JPH0328306A - 鉄あるいは非鉄鉱石の流動層式予備還元炉 - Google Patents
鉄あるいは非鉄鉱石の流動層式予備還元炉Info
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- JPH0328306A JPH0328306A JP16261689A JP16261689A JPH0328306A JP H0328306 A JPH0328306 A JP H0328306A JP 16261689 A JP16261689 A JP 16261689A JP 16261689 A JP16261689 A JP 16261689A JP H0328306 A JPH0328306 A JP H0328306A
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Landscapes
- Manufacture Of Iron (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野］
本発明は、鉄あるいは非鉄鉱石を溶融還元する前に予備
還元する際に用いられる流動層式予備還元炉に関する． 〔従来の技術」 鉄あるいは非鉄鉱石の資源は、近年、低品位化の傾向に
あり、品位を向上するために低品位鉱を選鉱して、扮粒
鉱として使用されるようになった。
還元する際に用いられる流動層式予備還元炉に関する． 〔従来の技術」 鉄あるいは非鉄鉱石の資源は、近年、低品位化の傾向に
あり、品位を向上するために低品位鉱を選鉱して、扮粒
鉱として使用されるようになった。
これ等の扮粒鉱から金属あるいは合金を製造する方法と
して，扮粒鉱を予備還元した後、溶融還元して金属ある
いは合金を製造する方法がある６扮粒鉱を予備還元する
装置としては回転炉も使用し得るが、流動層炉は回転炉
に比して，■温度制御が正確に行われるので、極部過熱
による粉粒鉱の成塊がない。
して，扮粒鉱を予備還元した後、溶融還元して金属ある
いは合金を製造する方法がある６扮粒鉱を予備還元する
装置としては回転炉も使用し得るが、流動層炉は回転炉
に比して，■温度制御が正確に行われるので、極部過熱
による粉粒鉱の成塊がない。
■設置面積に対する処理能力が大きい。
等の利点があり、今後、益々使用されるものと思われる
． 前記の扮粒鉱は、一般に、粒径は最大が３ｍｍでＯ．ｌ
ｍｍ以下の粉末も含有しており，流動層内で流速２〜１
０ｍ／ｓｅｃの還元ガスで流動化され、例えば予備還元
鉱石を１日に１００ｔ生産するとすれば、炉の大きさは
内径２〜６ｍ、高さｌＯ〜３０ｍになると思われ、予備
還元反応が均一にかつ効率よく行われるためには、供給
された鉱石粒子および還元ガスが十分に分散しで、相互
によく混合して反応する必要がある． 流動層式予備還元炉としては、例えば特開昭５８−２
１ ７６ １ ５号公報に開示されたものがあるが、こ
こに開示されたちのは炉の内径が１ｍ程度の小型のもの
で、鉱石供給口はｉ個であるとともに、還元ガス供給口
も実質的に１個で、この型式によっては、上記の大きさ
の流動層式予備還元炉においては鉱石粒子および還元ガ
スの十分な分散及び混合を行うことは困難で、多量の予
備還元鉱石を生産し得る大型の流動層式予備還元炉を開
発するに際し鉱石粒子および還元ガスの十分な分散およ
び混合を行うことが要望されていた。
． 前記の扮粒鉱は、一般に、粒径は最大が３ｍｍでＯ．ｌ
ｍｍ以下の粉末も含有しており，流動層内で流速２〜１
０ｍ／ｓｅｃの還元ガスで流動化され、例えば予備還元
鉱石を１日に１００ｔ生産するとすれば、炉の大きさは
内径２〜６ｍ、高さｌＯ〜３０ｍになると思われ、予備
還元反応が均一にかつ効率よく行われるためには、供給
された鉱石粒子および還元ガスが十分に分散しで、相互
によく混合して反応する必要がある． 流動層式予備還元炉としては、例えば特開昭５８−２
１ ７６ １ ５号公報に開示されたものがあるが、こ
こに開示されたちのは炉の内径が１ｍ程度の小型のもの
