JPH0329725Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0329725Y2 JPH0329725Y2 JP1984093970U JP9397084U JPH0329725Y2 JP H0329725 Y2 JPH0329725 Y2 JP H0329725Y2 JP 1984093970 U JP1984093970 U JP 1984093970U JP 9397084 U JP9397084 U JP 9397084U JP H0329725 Y2 JPH0329725 Y2 JP H0329725Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip
- teeth
- cylinder
- grip teeth
- tooth holder
- Prior art date
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- Expired
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- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 30
- 238000004154 testing of material Methods 0.000 claims description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 9
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009864 tensile test Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この考案は、材料試験機における把持装置に関
するものである。
するものである。
(ロ) 従来技術
引張試験機などの材料試験機として、一対のつ
かみ歯ホルダに装備したつかみ歯によつて試験片
を把持するようにした試験機が一般に使用されて
いる。しかしながら、試験片には平板状のもの、
丸棒状のもの、厚いもの、薄いものなど、種々の
ものがある。これを的確に把持するには、その試
験片に適合する種類のつかみ歯を使用する必要が
ある。つかみ歯の形状は試験片の形状に対応させ
ねばならず、つかみ歯の間隔は試験片の厚さに対
応させねばならない。したがつて、形状または厚
さの異なつた試験片の場合、その形状および厚さ
によつてつかみ歯を選択し、交換せねばならな
い。そのための装置が実公昭59−14749号公報に
記載されている。同公報の装置では、一対のつか
み歯ホルダにそれぞれ、その形状または厚さの異
なつた試験片に適合する少なくとも２種類のつか
み歯が装備され、各つかみ歯ホルダのつかみ歯が
互いに同方向に並設される。したがつて、各つか
み歯ホルダのつかみ歯を互いに同方向に移動さ
せ、これによつて少くとも２種類のつかみ歯を交
換することができる。しかしながら、各つかみ歯
ホルダのつかみ歯を互いに同方向に移動させる
と、つかみ歯の重量が試験機の重量バランスに影
響し、これによつて試験機の重量バランスが損な
われるという問題があつた。
かみ歯ホルダに装備したつかみ歯によつて試験片
を把持するようにした試験機が一般に使用されて
いる。しかしながら、試験片には平板状のもの、
丸棒状のもの、厚いもの、薄いものなど、種々の
ものがある。これを的確に把持するには、その試
験片に適合する種類のつかみ歯を使用する必要が
ある。つかみ歯の形状は試験片の形状に対応させ
ねばならず、つかみ歯の間隔は試験片の厚さに対
応させねばならない。したがつて、形状または厚
さの異なつた試験片の場合、その形状および厚さ
によつてつかみ歯を選択し、交換せねばならな
い。そのための装置が実公昭59−14749号公報に
記載されている。同公報の装置では、一対のつか
み歯ホルダにそれぞれ、その形状または厚さの異
なつた試験片に適合する少なくとも２種類のつか
み歯が装備され、各つかみ歯ホルダのつかみ歯が
互いに同方向に並設される。したがつて、各つか
み歯ホルダのつかみ歯を互いに同方向に移動さ
せ、これによつて少くとも２種類のつかみ歯を交
換することができる。しかしながら、各つかみ歯
ホルダのつかみ歯を互いに同方向に移動させる
と、つかみ歯の重量が試験機の重量バランスに影
響し、これによつて試験機の重量バランスが損な
われるという問題があつた。
(ハ) 目的
この考案は、この種の材料試験機の把持装置に
おいて、形状または厚さの異なつた試験片に適合
する少なくとも２種類のつかみ歯を迅速に、かつ
自動的に交換すること、およびつかみ歯の交換に
よつて試験機の重量バランスが損なわれないよう
にすることを目的としてなされたものである。
おいて、形状または厚さの異なつた試験片に適合
する少なくとも２種類のつかみ歯を迅速に、かつ
自動的に交換すること、およびつかみ歯の交換に
よつて試験機の重量バランスが損なわれないよう
にすることを目的としてなされたものである。
(ニ) 構成
この考案は、各つかみ歯ホルダにそれぞれ、形
状または厚さの異なつた試験片に適度する少なく
