JPH03279920A - 液晶電気光学素子の駆動方法 - Google Patents

液晶電気光学素子の駆動方法

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JPH03279920A
JPH03279920A JP8020190A JP8020190A JPH03279920A JP H03279920 A JPH03279920 A JP H03279920A JP 8020190 A JP8020190 A JP 8020190A JP 8020190 A JP8020190 A JP 8020190A JP H03279920 A JPH03279920 A JP H03279920A
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JP
Japan
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period
liquid crystal
phase
stable state
voltage
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Application number
JP8020190A
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English (en)
Inventor
Takaaki Tanaka
孝昭 田中
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は表示体、ライトバルブ等の駆動方法に関し、詳
しくは液晶物質を用いた表示体の駆動方法に関する。
[従来の技術] 強誘電性液晶の三状態間スイッチングは、従来の表面安
定化強誘電性液晶(SSFLC)に見られるいくつかの
本質的問題点を解消する方法の一つとして期待され活発
に研究が進められている。
(A、D、L、Chandani et al、: J
pn、 J、 Appl、 Phys、、27.L72
9 (198B)、A、D、L、Chandani e
t al、:Jpn。
J、 Appl、 Phys、、 28.L1265 
(1988)等参照。)三状態間スイッチングの特徴は
反強誘電状態と強誘電状態の転移の際に急峻なしきい値
特性と幅の広い光学的ヒステリシスを示す事である(第
二図)、この特性を用いれば単純マトリクスにおいてデ
ユーティ−比の制限なく時分割駆動ができるというもの
である。現在までに知られている駆動方法の例としては
M、 Yamawaki et al、 : Dige
stof Japan Display ’89. p
26 (1989)等がある。
[l@明が解決しようとする課題] しかし、従来の駆動方法は、 (1)強誘電状態から反強誘電状態への緩和速度が遅い
事を容認するが為に画面走査に時間がかかる。
(2)交流駆動を行なうために1フレーム内に2つの選
択期間を設けるため信号波形が煩雑になる0等の問題点
を有していた。
本発明は上記課題を解決するためのものであり、その目
的とするところは、三状態間スイッチングの特徴を充分
に生かしたマルチプレックス駆動方法を提供するところ
にある。
[課題を解決するための手段] 本発明の液晶電気光学素子の駆動方法は上記課題を解決
するために、 (1)走査電極を有する基板と信号電極を有する基板の
電極面を対向させた基板間に強誘電相における二つの安
定状態と反強誘電相における一つの安定状態を示す液晶
を挟持してなる液晶素子の駆動方法に於て、選択期間に
は、少なくとも液晶分子の配列方向を反強誘電相の安定
状態に揃える為の、絶対値が素子のしきい値以下の第一
の電圧パルスを印加する第一の期間、次に液晶分子の配
列方向を前記安定状態から強誘電相における一つの安定
状態へ反転配列させるか否かを選択する為の、絶対値が
素子のしきい値以下もしくは飽和値以上の第二の電圧パ
ルスを印加する第二の期間、及び印加される電圧パルス
の絶対値が第二の期間で選択された配列を維持する第三
の期間を設け、一方、非選択期間には、選択期間内第二
の期間で選択された配列を維持する為の絶対値が強誘電
相及び反強誘電相の安定状態を反転配列せしめない電圧
パルス群が印加される第四の期間、第四の期間における
液晶分子の配列が反強誘電相ならばその配列を維持し強
誘電相ならば同強誘電相におけるもう一つの安定状態へ
反転配列させる様な絶対値を持ち前記選択期間内第二の
期間に印加されるパルスとは逆極性の電圧パルスを印加