で、鉱石供給口はｉ個であるとともに、還元ガス供給口
も実質的に１個で、この型式によっては、上記の大きさ
の流動層式予備還元炉においては鉱石粒子および還元ガ
スの十分な分散及び混合を行うことは困難で、多量の予
備還元鉱石を生産し得る大型の流動層式予備還元炉を開
発するに際し鉱石粒子および還元ガスの十分な分散およ
び混合を行うことが要望されていた。
本発明は、供給された粉粒鉱石および還元ガスが十分に
分散および混合し得る流動層式予備還元炉を提供し、前
記要望を解決しようとするものである。
分散および混合し得る流動層式予備還元炉を提供し、前
記要望を解決しようとするものである。
［課題を解決するための手段］
本発明は前記課題を解決するために、炉の下部側壁に、
鉱石を炉内に供給する２個以上の鉱石供給口と、該鉱石
供給口の下方または上方に還元ガスを炉内に旋回供給す
る２個以上の旋回還元ガス供給口とを設けたことを特徴
とする鉄あるいは非鉄鉱石の流動層式予備還元炉を提供
するものである． 〔作用〕 本発明を図面を用いて説明する。
鉱石を炉内に供給する２個以上の鉱石供給口と、該鉱石
供給口の下方または上方に還元ガスを炉内に旋回供給す
る２個以上の旋回還元ガス供給口とを設けたことを特徴
とする鉄あるいは非鉄鉱石の流動層式予備還元炉を提供
するものである． 〔作用〕 本発明を図面を用いて説明する。
第１図は本発明の一実施例における下部構造を示す縦断
面説明図、第２図は第ｌ図におけるＡ−Ａ矢視説明図で
ある。
面説明図、第２図は第ｌ図におけるＡ−Ａ矢視説明図で
ある。
ｌは予備還元炉、２は予備還元炉ｌの叫壁の下部に同一
の高さの位置に対称に２個設けられた鉱石供給口で、こ
れを通して鉄あるいは非鉄扮粒鉱石が炉内に供給される
。
の高さの位置に対称に２個設けられた鉱石供給口で、こ
れを通して鉄あるいは非鉄扮粒鉱石が炉内に供給される
。
３は旋回還元ガス供給口で、予ｍ還元炉ｌの側壁に鉱石
供給口２より下方の同一の高さの位置に３個設けられ、
還元ガスを炉ｌ内に旋回供給する． ６は流動層よりの落鉱の抜出口である。
供給口２より下方の同一の高さの位置に３個設けられ、
還元ガスを炉ｌ内に旋回供給する． ６は流動層よりの落鉱の抜出口である。
還元ガスは、複数の旋回還元ガス供給口により炉内に旋
回して供給されるので、旋回しつつ炉内を上昇し、これ
に複数の鉱石供給口により鉱石が炉内に供給されるので
、還元ガスおよび鉱石は十分に分散・混合し、鉱石を効
率よく予備還元しながら炉内を上昇することができる． 第３図は本発明の他の実施例における下部構造を示す縦
断面説明図、第４図は第３図におけるＢ一Ｂ矢視説明図
である． 本実施例においては旋回還元ガス供給供給口３は鉱石供
給口２の上方に３＠設けられ、２個の流動還元ガス供給
口４が鉱石供給口２の下方に設けられており、流動還元
ガス供給口４の上端には多数の小孔が設けられている． 本実施例においては、複数の流動還元ガス供給口より炉
内に供給された還元ガスに、Ｐｉ数の鉱石供給口より鉱
石が供給されて流動層を形成し、これに複数の旋回還元
ガス供給口より還元ガスが炉内に旋回供給されるので、
還元ガスおよび鉱石の分散・混合は極めて良好である． 本発明においては、２個以上の旋回還元ガス供給口が，
２個以上の鉱石供給口の下方または上方に設けられるな
らば、旋回還元ガス供給口および鉱石供給口の設置数お
よび設置位置は上記実施例に限定される６のではなく、
それぞれの設置数が多い程、設置位置が均等に分布して
いる程、供給された鉱石およびガスの分散・混合が良好
となるので、それぞれの設置数および設置位置は炉の大
きさ等を勘案して適宜決定される。
回して供給されるので、旋回しつつ炉内を上昇し、これ
に複数の鉱石供給口により鉱石が炉内に供給されるので
、還元ガスおよび鉱石は十分に分散・混合し、鉱石を効
率よく予備還元しながら炉内を上昇することができる． 第３図は本発明の他の実施例における下部構造を示す縦
断面説明図、第４図は第３図におけるＢ一Ｂ矢視説明図
