JPH01284610A - 防砂シートの構造及び敷設方法 - Google Patents
防砂シートの構造及び敷設方法Info
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- JPH01284610A JPH01284610A JP11034588A JP11034588A JPH01284610A JP H01284610 A JPH01284610 A JP H01284610A JP 11034588 A JP11034588 A JP 11034588A JP 11034588 A JP11034588 A JP 11034588A JP H01284610 A JPH01284610 A JP H01284610A
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- 239000004576 sand Substances 0.000 title claims abstract description 76
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 16
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 title abstract 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 21
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 6
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 5
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- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 4
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- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Revetment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は堤防や護岸などの堤体法面を被覆し、堤体内側
の土砂、汚泥、投棄物などの流出を防止する防砂シート
の構造及び敷設方法に関する。
の土砂、汚泥、投棄物などの流出を防止する防砂シート
の構造及び敷設方法に関する。
[従来の技術]
河川などの流水中に含まれる土砂、汚泥、投棄物などは
、堤防を通って外部に流出して公害を発生することがあ
る。このことを防止するため従来からPVCシート、ゴ
ムシート、繊維質シートなどよりなる防砂シーI・など
を用いて堤防を防砂構造としていた。この防砂シートは
従来は第6図乃至第8図に示すように構成されていた。
、堤防を通って外部に流出して公害を発生することがあ
る。このことを防止するため従来からPVCシート、ゴ
ムシート、繊維質シートなどよりなる防砂シーI・など
を用いて堤防を防砂構造としていた。この防砂シートは
従来は第6図乃至第8図に示すように構成されていた。
すなわち、防砂シートを予め工場で幅3m乃至10m、
長さを堤防法面の縦方向の長さよりある程度長くなるよ
うに広幅シート状に加工し、この防砂シートを長さ方向
にロール巻きまたはジグザグ折りして現地に搬入する。
長さを堤防法面の縦方向の長さよりある程度長くなるよ
うに広幅シート状に加工し、この防砂シートを長さ方向
にロール巻きまたはジグザグ折りして現地に搬入する。
そして現地において第6図に示すように、堤体1」二に
クローラ−クレーンなどで前記防砂シート2を吊り上げ
、300mm乃至1000mmの重ね代を介して平行に
載置し、防砂シート2を順次展張しながら1枚づつ堤体
lの法面3に沿って垂下し、防砂シート2の下端が水底
4に達するように敷設を行なっていた。
クローラ−クレーンなどで前記防砂シート2を吊り上げ
、300mm乃至1000mmの重ね代を介して平行に
載置し、防砂シート2を順次展張しながら1枚づつ堤体
lの法面3に沿って垂下し、防砂シート2の下端が水底
4に達するように敷設を行なっていた。
このとき隣接する防砂シート2の接合方法としては、堤
体1の法面3の一部または大部分が水中にあるため、第
7図に示すように単に重ね代Aを介して重ね合せるだけ
か、またはこの重ね合せ部5の広がりを防止するため、
第8図に示すように係止金具6などで500fllI1
1乃至2000mm程度のピッチで連結していた。
体1の法面3の一部または大部分が水中にあるため、第
7図に示すように単に重ね代Aを介して重ね合せるだけ
か、またはこの重ね合せ部5の広がりを防止するため、
第8図に示すように係止金具6などで500fllI1
