JPH03282162A - 膨張エンジン - Google Patents

膨張エンジン

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JPH03282162A
JPH03282162A JP8136790A JP8136790A JPH03282162A JP H03282162 A JPH03282162 A JP H03282162A JP 8136790 A JP8136790 A JP 8136790A JP 8136790 A JP8136790 A JP 8136790A JP H03282162 A JPH03282162 A JP H03282162A
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JP
Japan
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piston
cylinder
sleeve
seal
expansion engine
Prior art date
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JP8136790A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nakajima
洋 中島
Toshiki Herai
戸来 年樹
Hitoshi Hattori
仁志 服部
Katsumasa Araoka
勝政 荒岡
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Toshiba Corp
Railway Technical Research Institute
Original Assignee
Toshiba Corp
Railway Technical Research Institute
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Publication date
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  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、シリンダとピストンとで形成される容積可変
の膨張室を使ってガス温度を低下させるようにした膨張
エンジンに関する。
(従来の技術) ヘリウム冷凍機のガス膨張機として往復動式の膨張エン
ジンが多用されている。この膨張エンジンでは、シリン
ダとピストンとで形成される容積可変の膨張室を使って
ガスを膨張させ、この膨張によってガス温度を低下させ
るようにしている。
ところで、膨張エンジンでは、ガスの汚染を防止する観
点から油やグリース等を使って潤滑することは好ましい
ことではない。したがって、通常は無潤滑の状態で使用
される。このような機械の設計には、シリンダとピスト
ンとの間からの流体の漏れを防止するシール技術および
ピストン・シリンダ等の相対運動部品の摩耗抑制技術が
重要になる。特に、シール性能の向上を図るとともに、
シールの摩耗を極力減らして機械の寿命向上、保守費用
の低減を図るシール技術の確立が必須課題になっている
本発明者らは先に、特願昭61−228207号に示さ
れているように、シールの相手面をセラミックスで形成
するとともに表面を適度な粗さに研磨すれば、シール自
体の摩耗の減少化、長寿命化が可能であることを見出し
た。そして、上記シール構造を膨張エンジンに適用して
みた。
第6図には上記シール構造を適用した膨張エンジンの概
略構成が示されている。
同図において、1はフランジを示している。このフラン
ジ1は、真空断熱空間2と大気空間3とを仕切る機能を
兼ねている。そして、フランジ1を気密に貫通する形に
膨張エンジン4がフランジ1に固定されている。
膨張エンジン4は、大きく別けると、有底のシリンダ5
と、このシリンダ5内に往復動自在に収容されてシリン
ダ5とで容積可変の膨張室6を形成するピストン7と、
ピストン7に応動させて高圧ガスを膨張室6内へ供給す
る給気機構8と、ピストン7に応動させて膨張室6内の
低圧ガスを排出する排気機構9と、大気空間3に配置さ
れてピストン7の動きをたとえば電気エネルギに変換し
て回収する図示しない動力吸収機構とで構成されている
シリンダ5は、この例では真空断熱空間2側に位置する
有底の第1のシリンダ10と、大気空間3側に位置して
第1のシリンダ10の開口端に同軸的に結合された第2
のシリンダ11とで構成されている。第1のシリンダ1
0は、開口端周縁部に形成された鍔部12がフランジ1
に係止される関係にフランジ1に設けられた孔13に大
気空間3側から差込まれている。第2のシリンダ11は
、第1のシリンダ10の内径と等しい内径に形成された
両端開放のスリーブ14と、このスリーブ14の外側に
配置されてスリーブ14を保持する両端開放の筒体15
とからなる二重管構造に形成されている。そして、第2
のシリンダ11は、第1のシリンダ10の軸心線とスリ
ーブ14の軸心線とが同一線上に位置するように筒体1
5の図中下端周縁部に形成された鍔部16が第1のシリ
ンダ10の鍔部12に重ね合わせられ、この状態でボル
ト17で鍔部12を介してフランジ1に固定されている
。ここで、スリーブ14は、セラミックス、たとえば窒
化珪素で形成されており、その内面は平均面粗さが0.