である． 本実施例においては旋回還元ガス供給供給口３は鉱石供
給口２の上方に３＠設けられ、２個の流動還元ガス供給
口４が鉱石供給口２の下方に設けられており、流動還元
ガス供給口４の上端には多数の小孔が設けられている． 本実施例においては、複数の流動還元ガス供給口より炉
内に供給された還元ガスに、Ｐｉ数の鉱石供給口より鉱
石が供給されて流動層を形成し、これに複数の旋回還元
ガス供給口より還元ガスが炉内に旋回供給されるので、
還元ガスおよび鉱石の分散・混合は極めて良好である． 本発明においては、２個以上の旋回還元ガス供給口が，
２個以上の鉱石供給口の下方または上方に設けられるな
らば、旋回還元ガス供給口および鉱石供給口の設置数お
よび設置位置は上記実施例に限定される６のではなく、
それぞれの設置数が多い程、設置位置が均等に分布して
いる程、供給された鉱石およびガスの分散・混合が良好
となるので、それぞれの設置数および設置位置は炉の大
きさ等を勘案して適宜決定される。
［実施例］
第１図に示した型式の本発明の流動層式予備還元炉を、
第２図に系統をブロック図で示した予備還元装置に組込
んだ． 予備還元炉は、鉱石供給部の内径０．７ｍ、旋回還元ガ
ス供給部の内径０．２〜０．３ｍ、高さ７．３ｍで，還
元ガスとして（ Ｃ Ｏ ＋ ８ ２ 十Ｎ ２ ）の
組成からなるガスを用い、扮鉱石を６００ｋｇ／ｈの割
合で予備還元した． 鉱石は、鉱石供給管８、鉱石供給量調整装置７を通して
予備還元炉ｌの鉱石供給部に分敗して供給され、旋回還
元ガスは、還元ガス供給管５．還元ガス供給量調整装置
ｌ２を通って予備還元炉１の旋回還元ガス供給口に供給
され、炉ｌ内を旋回上昇し、供給された鉱石を流動化す
ると共に予備還元する． 炉ｌの排ガスは予備還元された鉱石を伴って，サイクロ
ン９．１０を順次通過し、予備還元鉱石を分離したのち
系外に排出され、サイクロン９．ＩＯで分離された予備
還元鉱石は製品抜出管１１により抜出される． 流動層からの落鉱を落鉱抜出口６より抜出した。
第２図に系統をブロック図で示した予備還元装置に組込
んだ． 予備還元炉は、鉱石供給部の内径０．７ｍ、旋回還元ガ
ス供給部の内径０．２〜０．３ｍ、高さ７．３ｍで，還
元ガスとして（ Ｃ Ｏ ＋ ８ ２ 十Ｎ ２ ）の
組成からなるガスを用い、扮鉱石を６００ｋｇ／ｈの割
合で予備還元した． 鉱石は、鉱石供給管８、鉱石供給量調整装置７を通して
予備還元炉ｌの鉱石供給部に分敗して供給され、旋回還
元ガスは、還元ガス供給管５．還元ガス供給量調整装置
ｌ２を通って予備還元炉１の旋回還元ガス供給口に供給
され、炉ｌ内を旋回上昇し、供給された鉱石を流動化す
ると共に予備還元する． 炉ｌの排ガスは予備還元された鉱石を伴って，サイクロ
ン９．１０を順次通過し、予備還元鉱石を分離したのち
系外に排出され、サイクロン９．ＩＯで分離された予備
還元鉱石は製品抜出管１１により抜出される． 流動層からの落鉱を落鉱抜出口６より抜出した。
上記の操作により、製品の歩留りは９０％、予備還元率
は６０％となった。
は６０％となった。
なお、比較例として還元ガス供給口３を旋回流としない
方式とした上記の流動層式予備還元炉を用いたほかは、
上記と同様とした操作においては、予備還元率は変らず
、製品の歩留りは４０％となるので、還元ガス供給口を
旋回流とすることにより、製品の歩留りを向上させるこ
とができた。
方式とした上記の流動層式予備還元炉を用いたほかは、
上記と同様とした操作においては、予備還元率は変らず
、製品の歩留りは４０％となるので、還元ガス供給口を
旋回流とすることにより、製品の歩留りを向上させるこ
とができた。
本発明により，流動層中の鉱石および還元ガスの分散・
混合が改善され、反応が均一化されると共に反応効率が
良くなった。
混合が改善され、反応が均一化されると共に反応効率が
良くなった。
さらに、本発明は複数の鉱石供給口を有するので、予備
還元炉より排ガスと共に排出された鉱石の一部を予備還
元炉に循環させることができ、これにより予備還元率を
