JPH03289074A - 圧接型コネクタ - Google Patents

圧接型コネクタ

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JPH03289074A
JPH03289074A JP8832390A JP8832390A JPH03289074A JP H03289074 A JPH03289074 A JP H03289074A JP 8832390 A JP8832390 A JP 8832390A JP 8832390 A JP8832390 A JP 8832390A JP H03289074 A JPH03289074 A JP H03289074A
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JP
Japan
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layer
film layer
conductor
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carbon
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JP8832390A
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Akio Nakamura
昭雄 中村
Tsutomu Ogino
勉 荻野
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶表示装置(以下LCDパネル)とプリン
ト回路基板(以下PCボード)とを電気的に接続するた
めのインターコネクタに関し、特には電極ピッチが0.
35 w以下の高精細LCDCDパルネル続に有用な圧
接型インターコネクタに関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、液晶表示装置で用いられるTN(ツィスティッ
ドネマチック)方式の線形単純マトリクスLCDパネル
を、640X400ドツト、720×400  ドツト
等の大型ドツトマトリックス表示に改良したSTN (
スーパーツィスティッドネマチック)〜LCDパネルは
、現在電極ピッチが0.28〜0.35簡のものが多く
使用されている。
この5TN−LCDパネルとPCボードとの電気的接続
に使用されるインターコネクタは、圧接型高精細コネク
タ(以下SEコネクタ)と呼ばれているが、従来のSE
コネクタは第4図に示すように体積面を抵抗(以下ρV
)が0.5〜1.5Ω・1の導電性シリコーンゴム層2
2を、中心間ピッチP50±5.crm(幅Tc30±
3μm)で絶縁性シIJ :2− :yゴム層(幅T、
≧10.um)23を介して、多重積層した幅Z O,
7thの多層導電体芯材24の両サイドに、軟質の絶縁
性シリコーンゴム側材層25を設けた、幅W1.5〜5
.0 m 、高さH3〜15fl、長さし≦370fi
のインターコネクタ21としてあり、直積mLcDパネ
ルの電気的接続に使用されている。
そして、LCDパネルのパターン電極としては、表面抵
抗が30Ω/口程度のITO(Sn0□5%含有1nz
03)蒸着電極が使用され、大型表示LCDパネルの場
合、画面寸法が10インチ(203X152 m)以上
で、該ITO電極が細く長いものとなるため、ITOパ
ターンの抵抗値が端子電極部からの距離に比例して増加
することによる上下パターン間の印加電極の減少つまり
表示濃度の低下を抑制するために、端子電極部における
電圧降下(ΔV=1・R)を抑制する必要があり、即ち
接続抵抗(R)を10にΩ以下に抑える必要がある。
即ち、このSEコネクタにおいて例えばH5,0訪の場
合の導電層1層の抵抗(r)計算値は、汎用の導電性シ
リコーンゴム、87C40P (信越ポリマー■製品、
ρ、−5Ω・1)の場合rl=16、7 kΩとなり、
SRコネクタ仕様の高導電性シリコーンゴム、X−65
−216(信越ポリマー−製品、ρ、=0.9Ω・cm
)の場合r、 −3,OkΩとなる。また、パターン電
極ピッチが0.35鶴のLCDパネルの端子電極幅は0
.18〜0.25鶴で形成されるのが普通であり、SR
コネクタの導電層3〜5層が接触することになるので、
この場合の接続抵抗計電値はそれぞれR1=3.3〜5
.6にΩ、R,=0.6〜1.OkΩとなる。また、実
際の電極間にコネクタを挟持した時の接触抵抗は計算値
遺りにならないのが普通であり、かつカーボン分散導電
性シリコーンゴムはρ、がかなりバラ付くことから、汎
用導電性シリコーンゴムを使用すると10にΩを越える
こともあるため、SEコネクタにおいては高導電性シリ
コーンゴムを使用する必要が生じるのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この従来のSEコネクタにおいては高導電性シ
