JPH03291517A - 圧電振動速度センサー - Google Patents
圧電振動速度センサーInfo
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- JPH03291517A JPH03291517A JP2405436A JP40543690A JPH03291517A JP H03291517 A JPH03291517 A JP H03291517A JP 2405436 A JP2405436 A JP 2405436A JP 40543690 A JP40543690 A JP 40543690A JP H03291517 A JPH03291517 A JP H03291517A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C19/00—Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
- G01C19/56—Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
- G01C19/5607—Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using vibrating tuning forks
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[0001]
本発明は、回転速度を検出するための装置に関する。さ
らに詳しくは、本発明は、振動型つまり音叉型の改良速
度センサーに関する。 [0002]
らに詳しくは、本発明は、振動型つまり音叉型の改良速
度センサーに関する。 [0002]
慣性空間内の予め選択した軸を中心とする回転速度を測
定するための様々な装置がある。その様な装置は、一般
にジャイロスコープと呼ばれ、あらゆる慣性航行方式の
必須要素になっている。 [0003] ジャイロスコープには、例えば、複雑で製造が難しいジ
ンバルで取り付けた回転子リングレーザ−の様なストラ
ップダウンセンサー(strapdown 5enso
rs) および末だ実験段階の光フアイバージャイロ
スコープがある。上記の速度検出装置はすべて製造が複
雑である、保守に経費がかかる、またはその両方である
。 [0004] 予め選択した軸を中心とする入力回転速度を測定するた
めのもう一つの機構は100年以上も前に開発された音
叉原理に基づいている。「ジャイロトロン」の商品名で
市販された、この原理に基づく速度センサーは、スベリ
−ジャイロスコープ社によって開発された。平衡共鳴セ
ンサーまたは音叉型のすべてのジャイロスコープと同様
に、上記の型よりもはるかに機械的にも操作の点でも簡
単なこの装置は、音叉をその中実軸を中心に回転させる
と、その音叉は回転速度と回転慣性モーメントとの積に
等しい角運動量を持つという原理に基づいて作動する。 音叉の先端の基準運動は、慣性モーメントを周期的に変
化させる。その結果、回転速度は、角運動量を保存する
ため補足する様に、周期的に変化しなければならない。 そのため、音叉型速度センサーの物理的な作用は、速く
回転する時には腕を内側に引き込み、腕を延ばすことに
よって回転速度を落とす、回転中のアイススケータ−の
動きに似ている。結局、音叉型センサーにおいては、尖
端部の半径方向で外側および内側への振動が回転振動に
変換され、その大きさは平均入力速度に比例する。 [0005] 振動共鳴型の先行技術のジャイロスコープは、不適切な
物理的設計および材料の不安定性が障害になっている。 最近、この原理を採用した、石英の様な圧電結晶性材料
から成るセンサーを開発する試みがなされている。その
様な材料を使用することによって、装置を振動させ、出
力を固有物理特性の関数として検出する限りにおいて、
装置の設計を簡略化することができる。その様な機構の
一例が、ユルゲンH,シュタウテ所有の「振動角速度セ
ンサー機構」と題する米国特許第4.524,619号
に記載されている。開示されたこの装置はこの技術にお
ける進歩は示しているが、開ループ方式であるために、
その有用性は本来制限されている。即ち、枠に固定した
共通の脚部に接続した2対の尖端部から成るその装置で
は、振動する被励振尖端対に対する反作用により引き起
こされた、出力尖端対におけるコリオリ−誘導ひずみを
その機構の出力として測定する。 [0006]
定するための様々な装置がある。その様な装置は、一般
にジャイロスコープと呼ばれ、あらゆる慣性航行方式の
必須要素になっている。 [0003] ジャイロスコープには、例えば、複雑で製造が難しいジ
ンバルで取り付けた回転子リングレーザ−の様なストラ
ップダウンセンサー(strapdown 5enso
rs) および末だ実験段階の光フアイバージャイロ
スコープがある。上記の速度検出装置はすべて製造が複
雑である、保守に経費がかかる、またはその両方である
。 [0004] 予め選択した軸を中心とする入力回転速度を測定するた
めのもう一つの機構は100年以上も前に開発された音
叉原理に基づいている。「ジャイロトロン」の商品名で
市販された、この原理に基づく速度センサーは、スベリ
−ジャイロスコープ社によって開発された。平衡共鳴セ
ンサーまたは音叉型のすべてのジャイロスコープと同様
に、上記の型よりもはるかに機械的にも操作の点でも簡
単なこの装置は、音叉をその中実軸を中心に回転させる
と、その音叉は回転速度と回転慣性モーメントとの積に
等しい角運動量を持つという原理に基づいて作動する。 音叉の先端の基準運動は、慣性モーメントを周期的に変
化させる。その結果、回転速度は、角運動量を保存する
ため補足する様に、周期的に変化しなければならない。 そのため、音叉型速度センサーの物理的な作用は、速く
回転する時には腕を内側に引き込み、腕を延ばすことに
よって回転速度を落とす、回転中のアイススケータ−の
動きに似ている。結局、音叉型センサーにおいては、尖
端部の半径方向で外側および内側への振動が回転振動に
変換され、その大きさは平均入力速度に比例する。 [0005] 振動共鳴型の先行技術のジャイロスコープは、不適切な
物理的設計および材料の不安定性が障害になっている。 最近、この原理を採用した、石英の様な圧電結晶性材料
から成るセンサーを開発する試みがなされている。その
様な材料を使用することによって、装置を振動させ、出
力を固有物理特性の関数として検出する限りにおいて、
装置の設計を簡略化することができる。その様な機構の
一例が、ユルゲンH,シュタウテ所有の「振動角速度セ
ンサー機構」と題する米国特許第4.524,619号
に記載されている。開示されたこの装置はこの技術にお
ける進歩は示しているが、開ループ方式であるために、
その有用性は本来制限されている。即ち、枠に固定した
共通の脚部に接続した2対の尖端部から成るその装置で
は、振動する被励振尖端対に対する反作用により引き起
こされた、出力尖端対におけるコリオリ−誘導ひずみを
その機構の出力として測定する。 [0006]
その様な装置が受ける誤差の中で、前置増幅器(低イン
ピーダンス電流モードまたは高インピーダンス電圧モー
ドのどちらかで運転)に伴う電子的ノイズによる誤差が
最も重要で、障害になる。この電子的出力検出方法の第
一段階は、その装置の本質的な乱世特性を確立する上で
最も重大である。乱世を改良するためにピックアップ音
叉をその出力軸に沿って被励振音叉の共鳴周波数に近い
周波数に同調させることによって、信号対ノイズ比(S
/N)を高くすることができる。この様にして、ピック
オフ音叉で発生した出力信号を、被励振音叉の励振周波
数におけるその透過率により増幅する。残念ながら、ピ
ックオフ尖端部を被励振尖端部に同調させることによっ
て得られるS/N比の上昇は、好ましくない帯域幅減衰
によって帳消しになってしまう。例えば、ピックオフ尖
端部を被励振尖端の正確な周波数に同調させると、その
結果生じる出力信号の包絡線は、一定の入力速度に対し
て、時間と共に直線的に蓄積する。そのため、その様な
装置は、内部減衰が最終的に信号を励振周波数における
定常状態振動振幅に制限するまで、速度−積分(または
変位)ジャイロスコープとして作用することになる。出
力信号(与えられた速度に対する)は、入力の周波数に
反比例するので、非常に劣った速度センサーになる。そ
の様な仮説に基づいた装置の帯域幅は、無視できるであ
ろうが、最終的にはり、C,速度入力に対して非常に強
い信号を蓄積するであろう。 [0007]
ピーダンス電流モードまたは高インピーダンス電圧モー
ドのどちらかで運転)に伴う電子的ノイズによる誤差が
最も重要で、障害になる。この電子的出力検出方法の第
一段階は、その装置の本質的な乱世特性を確立する上で
最も重大である。乱世を改良するためにピックアップ音
叉をその出力軸に沿って被励振音叉の共鳴周波数に近い
周波数に同調させることによって、信号対ノイズ比(S
/N)を高くすることができる。この様にして、ピック
オフ音叉で発生した出力信号を、被励振音叉の励振周波
数におけるその透過率により増幅する。残念ながら、ピ
ックオフ尖端部を被励振尖端部に同調させることによっ
て得られるS/N比の上昇は、好ましくない帯域幅減衰
によって帳消しになってしまう。例えば、ピックオフ尖
端部を被励振尖端の正確な周波数に同調させると、その
結果生じる出力信号の包絡線は、一定の入力速度に対し
て、時間と共に直線的に蓄積する。そのため、その様な