1乃至2000mm程度のピッチで連結していた。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら上記のような従来の防砂シート2によると
、防砂シート2の重ね合せ部5は、単に重ね合されるの
みか、あるいは係止金具6などで大きいピッチを介して
連結されているだけであるため、重ね合された2枚の防
砂シート2間には、シート2の自重のみの押え力しか作
用しない。特に水中に位置する部分では浮力が作用する
ため、シー)・の自重と浮力の差の押え力しか作用しな
い。このため水の流れや波浪などの影響を受け、防砂シ
ート2の重ね合せ部5が水中で浮遊して開閉をくり返す
状態が発生し、本来の目的である土砂、汚泥、投棄物の
流出防1F効果が大きく減少するという問題があった。
、防砂シート2の重ね合せ部5は、単に重ね合されるの
みか、あるいは係止金具6などで大きいピッチを介して
連結されているだけであるため、重ね合された2枚の防
砂シート2間には、シート2の自重のみの押え力しか作
用しない。特に水中に位置する部分では浮力が作用する
ため、シー)・の自重と浮力の差の押え力しか作用しな
い。このため水の流れや波浪などの影響を受け、防砂シ
ート2の重ね合せ部5が水中で浮遊して開閉をくり返す
状態が発生し、本来の目的である土砂、汚泥、投棄物の
流出防1F効果が大きく減少するという問題があった。
また防砂シート2の水面より上部においては、風の影響
などによりシート′2がめくり1ニリ、その都度修正補
修しなければならないという欠点もあった。
などによりシート′2がめくり1ニリ、その都度修正補
修しなければならないという欠点もあった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、シート
の重ね合せ部の密着度を向上させ、土砂などの堤体外へ
の流出を防止することのできる防砂シートの構造及び敷
設方法を提供することを目的とする。
の重ね合せ部の密着度を向上させ、土砂などの堤体外へ
の流出を防止することのできる防砂シートの構造及び敷
設方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するだめの構成及び方法を、実施例に
対応する図面を参照して説明する。
対応する図面を参照して説明する。
本発明に係る防砂シートの構造は、堤体1法面3に沿っ
て縦方向に複数枚並列に敷設され、両側の接合端部がそ
れぞれ重ね合された防砂シート2の構造において、前記
接合端部の少なくとも一方に治って袋部7を形成し、該
袋部7に少なくとも水より比重の大きい部材8を装填し
たことを特徴としている。
て縦方向に複数枚並列に敷設され、両側の接合端部がそ
れぞれ重ね合された防砂シート2の構造において、前記
接合端部の少なくとも一方に治って袋部7を形成し、該
袋部7に少なくとも水より比重の大きい部材8を装填し
たことを特徴としている。
また本発明に係る防砂シート2の敷設方法は、所定寸法
に切断され対向する2辺の少なくとも一方に袋部7が形
成された複数枚の防砂シート2を、前記2辺を所定の重
ね代を介して縦方向に重ね合せて堤体1上に並列に配設
し、前記防砂シート2を該堤体lの法面3に沿って展張
垂下した後、前記袋部7に少なくとも水より比重の大き
い部材8を装填して、重ね合せ部5を密着させるように
したことを特徴としている。
に切断され対向する2辺の少なくとも一方に袋部7が形
成された複数枚の防砂シート2を、前記2辺を所定の重
ね代を介して縦方向に重ね合せて堤体1上に並列に配設
し、前記防砂シート2を該堤体lの法面3に沿って展張
垂下した後、前記袋部7に少なくとも水より比重の大き
い部材8を装填して、重ね合せ部5を密着させるように
したことを特徴としている。
[作 用]
上記の防砂シート2の構造及び敷設方法によると、シー
ト敷設後接合端部に形成された袋部7内に生コン、土砂
などの水より比重の大きい部材8を装填することにより
、重ね合せ部5におけるシート押え力が増大する。この
結果、重ね合せ部5が水中で水の流れや波浪などにより
浮遊状態になり、重ね合せ部5が開閉をくり返す状態を
解消することができ1重ね合せ部5の密着度が向上する
。また水面より−J−,部位置において1重ね合せ部ら
−−5が風であおられて防砂シート2が
めくり上る現象も回避できる。
ト敷設後接合端部に形成された袋部7内に生コン、土砂
などの水より比重の大きい部材8を装填することにより
、重ね合せ部5におけるシート押え力が増大する。この
結果、重ね合せ部5が水中で水の流れや波浪などにより
浮遊状態になり、重ね合せ部5が開閉をくり返す状態を
解消することができ1重ね合せ部5の密着度が向上する
。また水面より−J−,部位置において1重ね合せ部ら
−−5が風であおられて防砂シート2が
めくり上る現象も回避できる。
[実施例]
以下、本発明に係る防砂シートの構造の−・実施例を図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