リコーンゴムは、該ゴム中に分散する導電性カーボンブ
ラ、りを特殊な表面処理を行うことにより導電性を高め
たものであり、ρ、が20%以上バラつくのが普通で、
隣接電極間の接続抵抗値差が0.5にΩ以上になる場合
には、LCDパネルを点灯した時、局所的に、B&gI
や白線が走る表示濃度ムラ不良を生じ、これはバックラ
イト付き透過型LCDパネルにおいて顕著となり、更に
は白黒の濃度階調でグラフインク表示を行うバフクライ
ト付き透過型LCDパネルでは、該階調性を印加電圧の
大小で制御するため、端子接続部における抵抗値差、即
ち電圧降下の差はより大きな問題となるのである。本発
明者らの実測データによれば、ピンチ0.35m(線幅
0.18m>の端子電極にH5,OmのSEコネクタを
使用した時、平均値約0,6にΩに対し、1にΩを越え
るものが20%以上存在する。
また、LCDパネルは、現在の白黒モードパネルから、
フルカラーモードパネルへ開発が進んでおり、フルカラ
ーモードパネルは端子電極ピンチ0.1〜0.15mが
要求されている。しかし、従来タイプのSRコネクタは
、絶縁性SRをより薄(製膜できないために導電層ピン
チ配列40〜50μmが限界であり、SEコネクタの(
導電層配列ピンチ)/(被接続電極ピンチ)比が115
以上では電気的接続が不確実になることからフルカラー
モードパネルを従来タイプのSRコネクタで接続するこ
とは不可能であるなどの欠点があった。
本発明は、これら従来の問題を解決しようとするもので
、SEコネクタの接続抵抗を数十Ωの領域まで低下させ
て、隣接電極間における接続抵抗のバラツキを低い領域
に抑えて表示品質の向上をはかり、またSEコネクタの
導電層配列ピッチを小さくして、より高精細なLCDパ
ネルの接続対応を可能にするコネクタを構成簡単で安価
な形態で提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、プラスチックフィルムと、このプラスチック
フィルムの一面に設けた金属薄膜層と、該金属薄膜層表
面に設けたカーボン皮膜層と、該カーボン皮膜層表面に
設けた導電性エラストマー層とからなる導電体層を繰り
返し単位を持つように繰り返し配列して多層導電体芯材
として保有することを特徴とする圧接型コネクタである
〔実施例〕
本発明の圧接型高精細コネクタを第1〜2図例につき説
明すると、プラスチックフィルム11と、この少なくと
も一面に設けられた金属薄膜層12と、該金属薄膜層表
面に設けられたカーボン皮膜層13と、該カーボン皮膜
層表面に設けられた導電性エラストマー層14とからな
る導電体層1を多数繰り返し配列した多層導電体を芯材
16とし、この両サイドに軟質絶縁体エラストマー側材
17を備えたSEコネクタとしである。
このSEコネクタにおいて、プラスチックフィルム11
としては導電層間の絶縁保持部材であり、また実際のコ
ネクタ製造工程において最小繰り返し単位を構成する支
持体となるものであるが、ポリエチレンフィルム、ポリ
塩化ビニルフィルム。
ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニルアルコールフ
ィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ポリカーボネートフィルム、ポリエチレンテレフタ
レートフィルム(以下PETフィルム)、セルロースト
リアセテートフィルム。
セルロースジアセテートフィルム、セルロースアセテー
トブチレートフィルム、ナイロン6フィルム、ポリイミ
ドフィルム、ポリパラバン酸フィルム等が選んで用いら
れ、後工程の真空蒸着、コーティング、カレンダー・ト
ンピング時の巻出し・巻取り等の機械張力に耐え、かつ
加熱負荷に耐える必要から、引張り強さが大きくて破断
伸びが小さく、また耐熱性の高いPETフィルムの使用
が最も好ましい、このプラスチックフィルムの厚さは、
厚過ぎるとSEコネクタとしたとき圧接応力が大きくな
り局所的接触不安定を生じるし、薄過ぎると機械張力に
より皺寄りを生じるので1〜10μmの範囲、望ましく
は3〜6μmとするのがよい。
また前記金属薄膜層12は、SEコネクタに高導電性を
付与する層であり、該金属としては、AI。
Cu+ N1+ Cr+ Sn+ Zn+ Fe+ M
n+ MO+ TI+ L AL^u、 Pt等が挙げ
られ、また薄膜形成方法としては、電気メツキ法、無電
解メツキ法、真空蒸着法、カソードスパッタリング法等
が挙げられるが、PUTフィルムに対する密着性、導電
性の経時安定性の上でAI真空蒸着膜の使用が最も好ま
しい。このAI蒸着膜の厚さは100〜1000人の範
囲、望ましくは300〜700人の範囲とするのがよい
。この場合、A1蒸着膜の表面抵抗は厚さ300〜40
0人で3〜4Ω/ロア厚さ600〜700人で1〜1.
