JPH032904Y2 - - Google Patents
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- JPH032904Y2 JPH032904Y2 JP18910784U JP18910784U JPH032904Y2 JP H032904 Y2 JPH032904 Y2 JP H032904Y2 JP 18910784 U JP18910784 U JP 18910784U JP 18910784 U JP18910784 U JP 18910784U JP H032904 Y2 JPH032904 Y2 JP H032904Y2
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- photosensitive material
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- moisture
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は感光材料(以下、感材と云う。)を遮
光状態で収容する感材パツケージに関する。
光状態で収容する感材パツケージに関する。
写真用感材をマガジン又はパトローネ及びカセ
ツト等に収容して感材パツケージとすることは、
カメラ等撮影機への明所装填が可能となる等の理
由から広く普及している。
ツト等に収容して感材パツケージとすることは、
カメラ等撮影機への明所装填が可能となる等の理
由から広く普及している。
感材は一般に支持体上に乳剤を塗布して製造さ
れるが、この乳剤は一般に吸湿性を有している。
従つて、感材は製造後長期にわたつて保存された
場合には、管理状態が悪いと吸湿してその性能が
劣化することも起り得る。
れるが、この乳剤は一般に吸湿性を有している。
従つて、感材は製造後長期にわたつて保存された
場合には、管理状態が悪いと吸湿してその性能が
劣化することも起り得る。
一方、特開昭59−75247号等で熱現像感光材料
を用いたカラーハードコピー装置が提案されてお
り、この装置で使用される感材は、その予想され
る用途から大サイズのものが想定されている。従
つて長尺状の感材をロール状に巻装してパツケー
ジに収容することが、保存、運搬、装置へのセツ
テイング等の際に種々の利点を得ることができる
と考えられる。
を用いたカラーハードコピー装置が提案されてお
り、この装置で使用される感材は、その予想され
る用途から大サイズのものが想定されている。従
つて長尺状の感材をロール状に巻装してパツケー
ジに収容することが、保存、運搬、装置へのセツ
テイング等の際に種々の利点を得ることができる
と考えられる。
ところで、上記カラーハードコピー装置に適用
される感材は、上記のように大サイズであるため
感材コストは高く、長期保存中に吸湿があつて品
質が許容範囲を越えて劣化した際にはその経済的
損失は大きなものとなる。
される感材は、上記のように大サイズであるため
感材コストは高く、長期保存中に吸湿があつて品
質が許容範囲を越えて劣化した際にはその経済的
損失は大きなものとなる。
本考案は上記事実を考慮し、長期保存された場
合等でも感材が吸湿することがない感材パツケー
ジを得ることが目的である。
合等でも感材が吸湿することがない感材パツケー
ジを得ることが目的である。
本考案に係る感材パツケージでは、感材パツケ
ージの内方感材引出口の近傍に乾燥剤が配置され
ている。
ージの内方感材引出口の近傍に乾燥剤が配置され
ている。
上記構成の感材パツケージでは、パツケージ内
方に湿気が侵入しても、感材に悪影響を与える前
に乾燥剤がその湿気を吸収する。
方に湿気が侵入しても、感材に悪影響を与える前
に乾燥剤がその湿気を吸収する。
第1図乃至第3図には本考案に係る感材パツケ
ージの実施例が示されている。感材パツケージ筐
体10は外壁を形成する所謂段ボール製の胴部1
2と、同じく外壁を形成する合成樹脂により成形
された側蓋部14,14とから構成されている。
胴部12は第3図に示されるような1枚の矩形状
の段ボールを屈曲(第3図に屈曲部を破線で示
す。)して略正方形断面の角筒に成形されており、
屈曲方向の両端部は角筒内方に屈曲されて角筒内
方に閉じ断面の空間部16,18を形成してい
る。空間部16,18を形成する壁の一部には孔
19,…19が穿設されている。この空間部16
と空間部18との間には、角筒内方と外方とを連
通する開口20が形成されている。この開口20
には開口を形成する両壁に遮光用のテレンプ2
2,24が開口20の幅方向全面にわたつて貼設
