JPH0328390Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0328390Y2 JPH0328390Y2 JP17982079U JP17982079U JPH0328390Y2 JP H0328390 Y2 JPH0328390 Y2 JP H0328390Y2 JP 17982079 U JP17982079 U JP 17982079U JP 17982079 U JP17982079 U JP 17982079U JP H0328390 Y2 JPH0328390 Y2 JP H0328390Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- ground
- resistance
- measuring device
- resistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 5
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、接地抵抗と大地比抵抗を1台の装置
で測定することのできる抵抗測定装置に関するも
のである。
で測定することのできる抵抗測定装置に関するも
のである。
例えば、接地工事においては接地抵抗値を小さ
く保つため、先ず大地比抵抗測定器で比抵抗の小
さい場所を探して接地工事を行ない、工事後の接
地抵抗値を接地抵抗計で測定するようにしてい
る。このように接地工事においては、接地抵抗測
定器と大地比抵抗測定器を必要とするが、重い測
定器を2台携帯するには不便であり、又、不経済
でもある。
く保つため、先ず大地比抵抗測定器で比抵抗の小
さい場所を探して接地工事を行ない、工事後の接
地抵抗値を接地抵抗計で測定するようにしてい
る。このように接地工事においては、接地抵抗測
定器と大地比抵抗測定器を必要とするが、重い測
定器を2台携帯するには不便であり、又、不経済
でもある。
本考案はこのような点にかんがみてなされたも
ので、公知の接地抵抗計に改良を施し、簡単な操
作によつて接地抵抗と大地比抵抗を1台の装置で
測定できるようにしたものである。本考案によれ
ば携帯に便で、かつ経済的な測定装置を得ること
ができる。以下、図面により本考案を説明する。
ので、公知の接地抵抗計に改良を施し、簡単な操
作によつて接地抵抗と大地比抵抗を1台の装置で
測定できるようにしたものである。本考案によれ
ば携帯に便で、かつ経済的な測定装置を得ること
ができる。以下、図面により本考案を説明する。
第1図は本考案の抵抗測定装置の一実施例を示
す回路図である。第1図において、OSCは電池
電源BSによつて駆動されるインバータ、PTはイ
ンバータOSCの出力を昇圧する電圧変成器、CT
は電流変成器である。変成器PTの2次巻線N2は
変成器CTの一次巻線N1を介して電流端子C1(又
は接地端子E)とC2に接続されている。RVはす
べり抵抗器、SRはインバータOSCの出力を搬送
波とする同期整流回路で、その一方の入力端子に
はすべり抵抗器RVの刷子が接続され、他方の入
力端子には電圧端子P2が接続されている。Mは
検流計、Gはガード端子である。検流計Mは同期
整流回路SRの出力端に接続されている。GP,
IP1,PP1,PP2,IP2はそれぞれ大地に埋設され
ている電極で、それぞれ端子G,C1(E),P1,
P2,C2に接続される。S1,S2は本考案によつて
付加された切換スイツチで、図示の如くその接点
が短絡されている場合、第1図の装置は接地抵抗
計として動作する。その場合の接続図を第2図に
示す。以下、先ず第2図を用いて接地抵抗を測定
する場合について説明する。この場合、第1図に
示す電極GP,IP1,PP1のうちのいずれか1本が
用いられる。
す回路図である。第1図において、OSCは電池
電源BSによつて駆動されるインバータ、PTはイ
ンバータOSCの出力を昇圧する電圧変成器、CT
は電流変成器である。変成器PTの2次巻線N2は
変成器CTの一次巻線N1を介して電流端子C1(又
は接地端子E)とC2に接続されている。RVはす
べり抵抗器、SRはインバータOSCの出力を搬送
波とする同期整流回路で、その一方の入力端子に
はすべり抵抗器RVの刷子が接続され、他方の入
力端子には電圧端子P2が接続されている。Mは
検流計、Gはガード端子である。検流計Mは同期
整流回路SRの出力端に接続されている。GP,
IP1,PP1,PP2,IP2はそれぞれ大地に埋設され
ている電極で、それぞれ端子G,C1(E),P1,
P2,C2に接続される。S1,S2は本考案によつて
付加された切換スイツチで、図示の如くその接点
が短絡されている場合、第1図の装置は接地抵抗
計として動作する。その場合の接続図を第2図に
示す。以下、先ず第2図を用いて接地抵抗を測定
