JPH03285316A - 円筒形チップコンデンサおよびその製造方法 - Google Patents

円筒形チップコンデンサおよびその製造方法

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JPH03285316A
JPH03285316A JP2083017A JP8301790A JPH03285316A JP H03285316 A JPH03285316 A JP H03285316A JP 2083017 A JP2083017 A JP 2083017A JP 8301790 A JP8301790 A JP 8301790A JP H03285316 A JPH03285316 A JP H03285316A
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JP
Japan
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cylindrical
capacitor
electrodes
gap
insulating member
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JP2083017A
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English (en)
Inventor
Koichi Mizozoe
溝添 浩一
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、突き合わせ電極を外表面に備えた円筒形チッ
プコンデンサおよびその製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図および第4図(イ)、(ロ)を参照しつつ従来例
における円筒形チップコンデンサを説明する。第3図は
従来例における円筒形チップコンデンサ製造工程図、第
4図(イ)および(ロ)は従来例における円筒形チップ
コンデンサ説明図である。
第3図および第4図において、誘電体材料が周知の方法
により押出成形されて、円筒形成形体が成形される(第
3図図示円筒形成形体成形工程21)。
前記押出成形された円筒形成形体は、コンデンサの長さ
に切断される(第3図図示分割工程22)。
その後、上記分割された円筒形成形体は、焼成されて円
筒形磁器素体31となる(第3図図示焼成工程23)。
また、上記円筒形磁器素体31の表面には、第4図(イ
)図示のごとく、間隙34を設けて容量電極32および
33が塗布される(第3図図示容量電極形成工程24)
そして、上記容量電極32および33の表面で、外部端
子電極36および37が形成されない部分の上には、第
4図(ロ)図示のごとく、外部絶縁保護膜35が形成さ
れる(第3図図示外部絶縁保護膜形成工程25)。
その後、当該外部絶縁保護膜35は、乾燥される(第3
図図示焼成工程23)。
そして、外部端子電極36および37の部分に外部端子
電極36および37がメツキ等により形成される(第3
図図示外部端子電極形成工程27)。
このようにして作られた円筒形チップコンデンサは、間
隙34における突き合わせ面積により容量が決定される
。したがって、容量を増加するためには、突き合わせ面
積が多くなるように、間隙34を曲線にしたりあるいは
ジグザグにする。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、第4図(イ)および(ロ)図示のような円筒形
チップコンデンサにおいて、異なる微小容量のコンデン
サを製造する度に、容量電極の突き合わせ面積あるいは
間隙幅を正確に変える必要がある。
また、コンデンサの製造においては、たとえば、焼成工
程、印刷工程、塗布工程、メツキ工程等異なる工程の種
類が多く生産性を悪くしている。
また、円筒形チップコンデンサは、中空で軽いため、そ
の搬送速度を上げることができない。さらに、前記円筒
形チップコンデンサの軽さと円筒であるた約に、円筒形
チップコンデンサが回路基板の正しい位置に配置された
後にも、何等かの原因によりリフローソルダリングを行
う前にズしてしまう恐れがある。
本発明は、息子のような問題を解決するために、容量調
整が容易で、かつ円筒形チップコンデンサ止して、取り
付は上の安定性を良くすると共に、円筒の中にも絶縁塗
料を挿入して重さを増加した円筒形チップコンデンサ、
および生産性を向上した円筒形チップコンデン勺の製造
方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するだめの手段] 前記目的を達成するために、本発明の円筒形チップコン
