JPH0329660A - 血液製剤に対する放射線照射装置 - Google Patents

血液製剤に対する放射線照射装置

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JPH0329660A
JPH0329660A JP1162784A JP16278489A JPH0329660A JP H0329660 A JPH0329660 A JP H0329660A JP 1162784 A JP1162784 A JP 1162784A JP 16278489 A JP16278489 A JP 16278489A JP H0329660 A JPH0329660 A JP H0329660A
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JP
Japan
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irradiation
bag
radiation
bucket
conveyor
Prior art date
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Pending
Application number
JP1162784A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nomura
野村 康次
Shozo Miyatake
宮武 省三
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Publication of JPH0329660A publication Critical patent/JPH0329660A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、血液製剤に対する放射線照射装置に係わり、
特に、放射線の照射を正確な線量で、かつ短時間に行う
のに好適な放射線照射装置に関する. [従来の技術] 血液製剤に対する放射線の照射は、リンパ球の分裂能を
一定のレベルで抑制して輸血副作用として輸血後に発症
する輸血後GVHD (Graft  Versus 
 Host  Disease,移植片対宿主疾患)を
抑制するために行われるが,通常,t/j4血が緊急を
要するものであることから、血液製剤に対する放射線の
照射時間は短時間であるほど望ましく、また同時に、品
質確保の面から正確な線量の照射を要求されている. 従来の血液製剤に対する放射線照射装置を、X線を使用
するX線照射装置を例に第6図および第7図を参照して
説明する.図において、1は血液製剤を内包した樹脂製
の半透明のバッグで,可撓性のある袋状をしており、内
容量は約50ccから400cc程度まで数種類のもの
がある.2.2’はバッグ1が載置されているテーブル
,3はテーブル2の上方に設置されているX線発生装置
、3aはX線発生装置3におけるX線管の焦点位置、4
,4′は焦点位置3aから照射されるX線の照射野を示
す.5はテーブル2の下面に設置されている線量計プロ
ーブで、図示しない線量計に接続されていてX線発生装
I3より照射されるX線量が管理される.6はテーブル
2および線量計プローブ5が内設されている扉付のX線
防護ボックスで、内部は照射されたX線が外部に漏洩し
ないように防護されており,扉を開閉してバッグ1を出
し入れするようになっている. 上記装置において血液製剤に対するX線の照射処理は、
まず、X線防護ボックス6内のテーブル2上にバッグ1
をセットし、扉を閉じた後、xi発生装置3よりバッグ
1に対してX線を照射する.この場合照射されるX線量
は、線量計ブローブ5を介して管理されている.ついで
バッグlが所定の照射線量に達すると照射がOFFされ
,照射工程の完了したバッグ1は,X線防護ボックス6
の扉を開けて取り出され回収されるようになっている.
ここで第6図は単数のバッグ1を処理する場合を示し、
第7図は複数のバッグlを処理する場合を示したもので
、単数処理の場合は照射野4が狭くてもよいことからX
線管の焦点位置3aからテーブル2までの距WILエは
短くてよく、一方,複数処理の場合はその処理数に応じ
てXS管の焦点位置3aからテーブル2までの距離L,
を長<シ,照射野4を広くしてXaを照射することにな
る.距離Lエ,L8は、線源の強さやバッグlの1回の
処理数などにより変わるが,従来は一例としてL1=3
 5 0mm,L,=6 0 0x程度のもので、従っ
て従来のX線照射装置は小型小規模で、その使用範囲も
実験用的な範囲のものであった.[発明が解決しようと
する課題] 前記従来のX線照射装置は、第6図に示すものにおいて
は距ILエが短いためバッグ1に対するxgの照射が短
時間で済む利点はあるが、XIIA管の焦点位置3aが
バッグ1の上方にあるため、第8図(a),(b)に示
すようにバッグ1に注入された血液製剤の内容量差など
によって生ずるバッグ1の膨らみの差により、バッグ1
および距111L1が同一であってもX,W管の焦点位
置3aからバッグ1までの距離が異なる.すなわち,第
8図(a)におけるxi管の焦点位置3aからバッグl
までの距離s1と,第8図(b)における距離S2とは
S1<S,となり,バッグlの膨らみの小さい第8図(
b)の場合の方が照射線量が減りそれだけ照射時間が長
くなる。これは短時間照射の観点からは不利な要素であ
った.また、X線管の焦点位1i3aがバッグ1の上方
にあることは,必然的に線量計プローブ5がバッグ1の
下方に位置することになるから、線量計プローブ5はX
線照射時にバッグ1の表面に結露した水滴を受けること
