JPH03296390A - カメラ一体型vtr - Google Patents

カメラ一体型vtr

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JPH03296390A
JPH03296390A JP2098952A JP9895290A JPH03296390A JP H03296390 A JPH03296390 A JP H03296390A JP 2098952 A JP2098952 A JP 2098952A JP 9895290 A JP9895290 A JP 9895290A JP H03296390 A JPH03296390 A JP H03296390A
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JP
Japan
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signal
circuit
color difference
image
superimpose
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Application number
JP2098952A
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English (en)
Inventor
Eitoku Yanoguchi
矢野口 栄徳
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はカメラ一体型VTR(ビデオテープレコーダ
)に関し、特に、映像信号に所望の画像を重ねることの
できるスーパインポーズ機能を備えたカメラ一体型VT
Rに関する。
[従来の技術] 第6図はカメラ一体型VTRのブロック図である。第6
図を参照して、カメラ一体型VTR1,0は、カメラ一
体型VTRl0の動作タイミングを規定するための、水
平同期信号HD、垂直同期信号VDを出力するための同
期信号発生回路12と、カメラ一体型VTRl0の全体
の動作モードを規定するために、スーパインポーズ画像
のオン、オフを規定するための信号SW1スーパインポ
ーズ画像の読込みを指定するための信号MEを出力する
ためのシステムコントローラ14と、被写体から入射す
る光線を集光し、あらかじめ定める結像面上に被写体の
光学像を結ばせるためのレンズ16と、同期信号発生回
路12に接続され、レンズ16の結像面上に配置された
受光面を有し、同期信号HD、VDに同期して被写体の
光学像を映像信号Y。に変換して出力するための撮像回
路18と、撮像回路18に接続され、映像信号をYcか
ら輝度信号Yを分離して出力するための輝度信号分離回
路20と、撮像回路18に接続され、映像信号Ycから
二つの色差信号R−Y、B−Yを分離して出力するため
の色信号分離回路22と、色信号分離回路22、同期信
号発生回路12、システムコントローラ14に接続され
、システムコントローラ14の指示にしたがって、輝度
信号Y1色差信号R−Y、、B−Yにスーパインポーズ
処理を施し、スーパインポーズ輝度信号SY、スーパイ
ンポーズ色差信号5R−Y、5B−Yを出力するための
スーパインポーズ回路24と、スーパインポーズ回路2
4と同期信号発生回路12とに接続され、スーパインポ
ーズ輝度信号SY、スーパインポーズ輝度信号5R−Y
、5B−Yを処理してクロマ信号C1輝度信号Yを出力
するためのエンコーダ回路26と、エンコーダ回路26
に接続され、クロマ信号C1輝度信号Yを処理し磁気テ
ープ上に記録するためのVTRY/C処理回路28とを
含む。
第7図は従来のスーパインポーズ回路24aのブロック
図である。スーパインポーズ回路24aは、第6図のス
ーパインポーズ回路24の位置において用いられている
第7図を参照して、従来のスーパインポーズ回路24a
は、輝度信号YをA/D (アナログ/デジタル)変換
し、2値信号にするためのA/D変換器38と、A/D
変換器38の出力を一時格納し、スーパインポーズ処理
のときに出力するためのメモリ34と、信号MEXSW
、同期信号HD。
VDに応答し、A/D変換器38の出力をメモリ34に
与え、またメモリ34からデータを読み出すために、メ
モリ34のアドレスを生成し、メモリ34から読み出し
