JPH03290080A - オイルポンプ装置 - Google Patents

オイルポンプ装置

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JPH03290080A
JPH03290080A JP9140890A JP9140890A JPH03290080A JP H03290080 A JPH03290080 A JP H03290080A JP 9140890 A JP9140890 A JP 9140890A JP 9140890 A JP9140890 A JP 9140890A JP H03290080 A JPH03290080 A JP H03290080A
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JP
Japan
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rotor
thrust
drive shaft
stop plate
oil
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Pending
Application number
JP9140890A
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English (en)
Inventor
Takahide Futaki
二木 恭英
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Keihin Corp
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Keihin Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、駆動軸と一体に回転し外歯を有するインナー
ロータと、インナーロータの周囲に偏心し、前記インナ
ーロータの外歯に内接する内歯を備えたアウターロータ
と、をポンプケースに形威されるローター収納室内に配
置し、インナーロータの外歯とアウターロータの内歯と
によって形威される吸入空間と吐出空間とを、ポンプ力
/へ−に形威した吸入路と吐出路にそれぞれ連絡したオ
イルポンプ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のオイルポンプ装置について第1図により説明する
1は、第1図において左側面に接続平坦面IAを有する
とともに右側面にスラスト止め係止段部lBを有し、接
続平坦面IAには横断面円形のローター収納室ICが開
口するとともに、ローター収納室ICの底部Tにはスラ
スト止め係止段部IBに向けて軸受孔IDが連接して穿
設されたポンプケースである。
マタ、ポンプケース1のスラスト止め係止段部IBより
軸受孔1Dの孔径より大径のオイルシール収納孔1Eが
穿設されオイルシール収納孔IEは軸受孔IDに接続さ
れる。
2はポンプケースlの接続平坦面IAに対応する接続平
坦面2Aを有するとともに、ポンプケースlの軸受孔I
Dの軸心と同芯上に穿設された軸受孔2Bを有するポン
プカバーであり、この軸受孔2Bに、軸受孔2Bより大
径のオイルシール収納孔2Cが連接して穿設される。
そして、ポンプケース1の軸受孔LDとポンプカバー2
の軸受孔2Bには、駆動軸3が回転自在に挿通し、この
回転軸3の一端には駆動源(図示せず)より回転力が付
与される。
一方、ローター収納室lC内を挿通する駆動軸3には、
インナーロータ4が駆動軸3と一体的に回転するよう嵌
挿される。
具体的には、インナーロータ4の中心部に設けた結合溝
4A内に駆動軸3に突設せるノックピン5を嵌合するこ
とによって達成される。
このインナーロータ4の外周には、駆動軸3の長手方向
軸心線と同感円上に円環状の外歯4Bが形威される。ア
ウターロータ5は円環状の内歯5Aを有し、インナーロ
ータ4の周囲に偏心して配置され、インナーロータ4の
外歯4Bとアウターロータ5の内歯5Aは互いに噛合し
て転動するもので、インナーロータ4、アウターロータ
5はローター収納室IC内に配置される。
そして、内歯5A、外歯4Bがトロコイド曲線の場合、
内歯5Aと外歯4Bが一部で山と谷で接合し、他の一部
で互いの山同志が接合する。また、ポンプカバー2の接
続平坦面2Aには弧状の吸゛入路6Aと吐出路6Bとが
開口し、ポンプカバー2とポンプケース1とを接合する
ことによって、この吸入路6A、吐出路6Bはポンプケ
ース1のローター収納室ICに開口し、さらに吸入路6
