JPH03286200A - ブレードねじれ角可変型組立フアン - Google Patents

ブレードねじれ角可変型組立フアン

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JPH03286200A
JPH03286200A JP8300590A JP8300590A JPH03286200A JP H03286200 A JPH03286200 A JP H03286200A JP 8300590 A JP8300590 A JP 8300590A JP 8300590 A JP8300590 A JP 8300590A JP H03286200 A JPH03286200 A JP H03286200A
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JP
Japan
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fan
cylindrical shaft
blade
fan boss
boss
Prior art date
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Pending
Application number
JP8300590A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasube Kikuchi
菊池 安兵衛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd filed Critical Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
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Publication of JPH03286200A publication Critical patent/JPH03286200A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内燃機関や空調機器用のファンに関し、特に
ファンブレードを取り外し可能とした組立式のファンの
構造lこ係るものである。
(従来の技術) ファンの直径が大きないわゆる大型ファンを一体形のフ
ァンとして製造する際には、酸形用の型が大きくなり、
不良品が発生しゃすくなって製品の歩どまりが低下し、
コストが大幅に上昇する。
そこで、ファンブレードをファンボス部と分離して製作
し、後から両者を結合させて大型のファンにするいわゆ
る組立ファンが用いられるようになってきた。
組立ファンでは、ファンブレードを自由に選ぶことがで
きるので、あらかしめブレードのねじれ角を例えば30
°おきに設定して準備しておき、注文主の意向に応して
所定のねじれ角のブレードを取り付けることになる。
しかしながら、いったん納入されたファンでもその風向
きを吸い込みから吐き出しに変化させたり、風量・静圧
・騒音等を調整する必要が生しるので、それに対応した
構造が求められるようになってきた。
この対策として、例えばブレードの取付孔を等ピッチで
8個設けておけば、ブレードのねじれ角(ピッチ角)を
45°おきに変化させることができるわけであるが、実
際にはもっと小刻みに変化させる必要がある。しかしな
がら、例えば5°おきに変化させたい場合にはブレード
の取付孔を等ピッチで72個設けなければならないこと
になり、実際には強度やスペースの関係からほとんど実
現不可能であった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、組立ファンにおいてそのブレードのね
じれ角を小刻みに変化させることを可能にする構造を提
供することにある。
(問題点を解決するための手段とその作用)本発明の前
述した目的は、回転軸に固定されるファンボス部と、こ
のファンボス部に取り外し可能に取り付けられるファン
ブレードとを備えて戒る組立ファンにおいて、ファンブ
レードがその端部に円筒軸を有し、この円筒軸がファン
ボス部に設けられた開口に挿入されて固定されるように
なっており、この固定のために、ファンボス部に前記開
口の周囲にN個(Nは3以上の整数)の凹溝、例えば小
孔又は凹所等が円周方向に等ピンチで配置され、前記円
筒軸の端部には前記凹溝と整列可能なNプラス1個又は
Nマイナス1個の凹溝が円周方向に等ピッチで配置され
ており、前記ファンボス部側の凹溝の1つと前記円筒軸
側の凹溝の1つとを整列させた状態で掛止部材を挿入し
てファンブレードとファンボス部とを固定することによ