第1図に本発明の一実施例を示す。図において、第7図
に示す従来例と同一または同等部分には同一符号を付し
て示す。本実施例による防砂シート2の特徴は、重ね合
せ部5となる両端を折り返して袋部7を形成した点にあ
る。そしてこの袋部7には防砂シート2を堤体1の法面
3に!IJ!l!設した後、生コンや土砂などの水より
も比重の大きい部材8を充填するようになっている。そ
の他の構造は第6図に示す従来例と同様である。
に示す従来例と同一または同等部分には同一符号を付し
て示す。本実施例による防砂シート2の特徴は、重ね合
せ部5となる両端を折り返して袋部7を形成した点にあ
る。そしてこの袋部7には防砂シート2を堤体1の法面
3に!IJ!l!設した後、生コンや土砂などの水より
も比重の大きい部材8を充填するようになっている。そ
の他の構造は第6図に示す従来例と同様である。
本実施例によれば、防砂シー;・2を堤体1の法面3に
敷設したときに、袋部7に前記のような部材8を充填す
ることにより、重ね合せ部5におけるシート押え力が増
大し、この重ね合せ部5が水中において水の流れや波浪
などにより浮遊状態になって開閉をくり返す現象を解消
することができる。また水面上における重ね合せ部5が
風などによってめくり上がる現象も解消することができ
る。この結果、防砂シート2の重ね合せ部5における密
着度か向上し、堤体1の内側の土砂、汚泥、投棄物など
か外部へ流出することを防止することかできる。
敷設したときに、袋部7に前記のような部材8を充填す
ることにより、重ね合せ部5におけるシート押え力が増
大し、この重ね合せ部5が水中において水の流れや波浪
などにより浮遊状態になって開閉をくり返す現象を解消
することができる。また水面上における重ね合せ部5が
風などによってめくり上がる現象も解消することができ
る。この結果、防砂シート2の重ね合せ部5における密
着度か向上し、堤体1の内側の土砂、汚泥、投棄物など
か外部へ流出することを防止することかできる。
」二記実施例では防砂シート2の重ね合せ部5となる両
端に袋部7を形成した場合について説明したが、第2図
に示すように袋部7を防砂シート2の片側のみに形成し
てもよい。また袋部7は防砂シート2を折り返す代りに
、別部材9を固定して形成してもよい。また第3図に示
すように袋部7を形成する別部材10を2列に形成して
もよい。
端に袋部7を形成した場合について説明したが、第2図
に示すように袋部7を防砂シート2の片側のみに形成し
てもよい。また袋部7は防砂シート2を折り返す代りに
、別部材9を固定して形成してもよい。また第3図に示
すように袋部7を形成する別部材10を2列に形成して
もよい。
さらにまた第4図に示すように袋部7を中空状の別部材
11て形成し、この別部材11を防砂シート2の端部か
ら突出させ、隣接する防砂シート2に直接当接させるよ
うにしてもよい。いずれの場合も第1図に示す実施例と
同様の効果がある。また第1図乃至第4図にそれぞれ符
号36で示す位置において、重ね合された防砂シート2
を溶着等により固着して連結してもよい。
11て形成し、この別部材11を防砂シート2の端部か
ら突出させ、隣接する防砂シート2に直接当接させるよ
うにしてもよい。いずれの場合も第1図に示す実施例と
同様の効果がある。また第1図乃至第4図にそれぞれ符
号36で示す位置において、重ね合された防砂シート2
を溶着等により固着して連結してもよい。
次に」二記のように構成された防砂シート2の敷設方法
の実施例を説明する。この敷設方法の第1の実施例にお
いては、第6図に示す従来の敷設方法と同様の方法で、
防砂シート2を堤体1の法面3に敷設し、重ね合せ部5
において隣接する防砂シート2を重ね合せた後、第1図
に示すように重ね合せ部5の位置に形成された袋部7内
に生コン、土砂などの部材8を充填する。この場合、隣
接する防砂シート2の端部を係止金具6で連結してもよ
い。
の実施例を説明する。この敷設方法の第1の実施例にお
いては、第6図に示す従来の敷設方法と同様の方法で、
防砂シート2を堤体1の法面3に敷設し、重ね合せ部5
において隣接する防砂シート2を重ね合せた後、第1図
に示すように重ね合せ部5の位置に形成された袋部7内
に生コン、土砂などの部材8を充填する。この場合、隣
接する防砂シート2の端部を係止金具6で連結してもよ
い。
第5図に敷設方法の第2の実施例を示す。まず予め工場
で防砂シート用材料を運搬可能な寸法、例えば幅を3m
乃至10m、長さを堤体工の法面3の縦方向の長さより
ある程度長くなるように広幅シート状に加工し、更に長
さ方向の対向する2辺を折り返して袋部7を形成して防
砂シート2を製造する。この広幅シート状の防砂シート
2を長さ方向にロール巻きまたはジグザク折りして現地
に搬入する。次にこれらの防砂シート2を堤体1上にお
かれたクローラ−クレーンなどで吊り上げ、長さ方向の
側端が平行になるように堤体1上に順次並べて展張する