た信号を処理してスーパインポーズ輝度信号SY、スー
パインポーズ色差信号5R−Y、5B−Y、スーパイン
ポーズ画像の挿入されるべき画像上の位置を示すブラン
キング信号5C−BLKを出力するためのスーパインポ
ーズ制御回路32と、輝度信号Y1色差信号R−Y。
B−Yおよびスーパインポーズ制御回路32の出力に応
答して、映像信号にスーパインポーズ信号が重量された
信号SY、5R−Y、5B−Yを出力するためのスイッ
チ部36とを含む。
スイッチ部36は、入力端子の一方に輝度信号Yが、他
方にスーパインポーズ輝度信号SYが与えられ、共通端
子がエンコーダ回路26に接続され、ブランキング信号
5C−BLKに応答して2つの入力信号Y、SYを切替
えて出力するためのスイッチ54と、入力端子の一方に
色差信号R−Yが、他方にスーパインポーズ色差信号5
R−Yが与えられ、共通端子がエンコーダ回路26に接
続されて、ブランキング信号5C−BLKに応答して2
つの信号R−YSSR−Yを切替えて出力するためのス
イッチ56と、入力端子の一方に色差信号B−Yが、他
方にスーパインポーズ色差信号5B−Yが与えられ、共
通端子がエンコーダ回路26に接続され、ブランキング
信号5C−BLKに応答して2つの信号B−Y、5B−
Yを切替えて出力するためのスイッチ58とヲ含ム。
第6図、第7図を参照して、従来のカメラ一体型VTR
は以下のように動作する。このカメラ−体型VTRは以
下の3つの動作モードを有する。
第1の動作モードは通常の撮影処理を行なって磁気テー
プに信号を記録する通常撮影モードである。
第2のモードはスーパインポーズされる画像を撮影し、
メモリ34にスーパインポーズ画像情報として格納する
ためのモードである。第3のモードは、通常撮影された
映像信号に、メモリ34に格納されたスーパインポーズ
画像を重量してスーパインポーズ映像信号を作製し、磁
気テープに記録するスーパインポーズ撮影モードである
(1) 通常の撮影モードの場合、カメラ一体型VTR
は以下のように動作する。レンズ16は被写体から入射
する光線を集光し、所定の結像面上に被写体の光学像を
結ぶ。撮像回路18は、受光面上に結ばれた光学像を光
電変換により電気信号に変え、同期信号発生回路12か
ら与えられる水平同期信号HD、垂直同期信号VDに同
期した映像信号Ycとして出力する。輝度信号分離回路
20は、入力される映像信号Ycから輝度信号Yを分離
し、スーパインポーズ回路24に与える。
色信号分離回路22は、入力される映像信号YCから2
つの色差信号R−Y、B−Yを分離し、スーパインポー
ズ回路24に与える。システムコントローラ14は 通
常撮影モードの場合、信号SW、MEの双方をローレベ
ルとする。
従来のスーパインポーズ回路24aは、信号ME、SW
ともにローレベルの場合には以下のように動作する。ス
ーパインポーズ制御回路32は、ブラッキング信号C−
BLKを、スイッチ54.56.58がそれぞれ輝度信
号Y1色差信号R−Y、B−Yを出力するように設定す
る。輝度信号Y1色差信号R−Y、B−Yは、それぞれ
スイッチ54.56.58を経てエンコーダ回路26に
直接入力される。エンコーダ回路26は、同期信号HD
、VDに応答し、入力される輝度信号、色差信号をエン
コードしてクロマ信号C1輝度信号YをVTRY/C処
理回路28に与える。VTRY/C処理回路28は、磁
気テープ上に映像信号を記録する。
(2) 第2のモードの場合、カメラ一体型VTRは以
下のように動作する。システムコントローラ14は、信
号MEをハイレベルに、信号SWをローレベルに設定す
る。スーパインポーズ画像となる被写体の像は、レンズ
16、撮像回路18、輝度信号分離回路20、色信号分
離回路22を経て、スーパインポーズ回路24に輝度信
号Y1色差信号R−Y、B−Yに変換されて与えられる
特に第7図を参照して、輝度信号Yは、A/D変換器3
8によって所定のしきい値電圧で2値化され、スーパイ
ンポーズ制御回路32に与えられる。スーパインポーズ
制御回路32は、同期信号HD、VDに応答して、入力
された映像信号の画面上での位置を定め、対応するメモ
リ34のアドレスを生成する。A/D変換器38の出力
はメモリ34に与えられ、スーパインポーズ制御回路3
2の生成したアドレスに格納される。1画面分のすべて
の画像を2値化して、メモリ34に格納することにより
スーパインポーズ画像の格納が完了する。
