JPH03293416A - 遮水シートの敷設方法 - Google Patents

遮水シートの敷設方法

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JPH03293416A
JPH03293416A JP2096089A JP9608990A JPH03293416A JP H03293416 A JPH03293416 A JP H03293416A JP 2096089 A JP2096089 A JP 2096089A JP 9608990 A JP9608990 A JP 9608990A JP H03293416 A JPH03293416 A JP H03293416A
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JP
Japan
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sheet
air
water
beams
sheets
Prior art date
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Pending
Application number
JP2096089A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tanaka
博 田中
Satoshi Yoshida
敏 吉田
Shinji Inoue
伸二 井上
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Toa Corp
Original Assignee
Toa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、閉鎖水域をシートにより水密構造とする際の
遮水シートの敷設方法に関するものである。
[従来の技術〕 従来、産業廃棄物処理場等では、廃棄物の浸出液が地下
水汚染、上場汚染、公共水域の汚染を住しるため、公害
防止上、捨場の構造を遮水構造とする必要があり、すな
わち捨場の底面と周囲に遮水シートを敷設する必要があ
る。
しかし、処理場堤内に水がある場合、水中における広い
スペースのシートの敷設施工は困難であり、このことか
ら、広域の溜水低段地を遮水構造化し得るシート敷設工
法が要望されている。
このような要望にこたえるため、広域の溜水低段地↓こ
おいても確実に遮水工事を施工し得るようにした遮水シ
ートの敷設工法に関する特公昭60−58330の発明
がなされており、この工法は池の一方の側辺に配置した
遮水シートの先端にフロートを設け、これを他方側辺例
のウィンチにより牽引ワイヤを介して引き出すことによ
り、遮水シートを水面上に展張させ、その後、溜水の置
換により同シートを池の底周に布設させるようにしたの
で、広域の溜水低段地においても確実に遮水工事を施工
することが可能となり、これにより、大量の産業廃棄物
の捨場を自由な立地に選定し得るものとして知られてい
る。
しかしながら、この発明の工法では、地上作業だけでは
工事が実施可能である反面、遮水シートの接続加工のた
めに陸上に広い作業スペースを要するという問題があっ
た。
また、上記の発明などのごとく、従来閉鎖水域を水密構
造とするための遮水用のシートを敷設するには、シート
の先端に複数のフロートを取付けると共に、フロートに
ローブを取付け、ローブをウィンチ等で巻き取る方法に
よって行なっていた。
しかしながら、上記従来の方法では、シートに過大な張
力がかかるので、水密構造にするという本来の目的を達
成するのに必要な厚さよりかなり厚(する必要があり、
不経済であるという問題があった。
〔発明の解決しようとする課題〕
本発明は、前記従来の問題点を解決するためになされた
ものであり、閉鎖水域や水密構造にするためのシートの
敷設時にシートにかかる張力を少なくし、かつシートの
厚さを薄くでき、作業性のよいシートの敷設方法を提供
することを解決課題としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するための手段として、本発明の遮水
シートの敷設方法は、空気の充填及び抜き出し可能な空
気梁を幅方向または縦方向、あるいは両方向に適宜な間
隔で有する遮水性のシートを水面を囲う陸地の一端から
これと対向する他端に向ってシート巻き出しローラから
繰り出しながら、その空気梁に空気を充填して水面上に
浮設する作業を、浮設したシートに隣接して順次繰返し
行なった後、隣接シート同志をローブまたは溶着により
接合の上、各空気梁の空気を抜き出して水底に敷設する
ことを特徴としたものであり、空気梁によりシートに浮
力及び剛性をもたせることにより、シートの厚さを薄く
することができ、しかも隣接する各シートの幅方向の接
合が水面上で行なわれ、作業性がよい。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の敷設方法により遮水シート
を水底に敷設する各実施例を説明するが、各図面におい
てそれぞれ同じ部品は同じ部品番号で示している。
まず、各実施例において使用する遮水性のシート1は、
その敷設時の張力を低減し、さらにシート1のたわみや
歪みを防止するために、第3−A図及び第3−B図に示
すように軟質塩化ビニール製等の遮水性のシート1の幅
方向に適宜な間隔で空気梁2を設けたものである。
また、このシート1としては、例えば軟質塩化ビニール
製の厚さ1■、重量1.4kg/m強度15kg/c1
11、比重1.4程度のものを使用しているが、浮力や
