JPH03297355A - 甲虫類の飼料 - Google Patents

甲虫類の飼料

Info

Publication number
JPH03297355A
JPH03297355A JP2099908A JP9990890A JPH03297355A JP H03297355 A JPH03297355 A JP H03297355A JP 2099908 A JP2099908 A JP 2099908A JP 9990890 A JP9990890 A JP 9990890A JP H03297355 A JPH03297355 A JP H03297355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feed
beetles
larvae
crushed pieces
pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2099908A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2537692B2 (ja
Inventor
Matsuhisa Morishima
森島 松壽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2099908A priority Critical patent/JP2537692B2/ja
Publication of JPH03297355A publication Critical patent/JPH03297355A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2537692B2 publication Critical patent/JP2537692B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/87Re-use of by-products of food processing for fodder production

Landscapes

  • Fodder In General (AREA)
  • Feed For Specific Animals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカプトムシやクワガタムシ等の甲虫類の幼虫を
飼育する飼料に関するものである。
[従来の技術] 従来、甲虫類の幼虫の飼育に有効な飼料として、クヌギ
、ナラ、サクシ、クリ、カシ等の落葉樹の醗酵した腐木
を細かく粉砕してなる粉砕片が知られている。これらの
粉砕片を飼育箱の底にマット状に敷き詰めて適当に湿ら
せておくと、幼虫はこれらの粉砕片を恰好のすみかとし
てその中で棲息するとともに、該粉砕片を食べて成長す
る。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前記クヌギ等の腐木の粉砕片だけでは栄養価
及び幼虫の嗜好性が必ずしも十分ではなく、幼虫が余り
大きく育たない場合もあった。また、例えばカプトムシ
の幼虫は数回脱皮した後にさなぎに変態し、さらに成虫
に変態するが、成長か悪いとこれらの変態が遅れること
があった。
そこで、本発明者は前記粉砕片に栄養価が高く幼虫の嗜
好性の高い材料を混合することについて種々検討を行っ
た。その検討中、業者が甲虫類の成虫を遠隔地まで移送
するときに、種々の果実の生くずを該甲虫類に与えてい
ることに注目したが、該生くすを幼虫用の飼料として出
荷するのは保存性等の点で難しく、またいかなる種類の
果実が幼虫に適しているのかについても不明であった。
その後、さらに検討を重ねた結果、パイナツプルの実が
甲虫類の幼虫に適しているとの知見を得、試験・研究の
結果、本発明の完成に至った。
本発明の目的は、栄養価が高くかつ甲虫類の幼虫が好ん
で食べて早く大きく育つ甲虫類の飼料を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、請求項1の甲虫類の飼料は
、乾燥したパイナツプルの実の粉砕片を5重量%以上含
んでいるものとした。この粉砕片は、皮と果肉が完全な
状態のパイナツプルの実を切り刻み、これを乾燥させて
粉砕したものでも勿論よいが、主な果肉を取り去った後
のパイナツプルの実の生くず(すなわち、果肉の薄く付
いた皮)を乾燥させて粉砕したものでもよく、後者の方
が経済上一般的である。また、「5重量%以上」とした
のは、5重量%未満では該粉砕片による飼料全体の栄養
価を高める効果や幼虫の嗜好性を高める効果が薄くなる
からである。
請求項2の甲虫類の飼料は、5重量%以上の乾燥したパ
イナツプルの実の粉砕片と、残部の落葉樹の腐木の粉砕
片とからなるものとした。ここで落葉樹としてはクヌギ
、ナラ、サクシ、クリ、カシ等を例示することができる
習作用] 請求項1の甲虫類の飼料によると、乾燥したパイナツプ
ルの実の粉砕片には繊維質の他に粗蛋白質や糖分等が多
量に含まれているため、大変栄養価か高く、また甲虫類
の幼虫の嗜好性も高い。従って、該幼虫はこの飼料を非
常によく食べて大きな図体に早く成長する。
請求項2の甲虫類の飼料によると、上記パイナツプルの
粉砕片に落葉樹の腐木の粉砕片が混合されているので、
該飼料が甲虫類の恰好のすみかになる。また、上記の通
り栄養価と嗜好性を高めるパイナツプルの実の粉砕片の