(3) スーパインポーズ撮影モードの場合、カメラ一
体型VTRは以下のように動作する。システムコントロ
ーラ14は、信号SWをハイレベルに、信号MEをロー
レベルに設定する。被写体の像がスーパインポーズ回路
24に輝度信号Y1色差信号R−YSB−Yに変換され
て与えられるのは、通常撮影モードの場合と同様である
。スーパインポーズ制御回路32は、同期信号HD、V
Dに同期してメモリ34内のデータを順次読み出す。ス
ーパインポーズ制御回路32は、たとえばメモリ34に
格納されたデータの値が論理“1″である場合には、輝
度信号Y1色差信号R−Y。
B−Yを直接エンコーダ回路26に与えるように、また
メモリ34に格納されたデータの値が論理“θ′″であ
る場合には、スーパインポーズ制御回路32の出力する
輝度信号SY、色差信号5R−Y、5B−Yがエンコー
ダ回路26に与えられるように、ブランキング信号5C
−BLKの値を切替える。
各スイッチ54.56.58はブランキング信号5C−
BLKに応答して、輝度信号Yとスーパインポーズ輝度
信号SY、色差信号R−Yとスーパインポーズ色差信号
5R−Y、色差信号B−Yとスーパインポーズ色差信号
5B−Yとを切替えて、エンコーダ回路26に与える。
上述の動作により、メモリ34に格納された値が論理“
0”の部分はスーパインポーズ画像が、その他の部分に
はレンズ16により撮影された映像信号がそのまま出力
される。すなわち、スーパインポーズ回路24の出力と
して、スーパインポーズ画像の重量された信号が得られ
る。
[発明が解決しようとする課題] 従来の装置によれば、輝度の変化がはっきりとした映像
信号については、良好なスーパインポーズ画面が得られ
る。しかし、輝度変化がはっきりしない映像信号につい
ては、良好なスーパインポーズ画像が得られなかった。
たとえば、人の目には明瞭に認識できる程度に色の変化
がはっきりとしたカラー画像であっても、異なる色の部
分の輝度が同程度であれば、スーパインポーズ画像に変
換することができなかった。そのため従来は、スーパイ
ンポーズのための画像を作製する際には常に輝度を考慮
する必要があった。
それゆえにこの発明の目的は、輝度変換のはつきりしな
い画像からも良好なスーパインポーズ映像信号を得るこ
とができるカメラ一体型VTRを提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るカメラ一体型VTRは、あらかじめ定める
結像面上に被写体の光学像を結ぶための光学系と、結像
面上に配置された受光面を有し、光学系に結ばれた被写
体の光学像をカラー映像信号に変換するためのカラー撮
像手段と、カラー映像信号に含まれる色差信号に基づい
て、光学像内の色相の変化を検知して2値信号に変換す
るための色差信号2値化手段と、2値信号を記憶するた
めの記憶手段と、記憶手段の格納内容を読み出すための
読み出し手段と、読み出し手段の出力に応答して、カラ
ー映像信号と読み出し手段の出力信号とを切替えて出力
するための切替手段と、切替手段の出力を磁気テープに
記録するための記録手段とを含む。
[作用コ 色差信号の値は、画像内の色相の変化に応答して変化す
る。色差信号2値化手段は、色差信号の値の変化に基づ
いて、画像内の色相の変化を現す2値信号を出力する。
したがって、輝度変化のはっきりしない画像であっても
、色相の変化に応じた2値化信号を得て、この2値化信
号をメモリ手段に格納することができる。
[発明の実施例] 第1図は、本発明に係るカメラ一体型VTRにおいて用
いられるスーパーインポーズ回路24のブロック図であ
る。スーパーインポーズ回路24は、第6図のカメラ一
体型VTRl0において、スーパーインポーズ回路24
として用いられている。
第1図を参照して、本発明に係るカメラ一体型VTRの
スーパーインポーズ回路24が第7図に示される従来の
スーパーインポーズ回路24aと異なるのは、第7図に
示されるA/D変換器38に替えて、スーパーインポー
ズ制御回路32、スイッチ54.56.58の前段に挿
入され、輝度信号Yと2つの色差信号R−Y、B−Yと
から、画像の輝度変化および色相の変化を抽出してスー
パーインポーズ信号を生成するためのスーパーインポー
ズ生成回路30を新たに含むことである。
第1図および第7図において、同一の部品には同一の参
照符号および名称が与えられている。それらの機能も同
一である。したがって、それらについての詳しい説明は