とも２種類のつかみ歯を装備し、各つかみ歯ホル
ダのつかみ歯を互いに反対の方向に並設する。そ
して、つかみ歯の並設方向一方側または両側に一
対のシリンダを配置し、各つかみ歯ホルダのつか
み歯を各シリンダに連結し、各シリンダによつて
各つかみ歯ホルダのつかみ歯を互いに逆方向に移
動させる。これによつて少なくとも２種類のつか
み歯を交換するようにしたことを特徴とするもの
である。
状または厚さの異なつた試験片に適度する少なく
とも２種類のつかみ歯を装備し、各つかみ歯ホル
ダのつかみ歯を互いに反対の方向に並設する。そ
して、つかみ歯の並設方向一方側または両側に一
対のシリンダを配置し、各つかみ歯ホルダのつか
み歯を各シリンダに連結し、各シリンダによつて
各つかみ歯ホルダのつかみ歯を互いに逆方向に移
動させる。これによつて少なくとも２種類のつか
み歯を交換するようにしたことを特徴とするもの
である。
(ホ) 実施例
以下、この考案の実施例を図面について説明す
る。
る。
図において、この装置はつかみ具本体１に取り
付けられた左右一対のつかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒ
を有する。この実施例では、各つかみ歯ホルダ２
Ｌ，２Ｒにそれぞれ２種類のつかみ歯３Ｌ，３
Ｒ，４Ｌ，４Ｒが装備されている。つかみ歯３
Ｌ，３Ｒ，は平板状の試験片を把持するためのも
ので、平坦な歯面５を有する。つかみ歯４Ｌ，４
Ｒは丸棒状の試験片を把持するためのもので、溝
６を有する。各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒのつか
み歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒは前後方向に並設さ
れ、つかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒのありみぞ７にス
ライド可能に嵌合されている。また、左側のつか
み歯ホルダ２Ｌについては、平坦な歯面５を有す
るつかみ歯３Ｌが前側に配置され、溝６のあるつ
かみ歯４Ｌが後側に配置されている。反対に、右
側のつかみ歯ホルダ２Ｒについては、平坦な歯面
５を有するつかみ歯３Ｒは後側に配置され、溝６
のあるつかみ歯４Ｒが前側に配置されている。要
するに、各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒのつかみ歯
３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒが互いに反対の方向に並
設されているものである。
付けられた左右一対のつかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒ
を有する。この実施例では、各つかみ歯ホルダ２
Ｌ，２Ｒにそれぞれ２種類のつかみ歯３Ｌ，３
Ｒ，４Ｌ，４Ｒが装備されている。つかみ歯３
Ｌ，３Ｒ，は平板状の試験片を把持するためのも
ので、平坦な歯面５を有する。つかみ歯４Ｌ，４
Ｒは丸棒状の試験片を把持するためのもので、溝
６を有する。各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒのつか
み歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒは前後方向に並設さ
れ、つかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒのありみぞ７にス
ライド可能に嵌合されている。また、左側のつか
み歯ホルダ２Ｌについては、平坦な歯面５を有す
るつかみ歯３Ｌが前側に配置され、溝６のあるつ
かみ歯４Ｌが後側に配置されている。反対に、右
側のつかみ歯ホルダ２Ｒについては、平坦な歯面
５を有するつかみ歯３Ｒは後側に配置され、溝６
のあるつかみ歯４Ｒが前側に配置されている。要
するに、各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒのつかみ歯
３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒが互いに反対の方向に並
設されているものである。
この装置は左右一対のシリンダ８Ｌ，８Ｒによ
つてつかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒを交換する
ようにしたもので、シリンダ８Ｌ，８Ｒはつかみ
歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒの後側、すなわちその
並設方向一方側に配置されている。そして、取付
金具９によつて各シリンダ８Ｌ，８Ｒが各つかみ
歯ホルダ２Ｌ，２Ｒに取り付けられている。さら
に、各シリンダ８Ｌ，８Ｒのロツド１０がそれぞ
れつかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒの孔に挿入さ
れ、ロツド１０によつて各つかみ歯ホルダ２Ｌ，
２Ｒのつかみ歯が各シリンダ２Ｌ，２Ｒに連結さ
れている。また、第４図に示すように、連通管１
１によつて各シリンダ８Ｌ，８Ｒのロツド側室１