04〜0.2μ−に研磨されている。
一方、ピストン7は、このピストン7を介して熱が侵入
するのを極力小さくするため、熱伝導率の小さいフェノ
ール樹脂で形成されている。そして、ピストン7の図中
上端部は、ピストンの一部をなす接続ブロック18を介
してピストンロッド19に連結されている。なお、ピス
トンロッド19は、図示しない動力吸収機構に接続され
ている。
ピストン7の接続ブロック18との境界位置には、リン
グ溝20が設けてあり、このリング溝20にはシリンダ
5との間からのガスの漏れを防止するためのパツキン型
のシール21が装着されている。シール21は自己潤滑
性を有する材料、たとえばPTFEを母材とする複合材
料で形成されている。このシール21は、ピストン7と
一体となって往復動し、ピストン7の往復動ストローク
gの範囲では常にスリーブ14の内面を潤滑剤なしに摺
動する。また、ピストン7には、このピストン7をシリ
ンダ5の内面に習わせて運動させるためのガイドリング
22.23が装着されている。このガイドリング22.
23もシール21と同様に自己潤滑性を有する材料で形
成されている。
このように構成された膨張エンジンは次のような動作を
行う。
ピストン7は、図中P、で示す位置を下死点とし、P2
で示す位置を上死点としてPl、22間をストロークg
で往復動するものとする。
今、ピストン7が下死点P1に近付くと、吸気機構8の
給気弁が開き、高圧ガスが膨張室6内へ流れ込む。ピス
トン7が下死点P、で折り返すと、ピストン7は高圧ガ
スに押されて上死点P2側へと移動を開始する。なお、
ピストン7が下死点P1から一定距離離れた時点で給気
弁が閉じ、膨張室6への高圧ガスの供給が停止される。
ピストン7はガス圧によって、さらに上死点P2側へと
移動する。このため、膨張室6の容積が急激に大きくな
り、これに伴って膨張室6内のガスが急激に膨張する。
このため、膨張室6内のガス温度が急激に低下する。な
お、ピストン7の動きはピストンロッド19を介して図
示しない動力吸収機構に伝達される。
ピストン7が上死点P2付近に達するとガスの膨張が終
了する。また、排気機構9が動作して排気弁が開く。上
死点P2に至ると、動力吸収機構の運動方向反転作用を
受けてピストン7は下死点P2側へと移動を開始する。
この移動で低圧、低温のガスが膨張室6から排気され始
める。この排気動作はピストン7が下死点PIに近付く
まで行われ石。そして、再びピストン7が下死点付近に
移動すると排気機構9の排気弁が閉じ、給気機構8の弁
吸気弁4が開いて上述した動作が繰り返えされる。
この膨張エンジン4にあって、シール21は常にセラミ
ックスで形成されたスリーブ14の内面を摺動相手面と
している。このため、シール21の摩耗が減少し、連続
運転可能な時間を長くできる。
しかしながら、上記構成の膨張エンジンにあっても以下
に述べる欠点があり、改善が望まれていた。この膨張エ
ンジンにおけるシリンダ5の内面は、第1のシリンダ1
oの内面と、これに軸方向に繋がるスリーブ14の内面
とで構成されている。
第1のシリンダ10は一般的にはステンレス鋼等の金属
材で形成され、スリーブ14は前述の如くセラミックス
で形成されている。このように、まったく別個に形成さ
れた第1のシリンダ1oとスリーブ14とを軸方向に組
み合わせて1つのシリンダ内面を形成するようにしてい
る。しがし、各々をどのように高精度に加工し、高精度
に組立てても、数10ミクロンオーダの加工誤差は避け
られない。このため、組み立て時に第1のシリンダ10
の軸心線とスリーブ14の軸心線とを同一線上に位置さ
せることが極めて困難で、両軸心線間に傾きが生じたり
、両軸心線が偏心したりするのを免れ得ない。この種の
膨張エンジンでは、デッドボリュームを極カ減らすため
シリンダ5の内径とピストン7の外径との差を0.1〜
0.2+am程度に設定するのが一般的である。しがも
ピストン7は、柔らかい材料であるフェノール樹脂で形
成されている。したがって、第1のシリンダ10の軸心
線とスリーブ14の軸心線との不一致によって、スリー
ブ14の内面と第1のシリンダ10の内面との境界部分
に僅かでも段差が存在していると、この段差によって形
成されている突部にピストン7の外面が接触しながら摺
動する。この結果、ピストン7が摩耗し、この摩耗粉が
シリンダ5内を汚染するばかりか、シール21の摺動部
に侵入する。
