JPH0329228A - 真空遮断器 - Google Patents

真空遮断器

Info

Publication number
JPH0329228A
JPH0329228A JP16346289A JP16346289A JPH0329228A JP H0329228 A JPH0329228 A JP H0329228A JP 16346289 A JP16346289 A JP 16346289A JP 16346289 A JP16346289 A JP 16346289A JP H0329228 A JPH0329228 A JP H0329228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing
fittings
end plate
circuit breaker
vacuum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16346289A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Aoki
伸一 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP16346289A priority Critical patent/JPH0329228A/ja
Publication of JPH0329228A publication Critical patent/JPH0329228A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁歪振動による騒音を低減する真空遮断器
に関するものである。
〔従来の技術〕
第7図は例えば実公昭60−29151号公報に示され
た従来の磁歪振動防止形の真空遮断器を示す一部破断し
た側面図であシ、図にかいて、1a*1bは絶縁筒、2
a〜2dは封着金具、4aは固定側端板,4bは可動側
端板、5はペローズで、これらは真空容器を構成してい
る。また、6aは固定電極、6bは可動電極、7は両電
極6ae6bから絶縁して支持された中間シールドで、
9ae9be10a,10bは夫々補助シールドである
ここで封着金具2a〜2dは、熱膨張係数αが絶縁筒1
 a e 1 bのガラスと同等のFe  Ni  C
oまたはF e −N 1またはFe−Cr合金で作ら
れ、比透磁率μ.がμ8≧100なる強磁性体である。
また、各端板4&@4b%ペローズ5.電極6ae6b
 e中間シールド7,補助シールド9a.9b.10a
.10bは、通常、オーステナイト系ステンレス鋼.純
銅,銅合金などで作られ、比透磁率μ −.−1なる非
磁性体1たはμ,≧lなる弱磁性体で構成されている。
また、上記各部材1a〜10bで構成された真空遮断器
に交流電流を通電すると、固定電極6ae可動電極6b
の軸を中心として円形の交番磁界が生じ、この交番磁界
によシ強磁性体である封着金具2a〜2dが磁歪現象の
ため円周方向に伸縮して振動し、騒音を発生する。この
ため、第8図,第9図に示すように、各封着金具2a〜
2dの外周に永久磁石11a〜11dをN極とS極とが
、交互に接するように4個づつ接着し、さらに、永久磁
石11a〜11dの外周に強磁性体の継鉄12a〜12
dを図示のように接着している。従って、封着金具2a
についてみると、lの永久磁石11a→封着金具2a→
他の永久磁石11a→継鉄12a→1の永久磁石11a
となる直流磁気回路が4個形成され、強磁性体である封
着金具2a〜2dと継鉄12a〜12dは円周方向に磁
気飽和状態を呈している。つまシ、強磁性体であυなが
ら比透磁率μ,はμ,Σ1となシ、実効的に空気のそれ
と同程度になっている。
次に動作について説明する。従来の低騒音形真空遮断器
では、封着金具2a〜2dは強磁性体であるが、永久磁
石11a〜ffd ,継鉄12a 〜12dによって磁
気飽和状態に保持されているため、真空遮断器に通電し
た場合に発生する円形交番磁界に対しては、非磁性的に
比透磁率μ8ヱ1に近い状態を呈し、磁歪現象を示さな
い。
たとえば,定格電流3 0 0 0Aを通電した真空遮
断器において、封着金具2a〜2dから約1mlltれ
た位置での騒音測定結果は44〜46dBであシ、永久
磁石11a〜11dも継鉄12a〜12dも装着しない
場合の騒音69〜7 0 dBと比べて騒音レベルが低
減される。
ところで、真空遮断器は通常3相交流回路用として3本
セットで使用され、通電,遮断.絶縁,投入の4つの機
能.動作が必要である。封着金・具2a〜2dに作用す
る交番磁界には上記円形磁界だけでなく、他相の影響や
導体配置などの影響によう、軸方向磁界や横方向磁界に
もさらされる。また、第3高調波などの商用周波(50
または60Hz)に対する高調波電流成分も含筐れるの
で、封着金具や永久磁石.継鉄の磁歪振動や発熱は避け
られない。しかも,開閉動作に伴って、封着金具は機械
的衝撃(通常、その加速度はIOOOG以上)を受ける
が、永久磁石11a〜11dや継鉄12a〜12dの重
量が追加されるので、ガラスと封着金具2a〜2dとの
封着界面には過大な応力が発生することは避けられない
。加えて、継鉄12a〜12dの追加によシ真空遮断器
の充電部直径が大きくなるため、沿面長が同じ絶縁筒に
訃けるコロナ開始電圧が低下した夛、真空遮断器が大型
化することも避けられなかった。更に、従来の低騒音形