Aはオイル入口(図示せず)に接続され、吐出路6Bは
オイル出口(図示せず)に接続される。
而して、インナーロータ4が回転した際、インナーロー
タ4の外歯4Bとアウターロータ5の内歯5Aの間隙が
拡大する部分でオイルを吸入する吸入空間を形威し、こ
の吸入空間は吸入路6Aに開口し、一方、インナーロー
タ4の外歯4Bと7ウターロータ5の内歯5Aの間隙が
縮少する部分で、オイルを吐出する吐出空間を形威し、
この吐出空間は吐出路6Bに開口する。尚、Sは、ポン
プケース1のオイルシール収納孔IE及びポンプカバー
2のオイルシール収納孔2C内に配置したオイルシール
である。
又、ローター収納室ICの底部Tには、吸入路6A、吐
出路6Bに対応した形状の吸入路対応溝7Aと吐出路対
応溝7Bが穿設される。更に、駆動軸3の長子軸心方向
x−xに直交してリング状の嵌合溝3Aが穿設され、こ
の嵌合溝3A内に嵌合113Aの溝幅より少し薄い板厚
を有する平板状のスラスト止めプレート8が回転自在に
嵌合されるもので、スラスト止めプレート8の外周はポ
ンプケース1のスラスト止め係止段部IB上に固定的に
配置される。
木従来例では、ビスによってネジ止めしたが、オイルポ
ンプ装置を取り付ける為の他の部材(例えば機関のトラ
ンスミッションケース等)にてスラスト止めプレート8
を固定してもよい。
従って、ポンプケース1のオイルシール収納孔IEはオ
イルシールSによって、軸受孔側のオイルシール収納孔
IFとスラスト止めプレート係止段部側のオイルシール
収納孔IGとに区分される。そして、軸受側のオイルシ
ール収納孔IFは、吸入路対応溝7Aと、第1オイル通
路9にて連絡される。
かかるオイルポンプ装置において、駆動軸3が回転する
と、駆動軸3の回転はノックピン5を介してインナーロ
ータ4に伝達され、この回転はインナーロータ4の外歯
4Bよりアウターロータ5の内歯5Aに伝達されてアウ
ターロータ5を同期的に回転する。
これによると、アウターロータ5の内歯5Aとインナー
ロータ4の外歯4Bとの間隙が拡大する吸入空間に吸入
路6Aよりオイルを吸入し、アウターロータ5の内靴5
Aとインナーロータ4の外歯4Bとの間隙が縮少する吐
出空間より吐出路6Bを介してオイルを吐出し、ポンプ
作用を威す。
一方、この駆動軸3の回転は、他の駆動源より歯車等の
回転伝達部材を介して回転力が付与されるもので、駆動
軸3の長手軸心方向x−xに対して駆動軸3はスラスト
力を受ける。このスラスト力は、スラスト止めプレート
8が駆動軸3の嵌合溝3A内に回転自在に嵌合され、そ
の外周がポンプケース1のスラスト止め係止段部IB上
に固定されることによって、駆動軸3のスラスト方向(
駆動軸3の長手軸心方向X−X)の移動が抑止される。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる従来のオイルポンプ装置において、スラスト止め
プレート8と、駆動軸3の嵌合溝3Aとの潤滑は行なわ
れない。
これは、オイルシール収納孔IEがオイルシールSによ
って液密的に区分され、特にスラスト止め係止段部側の
オイルシール収納孔lG内へのオイルの供給を遮断した
ことによる。このようにスラスト止めプレート8と嵌合
溝3Aとの嵌合部が無潤滑状態であると、前記嵌合部に
摩耗が生じる恐れがあり、この解決として定期的に潤滑
剤を塗布したり、あるいはスラスト止めプレートの材質
を特別に選定する必要があった。前者によれば、メンテ
ナンスが面倒であったり、失念する恐れがあり、後者に
よれば、材料選定に多くの時間を費やし、開発効率が悪
化したり、時として高価な材料を使用する必要があり、
経済性が劣るものであった。
〔課題を解決する為の手段〕 〔作用〕本発明になるオ
イルポンプ装置は上記問題点を解決しようとするもので
、嵌合溝とスラスト止めプレートの嵌合部の耐久性が秀
れたオイルポンプ装置を提供することを目的としたもの
で、前記目的達成の為に、少なくともポンプケースに回
転自在に支持された駆動軸に嵌挿され、駆動軸と一体に
回転するとともに外歯を備えたインナーロータと:イン
ナーロータの周囲に偏心し、インナーロータの外歯に噛
合する内歯を備えたアウターロータと:ポンプケースに
形成されたローター収納室内にインナーロータとアウタ
ーロータを配置し、インナロータの外歯と、アウターロ
ータの内歯によって形成される吸入空間、吐出空間と;
吸入空間に連なる吸入路と、吐出空間に連なる吐出路と
を備えたポンプカバーと:ポンプケースのローター収納
室の底部に穿設され、ポンプカバーに形成された吸入路
に対応する吸入路対応溝と吐出路に対応する吐出路対応
