JPH03293063A - レーザー加工によりプラスチック体に表示記号を浮き出させる方法 - Google Patents

レーザー加工によりプラスチック体に表示記号を浮き出させる方法

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JPH03293063A
JPH03293063A JP9498590A JP9498590A JPH03293063A JP H03293063 A JPH03293063 A JP H03293063A JP 9498590 A JP9498590 A JP 9498590A JP 9498590 A JP9498590 A JP 9498590A JP H03293063 A JPH03293063 A JP H03293063A
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JP
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white
embossing
black
plastic body
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JP9498590A
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Eiichi Tsunoda
栄一 角田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、レーザー加工によりプラスチック体に表示記
号を浮き出させる方法に関する。
[従来の技術] 例えば第2図に示すような自動車用のプラスチック成形
で作られた操作ボタン1において、黒色のボタン本体2
に、rTEMPJや「△」の白色の表示記号へを設ける
のに、従来は表示記号Aを白色塗料の印刷により行って
いた。
しかし、この印刷による表示記号Aはボタン1を指先で
操作するので、経時的に変色し又は消えることが多い。
これに対し、レーザー光は黒糸塗装層で吸収され、白糸
塗装層で反射される原理に基づき、レーサー光によりボ
タン本体2に表示記号Aを浮き出させる技術が知られて
いる。
すなわち、第3図に示すようにボタン本体2の上面に白
色塗料の第1層3を形成し、その第1層3の上面に黒色
塗料の第2層4を形成し、レーサー光を照射して第2層
4を部分的に焼き取り、その焼き取って得られた溝部7
により第1層3上に表示記号Aを浮き出させるようにし
ている。
[発明が解決しようとする課題] 近時、顧客からボタン1の色調に、単なる黒色でなく例
えば赤味がかった黒色とか、青味がかりた黒色等の要望
がある。
これに応するため、第2714の黒色塗料に例えば赤色
の着色顔料を配合している。しかし、レーザー光により
第2層を焼き取る際に、黒色の場合は十分にレーザー光
を吸収して焼き取られるが、赤、黄、青等の配合した顔
料は吸収が悪くそのために一部が焼かれないで第2層4
の上面に残り、その残った顔料8により表示記号Aが純
白色でなく赤味がかった白色になることがある。この残
った顔料8を更に燃すためにレーザー光の照射度を大き
くすると、第1層3の表面が焼けて変色し、表面が荒れ
る。
本発明は、外層の色調に関係なく純白色の表示記号が得
られるレーザー加工によりプラスチック体に表示記号を
浮き出させる方法を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、プラスチック体の上面に白色塗料の第
1層を形成し、該第1層の上面に黒色塗料の第2層を形
成し、さらに該第2層上面に着色顔料を配合した黒系塗
料の第3層を形成し、レーザー光を照射して前記第3層
及び第2層を部分的に焼き取り、焼き取って得られた溝
部により前記第1層上に表示記号を浮き出させることを
特徴としている。
[作用コ 上記のように構成されたレーザー加工によりプラスチッ
ク体に表示記号を浮き出させる方法においては、レーザ
ー光により第3層及び第2層を部分的に焼き取ることに
より、第3層が焼き取られた際に残った顔料は、その下
の第2層の黒色塗料が焼き取られると同時に完全に燃焼
される。したがって、第1層上に顔料が残留することな
く純白の表示記号が浮き出される。
[実施例] 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図において、先ず、ボタン本体2の上面に、厚さT
1が3〜35ミクロンの白色塗料による第1層3を形成
する。一般に、照明ボタン等では白色の効果は、(イ)
日中における白色の照明度、(ロ)夜間の下からの透過
光の通る場合、の2通りがある。厚さT1が厚いと(イ
)の効果は向上するが、(ロ)の効果が劣る。また薄い
と(イ)は劣り、(ロ)は向上する。したがって、この
厚さT1は上記の目的に応じて決定する。
次いで、その第1層3の上面に、黒色塗料による第2層
4を形成する。
次いで、この第2層4の上面に、着色顔料を配合した黒
系塗料による第3層5を、第2層4との合計した厚さT
2が20〜35ミクロンになるように形成する。この厚
さT2は、あまり厚いと、レーザーにて焼き切れず、薄
いと下の層に影響が出る。
上記顔料の配合は重量%で、10%〜20%の範囲であ
り、約15%が好ましい。何故なら、10%以下では、
得られる表示記号Aは純白色で綺麗であるが、ボタン本
体2の色調に顔料を配合した効果が表れないで、外観が
悪い。また、20%以上では、外観は良いが、焼は残っ
た顔料(第3図の符号8)により、表示記号Aに色が付
いて好ましくないからである。
最後に、レーザー光を照射して第3層5及び第2層4を
部分的に焼き切って溝部6を形成し、この溝部6により
第1層3に表示記号へを浮き出させる。この際、第3層
に配合された顔料か焼は残っても、第2層4の塗料と共
に完全に焼き尽されるので、第1層3の上面に顔料が残
ることがなく、したがって、純白色の表示記号Aが浮き
出される。
[発明の効果コ 本発明は、以上説明したように構成されているので、着
色顔料の焼は残りをなくして純白色の表示記号を浮き出
させることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施態様を説明する断面図、第2図
は本発明が実施される操作ボタンの一例を示す斜視図、
第3図は従来の方法を説明する断面図である。 A・・・表示記号  2・・・ボタン本体3・・・第1
層  4・・・第2層  5・・・第3層  6・・・
溝部 茅3回 輩1図 y2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プラスチック体の上面に白色塗料の第1層を形成し、該
    第1層の上面に黒色塗料の第2層を形成し、さらに該第
    2層上面に着色顔料を配合した黒系塗料の第3層を形成
    し、レーザー光を照射して前記第3層及び第2層を部分
    的に焼き取り、焼き取って得られた溝部により前記第1
    層上に表示記号を浮き出させることを特徴とするレーザ
    ー加工によりプラスチック体に表示記号を浮き出させる
    方法。
JP9498590A 1990-04-12 1990-04-12 レーザー加工によりプラスチック体に表示記号を浮き出させる方法 Pending JPH03293063A (ja)

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JPH03293063A true JPH03293063A (ja) 1991-12-24

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6181017B1 (en) 1999-04-14 2001-01-30 Advanced Micro Devices, Inc. System for marking electrophoretic dies while reducing damage due to electrostatic discharge
JP2010221183A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Maruwa Denshi Kagaku Kk 塗装方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6181017B1 (en) 1999-04-14 2001-01-30 Advanced Micro Devices, Inc. System for marking electrophoretic dies while reducing damage due to electrostatic discharge
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