5Ω/口である。
さらに、前記カーボン皮1llN13としては、前記金
属薄膜層12を酸化及び硫化雰囲気がら保護し電気抵抗
の劣化を防止すると同時に、該皮膜層表面は表面粗さ(
JIS B 0601)がRmax  ; 2 II 
m以上、R211/jm以上、Rm:0.3prn以上
のマント状凹凸面であるため導電性エラストマーのトッ
ピングを容易にすることができる。このカーボン皮膜層
12は、カーボンブラック及び/又は黒鉛粉末と、熱可
塑性又は熱硬化性樹脂と、溶媒とから成るカーボンイン
クをコーティングマシンによって金属薄膜層表面にコー
ティングし、加熱炉を通過させて該溶媒を揮散させ、熱
硬化性樹脂の場合には、更に加熱室内で硬化反応を完結
させることにより得ることができる。
なお、カーボン皮膜層13の母材樹脂としては、飽和共
重合ポリエステル又は熱硬化性ポリウレタンが、耐熱性
、フレキシビリティ等の点から好ましい、また、この母
材樹脂の溶媒としては、樹脂との相溶性及びコーテイン
グ後の速揮散性からトルエン、メチルエチルケトン、酢
酸エチル等の低沸点溶媒の使用が好ましい。カーボンブ
ラックは、ケッチエンブラック、アセチレンブラック、
導電性ファーネスブラック等が挙げられ、黒鉛粉末とし
ては、天然鱗状黒鉛粉末、天然土状黒鉛粉末。
人造黒鉛粉末等が挙げられる。これらを適宜組み合わせ
て配合することにより、カーボン皮膜層13のρ1は0
.02〜10Ω・】の範囲で得ることができるが、前記
目的のためには0.3〜0.5Ω−1程度で十分であり
、この値は前記カーボンブラックを用い、固形分全体に
対するカーボン量を40重量%とじ、インク全体に対す
る固形分量が25〜35重量%となるようなカーボンイ
ンクを調整してコーティング皮膜を形成すると容易に得
ることができる。なお、黒鉛粉末とカーボンブランクと
の混合系を用いてコーティング皮膜を形成すれば、0.
