JPH032864A - フォトクロミック性を有する物品 - Google Patents

フォトクロミック性を有する物品

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JPH032864A
JPH032864A JP13765689A JP13765689A JPH032864A JP H032864 A JPH032864 A JP H032864A JP 13765689 A JP13765689 A JP 13765689A JP 13765689 A JP13765689 A JP 13765689A JP H032864 A JPH032864 A JP H032864A
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JP
Japan
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coating
photochromic
group
resin
org
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Application number
JP13765689A
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English (en)
Inventor
Naoki Shimoyama
直樹 下山
Kazunori Ohashi
大橋 和則
Takashi Taniguchi
孝 谷口
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、耐久性に優れたフォトクロミック性を有する
物品に関し、特に、光学用レンズに適する。
[従来技術] 従来、芳香環を有する樹脂からなり、高い屈折率を有す
る基体上に、コーテイング膜を被覆する方法は、すでに
いくつか提案されている。例えば、特開昭59−783
04号公報においては、高屈折率基体表面にポリオルガ
ノシラン系ハードコート[施す方法が開示されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、かかる従来技術においては、基体に対す
る密着性が不充分で、スチールウールなどの硬い物質で
摩擦されると、傷が深く、太く発生し、使用上において
大きな欠点となる。さらにまた、フォトクロミック性を
有する点についても、何ら検討されていないという状態
にあった。
本発明は、かかる従来技術の欠点を解消しようとするも
のであり、フォトクロミック性を有し、かつ、耐久性に
優れたフォトクロミック性を有する物品を提供すること
を目的とする。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記目的を達成するために下記の構成を有す
る。
「主鎖および/または側鎖に芳香環を有する樹脂を主成
分としてなり、かつ、1655以上の屈折率を有する基
体上に、下記A、Bがこの順序に積層されていることを
特徴とするフォトクロミック性を有する物品。
A、アクリルポリオールと多官能有機イソシアネート化
合物とを反応してなる有機高分子を主成分とする被膜。
(ただしアクリルポリオールは、OH価が10以上、2
00以下、またN G Olo H比は、0.6以上で
ある。) B、フォトクロミック化合物を含有する有機高分子を主
成分としてなる被膜。」 本発明における主鎖および/または側鎖に芳香環を有す
る樹脂とは、主鎖および/または側鎖に芳香環を有する
樹脂であり、その樹脂を主成分として用いることにより
、基体の屈折率が1.55以上となるものであれば、ど
のような樹脂であってもよく、例えば下記一般式(I)
で示されるスチレン誘導体の重合体 (ここでR[+はフッ素を除くハロゲン基、メチル基、
エチル基、メトキシ基、アミノ基、ニトロ基、フェニル
基、フェノキシ基を表し、nは0〜5の整数であり、n
≧2の時、R(lは同種であっても、異種であってもよ
い)、フェノールまたは各種置換フェノール、あるいは
それらのエチレンオキシドまたはプロピレンオキシド付
加物の(メタ)アクリル酸エステル類の重合体、ビスフ
ェノールまたは置換ビスフェノールあるいはそれらのエ
チレンオキシドまたはプロピレンオキシド付加物の(メ
タ)アクリル酸エステル類の重合体、さらには水酸基を
有するモノ(メタ)アクリル酸エステル類と各種のイソ