剛性を更に増したい時には、第4=A図及び第4−B図
に示すように、第3−A図のものに加え、シート1の長
手方向にも適宜な間隔で空気梁2を設けることも可能で
ある。
なお、これら空気梁2は空気の充填及び抜き出しが可能
な構造になっており、空気の充填はプラグ2Aなどを介
してコンプレッサーにより行なわれ、抜き出しはそのプ
ラグ2Aを開放するか、または各空気梁2に穴をあける
などによって可能とされるものであり、各シートの端部
には接合部IAが設けられている。
次に、上記の遮水用のシート1を水底に敷設する実施例
1による手順を第1−A図及び第1B図により説明する
まず、第1A図のごとく、シート1を、陸上の砂浜Aの
一端に設けたシート巻き出しローラー3に巻き込み、そ
の砂浜Aに対向する他端である対岸Bにウィンチ4を設
け、ウィンチ4からの牽引ローブ5を敷設するシート1
の先端に取付けておく。
そこで、このシート1の空気梁2内へ砂浜A上のコンプ
レッサー6により空気を充填しながら、ウィンチ4を巻
き取ることによりシート1を、水面上に上記シート巻き
出しローラー3がらウィンチ4に向って繰り出して浮設
する。
なお、ウィンチ4では巻き取れない場合には、曳船8を
介在させてもよい。
次に、上記の単位幅のシート1が対岸Bまで届いたら、
第1−B図のごとくシート巻き出しローラー3とウィン
チ4を移動し、浮設したシート1に隣設して順次隣の列
のシート1を同様に浮設する。
さらに、上記の作業を順次行ない、各シート1を所定の
水域上に浮設した後、隣接するシートl同志をその接合
部IAにてロープ等で接合し、潜水夫によりシート1の
各空気粱2の空気を抜き、シート1を水底に敷設する。
なお、上記隣接するシート1同志の接合は、第1−B図
に示す発電機10などを搭載した接合プラント船11か
ら人員がシート1に乗ってその接合部IAを溶着しても
よい。
また、所定水域全面にシート1を浮かせないで、部分的
に空気梁2の空気を抜いて順次シート1を沈設すること
もできる。
次に、実施例2におけるシートlの敷設方法を第2−A
図及び第2−B図により説明する。
まず、第2−A図において、シート1を作業台船20上
のシート巻き出しローラー3に巻き込み、それに対向し
た陸上の砂浜Aの固定部21にそのシート1の端部を固
定する。
作業台船20上のコンプレッサー6によりシート1の空
気梁2内へ空気を充填しながら、作業台船20を砂浜A
から対向する方向の対岸Bに前進させてシート1を巻き
出す。
シートlの単位列が対岸Bまで届いたら、その浮設した
シート1に隣接した列のシート1を順次巻き出し、第2
−B図のごとくその作業を繰り返す。
この際、隣のシート1同志の接合部IAを作業台船20
上で溶着接合する。
その後、所定の水域にシート1を浮かべたら、潜水夫に
より、空気梁2の空気を抜き、シート1を水底に沈めて
敷設し、補助ローブ23で係止する。
なお、この敷設方法では、作業台船20の移動手段は、
スパットキャレンジ付きのスパッド、または2台のハッ
クホウ24などどのような手段を用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上に説明した本発明の遮水シートの敷設方法によれば
、敷設するシートに空気梁が設けであるので、シートに
浮力をもたせることができ、敷設作業時にシートにかか
る張力が少ないので、シートを薄くすることができるの
で、経済的であり、さらにシート接合のための陸上のス
ペースをとらないという効果がある。
また、シートの剛性が増すので、敷設時のたわみや捩れ
がなく作業性がよくなるという効果もある。
【図面の簡単な説明】 第1−A図及び第1−B図は本発明の遮水シートの敷設
方法による実施例1の遮水シート敷設の作業手順を説明
する平面図、第1−A図及び第2−B図は実施例2の遮
水シート敷設の作業手順を説明する平面図、第3−A図
は上記各実施例に使用されるシートの平面図、第3−B
図は第3−A図の側面図、第1−A図は上記各実施例に
使用される第1−A図とは異なるシートの例を示す平面
図、第4−B図は第4−A図の側面図である。 1・・・シート、IA・・・接合部、2・・・空気梁、
3・・・シート巻き出しローラー 6・・・コンプレッ
サ、11・・・接合プラント船、A・・・砂浜、B・・
・対岸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 空気の充填及び抜き出し可能な空気梁を適宜な間隔で有
    する遮水性のシートを、水面を囲う陸地の一端からこれ
    と対向する他端に向ってシート巻き出しローラから繰り
    出しながらその空気梁に空気を充填して水面上に浮設す
    る作業を、浮設したシートに隣接して順次繰返し行なっ
    た後、隣接したシート同志を接合の上、各空気梁の空気
    を抜き出して水底に敷設する遮水シートの敷設方法。
JP2096089A 1990-04-11 1990-04-11 遮水シートの敷設方法 Pending JPH03293416A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113981890A (zh) * 2021-11-05 2022-01-28 建湖宝迪工程机械有限公司 一种堤坝加强与洪水决堤堵口设备及其工作方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS615109A (ja) * 1984-06-20 1986-01-10 Zeon Kasei Kk 閉水域への遮水シ−トの布設方法

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