JPH03279696A - 電動送風機の異常検出装置 - Google Patents

電動送風機の異常検出装置

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JPH03279696A
JPH03279696A JP8003190A JP8003190A JPH03279696A JP H03279696 A JPH03279696 A JP H03279696A JP 8003190 A JP8003190 A JP 8003190A JP 8003190 A JP8003190 A JP 8003190A JP H03279696 A JPH03279696 A JP H03279696A
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JP
Japan
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pressure
fan case
differential pressure
cooled
detector
Prior art date
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Pending
Application number
JP8003190A
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English (en)
Inventor
Takashi Satou
佐藤 鷹志
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば鉄道車輌用の電動送風機冷却システム
において、前記電動送風機および被冷却機器を保護する
ための異常検出装置に関する。
(従来の技術) 従来、電動送風機の異常を検出する装置とじては、第1
0図に示すように、電動機、羽根車およびファンケース
を主構成要素とする電動送風機1と、この電動送風機1
により冷却される被冷却機器2とを、電動送風機1の吐
出口と被冷却機器2とを継ぐ中間風導3で接続するとと
もに、この中間風導3内に、風速リレー4を取付けたも
のが知られている。
前記風速リレー4は、第11図に示すように受風板5を
備え、電動送風機1からの風が中間風導3内を流れる際
に、この風が受風板5に当たって、受風板5が第11図
に初号Aで示す位置から符号Bで示す位置まで揺動する
ようになっている。そして、風速リレー4は、受風板5
が第11図に符号Bで示す位置まで揺動した際にONと
なり、被冷却機器2の電源を入れるようになっている。
また、電動送風機1が異常を起こして風量が減少すると
、前記受風板5が第11図に符号Bで示す位置から符号
Aで示す位置まで戻り、風速リレー4がOFFとなって
被冷却機器2の電源を遮断するようになっている。
以上の構成を有する従来の電動送風機の異常検出装置に
おいては、風速リレー4の取付位置は、その正常動作を
期すため、風か中間風導3内を通る際に平衡状態が保た
れる位置であることが要求される。このため、風速リレ
ー4の取付位置の算用およびその設置作業が容易でなく
、万一、非平衡状態となる位置に風速リレー4を取付け
た場合には、風速リレー4の誤動作を招き、電動送風機
1および被冷却機器2を破損するおそれがある。
また、平衡状態となる位置に取付けた場合でも、車輌が
トンネルを通過する等、外部圧力が急変した場合には、
中間風導3内を通る風速に変動が生じ、風速リレー4が
誤動作して被冷却機器2の電源がOFFとなり、車輌の
正常運行を妨げるという問題がある。
そこで、本出願人は先に、特願昭59 46518号において、差圧検出器を用いる電動送風機
の異常検出装置を提案した。
この異常検出装置は、第12図に示すように、ファンケ
ース11内の羽根車12を駆動する電動機13の取付台
14内を、仕切板15により2分割し、その一方を、フ
ァンケース11の内部と孔〕6を介し連通させて増圧室
17とするとともに、他方を、孔18を介し大気開放し
て大気圧室19とし、また、前記増圧室17内に差圧検
出器20を設け、この差圧検出器20の高圧部21を増
圧室17に、また低圧部22を大気圧室19にそれぞれ
開放し、増圧室17と大気圧室19との差圧を、差圧検
出器20で検出するようにしたものである。
すなわち、電動機13が回転して羽根車12が回転する
と、ファンケース11内に圧力が発生してファンケース
11の孔16から増圧室17内が加圧される。この加圧
された増圧室17の圧力と大気圧室19の圧力との差圧
は、差圧検出器20により検出されて被冷却機器の電源
がONとなる。
また、電動機]3あるいは羽根車12の何等かの異常で
差圧がなくなった場合には、被冷却機器の電源がOFF
となって被冷却機器が保護される。
(発明が解決しようとする課題) 差圧検出器を用いる前記従来の電動送風機の異常検出装
置において、通常走行時には、第13図に示すように、
増圧室圧力H]mmAqと大気圧室圧力0nuaAqと
の間には、H’ mmAqもの差圧があるため問題はな
いが、車輌がすれ違ったり、車輌がトンネルの出口や入
口に差し掛かった場合等、外部圧力が急変した場合には
、これにつれて大気圧の圧力も変動し、正確な差圧が検
出できないという問題がある。
例えば、車輌がトンネルの入口に入る場合には、トンネ
ル内の圧力が急激に高くなるため、第14図に示すよう
に、大気圧室19内の圧力もH2mmAqと高くなり、
増圧室圧力H1wAQとの差圧がh’+nn+Aqと少
なくなる。このため、差圧検出器20が動作して被冷却