シアネート化合物との付加反応物の重合体、ビスフェニ
ル骨格を有する(メタ)アクリル酸エステル類またはジ
(メタ)アクリル酸エステル類の重合体、ベンジルアル
コールまたは各種置換ベンジルアルコール類の(メタ)
アクリル酸エステル類の重合体、ジビニルベンゼンまた
は各種置換ジビニルベンゼン類の重合体、さらにはビス
フェノールA型のエポキシ樹脂、ビスフェノールF型エ
ポキシ樹脂などがその具体例として挙げられる。またこ
れらの芳香環を有するモノマーと共重合可能な芳香族環
を有しないモノマーとの共重合体樹脂であっても、基体
の屈折率を1゜55以上にするものであれば同等問題は
ない。
本発明は、前記の基体上にまず第1層目としてアクリル
ポリオールと多官能有機イソシアネート化合物とを反応
してなる有機高分子を主成分とするへ被膜を設けるもの
である。本発明においては、前記の基体として、耐候密
着性などの劣化が激しいフッ素を除くハロゲン原子、例
えば塩素、臭素、ヨウ素などを含有する樹脂を用いた場
合に、この第1層を適用することによる効果が、特に顕
著に得られる。A被膜に含まれるアクリルポリオールと
は、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチル
メタクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、ヒ
ドロキシプロピルメタクリレート、ポリエチレングリコ
ールモノアクリレート、ポリエチレングリコールモノメ
タクリレート、ポリプロピレングリコールモノアクリレ
ート、ポリプロピレングリコールモノメタアクリレート
、グリセロールモノメタクリレートなどの水酸基を有す
る(メタ)アクリレート類と他の不飽和化合物との共重
合体である。ここで他の共重合可能な不飽和モノマーと
しては次の一般式で示される各種のアルキル(メタ)ア
クリレート類がある。
/ CH2=C \ 02B (ここでAは水素またはメチル素、Bは炭素数1〜12
の炭化水素基である) かかる化合物の具体的な例としてはメチルアクリレート
、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチル
メタクリレート、1so−ブチルアクリレート、1so
−ブチルメタクリレート、n−ブチルアクリレート、n
−ブチルメタクリレートなどのアルキル(メタ)アクリ
レート類などが挙げられる。とくに耐熱水性などの耐久
性向上の目的にはホモポリマーにおけるガラス転移温度
(T g)が375°に以下のモノマー使用が好ましい
さらにはアクリル酸、メタアクリル酸、イタコン酸など
の不飽和基を有する有機カルボン酸類、2−ヒドロキシ
エチルアクリロイルホスフェート、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリロイルホスフェート、さらにはスチレン、ク
ロルスチレン、エチルスチレンなどの芳香族置換基を有
するビニル化合物類などが挙げられる。
前記アクリルポリオールにおいてOH基を有する(メタ
)アクリレートは1種ばかりでなく、2種以上を使用す
ることも可能である。またOH基を有するモノマーとの
共重合成分であるモノマーについては1種のみならず2
種以上を使用することも可能である。さらには上記モノ
マー中で特にアクリル酸あるいはメタアクリル酸などの
酸成分を共重合成分として使用することが、アクリルポ
リオール中のOH基とイソシアネート基との反応に有効
であり、その共重合量は好ましくはアクリルポリオール
中、0.1〜5重量部、さらに好ましくは0.2〜3重
量部である。
アクリルポリオールの製造に関しては公知の方法で可能
であり、通常はアゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化
合物、あるいはベンゾイルパーオキサイドなどのパーオ
キサイド化合物などを重合開始剤として製造される。ま
た重合方法としてはトルエン、キシレン、酢酸ブチル、
酢酸エチルなどの溶剤中にモノマーと開始剤を滴下して
いく滴下溶液重合法が好ましく用いられる。さらにはモ
ノマーと開始剤からなる溶液をアンプルあるいは注型板
の間にはさんで加熱重合させるキャスト重合法によって
得た後、適当な溶剤に溶解させて使用することも充分に
可能である。
本発明アクリルポリオールの分子量はとくに限定される
ものではないが液状組成物調製の容易さ、塗料の安定性
、コーティング時の塗れ性、加熱硬化後の未反応残存物