装置は、内部減衰が最終的に信号を励振周波数における
定常状態振動振幅に制限するまで、速度−積分(または
変位)ジャイロスコープとして作用することになる。出
力信号(与えられた速度に対する)は、入力の周波数に
反比例するので、非常に劣った速度センサーになる。そ
の様な仮説に基づいた装置の帯域幅は、無視できるであ
ろうが、最終的にはり、C,速度入力に対して非常に強
い信号を蓄積するであろう。 [0007]
本発明は、第一の特徴において、全体的に平らで、H字
形の、圧電材料製のセンサーフレームを有し、その様な
フレームが上側尖端部対および下側尖端部対を含み、そ
の様な尖端部が中間の横材に結合している型の回転速度
センサーを改良することによって、先行技術の上記の、
およびその他の欠点を克服する。その様な回転速度セン
サーは、さらに、下側尖端部のコリオリ誘導面外屈曲に
応答して下側尖端部に発生する電気信号を発するための
、上側尖端部に固定した第一の励振電極列を含む。上記
の型の回転速度センサーにおいて本発明が提供する改良
は上側尖端部のコリオリ誘導面外屈曲に反対作用するた
めの電気信号を発するための第三の制御電極列である。 その様な制御電極は、フレームの横材に隣接して上側尖
端部に固定しである。 [0008] 別の特徴として、本発明は新規なセンサーを提供する。 その様なセンサーは、予め決めた性質の慣性入力に応答
して電気信号出力を与える様に配置した、圧電材料製の
本体を有する。その様な本体には、少なくとも一つのピ
ックオフ電極を固定しである。その様な電極は、その本
体への慣性入力の影響に反対作用するための電気信号を
その本体に送る様に配置しである。ピックオフ電極から
来る信号を受け入れ、反対作用信号を発生し、それを制
御電極に与えるためのフィードバック制御回路を備えて
いる。 [0009]
形の、圧電材料製のセンサーフレームを有し、その様な
フレームが上側尖端部対および下側尖端部対を含み、そ
の様な尖端部が中間の横材に結合している型の回転速度
センサーを改良することによって、先行技術の上記の、
およびその他の欠点を克服する。その様な回転速度セン
サーは、さらに、下側尖端部のコリオリ誘導面外屈曲に
応答して下側尖端部に発生する電気信号を発するための
、上側尖端部に固定した第一の励振電極列を含む。上記
の型の回転速度センサーにおいて本発明が提供する改良
は上側尖端部のコリオリ誘導面外屈曲に反対作用するた
めの電気信号を発するための第三の制御電極列である。 その様な制御電極は、フレームの横材に隣接して上側尖
端部に固定しである。 [0008] 別の特徴として、本発明は新規なセンサーを提供する。 その様なセンサーは、予め決めた性質の慣性入力に応答
して電気信号出力を与える様に配置した、圧電材料製の
本体を有する。その様な本体には、少なくとも一つのピ
ックオフ電極を固定しである。その様な電極は、その本
体への慣性入力の影響に反対作用するための電気信号を
その本体に送る様に配置しである。ピックオフ電極から
来る信号を受け入れ、反対作用信号を発生し、それを制
御電極に与えるためのフィードバック制御回路を備えて
いる。 [0009]
本発明の上記の、およびその他の特徴および利点を、以
下に添付の図面を参照しながらさらに詳しく説明する。 図面の簡単な説明の番号に対応し、本発明の様々な特徴
を示す。説明および図面を通して、同じ番号は同じ特徴
を示す。 [0010] ここで図面に関して、図1は、本発明に係る圧電角速度
センサーの全体図である。センサー10は、2対の尖端
部、即ち上側の「コリオリ感知」被励振対12および下
側の「検出」対14から成る。この尖端部の対は、横材
16で支持してあり、この横材は、柔軟な屈曲部げ1e
xure) 20. 22によりフレーム18に固定
しである。 [0011] センサー機構は、石英の様な圧電材料の単結晶板ででき
ている。図1に示す実施形態は、2−カット板を使用し
ている。この板は、通常のエツチング技術により図に示
す配置に成形しである。 [0012] それぞれ例えばチタン−全合金製で、蒸着およびパター
ンエツチングにより成形した複数の電極がセンサー本体
に固定しである。−組の励振電極が、上側の励振尖端部
対12の上部を囲んでいる。従って、図1の線2 (a
) −2(a)における上側尖端部の断面である図2(
a)に詳しく示す様に、励振電極24.2628および
30が上側尖端部32の末端に近い表面を覆っているの
に対し、同様の励振電極34,36.38および40は
尖端部42の末端に近い表面を覆っている。センサーの
石英本体に対する各種電極の位置により、この機構の閉
ループ制御が可能になり、それに付随する利点が得られ
る。その様な閉ループ作動に必要な電気的−機械的相互
作用は、電極の配置およびそれらの電気的な相互接続に
よって異なる。電極の配線を図2(a)〜図2(c)に
示し、その効果を以下に説明する。注意すべきは、電極
の配置およびそれらの相互接続は、センサー本体に使用
する石英の結晶配向によって異なることである。しかし
、異なった電極配置を持つ別の実施形態も本発明の範囲
および精神に含まれることは明らかである。 [0013] 一組の制御電極が、被励振尖端部対12の、横材16に
隣接する所に固定しであるが、その重要性を以下に説明
する。この、横材に隣接する制御電極の位置により、構
造的な最大屈曲がこの区域で起こるので、制御信号に対
する圧電構造の応答性が最大になる。このことから、フ
ィードバック制御ループ(以下に説明する)によるセン
サー本体の制御性が高くなることが分かる。図1の線2
(b)2(b)における上側尖端部対12の断面である
図2(b)は、図1に示す2−カット石英に対する制御
電極の配置を示す。制御電極対44.46および48゜
50が上側尖端部32の対向する面で、yz面に配向し
ているのに対し、制御電極対52.54および56.5
8は上側センサー尖端部42の対向する面で、72面に
配向している。図1に示す2−カットの実施形態は、運
転に対する石英の通常の応力トランスコンダクチュア(
transconducture)に依存している。そ
の様な作用には、予め決めた尖端部の表面に制御(およ
びピックオフ)電極の対を置くことが必要である。さも
なくば、単一の尖端部(その単一表面に)に同時に起こ
る引っ張りおよび圧縮応力の結果、ゼロ化効果が起こる
であろう。その様な圧電により発生した出力および応答
のゼロ化により、装置の制御は無効になるであろう。 [0014] 図1の線2 (c) −2(c)における断面図である
図2(c)に示す様に、ピックオフ電極が下側尖端部6
0.62に固定しである。図1の実施形態に示す特別な
配置は、コリオリ誘導面外屈曲に応答して圧電検出器尖
端部60.62で発生する電流を検出する様に設計しで
ある。これらの電極のそれぞれは、検出尖端部と同じ長
さを持っている。以下の説明で明らかな様に、横材16
に隣接するピックオフ電極は、短くすると、本発明の範
囲内で、すぐ後の信号処理を行なうための電圧ピックオ
フとして利用できる。 [0015] 図2(C)に示す様に、ピックオフ電極対64.66お
よび68.70は、ピックオフ尖端部60の対向する面
でyz面に位置しているのに対し、電極対7274およ
び76.78は、ピックオフ尖端部62の対向する面で
yz面に位置している。従って、図1に示す様に、圧電
石英の2−カット板で形成した振動速度センサーは、本
発明に係わる電極配置を含み、ピックオフ電極対および
制御電極対がyz面内に位置することを特徴としている
。 [0016] 図1の配置は、y−軸を中心とする回転(Ω)の入力速
度を計測するためのものである。公知の様に、音叉型の
回転センサーでは、感知尖端部は入力回転ベクトルを含
む平面内で振動する。励振発振器が電圧を励振電極24
〜40に印加しxy−平面におけるセンサー尖端部32
および42を180度相外相外させる。第1および2(
b)図には、スケールファクター電極130〜144も
示しである。これらの電極は、上側尖端部32および4
2の面内(xy面)屈曲の振幅に関してフィードバック
し、電極24〜40に与えられる励振信号を調整するた
めの信号を与える。このスケールファクター電極の作用
の詳細については後で、特に図7 (a)〜図7(d)
に関連して説明する。 [0017] この技術においては、フレーム18がy−軸を中心に回
転する際、振動する上側尖端部32および42には、等
しいが反対方向のコリオリ加速度がかかる。シュタウテ
の特許に示されている型の開ループ振動回転センサーで
は、下側尖端部対14に誘導されるひずみを、回転速度
の尺度として使用している。即ち、上側尖端対12にか
かるコリオリの力に応答して、圧電性の下側尖端部60
および62で発生する信号を「解読」して回転を測定す
るのである。上に述べた様に、その様な開ループ方式は
、帯域幅とS/N比との間の、固有で、好ましくない交
換的限定のために、あまり役に立たない。 [0018] 本発明は、センサー10による、力を再調整した、閉ル
ープ制御機構を利用して、先行技術のこの重大な欠点を
克服するものである。その様な機構により、制御電極4
4〜58を介して、矯正的な信号を与え、下側尖端部を
上側尖端部に密接に(事実、正確に)同調させ、S/N
比を高くすることができる。従って、帯域幅は犠牲にな
らず、出力S/N比の品質は帯域幅に依存しない。むし
ろ、明らかな様に、制御電極44〜48がサーボループ
により励振され、ピックオフ尖端部60および62に誘