り、ブレードのねじれ角を小刻みに調整可能としたこと
を特徴とするブレードねじれ角筒変型組立ファンによっ
て達成される。
かかる構成に基づき、本発明によれば、例えば整数Nを
8とした場合には、ファンボス部側には8個の凹溝、例
えば小孔が45°間隔で配置され、一方円筒軸側にはN
プラス1で9個の小孔が40゜間隔で配置されるか、又
はNマイナス1で7個の小孔が51.4°間隔で配置さ
れることになる。
円筒軸側の小孔が9個の場合は、ファンボス部側の小孔
の1つと円筒軸側の小孔の1つとを選択的に整列させる
ことにより、5°間隔でブレードのねじれ角を調整する
ことが可能になる。
円筒軸側の小孔が7個の場合は、ファンボス部側の小孔
の1つと円筒軸側の小孔の1つとを選択的に整列させる
ことにより、6.4°間隔でブレードのねじれ角を調整
することが可能になる。
整列させた凹溝どうしはボルトや小ねしあるいはロック
ビン、スリーブ、ブロック、ストッパ等の掛止部材を挿
入することにより整列状態で固定することができるから
、ファンボス部とファンフレードとを所定のねじれ角で
位置決めし固定させることができる。
整数Nはファンの大きさに応して自由に選択することが
でき、隣接する凹溝どうしが干渉しない限り凹溝の数は
いくらでも多くすることができるが、Nを10にすれば
ブレードねしれ角を3.3゜おきに調整することが可能
になり、可変ピッチファンとして実用的にはほぼ満足で
きるものになる。
以下、本発明を添付図面の実施例を参照しながらさらに
詳細に説明する。
(実施例) 第1図は、本発明による組立ファン1oの全体を表わし
ているが、ファンブレード12は1枚だけが図示され、
他の7枚は図示が省略されている。
ファンブレード12はその下部に取付ブラケット13を
有し、このブラケフ)13の下端から円筒軸14が延伸
しファンボス部20内に挿入されている。
ファンボス部20はその中央孔18とその周囲に配置さ
れたボルト孔19とを利用してエンジンやモーター側の
回転軸(図示せず)に固定される。
円筒軸14の下端にはフランジ部15が形成され、フラ
ンジ部15とファンボス部20とはボルト16によって
固定されている。後述するように、このボルト16の取
付位置を変更することにより、ファンブレード12のね
じれ角(ピッチ角)を小刻みに変化させることができる
ようになっている。
第2図はファンブレード12下端の円筒軸14とファン
ボス部20との結合関係を断面で表わしている。ファン
ボス部20は、第3図に示すようにボス本体21と環状
体22とがボルト23で締結されその間に開口25を形
成している。この間口25の周囲には、第3図に示すよ
うにBlからB9までの9個のねし孔が円周方向に等ピ
ッチで配置され、各ねじ孔は円筒軸14の軸線と平行に
延伸している。
一方、フランジ部15の周囲にも第4図に示すようにP
lからP8までの8個の通し孔が円周方向に等ピッチで
配置され、各通し孔は円筒軸14の軸線と平行に延伸し
ている。
第2図に示すボルト16は、フランジ部15の通し孔p
tに差し込まれ、さらにファンボス部側のねし孔Blに
ねし込まれて締め付けられている。
ファンブレード12のねじれ角を変更したい場合は、ボ
ルト16を取り外し、円筒軸14を矢印R方向に回転さ
せる。
第3図に示すようにボス側には9個のねじ孔が40”間
隔で配置されており、一方フランジ側には第4図に示す
ように8個の通し孔が45′間隔で配置されているので
、円筒軸14を矢印R方向に5°だけ回転させれば、フ
ランジ15側の通し孔P2がボス側のねし孔B2と同一
直線上に整列するようになる。ここで、ボルト16を通
し孔P2に差し込み、さらにねじ孔B2にねし込めばフ
ランジ15をボス部20に固定できることになる。
かくして、ファンブレードのねじれ角を5°変更するこ
とに成功したことになる。
ねしれ角をさらに5°ずつ小刻みに変更させるには、同
様にして円筒軸14を矢印R方向に回転させボルト16
の取付位置を進めて行けばよい。
第5図、第6図は本発明の他の実施例を表わしている0
図において、ファンブレード下端の円筒軸30は、ファ
ンブレード取付ブラケット13との間にスペーサ31を
挿入し、さらにカバープレート32とボルト33を用い
てボス部40上に回転可能に保持されている。すなわち
、カバープレート32の上面とボス部40との間にはわ
ずかな隙間34が設けられている。なお、スペーサ31
は省略することができる。
上述したように、円筒軸30はボス部40に対して回転
可能となっているので、ファンブレード12のねじれ角
を変更することができる0円筒軸30の回転方向の位置
決めは、第6図に示すように、ボス部40に放射状に設
けられた9個の通し孔B1乃至B9と、円筒軸30に放