量などの観点から平均分子量が2000〜100万、さ
らに好ましくは3000〜10万のものが使用される。
また本発明アクリルポリオール中に含まれるOH価は1
0以上、200以下であることが必要であり、好ましく
は20以上、100以下である。
すなわち、OH価が10未満にな名と、架橋が充分に進
行せず、耐溶剤性、密着性に問題が生ずる。
また、200以上になると耐水性、耐候性などに問題が
ある。
ここでアクリルポリオールのOH価とは以下に定義され
るものである。
試料1gに下記のアセチル化試薬5mlを加え、95〜
100℃で1時間加熱する。その後、水1mlを加えて
よく振り動かす。さらに10分間加熱し、放冷後エチル
アルコール5mlで洗浄する。その後、放冷後フェノー
ルフタレイン溶液を指示薬としてN/2水酸化カリウム
エチルアルコール溶液で滴定する。このときに要する水
酸化カリウムの■数をOH価という。また、アセチル化
薬とは、無水酢酸25gをメスフラスコ100 mlに
いれ、ピリジンを加えて全量を100 mlにし充分振
りまぜた溶液をいう。
Δ被膜に含まれるもう一方の成分である多官能有機イソ
シアネート化合物とは一つの分子内にイソシアネート基
を2個以上有する化合物であり、前記アクリルポリオー
ルと反応することにより、各種基材との強固な密着性を
有するA被膜を形成する。
かかる多官能有機イソシアネートとしては特にこれに限
定されるものではないが、好ましくは、NC0%が2%
〜77%である一分子中に2個以上のイソシアネート基
を有する有機化合物が好ましく使用される。ここでNC
0%とは下式で表されるNGO含量のことである。
ただし、式中の、NGO官能基数とは、1分子中に含ま
れるNGO基の数を意味する。
多官能有機イソシアネートの具体的な例としては以下の
ものが挙げられる。
ジイソシアネートとしては、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、イソホロンジイソシアネート、2、 2. 4
−トリメチルへキサメチレンジイソシアネート、ジシク
ロヘキシルメタンジイソシアネート、リジンジイソシア
ネートメチルエステル、キシリレンジイソシアネート、
ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、トリレ
ンジイソシアネート、4.4’ −ジフェニルメタンジ
イソシアネート、水添キシリレンジイソシアネートがあ
り、また3官能以上の多官能イソシアネートとしては、
ヘキサメチレンジイソシアネートのビウレット結合体、
あるいはイソシアヌレート結合体、ヘキサメチレンジイ
ソシアネートとトリメチロールプロパンとの反応アダク
ト体、2−イソシアネートエチル−2,6−ジイツシア
ネートヘキサノエート、1,6.11−ウンデカントリ
イソシアネート、イソホロンジイソシアネートとトリメ
チロールプロパンとの反応アダクト体、キシリレンジイ
ソシアネートとトリメチロールプロパンとの反応アダク
ト体、ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサンと
トリメチロールプロパンとの反応アダクト体がある。
上記イソシアネート化合物の中で、特に好ましいものと
しては、ヘキサメチレンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネートのビウレット化反応生成物、水添
キシリレンジイソシアネートなどが挙げられる。
本発明のアクリルポリオールと2官能性以上のイソシア
ネート基を有する化合物とを反応してなる有機高分子、
すなわち、アクリルウレタンポリマーを主成分としてな
るA被膜において、アクリルポリオール中に含まれるO
H基とイソシアネート基を有する化合物中に含まれるN
GOの比(NCo10H比)が、0,6以上であるとか
必要であり、さらに好ましくは0.8〜20で用いられ
る。すなわち、0.6未満である場合、架橋が不充分と
なり、その結果、耐水性、耐薬品性、耐汗性、耐候性な
どに問題が生じる。さらにはA被膜層上に塗布されるフ
ォトクロミック化合物を含有する有機高分子組成物の塗
布時に白化等の問題が発生する。
一方、N COlo H比はいくら大きくなっても性能
上の問題はないが、安全衛生上の観点から20以下が好
ましい。本発明で使用されるへ被膜の液状組成物は通常
、有機溶媒に溶解させて使用される。溶剤の種類はとく
に限定されないが、可使時間、さらには硬化、乾燥の容