導される応力を常にゼロに保つので、下側尖端部を上側
尖端部の振動周波数に同調させることができる。従って
、速度測定の帯域幅を必要なだけ高くすることができる
。 [0019] 図3は、本発明のセンサー10の閉ループ制御のための
、フィードバック機構のブロックダイアダラムである。 公知の様に、y−軸を中心とする入力速度により、2一
方向にコリオリの加速度が生じる(頁の中に、および頁
から外に、尖端部32および42は反対方向に屈曲する
)。コリオリの加速度から生じた、上側尖端対12に作
用する力は、下側尖端対14に機械的に結合しており、
測定可能な応力T。を生じる。石英の圧電特性が、ピッ
クオフ電極64〜78の配置および位置との協同作用に
より、この機械的な応力を検出可能な電気的(電圧また
は電流)信号に変換する。図3に示す閉ループ制御機構
に関してみると、励振される上側尖端対12にかかる力
に対する下側尖端対14の機械的な反作用により生じる
応力T は、測定可能な、電流または電圧のどちらかの
電気信号S (Tc )として検出されるが、その様な
変換は圧電ピックオフ変換に1により表わされる。ピッ
クオフ変換モデルに1は、結晶性センサー本体の圧電特
性と組み合わせて制御電極の位置および電気的な相互接
続により決定される。以下に詳しく説明する様に、図1
および図2の2−カット板の下側尖端部におけるピンク
オフ電極は、応力Tcを示す電流を検出するために配置
しであるのに対し、図4および図5のX−カット石英セ
ンサーのピックオフ電極は、電圧を検出するために配置
しである。従って、圧電ピックオフ変換関数に1は本発
明の、図に示す2−カット実施形態に対しては電流を与
えるのに対し、同じ関数がX−カットの実施形態に対し
ては電圧を与える。どちらの場合も、本発明を先行技術
から区別する原理は同じである。 [0020] 電気信号5(T)を、電気的変換関数に2の増幅器に送
り込む。この増幅器は、電流(図1および図2の2−カ
ット実施形態)または電圧(図4および図5のX−カッ
ト実施形態)入力のどちらかに応答して電圧出力Vを与
える様な機構になっている。どちらの場合も、この増幅
器は非常に高い利得を与える。即ち、その出力は、非常
に小さな電流または電圧入力の存在に対して敏感である
。増幅器の設計に関しては、高入力インピーダンス装置
は「電圧励振」の実施形態に使がある)は電流励振装置
に使用する。 [0021] 増幅器の出力は、センサーの制御電極に送り込む。以下
に説明する様に、制御電極は、上側尖端部の面外屈曲が
力再調整機構の様式で反対作用を受ける様に、センサー
本体に関して配置する。 [0022] 即ち、電圧Vは、尖端部にかかる正味の機械的応力を排
除する様に、制御電極(どちらの実施形態でも)に印加
する。下側尖端部にかかる機械的応力を、上側尖端部が
感知したコリオリ加速度を反対作用させることによって
ゼロにするのに必要な電圧Vは、直接変換後、回転の入
力速度を与える。 [0023] 電圧Vは、電圧Vの効果をかたどる圧電制御変換に3を
通してフィードバックし、制御電極回路を通して上側尖
端部の機械的構造に印加する。即ち、K3は、制御電極
に電圧Vを印加することによって上側尖端部にかかる、
反対作用で相殺する応力に相当する。年輪、これは、セ
ンサー本体の物理的構造に関して、制御電極の位置およ
び電気的な相互接続によって異なる。上に説明した様に
、K1゜K およびに3の値は二つの実施形態(2−カ
ット石英およびX−カット石英)で異なるが、その作動
モードおよび力を再調整するため制御機構の作用は本質
的に同一である。 [0024] 変換に3の出力(制御電極により上側尖端部にかかる応
力T。 )は、上側尖端部が感知したコリオリ加速度力
に反応して下側尖端部にかかる応力T。と対照される。 増幅器の非常に高い利得に2が、閉ループ機構に安定性
を与える。Tcが、制御電圧により上側尖端部に発生し
た反応力を超えている限り、誤差信号5(To−To
)は圧電ピックオフ変換機能に1を励振し続け、制御電
極に電圧信号を印加し続ける。K1の値が無限に近付い
た場合(即ち「積分利得」)にのみ考えられる、Tc
Tc ””Oの場合だけ、二つの量は等しくなる。 制御電圧は、上側尖端部にかかるコリオリの力の尺度と
なり、上に説明した様に、センサーの入力y−軸を中心
とする回転速度の尺度となる。 [0025] 図4は、本発明の別の実施形態の全体図で、センサーが
X−カット石英でできており、図5 (a) 、図5(
b)および図5(C)は、それぞれ図4の線5 (a)
−5(a) 、 5 (b) −5(b)および5
(c) −5(c)におけるこの別の実施形態の断面
図で、励振、制御およびピックオフ電極の配置を示して
いる。図1および図2の2−カット実施形態の場合の様
に、X−カットセンサー84の上側尖端部80.82は
、上側尖端部の上部近くに配置した励振電極86〜10
0および全体的にrHJ−字形のセンサー本体の横材1
18近くに配置した制御電極102〜116を有する。 前に述べた様に、上側尖端部80.82に対する励振お
よび制御電極の位置は、屈曲度が最も大きい点の近くに
制御電極を配置することによって得られる効率によって
決定される。この位置は、制御電圧信号に対する圧電性
の上側尖端部の応答が、その点で最大である限り、有利
である。 [0026] ピックオフ電極118および120は、図5(C)〜図
5(e)に示す様に、下側尖端部122および124の
対向する内側表面に配置しである。これらの下側尖端部
はそれぞれ、関連するピックオフ電極を収容するための
、狭くなった中央部に向かって傾斜が付いている。下側
尖端部122および124の特殊な形状およびその様な
狭くなった部分に配置したピックオフ電極により、上側
尖端部80および82のコリオリ加速度により誘導され
た応力に対する下側尖端部122および124の機械的
な反作用により造り出される信号出力が最大になる。 [0027] 前に説明した様に、電極の配置、および圧電性尖端部に
応力を誘導する電圧をかけ、そこに発生する応力により
誘導された電気信号を検出するための電極間の相互接続
が、センサー本体の結晶構造との組み合わせで作用し、
図3に示す再調整閉ループ制御図により、振動速度セン
サーを作動させるのに必要な入力および出力を与える。 図6は、α石英の弾性圧電誘電マトリックスと呼ばれる
型の標準結晶特性図である。α石英は、その圧電性がβ
石英よりも優れているので、センサーの加工に適してる
。年輪、その図は、「丸」同土間の相互接続が結晶構造
に対する変数の影響の相対的な規模を示す、という標準
的な取り決めを採用している。即ち、黒丸を正の量とし
て、それに接続した同じ大きさで中空の丸は、大きさが
等しく、反対の符合の影響を示し、より大きな中空丸内
の黒丸は、はるかに大きな規模の影響を示す。 [0028] 図6に関して、α石英の圧電特性を、番号126のブロ
ック内の丸の配置により図式的に示す。電界E、および
変位界り、が三列の丸を特徴付け、各界は、図1および
図4の座標系が示す、対応する軸に沿って配列している
。圧電図126の最初の三つの欄は、示された方向で結
晶にかかる縦方向の応力σ、またはひずみε、を示すの
に対し、最後の三つの欄は、図1および図4の座標系に
関して指示された面内で結晶にかかる横方向のびずみy
o、およびτ1.を示す。図3の閉ルIJ
IJ −プ再調整機構による、図1および図2の2−カット結
晶センサーおよび図4および図5のX−カット結晶セン
サーの、電気機械的作動の説明ではすべて、α石英の圧
電特性について述べる。本発明はα石英を加工した二つ
の実施形態に関して説明しているが、熱論、本発明は、
異なった圧電特性を持つ、β石英を始めとする他の圧電
材料を加工することもできる。その様な別の加工には、
電極の配置およびその電極間の相互接続を変える必要が
あろうが、その様な変形は本発明の範囲内に含まれるも
のであり、必要な修正は、α石英を加工した実施形態の
設計に取り入れた原理の説明から容易に判断できる。 [0029] 閉ループ作動のための電極の相互接続 [00301 再び図2(a)に関して、上側尖端部32の対向側面で
yz面に配置した励振電極26と30、および上側尖端
部42の前後面でxy面に配置した電極34と38は接
地している。上側尖端部32の前後面(xy面)にある
励振電極24と28、および上側尖端部42の電極36
と40(yz面)は、正弦波形励振電圧信号■6を受け
取る。瞬時電界の方向は、図2(a)の上側尖端部32
および42の断面内に示されている。ここで明らかな様
に、等しいおよび反対方向の電界E が、上側尖端部3
2および42のそれぞれの対向する(即ち「内側」およ
び「外側」)側面で造られ、その方向は二つの尖端部で
逆である。図6を参照すると、このことによって、上側
尖端部32および42のそれぞれの内側および外側端部
において等規模で、向き合った方向の応力が生じ、これ
らの尖端部のそれぞれの内側および外側端部を同時に「
引き下げ」および「引上げ」ることになり、その様な端
部における相対的な応力は、尖端部毎に逆である、つま
り位相が180°ずれている。その様な応力が各尖端部
を励振し、内側および外側に向けて(即ちX−軸に沿っ
て)屈曲させ、コリオリ加速度力を感知するための上側
尖端部の面外の音叉振動を起こす。 【003月 上側尖端部の面外コリオリ誘導応力は、下側尖端部60
および62に、それに反応した面外屈曲を起こす。下側
尖端部60および62がyz平面で屈曲するとそれらの