デンザは、円筒形磁器素体の上に間隙を介して容量電極
を備え、当該容量電極の両端部以外の外表面を覆うと共
に、円筒形磁器素体の内部に充填される絶縁部材と、容
量電極の両端部をはんだ被膜で被覆した外部端子電極と
から構成されている。
また、本発明の円筒形チップコンデンサは、前記間隙を
被覆する絶縁部材に誘電体材料を混入するものである。
さらに、本発明の円筒形チップコンデンサの製造方法は
、誘電体材料からなる円筒形成形体を成形する第1工程
と、当該円筒形成形体を1個のコンデンサの大きさに分
割する第2工程と、前記分割された円筒形成形体を焼成
して円筒形磁器素体とする第3工程と、前記工程により
得られた円筒形磁器素体を回転しながら導電塗料を塗布
して、その表面に容量電極となる導電膜を形成する第4
工程と、導電膜を2分するように間隙を設け、容量電極
を形成する第5工程と、絶縁塗料に浸漬して、絶縁部材
で間隙および容量電極を覆い、かつ円筒形磁器素体の内
部に充填する第6工程と、前記絶縁部材を半乾燥状態に
乾燥する第7工程と、前記絶縁部材の半乾燥状態で容量
電極を被覆する前記絶縁部材の一部を除去して容量電極
の端部を露出する第8工程と、容量電極の露出部分をは
んだ被膜で被覆して外部端子電極を形成する第9工程と
から構成される。
〔作  用〕
誘電体粉末材を押出成形した円筒形成形体は、1個のコ
ンデンサ単位に分割される。そして、個々の円筒形成形
体は、焼成されて円筒形磁器素体となる。当該円筒形磁
器素体を回転しながらその表面に導電塗料を塗布して導
電膜を形成する。
その後、前記導電膜に間隙を設けて容量電極が形成され
る。さらに、容量電極が形成された円筒形磁器素体を絶
縁塗料に浸漬して、円筒形磁器素体の内外に上記絶縁部
材が形成あるいは充填される。そして、上記絶縁部材を
半乾燥の状態にした後、容量電極を被覆する絶縁部材の
一部を除去し、さらに、その部分をはんだで被覆して外
部端子電極となる。
以上のようにして得られた円筒形チップコンデンサは、
導電膜を分割する間隙の長さおよび幅、右よび/または
容量を絶縁部材に入れる誘電体材料の混入率で決めるこ
とができるので、異なる容量のコンデンサを多品種生産
する場合の設計変更が容易である。
また、円筒形磁器素体の中に上記絶縁部材が充填されて
いるので、円筒形チップコンデンサの重量は重くなる。
したがって、円筒形チップコンデンサは、その搬送速度
が上るだけでなく、回路基板に配置された後に位置ズレ
しない。
〔実 施 例〕
第1図および第2図(イ)ないしくへ)を参照しつつ本
発明の円筒形チップコンデンサを説明する。
第1図は本発明における円筒形チップコンデンザ製造工
程図、第2図(イ)ないしくへ)は本発明における円筒
形チップコンデンサ説明図である。
第1図および第2図において、チタン酸バリウム、チタ
ン酸ストロンチウムを主成分とした誘電体材料を混合し
た後、仮焼成したものを粉砕し、これにバインダーを入
れ、長い円筒形成形体が押出加工される(第1図図示円
筒形成形体成形工程l)。
押出成形された円筒形成形体は、1個のコンデンサを形
成する長さに分割される(第1図図示分割工程2)。
その後、分割された前記円筒形成形体は、たとえば、1
300〜1500°Cの温度により焼成され、第2図(
イ)図示のごとく、円筒形磁器素体11となる(第1図
図示焼成工程3)。
円筒形磁器素体11の外周面には、たとえば、銅、アル
ミ、またはニッケル等からなる導電塗料が塗布されて、
たとえば、第2図(ロ)図示のごとく、導電膜12が形
成される。導電膜12の形成は、次のようにして行われ
る。すなわち、前記円筒形磁器素体11の一方から回転
する治具(図示されていない)を差し込むことにより円
筒形磁器素体11は回転支持される。そして、前記円筒
形磁器素体11は、回転しながら図示されていない導電
塗料の入った槽に浸漬される(第1図図示導電塗料塗布
工程4)。
次に、図示されていないレーザー加工装置により第2図
(ハ)図示のごとく、間隙14を形成する(第1図図示
間隙形成工程5)。
容量電極15および16が形成されている円筒形磁器素
体11を絶縁塗料が入っている槽に浸漬して、第2図(
ニ)図示のごとく、前記円筒形磁器素体11の内外を絶
縁塗料で覆う(第1図図示絶縁塗料浸漬工程6)。そし
て、前記絶縁塗料中には、必要により、たとえば、チタ
ン酸バリウムのような誘電体材料の粉末を混入させる。
したがって、前記絶縁塗料に誘電体材料を混入する割合
を変えることによってコンデンサの容量が制御される。
外部端子電極18および19を第2図(ホ)図示のごと
く、形成するために、前記充填塗布された絶縁塗料が溶
