JPH03291541A - 赤外線センサ - Google Patents

赤外線センサ

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JPH03291541A
JPH03291541A JP9452990A JP9452990A JPH03291541A JP H03291541 A JPH03291541 A JP H03291541A JP 9452990 A JP9452990 A JP 9452990A JP 9452990 A JP9452990 A JP 9452990A JP H03291541 A JPH03291541 A JP H03291541A
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thin film
silicon substrate
heat sink
pattern
infrared
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Makoto Uchida
誠 内田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、熱型赤外線センサに関する。
(従来の技術) 従来この種の赤外線センサは、第5図(a)、(b)に
示すようなものであった。まずシリコン基板6上にシリ
コンエツチング液に対し、耐腐蝕性を持ち、エツチング
のストッパーとして働く窒化膜2を形成し、その上に、
入射赤外線を電気信号に変換する材料のパターン1を形
成する。この変換パターン1の上に、シリコンエツチン
グ液から変換パターン1を保護する酸化膜4を形成し、
その膜の上に赤外線吸収層5を形成する。(a)図に示
すように対角線上に細長いスリット状の穴14を形成し
、この穴14からシリコン異方性エツチング液を浸入さ
せて、シリコン基板6から成るダイアフラム構造を形成
する。
ここで赤外線検出部10である薄膜は、膜の周囲を全て
シリコン基板6に接する構造となっている。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように従来の赤外線センサは、赤外線検出部1
0であり、かつ、前記変換パターン1を支持している薄
膜が、膜の周囲を全て、ヒートシンクであるシリコン基
板に接する構造となっているので、薄膜とヒートシンク
部との間のサーマルコンダクタンスが大きくなる。即ち
薄膜部分に蓄えられた熱がヒートシンクに逃げ易くなる
ので、薄膜の温度が、逃げた熱の分だけ低くなり、セン
サーの感度が低くなるという欠点がある。
(課題を解決するための手段) 本発明の赤外線センサは、絶縁薄膜上に入射赤外線を電
気信号に変換する材料パターンが形成され、その上に赤
外線吸収層が形成され、前記薄膜を周囲から支持するダ
イアフラム構造を有する熱型赤外線センサにおいて、前
記パターン自身が、赤外線検出部である薄膜をヒートシ
ンクであるシリコン基板に保持する梁となっていること
を特徴とする。
(実施例) 次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図(a)は、本発明の上面図であり、(b)図は(
a)図のA−A’断面を示す。入射赤外線を電気信号に
変換するパターン1は、シリコンエツチング液に対し耐
腐蝕性を持ち、ストッパーとして働く窒化膜の薄膜2、
酸化膜の薄膜3と、前記変換パターン1をシリコンエツ
チング液から保護する酸化膜4と、前記薄膜上にある赤
外線吸収率の高い吸収層5と、前記薄膜を周囲から支持
しているシリコン基板6から成るダイアフラム構造を為
している。
変換パターン1は、サーモパイルを為しており、熱電能
の異なる2種類の熱電材料7.8(ここではそれぞれP
型ポリシリコンとn型ポリシリコン)をアルミから成る
接点部9を介し、交互に接続したものである。熱電材料
7.8は、それ自体で赤外線検出部10をヒートシンク
であるシリコン基板6に保持する梁となっており、赤外
線検出部10とシリコン基板6との間のサーマルコンダ
クタンスを小すくシている。
2種類の熱電材料7.8は、各1本ずつで1対の熱電対
を為し、合計4対の熱電対を直列に接続している。又、
1対の熱電対の両端は、一方を前記薄膜の赤外線検出部
10、即ち温接点側に、もう一方を、前記薄膜がヒート
シンクであるシリコン基板6に支持されている部分、即
ち、冷接点側に配置しである。
第2図は、第1図において熱電材料7.8のみで支持さ
れていた赤外線検出部10が熱電材料7.8以外に、6
カ所でシリコン基板6に支持されている場合の実施例で
ある。第1図の赤外線検出部に比較し、構造的な強度が
高まっている。
第3図は、前記薄膜を含む正方形のセル11を2次元ア
レイ化した場合の実施例である。図の下側に薄膜部分の
拡大図を示す。熱電能の異なる2種類の熱電材料7.8
を接点部9を介して交互に接続したものであり、2種類