になり、線量計プローブ5の構造上好ましくない湿気を
帯びて計測値の信頼性を低下させる問題点となっていた
一方、第7図に示すものにおいては、1回に処理できる
バッグ1の数量が第6図に示すものより多い利点を有す
るが、距IiL2が距離L0より長い分だけ照射時間が
長くなる問題点を有しており、また線量計プローブ5は
特定のバッグ1の下に配置されるため各バッグごとの照
射線量管理ができなかった.そして同時に、X線管の焦
点位置3aがバッグ1の上方にあることから、前述の第
6図における問題点と同一の問題点を有していた。なお
、バッグ1の処理数が多いといってもせいぜい数個の処
理数で、実際の手術に必要な量をまかなうことはできな
いのが実情であった. 本発明は,上記従来技術の問題点に鑑み、血液製剤に対
する放射線の照射を、正確な線量で、しかも短時間に,
多数の血液製剤に対して行うことができる放射線照射装
置を提供することを目的とする. [課題を解決するための手段] 上記目的を達或するため、本発明の血液製剤に対する放
射線照射装置は、血液製剤を内包した複数のバッグが1
:1で収納された複数のバケットを1個ずつ間歇的に次
工程へ送り出す退出手段と、送り出されたバケットを載
置して搬送するコンベアと該コンベアの途中にコンベア
上のバケット内のバッグに対して設定された時間と線量
の放射線を照射可能な放射線発生装置および照射室とか
らなる照射手段と,該照射手段により照射されて前記コ
ンベアにて搬送される放射線照射済のバッグをバケット
とともに間歇的に回収する回収手段と,を備える構成に
したものである. そして、前記照射手段の放射線発生装置における放射線
照射位置を,バケットを搬送するコンベアの下方で,か
つバッグ下面より一定距離隔てた位置に配設する構成に
することが望ましい. また、前記送出手段,照射手段および回収手段を、バッ
グの保存温度に室温設定されている冷気室内に配設する
構成にすることができる.[作用] 上記のように構成したことにより、血液製剤を内包した
バッグは,バケットに収納されて送出手段より1個ずつ
順次次工程の照射手段に送り出される.照射手段のコン
ベアに載せられたバケットは、該コンベアの途中に股け
られている照射室に導かれ,バケット内のバッグに対し
て放射線発生装置による放射線がバケットを介して照射
される.この場合照射される線量は,照射室内に般けら
れている線量計プローブを介して線量計により管理され
ており,所定の照射線量に達したとき照射がOFFされ
る.照射済みのバッグは,バケットとともに照射室外に
コンベアにて搬送され、順次l個ずつ回収手段に回収さ
れる. そして、放射線発生装置における放射線の照射位置を、
コンベアの下方で、かつバッグ下面より一定距離隔てた
位置としたことにより、バッグの表面に結露した水滴が
線量計プローブを濡らすことがなくなり、湿気から線量
計プローブを保護することができる。
また、前記各手段を冷気室内に配設したことにより、血
液製剤に対する放射線の照射を、開始からバッグの回収
までバッグの保存温度に保ちながら行うことが可能であ
る。
[実施例] 以下本発明の1実施例について第1図ないし第4図を参
照して説明する.図中、第5図ないし第7図と同符号の
ものは同じものを示す.図において、7は1個のバッグ
1を収、納するバケットで、第2図および第3図に示す
ように、上面が開放されている箱状をしており、ステン
レス製のケース7aと、フェノール樹脂またはアクリル
樹脂製のX線吸収の少ない材質からなる底板7bおよび
ケース7aの側面に固着されているバケット7搬送用の
フック7cとから構威されている.8は複数のバケット
7が一定間隔でセットされ該バケット7を次工程に1個
ずつ送り出すエレベータ形式の送出手段で、送出手段8
は,矢印A方向に循環移動する循環状のチェーン8aと
、チェーン8aに一定間隔で取り付けられフック7cに
係合してバケット7を吊り下げるビン8b、およびバケ
ット7を次工程に送る位置に抜き差し可能に設けられて
いるバケット7の受台8cとを備えている。9は送出手
段8より送り出されたバケット7内のバッグ1にX線を
照射する照射手段で、受台8cを介して送り出されたバ
ケット7を戟置し矢印B方向へ搬送するコンベア9aと
、コンベア9a上に設けられたXNiAの照射室9bと
、コンベア9aの下方に照射室9bと対向させて配置さ
れたX線発生装置3とから構成されている.照射室9b
には矢印B方向の前後に任意に開閉可能なシャッター9
c,9dが設けられており、シャッター9c,9dが開
いている間はXl!の照射ができないように電気的にイ
ンターロックされている.照射室9bは照射時にXII
Aが外部に漏洩しないように鉛村なとで遮蔽されており
,また内部に線量計プローブ5がバッグ1に照射される
X線をバッグ1の上方から計測することができるように
配置されている.10は送出手段8と同様の構戒の回収
手段で、矢印C方向に循環移動するチェーン10a,チ
ェーン10aに一定間隔で取り付けられフック7Cに係
合してバケット7を吊り下げるビン10b,コンベア9
aにて搬送されるX線照射済みのバッグ1をバケット7
とともに受け取る受台10cとを備えている.なお、上
記送出手段8,照射手段9,回収手段10は互いに隣接
して配設されている.照射室9bにおけるX線の照射時
間に対応させて受台8cを介して間歇的に1個ずつ送り
出されたバケット7は,第4図(a)に示すようにコン
ベア9aに載せられて矢印B方向へ搬送される。このと
きシャッター9c,9dが開きバケット7は第4図(b
)に示すように照射室9bに導かれる.バケット7が照
射室9bのほぼ中央に停止させられると、第4図(c)
示すようにシャッター9c,9dが閉じられ、同時に線
量計プローブ5が下降させられてバッグ1に接近する.