剤で除去し易い状態に半乾燥する(第1図図示半乾燥工
程7)。
外部端子電極部分に形成されている絶縁塗料は、半乾燥
になったところで第2図(ホ)図示のごとく、溶剤によ
り除去される(外部端子電極部分の絶縁膜除去工程8)
。絶縁塗料の除去は、絶縁塗料が半乾燥状態の時、一番
良く、しかも早く除去できた。次に、前記絶縁塗料を除
去した部分をはんだ槽あるいははんだメツキ槽に浸漬し
、はんだ被膜を形成して、第2図(へ)図示のごとく、
はんだ被膜を有する外部端子電極18および19が形成
される。
さらに、外部端子電極18および19には、図示されて
いないキャップ電極を嵌合して形成することも可能であ
る。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実
施例に限定されるものではない。そして、特許請求の範
囲に記載された本発明を逸脱することがなければ、種々
の設計変更を行うことが可能である。
たとえば、容量電極を形成する間隙の形状は、直線以外
に斜線あるいはその他の周知の曲線形状を取ることがで
きる。
〔発明の効果〕 本発明によれば、導電膜を分割する間隙の幅および長さ
の調整および/または絶縁部材に混入する誘電体材料の
混入割合によりコンデンサの容量を決められるため、コ
ンデンサの容量変更が容易であるため、安価な円筒形チ
ップコンデンサを製造することができる。
また、本発明によれば、円筒形磁器素体の内部に絶縁部
材が充填されているので、中空のものに比べて重いので
、搬送速度を上げることが可能であるだけでなく、回路
基板に配置された後にも位置ズレしない。
さらに、本発明によれば、絶縁部材の形成は、浸漬とい
う簡単な手段で行うので生産性が向上した。
工程図、第4図(イ)および(ロ)は従来例における円
筒形チップコンデンサ説明図である。
11・・・円筒形磁器素体 2・・・導電膜 3・・・はんだ被膜 4・・・間隙 5・・・容量電極 6・・・容量電極 7・・・絶縁部材 8・・・外部端子電極 9・・・外部端子電極
【図面の簡単な説明】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒形磁器素体11の上に間隙14を介して容量
    電極15、16を備え、 当該容量電極15、16の両端部以外の外表面を覆うと
    共に、円筒形磁器素体11の内部に充填される絶縁部材
    17と、 容量電極15、16の両端部をはんだ被膜13で被覆し
    た外部端子電極18、19と、 から構成されていることを特徴とする円筒形チップコン
    デンサ。
  2. (2)前記間隙14を被覆する絶縁部材17に誘電体材
    料を混入したことを特徴とする請求項(1)記載の円筒
    形チップコンデンサ。
  3. (3)誘電体材料からなる円筒形成形体を成形する第1
    工程と、 当該円筒形成形体を1個のコンデンサの大きさに分割す
    る第2工程と、 前記分割された円筒形成形体を焼成して円筒形磁器素体
    11とする第3工程と、 前記工程により得られた円筒形磁器素体11を回転しな
    がら導電塗料を塗布して、その表面に容量電極15、1
    6となる導電膜12を形成する第4工程と、 導電膜12を2分するように間隙14を設け、容量電極
    15、16を形成する第5工程と、絶縁塗料に浸漬して
    、絶縁部材17で間隙14および容量電極15、16を
    覆い、かつ円筒形磁器素体11の内部に充填する第6工
    程と、 前記絶縁部材17を半乾燥状態に乾燥する第7工程と、 前記絶縁部材17の半乾燥状態で容量電極15、16を
    被覆する前記絶縁部材17の一部を除去して容量電極1
    5、16の端部を露出する第8工程と、 容量電極15、16の露出部分をはんだ被膜13で被覆
    して外部端子電極18、19を形成する第9工程と、 からなることを特徴とする円筒形チップコンデンサの製
    造方法。
JP2083017A 1990-03-31 1990-03-31 円筒形チップコンデンサおよびその製造方法 Pending JPH03285316A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2064715B1 (en) 2006-08-28 2017-10-04 ABB Schweiz AG High voltage transformer with a shield ring, a shield ring and a method of manufacture same

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