シール21の摺動部に侵入した摩耗粉は研磨剤のように
機能する。このため、シール21の長寿命化を図るため
にセラミックス製のスリーブ14を用いているにも拘ら
ず、シール21の寿命をそれ程長くできないと言う問題
があった。特に、膨張エンジンを横置きで使用した場合
には、摩耗粉の発生量が多くなり、深刻な問題となる。
ピストン7の摩耗はシール21の寿命を減らすだけでな
く、ガスの純度、ピストン7の運動精度にも悪影響をお
よほす。また、ピストン7の不要な摩擦により発生する
摩擦熱はガス温度を上昇させるように作用するので、膨
張エンジンの性能低下をも招くことになる。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如く、従来の膨張エンジンにあっては、シールの
寿命を向上させるためにシリンダにスリーブを装置して
も、このスリーブの特徴を効果的に発揮させることがで
きない問題があった。
そこで本発明は、シール等の構成部品の寿命・性能に悪
影響をおよぼすピストン自身の摩耗を大幅に減らすこと
ができ、もって信頼性の高い膨張エンジンを提供するこ
とを目的としている。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の一実施例によれば
、有底のシリンダと、このシリンダ内に往復動自在に装
着されて上記シリンダとで容積可変の膨張室を形成する
ピストンと、このピストンに装着されてシリンダの内周
面との間から流体が漏れるのを防止するシールと、シリ
ンダに、このシリンダの軸方向の一部の内周面を肩代り
する関係に装着されて前記シールの摺動面を形成するス
リーブとを備えた膨張エンジンにおいて、ピストンの前
記スリーブの端部を横切る領域の直径を他の部分より小
径に形成している。
(作 用) ピストンの軸方向位置で、スリーブの端部を横切る領域
の直径を他の部分より小径に形成している。ピストンの
軸方向位置で、最も摩耗の生じ易い位置はスリーブの端
部を横切る領域である。
したがって、この領域を小径に形成しておくと、この領
域はスリーブの端部あるいはスリーブ内面のシール摺動
部に接触しないか、あるいは強く接触しない。このため
、スリーブの端部によってピストンが削られるのを抑制
でき、摩耗粉の発生が大幅に抑制される。したがって、
摩耗粉の存在によって起こるシールの寿命低下、装置全
体の性能低下を防止することが可能となる。
(実施例) 以下、図面を参照しながら実施例を説明する。
第1図には本発明の一実施例に係る膨張エンジン4aの
概略構成が示されている。なお、この図では第6図と同
一部分が同一符号で示されている。
したがって、重複する部分の詳しい説明は省略する。
この実施例に係る膨張エンジン4aが従来のものと異な
る点は、ピストン7aの構成にある。
この実施例において、ピストン7aは、その軸方向位置
のスリーブ14の端部30を横切る領域31が軸方向に
jll+  (ただし、N+>N)の範囲に互って他の
領域より小径に形成されている。
すなわち、領域31の直径は、ピストン7aの他の領域
の直径が30〜40關であるとき、これより0.5mm
前後小径に形成されている。
このように構成された膨張エンジン4aは、従来例と同
様な動作を行う。
この場合、ピストン7aの軸方向位置でスリーブ14の
端部30を横切る領域31を他の領域より小径に形成し
ているので、第1のシリンダ10の軸心線とスリーブ1
4の軸心線との不一致が原因で第1のシリンダ10の内
面とスリーブ14の内面との境界部分に僅かの段差が存
在していても、この段差部分にピストン7a、つまり領
域31が接触するようなことはない。
したがって、ピストン7aがスリーブ14の端部30で
削られるのを防止でき、摩耗粉の発生量を大幅に減少さ
せることができる。このため、シール21の摺動部に侵
入する摩耗粉の量を極めて少なくでき、この結果、シー
ル21の摩耗を抑制できるので、シール21の長寿命化
を実現することができる。また、ピストン7aからの摩
耗粉の発生を抑制できるので、ガス純度の低下も防止で
き、さらにはピストン7aの運動精度も長時間にわたっ
て維持することができる。また、小径に形成された領域
31の存在によって、第1のシリンダ10の軸心線とス
リーブ14の軸心線との不一致によって起こる不具合を
解消できるので、逆に第1のシリンダ10とスリーブ1
