JPH03286708A - 歯ブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は歯ブラシに関し、更に詳しく述べれば、並置せ
られた一対の歯ブラシ体を適所にて揺動自在に枢支して
なり、歯磨としての歯垢の除去及び歯茎の７７サージを
迅速がつ効果的に行うことができる歯ブラシを提供する
ためになされたものである。

「従来の！ｊＬ術」 従来より種々の歯ブラシが提案されており、もっとも−
船釣な適宜長さの柄体端部表面に適宜硬さの樹脂繊維や
動物の毛などよりなる毛質の植毛を施しただけものや、
柄体に対して植毛部が脱着自在なものや、柄体が折り畳
み自在なものなどがある。

また、迅速に歯磨をするために電動歯ブラシも発明され
ている。

更に、本発明に最も近い従来例としては、ビンセット状
の柄体先端部内側に対向せしめて植毛部を形成し、該対
向した植毛部の開に歯を挾み込む如き状態で摺動せしめ
て歯を磨く歯ブラシも古くから提案されている。

「考茶が解決しようとする課題」 したがって、上記の如き一本の柄体先端部表面に直立し
た植毛部が形成せられたものでは、そもそも歯磨という
ものは口腔外から日中に歯ブラシを挿入して磨くもので
あるので奥歯を磨く際に前歯が邪魔となり、したがって
かかる事態に対処するために柄体に適宜の角度を設けて
屈曲させたり、柄体の植毛部近傍を弯曲させて前歯列と
の干渉をさけて歯磨しやすくしたものもあるが、歯列弓
を構成する大臼歯、小臼歯、犬歯、門歯等の大きさや形
状の異なるそれぞれの歯の表面や歯茎の境目の隅々まで
磨くには手を広範囲に動かすと共に、それぞれ所要の位
置で歯ブラシと歯の相関が一定時間安定を得る上う手と
口の開きの関係の保持に努める必要があるが、歯垢除去
に十分な時間、筋力を保持するのが困難であり、かつ全
体を磨き上げるには長時間を要し、疲労が大となってい
た。

一方、これら疲労を緩和させ、能率を上げて歯磨を行う
ように考案された電動歯ブラシは、これも各歯の歯磨を
する所望の適所への手による広範囲な移動は必須で、本
体は乾電池などを収容しているため、重量も重くなり、
高価なものとなっていた。

また、最近の歯ブラシの植毛部は、歯面、歯茎の境目の
磨きに対して各種の大きさ、形状の配慮がなされている
が、毛質と柄体とが一体に固定せられた構造から戊って
いるので、歯磨の際には歯ブラシと相対する歯が前述の
通り、各種の複雑な構成、形状であるため、結果として
十分な歯Ｓき効果を得ることが簡単にはできず、極めて
能率が悪く疲労が大きいものであった。

前述の如き従来の歯ブラシは、植毛部分が使用状態にお
いては基本的に一体構造に或っており、各種の磨き方に
適したように、たとえば、歯ブラシの軸方向の大きな往
復の動き幅寸法に対応できるようにブラシ植毛部を軸方
向に長く　（大人男性用で２５〜３５ｍ１１程度）かつ
比較的幅方向を狭く（大人男性用で１０問弱）とったも
のや、最近の磨き方の傾向として軸方向の微動往復運動
による方式（バス方式）があるが、この磨きかたに対処
するとともに任意の場所への接近性も兼ねてブラシ植毛
部の軸方向を比較的短く　（大人男性用で２０−曽程度
）し、逆に植毛部の幅を比較的広く　（大人男性用で１
０ｍｗ強）とって歯への当り面を大きくし、ｔｍ茎の＃
ｔｕまで当接し易くしたもの、あるいは、歯茎の境目の
歯垢の除去と歯茎のマツサージをやり易くするように、
植毛部幅方向の両端毛質を足長に構成したもの、または
逆に中央毛質を足長に構成したもの等が特徴的なものと
して存在するが、しかしながら、歯は馬蹄形にならんで
、歯列弓をつくっていること、並びに上下各歯の大きさ
、凹凸形状などの異なる歯に対して最適な歯磨、更に歯
茎の境目の＊垢の除去、マツサージ等に適した磨き方を
行うには、歯ブラシを口内でａｍ無尽に動かし、まんべ
んなく歯の表裏表面や歯茎に植毛部を当接対応させ、長
時間に亘って巾広くかつ神経を使った注意深い歯磨動作
を必要とするものである。