存在により、甲虫類の幼虫は混合された落葉樹の腐木の
粉砕片をも非常によく食べるようになり、大きな図体に
早く成長する。ここで落葉樹とするのは、マツやスギ等
の常緑樹では甲虫類の幼虫が好まないからである。
[実施例] 以下、本発明を具体化した実施例について、図を参照し
て説明する。
本実施例の甲虫類の飼料1は乾燥したパイナツプルの実
の粉砕片2と、落葉樹の腐木の粉砕片3とから構成され
ている。図においてパイナツプルの実の粉砕片2には斜
線を入れて、落葉樹の腐木の粉砕片3には斜線を入れな
いで示した。前者のパイナツプルの実の粉砕片2は前記
パイナツプルの実の生くずを乾燥させた後に粉砕したも
ので、皮と果肉、そして多少の茎が混在した状態となっ
ている。また、後者の前記落葉樹の腐木の粉砕片3とし
ては、椎茸の栽培に使用した後のクヌギとナラとの混合
腐木を粉砕したものを使用した。
上記パイナツプルの実の粉砕片2と、落葉樹の腐木の粉
砕片3との配合割合は、前者が5〜50重量%、後者が
残部という範囲が好ましい。前者が5重量%未満だと飼
料全体の栄養価を高める効果や幼虫の嗜好性を高める効
果が薄くなるからであり、前者が50重量%を越えると
該飼料を使用しているうちに前者にかびが生え易くなる
からである。本実施例では前者を20重量%、後者を8
0重量%とじた。
もっとも、前者を醗酵させたりかび防止剤を使用したり
することにより、前者の配合割合を50重量%超〜10
0重量%(すなわち後者を配合しない〉とすることも可
能である。この醗酵は微生物を利用した堆肥化処理によ
り行うことかできる。
また、かび防止剤としては、三菱油化社製の商品名タン
マツシュを例示することができる。
次に、上記構成の甲虫類の飼料1の使用方法について説
明する。
■ます、飼育箱4の底に前記甲虫類の飼料1を約20印
の厚さになるように敷き詰め、該飼料1の中に水分を加
えて飼料1を手で握ると形が崩れない程度に湿らせてお
く。
■次に、カプトムシの幼虫5を前記飼料1の上に置く。
この幼虫5は該飼料1を恰好のすみかとしてその中に潜
り込むとともに、該飼料1を食べながら成長する。この
とき飼料1は乾燥させないように適宜水分を加えて湿ら
せておくように注意する。
本実施例の飼料1内に配合されたパイナツプルの実の粉
砕片2には、繊維質の他に粗蛋白質や糖分等が多量に含
まれており大変栄養価か高く、幼虫はこれを落葉樹の腐
木の粉砕片3とともに大変好んで食べるのですぐに大き
な図体に成長する。
■その後、幼虫はこの飼料1の中で卵形の穴を作り変態
してさなぎとなり、2〜3週間でさらに変態して成虫と
なる。
また、本発明者はカプトムシの幼虫の本実施例の飼料に
対する嗜好性についての実験を行った。
これには従来の落葉樹の腐木の粉砕片だけの飼料と本実
施例のパイナツプルの実の粉砕片2を配合した飼料1と
を同じ飼育箱の両側に区分して敷き詰めることによった
。(勿論、幼虫はどちらの粉砕片l\も自由に移動する
ことができる。)そして、複数匹のカプトムシの幼虫を
該飼育箱中に入れ、しばらく時間を経てから観察した。
すると全ての幼虫が本実施例の飼fllの中に集まって
いることか認められ、本実施例の飼料1がカプトムシの
幼虫の嗜好に合致していることが確認された。
以上の作用効果を次の表にまとめる。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように発明の趨旨から逸脱しない範
囲で任意に変更して具体化することもできる。
(1)落葉樹はクヌギ、ナラに限定されず、例えば゛サ
クラ、クリ、カシ等て゛もよい。
(2)パイナツプルの実の粉砕片と、落葉樹の腐木以外
の例えば堆肥化した稲藁の粉砕片等とを配合して飼料と
してもよい。
[発明の効果] 本発明の甲虫類の飼料は、上記の通り構成されているの
で、栄養価が高く、甲虫類の幼虫が好んで食べて早く大
きく育つという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明を具体化した甲虫類の飼料の実施例の使用状
態を示す断面図である。 1・・・甲虫類の飼料、 2・・・パイナツプルの実の粉砕片、 3・・・落葉樹の腐木の粉砕片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、乾燥したパイナップルの実の粉砕片(2)を5重量
    %以上含んでいる甲虫類の飼料。 2、5重量%以上の乾燥したパイナップルの実の粉砕片
    (2)と、残部の落葉樹の腐木の粉砕片(3)とからな
    る甲虫類の飼料。
JP2099908A 1990-04-16 1990-04-16 甲虫類の飼料 Expired - Lifetime JP2537692B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2099908A JP2537692B2 (ja) 1990-04-16 1990-04-16 甲虫類の飼料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2099908A JP2537692B2 (ja) 1990-04-16 1990-04-16 甲虫類の飼料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03297355A true JPH03297355A (ja) 1991-12-27
JP2537692B2 JP2537692B2 (ja) 1996-09-25