２Ｌ，１２Ｒが互いに接続され、そのヘツド側室
１３Ｌ，１３Ｒは切換弁１４を介してポンプ１５
およびタンク１６に接続されている。
つてつかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒを交換する
ようにしたもので、シリンダ８Ｌ，８Ｒはつかみ
歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒの後側、すなわちその
並設方向一方側に配置されている。そして、取付
金具９によつて各シリンダ８Ｌ，８Ｒが各つかみ
歯ホルダ２Ｌ，２Ｒに取り付けられている。さら
に、各シリンダ８Ｌ，８Ｒのロツド１０がそれぞ
れつかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒの孔に挿入さ
れ、ロツド１０によつて各つかみ歯ホルダ２Ｌ，
２Ｒのつかみ歯が各シリンダ２Ｌ，２Ｒに連結さ
れている。また、第４図に示すように、連通管１
１によつて各シリンダ８Ｌ，８Ｒのロツド側室１
２Ｌ，１２Ｒが互いに接続され、そのヘツド側室
１３Ｌ，１３Ｒは切換弁１４を介してポンプ１５
およびタンク１６に接続されている。
第２図に示すように、各つかみ歯ホルダ２Ｌ，
２Ｒは左右一対のホルダガイド１７Ｌ，１７Ｒに
スライド可能に嵌合され、ホルダガイド１７Ｌ，
１７Ｒはつかみ具本体１に固定されている。そし
て、つかみ具本体１にシリンダ１８が設けられ、
そのピストン１９の押し金具２０がつかみ歯ホル
ダ２Ｌ，２Ｒにスライド可能に係合されている。
２Ｒは左右一対のホルダガイド１７Ｌ，１７Ｒに
スライド可能に嵌合され、ホルダガイド１７Ｌ，
１７Ｒはつかみ具本体１に固定されている。そし
て、つかみ具本体１にシリンダ１８が設けられ、
そのピストン１９の押し金具２０がつかみ歯ホル
ダ２Ｌ，２Ｒにスライド可能に係合されている。
前記のように構成された装置において、つかみ
具本体１のシリンダ１８にエア、油圧などの流体
圧を供給すると、そのピストン１９の押し金具２
０によつて各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒが押し上
げられる。各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒは各ホル
ダガイド１７Ｌ，１７Ｒおよびつかみ具本体１の
傾斜面に沿つてスライドする。したがつて、くさ
び作用によつてつかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒのつか
み歯が閉じられ、つかみ歯間に試験片を把持する
ことができる。
具本体１のシリンダ１８にエア、油圧などの流体
圧を供給すると、そのピストン１９の押し金具２
０によつて各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒが押し上
げられる。各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒは各ホル
ダガイド１７Ｌ，１７Ｒおよびつかみ具本体１の
傾斜面に沿つてスライドする。したがつて、くさ
び作用によつてつかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒのつか
み歯が閉じられ、つかみ歯間に試験片を把持する
ことができる。
また、平板状および丸棒状の試験片を把持する
とき、この装置は試験片の形状によつてつかみ歯
３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒを選択し、交換すること
ができる。たとえば、平板状の試験片を把持する
とき、シリンダ８Ｌ，８Ｒの切換弁１４を操作
し、ポンプ１５によつてエア、油圧などの流体圧
を右側のシリンダ８Ｒのヘツド側室１３Ｒに供給
すると、シリンダ８Ｒによつてつかみ歯ホルダ２
Ｒのつかみ歯３Ｒ，４Ｒが前方に押し出される。
これと同時に、各シリンダ８Ｌ，８Ｒの連通管１
１によつてシリンダ８Ｒのロツド側室１２Ｒから
流体圧がシリンダ８Ｌのロツド側室１２Ｌに導び
かれる。したがつて、各シリンダ８Ｌ，８Ｒが同
期駆動され、左側のシリンダ８Ｌによつてつかみ
歯ホルダ２Ｌのつかみ歯３Ｌ，４Ｌが後方に引き
戻される。各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒのつかみ
歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒはつかみ歯ホルダ２
Ｌ，２Ｒのありみぞ７に沿つてスライドし、互い
に逆方向に移動する。これによつて平坦な歯面５
を有するつかみ歯３Ｌ，３Ｒが試験機の中央位
置、すなわち第１図および第４図の位置に配置さ
れる。したがつて、つかみ歯３Ｌ，３Ｒを閉じる
と、その歯面５を平板状の試験片に接触させ、つ
かみ歯３Ｌ，３Ｒ間に試験片を把持することがで
きる。
とき、この装置は試験片の形状によつてつかみ歯
３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒを選択し、交換すること
ができる。たとえば、平板状の試験片を把持する
とき、シリンダ８Ｌ，８Ｒの切換弁１４を操作