05Ω・1程度を容易に得ることができる。
このコーティングは、ダイレクトグラビアコータオフセ
ットグラビアコーター、3本リバースロールコータ−等
汎用のコーティングマシンを使用して行うことができる
。コーティング皮膜の厚さは、厚過ぎると導電性エラス
トマー層14と金属薄膜層12との導通性を妨害するの
で、1〜10μmの範囲とするのがよい。この場合、第
2図に模式的に示すように、電流Iは、導電性エラスト
マー層14−カーボン皮膜層13−金属薄膜層12→カ
ーボン皮膜層13−導電性エラストマー層14というよ
うに短絡的に流れ、導電性エラストマー層14は、柔軟
に弾性変形して対向電極との接触の安定性を保つよう機
能する。この導電性エラストマー層14は、カーボンブ
ランクを架橋ゴム又は熱可塑性エラストマーに分散して
得られる。そして用いられるカーボンブラックとしては
、ケンチェンブラック、アセチレンブラック、導電性フ
ァーネスブラック等が挙げられ、架橋ゴムとしてはIR
SBR,CR,IIR,BVA、7’)+Jルゴム、ウ
レタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、熱可塑性エ
ラストマーとしてはスチレン−ブタジェン−スチレン共
重合体、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリウ
レタン系熱可塑性エラストマー等が挙げられるが、オー
ブン2本ロールやバンバリーミキサ−等汎用のゴム混練
装置でカーボンブラックを配合でき高導電性を得られる
シリコーンゴムの使用が最も好ましい。
なお、本発明の繰り返し単位、即ち導電体層lを繰り返
し多重配列する多層導電体芯材16の製造方法には、P
ETフィルム等のプラスチックフィルム11の少なくと
も一面に真空蒸着機等によりAI等の金属薄膜層12を
形成(以下これをAI−PETフィルム)する。次いで
飽和共重合ポリエステル又は熱硬化性ポリウレタン/溶
媒/カーボンブラックから成るカーボンインクを調整し
、ダイレクトグラビアコーター等のコーティングマシン
を用いて、AI−PETフィルムのA1面にコーティン
グ、加熱乾燥してカーボン皮膜層13を得る(以下この
フィルムをカーボン^1−PETフィルム)。その上、
2ステ一シヨン式ダイレクトグラビアコーター等の2色
コーターを用い、カーボンAt−PETフィルムの両面
に、シランカップリング剤のコーティング処理を行った
のち、カーボンブラックを配合した導電性シリコーンゴ
ムをL型4本カレンダーロールを用いて均一厚さの分出
しを行いながら、カーボンAI−PETフィルムのカー
ボン面にトフビングし、これを該ゴムが未加硫状態のま
ま多面体ドラムに巻き取る。この多面体ドラムから一面
ずつ切り出し、所定の厚さに積層し、プレス成形により
加硫接着一体化する。しかもこれを、積層方向と直角方
向に厚さ(Z)0.7鶴にスライスし、この両側に未加
硫の軟質絶縁性エラストマー17を、多層導電体芯材1
6の幅Zを含む総厚さがWとなるように重ね、プレス成
形により加硫一体化する。
次に、導電層配列方向と直角に幅Hにカッティングし、
適当な長さしに切り揃えると、第1図に示すような、多
層導電体芯材16の繰り返し単位1がプラスチックフィ
ルム11/金属薄膜層12/カーボン皮膜層13/導電
性エラストマー層14で、幅W×高さH×長さしのSE
コネクタを得ることができる。
第1図及び第2図は本発明の最も基本的な構成の多層導
電体芯材の繰り返し単位1を有するSEコネクタである
が、第3図(alに示すような、多層導電体の繰り返し
単位が金属薄膜層12/プラスチツクフイルム11/金
属薄膜層12/カーボン皮膜層13/導電性エラストマ
ー層14であるようなSEコネクタとしたり、第3図(
blに示すような、多層導電体の繰り返し単位1がカー
ボン皮膜層13/金属薄膜層12/プラスチックフィル
ム11/金属薄膜層12/カーボン皮膜層13/導電性
エラストマー層14であるようなSEコネクタとしたり