Family

ID=14259880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2099908A Expired - Lifetime JP2537692B2 (ja) 1990-04-16 1990-04-16 甲虫類の飼料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2537692B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100499853B1 (ko) * 2004-11-30 2005-07-07 남제주군 흰점박이 꽃무지 풍뎅이 유충의 대량 증식방법
JP5860987B1 (ja) * 2015-04-30 2016-02-16 千秋 櫛田 パインアップル葉茎破砕体飼料あるいはペットフードの原料の形成方法、およびパインアップル葉茎破砕体飼料あるいはペットフードの原料

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100499853B1 (ko) * 2004-11-30 2005-07-07 남제주군 흰점박이 꽃무지 풍뎅이 유충의 대량 증식방법
JP5860987B1 (ja) * 2015-04-30 2016-02-16 千秋 櫛田 パインアップル葉茎破砕体飼料あるいはペットフードの原料の形成方法、およびパインアップル葉茎破砕体飼料あるいはペットフードの原料
WO2016174886A1 (ja) * 2015-04-30 2016-11-03 千秋 櫛田 パインアップル葉茎破砕体飼料あるいはペットフードの原料の形成方法、およびパインアップル葉茎破砕体飼料あるいはペットフードの原料

Also Published As

Publication number Publication date
JP2537692B2 (ja) 1996-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Belewu et al. Cultivation of mushroom (Volvariella volvacea) on banana leaves
US20110143426A1 (en) Device and process to generate co2 used for indoor crop production and underwater gardening
Onyeka et al. Effect of substrate media on growth, yield and nutritional composition of domestically grown oyster mushroom (Pleurotus ostreatus)
JP2007029079A (ja) 植物栽培用培地およびその製造工程で得られる液肥
BISWAS et al. Mushrooms: A Manual for cultivation
KR102194869B1 (ko) 새싹보리를 함유하는 흰점박이꽃무지 유충의 사료 조성물 또는 이를 이용한 흰점박이꽃무지 유충의 사육방법
Rizal et al. First successful cultivation of the edible mushroom Macrolepiota dolichaula in Thailand
Ebersohn et al. Coprophilous fungal species composition and species diversity on various dung substrates of African game animals
JP2003219761A (ja) 鱗翅目ヤガ科昆虫の幼虫を使用した植物性食品廃棄物の処理方法、並びに、その産物を使用した飼料
KR100727529B1 (ko) 식용버섯 균사체를 이용한 가축사료 제조방법 및 그 사료
Murugesan Sustainable food security: edible and medicinal mushroom
KR102182727B1 (ko) 흰점박이꽃무지 유충의 생장 촉진용 인공사료 조성물
Gogoi et al. Mushroom cultivation technology
Kinge et al. Effect of local substrates on the growth and yield of Pleurotus ostreatus K. in the North West Region, Cameroon
JPH03297355A (ja) 甲虫類の飼料
Kamalakannan et al. Mushrooms–A hidden treasure
Kaur et al. Paddy straw and maize stalks compost for cultivation of agaricus bisporus
Salami et al. Effect of organic nitrogen supplements on the yield and nutrient content of oyster mushroom (Pleurotus florida) cultivated on corncobs
Munshi et al. Button mushroom cultivation
Singh et al. Assessment of different organic supplements (pulses flour) on growth and yield of oyster mushrooms (Pleurotus djamor)
สุ วรรณี จันทร์ ตา Growth and yield of Khon-Khao mushroom (Lentinus squarrosulus Mont.) cultured in different spawn materials
JPS62108790A (ja) ステビア添加剤
KR102376095B1 (ko) 커피박을 이용한 흰점박이꽃무지 유충 사료 조성물 및 그 제조방법
Reddy et al. Utility of different silkworm (Bombyx mori L.) residues for cultivation of button mushroom
JP2001245551A (ja) クワガタムシの産卵床および幼生飼育床