し、ポンプ１５によつてエア、油圧などの流体圧
を右側のシリンダ８Ｒのヘツド側室１３Ｒに供給
すると、シリンダ８Ｒによつてつかみ歯ホルダ２
Ｒのつかみ歯３Ｒ，４Ｒが前方に押し出される。
これと同時に、各シリンダ８Ｌ，８Ｒの連通管１
１によつてシリンダ８Ｒのロツド側室１２Ｒから
流体圧がシリンダ８Ｌのロツド側室１２Ｌに導び
かれる。したがつて、各シリンダ８Ｌ，８Ｒが同
期駆動され、左側のシリンダ８Ｌによつてつかみ
歯ホルダ２Ｌのつかみ歯３Ｌ，４Ｌが後方に引き
戻される。各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒのつかみ
歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒはつかみ歯ホルダ２
Ｌ，２Ｒのありみぞ７に沿つてスライドし、互い
に逆方向に移動する。これによつて平坦な歯面５
を有するつかみ歯３Ｌ，３Ｒが試験機の中央位
置、すなわち第１図および第４図の位置に配置さ
れる。したがつて、つかみ歯３Ｌ，３Ｒを閉じる
と、その歯面５を平板状の試験片に接触させ、つ
かみ歯３Ｌ，３Ｒ間に試験片を把持することがで
きる。
丸棒状の試験片を把持するには、シリンダ８
Ｌ，８Ｒの切換弁１４を操作し、左側のシリンダ
８Ｌのヘツド側室１３Ｌに流体圧を供給すればよ
い。シリンダ８Ｌは左側のつかみ歯ホルダ２Ｌの
つかみ歯３Ｌ，４Ｌを前方に押し出す。これを同
時に、シリンダ８Ｌのロツド側室１２Ｌから流体
圧がシリンダ８Ｒのロツド側室１２Ｒに導びかれ
る。したがつて、各シリンダ８Ｌ，８Ｒが同期駆
動され、右側のシリンダ８Ｒによつてつかみ歯ホ
ルダ２Ｒのつかみ歯３Ｒ，４Ｒが後方に引き戻さ
れ、各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒのつかみ歯３
Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒは互いに逆方向に移動す
る。したがつて、溝６のあるつかみ歯４Ｌ，４Ｒ
が試験機の中央位置に配置される。その後、つか
み歯４Ｌ，４Ｒを閉じると、丸棒状の試験片をつ
かみ歯４Ｌ，４Ｒの溝６に嵌合させ、つかみ歯４
Ｌ，４Ｒ間に試験片を把持することができる。
Ｌ，８Ｒの切換弁１４を操作し、左側のシリンダ
８Ｌのヘツド側室１３Ｌに流体圧を供給すればよ
い。シリンダ８Ｌは左側のつかみ歯ホルダ２Ｌの
つかみ歯３Ｌ，４Ｌを前方に押し出す。これを同
時に、シリンダ８Ｌのロツド側室１２Ｌから流体
圧がシリンダ８Ｒのロツド側室１２Ｒに導びかれ
る。したがつて、各シリンダ８Ｌ，８Ｒが同期駆
動され、右側のシリンダ８Ｒによつてつかみ歯ホ
ルダ２Ｒのつかみ歯３Ｒ，４Ｒが後方に引き戻さ
れ、各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒのつかみ歯３
Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒは互いに逆方向に移動す
る。したがつて、溝６のあるつかみ歯４Ｌ，４Ｒ
が試験機の中央位置に配置される。その後、つか
み歯４Ｌ，４Ｒを閉じると、丸棒状の試験片をつ
かみ歯４Ｌ，４Ｒの溝６に嵌合させ、つかみ歯４
Ｌ，４Ｒ間に試験片を把持することができる。
したがつて、この装置は２種類のつかみ歯３
Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒを迅速に、かつ自動的に交
換することができる。また、つかみ歯３Ｌ，３
Ｒ，４Ｌ，４Ｒを交換するとき、各つかみ歯ホル
ダ２Ｌ，２Ｒのつかみ歯が互いに逆方向に移動
し、一方のつかみ歯ホルダのつかみ歯が前方に押
し出され、他方のつかみ歯ホルダのつかみ歯が後
方に引き戻されるだけであり、つかみ歯の重量は
試験機の重量バランスに影響しない。したがつ
て、試験機の重量バランスは損なわれない。さら
に、各シリンダ８Ｌ，８Ｒのうち、一方のシリン
ダのヘツド側室に流体圧が供給されると、そのロ
ツド側室から流体圧が他方のシリンダのロツド側
室に導びかれ、各シリンダ８Ｌ，８Ｒの流体の重
量も試験機の重量のバランスに影響しない。
Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒを迅速に、かつ自動的に交
換することができる。また、つかみ歯３Ｌ，３
Ｒ，４Ｌ，４Ｒを交換するとき、各つかみ歯ホル
ダ２Ｌ，２Ｒのつかみ歯が互いに逆方向に移動
し、一方のつかみ歯ホルダのつかみ歯が前方に押
し出され、他方のつかみ歯ホルダのつかみ歯が後
方に引き戻されるだけであり、つかみ歯の重量は
試験機の重量バランスに影響しない。したがつ
て、試験機の重量バランスは損なわれない。さら
に、各シリンダ８Ｌ，８Ｒのうち、一方のシリン
ダのヘツド側室に流体圧が供給されると、そのロ
ツド側室から流体圧が他方のシリンダのロツド側
室に導びかれ、各シリンダ８Ｌ，８Ｒの流体の重
量も試験機の重量のバランスに影響しない。
なお、この実施例では、つかみ歯３Ｌ，３Ｒ，
４Ｌ，４Ｒの後側、すなわちその並設方向一方側
に一対のシリンダ８Ｌ，８Ｒを配置したものにつ
いて説明したが、場合によつてはつかみ歯の前後
両側、すなわちその並設方向両側に一対のシリン
