cは、アンバランスレバー29を動作し
た場合であり、可動体30はその軸支部40がア
ンバランスレバー29にて左方に移動し右端部舌
片38に設けた凹部41に可動接片28の先端が
おち込み、可動接片38は下方に移行し一時的に
OFF状態となる。アンバランスレバー29は第
2,3図に示す様に押圧コイルバネ37にて時計
方向に回動可能であり上記凹部41に可動片が移
行しても、ただちに第4図b図の状態に復帰す
る。
洗濯機の蓋を開閉した場合の運転OFF−ON制
御は、第4図a,bの動作によりなされる。
アンバランス異常検知は第4図b,cに示す動
作によりなされる。
電子制御の蓋スイツチにおいては、既述の様に
蓋の開閉と、アンバランスレバーの作動による接
点開閉の差を大きくとる必要がある。これは使用
者が蓋の開閉を例えばすばやく作業させた時、ア
ンバランス検知をしたと誤認しない様に、蓋の開
閉時の接点OFF−ON時間を長くする必要があ
る。本発明ではこの点を可動体30の形状をフタ
開閉時とアンバランスレバー動作時と可動体30
の形状及びアンバランスレバーによる可動体の支
持にて効果的に行つている。さて蓋レバー24は
蓋が閉じの場合、確実に可動接片が固定接片に接
触しないと導通不良を生じるため、蓋の閉じの場
合に十分に安全レバー29及び可動体30を上方
に押しあげる必要がある。従つて、一般的な設計
思想としては蓋レバー24は必要寸法以上の移動
を行う様にしている。これは各部の寸法バラツキ
を吸収するためでもある。
一方、可動接片28は必要以上に変形すると、
変形、クリープ等を生じるため、むやみな動作も
避けねばならない。従来の第2図では、ネジ3に
てリーフスイツチ1の取付けを調整する様にして
いた。
第4図dは第4図bに較べて安全レバー29が
上方に変位、即ち、蓋レバー24の変位を大きく
とつた場合である。この場合、可動体30のスラ
イド用凸起33は、異形穴32の傾斜面47に沿
つて上方に移動し、かつ、可動体30は安全レバ
ー29の軸支持部40を回転中心として、安全レ
バー29に対し時計方向の回動をなし、右端部3
8は第4図bに較べて上方への移動は成さず、可
動接片38を上方に不必要に押しあげる事はなく
なる。
従つて、蓋レバー24が所定以上の寸法を変位
した場合でも、可動接片への異常な変形負荷が少
なくなる。
第5図は蓋スイツチ部の分解矢視図である。
可動体は既述の如く電気的絶縁性を有するプラ
スチツク材にて平面形状略コ字状に成形加工にて
製作し、安全レバー29の側面に形成した凸部4
2に、コ字状の腕部43に設けた小孔43を遊嵌
せしめて回動自在に支持すると共に、腕部43に
設けた突起33は既述の基板31に形成した異形
穴32に上下摺動可能に遊嵌している。この取付
は、可動体30のプラスチツクの可撓性を活用し
て行う。
蓋レバー24は安全レバー29に形成した支持
45を貫通して後端をL字折曲部46を、スイツ
チベース25に一体に設けた軸受部26に挿着し
て回動自在に保持される。
発明の効果 以上の如く本発明によれば、蓋レバーの設定が
蓋スイツチの可動接片の動きに対し安全側に可能
となり、従来例の様に調整を必要とせず、簡単な
構成である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の蓋スイツチの断面図、第2図
は本発明の一実施例を示す蓋スイツチの断面図、
第3図は同蓋スイツチの動作状態における断面
図、第4図a,b,c,dは同蓋スイツチの動作
状態を示す要部断面図、第5図は同蓋スイツチの
分解斜視図である。 30……可動体、29……安全レバー、24…
…蓋レバー、31……基板、32……異形穴、4
7……傾斜面、33……可動体スライド用凸起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 蓋の開閉にて回動するフタレバーと、このフ
    タレバーの動作により上下変位する安全レバー
    と、この安全レバーに回動自在に保持されたスイ
    ツチの可動片を押圧可能な可動体とからなり、こ
    の可動体を平面形状略コ字状となし、コ字状両辺
    から一体に設けた凸起を、薄板鋼板よりなるスイ
    ツチ基板に設けた異形穴に上下遊嵌摺動可能とな
    り、上記異形穴は、垂直方向に傾斜面を有する略
    逆L字状となし、蓋レバーの所定寸法以上の変位
    に対し、可動体の凸起が前記逆L字状異形穴の傾
    斜面に沿つて摺動移動し、スイツチ可動片の押圧
    変位を略一定とした洗濯機の蓋スイツチ。
JP3249183A 1983-02-28 1983-02-28 洗濯機の蓋スイツチ Granted JPS59156395A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3249183A JPS59156395A (ja) 1983-02-28 1983-02-28 洗濯機の蓋スイツチ

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JP3249183A JPS59156395A (ja) 1983-02-28 1983-02-28 洗濯機の蓋スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59156395A JPS59156395A (ja) 1984-09-05
JPH0330400B2 true JPH0330400B2 (ja) 1991-04-30

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ID=12360457

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