する第五の期間、及び第五の期間で選択された配列を維
持する為の前記第四の期間とは逆極性で絶対値が強誘電
相及び反強誘電相の安定状態を反転配列せしめない電圧
パルス群が印加される第六の期間を有する事を特徴とす
る。
(2)非選択期間内の最後の期間に、選択期間の選択内
容に関わらず液晶分子の配列を反強誘電相における安定
状態にせしめる為の絶対値が素子のしきい値以下の電圧
パルス群を印加する期間を設ける事を特徴とする。
(3)走査電極に印加される電圧波形と信号電極に印加
される電圧波形が各々、選択期間と非選択期間から成る
一周期間において印加電圧と時間の積の総和が零となる
よう設定された事を特徴とする。
[作用コ 本発明の上記の構成によれば、三状態間スイッチングに
見られる強誘電相における安定状態に逆極性の電界を印
加すると比較的容易に同強誘電相のもう一つの安定状態
へと分極反転する性質を利用して液晶分子の配列が反強
誘電相ならばその配列を維持し強誘電相ならば同強誘電
相におけるもう一つの安定状態へ反転配列させる様な絶
対値を持つ電圧パルスを非選択期間に印加する事によっ
て交流駆動を実現し、また非選択期間の最後に強誘電相
から反強誘電相への緩和に必要な消去期間を設ける事に
よって画面走査に要する時間を短縮する事ができる。
[実施例] 第2図に本発明に用いた王状態間スイッチングの基本的
性質であるところの印加電圧(V)−光透過率(1)曲
線を示す、ホモジニアスな一軸性配向処理の為された液
晶セルを直行する偏光板間に挟持し電界無印加の状態が
消光(透過率I+)する配置に設定すると同図に見られ
る様な印加電圧に関して正負対称なヒステリシスが得ら
れる。この特性を利用する事によって素子にメモリー性
を持たせたマルチプレックス駆動が可能となるものであ
る。以下、具体的な実施例により本発明の詳細な説明す
る。試料としては、透明電極上にポリイミド配向膜を形
成しラビング法による一軸性配向処理を施してギャップ
1.7μmとしたセルに液晶材料4−(1−methl
heptyloxycarbonyl) phen14
’−octyloxybiphenyl−4−carb
oxylate  (MHPOBC)を加熱封入し環境
温度を90°Cに保持して反強銹電性力イラルスメクテ
ィックC相(ScO°相)とした物を用いた。
(実施例1) 第1図に本発明による駆動電圧波形を示す。
(101)は走査電極波形、 (102)は信号電極波
形、 (103)は(101)と(102)の合成によ
り実際に液晶層に印加される電圧波形である。1+及び
t2はそれぞれoff(光遮断)とon(光透過)を選
択したフレームに対応する。
選択期間(t’s、t25)には、少なくとも液晶分子
の配列方向を反強誘電相の安定状態に揃える為の、絶対
値が0の第一の電圧パルスを印加する第一の期間(t+
+、t2+)、次に液晶分子の配列方向を前記安定状態
から強誘電相におけるーっの安定状態へ反転配列させる
か否かを選択する為の、絶対値が素子のしきい値以下(
V+  Vs)もしくは飽和値以上(V + + V 
s )の第二の電圧パルスを印加する第二の期間(t1
2、t22)、及び電圧パルスの絶対値(V2+Vs、
V2− Vs)が第二の期間で選択された配列を維持す
る第三の期間(t13、t23)を設け、一方、非選択
期間(t’s、t26)には、選択期間内第二の期間(
t12、t22)で選択された配列を維持する為の絶対
値が強誘電相及び反強誘電相の安定状態を反転配列せし
めない電圧パルス群が印加される第四の期間(t17、
t27)、第四の期間(t17、t27)における液晶
分子の配列が反強誘電相ならばその配列を維持し強誘電
相ならば同強誘電相におけるもう一つの安定状態へ反転
配列させる様な絶対値(VJ)を持ち前記選択期間内第
二の期間(t12、t22)に印加されるパルスとは逆
極性の電圧パルスを印加する第五の期間(t +a、t
24)、及び第五の期間(t+a、t24)で選択され
た配列を維持する為の前記第四の期間(t17、t27
)とは逆極性で絶対値が強誘電相及び反強誘電相の安定
状態を反転配列せしめない電圧パルス群が印加される第
六の期間(t18、t28)を有する。さらに非選択期
間内の最後の期間(t 19、t29)に、選択期間の
選択内容に関わらず液晶分子の配列を反強誘電相におけ
る安定状態にせしめる為の絶対値が素子のしきい値以下
の電圧パルス群を印加する期間を設けている。
パルス幅80μs、V+:18v、V2=5v、V3=
−5v、Vj=−14v、Vs=2.7vとして上記条
件下で実際のセルを駆動したところ、コントラスト比1
: 25を得た。