真空遮断器は,封着金具2a〜2dにコバールなどが用
いられておシ、耐食性が不充分であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の真空遮断器は以上のように構成されているので、
開閉動作時の機械的衝撃の振動によって、永久磁石11
a〜11dや継鉄12a〜12dが封着金具から脱落し
たシ、絶縁筒ガラスの封着界面が破損し易くなるほか,
封着金具2a〜2d ,永久磁石118〜11d,継鉄
12a〜12dなどの強磁性体が交番磁界によシ発熱す
るので、真空遮断器の温度上昇を、規格内に収めるため
には真空遮断器を一層大形にすることが必要になるなど
の課題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので,永久磁石や継鉄を使用せずに,簡単な構造で、
しかも磁歪振動音を全く生じない真空遮断器を得ること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る真空遮断器は、固定1l端板かよび可動
側端板と絶縁筒との間に介在される封着部材を、封着後
の常温における比透磁率を1として、これを上記絶縁筒
に対し高融点の銀を含む金属ろうで、上記各端板に気密
封着したものである。
〔作用〕
この発明にかける嶌空遮断器は、絶縁筒との封着部材を
比透磁率が1の非磁性材料で形成し、真空容器虜成部材
から一切の強磁性材料を排除することによb1商用周波
やその高調波あるいは高周波(数100HZ以上)の交
番磁界中においても、磁歪現象や発熱現象を生じるのを
抑え、過酷な使用環境においても、真空容器の腐食が起
vm<する。
〔発明の実施例〕
以下に、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図に釦いて、1a,1bは両端面がメタライズされた
92優アルミナからなる絶縁筒、2a〜2dは61Ni
−21Cr−2Fe−9Mo−その他などの高ニッケル
●クロム鋼からなる非磁性金属の封着部材としての封着
金具、3a〜3dは融点が600℃以上の銀を含む金属
ろう、4a.4b>よび5はオーステナイト系ステンレ
ス鋼からなる固定側端板、可動側端板およびベローズで
、これらの端板4a,4bと各封着金具2 a −? 
2 d s可動側端板4bとべローズ5とがそれぞれ図
示しない銀を含むろうでろう付けされたシ、溶接された
ルして気密封止されている。従って、真空容器の構成材
料はすべて比透磁率μ,≧1なる非磁性体で形成されて
いる。また、これ以外の構成部品である固定電極6ae
可動電極6b.中間シールド1.補助シールド9aib
−10m.10bは銅,銅合金,オーステナイト系ステ
ンレス鋼などからなるので、真空遮断器の構成材料から
強磁性材料は一切排除されている。
次に、動作について説明する。まず、電極軸を流れる電
流によシ作られる円形磁界の強さHは、封着金具2a〜
2dの半径r=0.075mの位置にかいて、通電電流
I=300OAの場合、H=I/2fr=3000/2
πX0.075キ6,370  [:AT/rn]とな
るが、各封着金具2a〜2dは非磁性体で、その比透磁
率がμsよ1であるので、封着金具2a〜2dの体内を
通過する磁束密度Bは附近の真空中または空気中の値と
同じで、 B= 4gX10−’Hキ80X10”[wb/m”〕
=80ガウスにすぎないう従って、非磁性体である封着
金具2a〜2dは磁歪振動を起すことなく、振動騒音を
゛全〈発生することがない。そのうえ、上記の交番磁界
下にかいて、非磁性体である封着金具2a〜2dは全く
発熱することがない。騒音の実測では、通電電流が60
Hz .I=300OAの場合は、暗騒音との有意差は
見出せなかった。1た、60Hz.3000Aの基本波
に180Hz .IOOAの高調波成分電流を重畳した
場合は、暗騒音よルも微かに増加するものの、従来形よ
シも格段に優れている。さらに、封着金具2a〜2dの
温度上昇試験や塩水噴霧試験に訟いても、第6図の表図
に示すように、従来形ようも格段に優れた性能を有する
また、第l図の実施例の真空遮断器では、これの開閉動
作時に衝撃加速度1000Gを生じるが、規定の動作回
数寿命1万回に充分に耐えるとともに、従来の低騒音形
真空遮断器で生じた外沿面でのコロナ開始電圧の低下も
起らないことを確認した。
なか、上記実施例では非磁性の封着金具として、高ニッ
ケル●クロム鋼( 6 1Ni −2 1Cr−2Fe
 −9Mo一その他)の真空遮断器を示したが、銀を含
む融点600℃以上の金属ろうで封着された後の室温に
おける比透磁率μ8がμ.≧1である封着金具であって
もよい。つtシ、圧延加工等によF) p8> 1にな
っても、上記の封着後の常温でμ −lであればよい。
たとえば、オーステナイト系ステンレス鋼(Ni 12
−22%.Cr 10 〜18%.Fe75%以下)で
もよく、耐食真空寿命の安定性からMoが1.2%以上
を含むものが望ましい。また、高ニッケル●クロム鋼(
Ni 50%以上.Cr18〜30%e F e 1 
%以上)は上記のオーステナイト系ステンレス鋼よbも
熱膨張係数がアルミナのそれに近く、非磁性封着材とし
て優れている。そしてニッケル鋼合金(Ni 63=7
0%,Cu 32 〜21% .Fe 2.5%以下.
胤2嘩以下)・或はチタン(99%以上)でもよく、上
記実施例と同様の効果を奏する。
また、この発明の真空遮断器における封着金具2a〜2