。このとき隣接する防砂シート2を所定寸法、例えば3
0mm乃至200+n+nだけ重ね合せて、重ね合せ部
5を形成する。次に隣接する防砂シート2a、2b上に
シート移動防止用の重錘12a、12bをそれぞれ載置
し仮位置決めを行なう。次に堤体1上に移動可能に設け
られた熱溶融圧着型溶着機13を前記重ね合せ部5に沿
って移動し、隣接する2枚の防砂シート2a、2bを重
ね合せ部5を介して溶着接合する。この溶着接合位置の
近傍に袋部7を設け、適宜の段階て、この袋部7内に生
コン土砂などの部材8を充填する。次に重錘12a、1
2bを除去し、この接合された防砂シート2a、2bを
堤体1上において堤体1に沿って移動し、防砂シート2
bと隣接する防砂シート2Cを同様に溶着接合する。こ
の動作をくり返して、堤体1の延長方向に連続した帯状
のシート14を形成する。このときこの帯状のシート1
4は堤体1上において蛇腹折りに折りたたまれて折りた
たみ部15を形成し、−時貯蔵される。
で防砂シート用材料を運搬可能な寸法、例えば幅を3m
乃至10m、長さを堤体工の法面3の縦方向の長さより
ある程度長くなるように広幅シート状に加工し、更に長
さ方向の対向する2辺を折り返して袋部7を形成して防
砂シート2を製造する。この広幅シート状の防砂シート
2を長さ方向にロール巻きまたはジグザク折りして現地
に搬入する。次にこれらの防砂シート2を堤体1上にお
かれたクローラ−クレーンなどで吊り上げ、長さ方向の
側端が平行になるように堤体1上に順次並べて展張する
。このとき隣接する防砂シート2を所定寸法、例えば3
0mm乃至200+n+nだけ重ね合せて、重ね合せ部
5を形成する。次に隣接する防砂シート2a、2b上に
シート移動防止用の重錘12a、12bをそれぞれ載置
し仮位置決めを行なう。次に堤体1上に移動可能に設け
られた熱溶融圧着型溶着機13を前記重ね合せ部5に沿
って移動し、隣接する2枚の防砂シート2a、2bを重
ね合せ部5を介して溶着接合する。この溶着接合位置の
近傍に袋部7を設け、適宜の段階て、この袋部7内に生
コン土砂などの部材8を充填する。次に重錘12a、1
2bを除去し、この接合された防砂シート2a、2bを
堤体1上において堤体1に沿って移動し、防砂シート2
bと隣接する防砂シート2Cを同様に溶着接合する。こ
の動作をくり返して、堤体1の延長方向に連続した帯状
のシート14を形成する。このときこの帯状のシート1
4は堤体1上において蛇腹折りに折りたたまれて折りた
たみ部15を形成し、−時貯蔵される。
このようにして形成され貯蔵された帯状のシート14は
、その先端から順次堤体1の法面3に沿って引き下げら
れ敷設される。このときシート14の上端部は堤体1上
に移動可能に配設されたクローラ−クレーンなどのけん
引装置16により、ケーブル17を介して所定の位置に
保持され、シート14の下端部は堤体1の内側の水面に
配設されけん引装置18が装備されたけん引台船19に
より、ケーブル20を介して引下げられる。このように
して帯状のシート14は順次法面3を被覆して敷設が行
なわれる。なおケーブル17.20とシート14との接
続は、図示せぬ鳩目及びフックなどの係合によって着脱
可能となっており、ケーブル17.20を着脱して順次
シート14の敷設を行なう。この敷設が完了した部分の
上端部は固定部材21で堤体1に固定され、下端部はケ
ーブル20を取り外すことにより水中部に自然沈降し、
堤体1の法面3に当接する状態となる。この水底部への
シート14の下端の敷設調整は潜水夫が行なう。このと
き、シート14の下端は袋部7内の部材8により押さえ
られている。
、その先端から順次堤体1の法面3に沿って引き下げら
れ敷設される。このときシート14の上端部は堤体1上
に移動可能に配設されたクローラ−クレーンなどのけん
引装置16により、ケーブル17を介して所定の位置に
保持され、シート14の下端部は堤体1の内側の水面に
配設されけん引装置18が装備されたけん引台船19に
より、ケーブル20を介して引下げられる。このように
して帯状のシート14は順次法面3を被覆して敷設が行
なわれる。なおケーブル17.20とシート14との接
続は、図示せぬ鳩目及びフックなどの係合によって着脱
可能となっており、ケーブル17.20を着脱して順次
シート14の敷設を行なう。この敷設が完了した部分の
上端部は固定部材21で堤体1に固定され、下端部はケ
ーブル20を取り外すことにより水中部に自然沈降し、
堤体1の法面3に当接する状態となる。この水底部への
シート14の下端の敷設調整は潜水夫が行なう。このと
き、シート14の下端は袋部7内の部材8により押さえ
られている。
本実施例によれば、隣接する防砂シート2の重ね合せ部
における法面3に対する密着度が向上するとともに、完
全な水密性を保持することができる。
における法面3に対する密着度が向上するとともに、完
全な水密性を保持することができる。
なお溶着機工3、けん引装置16.18は上記実施例に