尖端部のそれぞれの前後で、等しい、または反対の符合
の剪断応力γ7.Z、が生じる。応力の方向が向き合っ
ている場合は、ある与えられた時間で、一方の端部が圧
縮され、他方が引っ張られているのである。図6を参照
して、符合が等しいおよび反対の変位電荷界D が、屈
曲の最中に下側尖端部のそれぞれの前後端部で発生する
。前に述べた様に、yz平面にある、2−カット実施形
態のピックオフ電極は下側尖端部60および62の長さ
にわたって延びており、図2(C)に示す様に、電極6
4,70.74および76は接地しであるのに対し、電
極66.68.72および78は下側尖端部60および
62に関して、それらに向き合って配置されており、電
流合計点79と連絡している。下側尖端部のそれぞれの
向き合った側で電極が接地しであるため、下側尖端部6
0および62の側面におけるピックオフ電極対同士の間
で、同一符合の電流が流れる。これらの流れは、合計さ
れて、図2(C)に示す様に、上側尖端部が検出したコ
リオリの力に応答して、下側尖端部に誘導される応力を
示す出力電流信号を与える。図に示す様に配向した一対
の電流感知電極を使用する場合、その様な信号は誘導さ
れる電流の4倍になる。従って、図2(c)に示す様な
電極配置は、図3に示す制御機構の変換機能に1を行う
。 [0032] 制御電極は図2(b)に示す様に配置しである。上側尖
端部32および42のそれぞれに取り付けた2組の制御
電極対は、電極の接地に関する限り、図2 (c−1,
53− )に示すピックオフ電極と同じ様に配線する。これらの
制御電極は、上側尖端部32および42の面外応力に反
対作用する機械的応力を引き起こす電圧をかけるが、こ
れは年輪、下側尖端部60および62の対に伝達される
。正弦波形の制御電圧V。が、上側尖端部の後方内側表
面に形成された非接地電極48と52、および前方外側
表面に形成された電極46と56に同時に印加される。 その結果、上側尖端部のそれぞれの前後表面におけるX
−軸方向に沿って、反対符合の電界が誘導され、その電
界の方向は、尖端部毎に逆になる。再び図6に関して、
その様な電界の分布は、各上側尖端部の前および後端部
で、大きさは等しいが反対方向の応力σ を生み出す。 [0033] この前および後端部における同時で反対方向の応力は、
コリオリ加速度力に応答して生じる上側尖端部の面外屈
曲に反対作用する。この様に、図3に関して、図2(b
)に示す制御電極配列が、上側尖端部における反対作用
応力T′oを造ることによって下側尖端部における応力
T。をゼロにするのに必要な変換に3をもたらす。従っ
て、図1および図2の配置が、この装置の2−カットα
石英実施形態の閉ループフィードバック制御を実行する
のに必要な電極配置を与える。 [0034] 図7(a)〜図7(d)は、スケールファクター電極1
30〜144の配置および相互の電気的接続を示す、上
側尖端部32および42の部分前後立面図である。尖端
部32の前後面は、それぞれ図7(a)および図7(b
)に示す。そこに示す様に、前方スケールファクター電
極130は接地してあり、前方および後方スケールファ
クター電極は導体145で接続してあり、出力電圧は後
方電極136から取り出す。上側尖端部42のスケール
ファクター電極も同じ様な配置になっている。 [0035] スケールファクター電極は、電極24〜40に印加され
た励振電圧に応答する各上側尖端部の面内振動の振幅を
測定する。二つの尖端部の表面仕上の差が異なった減衰
特性を与え得るので、振動の面内振幅は尖端部毎に変化
することがあるド排除は不完全になろう。従って、各尖
端部に対して、スケールファクター電極の組が、その尖
端部を励振する信号を調整するための入力を与える。 [0036] スケールファクター電極は、剪断応力γ により誘導さ
れた電圧E を測定すXy
yるために配置しである。上側尖端部の末端に近
い部分は、横材16に近い部分よりも、小さな剪断応力
を受ける。図6に示す様に、その様な剪断応力は、上側
尖端部32および42の長さに沿って電界E を誘導す
る。そのため、上側尖端部の、下側スケールファクター
電極130,134,138,142に近い区域と上側
スケールファクター電極132,136,140,14
4に近い区域との間の各列において、電位差が生じる。 図7に示す様な、スケールファクター電極間の位置およ
び相互接続のために、各上側尖端部の上部と下部に近い
所の剪断応力の差による積分電位差を電圧として測定す
る。 [0037] 上側尖端部の上側および下側スケールファクター電極間
の相互接続により、抽出力が生じる。即ち、スケールフ
ァクター電極136および144で引き出した電圧■s
fは、上側尖端部32および42内で誘導された積分電
位差E、のそれぞれ2倍である。そのため、スケールフ
ァクター電極配置から来る正弦波形信号は各上側尖端部
に対する正弦波形励振電圧V、の影響を明らかに示す。 従って、各上側尖端部の励振電極に印加された励振信号
を調整するために、・従来の制御回路を使用することが
できる。 [0038] ここで図4および図5(a)〜図5(e)に示すX−カ
ットα石英を使用する別の実施形態に関して、励振電極
86〜100は、上側尖端部80および82の前後表面
の内側および外側縁部に、対で配置しである。その様な
対の一つは接地しである。この様に、対になった電極8
6と92は上側尖端部80の外側縁部近くにあり、電極
対88と90は上側尖端部80の内側縁部近くにあり、
電極対94と100は上側尖端部82の内側縁部近くに
あり、電極対96と98は上側尖端部82の外側縁部近
くにある。そこで明らかな様に、二つの上側尖端部80
および82に関連する回路は、互いに鏡像の用に配線し
である。 [0039] X−カット実施形態に対する励振電極の配置により、正
弦波形励振信号を上側尖端部に印加すると、反対符合の
電界E が上側尖端部80および82の内側および外側
縁部に沿って生じ、交互の電界の方向は、尖端部毎に、
内側縁部と外側縁部において同じであることが分かる。 従って、再び図6に関して、上側尖端部80および82
のそれぞれには、その内側および外側縁部においてy軸
に沿って大きさは等しいが、反対方向の応力が同時にか
かる。上側尖端部の内側および外側縁部にその様な同時
応力がかかる結果、尖端部が交互に内側および外側に振
動することになる。即ち、尖端部は[面内J(yz平面
)振動する。上側尖端部の内側および外側縁部は同じ様
に配線しであるので、両尖端部の内側および外側の面内
屈曲は同時に起こる。その結果、励振電極86〜100
に正弦波形電圧信号を印加することにより、この装置の
作動に必要な、上側尖端部の180度位相のずれた面内
振動が生じる。 [0040] X−カット実施形態のピックオフ電極118および12
0を図5(C)〜図5(e)に示す。ここで分かる様に
、その様な電極の一つ、電極120は接地しであるのに
対し、他の、電極118は「浮いて」いて良い。回転速
度を検出する時は、下側尖端部122および124面外
に屈曲することになる。即ち、下側尖端部122および
124はxy面内で屈曲する。従って、二つの下側尖端
部122および124には、大きさが同じで反対符合の
応力γ が同時にかかる。図6にy 関して、その様な剪断応力は、下側尖端部122および
124に、y−軸に沿って大きさが等しく反対方向の電
位差を生み出す。(各下側尖端部の中央が狭くなってい
るために、下側尖端部にかかる剪断応力の影響が最大に
なり、その結果、各下側尖端部122および124内に
生じる電位差が増加する。)[0041] 導体125が下側尖端部122および124の下側つま
り末端を接続している。運転の際、電極120が接地し
てあり、下側尖端部122および124の下縁部間で相
互接続しであるために、電極118で取り出すピックオ
フ電極の電圧出力は、図6に示す大きさの倍の大きさを
持つ正弦波形信号である。従って、図5(C)〜図5(
e)に示す電極の配置は、図3に示す制御機構の変換に
1に加えるための比較的強い信号出力を与える。 [0042] X−カット実施形態の制御電極を図5(b)に示す。そ
こで分かる様に、4個の制御電極の組が上側尖端部80
および82のそれぞれを囲んでいる。さらに、2組の制
御電極が非対称的に配線してあり、上側尖端部80のそ
れぞれ前、後電極104および108、および上側尖端
部82の内側および外側電極110および114が接地
しである。運転の際、X−カット実施形態の制御電極は
、図2(a)の2−カット実施形態の励振電極と本質的
に同じ様に作動する。即ち、上側尖端部80の内側表面
と外側表面、および上側尖端部82の前表面と後表面に
配置しである電極に正弦波形電圧を印加すると、上側尖
端部80および82の前、後縁部に大きさが等しく、反
対方向の電界E が生じ、その電界の方向は二つの尖端
部で逆である。これによって、各上側尖端部の前後縁部
に、大きさが等しく反対方向の応力σ がかかり、それ
ぞれ面外(内側および外側)屈曲させ、その屈曲方向は
尖端部毎に逆になる。再び図3のフィードバック制御ル
ープに関して、図5(b)に示す制御電極の配置および
配線により、本発明のX−カット実[00431 【発明の効果] この様に、本発明は、圧電性材料から成る全体的に平ら
で、H−字形センサーフレームを含む回転速度センサー
において、非常に望ましい閉ループ制御を達成するため
の新規な機構を提供する。本発明の技術を採用すること
によって、多数の結晶配向に従ってその様なフレームを