4との組立てを特に高精度に行わなくてもよいことにな
り、組立ての簡単化も図ることができる。
第2図には本発明の別の実施例に係る膨張エンジン4b
の概略構成が示されている。なお、この図では第1図と
同一部分が同一符号で示しである。
したがって、重複する部分の詳しい説明は省略する。
この実施例が第1図に示される実施例と異なる点は、ピ
ストン7bの構成にある。
ピストン7bは、フェノール樹脂で形成されたピストン
本体41と、このピストン本体41に接続機構42を介
して軸方向に接続されるとともにピストンロッド19へ
の接続ブロックを兼ねた金属製の補助ピストン43とで
構成されている。
補助ピストン43は、ピストン7bがストロークgで往
復動しているときには、常にスリーブ14の軸方向範囲
内を往復動し得る軸方向位置および軸方向長さに設定さ
れている。そして、補助ピストン43の外周面にはリン
グ溝20が形成されており、このリング溝20に自己潤
滑性を有する材料、たとえばPTFEを母材とする複合
材料で形成されたパツキン型のシール21が装着されて
いる。また補助ピストン43の外周面でシール21を境
にして両側には同じく自己潤滑性を有するガイドリング
22.23が装着されている。
接続機構42は、具体的には第3図に示すように構成さ
れている。すなわち、ピストン本体41の図中上端部お
よび補助ピストン43の図中下端部に底部が広い係止溝
44.45を軸心線と直交する方向に設け、これら係止
溝44,45に係止部材46を装着し、曲げ方向(回転
変位成分)および半径方向(平行変位成分)に自由度を
もってピストン本体41と補助ピストン43とを連結す
る構成となっている。
このような構成であると、接続機構42の存在によって
、補助ピストン43はスリーブ14の内面を習って往復
動じ、またピストン本体41は第1のシリンダ10の内
面を習って往復動することになる。したがって、第1の
シリンダ10ヘスリーブ14を組込むとき、両部材の加
工誤差等によって両者の真直度・真円度等に多少のずれ
があっても、また温度によってピストン本体41に曲げ
変形が多少あっても、ピストン全体の無理な摺動が避け
られ、ピストン全体をスムーズに往復動させることがで
きる。このため、たとえ横置きで使用した場合であって
も、ピストン本体41には自重のみが作用するだけで、
ピストン本体41をガイドするガイドリングがなくとも
ピストン本体41の摩耗を大幅に減少させることができ
、摩耗粉の発生によって起こる寿命の低下やガスの汚染
を防止することができる。また、両ガイドリング22.
23の存在によってシール21をスリーブ14の内面に
確実に習わせることができるので、シール21を周方向
に均一な緊迫力でスリーブ14の内面に添わせて摺動さ
せることができる。
この結果、シール21の寿命向上を図れるばかりか、シ
ール性能においても十分な能力を発揮させることができ
る。
第4図には本発明のさらに別の実施例に係る膨張エンジ
ン4cの要部だけが示されている。そして、この図では
第2図と同一部分が同一符号で示されている。したがっ
て、重複する部分の詳しい説明は省略する。
二の実施例では、第2図に示した実施例と同様に、ピス
トン本体41と補助ピストン43とを自由度をもった接
続機構42で軸方向に接続してピストン7Cを構成して
いる。そして、ピストン本体41の軸方向位置でスリー
ブ14の端部30を横切る領域44の直径を他の部分よ
り小径にしている。
このような構成であると、第2図に示した実施例と同様
の効果が得られるとともにピストン本体41の領域44
がスリーブ14の端部30で削られるのを確実に防止す
ることができる。したがって、寿命を一層向上させるこ
とができるとともに性能も一段と向上させることができ
る。
なお、本発明は上述した各実施例に限定されるものでは
なく種々変形実施することができる。たとえば、第5図
に示すように、シリンダ5aの開口側内面に削り出し加
工等で段部51を形成し、この段部51にスリーブ14
を装着するようにしたものにも適用できることは勿論で
ある。また、ピストン本体と補助ピストンとを接続する
接続機構は、軸芯線と直交する方向の自由度をもち、し
かも曲げ方向にも自由度を備えたものでありさえすれば
よい。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によればシールの長寿命化を
