JPH0329304Y2 - - Google Patents

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JPH0329304Y2
JPH0329304Y2 JP8199085U JP8199085U JPH0329304Y2 JP H0329304 Y2 JPH0329304 Y2 JP H0329304Y2 JP 8199085 U JP8199085 U JP 8199085U JP 8199085 U JP8199085 U JP 8199085U JP H0329304 Y2 JPH0329304 Y2 JP H0329304Y2
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JP
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cylinder
piston
connecting body
oil
piston rod
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JP8199085U
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  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
  • Actuator (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えばコークス炉等における多数
の吸排気弁を開閉操作するための弁開閉装置にお
いて、吸排気弁とそれの駆動装置とを連結する連
結体の途中に介設されるテンシヨナに関するもの
である。
(従来の技術) 従来コークス炉の吸排気弁は、例えばチエーン
や連結棒等の連結体によつて油圧装置のような駆
動装置に連結され、それの動作により開閉されて
いる。連結棒は、熱の影響で伸縮し、チエーンに
変化が生じる。張力が変化すると、炉の多数の弁
の動作の同調がとれず、また過度の緊張による連
結体の破断事故につながる。このため、連結体の
張力は、作業員が逐次ターンバツクルにより調整
していた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の弁開閉装置にあつては、連結体の張
力調整に人手を要し、また常時の頻繁な張力調整
は不可能であるという問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案においては、上記従来の問題点を解決す
るため、炉20の吸排気弁21とそれの駆動装置
22とを連結する連結体23の一方に接続された
密閉シリンダ2と、このシリンダ2の一端のふた
4を出入自在に貫通し、シリンダ2内の一端には
ピストン5が固着され、外方端は連結体23の他
方に接続されたピストンロツド7と、一端がこの
ピストンロツド5の途上に固着され、前記シリン
ダ2の外側に軸線方向相対移動自在に被挿された
外筒8と、シリンダ2の外周に挿入され、一端が
シリンダ2の一端に、他端が外筒8の他端に夫々
係止された押ばね9とを具備し、ピストン5に
は、ポペツト弁11を介してシリンダ2内のピス
トン5の両側油室2a,2bを連通する油通路5
aを有する構成とした。
(作用) 連結体23が熱膨張により伸びれば、押ばね9
の復元力によりロツド7がシリンダ2内に押込ま
れ、連結体23のたわみを吸収する。この間、ピ
ストン5は第1図において左方へ押され、左側油
室2aを縮小する。左側油室2a内の油は、徐々
に、ポペツト弁11を抵抗なく通り、油通路5a
を経て右側油室2bに移動する。このようにし
て、連結体23の張力は常時自動的に一定に調整
される。
一方炉20の吸排気弁21を開閉するために、
連結体23が駆動装置22に引かれる場合、その
牽引速度は、熱膨張による変位に比して相当に大
きいので、右側油室2bから左側油室2aへ移動
しようとする油の流通抵抗により、ポペツト弁1
1が閉じ、油通路5aを閉鎖する。従つて、ピス
トン5は移動できず、シリンダ2とロツド7は剛
体化、駆動装置22の牽引動作を確実に各吸排気
弁21に伝える。
(実施例) 本考案のテンシヨナ1は、炉20の多数の吸排
気弁21,21…と、これを開閉動させる駆動装
置22とを連結する連結体23の途上に1または
複数個介設される。第2図の実施例では、連結棒
23aやチエーン23bの如き連結体23が駆動
装置22に接続されており、チエーン23bは炉
20を包囲するように4個のスプロケツト24に
掛回されている。そして、4つのテンシヨナ1
が、各連結棒23aの両端付近に設置されてい
る。
テンシヨナ1は、例えば第1図のように構成さ
れる。第1図において、シリンダ2は、両端にふ
た3,4を備え、内部に挿入されたピストン5に