されている。
ージの実施例が示されている。感材パツケージ筐
体10は外壁を形成する所謂段ボール製の胴部1
2と、同じく外壁を形成する合成樹脂により成形
された側蓋部14,14とから構成されている。
胴部12は第3図に示されるような1枚の矩形状
の段ボールを屈曲(第3図に屈曲部を破線で示
す。)して略正方形断面の角筒に成形されており、
屈曲方向の両端部は角筒内方に屈曲されて角筒内
方に閉じ断面の空間部16,18を形成してい
る。空間部16,18を形成する壁の一部には孔
19,…19が穿設されている。この空間部16
と空間部18との間には、角筒内方と外方とを連
通する開口20が形成されている。この開口20
には開口を形成する両壁に遮光用のテレンプ2
2,24が開口20の幅方向全面にわたつて貼設
されている。
前記空間部16,18には乾燥剤であるシリカ
ゲル21が小孔の穿設された袋(図示せず)に装
入されて配置されている。なお胴部12は内面が
黒色に塗装され、外面には防湿コーテイングが施
こされている。
ゲル21が小孔の穿設された袋(図示せず)に装
入されて配置されている。なお胴部12は内面が
黒色に塗装され、外面には防湿コーテイングが施
こされている。
側蓋部14,14には外周囲の全周にフランジ
14A,14Aが一体に形成されており、このフ
ランジ14A,14Aの内面側に胴部12の外面
側が嵌合される。胴部12と側蓋部14,14と
は嵌合部で接着剤又は接着テープにより接合さ
れ、接合部は気密かつ遮光状態とされている。な
お、側蓋部14,14の少なくとも内面側は黒色
に着色されている。
14A,14Aが一体に形成されており、このフ
ランジ14A,14Aの内面側に胴部12の外面
側が嵌合される。胴部12と側蓋部14,14と
は嵌合部で接着剤又は接着テープにより接合さ
れ、接合部は気密かつ遮光状態とされている。な
お、側蓋部14,14の少なくとも内面側は黒色
に着色されている。
感材26はスプール28に巻装されてロール状
とされており、外周側の端部が、テレンプ22と
テレンプ24との間隙から引き出されて一部が胴
部12の外方に露出されている。なお、感材26
は、筐体10の側蓋部14,14に架設された軸
30がスプール28内に嵌入され回転して引き出
せるように配置されている。
とされており、外周側の端部が、テレンプ22と
テレンプ24との間隙から引き出されて一部が胴
部12の外方に露出されている。なお、感材26
は、筐体10の側蓋部14,14に架設された軸
30がスプール28内に嵌入され回転して引き出
せるように配置されている。
次に本実施例の作用を説明する。感材パツケー
ジは図示した状態で保存、運搬、装置へのセツテ
イングがなされ、テレンプ22,24が配設され
た開口20から感材26がその都度所要長さ引き
出されて使用に供される。
ジは図示した状態で保存、運搬、装置へのセツテ
イングがなされ、テレンプ22,24が配設され
た開口20から感材26がその都度所要長さ引き
出されて使用に供される。
感材パツケージの保存中に、開口20から湿気
が侵入すると、この湿気は主に孔19…19を通
つてシリカゲル21に吸収され、感材26の乳剤
へは吸収されない。
が侵入すると、この湿気は主に孔19…19を通
つてシリカゲル21に吸収され、感材26の乳剤
へは吸収されない。
このように本実例では感材パツケージ筐体10
の内方の開口20近傍にシリカゲル21が配置さ
れているので、開口20から侵入する湿気は直ち
にシリカゲル21に吸収され感材26が吸湿する
ことがない。
の内方の開口20近傍にシリカゲル21が配置さ
れているので、開口20から侵入する湿気は直ち
にシリカゲル21に吸収され感材26が吸湿する
ことがない。
また本実施例では感材パツケージ筐体10の胴
部12が矩形状の段ボールを屈曲成形して形成さ
れるので、材料取り(段ボールの切出)が容易で
ありかつ無駄がなく、さらにこの形状からシリカ
ゲル21を配置するための空間部16,18を形
成することができるので、極めて合理的である。
部12が矩形状の段ボールを屈曲成形して形成さ
れるので、材料取り(段ボールの切出)が容易で
ありかつ無駄がなく、さらにこの形状からシリカ
ゲル21を配置するための空間部16,18を形
成することができるので、極めて合理的である。
なお、感材パツケージの内方にN2ガス等の不
活性ガスを封入しておけば、感材26の現像進行
等の化学反応を防止することができ、より長期保
存に適したものとなる。この場合には開口20を
テープ等で密封して不活性ガスの漏出を防止する
ことが好ましい。またパツケージ全体を袋等に収