射状に設けられた8個のねじ孔Pl乃至P8とを選択的
に整列させ、ボルト45で締め付けることにより行なわ
れる。
第3図を参照して説明したのと同様に、ボス側の9個の
通し孔は40°間隔で配置されており、円筒軸30側の
8個のねし孔は45°間隔で配置されている。従って、
円筒軸30を矢印R方向に5”だけ回転させれば、円筒
軸30側のねし孔P2がボス側のねし孔B2と同一直線
上に整列するようになる。ここで、ボルト45を通し孔
P2に差し込み、さらにねし孔B2にねし込めば円筒軸
30をボス部40に固定できることになる。かくして、
ファンブレードのねじれ角を5°変更することに成功し
たことになる。
第7図は、第5図の変形例を表わしており、プラスチッ
ク製の一体型フアン50の下端から延伸する円筒軸52
をボス部60の孔61に挿入し、わずかな隙間56をあ
けた状態で座金57を介してボルト58で締め付けて固
定している。円筒軸52の外周にはN個の半円1154
が配置され、方ボス部60の孔61の内周にはNプラス
1又はNマイナス1個の半円a62が設けられている。
回転方向の位置決めは、両方の半円溝にまたがるような
プラスチック球64をその弾性を利用してはめ込むこと
により、達成することができる。
前述した実施例において、通し孔およびねじ孔にボルト
を差し込んで固定する方法と、プラスチック球をはめ込
んで回転止めを行なわせる方法とを図示したが、本発明
における掛止手段はこれらに限定されるものではなく、
スナップリング、セットビン、キー、コツタ等の各種の
固定用ピン部材、あるいはスリーブ、ブロック、ストッ
パ等の回転防止部材を用いることができる。
また、前述した実施例では凹溝の数を8個と9個にして
説明したが、それ以外の数を用いることも可能である。
(発明の効果) 以上詳細に説明した如く、本発明によればファンブレー
ドのねじれ角を小刻みに変化させることが可能になり、
風量・静圧・騒音・風向き等を実際の適用例に合わせて
調整することができ、組立ファンの需要を高めることが
できる。従来のようにねしれ角の異なるブレードを多数
準備しておく必要がなくなるから、コストが低下し、資
源の節約を図ることができる等、その技術的効果には極
めて顕著なものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による組立ファンをブレードを1個だけ
取り付けた状態で表わす一部省略正面図、第2図は第1
図の縦断面図、第3図は第2図の線m−mに沿う断面図
、第4図は第2図の線IV−IVに沿う水平断面図、第
5図は組立ファンの他の実施例を表わす縦断面図、第6
図は第5図の線■■に沿う水平断面図、第7図は第5@
の変形例を表わす断面図である。 10・・・組立ファン 13・・・ブラケット 15・・・フランジ 20・・・ボス部 25・・・開口 PI−P8・・・凹溝 12・・・ブレード 14・・・円筒軸 1ε・、・・掛止部材 2122・・・ボス B1〜B9・・・凹溝 第1図 第5図 ts6 図 17図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転軸に固定されるファンボス部と、このファンボ
    ス部に取り外し可能に取り付けられるファンブレードと
    を備えて成る組立ファンにおいて、ファンブレードがそ
    の端部に円筒軸を有し、この円筒軸がファンボス部に設
    けられた開口に挿入されて固定されるようになっており
    、 この固定のために、ファンボス部に前記開口の周囲にN
    個(Nは3以上の整数)の凹溝が円周方向に等ピッチで
    配置され、 前記円筒軸の端部には前記凹溝と整列可能なNプラス1
    個又はNマイナス1個の凹溝が円周方向に等ピッチで配
    置されており、 前記ファンボス部側の凹溝の1つと前記円筒軸側の凹溝
    の1つとを整列させた状態で掛止部材を挿入してファン
    ブレードとファンボス部とを固定することにより、ブレ
    ードのねじれ角を小刻みに調整可能としたことを特徴と
    するブレードねじれ角筒変型組立ファン。 2、前記ファンボス部側の凹溝と前記円筒軸側の凹溝は
    共にファンブレードの円筒軸の軸線と平行に延伸する小
    孔であり、その一方側に雌ねじが切られている請求項1
    記載の組立ファン。 3、前記ファンボス部側の凹溝と前記円筒軸側の凹溝は
    共にファンブレードの円筒軸の軸線に向かって放射状に
    延伸する小孔であり、その一方側に雌ねじが切られてい
    る請求項1記載の組立ファン。
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