d、絶縁筒1a,lbおよび融点600℃以上の金属ろ
うの主成分である銀について、比透磁率μ.,熱膨張係
数α,抗張力σB,溶融銀による粒界侵食の有無,耐食
性などの諸特性、訃よび真空遮断器の評価試験結果を上
記第6図に示し、ここで比較のため従来例の封着金具と
ガラス絶縁筒の特性を併せて示した。アルミナの絶縁筒
1a.1bは圧縮には極めて強いが、引張応力には弱い
ので、封着後の残留応力は、絶縁筒1a.1bに圧縮力
が、封着金具2a〜2dに引張力が残るようにするため
、封着金具2a〜2dの熱膨張係数はアルミナのそれよ
シも大でなければならない。また、真空遮断器の開閉時
の衝撃力が封着部に加わるが、この衝撃力によって封着
金具2a〜2dの封着部は変形しないことが必要である
。このため、封着金具2a〜2dの抗張力はろう材の主
成分である銀のそれよシも大でなければならない。そし
て、封着温度で封着金具2a〜2dに引張応力が残留す
るとき、従来の真空遮断器ではコパール(29Ni−1
7Co−54Fe−0.9Mn)のように、溶融銀によ
シ粒界侵食を生じるものは、採用を避けねばならない。
この発明の低騒音形真空遮断器は、比透磁率μ51?l
で、しかも溶融銀による粒界侵食が生じることなく、且
つ使用環境に対する耐食真空寿命の優れた封着金具でな
ければならない。このアルミナの絶縁筒1m.1bのメ
タライズされた両端部に融点600℃以上の銀を含む金
属ろうで気密封着された第1図〜第4図の真空遮断器を
、種々の封着金具を用いて製作し、騒音,封着金具2a
〜2dの温度上昇,封着金具2a〜2dの引張破壊強度
訟よび塩水噴霧試験による腐食真空寿命試験を実施した
結果も、第6図の表図に示す通シである。これによれば
、この発明の真空遮断器は、従来の封着金具ようも優れ
た低騒音性を有し、しかも温度上昇が低くて、よう大電
流用高周波用に適し、耐食真空寿命も優れていることが
分かる。
第2図乃至第5図はこの発明の他の実施例を示し、第2
図および第3図は、第1図と同様の、封着金具2ae2
bと固定側端板4aおよび可動側端板4bとを別々に設
けた別段形であシ、第4図および第5図はこれらの各端
板4a*4bを一体化した一体形である。そして、第2
図は絶縁筒1の外側面にメタライズ面を形成してあシ、
第3図乃至第5図は、第1図と同様に絶縁筒1の両端面
にメタライズ面を形成してある。1た、第2図乃至第4
図は商用周波定格電流を3000A用として、第5図は
同じ(600A用としてそれぞれ構成され、絶縁筒1.
1ae1bの直径寸法と、封着金共2a.2bの熱膨張
係数や抗張力との相対関係によシ、真空遮断器を任意の
大きさとすることができる。さらに、真空容器内に配設
される電極やシールド類の部材も非磁性材料とすること
によシ、磁歪や発熱を一層能率的に抑えることができる
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば低騒音形の真空遮断器
を非磁性の封着部材で形成し、この封着部材の端部をメ
タライズされた絶縁筒に対して銀を含む金属ろうで封着
したので、真空容器にかける強磁性材料を全て排除でき
、その結果、磁歪振動を完全に抑えて、低騒音化が図れ
るほか、交番磁界による発熱もなく、堅固で耐食真空寿
命の優れたものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による真空遮断器を示す縦
断面図、第2図乃至第5図はこの発明の他の実施例を示
す真空遮断器の縦断面図、第6図は真空遮断器の評価試
験結果を示す表図、第7図は従来の真空遮断器を示す一
部を破断した側面図、第8図は第7図の要部の一部を示
す平断面図、第9図は第7図の要部の全体を示す平断面
図である。 1a.1bは絶縁筒、2a〜2dは封着金具(封着部材
)、3a−v3dは金属ろう、4aは固定側端板、4b
は可動側端板、6&は固定電極、6bは可動電極。 なお、図中、同一符号は同一 又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 固定電極および可動電極を内部に収容して真空容器を形
    成する絶縁筒と、上記真空容器の両端を塞ぐ固定側端板
    および可動側端板と、少くとも上記固定側端板および可
    動側端板と上記絶縁筒との間に連設した封着部材とを備
    えた真空遮断器において、上記封着部材を封着後の常温
    における比透磁率を1とし、これを上記絶縁筒に対し高
    融点の銀を含む金属ろうで、上記固定側端板および可動
    側端板に気密封着したことを特徴とする真空遮断器。
JP16346289A 1989-06-26 1989-06-26 真空遮断器 Pending JPH0329228A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16346289A JPH0329228A (ja) 1989-06-26 1989-06-26 真空遮断器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16346289A JPH0329228A (ja) 1989-06-26 1989-06-26 真空遮断器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0329228A true JPH0329228A (ja) 1991-02-07

