JPH0330357Y2 - - Google Patents

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JPH0330357Y2
JPH0330357Y2 JP1984094729U JP9472984U JPH0330357Y2 JP H0330357 Y2 JPH0330357 Y2 JP H0330357Y2 JP 1984094729 U JP1984094729 U JP 1984094729U JP 9472984 U JP9472984 U JP 9472984U JP H0330357 Y2 JPH0330357 Y2 JP H0330357Y2
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JP
Japan
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spacer
brush
frame
brush body
mesh
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JP1984094729U
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JPS6111637U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【技術分野】
本考案は、幾枚も積層された単板間に挟まれて
いる網目状のスペーサーを単板と分離して取り出
す技術に関する。
【背景技術】
化粧合板の製造工程においては、単板を脱色、
染色し、その後乾燥調湿する工程がある。斯る工
程中で染色された単板13を篭24から取り出
し、スペーサー1と分離して単板13を乾燥機に
投入する作業は、従来にあつては第8図に示すよ
うに人手作業によつており、自動化が望まれてい
るが、この単板13は濡れているのでくつつき易
く単板13と分離してスペーサー1を取り除くの
が困難であつた。
【考案の目的】
本考案は叙上のような技術的背景に鑑みて為さ
れたものであり、その目的とするところは単板の
間に挟んで積み重ねられているスペーサーの取り
出しを自動化でき、しかも確実に単板を分離して
スペーサーを取り出すことができるようにするこ
とにある。
【考案の開示】
本考案スペーサーの取り出し装置は、網目状の
スペーサー1の網目2内に挿通して網目2との絡
みによりスペーサー1を保持することのできるブ
ラシ体3と、ブラシ体3に保持されたスペーサー
1を突き出すことのできる突き出し部4とから成
り、ブラシ体3を下面に設けた一対のブラシフレ
ーム6,6を対向させてフレーム5に配設すると
共に、各ブラシフレーム6の外側端部を回動軸9
でフレーム5に上下回動自在に且つ自重で下方へ
回動するように枢支して成ることを特徴とするも
のであり、これによつて上記目的を達成するに至
つた。 以下本考案の実施例を添付図面に基いて詳述す
る。5は上下方向あるいは水平方向に移動(搬
送)させられる角枠状のフレームであり、フレー
ム5内の中央にはエアシリンダ7により駆動され
る突き出し部4が設けられており、エア配管8に
より送られたエアによりエアシリンダ7を駆動し
て突き出し部4をフレーム5から突出させ、ある
いは引つ込ませられるようになつている。フレー
ム5内の突き出し部4の両側には夫々ブラシフレ
ーム6が内装されており、各ブラシフレーム6の
一端部は回転軸9により回転自在に枢支されてお
り、ブラシフレーム6の他端部に突出させられた
ガイドピン10をフレーム5に開口された円弧長
孔状のガイド溝11にスライド自在に嵌合させて
ブラシフレーム6の回転角度を規制させてあり、
ブラシフレーム6はフレーム5内に引つ込んだ水
平状態とフレーム5下面から突出した下降状態と
の間で回動するようになつている。各ブラシフレ
ーム6の下面には多数本の線材12を植えてブラ
シ体3を形成してある。この線材12としては、
単板13を傷付けないようやや剛性のある合成樹
脂線材や腰のある獣毛などが考えられるが、必要
に応じワイヤなどでもよく、特定の材質に限定さ
れるものではない。また、線材12の先端は丸め
ておくのが好ましい。第1図に示すように、線材
12はブラシフレーム6の下面に斜めに植えられ
ており、ブラシ体3の下端も斜めに揃えられてお
り、(すなわち、対向して配置したブラシフレー
ム6の下面部から下方に突出して設けたブラシ体
3を突出先端側が斜め外側に向くように傾斜して
垂設して両側の対向するブラシ体3が略ハ字状を
なすようにしてある)。また、ブラシ体3はブラ
シフレーム6が下降した時に線材12が一層水平
に近い角度を持ち、ブラシ体3下面が水平となる
ようになつている。 次に、第2図〜第5図に従つて本考案の装置の
動作を説明する。自然状態においてブラシフレー
ム6は自重により下降しており、ブラシ体3の下
面は水平となつている。(第2図)。このままで本
装置は単板13と交互に積み重ねられたスペーサ
ー1の上へ下降してゆき、ブラシ体3の下面がス
ペーサー1に接するとブラシフレーム6が回動軸
9を中心にして回動しながら押し上げられ、これ
に基づいてスペーサー1に接していたブラシ体3
の下部がスペーサー1の上を当接したまま内側方
向を向いて滑り、ブラシ体3が水平となつた状態
で更に本装置を下降すると、ブラシ体3の線材1
の先端が今度は逆にスペーサー1の網目2と交差
して絡む(第3図)。この後、ブラシ体3を上昇
させると自重によりブラシフレーム6が再び下降
することによりスペーサー1はブラシ体3により
すくい上げられるようにして持ち上げられる(第
4図)。この時スペーサー1の下の単板13はブ
ラシ体3の先に突かれてスペーサー1と分離さ
れ、スペーサー1と共に持ち上げられることがな
い。このままスペーサー1は所定場所へ運ばれ、
そこで突き出し部4を突出させてスペーサー1を
下へ押し、スペーサー1をブラシ体3から切り離
して落下させる(第5図)。 スペーサー1と分離された単板13は第6図に
示されているようにパレツト14の上に乱雑に2
列に積み重ねられており、端部が重なりあつたり
している。15はこの単板13を2列に整列積載
させるためのチヤツキング装置15であり、チヤ
ツキング装置15は昇降用シリンダ16により全
体が昇降させられるようになつている。17はモ
ータ18により回転駆動されるローラであり、シ
リンダ19により昇降させられるようになつてい
る。23は左右両端に垂下された位置決め用のガ
イド板であり、この両ガイド板23間の距離は単
板13の長さの2倍よりも大きくなつている。2