易さから沸点が180℃以下の非プロトン性溶媒が好ま
しく使用される。しかし、塗布作業性などの観点からよ
り沸点の高い溶媒の併用などの可能なことは言うまでも
ない。溶媒としては好ましく使用される具体的な例とし
ては、ベンゼン、クロルベンゼン、トルエン、キシレン
、などの芳香族(ハロゲン化)炭化水素、アセトン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケト
ン類、ギ酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステ
ル類、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどの環状エー
テル類、ジエチレングリコールジメチルエーテル、エチ
ルエーテルなどの脂肪族エーテル類、ヘキサン、ヘプタ
ン、石油エーテル、シクロヘキサンなどの炭化水素、ク
ロロホルム、ジクロルエタン、トリクロルエタン、トリ
クロルエチレン、テトラクロルエタンなどのハロゲン化
炭化水素、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、四
塩化炭素などが挙げられる。これらの溶媒は1種のみな
らず2種以上混合して使用することも可能である。
本発明A被膜の液状組成物中には、硬化促進、あるいは
低温硬化を目的として各種の3級アミン化合物や4級ア
ンモニウム塩さらにはジブチルスズジラウレートなどの
硬化触媒を添加することも可能である。
本発明A被膜の液状組成物中の固形分、あるいはA被膜
の膜厚は本発明の目的を達成するものであればいくらで
もよいが、A被膜の平滑性、密着強度の保持、耐水性、
耐候性、表面硬度などの点から0.01ミクロン〜20
ミクロンの間で好ましく適用される。
前記、A被膜の液状組成物は各種基体に塗布後、加熱お
よび/または乾燥することにより硬化される。加熱ある
いは乾燥条件は、生産性、A被膜上に塗布されるフォト
クロミック化合物を含有する有機高分子組成物、さらに
は塗布条件などから決められるべきであるが、好ましく
適用される条件としては、室温から150℃の温度範囲
で、反応時間は、1分間から240分間である。とくに
ゴミ付着などの問題を考慮する場合には40℃から12
0℃で、5分間から120分間が好ましく採られる条件
である。A被膜が硬化されない場合には、A被膜上に塗
布されるフォトクロミック化合物を含有する有機高分子
組成物の塗布時にA被膜が溶出し、充分な接着効果を発
揮しないばかりか、塗膜に白化などの問題が生ずる。
本発明は、前記へ被膜層上に第2層目として、フォトク
ロミック化合物を含有する有機高分子B被膜を設けるも
のであり、フォトクロミック性を有する化合物としては
、スピロオキサジン、スピロピラン、アゾ化合物、フル
ギド化合物、トリアリルメタン化合物、サリチリデンア
ニリン化合物、ジチゾン水銀化合物などが挙げられる。
中でも、発消色性、繰り返し発消色性、耐光性などの観
点からスピロオキサジン化合物が好ましく使用される。
スピロオキサジン化合物としては、例えば下記(ただし
、XはC−R7または窒素であり、R7は水素、cl〜
C8のアルキル基、アルコキシ基、およびハロゲンから
えらばれる。R1はC1〜C8のアルキル基およびC7
〜C2oの置換または非置換アラルキル基からなる群か
らえらばれる。
R2およびR3は、各々が、水素、C1〜c5のアルキ
ル基、フェニル基、モノ−およびジー置換フェニル基、
ベンジル基からなる群から選ばれるか、あるいは R2
とR3とが結合して6〜8個の炭素原子(スピロ炭素原
子を含む)を含む脂環式環、ノルボニル基、アダマンチ
ル基から選ばれる環式環からえらばれる。R4、R5お
よびR6は、各々が01〜C5のアルキル基、アルコキ
シ基、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシ基、
C1〜C5のハロゲン化アルキル基、アルコキシカルボ
ニル基、アミノ基からえらばれる。lは0〜4の、mは
0〜2の、nは0〜3の整数である。) ここで、R4、R5およびR6は、それぞれ、A’、m
、nが2以上の場合、同種であっても異種であってもよ
い。
また、前記一般式(II)で表わされるスピロオキサジ
ン化合物として、公知のスピロ(インドリン)オキサジ
ン化合物、またはスピロ(インドリン)ピリドオキサジ
ン化合物が使用可能である(特公昭45−28892号