よつて左側油室2aと右側油室2bとに区画され
ている。
ふた3の外側には、チエーンの如き連結体23
の一端に接続される引手3aを有する。ふた3の
内部には、シリンダ2の左側油室に連通する油タ
ンク3bを有し、この油タンク3bは、オイルレ
ベラ6の通気孔を介して外気に連通している。
ピストンロツド7は、ふた4を摺動自在に貫通
して外方へ延出し、外方端には、図示しないター
ンバツクルを介してチエーン等の連結体23の他
端が接続される。
外筒8は、シリンダ2の外側に軸線方向相対移
動自に被挿され、一端のふた8aは、ピストンロ
ツド7の中間部に固着されている。
押ばね9は、シリンダ2と外筒8との間に嵌め
込まれ、一端がシリンダのふた4の外側に、他端
が外筒8の他側に夫々係止され、常時シリンダ2
を外筒8内に引込むように付勢している。
アジヤストボルト10は、外筒のふた8aを貫
通して螺挿され、先端がシリンダのふた4の外側
に当接している。
ピストン5には、それの左右の油室2a,2b
を連通する油通路5aが形成され、この油通路5
aの途上には、ポペツト弁11が設けられてい
る。ポペツト弁11は、油通路5a内の無の急速
な流れを感知して動作し、油通路5aを閉鎖する
ものである。油通路5aの両端部には、油中のじ
んあいによるポペツト弁11の動作不良を防止す
るためのフイルタ12,12が取付けられてい
る。
この実施例の場合、設置にあたつて、想定され
る連結体23の熱変位置に合わせて、装置の全長
を伸縮調整し、ばね9の復元力により連結体23
に所定の張力を与えておく。
連結体23のうち、特に連結棒23aが熱膨す
れば、押ばね9が徐々に復元してピストン5がゆ
つくりと、図において左方へ移動し、また収縮す
れば、押ばね9を縮めてピストン5が右方へ移動
する。いずれの場合もピストン5の変位が緩慢で
あるため、ポペツト弁12は作動せず、油は油通
路5aを通つて左右の油室2a,2b間を抵抗な
く流通する。これで連結体23のチエーン23b
に、連結棒23aの伸縮に無関係に所定の張力が
付与される。
これに対して、炉20の弁21を開閉させるべ
く、駆動装置22により、連結体23が引かれる
と、ピストン5が急速に右方へ変位しようとする
が、油圧抵抗により油通路5aのポペツト弁11
が閉じ、ピストン5の変位を拘束する。従つて、
このテンシヨナ1は、剛体同様に作用し、駆動装
置22の動作を確実に弁21へ伝える。
なお、ピストン5の移動による油の過不足は、
油タンク3bへの油の出入りにより補われる。
(考案の効果) 以上のように、本考案においては、連結体23
の熱変位等による緩慢な伸縮を吸収して、常時連
結体23に適当な張力を付与し、弁開閉の動作不
良を有効に防止する。
駆動装置22の動作時には、ピストン5の動き
を拘束して、それの動作を確実に弁21に伝える
ことができる。
また、全体が小型軽量で、常時の連結体23へ
の負担を軽減することができ、さらには運搬、設
置作業を楽にすることができる等の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のテンシヨナの一例を示す一部
切欠正面図、第2図は取付状態を示す概略的平面
図である。 1…テンシヨナ、2…シリンダ、2a,2b…
油室、4…ふた、5…ピストン、5a…油通路、
7…ピストンロツド、8…外筒、9…押ばね、1
1…ポペツト弁、23…連結体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炉の吸排気弁とそれの駆動装置とを連結する連
    結体の途上に介設されるテンシヨナであつて、連
    結体の一方に接続された密閉シリンダと、このシ
    リンダの一端のふたを出入自在に貫通しシリンダ
    内の一端にはピストンが固着され外方端は連結体
    の他方に接続されたピストンロツドと、一端がこ
    のピストンロツドの途上に固着され前記シリンダ
    の外側に軸線方向相対移動自在に被挿された外筒
    と、シリンダ外周に挿入され一端がシリンダの一
    端に他端が外筒の他端に夫々係止された押ばね
    と、前記シリンダ内のいずれかの油室に連通する
    と共に上部が外気に連通した油タンクとを具備
    し、前記ピストンには、ポペツト弁を介してシリ
    ンダ内のピストンの両側油室を連通する油通路を
    有する炉の吸排気弁開閉装置用テンシヨナ。
JP8199085U 1985-05-31 1985-05-31 Expired JPH0329304Y2 (ja)

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JPS61199540U JPS61199540U (ja) 1986-12-13
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