JPH03296644A - サーボ弁異常診断装置 - Google Patents
サーボ弁異常診断装置Info
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- JPH03296644A JPH03296644A JP2097677A JP9767790A JPH03296644A JP H03296644 A JPH03296644 A JP H03296644A JP 2097677 A JP2097677 A JP 2097677A JP 9767790 A JP9767790 A JP 9767790A JP H03296644 A JPH03296644 A JP H03296644A
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- Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は特に蒸気タービンシステムの弁駆動装置の重要
な部品であるサーボ弁異常診断装置に関する。
な部品であるサーボ弁異常診断装置に関する。
(従来の技術)
蒸気タービンの主要蒸気弁弁駆動装置の代表的な電気油
圧式調速装置の制御系統を第10図に示す。同図におい
て、蒸気加減弁100の弁駆動装置は油圧シリンダー1
.サーボ弁2.しゃ新井3゜急速作動電磁弁4および弁
開度検出器5等から構成されている。
圧式調速装置の制御系統を第10図に示す。同図におい
て、蒸気加減弁100の弁駆動装置は油圧シリンダー1
.サーボ弁2.しゃ新井3゜急速作動電磁弁4および弁
開度検出器5等から構成されている。
この蒸気加減弁サーボ系統を第11図に示す弁駆動装置
廻りの制御ブロック図を参照してその動作を説明すると
以下のようになる。すなわち、弁開度要求信号6は加算
器7a、 7bを経て増幅器8に入力される。増幅器8
での出力信号9(サーボ弁2への入力信号)は微少電流
であり、この電流により図示しないサーボ弁のトルクモ
ータを動かしてサーボ弁2の油給油ライン、排出ライン
等を切り替える。
廻りの制御ブロック図を参照してその動作を説明すると
以下のようになる。すなわち、弁開度要求信号6は加算
器7a、 7bを経て増幅器8に入力される。増幅器8
での出力信号9(サーボ弁2への入力信号)は微少電流
であり、この電流により図示しないサーボ弁のトルクモ
ータを動かしてサーボ弁2の油給油ライン、排出ライン
等を切り替える。
サーボ弁2への入力信号9とサーボ弁通過流量との特性
(流量ゲイン図)を第12図に示すが、例えば入力信号
9が(+)側に印加されると、制御油10はしゃ新井3
.サーボ弁給油側ボート2Pを経てサーボ弁油シリンダ
ー側ポート2Cに流れ込む。この流れ込む油量は入力信
号レベルにほぼ比例しである一定の値にて飽和する。
(流量ゲイン図)を第12図に示すが、例えば入力信号
9が(+)側に印加されると、制御油10はしゃ新井3
.サーボ弁給油側ボート2Pを経てサーボ弁油シリンダ
ー側ポート2Cに流れ込む。この流れ込む油量は入力信
号レベルにほぼ比例しである一定の値にて飽和する。
油圧シリンダー1は流入してきた油により押し上げられ
る。すなわち蒸気弁11を開方向に導びくが、油圧シリ
ンダー1の位置は弁開度検出器5により常に検出されて
おり、フィードバック信号12が加算器7bに入力され
る。このため増幅器8への開度偏差信号13は“ゼロ″
レベルとなる。そしてサーボ弁入力信号9も又“ゼロ”
となり一連の動きを停止させることになる。
る。すなわち蒸気弁11を開方向に導びくが、油圧シリ
ンダー1の位置は弁開度検出器5により常に検出されて
おり、フィードバック信号12が加算器7bに入力され
る。このため増幅器8への開度偏差信号13は“ゼロ″
レベルとなる。そしてサーボ弁入力信号9も又“ゼロ”
となり一連の動きを停止させることになる。
関度要求信号6のレベルが低下した場合、上記説明とは
逆に開度偏差信号13、サーボ弁入力信号9いずれも(