この場合、線量計プローブ5の下降は、線量計プローブ
5に付設しているタッチセンサー11により線量計プロ
ーブ5がバッグlに直接触れないよう僅かな間隙を有し
て位置決めされるようになっており,バッグ1との衝突
を避けるとともに,バッグ1の表面に結露して生ずる水
滴に接触しないようにしている.線量計プローブ5の下
降が完了すると、X線発生装W3によるX線がXg管の
焦点位置3aよりバケット7の底板7bを介して照射さ
れる.このときX線の照射は,X線管の焦点位置3aが
コンベア9aの下方にあることから、X線管の焦点位1
13aからバッグ1までの距離Sがバッグ1の膨らみに
関係なく常に一定の最短距離に保たれ、照射時間を短く
するとともに照射線量の計測を簡単にし、照射する線量
の制御を正確かつ容易にしている.バッグ1の線量は図
示しない線量計により管理されるが,所定量に達すると
X線の照射がOFFになり,第4図(d)に示すように
線量計プローブ5およびタッチセンサー1lが上昇し、
同時にシャッター9c,9dが開いて,コンベア9aの
騨動により照射済みのバッグ1がバケット7とともに照
射室9b外に搬送される.バケット7は回収手段10の
受台10Cに受け取られ,チェーン10aのピン10b
とバケット7のフック7Cとを係合させて吊り上げられ
,順次回収手段10に回収される.上記送出手段8によ
るバッグ1の送り出し,照射手段9によるxgの照射,
回収手段10による回収は互いに連動して行われ、複数
のバッグ1が順次1個ずつ間歇的に処理されるようにな
っているから、送出手段8にセットされた数量のバッグ
1と同数の照射済みのバッグlを回収手段10により回
収することが可能で、多数のバッグ1の処理でも容易に
対応することができる. つぎに第5図は,前記送出手段8,照射手段9,回収手
段10の各手段を血液製剤の保存温度(通常は4℃)に
設定されている冷気室12内に配設したもので、冷却機
13にて発生した冷気を例えば図に示す矢印の方向に流
して冷気室12内を循環させ、前述のX線の照射処理を
血液製剤の保存温度条件下で行えるようにし、安全性お
よび信頼性の高い処理ができるようにしたものである. なお、上記実施例においてはxiを照射する場合につい
て説明したが、他の放射線を照射する場合においても同
様である. [発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する.血液製剤に対する
放射線の照射を正確な線量で、かつ短時間に、しかも多
数の血液製剤に対して行うことができる。
そして、線量計ブローブがバッグの上方に位置すること
になるため、バッグの表面に結露した水滴により濡れる
ことがなくなり,湿気から線量計プロープを保護するこ
とができる。
また、装置の各手段を冷気室内に配設することにより、
バッグ表面の結露を抑制する効果があるのは勿論のこと
、血液製剤に対する放射線の照射を,その開始からバッ
グの回収まで血液製剤の保存温度条件下で安全性および
信頼性の高い状態で行うことができる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の全体構或説明図、第2図は
本発明に使用する血液製剤搬送用のバケットの1例を示
す図,第3図は第2図の■一■矢視図、第4図は照射手
段における照射の手順説明図、第5図は第1図に示す装
置全体を冷気室内に配設した1例を示す図である。 第6図は従来の血液製剤に対する放射線照射装置の構成
説明図で単数処理の例を示す図,第7図は同じく従来の
血液製剤に対する放射線照射装置の構戒説明図で複数処
理の例を示す図、第8図は血液製剤を内包したバッグの
膨らみ状態と放射線照射との関係を説明する図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、血液製剤を内包した複数のバッグが1:1で収納さ
    れた複数のバケットを1個ずつ間歇的に次工程へ送り出
    す送出手段と、送り出されたバケットを載置して搬送す
    るコンベアと該コンベアの途中にコンベア上のバケット
    内のバッグに対して設定された時間と線量の放射線を照
    射可能な放射線発生装置および照射室とからなる照射手
    段と、該照射手段により照射されて前記コンベアにて搬
    送される放射線照射済のバッグをバケットとともに間歇
    的に回収する回収手段と、を備えてなる血液製剤に対す
    る放射線照射装置。 2、前記照射手段の放射線発生装置における放射線照射
    位置を、バケットを搬送するコンベアの下方で、かつバ
    ッグ下面より一定距離隔てた位置に配設する構成にした
    請求項1記載の血液製剤に対する放射線照射装置。 3、前記送出手段、照射手段および回収手段を、バッグ
    の保存温度に室温設定されている冷気室内に配設する構
    成にした請求項1または2記載の血液製剤に対する放射
    線照射装置。
JP1162784A 1989-06-27 1989-06-27 血液製剤に対する放射線照射装置 Pending JPH0329660A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0639384A3 (en) * 1993-06-07 1996-08-21 Terumo Corp Method and apparatus for making blood products.
JP2007132723A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Hitachi Medical Corp 放射線照射装置

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