JPH0328013Y2 - - Google Patents

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JPH0328013Y2
JPH0328013Y2 JP1142587U JP1142587U JPH0328013Y2 JP H0328013 Y2 JPH0328013 Y2 JP H0328013Y2 JP 1142587 U JP1142587 U JP 1142587U JP 1142587 U JP1142587 U JP 1142587U JP H0328013 Y2 JPH0328013 Y2 JP H0328013Y2
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JP
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shutter
guardrail
guardrails
connecting rod
engagement protrusion
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JP1142587U
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、シヤツタが通過しうるコンベヤ装置
の分断個所に設けられ、火災等の非常時には、シ
ヤツタを支障なく通過させうるようにした装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
例えば工場と倉庫との間に常設置されている物
品搬送用のコンベヤ装置を、火災等の非常時態に
即応して、コンベヤ装置をそのままにして、工場
あるいは倉庫の出入口に設けた防火用シヤツタ
を、直ちに降下させうるようにした装置は、例え
ば実開昭60−119015号公報に開示されている。
第3図と第4図は、この装置を示すもので、図
面について簡単に説明する。
1は防火用のシヤツタ、2,3は、シヤツタ1
の下方において分断されたローラコンベヤのロー
ラフレーム、4はローラである。
後方(第3図と第4図においては右方、以下同
図においては、右方を後方という。)のフレーム
3の分断端部近くの下端には、平面形がほぼコ字
形の支持枠5の後端が、枢軸6をもつて枢着され
ている。
支持枠5の上面中央部には、後面開口する鉤片
7が設けられ、同じく前端には、前後両フレーム
2,3の間において、各ローラ4と等高をなすゲ
ートローラ8が枢設されている。
フレーム3の前端近くの上端、かつ上記鉤片7
の上方には、側面形が逆L字形の左右1対の回転
板9の屈曲部が、取付板10を介して枢着され、
回転板9の前部は、上記ゲートローラ8の上側方
に位置している。
回転板9の下端より前向曲設した屈曲片11
は、支持枠5の鉤片7に係合して、支持枠5を水
平に保持している。
12は、支持枠5と回転体9の前端同士を連係
する可撓索条である。
上述の装置において、シヤツタ1が下降して、
その下端が回転体9の前端を押圧すると、回転体
9が第3図時計回りに回動して、回転体9の屈曲
片11が、支持枠5の鉤片7より後方に外れる。
そのため、支持枠5とともにゲートローラ8が、
自重により第3図反時計方向に回動して、ゲート
ローラ8が、両フレーム2,3の間より退避し、
シヤツタ1は、両フレーム2,3の間を支障なく
通過して床面まで下降する。
従つて、上述の装置を備えるコンベヤ装置に、
搬送物転落防止用のガードレールを設ける場合に
は、シヤツタ1が床面まで下降しうるように、ガ
ードレールを、両フレーム2,3の分断部の上方
において、同様に分断する必要がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そのため、形状の不規則な小型の搬送物は、コ
ンベヤ装置の分断部を通過する際、ガードレール
の分断部より転落することがあり、また大型の搬
送物は、ガードレールの分断端部に衝突して破損
することがあり、特に、コンベヤ装置が分断部の
近くにおいて湾曲している場合に、このような事
故が起こり易い。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、ローラコンベヤの左右の両ローラフ
レームと、その上方に架設した搬送物転落防止用
のガードレールを、シヤツタが通過しうる間隔を
設けて前後に分断し、両ガードレールの端面と、
両ガードレールの分断間隔と等長をなす可撓性の
連継杆の両端面とのいずれか一方の端面に、該端
面より突出する係合突起を連設するとともに、他
方の端面に、係合突起が嵌合しうる係合孔を設
け、各係合突起を係合孔に嵌合することにより、
連継杆を両ガードレールと連続するように支持す
ることにより、上述の問題点の解決を図つたもの
である。
〔作用〕
本考案におけるガードレールは、分断部以外
は、通常のガードレールと同様の、剛性の大きい
ガードレールが搬送物の転落を防止し、分断部に
おいては、連継杆が搬送物の転落を防止する。
シヤツタが下降した時は、その重量により、可
撓性の連継杆が屈撓して、ガードレールより脱落
し、シヤツタを支障なく通過させる。事故後にシ
ヤツタを上昇させた後は、連継杆を屈撓させて、
その両端をガードレールの分断端部にはめ込むこ
とにより、簡単に復旧させることができる。
〔実施例〕
第1図と第2図は、本考案の実施例を示すもの