−)側になるために、サーボ弁2は制御油給油側ポート
2Pを塞ぎ、サーボ弁2の油圧シリンダーポート2cと
ドレンポート2Rを開口するために、油圧シリンダ−1
下部の圧力油はドレンポート2Rを経てドレン油14化
される。また蒸気弁11は閉方向に導びかれ、この動さ
はフィードバック信号12のレベルを変化させ、再び変
化した開度要求信号6のレベルに見合った位置にて整定
し、−連の動きを停止する。
逆に開度偏差信号13、サーボ弁入力信号9いずれも(
−)側になるために、サーボ弁2は制御油給油側ポート
2Pを塞ぎ、サーボ弁2の油圧シリンダーポート2cと
ドレンポート2Rを開口するために、油圧シリンダ−1
下部の圧力油はドレンポート2Rを経てドレン油14化
される。また蒸気弁11は閉方向に導びかれ、この動さ
はフィードバック信号12のレベルを変化させ、再び変
化した開度要求信号6のレベルに見合った位置にて整定
し、−連の動きを停止する。
さて第12図はサーボ弁2の入力信号レベル9に対する
流量特性を示した特性図であるが、入力信号レベル9が
“ゼロ”において油圧シリンダー側ポート2cよりドレ
ンポート2R側へある一定量Qoが流れるように調整さ
れている。このQoはヌルバイアスと呼ばれるものであ
りサーボ弁2の定格流量(QR)に対して数%が一般的
な値である。サーボ弁2にヌルバイアスQoを設定する
理由はサーボ弁2への入力信号9が例えばサーボ弁への
信号ケーブルが損傷したり、あるいは増幅器8が異常と
なって信号出力が不可能となった場合、すなわち蒸気弁
11の制御不能な状態に落ち入った場合、サーボ弁2の
油圧シリンダポート2cをドレンポート2Rに開放し、
弁を強制的に閉鎖させようとするものである。
流量特性を示した特性図であるが、入力信号レベル9が
“ゼロ”において油圧シリンダー側ポート2cよりドレ
ンポート2R側へある一定量Qoが流れるように調整さ
れている。このQoはヌルバイアスと呼ばれるものであ
りサーボ弁2の定格流量(QR)に対して数%が一般的
な値である。サーボ弁2にヌルバイアスQoを設定する
理由はサーボ弁2への入力信号9が例えばサーボ弁への
信号ケーブルが損傷したり、あるいは増幅器8が異常と
なって信号出力が不可能となった場合、すなわち蒸気弁
11の制御不能な状態に落ち入った場合、サーボ弁2の
油圧シリンダポート2cをドレンポート2Rに開放し、
弁を強制的に閉鎖させようとするものである。
(発明が解決しようとする課題)
このように蒸気タービンのような信頼性が要求される機
器においては、事故時安全に停止できるフェイルセーフ
機能を有することが必要であり。
器においては、事故時安全に停止できるフェイルセーフ
機能を有することが必要であり。
このためサーボ弁のヌルバイアス調整は非常に重要なも
のとなる。サーボ弁のヌルバイアスの重要性については
上記した通りであるが、ヌルバイアスはω制御油ライン
の異物の詰り、■サーボ弁弁内部部品(例えば噴射管)
の経年的変形、■サーボスプール部等のエロージョン、
に)内部摺動部品の異物の噛み込み等によって設定値よ
り外れることがある。
のとなる。サーボ弁のヌルバイアスの重要性については
上記した通りであるが、ヌルバイアスはω制御油ライン
の異物の詰り、■サーボ弁弁内部部品(例えば噴射管)
の経年的変形、■サーボスプール部等のエロージョン、
に)内部摺動部品の異物の噛み込み等によって設定値よ
り外れることがある。
しかしながら、第2図に示すように弁位置制御回路が閉
ループ制御であるためにサーボ弁2に僅かな異常が発生
したとしても自動的に補正され発見が遅れる傾向にある
。ヌルバイアスのズレが極端な場合は入力信号9がゼロ
となっても給油側ポートよりドレンポートに切り替わら
ないために弁は全閉のままであったり、サーボ弁2に定
格電流を流し最大流量を確保しようとしても確保できず
、弁の開閉速度が十分得られない等の技術的問題を発生
する。
ループ制御であるためにサーボ弁2に僅かな異常が発生