また、歯垢の除去等に当ってはそれぞれ一定の位置に、
所要の時間歯ブラシを保持し、微動動作を続ける必要が
あり、歯ブラシを掴んでいる手の疲れ、並びに口をあけ
た状態を保つためのあごの疲れ等があり、長時間の歯磨
きに耐えにくく不完全な１！ｉＩＩさとなる。

前述のような結果となるのは、従来の歯ブラシが、基本
的に、 イ　上あごの上歯、下あごの下歯は別々に磨く、ロ　各
歯の外側面、内側面、−１面は別々に磨く、ハ　歯と歯
茎の境目は原則として別に磨く、二　常に口を開けた状
態を保持し、磨く、というような考え方のもとに製造せ
られているため、歯ブラシの長手方向の軸線に討して左
右対称形にて植毛部と柄体が一体構造的に作られている
ためであるということを本件発明者は見出だした。

尚、植毛部幅方向の両端毛質列を足長に（又は、逆に中
央毛質列設を足長に）！威した歯ブラシの場合、上記ハ
項で示した歯茎の境目を磨くには適しているが、門歯（
前歯）等の大きな歯の表面（＠面、裏面）を磨くには中
央部（又は両端部）が隙いた状態となり、不都合となる
が、こｔＬも柄体と植毛部が一体構造となされて各種の
形状、大きさを有する歯に対応させているので無理があ
るためである。

したがって、簡単迅速に各種の歯に対して適切な歯磨が
出来るような歯ブラシの出現が強く望まれていた。

「課題を解決するための手段」 本発明は、かかる如き従来の要望を満足させる為になさ
れたものであって、従来の歯ブラシが植毛部分と柄体が
一体構造となされて、各歯の周囲表面及び歯茎の境目を
別個に磨く方式のものであるのに対し、本発明品は、植
毛部を歯ブラシの長手軸方向に対して略左右線対称に分
割した如く、適宜！ｋｉ！−を有する柄体の一端部近傍
表面に適宜硬さの繊維を植立させて植毛部を形成してな
る一対の歯ブラシ体を並置した状態にて、前記柄体の中
１１１１部適所にで一対の歯ブラシ体を少なくとも植立
方向に揺動自在に枢支してなる歯ブラシとなしたもので
ある。

したがって、左右一対のの植毛部はそれぞれ独立して植
立方向に相対的に動くことができるものとなり、左右一
対の植毛部の軸方向と直角な方向に於ける植毛部の横幅
の和は、従来一般に使われているものより広く設定でき
るものとなる。

又、左右それぞれの植毛部の植毛質は、左右いずれもが
隣接する内側から外側に向って、長さをしだいに毛足が
長くなるように、又は毛足が短かくなるように構成する
とより効果があがる。

なお、左右一対の植毛部は、柄体を握った手の操作によ
り容易に動かすことができ、その動きは単に細線方向へ
の動きではなく、左右の植毛部が横方向に相対的に開い
たり、又わずかに紬自身が回動したり、更に左右部の植
毛部が植立方向（上、下）に相対的に段違いになるよう
に動くようになされでいる。

［作用］ したがって、前記の構成を有する本発明品を使用すると
きは、柄体を動かし、左右一対の植毛部を可動せしめて
相対位置を可変させ、全体としての植毛部の形状、大き
さを変化させ、各歯及び歯茎に対して歯磨き及び歯茎マ
ツサージのための最適状態を生み出すようにしで、例え
ば、歯の側表面及び上面を同時に、また、上歯基と下歯
茎の表面を口を閉じた状！！（又は少し開いた状！すで
同時に歯ｌｓでき、またｍ面と歯茎も同時に歯磨できる
など、高能率かつ最適な状態にて歯磨きを可能となる。

［実施例１ 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

（第１実施例） 第１図乃至第７図には本発明の第１実施例を示し、たと
えば合Ｉ！Ｌ樹脂よりなる適宜長さを有する柄体ＩＡ、
２Ａの一端部ＩＢ、２Ｂの近傍表面ＩＣ，２Ｃにたとえ
ば動物の毛や合成樹脂繊維などの適宜硬さの繊維ＩＤ、
２Ｄを植立させて植毛部ＩＥ、２Ｅを形成してなる一対
の歯ブラシ体ＩＦ。