示したものに限定されるものてはなく、他の接合手段及
びけん引手段であってもよい。
示したものに限定されるものてはなく、他の接合手段及
びけん引手段であってもよい。
[発明の効果コ
以上説明したように、本発明に係る防砂シートの構造及
び敷設方法によれば、防砂シートの両側の接合端部の少
なくとも一方に袋部を形成し、該防砂シートを堤体の法
面に敷設後この袋部に少なくとも水より比重の大きい部
材を装填したので、防砂シートの重ね合せ部の密着度が
向上し、土砂などの堤体外への流出を防止することがで
きる。
び敷設方法によれば、防砂シートの両側の接合端部の少
なくとも一方に袋部を形成し、該防砂シートを堤体の法
面に敷設後この袋部に少なくとも水より比重の大きい部
材を装填したので、防砂シートの重ね合せ部の密着度が
向上し、土砂などの堤体外への流出を防止することがで
きる。
第1図は本発明に係る防砂シートの一実施例の接合部の
構造を示す縦断面図、第2図乃至第4図はそれぞれ本発
明の他の実施例による防砂シートの接合部の構造を示す
縦断面図、第5図は本発明に係る防砂シートの敷設方法
の一実施例を示す斜視図、第6図は従来の防砂シートの
敷設方法を示す斜視図、第7図及び第8図はそれぞれ第
6図のB−B線断面図である。 1・・・堤体、 2・・・防砂シート、3・・・
法面、 5・・・重ね合せ部、7・・・袋部、
8・・・部材。 特許出願人 シーアイ化成株式会社
構造を示す縦断面図、第2図乃至第4図はそれぞれ本発
明の他の実施例による防砂シートの接合部の構造を示す
縦断面図、第5図は本発明に係る防砂シートの敷設方法
の一実施例を示す斜視図、第6図は従来の防砂シートの
敷設方法を示す斜視図、第7図及び第8図はそれぞれ第
6図のB−B線断面図である。 1・・・堤体、 2・・・防砂シート、3・・・
法面、 5・・・重ね合せ部、7・・・袋部、
8・・・部材。 特許出願人 シーアイ化成株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、堤体の法面に沿って縦方向に複数枚並列に敷設され
、両側の接合端部がそれぞれ重ね合された防砂シートの
構造において、前記接合端部の少なくとも一方に沿って
袋部を形成し、該袋部に少なくとも水より比重の大きい
部材を装填したことを特徴とする防砂シートの構造。 2、所定寸法に切断され対向する2辺の少なくとも一方
に袋部が形成された複数枚の防砂シートを、前記2辺を
所定の重ね代を介して縦方向に重ね合せて堤体上に並列
に配設し、前記防砂シートを該堤体の法面に沿って展張
垂下した後、前記袋部に少なくとも水より比重の大きい
部材を装填して、重ね合せ部を密着させるようにしたこ
とを特徴とする防砂シートの敷設方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11034588A JPH01284610A (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | 防砂シートの構造及び敷設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11034588A JPH01284610A (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | 防砂シートの構造及び敷設方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01284610A true JPH01284610A (ja) | 1989-11-15 |
Family
ID=14533403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11034588A Pending JPH01284610A (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | 防砂シートの構造及び敷設方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01284610A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017053218A (ja) * | 2016-12-22 | 2017-03-16 | シーアイ化成株式会社 | 河川敷用防水マット |
-
1988
- 1988-05-09 JP JP11034588A patent/JPH01284610A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017053218A (ja) * | 2016-12-22 | 2017-03-16 | シーアイ化成株式会社 | 河川敷用防水マット |
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