溝とを備えたポンプケースと:よりなるオイルポンプ装
置において、ポンプケースのローター収納室の底部に、
吸入路対応溝の中心側の内壁及び吐出路対応溝の中心側
の内壁より小径のスラスト止めプレート収納凹部を穿設
し、一方スラスト止めプレートは平板状に形成され、そ
の略中心部に駆動軸の長手軸心方向に対して直交してリ
ング状に刻設された嵌合溝内に回転自在に嵌合される嵌
合孔を穿設し、スラスト止めプレートの嵌合孔を駆動軸
の嵌合溝内に回転自在に嵌合配置するとともに前記スラ
スト止めプレートをスラスト止めプレート収納凹部内に
固定的に配置したものである。
而して、スラスト止めプレートはポンプケースに固定的
に配置され、スラスト止めプレートの嵌合孔が駆動軸の
嵌合溝内に回転自在に配置されるので、駆動軸のスラス
ト力を抑止できるものであり、更に吸入路対応溝、吐出
路対応溝、内にあるオイルはインナーロータ、アウター
ロータの端面とローター収納室の底部との間のわずかな
間隙より、スラスト止めプレート収納凹部内に進入し、
このオイルが嵌合溝と嵌合孔との間に侵入するのでスラ
スト止めプレートの嵌合孔と駆動軸の嵌合溝とのオイル
潤滑を行なうものである。
〔実施例〕
以下、本発明になるオイルポンプ装置の一実施例につい
て第2図〜第4図によって説明する。
(尚、第1図と同一構造のものにあっては同一符号を使
用し説明を省略する。) ポンプケースlのローター収納室ICの底部Tに深さD
、径りよりなり段部lJを有するスラスト止めプレート
収納凹部IHが穿設される。このスラスト止めプレート
収納凹部lHには、軸受孔IDが貫通し、スラスト止め
プレート収納凹部lHの径りは、吸入路対応溝6Aの中
心側の内壁6C及び吐出路対応溝6Bの中心側の内壁6
Dより中心側にあって吸入路対応溝6A、吐出路対応溝
6Bに連通されない。従って、吸入路対応溝6Aの中心
側の内壁6Cと吐出路対応溝6Bの中心側の内壁の経文
よりスラスト止めプレート収納凹部IHの径りは小なる
ものである。
また、駆動軸3の長手軸心方向x−Xに直交してリング
状に嵌合溝3Aが穿設される。(第1図と嵌合溝の位置
が変わったことから説明した)一方、20は平板状より
なるスラスト止めプレートであり、その外径はスラスト
止めプレート収納凹部IH内に配置される径を有し、そ
の板厚tはスラスト止めプレート収納凹部IHの深さD
と同一又は小とする。
そして、スラスト止めプレート20の略中心部には駆動
軸3の嵌合溝3A内に回転自在に嵌合配置される嵌合孔
2OAが穿設され、ざらに嵌合孔20Aの外側方に取付
孔20Bが穿設される。尚、本実施例においては嵌合孔
20Aはスラスト止めプレート20の外側へ開口する。
(スラスト止めプレート20は第4図に明示される。) かかる構成よりなるオイルポンプ装置は次の如く組みつ
けられる。
まず、駆動軸3の嵌合溝3A内にスラスト止めプレート
20の嵌合孔2OAを回転自在に嵌合する。
次に、ポンプケース1の軸受孔ID内に駆動軸lDを挿
通し、駆動軸3に嵌合されたスラスト止めプレート20
をスラスト止め収納凹部IH内に配置する。これによる
とスラスト医めプレート20はスラスト止め収納凹部I
Hの段部IJ上に配置される。このときスラスト止めプ
レート20の板厚tをスラスト止め収納凹部IHの深さ
Dと同一又は小としたのでスラスト止めプレート20の
端面がローター収納室ICの底部Tより突出することが
ない。
かかる状態において、スラスト止めプレート20の取付
孔20B内に締め付はビス21を挿入し、この締め付は
ビス21を螺動してポンプケース1のネジ孔IKに螺着
する。これによってスラスト止めプレート20はポンプ
ケース1に固定される。(締め付はビス21もまたロー
ター収納室ICの底部Tより突出させない) 次いでローター収納室IC内にインナーロータ4、アウ
ターロータ5を配置し、しかる後にポンプケースlの接
続平坦面IA上にポンプカ/ヘ−2の接続平坦面2Aを
配置してポルトNによってポンプケース1とポンプカバ
ー2とを締結する。
従って、駆動軸3はポンプカバー2の軸受孔2Bとポン
プケースlの軸受孔ID間に回転自在に支持され、スラ
スト止めプレート20はポンプケース1のスラスト止め
プレート収納凹部IHの段部IJに固定的に配置され、
さらに駆動軸3の嵌合溝3A内に回転自在に嵌合配置さ
れる。
而して、駆動軸3に対し、オイルポンプ装置の外部にあ
る駆動源より回転力が付与されると、駆動軸3が回転し
、インナーロータ4の外歯4Bとアウターロータ5の内
歯5Aの間隙が拡大して吸入空間を形成すると、この吸
入空間内の圧力は低下するもので、この吸入空間内の圧
力低下によって吸入空間に対応して開口する吸入路6A