する場合について説明する。この場合、第1図に
示す電極GP,IP1,PP1のうちのいずれか1本が
用いられる。
電池電源BSによつて駆動されるインバータ
OSCの出力は電圧変成器PTによつて昇圧され、
その昇圧電圧によつて未知の被測定接地抵抗Rx1
に変流器CTを通して電流Iが供給される。CTの
二次側にはIに比例した電流nIが流れる。ただ
し、nはCTの巻数比である。いま、検流計Mの
ふれが零になつた場合、すなわち電圧側補助接地
抵抗Rpに電流が流れない場合を考えると、第2
図中のEx1とEv1は等しい。その時のすべり抵抗
器RVの抵抗値をRv1とすると、 Ex1=Ev1 (1) Ex1=I・Rx1 Ev1=n・I・Rv1(2) (1),(2)式より I・Rx1=n・I・Rv1 Rx1=n・Rv1 (3) したがつて、すべり抵抗器RVと連動したダイ
ヤル(図示せず)にRv1のn倍の抵抗値を目盛つ
ておけば、Mのふれが零となつた時の被測定接地
抵抗Rx1の値がダイヤル目盛上で直読することが
できる。
OSCの出力は電圧変成器PTによつて昇圧され、
その昇圧電圧によつて未知の被測定接地抵抗Rx1
に変流器CTを通して電流Iが供給される。CTの
二次側にはIに比例した電流nIが流れる。ただ
し、nはCTの巻数比である。いま、検流計Mの
ふれが零になつた場合、すなわち電圧側補助接地
抵抗Rpに電流が流れない場合を考えると、第2
図中のEx1とEv1は等しい。その時のすべり抵抗
器RVの抵抗値をRv1とすると、 Ex1=Ev1 (1) Ex1=I・Rx1 Ev1=n・I・Rv1(2) (1),(2)式より I・Rx1=n・I・Rv1 Rx1=n・Rv1 (3) したがつて、すべり抵抗器RVと連動したダイ
ヤル(図示せず)にRv1のn倍の抵抗値を目盛つ
ておけば、Mのふれが零となつた時の被測定接地
抵抗Rx1の値がダイヤル目盛上で直読することが
できる。
次に第1図に示す切換スイツチS1,S2を開にす
ると、第1図の装置は第3図に示す如く公知の
“Wennerの4電極法”による大地比抵抗の測定
器になる。すなわち、第3図の装置においてはイ
ンバータOSCの出力は第2図と同様に電圧変成
器PTによつて昇圧され、その昇圧出力によつて
端子C1,C2から地中に測定電流Iが供給される。
そうすると大地抵抗Rx2によつて端子P1,P2間に
電位差Ex2が生じる。一方、変流器CTの二次側
にはIに比例した電流nIが流れるが、検流計Mの
振れが零になつた場合、Ex2と第3図中のEv2は
等しい。そのときのすべり抵抗器RVの抵抗値を
RV2とすると、 Ex2=EV2 (4) Ex2=I・Rx2 Ev2=n・I・Rv2(5) (4),(5)式より I・Rx2=n・I・Rv2 Rx2=n・Rv2 (6) したがつて、すべり抵抗器RVと連動している
ダイヤル上にRv2のn倍の抵抗値を目盛つておけ
ば、Mの振れが零になつたときの未知抵抗Rx2の
値がダイヤル目盛上で直読することができる。未
知抵抗Rx2の値が求める大地比抵抗の値である。
ると、第1図の装置は第3図に示す如く公知の
“Wennerの4電極法”による大地比抵抗の測定
器になる。すなわち、第3図の装置においてはイ
ンバータOSCの出力は第2図と同様に電圧変成
器PTによつて昇圧され、その昇圧出力によつて
端子C1,C2から地中に測定電流Iが供給される。
そうすると大地抵抗Rx2によつて端子P1,P2間に
電位差Ex2が生じる。一方、変流器CTの二次側
にはIに比例した電流nIが流れるが、検流計Mの
振れが零になつた場合、Ex2と第3図中のEv2は
等しい。そのときのすべり抵抗器RVの抵抗値を
RV2とすると、 Ex2=EV2 (4) Ex2=I・Rx2 Ev2=n・I・Rv2(5) (4),(5)式より I・Rx2=n・I・Rv2 Rx2=n・Rv2 (6) したがつて、すべり抵抗器RVと連動している
ダイヤル上にRv2のn倍の抵抗値を目盛つておけ
ば、Mの振れが零になつたときの未知抵抗Rx2の
値がダイヤル目盛上で直読することができる。未
知抵抗Rx2の値が求める大地比抵抗の値である。
第1図の測定装置による実測結果では、比抵抗
Rx2を測定する場合、端子C1,C2,P1,P2に接続
する電極IP1,PP1,PP2,IP2の間隔をそれぞれ
2mとすることにより、Rx1とRx2の間に良い相関
が得られた。その結果、同一ダイヤルの目盛上で
Rx1,Rx2の値を直読することができる。なお、
その場合、接地抵抗測定系と大地比抵抗測定系の
いずれか一方の電気回路に定数Kを乗じる手段を
設ければ、Rx1とRx2の値を同一目盛上でより正
確に読取ることが可能となる。
Rx2を測定する場合、端子C1,C2,P1,P2に接続
する電極IP1,PP1,PP2,IP2の間隔をそれぞれ
2mとすることにより、Rx1とRx2の間に良い相関