1は単板13に接して単板13を吸着する吸着ス
リーブ21であり、吸着スリーブ21の上方には
吸引用のブロア22が設けられており、ブロア2
2と吸着スリーブ21との間はシヤツター20に
より開閉することができるようになつている。し
かして、昇降用シリンダ16により乱雑に積まれ
た単板13の上にチヤツキング装置15が下降さ
せられ、単板13の上に接触させられる。次に、
シリンダ19により左右のローラ17が下降させ
られ、単板13に接したローラ17をモータ18
により回転させて中央が重なりあつた単板13を
互いに左右に引きずらせて離し、分離された単板
13の端をガイド板23に当てて位置決めする。
この後、ローラ17がシリンダ19により上昇さ
せられると、シヤツター20が開いてブロア22
の吸引力を吸着スリーブ21に伝え、左右の吸着
スリーブ21により左右の単板13を波打ちに沿
いながら吸着する。吸着スリーブ21により吸着
された単板13はチヤツキング装置15ごと昇降
用シリンダ16により持ち上げられ、所定の位置
あるいは篭内に運ばれ、2列に整列させられる。
第7図には上記動作を表す線図を示してあり、黒
丸は信号出力を表し、矢印は信号受けを表してい
る。
【考案の効果】
本考案は叙述のごとく構成されているから、ブ
ラシ体をスペーサーの網目に挿通させて絡ませる
だけで簡単にブラシ体によりスペーサーを保持さ
せることができ、しかもブラシ体を網目に挿通さ
せることでスペーサーの下にくつついている単板
をブラシ体の先で突き落とすことができ、確実に
単板からスペーサーを分離でき、スペーサーを離
すばあいには突き出し部によりスペーサーを突き
出して確実に行えるという利点がある。また、ブ
ラシ体を下面に設けた一対のブラシフレームを対
向させてフレームに配設すると共に、各ブラシフ
レームの外側端部を回動軸でフレームに上下回動
自在に且つ自重で下方へ回動するように枢支した
ので、ブラシフレームが自重で下方へ回動する際
にブラシフレームの下面に設けたブラシ体は外方
へ向けて斜め下方に回動してスペーサーの網目に
挿通されることになり、ブラシフレームの自重に
よる回動をそのまま利用して特に動力を必要とす
ることなくブラシ体でスペーサーを保持させるこ
とができ、装置の構成を簡単なものに形成するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部破断した
正面図、第2図乃至第5図は同上の一部破断した
動作説明図、第6図はスペーサーと分離された単
板を整列させるためのチヤツキング装置を示す正
面図、第7図は同上の動作線図、第8図は従来例
の斜視図であり、1はスペーサー、2は網目、3
はブラシ体、4は突き出し部、5はフレーム、6
はブラシフレーム、9は回動軸である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 網目状のスペーサーの網目内に挿通して網目と
    の絡みによりスペーサーを保持することのできる
    ブラシ体と、ブラシ体に保持されたスペーサーを
    突き出すことのできる突き出し部とから成り、フ
    レームに一対のブラシフレームを対向させて配設
    すると共に、各ブラシフレームの外側端部を回動
    軸でフレームに上下回動自在に且つ自重で下方へ
    回動するように枢支し、対向して配置したブラシ
    フレームの下面部から下方に突出して設けたブラ
    シ体を突出先端側が斜め外側を向くように傾斜し
    て垂設して両側の対向するブラシ体が略ハ字状を
    なすようにして成るスペーサーの取り出し装置。
JP9472984U 1984-06-25 1984-06-25 スペ−サ−の取り出し装置 Granted JPS6111637U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9472984U JPS6111637U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 スペ−サ−の取り出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9472984U JPS6111637U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 スペ−サ−の取り出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6111637U JPS6111637U (ja) 1986-01-23
JPH0330357Y2 true JPH0330357Y2 (ja) 1991-06-27

Family

ID=30653457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9472984U Granted JPS6111637U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 スペ−サ−の取り出し装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2282847B1 (en) * 2008-05-22 2015-09-23 Ethicon, Inc. Process for coating a porous substrate with a coating liquid

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5212296U (ja) * 1975-07-16 1977-01-28
JPS55123832A (en) * 1979-03-12 1980-09-24 Kayaba Ind Co Ltd Pick-up head of sheet article

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5212296U (ja) * 1975-07-16 1977-01-28
JPS55123832A (en) * 1979-03-12 1980-09-24 Kayaba Ind Co Ltd Pick-up head of sheet article

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JPS6111637U (ja) 1986-01-23

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