ここでは繰返されない。
スーパーインポーズ生成回路30は、輝度信号YをA/
D変換するためのA/D変換器38と、色差信号R−Y
を2値化するためのR−Y信号2値化回路40と、色差
信号B−Yを2値化するためのB−Y信号2値化回路4
2と、A/D変換器38、R−Y信号2値化回路40、
B−Y信号2値化回路42に接続され、これら3つの値
の論理和(OR演算)をとることによって、輝度変化、
色相の変化を現すスーパーインポーズ信号をスーパーイ
ンポーズ制御回路32に与えるための加算回路44とを
含む。
輝度信号Y1色差信号R−Y、B−YはそれぞれA/D
変換器38、R−Y信号2値化回路40、B−Y信号2
値化回路42の直前で分岐し、各分岐はそれぞれスイッ
チ54.56.58の一方の入力端子に接続されている
R−Y信号2値化回路40は、色差信号R−Yの急激な
変化を検出し、変化の方向に応じて極性の変化する先端
の尖ったパルスを出力するための微分回路46と、微分
回路46の出力するパルスをトリガとして整形されたパ
ルス信号を出力するためのシュミットトリガ回路48と
を含む。
B−Y信号2値化回路42は、色差信号B−Yの急激な
変化を検出し、変化の方向に応じて極性の変化する先端
の尖ったパルスを出力するための微分回路50と、微分
回路50の出力をトリガとして、整形された波形を有す
るパルスを出力するためのシュミットトリガ回路52と
を含む。
第1図〜第5図を参照して、本発明に係るカメラ一体型
VTRのスーパーインポ・−ズ回路24の動作が説明さ
れる。通常撮影モード、スーパーインポーズ撮影モード
においては、本発明に係るカメラ一体型VTRの動作と
従来のカメラ一体型VTRの動作とは同一である。した
がって、ここではそれらについての詳しい説明は繰返さ
れない。
スーパーインポーズ画像をメモリ34に格納する第2の
モードにおいて、本発明に係るカメラ−体型VTRのス
ーパインポーズ回路24は、従来のスーパーインポーズ
回路24a(第7図)と異なり、以下のような動作をす
る。
第2図、第3図を参照して、R−Y信号2値化回路40
の動作が説明される。第3図(d)に示されるように、
緑色のバックに赤い色の輪が形成された模様をスーパー
インポーズ画像としてメモリ34に格納する場合が説明
される。第3図(d)に示される画像において、中央の
水平な2直線によって挟まれる部分は1水平走査線62
を示す。
第3図(a)〜(c)は、それぞれ微分回路46への入
力信号60a1シユミツトトリガ回路48への入力信号
60b1シユミツトトリガ回路48の出力信号60cの
、水平走査線62に対応する部分の信号波形を現す。
第3図(a)を参照して、緑色の部分と赤色の部分とに
おいて、色差信号R−Yの値は異なっている。色差信号
R−Yは緑の部分では負極性を示し、赤の部分では正極
性を示す。
微分回路46は、入力される信号60aの変化に応答し
、第3図(b)に示されるように、先端の尖ったパルス
を出力する。すなわち、色差信号R−Yの値が負から正
に変化するところではプラス方向に尖ったパルスを、正
から負に変化するところではマイナス方向に尖ったパル
スをそれぞれ出力する。
シュミットトリガ回路48は、第3図(b)を参照して
、微分回路46の出力が正の一部電位Xをマイナス方向
からプラス方向に横切ったとき、その出力をHIGHレ
ベルにする。シュミットトリガ回路48は、微分回路4
6の出力が負の一部電位Yをプラス方向からマイナス方
向に横切ったとき、出力をLOWレベルに戻す。したが
って、第3図(C)に示されるように、シュミットトリ
ガ回路48の出力はもともとの画像の色相の変化に対応
した、HIGHレベルとLOWレベルの2通りの値をと
る2値信号となる。
輝度信号Yを2値化する処理においては、A/D変換器
38が用いられる。輝度信号Yは黒レベルと白レベルと
の間を変化するのみである。黒レベルと白レベルとの中
間の一定のしきい値電圧を設定することにより、輝度信
号Yを容易に2値信号に変換することができる。
一方、色差信号は輝度信号Yと比較してその変化が少な
い。色差信号はまた、輝度信号と異なり正負いずれの極
性の値もとり得る。そのため、2値化のための適正なし
きい値レベルを設定するということができない。したが
って、本実施例のカメラ一体型VTRのスーパーインポ
ーズ回路24においては、微分回路46とシュミットト
リガ回路48とが用いられている。