よりオイルを吸入空間内に吸入するものであり、インナ
ーロータ4の外歯4Bとアウターロータ5の内歯5Aの
間隙が縮少して吐出空間を形成すると、この吐出空間内
の圧力は上昇するもので、この吐出空間内の圧力上昇に
よって吐出空間内に貯溜されていたオイルは吐出空間に
対応して開口する吐出路6Bにオイルを吐出するもので
ある。
一方、かかる駆動軸3の回転時において、駆動軸3はそ
の長手軸心方向x−xのスラスト力を受けるが、駆動軸
3の嵌合溝3Aに回転自在に嵌合配置されたスラスト止
めプレート20はポンプケーシング1のスラスト止め収
納凹部IH内に固定的に配置されているので駆動軸3の
スラスト方向の移動は抑止される。
かかるポンプ作用を成す本発明のオイルポンプ装置にお
いて、スラスト止めプレート20と駆動軸3の嵌合溝3
Aとの嵌合部の潤滑は次の如く行なわれる。すなわち、
インナーロータ4の外歯とアウターロータ5の内歯5A
の間隙が拡大して吸入空間が形成されると、(ポンプの
吸入工程時)この吸入空間内の圧力は低下する。このと
き吸入空間は、吸入路6Aと吸入路対応溝7Aに対応し
て開口しているもので、吸入路6Aを介して吸入空間及
び吸入路対応溝7A内にオイルを吸入する。
一方、インナーロータ4の外歯とアウターロータ5の内
歯5Aの間隙が縮少して吐出空間が形成されると、(ポ
ンプの吐出工程時)この吐出空間内の圧力は上昇する。
このとき、吐出空間は、吐出路6Bと吐出路対応溝7B
に対応して開口しているので、吐出路6B及び吐出路対
応溝7B内にオイルを吐出する。従って、吸入路対応溝
7A、吐出路対応溝7B内にあるオイルは、インナーロ
ータ4.アウターロータ5の端面とローター収納室10
の底部Tとのわずかな間より嵌合溝3A内に進入し、嵌
合孔3Aとスラスト止めプレート20との嵌合孔2OA
とのオイル潤滑を行なう。
さらにまた、嵌合孔3A内にあるオイルは、ポンプケー
ス1の軸受孔lDにも達し、駆動軸3と軸受孔IDとの
オイル潤滑を積極的に行なうものである。
尚、スラスト止めプレート収納凹部1Hの形状は丸孔に
限定されない、異形にすることによるとスラスト止めプ
レート20のスラスト止めプレート収納凹部IH内にお
ける回転が抑止される。
また、スラスト止めプレート20のスラスト止めプレー
ト収納凹部IH内におけるポンプケーシング1に対する
固着手段は締め付はビス21に限定されない0例えばス
ラスト止めプレート20をスラスト止めプレート収納凹
部IH内に直接的に圧入しても良い。
また、吸入路対応溝7Aとスラスト止めプレート収納凹
部IHとを連通路30によって連通ずると、スラスト止
めプレート収納凹部IHに対するオイルの供給を一層積
極的に行なえるものでスラスト止めプレートの嵌合孔2
0Aと嵌合溝3Aとのオイル潤滑をより一層効果的に行
なうことができたものである。
〔発明の効果〕
以上の如く本発明になるオイルポンプ装置によると、少
なくともポンプケースに回転自在に支持された駆動軸に
嵌挿され、駆動軸と一体に回転するとともに外歯を備え
たインナーロータと;インナーロータの周囲に偏心し、
インナーロータの外歯に噛合する内歯を備えたアウター
ロータと;ポンプケースに形成されたローター収納室内
にインナーロータと7ウターロータを配置し、インナロ
ータの外歯と、アウターロータの内歯によって形成され
る吸入空間、吐出空間と;吸入空間に連なる吸入路と、
吐出空間に連なる吐出路とを備えたポンプカバーと:ポ
ンプケースのローター収納室の底部に穿設され、ポンデ
カ/へ一に形成された吸入路に対応する吸入路対応溝と
吐出路に対応する吐出路対応溝とを備えたポンプケース
と:よりなるオイルポンプ装置において、ポンプケース
のローター収納室の底部に、吸入路対応溝の中心側の内
壁及び吐出路対応溝の中心側の内壁よりl」径のスラス
ト止めプレート収納凹部を穿設し、一方スラスト止めプ
レートは平板状に形成され、その略中心部に駆動軸の長
手軸心方向に対して直交してリング状に刻設された嵌合
溝内に回転自在に嵌合される嵌合孔を穿設し、スラスト
止めプレートの嵌合孔を駆動軸の嵌合溝内に回転自在に
嵌合配置するとともに前記スラスト止めプレートをスラ
スト止めプレート収納凹部内に固定的に配置したので、
吸入路対応溝、吐出路対応溝、内にあるオイルはインナ
ーロータ、アウターロータの端面と、ローター収納室の
底部とのわずかな間隙よりスラスト止めプレート収納凹
部内に進入し、このオイルによって確実にスラスト止め
プレートの嵌合孔と駆動軸の嵌合溝とのオイル潤滑を行
なうことができるとともに、嵌合孔からのオイルによっ
てポンプケーシングの軸受孔と駆動軸とのオイル潤滑が