実現するためにシールの摺動相手面を別体形成のスリー
ブで構成したときに起こり易い不具合の発生を構成の複
雑化を招くことなく解消できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例に係る膨張エンジンの概略構
成図、第2図は本発明の別の実施例に係る膨張エンジン
の概略構成図、第3図は同エンジンに組込まれた接続機
構の縦断面図、第4図は本発明のさらに別の実施例に係
る膨張エンジンの要部断面図、第5図は本発明のさらに
異なる実施例に係る膨張エンジンの要部断面図、第6図
は従来の膨張エンジンの概略構成図である。 4a、4b、4c=・膨張エンジン、5.5a−・・シ
リンダ、6・・・膨張室、7a、7b、7c・・・ピス
トン、8・・・給気機構、9・・・排気機構、10・・
・第1のシリンダ、11・・・第2のシリンダ、14・
・・スリーブ、15・・・筒体、18・・・接続ブロッ
ク、19・・・ピストンロッド、20・・・リング溝、
21・・・シール、22.23・・・ガイドリング、3
0・・・スリーブの端部、31.47・・・領域、41
・・・ピストン本体、42・・・接続機構、43・・・
補助ピストン、51・・・段部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有底のシリンダと、このシリンダ内に往復動自在
    に装着されて上記シリンダとで容積可変の膨張室を形成
    するピストンと、このピストンに装着されて上記シリン
    ダの内周面との間から流体が漏れるのを防止するシール
    と、前記シリンダに、このシリンダの軸方向の一部の内
    周面を肩代りする関係に装着されて前記シールの摺動面
    を形成するスリーブとを備えた膨張エンジンにおいて、
    前記ピストンは、前記スリーブの端部を横切る領域の直
    径が他の部分より小径に形成されてなることを特徴とす
    る膨張エンジン。
  2. (2)有底のシリンダと、このシリンダ内に往復動自在
    に装着されて上記シリンダとで容積可変の膨張室を形成
    するピストンと、このピストンに装着されて上記シリン
    ダの内周面との間から流体が漏れるのを防止するシール
    と、前記シリンダに、このシリンダの軸方向の一部の内
    周面を肩代りする関係に装着されて前記シールの摺動面
    を形成するスリーブとを備えた膨張エンジンにおいて、
    前記ピストンは、前記シリンダの内面に習って往復動し
    ながら前記膨張室を形成するピストン本体と、前記スリ
    ーブの内面に習って往復動しながら前記シールを保持す
    る補助ピストンと、この補助ピストンと前記ピストン本
    体とを所定の自由度を持たせて軸方向に接続する接続手
    段とで構成されていることを特徴とする膨張エンジン。
  3. (3)有底のシリンダと、このシリンダ内に往復動自在
    に装着されて上記シリンダとで容積可変の膨張室を形成
    するピストンと、このピストンに装着されて上記シリン
    ダの内周面との間から流体が漏れるのを防止するシール
    と、前記シリンダに、このシリンダの軸方向の一部の内
    周面を肩代りする関係に装着されて前記シールの摺動面
    を形成するスリーブとを備えた膨張エンジンにおいて、
    前記ピストンは、前記シリンダの内面に習って往復動し
    ながら前記膨張室を形成するピストン本体と、前記スリ
    ーブの内面に習って往復動しながら前記シールを保持す
    る補助ピストンと、この補助ピストンと前記ピストン本
    体とを所定の自由度を持たせて軸方向に接続する接続手
    段と、前記ピストン本体の前記スリーブの端部を横切る
    領域に形成された他の部分より小径の小径部とで構成さ
    れてなることを特徴とする膨張エンジン。
  4. (4)前記スリーブはセラミックスで形成されているこ
    とを特徴とする請求項1、2、3のいずれか1項に記載
    の膨張エンジン。
  5. (5)前記スリーブの前記摺動面の平均面粗さは、0.
    04μmから0.2μmの範囲であることを特徴とする
    請求項1、2、3のいずれか1項に記載の膨張エンジン
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