もう一方の色差信号B−Yについても、微分回路50と
シュミットトリガ回路52とによって2値化が行なわれ
る。A/D変換器38、R−Y信号2値化回路40、B
−Y信号2値化回路42の出力はすべて加算回路44に
与えられる。加算回路44は、入力される3つの2値信
号を論理加算して、その結果をスーパーインポーズ制御
回路32に与える。
以下、メモリ34にデータが格納される過程は従来の技
術で説明されたものと同一である。したがって、ここで
はそれらについての詳しい説明は繰返されない。
本発明に係るカメラ一体型VTRにおいては、以下に説
明する効果が得られる。第4図(a)を参照して、白い
バックに形成された黒い軸型の模様を有する画像が処理
される場合が説明される。
第4図(b)〜(d)は、画像の中央付近の水平走査線
62に対応する、それぞれ輝度信号Y1色差信号R−Y
1B−Yの波形図である。
第4図(b)を参照して、輝度信号Yは白いバックの部
分では大きな値、黒い模様の部分では0の値をとる。し
きい値電圧v、IIを適当なレベルにとることにより、
輝度信号Yを2値化号に変換することができる。第4図
(e)を参照して、A/D変換器38は、輝度信号Yの
電圧がしきい値電圧vTIIを上回るときにはその出力
をLOWレベルとし、それ以外のときには出力HIGH
レベルとする。
白、黒ともに無彩色であるため、第4図(c)(d)を
参照して、色差信号R−YSB−Yはともに一定の値1
、この場合ゼロとなる。第2図に示される微分回路46
の出力もゼロであり、シュミットトリガ回路4もの出力
も、第4図(f)に示されるように、LOWレベルのま
まである。
色差信号B−Yについても、同様のことがいえる。すな
わち、第4図(d)を参照して、色差信号B−Yは一定
の値、すなわちゼロであり、第4図(g)を参照して、
B−Y信号2値化回路42の出力もLOWレベルのまま
である。
第1図を参照して、加算回路44はA/D変換器38、
R−Y信号2値化回路40、B−Y信号2値化回路42
の出力の論理和をとる。したがって、加算回路44の出
力は第41ffl (e)に示される波形を持った信号
となる。すなわち、スーパーインポーズ制御回路32を
経て、メモリ34に格納される信号は、A/D変換器3
8から入力される信号と同様のものとなる。この場合、
メモリ34に格納された画像を映像信号にスーパーイン
ポーズした場合、従来装置と同様に輝度信号のレベルに
よって2値化された画像が映像信号にスーパーインポー
ズされることになる。
第5図(a)を参照して、緑のバックに赤い色のリング
型が形成された模様について考える。第5図(b)〜(
d)は、第5図(a、)に示される画像の中央付近の水
平走査線62に対応する、それぞれ輝度信号Y1色差信
号R−Y、B−Yの波形図である。
第5図(、b)を参照して、緑色のバックの部分と、赤
い色の模様の部分とでは、はとんど輝度は異ならない。
したがって、輝度信号Yの値は、この場合ゼロとしきい
値電圧V?Bとの間の値となる。
緑色の部分は赤い色の部分よりも多少輝度は高いが、し
きい値電圧■、を超えるほどではない。したがって、こ
の輝度信号YをA/D変換器38で2値化しても、第5
図(e)に示されるように、常にLOWレベルの信号上
か得られない。従来の装置でこのような場合にスーパー
インポーズを行なうとすれば、映像には何の画像もスー
パーインポーズされることがなくなる。
第5図(C)を参照して、色差信号R−Yは、緑色の部
分では負の値を示し、赤い色の部分では正の値を示す。
すなわち、色差信号R−Yは、第5図(a)に表現され
ている模様の色相が変化する付近で、大きくその値を変
える。したがって、R−Y信号2値化回路40によって
この変化を捕え、2値化号とする二点ができる。
第5図(f)を参照して、R−Y信号2値化回路40の
出力は、画像が緑色である場合にはLOWレベル、赤い
色である場合にはHIGHレベルの値となる。
一方、他の色差信号B−Yについては、第5図(d)を
参照して、緑色の部分においても、赤い色の部分におい
てもその値は負である。色相の変化する部分での色差信
号B−Yの変化量は比較的少ない。そのため、シュミッ
トトリガ回路48はこの色相の変化量に応答して2値化
号を出力することはない。すなわち、第5図(g)に示
されるように、B−Y信号2値化回路42の出力はLO
Wレベルで一定である。