したとしても自動的に補正され発見が遅れる傾向にある
。ヌルバイアスのズレが極端な場合は入力信号9がゼロ
となっても給油側ポートよりドレンポートに切り替わら
ないために弁は全閉のままであったり、サーボ弁2に定
格電流を流し最大流量を確保しようとしても確保できず
、弁の開閉速度が十分得られない等の技術的問題を発生
する。
従がって従来技術においてはサーボ弁を定期的に油圧シ
リンダーより取り外しサーボ弁単体にてヌルバイアス量
を確認し、設計値より外れた場合は再調整して使用して
きたが、この方法はヌルバイアス量がズしているサーボ
弁を運転中に使用している可能性もあり、信頼性の点で
問題を残すものである。
リンダーより取り外しサーボ弁単体にてヌルバイアス量
を確認し、設計値より外れた場合は再調整して使用して
きたが、この方法はヌルバイアス量がズしているサーボ
弁を運転中に使用している可能性もあり、信頼性の点で
問題を残すものである。
本発明の目的は、運転中において機器に取付けたままの
状態でサーボ弁のヌルバイアス量を簡易的に測定し、さ
らに正常かどうかを判断するサーボ弁などの弁異常診断
装置を提供することにある。
状態でサーボ弁のヌルバイアス量を簡易的に測定し、さ
らに正常かどうかを判断するサーボ弁などの弁異常診断
装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明のサーボ弁異常診断装置は、弁開度要求信号、加
算器、増幅器、サーボ弁、油圧シリンダ、開度検出器等
により構成される弁位置制御回路において、弁開度要求
信号に接続される開閉方向用弁テスト関数発生器、サー
ボ弁入力電流を測定する入力電流測定器、入力電流測定
器よりの信号を平均化し、サーボ弁ヌルバイアス電流値
を算出するヌルバイアス平均化回路、ヌルバイアス設計
値と比較演算して警報を発する警報発生器とを設置した
ことを特徴とするものである。
算器、増幅器、サーボ弁、油圧シリンダ、開度検出器等
により構成される弁位置制御回路において、弁開度要求
信号に接続される開閉方向用弁テスト関数発生器、サー
ボ弁入力電流を測定する入力電流測定器、入力電流測定
器よりの信号を平均化し、サーボ弁ヌルバイアス電流値
を算出するヌルバイアス平均化回路、ヌルバイアス設計
値と比較演算して警報を発する警報発生器とを設置した
ことを特徴とするものである。
(作 用)
本発明においては、定期的に弁開閉試験を利用して弁の
動作異常の有無を確認することができるとともに、従来
のサーボ弁単体でのヌルバイアス量測定および異常診断
をサーボ弁を駆動系がら取り外すことなくして実施する
ことができる。さらにサーボ弁のヌルバイアス量変化特
性を経時的に把握したり、あるいは予備品などを先行し
て準備することがなくなり、信頼性の向上に大きく寄与
する。
動作異常の有無を確認することができるとともに、従来
のサーボ弁単体でのヌルバイアス量測定および異常診断
をサーボ弁を駆動系がら取り外すことなくして実施する
ことができる。さらにサーボ弁のヌルバイアス量変化特
性を経時的に把握したり、あるいは予備品などを先行し
て準備することがなくなり、信頼性の向上に大きく寄与
する。
(実施例)
以下本発明を第1図に示す一実施例を参照して説明する
。第1図において第10図および第11図と同一符号は
同一部分を示すものであるからその説明を省略する。
。第1図において第10図および第11図と同一符号は
同一部分を示すものであるからその説明を省略する。
第1図において、従来の第11図の制御系に対して本発
明で付加した構成要素は、弁テスト時の開閉方向用弁ラ
スト関数発生器20a、 20b、弁テストスイッチ1
5、弁開度要求信号6との加算器7a、フィードバック
信号12を入力信号としあるタイミングにてサーボ弁2
への微少電流を測定するサーボ弁入力電流測定器21、
開閉方向のサーボ弁ヌルバイアス電流平均値を算出する
ヌルバイアス平均化回路22.ヌルバイアス設定値23
と比較するための加算器24、ヌルバイアス設定値23