[発明の効果コ 以上述べたように本発明によれば、王女定状態間のスイ
ッチング挙動を示す強訴電性液晶素子のマルチプレック
ス駆動に於て波形を簡略化しつつ交流駆動が可能になり
、しかも走査時間を短縮できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による駆動電圧波形を表わす図であり、
第2図は本発明実施例に用いた素子の電気光学特性を説
明する図である。 101  走査電極波形 102  信号電極波形 103  合成波形 以  上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)走査電極を有する基板と信号電極を有する基板の
    電極面を対向させた基板間に強誘電相における二つの安
    定状態と反強誘電相における一つの安定状態を示す液晶
    を挟持してなる液晶素子の駆動方法に於て、選択期間に
    は、少なくとも液晶分子の配列方向を反強誘電相の安定
    状態に揃える為の、絶対値が素子のしきい値以下の第一
    の電圧パルスを印加する第一の期間、次に液晶分子の配
    列方向を前記安定状態から強誘電相における一つの安定
    状態へ反転配列させるか否かを選択する為の、絶対値が
    素子のしきい値以下もしくは飽和値以上の第二の電圧パ
    ルスを印加する第二の期間、及び印加される電圧パルス
    の絶対値が第二の期間で選択された配列を維持する第三
    の期間を設け、一方、非選択期間には、選択期間内第二
    の期間で選択された配列を維持する為の絶対値が強誘電
    相及び反強誘電相の安定状態を反転配列せしめない電圧
    パルス群が印加される第四の期間、第四の期間における
    液晶分子の配列が反強誘電相ならばその配列を維持し強
    誘電相ならば同強誘電相におけるもう一つの安定状態へ
    反転配列させる様な絶対値を持ち前記選択期間内第二の
    期間に印加されるパルスとは逆極性の電圧パルスを印加
    する第五の期間、及び第五の期間で選択された配列を維
    持する為の前記第四の期間とは逆極性で絶対値が強誘電
    相及び反強誘電相の安定状態を反転配列せしめない電圧
    パルス群が印加される第六の期間を有する事を特徴とす
    る液晶電気光学素子の駆動方法。
  2. (2)非選択期間内の最後の期間に、選択期間の選択内
    容に関わらず液晶分子の配列を反強誘電相における安定
    状態にせしめる為の絶対値が素子のしきい値以下の電圧
    パルス群を印加する期間を設ける事を特徴とする請求項
    1記載の液晶 液晶電気光学素子の駆動方法。
  3. (3)走査電極に印加される電圧波形と信号電極に印加
    される電圧波形が各々、選択期間と非選択期間から成る
    一周期間において印加電圧と時間の積の総和が零となる
    よう設定された事を特徴とする請求項1記載の液晶電気
    光学素子の駆動方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5459481A (en) * 1990-09-05 1995-10-17 Seiko Epson Corporation Driving method for liquid crystal electro-optical device
WO1998059274A1 (fr) * 1997-06-20 1998-12-30 Citizen Watch Co., Ltd. Afficheur a cristaux liquides anti-ferroelectriques et son procede de commande

Cited By (3)

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WO1998059274A1 (fr) * 1997-06-20 1998-12-30 Citizen Watch Co., Ltd. Afficheur a cristaux liquides anti-ferroelectriques et son procede de commande
US7102603B2 (en) 1997-06-20 2006-09-05 Citizen Watch Co., Ltd. Liquid crystal display and method of driving the same

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