Family

ID=15774339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16346289A Pending JPH0329228A (ja) 1989-06-26 1989-06-26 真空遮断器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0329228A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5294761A (en) * 1991-11-11 1994-03-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Vacuum interrupter

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5294761A (en) * 1991-11-11 1994-03-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Vacuum interrupter

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000164084A (ja) 真空開閉装置
EP0204262B1 (en) Vacuum interrupter
JPH0329228A (ja) 真空遮断器
US4306128A (en) Vacuum circuit interrupter
JP3611855B2 (ja) 真空スイッチバルブ
US4593164A (en) Housing of a vacuum switching tube
USRE32440E (en) Vacuum circuit interrupter
JPS6029151Y2 (ja) 真空しや断器
JPH0492327A (ja) 真空バルブの接点材料
JPS6077327A (ja) 真空インタラプタ
US2960586A (en) Electrical contactor
JPS6212021A (ja) 真空インタラプタの電極
JPS63236228A (ja) 真空インタラプタ
JPS5855607B2 (ja) 真空しや断器
JPS60185320A (ja) 真空遮断器
JPS6166324A (ja) 真空インタラプタ
Innami et al. Abatement of Electromagnetic Noise of Vaccum Interrupters
JPH059888B2 (ja)
JPS6040126B2 (ja) 真空しや断器
JPH02168522A (ja) 真空スイッチ管
JPS6345722A (ja) 真空バルブ
JPS6357899B2 (ja)
JPH0447615A (ja) 開閉スイッチ
JPS58129718A (ja) 真空インタラプタ
JPS6319969B2 (ja)