との差がある基準値を超えた場合警報を発生する警報発
生器25である。
明で付加した構成要素は、弁テスト時の開閉方向用弁ラ
スト関数発生器20a、 20b、弁テストスイッチ1
5、弁開度要求信号6との加算器7a、フィードバック
信号12を入力信号としあるタイミングにてサーボ弁2
への微少電流を測定するサーボ弁入力電流測定器21、
開閉方向のサーボ弁ヌルバイアス電流平均値を算出する
ヌルバイアス平均化回路22.ヌルバイアス設定値23
と比較するための加算器24、ヌルバイアス設定値23
との差がある基準値を超えた場合警報を発生する警報発
生器25である。
本発明におけるサーボ弁2のヌルバイアス量は厳密には
流量を基本とするものであるが、サーボ弁2の入力電流
値と比例関係にあり、又弁駆動装置をある一定開度に保
持する場合、サーボ弁より弁駆動装置側への油量はほぼ
“ゼロ”に等しく、その時のサーボ弁への入力電流がヌ
ルバイアス値となることを応用したものである。又弁駆
動装置は通常運転時ある一定開度に保持するような運転
状態を造り出すことは不可能に近いが、従来より弁の開
閉状況を定期的に調査する弁テスト時にある一定開度を
保持することは比較的容易に受は入れられることを考慮
したものである。
流量を基本とするものであるが、サーボ弁2の入力電流
値と比例関係にあり、又弁駆動装置をある一定開度に保
持する場合、サーボ弁より弁駆動装置側への油量はほぼ
“ゼロ”に等しく、その時のサーボ弁への入力電流がヌ
ルバイアス値となることを応用したものである。又弁駆
動装置は通常運転時ある一定開度に保持するような運転
状態を造り出すことは不可能に近いが、従来より弁の開
閉状況を定期的に調査する弁テスト時にある一定開度を
保持することは比較的容易に受は入れられることを考慮
したものである。
開閉方向用弁テスト関数発生器20a、 20bは、第
4図に示すように横軸を時間(t)、縦軸を弁開度信号
(Q)とする関数発生器であり、弁テストスイッチの切
替えにより弁開度要求信号6との加算7aに信号を出力
する。尚任意の弁開度(α)%にてΔを時間度が保持さ
れるよう関数値が工夫されている。
4図に示すように横軸を時間(t)、縦軸を弁開度信号
(Q)とする関数発生器であり、弁テストスイッチの切
替えにより弁開度要求信号6との加算7aに信号を出力
する。尚任意の弁開度(α)%にてΔを時間度が保持さ
れるよう関数値が工夫されている。
サーボ弁入力電流測定器21は弁閉方向α%開度および
弁開方向α%開度時(弁フィードバック信号12にて判
断する。)サーボ弁2への入力電流9を測定しヌルバイ
アス平均化回路22にその値を出力する機能を有するも
のである。第2図はサーボ弁2の流量ゲイン特性図(第
12図)と共に重要な特性図である圧力ゲイン特性図を
示めすものである。第2図においてサーボ弁2への入力
信号9が(−)側より(+)側に増加した場合10の入
力電流において、第6図のサーボ弁2の給油側ポート2
Pより油圧シリンダー側ポート2cへの油の流れ込みが
あることを、又入力信号9が(+)側より(−)偏に減
少した場合12の入力電流において油圧シリンダー側ボ
ート2cよりドレンボート2Rへの油の流れ込みが各々
あることを示めしているものである。
弁開方向α%開度時(弁フィードバック信号12にて判
断する。)サーボ弁2への入力電流9を測定しヌルバイ
アス平均化回路22にその値を出力する機能を有するも
のである。第2図はサーボ弁2の流量ゲイン特性図(第
12図)と共に重要な特性図である圧力ゲイン特性図を
示めすものである。第2図においてサーボ弁2への入力
信号9が(−)側より(+)側に増加した場合10の入
力電流において、第6図のサーボ弁2の給油側ポート2
Pより油圧シリンダー側ポート2cへの油の流れ込みが
あることを、又入力信号9が(+)側より(−)偏に減
少した場合12の入力電流において油圧シリンダー側ボ
ート2cよりドレンボート2Rへの油の流れ込みが各々