が得られた。その結果、同一ダイヤルの目盛上で
Rx1,Rx2の値を直読することができる。なお、
その場合、接地抵抗測定系と大地比抵抗測定系の
いずれか一方の電気回路に定数Kを乗じる手段を
設ければ、Rx1とRx2の値を同一目盛上でより正
確に読取ることが可能となる。
以上説明したように、本考案によれば、切換ス
イツチを設け、このスイツチの切換え操作だけで
大地比抵抗と接地抵抗を測定することができる。
しかも、1つのダイヤル目盛上で両抵抗の値が読
めるので使用にあたつて便利である。したがつ
て、接地抵抗計と大地比抵抗計をそれぞれ備える
場合より、携帯に便で、かつ経済的となる。
イツチを設け、このスイツチの切換え操作だけで
大地比抵抗と接地抵抗を測定することができる。
しかも、1つのダイヤル目盛上で両抵抗の値が読
めるので使用にあたつて便利である。したがつ
て、接地抵抗計と大地比抵抗計をそれぞれ備える
場合より、携帯に便で、かつ経済的となる。
第1図は本考案の装置の一実施例を示す接続
図、第2図は第1図の装置に含まれる接地抵抗測
定回路の接続図、第3図は同じく第1図の装置に
含まれる大地比抵抗測定回路の接続図、である。 OSC……インバータ、PT……電圧変成器、
CT……電流変成器、RV……すべり抵抗器、SR
……同期整流回路、M……検流計、C1(E),C2,
P1,P2,G……端子。
図、第2図は第1図の装置に含まれる接地抵抗測
定回路の接続図、第3図は同じく第1図の装置に
含まれる大地比抵抗測定回路の接続図、である。 OSC……インバータ、PT……電圧変成器、
CT……電流変成器、RV……すべり抵抗器、SR
……同期整流回路、M……検流計、C1(E),C2,
P1,P2,G……端子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) インバータの出力によつて電流変成器の一次
巻線を介して電流が供給される端子C1(E)、
C2、電流変成器の二次巻線に接続されたすべ
り抵抗器、このすべり抵抗器に連動すると共に
目盛が施されたダイヤル、前記電流変成器の二
次巻線とすべり抵抗器の接続点に接続された端
子P1、端子P1と端子C1(E)の間に接続
された切換スイツチS1、すべり抵抗器の刷子
と端子P2が入力端子に接続され前記インバー
タの出力周波数を搬送波とする同期整流回路、
ガード端子G、及び端子C1(E)とガード端
子Gの間に接続された切換スイツチS2を具備
し、前記切換スイツチS1とS2の接点をそれ
ぞれ短絡することによつて接地抵抗測定器とな
し、両切換スイツチS1とS2の接点を開放す
ることによつて大地比抵抗測定器となすと共
に、前記ダイヤルの目盛上で接地抵抗と大地比
抵抗の値を読み取るように構成したことを特徴
とする抵抗測定装置。 (2) 前記端子C1(E),P1,P2,C2に接続
されると共に大地に埋設する電極間の距離を一
定にしたことを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第(1)項記載の抵抗測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17982079U JPH0328390Y2 (ja) | 1979-12-25 | 1979-12-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17982079U JPH0328390Y2 (ja) | 1979-12-25 | 1979-12-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5696370U JPS5696370U (ja) | 1981-07-30 |
JPH0328390Y2 true JPH0328390Y2 (ja) | 1991-06-18 |
Family
ID=29690283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17982079U Expired JPH0328390Y2 (ja) | 1979-12-25 | 1979-12-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0328390Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-25 JP JP17982079U patent/JPH0328390Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5696370U (ja) | 1981-07-30 |
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