公報、特開昭55−36284号公報、特開昭60−5
3586号公報、特開昭60−112880号公報、特
開昭61−233079号公報、DEP 334562
59号公報)。
これらのフォトクロミック化合物は1種のみならず、2
種以上を併用して発色種の吸収波長をブロード化、混合
色化、さらには見掛けの耐久性向上などを行うことが可
能である。
とくに耐光性の観点から、水素、炭素数1〜6のアルキ
ル基、アルコキシ基を有するスピロオキサジン化合物が
好ましく、さらに好ましくは、水素、メチル基またはメ
トキシ基を有するものが好ましい。
これらのフォトクロミック化合物は、有機高分子マトリ
ックス中に分散させて使用されるかあるいは、フォトク
ロミック化合物に重合性官能基を導入し、共重合可能な
モノマ、例えばアクリルモノマと共重合して使用される
。重合性官能基としてはアクリル基、アリル基、ビニル
基などが挙げられ、重合性官能基を有するフォトクロミ
ック化合物としては、例えば、特開昭63−93788
号公報、特開昭63−199279号公報、特開昭63
−25038θ号公報などに開示されている。
有機高分子としては、フォトクロミック化合物と相溶性
が良好であればとくに限定されない。使用可能な有機高
分子の具体例としては、アクリル樹脂、ポリウレタン樹
脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポ
リカーボネート、ポリスチレン樹脂、セルロース類、た
とえば酢酸セルロース、セルロースアセテートブチレー
ト、セルロースアセテートプロピオネート、ヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなど
、さらにはポリビニルアルコール、尿素樹脂、ナイロン
樹脂などが挙げられる。また、これらの樹脂はそれぞれ
2種以上を併用することもできるし、各種硬化剤、架橋
剤などを添加して三次元架橋させることも可能である。
とくに、水酸基、カルボキシ基を側鎖に有するアクリル
樹脂をメラミン樹脂で架橋させたマトリックス、さらに
はアミノ基などを有するアクリル樹脂をエポキシ樹脂で
架橋させたマトリックスなどを有機高分子として使用し
たものは、フォトクロミック化合物の耐繰り返し性、発
消色速度などの点からとくに好ましい。
本発明における重合性官能基を導入したフォトクロミッ
ク化合物と、他のモノマーとを共重合することによりポ
リマーとする方法としては、ラジカル開始剤によるラジ
カル重合が好ましく適用され、用いられるモノマとして
は、 ■)カルボキシル基含有単量体、例えばアクリル酸、メ
タクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フ
マル酸など: ■)ヒドロキシル基含有単量体、例えば2−ヒドロキシ
エチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート
、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプ
ロピルメタクリレート、ヒドロキシブチルアクリレート
、ヒドロキシブチルメタクリレート、アリルアルコール
、メタアリルアルコールなど: ■)含窒素アルキルアクリレートもしくはメタクリレー
ト、例えばジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチ
ルアミノエチルメタクリレートなど: ■)重合性アミド、例えばアクリルアミド、メタクリル
アミドなど: ■)重合性ニトリル、例えばアクリロニトリル、メタク
リルニトリルなど: ■)アルキルアクリレートもしくはメタクリレート、例
えばメチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチ
ルアクリレート、n−ブチルアクリレート、n−ブチル
メタクリレート、2−エチルへキシルアクリレートなど
: ■)重合性芳香族化合物、例えばスチレン、α−メチル
スチレン、ビニルトルエン′% t−ブチルスチレンな
ど: ■)α−オレフィン、例えばエチレン、プロピレン、な
ど: ■)ビニル化合物、たとえば酢酸ビニル、プロピオン酸
ビニルなど: X)ジエン化合物、例えばブタジェン、イソプレンなど
: XI)イオン性基含有モノマー、例えばスチレンスルホ
ン酸ナトリウム、2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸、(3−スルホプロピル)−メタクリル