あることを示めしているものである。
この第2図において、弁開度をある一定開度に保持した
場合は油圧シリンダーへの油の流出入はないことより、
サーボ弁への入力電流も11又12となっている。すな
わちサーボ弁のヌルバイアス量に相当する電流でありこ
の電流値をヌルバイアス平均回路22に送信することに
なる。
場合は油圧シリンダーへの油の流出入はないことより、
サーボ弁への入力電流も11又12となっている。すな
わちサーボ弁のヌルバイアス量に相当する電流でありこ
の電流値をヌルバイアス平均回路22に送信することに
なる。
ヌルバイアス平均化回路22では1=(i工+12)/
2を計算し、さらにサーボ弁の定格電流値(iR)との
比に=i/iRを加算24へ出力する。ヌルバイアス設
定値23では初期(正常)状態でのヌルバイアス量KR
が設定されており、加算器24では結局のところ(K−
に、)が計算される。警報発生器25ではこの値がある
範囲を超えた場合異常信号を運転員、計算器等の外部に
出方することになる。
2を計算し、さらにサーボ弁の定格電流値(iR)との
比に=i/iRを加算24へ出力する。ヌルバイアス設
定値23では初期(正常)状態でのヌルバイアス量KR
が設定されており、加算器24では結局のところ(K−
に、)が計算される。警報発生器25ではこの値がある
範囲を超えた場合異常信号を運転員、計算器等の外部に
出方することになる。
次にこのように構成された本発明の弁異常診断装置の作
動を第3図に示すサーボ弁異常診断装置機能説明流れ図
および第1図によって説明する。
動を第3図に示すサーボ弁異常診断装置機能説明流れ図
および第1図によって説明する。
定期的に行なわれる弁開閉テスト時に運転員は、第1図
の弁テストスイッチ15を中間状態(C)より閉方向用
弁テスト関数発生器20aに切替る。このため第4図に
示すように弁開度要求信号6は一定であるが、加算器7
aの後の要求信号は時間と共に減少し、時刻Tよには一
定な開度(6−α)%の位置に達する。
の弁テストスイッチ15を中間状態(C)より閉方向用
弁テスト関数発生器20aに切替る。このため第4図に
示すように弁開度要求信号6は一定であるが、加算器7
aの後の要求信号は時間と共に減少し、時刻Tよには一
定な開度(6−α)%の位置に達する。
この時点において第2図におけるサーボ弁2の閉方向ヌ
ルバイアス量相当入力電流11を測定するようサーボ弁
入力電流測定器21が作用し、その値をヌルバイアス平
均化回路22へ送信する。測定完了後(Δを後)に再び
弁は閉方向用弁テスト関数発生器20aの出力信号が増
加するために一定速度にて第4図の閉まり時刻12時に
全開となる。
ルバイアス量相当入力電流11を測定するようサーボ弁
入力電流測定器21が作用し、その値をヌルバイアス平
均化回路22へ送信する。測定完了後(Δを後)に再び
弁は閉方向用弁テスト関数発生器20aの出力信号が増
加するために一定速度にて第4図の閉まり時刻12時に
全開となる。
運転員は弁全開状態より第4図の時刻T3に弁ラストス
イッチ15を開方向用弁ラスト関数発生器20b側に切
替える。このため加算器7a後の開度要求信号は時間と
共に増加して時刻T4には一定な弁開度(6−α)%の
位置に達する。
イッチ15を開方向用弁ラスト関数発生器20b側に切
替える。このため加算器7a後の開度要求信号は時間と
共に増加して時刻T4には一定な弁開度(6−α)%の
位置に達する。
この時点において第2図のサーボ弁2の開方向ヌルバイ
アス量相当入力電流i4を測定するようサーボ弁入力電
流測定器21が作用し、その値をヌルバイアス平均化回
路21へ送信する。第4図における測定完了後(Δを後
)に再び弁は、開方向用弁テスト関数発生器20b出力
信号が減少するために、一定速度にて開き時刻15時に
通常弁開度位置に戻る。
アス量相当入力電流i4を測定するようサーボ弁入力電
流測定器21が作用し、その値をヌルバイアス平均化回
路21へ送信する。第4図における測定完了後(Δを後
