JPH0329840A - 煙検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、タバコの煙等の還元性ガスの発生量を検知す
る煙検知装置に関するものである。

従来の技術 従来、この種の煙検知装置は一般的に第４図に示すよう
な構戒であった。この装置に使われる煙センサ４００は
、タバコの煙等の還元性ガスに反応し、内蔵の抵抗４０
１の値が還元性ガスの量に反比例して変化するものであ
シ、同じく内蔵のヒータ４０２によシ発熱し、活性化し
て使用される。

２　ベージ ヒータ４０２は電源Ａ４０３から通電されて発熱する。

また抵抗４０１は、別の電源Ｂ４０４から通電され、基
準点との間に直列に接結されている分圧抵抗４０５とで
電源Ｂ４０４の電圧ＶＢを分圧している。分圧された電
圧は、マイクロコンピュータ４０６にＡ／Ｄ入力部４０
γから入力される。ここで使われるマイクロコンピュー
タ４０６は、入出力装置，記憶装置，主演算装置等を一
体化したいわゆる１チップマイクロコンピュータであシ
、かつアナログ電圧・デジタル値変換器を内蔵しておシ
、Ａ／Ｄ入力部４０７はアナログ電圧・デジタｐ値変換
器の入力部となっている。したがって還元性ガスの量は
、抵抗４０１と分圧抵抗４０５によシ分圧された電圧値
に変換されてＡ／Ｄ入力部４０７からマイクロコンピュ
ータ４０６に入力され、そしてアナログ電圧・デジタル
値変換器によシデジタ／Ｌ’値に変換され、このデジタ
ル値からマイクロコンピュータ４０６によってその量が
判断されていた。

発明が解決しようとする課題 ３　ページ しかし、従来のこのような構或では、還元性ガスの量を
判断するマイクロコンピュータ４０６のアナログ電圧・
デジタル値変換器が高価であシ、したがってこのような
マイクロコンピュータ４０６を使用した従来の煙検知装
置全体は、たいへん高価なものとなっていた。

本発明はこのような課題を解決するもので、タバコの煙
等の還元性ガスの発生量を検知する煙検知装置を安価に
提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、煙を検知し、煙の
量を抵抗値の変化として出力する煙センサと、この煙セ
ンサの抵抗値の変化をコンデンサの充電時間の変化に変
換し、この充電時間を計測する充電時間計測手段とから
なる煙検知装置を構戒したものである。

作　　用 この構或によ９、煙センサがタバコの煙等の還元性ガス
を検知し、その発生量を抵抗値の変化に変換し、この抵
抗値の変化をさらにコンデンサの充電時間の変化に変換
し、この充電時間を充電時間計測手段で計測して、煙の
発生量を判断することとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図によう説明す
る。

図において、１はタバコの煙等の還元性ガスに反応する
センサであシ、内蔵の抵抗２を有し、その抵抗値は還元
性ガスの量に反比例して変化する。

そしてこの抵抗２は、以下に詳述する煙判断千段３に接
続されている。

煙判断手段３は、コンデンサ４およびこのコンデンサ４
の充電時間計測手段であるマイクロコンピュータ６から
構威される。ここで使用するマイクロコンピュータ５は
、入出力装置，記憶装置，主演算装置を一体化した一般
的な安価な１チップマイクロコンピュータである。煙セ
ンサ１に内蔵された抵抗２はコンデンサ４に接続され、
このコンデンサ４は電源６から通電されて充電する。筐
５　ベージ たコンデンサ４は、マイクロコンピュータ５の入出力ポ
ート７に接続され、充電にともなって発生する電圧の値
をマイクロコンピュータ５に入力している。

以」二のように構威された煙検知装置の煙発生量の判断
原理について第３図にもとづき説明する。

煙発生量の判断の原理は、コンデンサ４の電圧がゼロの
状態から所定の値に至るコンデンサの充電時間をマイク
ロコンピュータ６で測定することによるものである。す
なわち、煙の量に反比例して煙センサ１内蔵の抵抗２が
変化すると、電源６基準点Ｇ間（電圧ｖｃ）にこの抵抗
２と直列に接続されたコンデンサ４の所定の電圧となる
までの充電時間が変化し、この充電時間をマイクロコン
ピュータ５で計測して煙の量を判断するのである。

この計測状態を第３図に示すが、縦軸にコンデンサ電圧
を、横軸に時刻を示している。そして、コンデンサ電圧
の所定の値Ｖは、マイクロコンピュタ５の入出力ポート
７が入力ポートとして機能している場合、マイクロコン
ピュータ６が、入力６　パージ されてくる電圧をＨｉｇｈ状態のものと判断するもので
ある。

つぎに、コンデンサ４の充電時間の計測方法について説
明する。まず入出力ポート７をマイクロコンピュータ５
によって出力ボー１−に設定し、出力をＬｏｗ状態とす
る。これによシコンデンサ４は放電し、電圧はゼロとな
る（第３図時刻ａ）。コンデンサ４が完全に放電したつ
ぎの瞬間に、入出力ポート７をマイクロコンピュータ５
によってＨｉｇｈ状態とし、入力ポートに設定を変更す
る。

ここでコンデンサ４は、その時刻の煙の量に応じて変化
した煙センサ１内蔵の抵抗２を通して電源６から通電さ
れ、充電を開始する。そして、マイクロコンピュータ５
は、コンデンサ４の充電！圧がＶと等しくなる（第３図
時刻ｂ）までの充電時間Ｔを計測して、そのときの煙の
量を判断する。

この時間Ｔはごく短時間であるので、マイクロコンピュ
ータ５による上記コンデンサ４の放電および充電を繰シ
返し、充電時間Ｔを多数回計測して、このデータを記憶
していくことによシ、精度の高７　ベージ い煙発生量の判断ができる。なお、煙の量と充電時間Ｔ
の関係は、センサ内蔵の抵抗２が煙の量に反比例して変
化するので、煙の量が多くなるほど充電時間Ｔは短かく
未る。

以上のように、煙を検知する煙センサ１と、充放電する
コンデンサ４および安価な一般的なマイクロコンピュー
タ５による単純な煙判断手段３とから構或され、アナロ
グ電圧・デジタル値変換器等の高価な機構を使用しなく
ても、精度の高い煙検知装置を安価に提供できることと
なる。

発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように本発明によれば
、煙センサで煙を検知し、煙の量を煙センサの抵抗値の
変化として出力し、この煙センサの抵抗値の変化を、さ
らにコンデンサの充電時間の変化に変換し、この充電時
間を計測することによシ、煙の発生量の判断が可能とな
るが、充電時間計測手段は一般的な安価なマイクロコン
ピュータでよいので、安価な煙検知装置を提供できると
いう効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の煙検知装置の構戒図、第２
図は同回路図、第３図は同煙発生量判断原理説明図、第
４図は従来の煙検知装置の構戒図である。 １・・・・・・煙センサ、２・・・・・・抵抗、４・・
・・・・コンデンサ、６・・・・・・マイクロコンピュ
ータ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 煙を検知し、煙の量を抵抗値の変化として出力する煙セ
   ンサと、この煙センサの抵抗値の変化をコンデンサの充
   電時間の変化に変換し、この充電時間を計測する充電時
   間計測手段とからなる煙検知装置。