酸カリウム、N−(3−スルホプロピル)−N−メタク
リロキシエチル−N。
N−ジメチルアンモニウムベタインなどが例示される。
開始剤としては有機アゾ化合物、過硫酸塩過酸化水素お
よび無機水溶性開始剤と重亜硫酸塩、第1鉄塩、アスコ
ルビン酸などの還元剤との組み合わせで得られるレドッ
クス系開始剤があげられる。
これらのラジカル重合は、−船釣な溶液重合で行われ用
いられる有機溶媒としては、通常の溶液重合で一般に用
いられている酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶
剤、エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコー
ル系溶剤、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系
溶剤、エチルセロソルブ等のアルキレングリコールアル
キルエーテル系溶剤、トルエン等の芳香族系溶剤、ヘキ
サン、シクロヘキサン等の炭化水素系溶剤が例示される
また、本発明におけるB被膜の膜厚は光照射後の発色濃
度、さらには膜厚による発色濃度むら発生防止などの点
から1μm以上、好ましくは2μm以上であることが望
ましい。また、塗布のしゃすさ、均一性などの点から1
00μm以下、好ましくは50μm以下が望ましい。
B被膜中に含まれる一般式(II)で表されるフォトク
ロミック化合物の量は要求性能、とくに発色濃度との関
係から決定されるべきであるが、サングラス用レンズ、
矯正用レンズなどに代表される光学レンズ用としては0
.1〜20重量パーセントが好ましい。さらに好ましく
は0.5〜15重量パーセントである。0.1重量パー
セントに満たない場合には常温付近での発色濃度に乏し
い。
また20重量パーセントを越えると溶解性の関係からマ
トリックス樹脂に対して溶剤量を増やす必要が生じ、充
分な被覆膜厚を得ることが困難となる。
本発明におけるB被膜をA被膜上に被覆する方法としで
は、前記のマトリックス樹脂およびフォトクロミック化
合物の混合溶液あるいは、共重合ポリマからなるコーテ
ィング組成物を浸漬法、スプレー法、バーコード法、流
し塗り法、カーテンフロー法や回転塗布法等によって塗
布する方法、さらにはあらかじめマトリックス樹脂を基
板上に塗布したのち、フォトクロミック化合物を染色手
段などを用いてマトリックス樹脂中に含有せしめる方法
など種々の方法が適用可能である。
コーティング組成物として適用する際に使用される溶剤
としては、各種の有機溶剤が使用可能であり、具体的に
は各種アルコール類、ケトン類、エーテル類、エステル
類、芳香族(ハロゲン化)炭化水素類、脂肪族(ハロゲ
ン化)炭化水素類、セロソルブ類、各種ホルムアミド類
、スルホキシド類などマトリックス樹脂とフォトクロミ
ック化合物の両者を溶解させるものであれば特に限定さ
れるものではない。
さらに、調光性能の長寿命化、耐摩耗性の向上などの点
からB被膜上に熱硬化性樹脂を被覆することも有効な手
段であり、さらには、繰り返し特性の向上、表面反射の
防止などの観点からガスバリヤ−性の無機酸化物被膜を
被覆することも可能である。
本発明では、A被膜を被覆する際の基体との密着性向上
、B被膜を被覆する際のへ被膜との密着性向上を目的に
各々の界面を前処理することが可能であり、特に耐候密
着性を顕著に発現させるために活性化ガス処理が有効で
ある。
かかる活性化ガス処理とは、常圧もしくは減圧下におい
て、生成するイオン、電子あるいは、励起された気体に
よる処理である。これらの活性化ガスを生成させる方法
としては、例えば、コロナ放電、減圧下での直流、低周
波、高周波、あるいはマイクロ波による高電圧放電など
によるものである。特に減圧下で高周波放電によって得
られる低温プラズマによる処理が再現性、生産性などの
観点から、好ましく使用される。ここで使用されるガス
は、特に限定されるものではないが、具体例としては酸
素、窒素、水素、炭酸ガス、二酸化硫黄、ヘリウム、ネ
オン、アルゴン、フレオン、水蒸気、アンモニア、−酸
化炭素、塩素、−酸化窒素、二酸化窒素等が挙げられる
。これらは、−種のみならず、二種以上混合しても使用
可能である。
前記の中で好ましいガスとしては、酸素が挙げられ、空
気などの自然界に存在するものであっても良い。とくに
好ましくは、純粋な酸素ガスが密着性向上に有効である
。さらには、同様の目的で前記使用に際しては、理基体