)に再び弁は、開方向用弁テスト関数発生器20b出力
信号が減少するために、一定速度にて開き時刻15時に
通常弁開度位置に戻る。
一方第2図の閉方向ヌルバイアス入力電流11および開
方向の値12を入力したヌルバイアス平均化回路21で
は、1=(iよ+12)/2が算出され、さらにサーボ
弁2の定格電流値軸との比に=i/i*が計算される。
方向の値12を入力したヌルバイアス平均化回路21で
は、1=(iよ+12)/2が算出され、さらにサーボ
弁2の定格電流値軸との比に=i/i*が計算される。
このKとヌルバイアス設定値23(Kβ)とが比較演算
され、IK−にβ1がある範囲(β)を超える場合、す
なわち第5図にて示す斜視領域以外の流量ゲイン特性(
線10と線2□とで示す区画)となっている場合サーボ
弁ヌルバイアス値が異常と判断されて警報を発すること
になる。
され、IK−にβ1がある範囲(β)を超える場合、す
なわち第5図にて示す斜視領域以外の流量ゲイン特性(
線10と線2□とで示す区画)となっている場合サーボ
弁ヌルバイアス値が異常と判断されて警報を発すること
になる。
以上のように本発明においては、かくして運転員は定例
的に行なわれている弁開閉試験を利用して弁の動した異
常の有無を確認するとともに、従来定検時等を利用して
行なってきたサーボ弁単体でのヌルバイアス量測定およ
び異常診断をサーボ弁を駆動製靴から取り外すことなく
して実施することが可能となった。さらにはサーボ弁の
ヌルバイアス量変化特性を経時的に把握したりあるいは
予備品等を先行し準備する等本発明が信頼性向上へ寄与
する度合は非常に大と言える。
的に行なわれている弁開閉試験を利用して弁の動した異
常の有無を確認するとともに、従来定検時等を利用して
行なってきたサーボ弁単体でのヌルバイアス量測定およ
び異常診断をサーボ弁を駆動製靴から取り外すことなく
して実施することが可能となった。さらにはサーボ弁の
ヌルバイアス量変化特性を経時的に把握したりあるいは
予備品等を先行し準備する等本発明が信頼性向上へ寄与
する度合は非常に大と言える。
第1図は本発明のサーボ弁異常診断装置の一実施例を示
す制御ブロック構成図、第2図はサーボ弁の圧力ゲイン
特性図、第3図は本発明の詳細な説明するためのフロー
チャート図、第4図は弁開閉テスト時の弁開度操作説明
図、第5図はサーボ弁ヌルバイアス異常時の流量ゲイン
特性図、第6図は一般的な蒸気加減弁サーボ系統図、第
7図は従来のサーボ弁駆動装置を示す制御ブロック図、
第8図はサーボ弁流量ゲイン特性図である。 1・・・油圧シリンダ 2・・・サーボ弁3・
・・遮断弁 4・・・急速作動電磁弁5
・・・弁開度検出器 6・・・弁開度要求信号
7・・・加算器 8・・・増幅器9・・
・サーボ弁入力信号 10・・・制御油11・・・
蒸気弁 12・・・フィードバック信号
13・・・開度偏差信号 14・・・ドレン油
15・・・弁テストスイッチ 20a・・・閉方向用弁テスト関数発生器20b・・・
開方向用弁テスト関数発生器21・・・サーボ弁入力電
流測定器 22・・・ヌルバイアス平均化回路 23・・・ヌルバイアス設定値 24・・・加算器2
5・・・警報発生器 2P・・給油側ボート
2C・・・油圧シリンダ側ボート 2R・・・ドレンボ
ート(8733) 代理人 弁理士 猪 股 祥 晃
(ほか1名)T1 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図
す制御ブロック構成図、第2図はサーボ弁の圧力ゲイン
特性図、第3図は本発明の詳細な説明するためのフロー
チャート図、第4図は弁開閉テスト時の弁開度操作説明
図、第5図はサーボ弁ヌルバイアス異常時の流量ゲイン
特性図、第6図は一般的な蒸気加減弁サーボ系統図、第
7図は従来のサーボ弁駆動装置を示す制御ブロック図、
第8図はサーボ弁流量ゲイン特性図である。 1・・・油圧シリンダ 2・・・サーボ弁3・
・・遮断弁 4・・・急速作動電磁弁5
・・・弁開度検出器 6・・・弁開度要求信号