ダを配置してもよい。たとえば、左側のシリンダ
８Ｌをつかみ歯の後側に配置し、右側のシリンダ
８Ｒをつかみ歯の前側に配置し、各つかみ歯ホル
ダ２Ｌ，２Ｒのつかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒ
を各シリンダに連結する。そして、各シリンダに
よつて各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒのつかみ歯３
Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒを互いに逆方向に移動させ
ると、これら２種類のつかみ歯を迅速に、かつ自
動的に交換することができる。つかみ歯の交換に
よつて試験機の重量バランスが損なわれず、同様
の作用効果を得ることができる。また、連通管に
よつて一方のシリンダのロツド側室を他方のシリ
ンダのヘツド側室に接続すると、各シリンダを同
期駆動させることもできる。
４Ｌ，４Ｒの後側、すなわちその並設方向一方側
に一対のシリンダ８Ｌ，８Ｒを配置したものにつ
いて説明したが、場合によつてはつかみ歯の前後
両側、すなわちその並設方向両側に一対のシリン
ダを配置してもよい。たとえば、左側のシリンダ
８Ｌをつかみ歯の後側に配置し、右側のシリンダ
８Ｒをつかみ歯の前側に配置し、各つかみ歯ホル
ダ２Ｌ，２Ｒのつかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒ
を各シリンダに連結する。そして、各シリンダに
よつて各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒのつかみ歯３
Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒを互いに逆方向に移動させ
ると、これら２種類のつかみ歯を迅速に、かつ自
動的に交換することができる。つかみ歯の交換に
よつて試験機の重量バランスが損なわれず、同様
の作用効果を得ることができる。また、連通管に
よつて一方のシリンダのロツド側室を他方のシリ
ンダのヘツド側室に接続すると、各シリンダを同
期駆動させることもできる。
また、平板状および丸棒状の試験片に適合する
つかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒに限らず、その
他の種類のつかみ歯をつかみ歯ホルダに装備して
もよい。そして、試験片の形状または厚さによつ
てそのつかみ歯を交換するようにしてもよい。さ
らに、３書類、４種類のつかみ歯をつかみ歯ホル
ダに装備し、試験片の形状または厚さによつてこ
れを交換することも可能である。
つかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒに限らず、その
他の種類のつかみ歯をつかみ歯ホルダに装備して
もよい。そして、試験片の形状または厚さによつ
てそのつかみ歯を交換するようにしてもよい。さ
らに、３書類、４種類のつかみ歯をつかみ歯ホル
ダに装備し、試験片の形状または厚さによつてこ
れを交換することも可能である。
(ヘ) 効果
以上説明したように、この考案によれば、一対
のつかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒにそれぞれ、形状ま
たは厚さの異なつた試験片に適合する少くとも２
種類のつかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒが装備さ
れ、各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒのつかみ歯３
Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒが互いに反対の方向に並設
される。したがつて、各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２
Ｒのつかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒを互いに逆
方向に移動させ、これによつて少くとも２種類の
つかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒを交換すること
ができる。また、つかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４
Ｒの重量については、各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２
Ｒのつかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒを互いに逆
方向に移動させても、つかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４
Ｌ，４Ｒの重量が互いに均衡し、相殺され、試験
機の重量バランスに影響しない。したがつて、試
験機の重量バランスは損なわれない。
のつかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒにそれぞれ、形状ま