前述のように、輝度信号Yのみに基づいてスーパーイン
ポーズ画像をメモリ34に格納しようとすれば、第5図
(e)に示されるように、良好なスーパーインポーズ画
像を得ることはできない。
しかしながら本発明のように色差信号の変化を抽出する
ことによって第5図(f)に示されるような2値化号を
得ることが可能となった。
加算回路44は、第5図(e)〜(g)の論理和をとっ
てスーパーインポーズ制御回路32に出力する。したが
って、スーパーインポーズ制御回路32に入力される2
値化号は、第5図(f)に示されるような波形を有する
。メモリ34に格納される信号も、第5図(f)に示さ
れる波形を有し、第5図(a)に示される画像をその色
相によって2つの領域に区分したものとなる。すなわち
、本発明に係るカメラ一体型VTRによって第5図(a
)に示される画像をスーパーインポーズ画像として取込
むことにより、第4図(a)に示される画像をスーパー
インポーズ処理したときと同様の効果を得ることができ
る。すなわち、輝度変化がはっきりしない画像を用いて
も、色相の変化により良好なスーパーインポーズ画像を
得ることができる。
以上、この発明は一実施例に基づいて説明された。しか
しながら本発明はこの実施例には限定されず、他に様々
な変形を施して実施することが可能である。
[発明の効果] 以上のようにこの発明に係るカメラ一体型VTRにおい
ては、カラー映像信号に含まれる色差信号に基づいて、
画像内の色相の変化が抽出され、2値化号が得られる。
輝度変化がはっきりしない画像であっても、色相の変化
がはっきりしたものであれば、その変化する場所を境界
として2値化信号に変換することができる。この2値化
号をメモリに格納し、メモリの格納内容を読み出して映
像信号と切替えることにより、従来の装置において輝度
変化のはっきりした画像について得られたのと同様に良
好なスーパーインポーズ映像信号を得ることができる。
すなわち、輝度変化のはっきりしない画像からも良好な
スーパーインポーズ映像信号を得ることができるカメラ
一体型VTRを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカメラ一体型VTRのスーパーイ
ンポーズ回路のブロック図であり、第2図はR−Y信号
2値化回路40のブロック図であり、 第3図は色差信号の2値化の過程を示す波形図および画
像の模式図であり、 第4図および第5図は本発明の効果を示す画像の模式図
および輝度信号、色差信号、およびコレラが2値化され
た信号の波形図であり、第6図はカメラ一体型VTRの
ブロック図であり、 第7図は従来のカメラ一体型VTRにおいて用いられた
スーパーインポーズ回路のブロック図である。 図中、10はカメラ一体型VTR,12は同期信号発生
回路、14はシステムコントローラ、16はレンズ、1
8は撮像回路、20は輝度信号分離回路、22は色信号
分離回路、24はスーパーインポーズ回路、26はエン
コーダ回路、28はVTRY/C処理回路、30はスー
パーインポーズ信号生成回路、32はスーパーインポー
ズ制御回路、34はメモリ、36はスイッチ部、38は
A/D変換器、40はR−Y信号2値化回路、42はB
−Y信号2値化回路、44は加算回路、46.50は微
分回路、48.52はシュミットトリガ回路を示す。 なお、図中同一符号は同一、または相当箇所を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)あらかじめ定める結像面上に被写体の光学像を結
    ぶための光学系と、 前記結像面上に配置された受光面を有し、前記光学系に
    より結ばれた前記光学像をカラー映像信号に変換するた
    めのカラー撮像手段と、 前記カラー映像信号に含まれる色差信号に基づいて、前
    記光学像内の色相の変化を検知して2値信号に変換する
    ための色差信号2値化手段と、前記2値信号を記憶する
    ための記憶手段と、前記記憶手段の格納内容を読み出す
    ための読み出し手段と、 前記読み出し手段の出力に応答して、前記カラー映像信
    号と前記読み出し手段の出力する信号とを切替えて出力
    するための切替手段と、 前記切替手段の出力を磁気テープに記録するための記録
    手段とを含むカメラ一体型VTR。
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