加工することができ、その様な配向のそれぞれで、上下
尖端部対を相互に共鳴状態に同調させた時に実現する高
度の作動特性が得られる。 [0044] 本発明を好ましい実施形態に関して説明したが、これら
の実施形態に限定するものではない。本発明は請求項に
定義する内容にのみ限定され、それらと同等のものすべ
てを含む。
下に添付の図面を参照しながらさらに詳しく説明する。 図面の簡単な説明の番号に対応し、本発明の様々な特徴
を示す。説明および図面を通して、同じ番号は同じ特徴
を示す。 [0010] ここで図面に関して、図1は、本発明に係る圧電角速度
センサーの全体図である。センサー10は、2対の尖端
部、即ち上側の「コリオリ感知」被励振対12および下
側の「検出」対14から成る。この尖端部の対は、横材
16で支持してあり、この横材は、柔軟な屈曲部げ1e
xure) 20. 22によりフレーム18に固定
しである。 [0011] センサー機構は、石英の様な圧電材料の単結晶板ででき
ている。図1に示す実施形態は、2−カット板を使用し
ている。この板は、通常のエツチング技術により図に示
す配置に成形しである。 [0012] それぞれ例えばチタン−全合金製で、蒸着およびパター
ンエツチングにより成形した複数の電極がセンサー本体
に固定しである。−組の励振電極が、上側の励振尖端部
対12の上部を囲んでいる。従って、図1の線2 (a
) −2(a)における上側尖端部の断面である図2(
a)に詳しく示す様に、励振電極24.2628および
30が上側尖端部32の末端に近い表面を覆っているの
に対し、同様の励振電極34,36.38および40は
尖端部42の末端に近い表面を覆っている。センサーの
石英本体に対する各種電極の位置により、この機構の閉
ループ制御が可能になり、それに付随する利点が得られ
る。その様な閉ループ作動に必要な電気的−機械的相互
作用は、電極の配置およびそれらの電気的な相互接続に
よって異なる。電極の配線を図2(a)〜図2(c)に
示し、その効果を以下に説明する。注意すべきは、電極
の配置およびそれらの相互接続は、センサー本体に使用
する石英の結晶配向によって異なることである。しかし
、異なった電極配置を持つ別の実施形態も本発明の範囲
および精神に含まれることは明らかである。 [0013] 一組の制御電極が、被励振尖端部対12の、横材16に
隣接する所に固定しであるが、その重要性を以下に説明
する。この、横材に隣接する制御電極の位置により、構
造的な最大屈曲がこの区域で起こるので、制御信号に対
する圧電構造の応答性が最大になる。このことから、フ
ィードバック制御ループ(以下に説明する)によるセン
サー本体の制御性が高くなることが分かる。図1の線2
(b)2(b)における上側尖端部対12の断面である
図2(b)は、図1に示す2−カット石英に対する制御
電極の配置を示す。制御電極対44.46および48゜
50が上側尖端部32の対向する面で、yz面に配向し
ているのに対し、制御電極対52.54および56.5
8は上側センサー尖端部42の対向する面で、72面に
配向している。図1に示す2−カットの実施形態は、運
転に対する石英の通常の応力トランスコンダクチュア(
transconducture)に依存している。そ
の様な作用には、予め決めた尖端部の表面に制御(およ
びピックオフ)電極の対を置くことが必要である。さも
なくば、単一の尖端部(その単一表面に)に同時に起こ
る引っ張りおよび圧縮応力の結果、ゼロ化効果が起こる
であろう。その様な圧電により発生した出力および応答
のゼロ化により、装置の制御は無効になるであろう。 [0014] 図1の線2 (c) −2(c)における断面図である
図2(c)に示す様に、ピックオフ電極が下側尖端部6
0.62に固定しである。図1の実施形態に示す特別な
配置は、コリオリ誘導面外屈曲に応答して圧電検出器尖
端部60.62で発生する電流を検出する様に設計しで
ある。これらの電極のそれぞれは、検出尖端部と同じ長
さを持っている。以下の説明で明らかな様に、横材16
に隣接するピックオフ電極は、短くすると、本発明の範
囲内で、すぐ後の信号処理を行なうための電圧ピックオ
フとして利用できる。 [0015] 図2(C)に示す様に、ピックオフ電極対64.66お
よび68.70は、ピックオフ尖端部60の対向する面
でyz面に位置しているのに対し、電極対7274およ
び76.78は、ピックオフ尖端部62の対向する面で
yz面に位置している。従って、図1に示す様に、圧電
石英の2−カット板で形成した振動速度センサーは、本
発明に係わる電極配置を含み、ピックオフ電極対および
制御電極対がyz面内に位置することを特徴としている
。 [0016] 図1の配置は、y−軸を中心とする回転(Ω)の入力速
度を計測するためのものである。公知の様に、音叉型の
回転センサーでは、感知尖端部は入力回転ベクトルを含
む平面内で振動する。励振発振器が電圧を励振電極24
〜40に印加しxy−平面におけるセンサー尖端部32
および42を180度相外相外させる。第1および2(
b)図には、スケールファクター電極130〜144も
示しである。これらの電極は、上側尖端部32および4
2の面内(xy面)屈曲の振幅に関してフィードバック
し、電極24〜40に与えられる励振信号を調整するた
めの信号を与える。このスケールファクター電極の作用
の詳細については後で、特に図7 (a)〜図7(d)
に関連して説明する。 [0017] この技術においては、フレーム18がy−軸を中心に回
転する際、振動する上側尖端部32および42には、等
しいが反対方向のコリオリ加速度がかかる。シュタウテ
の特許に示されている型の開ループ振動回転センサーで
は、下側尖端部対14に誘導されるひずみを、回転速度
の尺度として使用している。即ち、上側尖端対12にか
かるコリオリの力に応答して、圧電性の下側尖端部60
および62で発生する信号を「解読」して回転を測定す
るのである。上に述べた様に、その様な開ループ方式は
、帯域幅とS/N比との間の、固有で、好ましくない交
換的限定のために、あまり役に立たない。 [0018] 本発明は、センサー10による、力を再調整した、閉ル
ープ制御機構を利用して、先行技術のこの重大な欠点を
克服するものである。その様な機構により、制御電極4
4〜58を介して、矯正的な信号を与え、下側尖端部を
上側尖端部に密接に(事実、正確に)同調させ、S/N
比を高くすることができる。従って、帯域幅は犠牲にな
らず、出力S/N比の品質は帯域幅に依存しない。むし
ろ、明らかな様に、制御電極44〜48がサーボループ
により励振され、ピックオフ尖端部60および62に誘
導される応力を常にゼロに保つので、下側尖端部を上側
尖端部の振動周波数に同調させることができる。従って
、速度測定の帯域幅を必要なだけ高くすることができる
。 [0019] 図3は、本発明のセンサー10の閉ループ制御のための
、フィードバック機構のブロックダイアダラムである。 公知の様に、y−軸を中心とする入力速度により、2一
方向にコリオリの加速度が生じる(頁の中に、および頁
から外に、尖端部32および42は反対方向に屈曲する
)。コリオリの加速度から生じた、上側尖端対12に作
用する力は、下側尖端対14に機械的に結合しており、
測定可能な応力T。を生じる。石英の圧電特性が、ピッ
クオフ電極64〜78の配置および位置との協同作用に
より、この機械的な応力を検出可能な電気的(電圧また
は電流)信号に変換する。図3に示す閉ループ制御機構
に関してみると、励振される上側尖端対12にかかる力
に対する下側尖端対14の機械的な反作用により生じる
応力T は、測定可能な、電流または電圧のどちらかの
電気信号S (Tc )として検出されるが、その様な
変換は圧電ピックオフ変換に1により表わされる。ピッ
クオフ変換モデルに1は、結晶性センサー本体の圧電特
性と組み合わせて制御電極の位置および電気的な相互接
続により決定される。以下に詳しく説明する様に、図1
および図2の2−カット板の下側尖端部におけるピンク
オフ電極は、応力Tcを示す電流を検出するために配置
しであるのに対し、図4および図5のX−カット石英セ
ンサーのピックオフ電極は、電圧を検出するために配置
しである。従って、圧電ピックオフ変換関数に1は本発
明の、図に示す2−カット実施形態に対しては電流を与
えるのに対し、同じ関数がX−カットの実施形態に対し
ては電圧を与える。どちらの場合も、本発明を先行技術
から区別する原理は同じである。 [0020] 電気信号5(T)を、電気的変換関数に2の増幅器に送
り込む。この増幅器は、電流(図1および図2の2−カ
ット実施形態)または電圧(図4および図5のX−カッ
ト実施形態)入力のどちらかに応答して電圧出力Vを与
える様な機構になっている。どちらの場合も、この増幅
器は非常に高い利得を与える。即ち、その出力は、非常
に小さな電流または電圧入力の存在に対して敏感である
。増幅器の設計に関しては、高入力インピーダンス装置
は「電圧励振」の実施形態に使がある)は電流励振装置
に使用する。 [0021] 増幅器の出力は、センサーの制御電極に送り込む。以下
に説明する様に、制御電極は、上側尖端部の面外屈曲が
力再調整機構の様式で反対作用を受ける様に、センサー
本体に関して配置する。 [0022] 即ち、電圧Vは、尖端部にかかる正味の機械的応力を排
除する様に、制御電極(どちらの実施形態でも)に印加
する。下側尖端部にかかる機械的応力を、上側尖端部が
感知したコリオリ加速度を反対作用させることによって