２Ｆをｉｆｆした状態にで、前記柄体ＩＡ、２Ａの中間
部内側に形成せられた揺動支点としての凹凸嵌合部ＩＨ
，２）（を嵌合し、該嵌合部１Ｈ１２Ｈの外側に設けら
ｈた凹所ＩＧ、２Ｇにゴム質なとよりなる弾性体３を嵌
入することによって一対の歯ブラシ体ＩＦ、２Ｆを少な
くとも植立方向Ｚに揺動自在に枢支してなる歯ブラシ１
００となしたものである。

したがって、本発明品をし↓うするには。柄体ＩＡ、２
Ａを手で握って日中に植毛部ＩＥ、２Ｅを位置させ通常
の歯磨と同様に使用に供すれば植毛部ＩＥ、２Ｅは第４
図の二点ａｕｉの如く揺動することがＣきるものとなっ
ているので、第５図の如く歯４の表面の歯磨及び歯茎５
の７ツサーノ、歯４と歯茎５の境目のもっとも汚れやす
い部分６をも同時に歯磨できるものとなり、第６図に示
す如くたとえば前歯４を磨く場合に上の歯と下の歯が前
後していても植毛部ＩＥ、２Ｅが揺動して的確に歯４と
歯茎５等を歯磨でき、更に、第７図の如き奥歯４を磨く
時には歯４の上面と側面を同時に磨くことができるもの
となる。

尚、植毛部ＩＥ、２Ｅの柄体側には植毛部を適切な距離
に保持する当接部ＩＩが設けられ、その更に柄体側には
柄体どうしの干渉をさけるための溝ＩＪが構成せられて
いる。

（第２実施例） 第８図には本発明の第２実施例を示し、前記実施例と同
構造部分には同符号を付して説明を省略し、ことなる部
分のみについて説明すれば、一対の柄体ＩＡ、２Ａを外
側に向けて弯曲せしめ、該柄体ＩＡ、２Ａを手で握るこ
とにより植毛部ＩＥ。

２Ｅが１１関するようになしたものであり、弾性体３の
付勢力により元の状態に復元するようになしたものであ
り、植毛部ＩＥ、２Ｅを離間せしめて広い植毛部として
よりスピーデイ−に歯磨を行うことができるものとなる
。

（第３実施例） 第９図及び第１０図には本発明の第３実施例を示し、植
毛部ＩＥ、２Ｅの内側に対向せしめて永久磁石の磁着し
あうＮ極とＳ極を近接せしめて設けたものであり、植毛
部ＩＥ、２Ｅを近設させるための補助手段となると共に
、永久磁石の磁力によって血行を良くし、！！康によい
ものとなしたものである。

（第４実施例） 第１１図及び第１２図には本発明の第４実施例を示し植
毛部ＩＥ、２Ｅの列の毛丈をそれぞれ内側はど短くした
り、逆に長くしたものであって、歯等の形に良く適合し
たものとなって、より！！％やすいものとなる。

（第５実施例） 第１３図、第１４図には本発明の第５実施例を示し、前
記第２実施例（第８図）で示した物の一対の柄体ＩＡ、
２Ａ間に支軸１０を設けたものであり、支軸１０を手で
握って、柄体ＩＡ、２Ａを親指と人指し指等で握りなが
ら歯磨すれば第１４図の如く植毛部ＩＥ、２Ｅ間の距離
を可変しながら効率良く歯磨をすることができる。

（第６実施例） 第１５図及び第１６図には本発明の第６実施例を示し、
（ロ）図で示す如く揺動支点部を円弧状にすることによ
り植毛部ＩＥ、２Ｅｔ−傾斜させてより歯等に密着させ
て効率のよい歯磨ができるようになしたものであり、少
しなれれば箸を使い慣れた日本人には容易に使いこなせ
るものとなる。

（第７実施例） 第１７図には本発明の第７実施例を示し、植毛部ＩＥ、
２Ｅを揺動させたくない場合には固定リング１２を矢印
の如く移動させて一対の柄体ＩＡ。

２Ａを固定して使用できるようになしたものである。

（その他の実施例） 本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、たと
えば、植毛部の裏面には歯茎のマツサージに適した柔ら
かいゴム質のパッドを設けたり、一対の植毛部は大きさ
や形あるいは植毛の長さ、形、量などを非対称に形成す
ることもできる等、要旨を逸脱しない範囲で変形して実
施できるものである。