7・・・加算器 8・・・増幅器9・・
・サーボ弁入力信号 10・・・制御油11・・・
蒸気弁 12・・・フィードバック信号
13・・・開度偏差信号 14・・・ドレン油
15・・・弁テストスイッチ 20a・・・閉方向用弁テスト関数発生器20b・・・
開方向用弁テスト関数発生器21・・・サーボ弁入力電
流測定器 22・・・ヌルバイアス平均化回路 23・・・ヌルバイアス設定値 24・・・加算器2
5・・・警報発生器 2P・・給油側ボート
2C・・・油圧シリンダ側ボート 2R・・・ドレンボ
ート(8733) 代理人 弁理士 猪 股 祥 晃
(ほか1名)T1 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- 弁開度要求信号、加算器、増幅器、サーボ弁、油圧シリ
ンダ、開度検出器等により構成される弁位置制御回路に
おいて、弁開度要求信号に接続される開閉方向用弁テス
ト関数発生器、サーボ弁入力電流を測定する入力電流測
定器、入力電流測定器よりの信号を平均化し、サーボ弁
ヌルバイアス電流値を算出するヌルバイアス平均化回路
、ヌルバイアス設計値と比較演算して警報を発する警報
発生器とを設置したことを特徴とするサーボ弁異常診断
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2097677A JP2557549B2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | サーボ弁異常診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2097677A JP2557549B2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | サーボ弁異常診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03296644A true JPH03296644A (ja) | 1991-12-27 |
JP2557549B2 JP2557549B2 (ja) | 1996-11-27 |
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Family Applications (1)
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JP2097677A Expired - Fee Related JP2557549B2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | サーボ弁異常診断装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2557549B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020106418A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | ナブテスコ株式会社 | 弁体状態監視装置及び流体圧駆動装置 |
-
1990
- 1990-04-16 JP JP2097677A patent/JP2557549B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020106418A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | ナブテスコ株式会社 | 弁体状態監視装置及び流体圧駆動装置 |
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JP2557549B2 (ja) | 1996-11-27 |
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