、第3図(C1に示すような、多層導電体の繰り返し単
位1が絶縁性エラストマー層15/カーボン皮膜層13
7金属薄膜層12/プラスチックフィルム11/金属薄
膜層12/カーボン皮膜層13/導電性エラストマー層
14であるようなSEコネクタ等とすることも選んでで
きる。
(実施例−1) 厚さ5.7μm、引張り強さ32kgf/m”、破断伸
び63%のPETフィルム、6CF53 (東し■製、
商品名)幅300■X 2000 mの片面に厚さ60
0AのAIR着を行い、表面抵抗が1.2Ω/口の^1
−PETフィルムを調製した。
ポリウレタンポリオール/ポリイソシアネート/トルエ
ン&酢酸エチル/アセチレンブラック&ケッチエンブラ
ックから成る、乾燥時ρvO13〜0.4Ω・lのカー
ボンインク、5T−77−51改■ (信越ポリマー■
製、商品名)を、グラビア版条件が#90線×深度90
μmのダイレクトグラビアコーターを用いてコーティン
グし、100℃X14mの加熱炉を50m/分で通過さ
せ、ロール状巻取り後60℃×72時間放置しウレタン
反応を完結させた。このカーボン皮膜層は厚さ5μmで
、A1層を含む表面抵抗は2.0Ω/口であった。
このカーボンAI−PETフィルムの両面に、シランカ
ッブリング荊5ブライマー階8 (信越化学工業■製、
商品名)を2ステ一シヨン式ダイレクトグラビアコータ
ーによりコーティング処理した後、メチルビニルポリシ
ロキサン生ゴム/過酸化物架橋剤/アセチレンブラック
&ケッチエンブランクから成る、架橋時ρvO09Ω・
1.硬さ(JIS−A)  65 ”Isの導電性シリ
コーンゴム、X−65F−216(信越ポリマー■製、
商品名)を、L型4本カレンダーロールで厚さ29μm
に分出しを行い、上記カーボンAI−PETフィルムの
カーボン面にトッピングを行った。この導電性シリコー
ンゴムは未加硫のまま張力を掛けて合計500層(厚さ
2ON)まで巻取った後、長さ300鶴ごとに切断し、
これを15段重ね(厚さ300m)にして、160℃×
0.8眩r /dx 24時間の条件でプレスキュア一
体化を行い、積層ブロックを作製した0次に、コネクタ
スライサー(信越ポリマー■製、インターコネクタ製造
装置)により、積層方向と直角にスライスを行い、導電
層配列ピッチ40μm×厚さ0.7■×ロ300fiの
多層導電体芯材を調製した。
この多層St体芯材の表裏面に、厚さ2.15flに分
出しした架橋時ρVIXIO”Ω・ロ、硬さ(JIS−
八)15〜20’Hsの絶縁性シリコーンゴム。
W−20(信越ポリマー■製、商品名)を重ね、160
℃×O−8kgf /c+Jx l Q分の条件でプレ
スキュア一体化を行い、さらにHカッター(信越ポリマ
ー■製、インターコネクタ製造装置)を用い、芯材の導
電層配列方向と直角に幅10flでカッティングし、W
 5 m X H5tm X L 300餌のSEコネ
クタを作製した。
このSEコネクタを電極ピッチ0.35fi(電極幅0
.18m)の金メツキ電極間に圧縮率20%で挟持し四
端子法で接続抵抗を測定したところ、接続不良は0で抵
抗値30〜70Ωが得られ、実際にバンクライト付き透
過型LCDパネルモジュール(東芝製パソコン、ダイナ
ブックJ −3100S S分解品)に実装して、表示
濃度ムラを目視テストしたところ、該表示ムラは全く見
られなかった。
比較のために、現行のSEタイプ(前述)を同様の金メ
ツキ電極間に挟持し、接続抵抗を測定したところ、多く
は600〜700Ωであるが、1にΩを越えるデータが
約20%あり、上と同様の表示濃度ムラ試験によると、
高電圧領域では目立たないものの低電圧傾城では表示ム
ラが目視で観察された。
(実施例−2) また、より高精細な電極ピッチ対応を意図して、多層導
電体芯材の繰り返し単位を、上記同様の材料を使用して
、プラスチックフィルム3.5μm/金m薄膜層600
人/カーボン皮膜層3.5μmZat性エラストマー層
15μm、即ち導電層ビ。
チ22μmとして、その他は上と同様にしてSEコネク
タを試作し、電極ピッチ120μm(電極幅60μm)