め、袋内に不活性ガスを封入するようにしても良
い。
活性ガスを封入しておけば、感材26の現像進行
等の化学反応を防止することができ、より長期保
存に適したものとなる。この場合には開口20を
テープ等で密封して不活性ガスの漏出を防止する
ことが好ましい。またパツケージ全体を袋等に収
め、袋内に不活性ガスを封入するようにしても良
い。
以上説明した如く本考案に係る感材パツケージ
では、感材パツケージの内方感材引出口の近傍に
乾燥剤が配置されているので、感材パツケージの
内方に湿気が侵入しても乾燥剤に吸収されてしま
い感材が吸湿することが防止されるという効果を
有する。
では、感材パツケージの内方感材引出口の近傍に
乾燥剤が配置されているので、感材パツケージの
内方に湿気が侵入しても乾燥剤に吸収されてしま
い感材が吸湿することが防止されるという効果を
有する。
図は本考案に係る感材パツケージの実施例を示
し、第1図は断面図で第2図の−線矢視図、
第2図は外観斜視図、第3図は感材パツケージ筐
体を構成する胴部の展開図である。 10……感材パツケージ筐体、12……胴部、
14……側蓋部、16,18……空間部、20…
…開口、21……シリカゲル、22,24……テ
レンプ、26……感材。
し、第1図は断面図で第2図の−線矢視図、
第2図は外観斜視図、第3図は感材パツケージ筐
体を構成する胴部の展開図である。 10……感材パツケージ筐体、12……胴部、
14……側蓋部、16,18……空間部、20…
…開口、21……シリカゲル、22,24……テ
レンプ、26……感材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 遮光手段が配設された感材引出口を有し、内
方に感材が遮光状態で収容される感材パツケー
ジにおいて、感材パツケージの内方感材引出口
の近傍に乾燥剤を配置したことを特徴とする感
材パツケージ。 (2) 感材パツケージは厚紙の外壁部を備え乾燥剤
は厚紙を屈曲成形して形成された空間部に配置
されている実用新案登録請求の範囲(1)記載の感
材パツケージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18910784U JPH032904Y2 (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18910784U JPH032904Y2 (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61104451U JPS61104451U (ja) | 1986-07-03 |
JPH032904Y2 true JPH032904Y2 (ja) | 1991-01-25 |
Family
ID=30746568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18910784U Expired JPH032904Y2 (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH032904Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0820703B2 (ja) * | 1987-01-28 | 1996-03-04 | 富士写真フイルム株式会社 | 感光材料用マガジン |
JPH0631464Y2 (ja) * | 1987-08-11 | 1994-08-22 | 凸版印刷株式会社 | パトロ−ネ |
JPH0417941Y2 (ja) * | 1988-12-15 | 1992-04-22 | ||
JP2731960B2 (ja) * | 1989-10-20 | 1998-03-25 | 富士写真フイルム株式会社 | 感光材料の包装方法 |
JP2642241B2 (ja) * | 1990-11-22 | 1997-08-20 | 富士写真フイルム株式会社 | 感材収納箱及び画像記録装置 |
JP2760153B2 (ja) * | 1990-12-13 | 1998-05-28 | 富士写真フイルム株式会社 | フイルムカートリッジ |
-
1984
- 1984-12-13 JP JP18910784U patent/JPH032904Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61104451U (ja) | 1986-07-03 |
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