向上かつ安定させることができる．
還元炉より排ガスと共に排出された鉱石の一部を予備還
元炉に循環させることができ、これにより予備還元率を
向上かつ安定させることができる．
第１図は本発明の一実施例の下部構造を示す縦断面説明
図，第２図は第１図におけるＡ−Ａ矢視説明図、第３図
は本発明の他の実施例の下部構造を示す縦断面説明図、
第４図は第３図におけるＢ−Ｂ矢視説明図、第５図は第
ｉ図に示す本発明の実施例を組込んだ還元装置の系統を
示すブロック図である． ｌ・・・予備還元炉 ２・−・鉱石供給口 ３・・・旋回還元ガス供給口 ４−・一流動還元ガス供給口 ５−・・還元ガス供給管 ６・・・落鉱抜出口 ７・・・鉱石供給量調整装置 ８・・・鉱石供給管 ９．１０・−サイクロン １ｌ・・一製品抜出管 ｌ２・・・還元ガス供給量調整装置
図，第２図は第１図におけるＡ−Ａ矢視説明図、第３図
は本発明の他の実施例の下部構造を示す縦断面説明図、
第４図は第３図におけるＢ−Ｂ矢視説明図、第５図は第
ｉ図に示す本発明の実施例を組込んだ還元装置の系統を
示すブロック図である． ｌ・・・予備還元炉 ２・−・鉱石供給口 ３・・・旋回還元ガス供給口 ４−・一流動還元ガス供給口 ５−・・還元ガス供給管 ６・・・落鉱抜出口 ７・・・鉱石供給量調整装置 ８・・・鉱石供給管 ９．１０・−サイクロン １ｌ・・一製品抜出管 ｌ２・・・還元ガス供給量調整装置
Claims (1)
- １ 炉の下部側壁に、鉱石を炉内に供給する２個以上の
鉱石供給口と、該鉱石供給口の下方または上方に還元ガ
スを炉内に旋回供給する２個以上の旋回還元ガス供給口
とを設けたことを特徴とする鉄あるいは非鉄鉱石の流動
層式予備還元炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16261689A JPH0328306A (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 鉄あるいは非鉄鉱石の流動層式予備還元炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16261689A JPH0328306A (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 鉄あるいは非鉄鉱石の流動層式予備還元炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0328306A true JPH0328306A (ja) | 1991-02-06 |
Family
ID=15757990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16261689A Pending JPH0328306A (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 鉄あるいは非鉄鉱石の流動層式予備還元炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0328306A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS589909A (ja) * | 1981-05-06 | 1983-01-20 | インダストリアル・マシ−ン・ワ−クス | 高熱金属の温度の保存方法及び熱絶縁カバ−部材 |
-
1989
- 1989-06-27 JP JP16261689A patent/JPH0328306A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS589909A (ja) * | 1981-05-06 | 1983-01-20 | インダストリアル・マシ−ン・ワ−クス | 高熱金属の温度の保存方法及び熱絶縁カバ−部材 |
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