たは厚さの異なつた試験片に適合する少くとも２
種類のつかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒが装備さ
れ、各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２Ｒのつかみ歯３
Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒが互いに反対の方向に並設
される。したがつて、各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２
Ｒのつかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒを互いに逆
方向に移動させ、これによつて少くとも２種類の
つかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒを交換すること
ができる。また、つかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４
Ｒの重量については、各つかみ歯ホルダ２Ｌ，２
Ｒのつかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４Ｌ，４Ｒを互いに逆
方向に移動させても、つかみ歯３Ｌ，３Ｒ，４
Ｌ，４Ｒの重量が互いに均衡し、相殺され、試験
機の重量バランスに影響しない。したがつて、試
験機の重量バランスは損なわれない。
第１図はこの考案の一実施例を示す平面図、第
２図は第１図の正面図、第３図は第１図の側面
図、第４図は第１図のつかみ歯のシリンダの流体
圧回路を示す説明図である。 ２Ｌ，２Ｒ……つかみ歯ホルダ、３Ｌ，３Ｒ，
４Ｌ，４Ｒ……つかみ歯、８Ｌ，８Ｒ……シリン
ダ。
２図は第１図の正面図、第３図は第１図の側面
図、第４図は第１図のつかみ歯のシリンダの流体
圧回路を示す説明図である。 ２Ｌ，２Ｒ……つかみ歯ホルダ、３Ｌ，３Ｒ，
４Ｌ，４Ｒ……つかみ歯、８Ｌ，８Ｒ……シリン
ダ。
Claims (1)
- 一対のつかみ歯ホルダに装備したつかみ歯によ
つて試験片を把持するようにした把持装置におい
て、前記各つかみ歯ホルダにそれぞれ、形状また
は厚さの異なつた試験片に適合する少なくとも２
種類のつかみ歯を装備し、前記各つかみ歯ホルダ
のつかみ歯を互いに反対の方向に並設するととも
に、前記つかみ歯の並設方向一方側または両側に
一対のシリンダを配置し、前記各つかみ歯ホルダ
のつかみ歯を前記各シリンダに連結し、前記各シ
リンダによつて前記各つかみ歯ホルダのつかみ歯
を互いに逆方向に移動させ、これによつて前記少
なくとも２種類のつかみ歯を交換するようにした
ことを特徴とする材料試験機における把持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9397084U JPS618859U (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 材料試験機における把持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9397084U JPS618859U (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 材料試験機における把持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS618859U JPS618859U (ja) | 1986-01-20 |
| JPH0329725Y2 true JPH0329725Y2 (ja) | 1991-06-25 |
Family
ID=30652115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9397084U Granted JPS618859U (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 材料試験機における把持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS618859U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5914749U (ja) * | 1982-07-21 | 1984-01-28 | 名城 政康 | 無線式自動車盗難防止装置 |
-
1984
- 1984-06-22 JP JP9397084U patent/JPS618859U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5914749U (ja) * | 1982-07-21 | 1984-01-28 | 名城 政康 | 無線式自動車盗難防止装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS618859U (ja) | 1986-01-20 |
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