の熱電材料7.8は各1本ずつで1対の熱電対を為し、
合計6対の熱電対を直列に接続している。赤外線検出部
10は、熱電材料7.8のみで支持されている。又、1
つのセル中には上記薄膜の他に、MOSFETやCOD
などの走査回路12を含むので、上記薄膜はセル11内
部の端の方に位置している。尚、この実施例では、熱電
能の異なる2種類の材料として半導体を用いたが、異種
の金属、金属と半導体でも良い。又、薄膜の周囲には、
赤外線検出部以外への赤外線の入射を防ぐための金属層
13がある。
第4図は、前記薄膜を含も正方形のセル11を2次元ア
レイ化した場合の実施例である。図の下側に前記薄膜の
拡大図を示す。薄膜上にあるつづら折り状の変換パター
ン1はボロメータであり、電気抵抗値の温度係数が大き
い導電体から戒っている。
赤外線検出部10は、ボロメータパターンを含めた、1
0カ所の梁で支持されている。又、1つのセルの中には
、上記薄膜の他にMOSFETやCODなどの走査回路
12を含むので、上記薄膜は、セル11の内部の端の方
に位置している。又、薄膜の周囲には、赤外線検出部以
外への赤外線入射を防ぐための金属層13がある。
尚、図示はしないが、本発明は、焦電型の赤外線センサ
に対しても適用できる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は、変換パターンが、赤外
線検出部である薄膜を、ヒートシンクであるシリコン基
板に保持する梁となっているため、薄膜とヒートシンク
部との間のサーマルコンダクスが小さくできる。即ち、
薄膜部分に蓄えられた熱が、ヒートシンクに逃げ難くな
るので、薄膜の温度が下がり難くなり、センサーの感度
が高くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)はそれぞれ本発明で、赤外線検出
部10を集積回路パターンのみで支持する場合の上面図
と断面図である。 第2図(a)、(b)は、それぞれ、本発明で、赤外線
検出部10を、集積回路パターンを含む10カ所で支持
する場合の上面図と断面図である。 第3図は、本発明の赤外線センサを2次元アレイ化した
ものを示す平面図である。図の下側に薄膜部の拡大図を
示す。薄膜上のパターンはサーモパイルである。 第4図は、本発明の赤外線センサを2次元アレイ化した
ものを示す平面図である。図の下側に薄膜部の拡大図を
示す。薄膜上のパターンはボロメータである。 第5図(a)、(b)はそれぞれ従来の赤外線センサの
上面図と断面図である。赤外線検出部10は、膜の周囲
を全て、ヒートシンクであるシリコン基板6に接してい
る。 100.集積回路パターン、2・・・窒化膜、3.4・
・・酸化膜、5・・・吸収層、6・・・シリコン基板、
7・・・P型ポリシリコン、8・・・n型ポリシリコン
、9・・・アルミ、10・・・赤外線検出部、11・・
・セル、12・・・走査回路、13・・・金属層、14
・・・穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 絶縁薄膜上に入射赤外線を電気信号に変換する材料のパ
    ターンが形成され、その上に赤外線吸収層が形成され、
    前記薄膜を周囲から支持するシリコン基板から成るダイ
    アフラム構造を有する熱型赤外線センサにおいて、前記
    パターンが前記薄膜を前記シリコン基板に保持させる梁
    となっていることを特徴とする赤外線センサ。
JP2094529A 1990-04-10 1990-04-10 赤外線センサ Expired - Fee Related JP3052329B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100345174B1 (ko) * 1999-04-14 2002-07-24 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 적외선 센서 및 이의 제조방법
US8215831B2 (en) * 2004-06-09 2012-07-10 Excelitas Technologies Gmbh & Co. Kg Sensor element

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100345174B1 (ko) * 1999-04-14 2002-07-24 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 적외선 센서 및 이의 제조방법
US8215831B2 (en) * 2004-06-09 2012-07-10 Excelitas Technologies Gmbh & Co. Kg Sensor element

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