ゼロにするのに必要な電圧Vは、直接変換後、回転の入
力速度を与える。 [0023] 電圧Vは、電圧Vの効果をかたどる圧電制御変換に3を
通してフィードバックし、制御電極回路を通して上側尖
端部の機械的構造に印加する。即ち、K3は、制御電極
に電圧Vを印加することによって上側尖端部にかかる、
反対作用で相殺する応力に相当する。年輪、これは、セ
ンサー本体の物理的構造に関して、制御電極の位置およ
び電気的な相互接続によって異なる。上に説明した様に
、K1゜K およびに3の値は二つの実施形態(2−カ
ット石英およびX−カット石英)で異なるが、その作動
モードおよび力を再調整するため制御機構の作用は本質
的に同一である。 [0024] 変換に3の出力(制御電極により上側尖端部にかかる応
力T。 )は、上側尖端部が感知したコリオリ加速度力
に反応して下側尖端部にかかる応力T。と対照される。 増幅器の非常に高い利得に2が、閉ループ機構に安定性
を与える。Tcが、制御電圧により上側尖端部に発生し
た反応力を超えている限り、誤差信号5(To−To
)は圧電ピックオフ変換機能に1を励振し続け、制御電
極に電圧信号を印加し続ける。K1の値が無限に近付い
た場合(即ち「積分利得」)にのみ考えられる、Tc
Tc ””Oの場合だけ、二つの量は等しくなる。 制御電圧は、上側尖端部にかかるコリオリの力の尺度と
なり、上に説明した様に、センサーの入力y−軸を中心
とする回転速度の尺度となる。 [0025] 図4は、本発明の別の実施形態の全体図で、センサーが
X−カット石英でできており、図5 (a) 、図5(
b)および図5(C)は、それぞれ図4の線5 (a)
−5(a) 、 5 (b) −5(b)および5
(c) −5(c)におけるこの別の実施形態の断面
図で、励振、制御およびピックオフ電極の配置を示して
いる。図1および図2の2−カット実施形態の場合の様
に、X−カットセンサー84の上側尖端部80.82は
、上側尖端部の上部近くに配置した励振電極86〜10
0および全体的にrHJ−字形のセンサー本体の横材1
18近くに配置した制御電極102〜116を有する。 前に述べた様に、上側尖端部80.82に対する励振お
よび制御電極の位置は、屈曲度が最も大きい点の近くに
制御電極を配置することによって得られる効率によって
決定される。この位置は、制御電圧信号に対する圧電性
の上側尖端部の応答が、その点で最大である限り、有利
である。 [0026] ピックオフ電極118および120は、図5(C)〜図
5(e)に示す様に、下側尖端部122および124の
対向する内側表面に配置しである。これらの下側尖端部
はそれぞれ、関連するピックオフ電極を収容するための
、狭くなった中央部に向かって傾斜が付いている。下側
尖端部122および124の特殊な形状およびその様な
狭くなった部分に配置したピックオフ電極により、上側
尖端部80および82のコリオリ加速度により誘導され
た応力に対する下側尖端部122および124の機械的
な反作用により造り出される信号出力が最大になる。 [0027] 前に説明した様に、電極の配置、および圧電性尖端部に
応力を誘導する電圧をかけ、そこに発生する応力により
誘導された電気信号を検出するための電極間の相互接続
が、センサー本体の結晶構造との組み合わせで作用し、
図3に示す再調整閉ループ制御図により、振動速度セン
サーを作動させるのに必要な入力および出力を与える。 図6は、α石英の弾性圧電誘電マトリックスと呼ばれる
型の標準結晶特性図である。α石英は、その圧電性がβ
石英よりも優れているので、センサーの加工に適してる
。年輪、その図は、「丸」同土間の相互接続が結晶構造
に対する変数の影響の相対的な規模を示す、という標準
的な取り決めを採用している。即ち、黒丸を正の量とし
て、それに接続した同じ大きさで中空の丸は、大きさが
等しく、反対の符合の影響を示し、より大きな中空丸内
の黒丸は、はるかに大きな規模の影響を示す。 [0028] 図6に関して、α石英の圧電特性を、番号126のブロ
ック内の丸の配置により図式的に示す。電界E、および
変位界り、が三列の丸を特徴付け、各界は、図1および
図4の座標系が示す、対応する軸に沿って配列している
。圧電図126の最初の三つの欄は、示された方向で結
晶にかかる縦方向の応力σ、またはひずみε、を示すの
に対し、最後の三つの欄は、図1および図4の座標系に
関して指示された面内で結晶にかかる横方向のびずみy
o、およびτ1.を示す。図3の閉ルIJ
IJ −プ再調整機構による、図1および図2の2−カット結
晶センサーおよび図4および図5のX−カット結晶セン
サーの、電気機械的作動の説明ではすべて、α石英の圧
電特性について述べる。本発明はα石英を加工した二つ
の実施形態に関して説明しているが、熱論、本発明は、
異なった圧電特性を持つ、β石英を始めとする他の圧電
材料を加工することもできる。その様な別の加工には、
電極の配置およびその電極間の相互接続を変える必要が
あろうが、その様な変形は本発明の範囲内に含まれるも
のであり、必要な修正は、α石英を加工した実施形態の
設計に取り入れた原理の説明から容易に判断できる。 [0029] 閉ループ作動のための電極の相互接続 [00301 再び図2(a)に関して、上側尖端部32の対向側面で
yz面に配置した励振電極26と30、および上側尖端
部42の前後面でxy面に配置した電極34と38は接
地している。上側尖端部32の前後面(xy面)にある
励振電極24と28、および上側尖端部42の電極36
と40(yz面)は、正弦波形励振電圧信号■6を受け
取る。瞬時電界の方向は、図2(a)の上側尖端部32
および42の断面内に示されている。ここで明らかな様
に、等しいおよび反対方向の電界E が、上側尖端部3
2および42のそれぞれの対向する(即ち「内側」およ
び「外側」)側面で造られ、その方向は二つの尖端部で
逆である。図6を参照すると、このことによって、上側
尖端部32および42のそれぞれの内側および外側端部
において等規模で、向き合った方向の応力が生じ、これ
らの尖端部のそれぞれの内側および外側端部を同時に「
引き下げ」および「引上げ」ることになり、その様な端
部における相対的な応力は、尖端部毎に逆である、つま
り位相が180°ずれている。その様な応力が各尖端部
を励振し、内側および外側に向けて(即ちX−軸に沿っ
て)屈曲させ、コリオリ加速度力を感知するための上側
尖端部の面外の音叉振動を起こす。 【003月 上側尖端部の面外コリオリ誘導応力は、下側尖端部60
および62に、それに反応した面外屈曲を起こす。下側
尖端部60および62がyz平面で屈曲するとそれらの
尖端部のそれぞれの前後で、等しい、または反対の符合
の剪断応力γ7.Z、が生じる。応力の方向が向き合っ
ている場合は、ある与えられた時間で、一方の端部が圧
縮され、他方が引っ張られているのである。図6を参照
して、符合が等しいおよび反対の変位電荷界D が、屈
曲の最中に下側尖端部のそれぞれの前後端部で発生する
。前に述べた様に、yz平面にある、2−カット実施形
態のピックオフ電極は下側尖端部60および62の長さ
にわたって延びており、図2(C)に示す様に、電極6
4,70.74および76は接地しであるのに対し、電
極66.68.72および78は下側尖端部60および
62に関して、それらに向き合って配置されており、電
流合計点79と連絡している。下側尖端部のそれぞれの
向き合った側で電極が接地しであるため、下側尖端部6
0および62の側面におけるピックオフ電極対同士の間
で、同一符合の電流が流れる。これらの流れは、合計さ
れて、図2(C)に示す様に、上側尖端部が検出したコ
リオリの力に応答して、下側尖端部に誘導される応力を
示す出力電流信号を与える。図に示す様に配向した一対
の電流感知電極を使用する場合、その様な信号は誘導さ
れる電流の4倍になる。従って、図2(c)に示す様な
電極配置は、図3に示す制御機構の変換機能に1を行う
。 [0032] 制御電極は図2(b)に示す様に配置しである。上側尖
端部32および42のそれぞれに取り付けた2組の制御
電極対は、電極の接地に関する限り、図2 (c−1,
53− )に示すピックオフ電極と同じ様に配線する。これらの
制御電極は、上側尖端部32および42の面外応力に反
対作用する機械的応力を引き起こす電圧をかけるが、こ
れは年輪、下側尖端部60および62の対に伝達される
。正弦波形の制御電圧V。が、上側尖端部の後方内側表
面に形成された非接地電極48と52、および前方外側
表面に形成された電極46と56に同時に印加される。 その結果、上側尖端部のそれぞれの前後表面におけるX
−軸方向に沿って、反対符合の電界が誘導され、その電
界の方向は、尖端部毎に逆になる。再び図6に関して、
その様な電界の分布は、各上側尖端部の前および後端部
で、大きさは等しいが反対方向の応力σ を生み出す。 [0033] この前および後端部における同時で反対方向の応力は、
コリオリ加速度力に応答して生じる上側尖端部の面外屈
曲に反対作用する。この様に、図3に関して、図2(b
)に示す制御電極配列が、上側尖端部における反対作用
応力T′oを造ることによって下側尖端部における応力
T。をゼロにするのに必要な変換に3をもたらす。従っ
て、図1および図2の配置が、この装置の2−カットα
石英実施形態の閉ループフィードバック制御を実行する
のに必要な電極配置を与える。 [0034] 図7(a)〜図7(d)は、スケールファクター電極1
30〜144の配置および相互の電気的接続を示す、上