の温度を上げることも可能である。
以上のようにして形成されたA被膜、B被膜を有して成
るフォトクロミック性を有する物品は充分なフォトクロ
ミツ、り性を有し、がっ調光寿命に優れ、更に耐候密着
性に優れていることから矯正用レンズ、サングラス用レ
ンズなどに好ましく使用される。
[実施例] 以下に実施例を挙げるが、本発明はこれらに限定される
ものではない。
実施例1 (1)へ被膜の作成 (イ)液状組成物の調整 スチレン/ブチルアクリレート/ヒドロキシエチルメタ
クリレート/アクリル酸からなる4元共重合体(OH価
:50)のキシL/ン/酢酸ブチル(50150重量比
)の50%溶液とヘキサメチレンジイソアネートのビウ
レット結合体(NGO含有%:16.5%)をそれぞれ
NGO10H=1.22/1.0の割合で添加し、メチ
ルイソブチルケトン/酢酸エチル(50150重量比)
溶媒で固形分を10%になるように希釈して液状組成物
を得た。
(ロ)塗布および乾燥 前記(イ)で得た液状組成物をテトラブロムビスフェノ
ールAのエチレンオキサイド2モル付加体に1モルのア
クリル酸をエステル化により結合させた水酸基含有化合
物1モルに対し、ヘキサメチレンジイソシアネートを0
.9モル付加させて多官能アクリレートモノマーを含む
モノマー70部とスチレン30部をイソプロピルパーオ
キサイドを重合開始剤としてキャスト重合し、さらに酸
素プラズマで表面処理した基材に浸漬法(引上げ速度1
0cm/m1n)に塗布した。塗布した基板は93℃で
1時間加熱硬化させた。
(2)B被膜の作成 (イ)コーティング用組成物の作成 メチルメタクリレート/ブチルメタクリレート/ブチル
アクリレート/アクリル酸/ヒドロキシエチルメタクリ
レートからなる共重合体のトルエンの50重量%溶液3
00gをさらにジメチルホルムアミドで25重量%に希
釈し、メラミン樹脂15g1フオトクロミツク化合物と
して1−(3−メチルベンジル)−3,3−ジメチルス
ピロ[インドリノ−2,3”−[3H]ナフト[2゜1
−bコ (1,4)−オキサジン]10.5gを添加し
てコーティング用組成物とした。
(ロ)塗布および乾燥 前記(イ)で得られたコーティング用組成物を前項(1
)によって得られたA被膜を有する基体に弓き上げ速度
2 Q cm/minの条件で浸漬法で塗布し、次いで
、82℃で、12m1nの予備硬化を行い、更に100
℃で、4hrの乾燥を行った。
(3)得られたフォトクロミック性を有する物品の性能
を以下に示す方法で試験した。
結果を表1に示す。
(イ)外観 目視により、異状の有無を判定した。
(ロ)密着性試験 試験方法として被膜面にl mm角の基体に達するゴバ
ン目を被膜の上から鋼ナイフで100個入れて、セロハ
ン粘着テープ(商品名“セロテープ”ニチバン社製)を
強く貼りつけ、90度方向に急速に剥がし、被膜剥離の
有無を調べた。
(ハ)フォトクロミック性能 南面45度で2週問屋外暴露し、その後ケミカルランプ
を励起光源として光照射して発色させ、発色状態および
消色速度を肉眼にて観察した。
判定は、次のように行った。
○・・・未処理品と比べて変化が認められない。
△・・・未処理品と比べて変化が認められる。
×・・・光照射しても全く発色しない。
(ニ)耐候密着性 南面45度で2週問屋外暴露し、(ロ)と同様の試験を
行なった。
比較例I A被膜を設けない以外は、すべて実施例1と同様に行っ
た。試験結果は、表1に示す。
表1 [発明の効果] 本発明によって得られるフォトクロミック性を有する物
品には、次のような効果がある。
1、耐候密着性に優れている。
2、発消色、繰り返し性に優れたフォトクロミック性を
有する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主鎖および/または側鎖に芳香環を有する樹脂を
    主成分としてなり、かつ、1.55以上の屈折率を有す
    る基体上に、下記A、Bがこの順序に積層されているこ
    とを特徴とするフォトクロミック性を有する物品。 A、アクリルポリオールと多官能有機イソシアネート化
    合物とを反応してなる有機高分子を主成分とする被膜。 (ただしアクリルポリオールは、OH価が10以上、2
    00以下、またNCO/OH比は、0.6以上である。 ) B、フォトクロミック化合物を含有する有機高分子を主
    成分としてなる被膜。
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