［考某の効果１ 本発明は以上述べた構成となしたので、植毛部を自由に
揺動させながらあらゆる形状の歯などに対して適切に密
着せしめて［Ｉ磨をする事ができるものとなり、その効
果を列挙すれば、 ■　植毛部が２分割された一対に構ｔされているため、
歯磨時に同時に２つの植毛部が歯や歯茎と接触するもの
となり、従来のものと同じ歯垢の除去と歯茎のマツサー
ジ等の歯Ｓき効果を上げるのに短時間（約半分）で済む
。

■　一対の揺動自在な植毛部に構成されてり）るので、
歯の表の面を磨く時には、植毛部の左右を揃えて幅広の
状態にして使用することにより奥歯の場合は、上下歯面
を覆う如く、歯と歯茎の境目までフイ７Ｆでき、歯ブラ
シの長手方向の９通の動かし方で、歯垢の除去と歯茎の
マツサージ等が確実に実施できる。

また、大きな前歯の場合は、上歯面、下歯面に分けて行
なえば、前述と同様に確実に実施できる。

また、左右の植毛部を横方向に広げれば、上下歯の歯と
歯茎の境目部分を同時に磨くことが可能であり、このよ
うに植毛部を一時的に幅広に構成できるので、磨く場所
に合せた選択が可能となる。

■　一対の植毛部となっており、一方の植毛部を歯の側
面に、他方の植毛部を歯の上面に当てて同時に磨くこと
が可能となる。

■　−肘の各々の植毛部の植毛の横幅は従来の一体固定
方式のものに比し、幅狭に構成できるので、歯の上面の
凹みによくフィツトでき、よく磨ける。

■　植毛部が一対になっていて、歯への接触を別々に行
なえるので、横方向の内側と外側の植毛列の毛の長さに
積極的な差を設け、歯及び歯茎境目に有効に作用させ得
るものとなる。

■　歯に対し、植毛部が無理な接触をしなし１ので、植
毛の痛み（反り）が生じにくい。

■　第３実施例の場合、左右植毛部の相対的な動きの力
を助けるため、細部に配置のマグネットの磁力を利用し
、紬を容易に操作でき得る。

■　植毛部を有する柄体が左右別片であるため、別色柄
体からなるカラフルな組合せとすることができる。

などの様々な効果を奏するものとなる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、 第１図は、本発明第１実施例の外観正面図、第２図は、
同分解斜視図、 第３図は、部分断面平面図、 第４図は、ＩＶ−１’Ｖ断面図、 第５図は、使用状態説明用断面図、 第６図は、使用状態説明用断面図、 第７図は、使用状態説明用断面図、 第８図は、本発明第２実施例の平面図、第９図は、本発
明第３実施例の平面図、第１０図は、同Ｘ−Ｘ断面図、 第１１図は、本発明第４実施例の断面図、第１２図は、
同断面図、 第１３図は本発明第５実施例の部分断面平面図、第１４
図は、同使用状態説明用断面図、第１５図は本発明第６
実施例の作用説明断面図、第１６図は、同断面図、 ＄１７図は本発明の第７実施例を示す部分平面図、であ
る。 図中、 ＩＡ、２Ａは柄体、　ＩＢ、２Ｂは一端部、ＩＣ，２Ｃ
は表面、　　ＩＤ、２Ｄは繊維、ＩＥ、２Ｅは植毛部、
ＩＦ、２Ｆは歯ブラシ体、１Ｇ、２Ｇは日新、 ３は弾性体、 を示す。 実用新案登録出願人 言訳　市部 第４図 第 ５図 Ｄ 第６（２ 第７図 第８図 第 反 第１３図 第１４回 Ｄ 第１５１２ 第１６図 （ロ） （ロ） 第１７図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）適宜長さを有する柄体の一端部近傍表面に適宜硬
   さの繊維を植立させて植毛部を形成してなる一対の歯ブ
   ラシ体を並置した状態にて、前記柄体の中間部適所にて
   一対の歯ブラシ体を少なくとも植立方向に揺動自在に枢
   支してなる歯ブラシ。
2. （２）並置せられた一対の歯ブラシ体の植毛部は接離自
   在となされたことを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載の歯ブラシ。