側尖端部32および42の部分前後立面図である。尖端
部32の前後面は、それぞれ図7(a)および図7(b
)に示す。そこに示す様に、前方スケールファクター電
極130は接地してあり、前方および後方スケールファ
クター電極は導体145で接続してあり、出力電圧は後
方電極136から取り出す。上側尖端部42のスケール
ファクター電極も同じ様な配置になっている。 [0035] スケールファクター電極は、電極24〜40に印加され
た励振電圧に応答する各上側尖端部の面内振動の振幅を
測定する。二つの尖端部の表面仕上の差が異なった減衰
特性を与え得るので、振動の面内振幅は尖端部毎に変化
することがあるド排除は不完全になろう。従って、各尖
端部に対して、スケールファクター電極の組が、その尖
端部を励振する信号を調整するための入力を与える。 [0036] スケールファクター電極は、剪断応力γ により誘導さ
れた電圧E を測定すXy
yるために配置しである。上側尖端部の末端に近
い部分は、横材16に近い部分よりも、小さな剪断応力
を受ける。図6に示す様に、その様な剪断応力は、上側
尖端部32および42の長さに沿って電界E を誘導す
る。そのため、上側尖端部の、下側スケールファクター
電極130,134,138,142に近い区域と上側
スケールファクター電極132,136,140,14
4に近い区域との間の各列において、電位差が生じる。 図7に示す様な、スケールファクター電極間の位置およ
び相互接続のために、各上側尖端部の上部と下部に近い
所の剪断応力の差による積分電位差を電圧として測定す
る。 [0037] 上側尖端部の上側および下側スケールファクター電極間
の相互接続により、抽出力が生じる。即ち、スケールフ
ァクター電極136および144で引き出した電圧■s
fは、上側尖端部32および42内で誘導された積分電
位差E、のそれぞれ2倍である。そのため、スケールフ
ァクター電極配置から来る正弦波形信号は各上側尖端部
に対する正弦波形励振電圧V、の影響を明らかに示す。 従って、各上側尖端部の励振電極に印加された励振信号
を調整するために、・従来の制御回路を使用することが
できる。 [0038] ここで図4および図5(a)〜図5(e)に示すX−カ
ットα石英を使用する別の実施形態に関して、励振電極
86〜100は、上側尖端部80および82の前後表面
の内側および外側縁部に、対で配置しである。その様な
対の一つは接地しである。この様に、対になった電極8
6と92は上側尖端部80の外側縁部近くにあり、電極
対88と90は上側尖端部80の内側縁部近くにあり、
電極対94と100は上側尖端部82の内側縁部近くに
あり、電極対96と98は上側尖端部82の外側縁部近
くにある。そこで明らかな様に、二つの上側尖端部80
および82に関連する回路は、互いに鏡像の用に配線し
である。 [0039] X−カット実施形態に対する励振電極の配置により、正
弦波形励振信号を上側尖端部に印加すると、反対符合の
電界E が上側尖端部80および82の内側および外側
縁部に沿って生じ、交互の電界の方向は、尖端部毎に、
内側縁部と外側縁部において同じであることが分かる。 従って、再び図6に関して、上側尖端部80および82
のそれぞれには、その内側および外側縁部においてy軸
に沿って大きさは等しいが、反対方向の応力が同時にか
かる。上側尖端部の内側および外側縁部にその様な同時
応力がかかる結果、尖端部が交互に内側および外側に振
動することになる。即ち、尖端部は[面内J(yz平面
)振動する。上側尖端部の内側および外側縁部は同じ様
に配線しであるので、両尖端部の内側および外側の面内
屈曲は同時に起こる。その結果、励振電極86〜100
に正弦波形電圧信号を印加することにより、この装置の
作動に必要な、上側尖端部の180度位相のずれた面内
振動が生じる。 [0040] X−カット実施形態のピックオフ電極118および12
0を図5(C)〜図5(e)に示す。ここで分かる様に
、その様な電極の一つ、電極120は接地しであるのに
対し、他の、電極118は「浮いて」いて良い。回転速
度を検出する時は、下側尖端部122および124面外
に屈曲することになる。即ち、下側尖端部122および
124はxy面内で屈曲する。従って、二つの下側尖端
部122および124には、大きさが同じで反対符合の
応力γ が同時にかかる。図6にy 関して、その様な剪断応力は、下側尖端部122および
124に、y−軸に沿って大きさが等しく反対方向の電
位差を生み出す。(各下側尖端部の中央が狭くなってい
るために、下側尖端部にかかる剪断応力の影響が最大に
なり、その結果、各下側尖端部122および124内に
生じる電位差が増加する。)[0041] 導体125が下側尖端部122および124の下側つま
り末端を接続している。運転の際、電極120が接地し
てあり、下側尖端部122および124の下縁部間で相
互接続しであるために、電極118で取り出すピックオ
フ電極の電圧出力は、図6に示す大きさの倍の大きさを
持つ正弦波形信号である。従って、図5(C)〜図5(
e)に示す電極の配置は、図3に示す制御機構の変換に
1に加えるための比較的強い信号出力を与える。 [0042] X−カット実施形態の制御電極を図5(b)に示す。そ
こで分かる様に、4個の制御電極の組が上側尖端部80
および82のそれぞれを囲んでいる。さらに、2組の制
御電極が非対称的に配線してあり、上側尖端部80のそ
れぞれ前、後電極104および108、および上側尖端
部82の内側および外側電極110および114が接地
しである。運転の際、X−カット実施形態の制御電極は
、図2(a)の2−カット実施形態の励振電極と本質的
に同じ様に作動する。即ち、上側尖端部80の内側表面
と外側表面、および上側尖端部82の前表面と後表面に
配置しである電極に正弦波形電圧を印加すると、上側尖
端部80および82の前、後縁部に大きさが等しく、反
対方向の電界E が生じ、その電界の方向は二つの尖端
部で逆である。これによって、各上側尖端部の前後縁部
に、大きさが等しく反対方向の応力σ がかかり、それ
ぞれ面外(内側および外側)屈曲させ、その屈曲方向は
尖端部毎に逆になる。再び図3のフィードバック制御ル
ープに関して、図5(b)に示す制御電極の配置および
配線により、本発明のX−カット実[00431 【発明の効果] この様に、本発明は、圧電性材料から成る全体的に平ら
で、H−字形センサーフレームを含む回転速度センサー
において、非常に望ましい閉ループ制御を達成するため
の新規な機構を提供する。本発明の技術を採用すること
によって、多数の結晶配向に従ってその様なフレームを
加工することができ、その様な配向のそれぞれで、上下
尖端部対を相互に共鳴状態に同調させた時に実現する高
度の作動特性が得られる。 [0044] 本発明を好ましい実施形態に関して説明したが、これら
の実施形態に限定するものではない。本発明は請求項に
定義する内容にのみ限定され、それらと同等のものすべ
てを含む。
【図1】
本発明に係わる圧電角速度センサーの全体図
【図2(a
)] 励振電極の配置を示すための、センサーの尖端部の断面
図【図2 (b) ] 制御電極の配置を示すための、センサーの尖端部の断面
図【図2(C)] ピックオフ電極の配置を示すための、センサーの尖端部
の断面図【図3】 本発明に係るセンサーの閉ループ制御を行なうための、
フィードバック機構のブロックダイアダラム
)] 励振電極の配置を示すための、センサーの尖端部の断面
図【図2 (b) ] 制御電極の配置を示すための、センサーの尖端部の断面
図【図2(C)] ピックオフ電極の配置を示すための、センサーの尖端部
の断面図【図3】 本発明に係るセンサーの閉ループ制御を行なうための、
フィードバック機構のブロックダイアダラム
【図4】
本発明の別の実施形態の全体図
【図5 (a) ]
図4の分断線5 (a) −5(a)における別の実施
形態の尖端部の断面図【図5 (b) ] 図4の分断線5 (b) −5(b)における別の実施
形態の尖端部の断面図【図5(C)] 図4の分断線5 (c) −5(c)における別の実施
形態の尖端部の断面図【図5(d)] 図4の分断線5 (d) −5(d)における別の実施
形態の尖端部の断面図【図5(e)] 図4の分断線5 (e) −5(e)における別の実施
形態の尖端部の断面図【図6】 α石英の標準結晶特性図
形態の尖端部の断面図【図5 (b) ] 図4の分断線5 (b) −5(b)における別の実施
形態の尖端部の断面図【図5(C)] 図4の分断線5 (c) −5(c)における別の実施
形態の尖端部の断面図【図5(d)] 図4の分断線5 (d) −5(d)における別の実施
形態の尖端部の断面図【図5(e)] 図4の分断線5 (e) −5(e)における別の実施
形態の尖端部の断面図【図6】 α石英の標準結晶特性図
【図7(a))
2−カット実施形態の、スケールファクター電極の配置
を示す、上側尖端部の部分的前後立面図 【図7 (b) ] 2−カット実施形態の、スケールファクター電極の配置
を示す、上側尖端部の部分的前後立面図 【図7(C)] 2−カット実施形態の、スケールファクター電極の配置
を示す、上側尖端部の部分的前後立面図 【図7(d)] 2−カット実施形態の、スケールファクター電極の配置
を示す、上側尖端部の部分的前後立面図を示す。 【符号の説明】 10 センサーフレーム 12 上側尖端部対 14 下側尖端部対 24.26,28,30,34,36,38,40
励振電極64.66.68,70,72,74,76.