の金メツキ電極間に圧縮率20%で挟持し四端子法で接
続抵抗を測定したところ、接続不良は0で、抵抗値30
〜70Ωが得られ、フルカラーモードLCDパネル接続
の可能性が確かめられた。
〔発明の効果〕
本発明は、プラスチックフィルムと、このプラスチック
フィルムの一面に設けた金属薄膜層と、該金rIX薄膜
層表面に設けたカーボン皮膜層と、該カーボン皮膜層表
面に設けた導電性エラストマー層とからなる導電体層を
繰り返し単位を持つように繰り返し配列して多層導電体
芯材として保有することにより、導電性エラストマー層
の弾性変形により被接続電極との接触を安定化する一方
、金[薄膜層が導電経路を短絡するので、対向電極間の
接続抵抗を数十Ωのオーダーにすることができ、該接続
抵抗のバラツキを低い領域に抑えることができ、接続抵
抗のバラツキに起因するバックライト付き透過型LCD
パネルの表示濃度ムラ不良を解決することができると共
に、薄葉のプラスチックフィルムが導電層間の絶縁性を
保証するので、導電層配列ピッチを20μm以下にでき
、フルカラーモードLCDパネル対応の被接続電極ピン
チ0.1鶴のコネクションを可能にすることができるし
、またカーボン皮膜層は金属薄膜を環境雰囲気から保護
するとともに、このマット状凹凸面が導電性エラストマ
ー層のトッピングを可能にして表示品質の高いSEコネ
クタの大量生産性を可能にできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のSEコネクタの実施態様を示す斜視図
、第2図は本発明のSEコネクタの導電経路の模式図、
第3図(al〜)(C)は多層導電体芯材の繰り返し単
位の幾つかの例を示す縦断面図、第4図は従来タイプの
SEコネクタの斜視図を示す。 1・・・多層導電体芯材の繰り返し単位の導電体層、1
1・・・プラスチックフィルム、12・・・金属薄膜層
、13・・・カーボン皮膜層、14・・・導電性エラス
トマー層、】5・・・絶縁性エラストマー層、16・・
・多層導電体芯材、17・・・軟質絶縁性エラストマー
側材。 (a) 第3図 (b) (C) 第4図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラスチックフィルムと、このプラスチックフィ
    ルムの一面に設けた金属薄膜層と、該金属薄膜層表面に
    設けたカーボン皮膜層と、該カーボン皮膜層表面に設け
    た導電性エラストマー層とからなる導電体層を繰り返し
    単位を持つように繰り返し配列して多層導電体芯材とし
    て保有することを特徴とする圧接型コネクタ。
  2. (2)プラスチックフィルムと、このプラスチックフィ
    ルムの両面に金属薄膜層を設け、該金属薄膜層の一方に
    カーボン皮膜層及び導電性エラストマー層を順次積層し
    たものを多数順次繰り返し配列した多層導電体芯材を軟
    質絶縁性エラストマー側材層間に芯材として介在配備し
    たことを特徴とする圧接型コネクタ。
  3. (3)プラスチックフィルムと、このプラスチックフィ
    ルムの両面に金属薄膜層を設け、この金属薄膜層にそれ
    ぞれカーボン皮膜層を設け、該カーボン皮膜層の一方に
    導電性エラストマー層を積層したものを多数順次繰り返
    し配列した多層導電体芯材を軟質絶縁性エラストマー側
    材層間に芯材として介在配備したことを特徴とする圧接
    型コネクタ。(4)プラスチックフィルムと、このプラ
    スチックフィルムの片面に金属薄膜層、カーボン皮膜層
    及び導電性エラストマー層を積層し、かつプラスチック
    フィルムの他面には絶縁性エラストマー層を設けたもの
    を多数順次繰り返し配列した多層導電体芯材を軟質絶縁
    性エラストマー側材層間に芯材として介在配備したこと
    を特徴とする圧接型コネクタ。
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