行なえたもので定期的な潤滑油供給のメンテナンスが不
用となり、更には、駆動軸、スラスト止めプレートの材
料選択の自由度が大幅に増加したものでその実用的効果
大なるものである。
また、スラスト止めプレートの板厚tをスラスト止めプ
レート収納凹部の深さDと同一又は小としたとによると
、インナーロータ、アウターロータの端面ば少なくとも
ローター収納室の底部上に配置され、インナーロータ、
アウターロータのサイドクリヤランスを従来と同一に保
持できたのでポンプ性能を何等阻害することがない。
更にまたスラスト止めプレート収納凹部と吸入路対応溝
とを連通路によって連通させることによると、スラスト
止め収納凹部内へ積極的にオイルの供給を行なうことが
でき、スラスト止めプレートの嵌合孔と嵌合溝とのオイ
ル潤滑を一層効果的に行なうことができたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のオイルポンプ装置を示す縦断面図、第2
図は本発明のオイルポンプ装置の一実施例を示す縦断面
図、第3図は第2図におけるポンプケース(ポンプカバ
ーを取外した状態)の左側面図、第4図はスラスト止め
プレートの一実施例の平面図である。 i 、、、ポンプケース tC,、、、ローター収納室 I D 、、、、軸受孔 IH−、、スラスト止め収納凹部 T 、、、、底部 2 、、、、ポンプカバー  3 、、、、駆動軸3A
、、、、嵌合溝    4 、、、、インナーロータ5
 、、、、アウターロータ 6A、、、、吸入路6 B
 、、、、吐出路    7 A 、、、、吸入路対応
溝7 B 、、、、吐出路対応溝 20、、、、スラスト止めプレート 2OA 、、、、嵌合孔 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくともポンプケースに回転自在に支持された
    駆動軸に嵌挿され、駆動軸と一体に回転するとともに外
    歯を備えたインナーロータと;インナーロータの周囲に
    偏心し、インナーロータの外歯に噛合する内歯を備えた
    アウターロータと;ポンプケースに形成されたローター
    収納室内にインナーロータとアウターロータを配置し、
    インナロータの外歯と、アウターロータの内歯によって
    形成される吸入空間、吐出空間と;吸入空間に連なる吸
    入路と、吐出空間に連なる吐出路とを備えたポンプカバ
    ーと;ポンプケースのローター収納室の底部に穿設され
    、ポンプカバーに形成された吸入路に対応する吸入路対
    応溝と吐出路に対応する吐出路対応溝とを備えたポンプ
    ケースと;よりなるオイルポンプ装置において、ポンプ
    ケースのローター収納室の底部に、吸入路対応溝の中心
    側の内壁及び吐出路対応溝の中心側の内壁より小径のス
    ラスト止めプレート収納凹部を穿設し、一方スラスト止
    めプレートは平板状に形成され、その略中心部に駆動軸
    の長手軸心方向に対して直交してリング状に刻設された
    嵌合溝内に回転自在に嵌合される嵌合孔を穿設し、スラ
    スト止めプレートの嵌合孔を駆動軸の嵌合溝内に回転自
    在に嵌合配置するとともに前記スラスト止めプレートを
    スラスト止めプレート収納凹部内に固定的に配置してな
    るオイルポンプ装置。
  2. (2)前記スラスト止めプレートの板厚tをスラスト止
    めプレート収納凹部の深さDと同一又は小としてなる請
    求項第1項記載のオイルポンプ装置。
  3. (3)前記スラスト止めプレート収納凹部と吸入路対応
    溝とを連通路によって連絡してなる請求項第1項記載の
    オイルポンプ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0769386B2 (en) 1995-10-19 2004-11-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape-shaped label printing device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0769386B2 (en) 1995-10-19 2004-11-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape-shaped label printing device

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