78 ピックオフ電極44.46,48,50,52
,54,56.58 制御電極
を示す、上側尖端部の部分的前後立面図 【図7 (b) ] 2−カット実施形態の、スケールファクター電極の配置
を示す、上側尖端部の部分的前後立面図 【図7(C)] 2−カット実施形態の、スケールファクター電極の配置
を示す、上側尖端部の部分的前後立面図 【図7(d)] 2−カット実施形態の、スケールファクター電極の配置
を示す、上側尖端部の部分的前後立面図を示す。 【符号の説明】 10 センサーフレーム 12 上側尖端部対 14 下側尖端部対 24.26,28,30,34,36,38,40
励振電極64.66.68,70,72,74,76.
78 ピックオフ電極44.46,48,50,52
,54,56.58 制御電極
図面
【図3】
旨
【図4】
【図5
(d)】
【図5
(e)】
【図6】
ど
るT
【図7
(a)】
Claims (22)
- 【請求項1】全体的に平らで、H字形の、圧電性材料製
のセンサーフレームを有し、該フレームが上側尖端部対
および下側尖端部対を含み、該尖端部が中間の横材に結
合しており、さらに、該上側尖端部を面内で励振するた
めの電気信号を送信するための、該上側尖端部に固定し
た第一の励振電極列、および下側尖端部のコリオリ誘導
面外屈曲(coriolis−inducedout−
of−planebending)に応答して下側尖端
部に発生する電気信号を送信するための、該下側尖端部
に固定した第二のピックオフ電極列を含む型の回転速度
センサーにおいて、a)該上側尖端部のコリオリ誘導面
外屈曲に反対作用するための電気信号を送信するための
第三の制御電極列を備え、 b)該制御電極が、該横材に隣接して該上側尖端部に固
定してあることを特徴とする回転速度センサー。 - 【請求項2】さらに、a)面内屈曲を検出するために配
置した第四のスケールファクター電極列を備え、 b)該スケールファクター電極列が該上側尖端部に固定
してあることを特徴とする請求項1記載の回転速度セン
サー。 - 【請求項3】α石英から成ることを特徴とする請求項2
記載の回転速度センサー。 - 【請求項4】該全体的に平らなセンサーフレームがz−
カット結晶であることを特徴とする請求項3記載の回転
速度センサー。 - 【請求項5】xz−平面内にあり、該下側尖端部の対向
側面に固定してある、全体的に平らなピックオフ電極対
を含むことを特徴とする請求項4記載の回転速度センサ
ー。 - 【請求項6】該ピックオフ電極のそれぞれの上部が、該
横材に隣接していることを特徴とする請求項5記載の回
転速度センサー。 - 【請求項7】該ピックオフセンサーのそれぞれが、実質
的に下側尖端部の長さにわたって延びていることを特徴
とする請求項6記載の回転速度センサー。 - 【請求項8】さらに、a)該ピックオフ電極に選択的に
接続する第一の電気回路を備え、 b)該回路が、該下側尖端部の面外屈曲に応答する電流
を与えるようにしてある ことを特徴とする請求項7記載の回転速度センサー。 - 【請求項9】xz−平面内にあり、該上側尖端部の対向
側面に固定してある、全体的に平らな制御電極対を含む
ことを特徴とする請求項4記載の回転速度センサー。 - 【請求項10】該制御電極のそれぞれの底部が、該横材
に隣接していることを特徴とする請求項9記載の回転速
度センサー。 - 【請求項11】さらに、a)該制御電極に選択的に接続
する第二の電気回路を備え、 b)該回路が、該上側尖端部の面外振動に反対作用する
ための電圧信号を受け取るようにしてある ことを特徴とする請求項10記載の回転速度センサー。 - 【請求項12】xy−平面内にあり、該上側尖端部の対
向側面に固定してある、全体的に平らなスケールファク
ター電極対を含むことを特徴とする請求項4記載の回転
速度センサー。 - 【請求項13】該スケールファクター電極対のそれぞれ
が、下側電極および上側電極を含み、各下側および上側
電極が上側尖端部の表面に固定してあり、該尖端部の該
表面に固定した励振電極により分離されていることを特
徴とする請求項12記載の回転速度センサー。 - 【請求項14】各下側スケールファクター電極が、該横
材に隣接していることを特徴とする請求項13記載の回
転速度センサー。 - 【請求項15】該全体的に平らなセンサーフレームがx
−カット結晶であることを特徴とする請求項3記載の回
転速度センサー。 - 【請求項16】xy−平面内にあり、該下側尖端部の内
側側面に固定してある、全体的に平らなピックオフ電極
を含むことを特徴とする請求項15記載の回転速度セン
サー。 - 【請求項17】該ピックオフ電極のそれぞれの上部が、
該横材に隣接していることを特徴とする請求項16記載
の回転速度センサー。 - 【請求項18】さらに、a)該下側尖端部が、狭くなっ
た中央部分を含み、 b)該狭くなった中央部分がxy−平面内に向いており
、c)該ピックオフ電極が、該下側尖端部の該狭くなっ
た部分内に位置していることを特徴とする請求項17記
載の回転速度センサー。 - 【請求項19】さらに、a)該ピックオフ電極に選択的
に接続する第四の電気回路を備え、 b)該回路が、該下側尖端部の面外振動に応答する電圧
信号を与えるようにしてある ことを特徴とする請求項18記載の回転速度センサー。 - 【請求項20】該上側尖端部のすべての表面に位置する
、全体的に平らな制御電極を含むことを特徴とする請求
項15記載の回転速度センサー。 - 【請求項21】さらに、a)第五の電気回路を備え、b
)該回路が、該上側尖端部の振動をゼロにするための電
圧信号を受け入れるようにしてあることを特徴とする請
求項20記載の回転速度センサー。 - 【請求項22】a)予め決まった性格の慣性入力に応答
して電気信号出力を与えるようにした圧電性材料から成
る本体、b)該慣性入力に応答して該圧電性材料製の本
体中に発生する電気信号を送信するようにした、該本体
に固定した、少なくとも一つのピックオフ電極、c)該
本体に対する該慣性入力の影響に反対作用させるために
、該圧電性材料製本体に電気信号を送信するようにした
、該本体に固定した、少なくとも一つの制御電極、およ
び d)該少なくとも一つのピックオフ電極から来る該信号
を受け入れ、該反対作用信号を発生し、それを該少なく
とも一つの制御電極に与えるためのフィードバック制御
回路 から成るセンサー。
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980312 |