である。
両フレーム2,3の上面には、両フレーム2,
3と所定の間隔を設けて平行をなす鋼管製の搬送
物転落防止用のガードレール13,14が、支柱
15をもつて固設され、両ガードレール13,1
4は、両フレーム2,3の分断部の上方において
離間している。
16は、両ガードレール13,14と等径、か
つ両ガードレール13,14の対向面間の間隔と
等長の本体16aの両端面より、両ガードレール
13,14に嵌合しうる係合突部である短寸の小
径部16bを同軸的に連設した、たとえば合成樹
脂製の可撓性の連継杆である。
第1図に示すように、常時は、両ガードレール
13,14の離間して対向する端面に設けた盲孔
状の係合孔13a,14aに、連継杆16の小径
部16bが嵌合して、両ガードレール12,13
は連結されている。
17は、連継杆16とガードレール14の端部
同士を連結する可撓索条である。
連継杆16は可撓性であるが、搬送物が衝接し
ても、連継杆16に平行に近い小角度で衝接する
ので、屈撓することなく、搬送物を安全に通過さ
せる。
第2図に示すように、非常時にシヤツタ1が下
降すると、重量あるシヤツタ1が、連継杆16の
中央に直角に衝接するので、連継杆16は屈撓し
て、両端の小径部16bがガードレール13,1
4の係合孔13a,14aより簡単に外れて、シ
ヤツタ1を通過させる。
外れた連継杆16は、シヤツタ1を上昇させた
後、連継杆16を強制的に屈撓させて、小径部1
6bを両ガードレール13,14にはめ込めば、
第1図に示す状態に簡単に復旧する。
なお上述においては、ガードレール13,14
に鋼管を使用したが、鋼棒を使用して、対向端面
に係合孔を穿設してもよく、またガードレール1
3,14に鋼管あるいは鋼棒を使用して、その端
面に係合突起を設けるとともに、適宜の可撓材よ
りなる連継杆の両端に、係合孔を設けてもよい。
〔考案の効果〕
本考案においては、連継杆と通常のガードレー
ルと同様の剛性の大きいガードレールが、それぞ
れコンベヤ装置の分断部と分断部以外の個所の、
搬送物の転落を防止し、非常時にシヤツタが下降
した時は、その重量により連継杆が屈撓して、ガ
ードレールより脱落し、シヤツタを支障なく通過
させる。
シヤツタを上昇させれば、簡単な操作により、
脱落した連継杆をガードレールに取り付けること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のコンベヤ装置の常時の状態
を示す側面図、第2図は、同じくシヤツタ下降時
の状態を示す側面図、第3図は、シヤツタが通過
しうるコンベヤ装置の従来の例の側面図、第4図
は、同じく平面図である。 1……シヤツタ、2,3……ローラフレーム、
4……ローラ、5……支持枠、6……枢軸、7…
…鉤片、8……ゲートローラ、9……回転板、1
0……取付板、11……屈曲片、12……可撓索
条、13,14……ガードレール、13a,14
a……係合孔、15……支柱、16……連継杆、
16a……本体、16b……小径部、17……可
撓索条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ローラコンベヤの左右の両ローラフレームと、
    その上方に架設した搬送物転落防止用のガードレ
    ールを、シヤツタが通過しうる間隔を設けて前後
    に分断し、両ガードレールの端面と、両ガードレ
    ールの分断間隔と等長をなす可撓性の連継杆の両
    端面とのいずれか一方の端面に、該端面より突出
    する係合突起を連設するとともに、他方の端面
    に、係合突起が嵌合しうる係合孔を設け、各係合
    突起を係合孔に嵌合することにより、連継杆を両
    ガードレールと連続するように支持したことを特
    徴とするシヤツタが通過しうるコンベヤ装置。
JP1142587U 1987-01-30 1987-01-30 Expired JPH0328013Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1142587U JPH0328013Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1142587U JPH0328013Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63119541U JPS63119541U (ja) 1988-08-02
JPH0328013Y2 true JPH0328013Y2 (ja) 1991-06-17

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ID=30798631

Family Applications (1)

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JP1142587U Expired JPH0328013Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

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JPS63119541U (ja) 1988-08-02

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