機器の電源がOFFとなり、車輌の正常運行に支障をき
たすという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたもので、電
動送風機の異常運転を早期かつ正確に検出し、被冷却機
器を保護することかできる電動送風導の異常検出装置を
提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記目的を達成する手段として、ファンケー
ス内に配された羽根車を電動機で回転駆動する電動送風
機であって、電動送風機のファンケース内の低圧部と高
圧部との差圧を検出する差圧検出手段を設けるようにし
たことを特徴とする。
(作 用) 本発明に係る電動送風機の異常検出装置においては、差
圧検出手段により、ファンケース内の低圧部と高圧部と
の差圧が検出され、その値が一定以上の場合に被冷却機
器の電源がONとなり、定値を下廻った場合にOFFと
なる。
ところで、ファンケース内の圧力は、吸込部から吐出口
に向かって次第に高くなり、吸込部近傍の低圧部と吐出
口近傍の高圧部との間には、充分な圧力差が得られる。
しかもこの圧力差は、外部圧力が変化してもほぼ一定で
ある。このため、外部圧力変動に伴ない差圧が変動し、
差圧検出手段が誤動作するといった不具合がない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図は、本発明に係る電動送風機の異常
検出装置の一例を示すもので、図中符号31は電動機3
2が設置された電動機台であり、この電動機台31の内
部には、支持台33に取付けた差圧検出器34か設置さ
れている。
一方、前記電動機32の軸端には、第1図および第2図
に示すように、スクロール状のファンケース35内に配
した羽根車36が取付けられており、ファンケース35
の風取入口には、ラッパ状の吸込管37が取付けられて
いる。
このファンケース35の下部吐出口近傍には、第1図お
よび第2図に示すように、孔38が設けられており、こ
の孔38は、前記差圧検出器34の高圧側圧力検出管3
9に、連通管40を介して接続されている。また、前記
ファンケース35中心のスクロール巻き初め近傍位置に
は、第1図および第2図に示すように、孔41が設けら
れており、この孔41は、前記差圧検出器34の低圧側
圧力検出管42に、連通管43を介して接続されている
前記差圧検出器34は、第3図に示すように、その接点
が継電器44に直列に接続されており、またこの継電器
44の接点44aは、主回路の被冷却機器45と直列に
接続されている。
次に、本実施例の作用について説明する。
まず、電動送風機のファンケース内の圧力分布と差圧状
況を、第4図ないし第6図を参照して説明する。
第4図において、電動機32が回転すると、その軸端に
取付けられている羽根車36が回転し、ファンケース3
5内に圧力が発生する。この圧力の大きさは、ファンケ
ース35内の位置によって各々異なり、吐出口近傍のd
部が最も高く、0部す部、a部の順に次第に低圧となり
、符号eで示す吸込部位置では負圧となる。
このような圧力分布は、ファンの性能を決定すればほぼ
決定し、例えば13mmAqのファンならば、第6図に
実線グラフで示すように、前記d部で約18mmAQと
なり、吸込部eては一5mmAqとなる。
したがって、ファンケース35内の高圧のd部と低圧の
a部との間には、差圧り、が生じ、この差圧りの有無を
検出することにより、被冷却機器45を保護することが
可能となる。
ところで、前記差圧りは、外部圧力が変動してもほとん
ど変わらず、はぼ一定値に維持される。
例えば、外部圧力がHmmAqだけ上昇した場合には、
ファンケース35内の各部a、b、c、d、eの圧力は
、第6図に一点鎖線グラフで示すように、外部圧力上昇
値と同一のHmmAQたけファンケース35内部全体が
上昇する。また、外部圧力がHmmAQだけ下降した場
合にも、ファンケース35内の各部a、b、c、d、e
の圧力は、第6図に破線グラフで示すように、外部圧力
下降値と同一のHmmAqだけファンケース35内部全
体が下降する。
このため、差圧りには変化が生ぜず、差圧変動による誤
動作が解消できる。
次に、具体的な動作について説明する。
第1図において、電動機32が駆動されて羽根車36が
回転すると、前述のようにファンケース35の内部に、
その位置に応じた圧力が生じ、その圧力は、第4図のd
部で最も高く、a部で最も低くなる。そして、d部の圧
力は、孔38および連通管40を通して差圧検出器34
の高圧側圧力検出管3つに入り、またa部の圧力は、孔
41および連通管43を通して低圧側圧力検出管42に
入る。これら両圧力の差圧は、差圧検出器34により検
出される。
例えば、ファンケース35内のa部とd部との差圧が、
第6図に示すように13wAQある場合、差圧検出器3
4の動作圧力を10+nmAqに設定しておく。この状
態で羽根車36が回転し始めると、第7図に符号Agl
で示すように、a部とd部との差圧は次第に上昇し、1
0mmAqに達したT1時間後に、差圧検出器34がO
NL、て第3図に示す継電器44の接点44aが閉成し
、被冷却機器45に通電される。羽根車36の回転が定
常回転のときは、その差圧が1.3+nu+Aqで一定
となり、正常運転圧力カーブAg2となる。
一方、電動機32が異常で停止したときには、ファンケ
ース35内の差圧かなくなり、第7図で10+nmAq
となる時間T2て差圧検出器34がOFFとなり、継電
器44の接点44aが開成して被冷却機器45への通電
が遮断され、その保護か図られる。また、電動機32が
正常回転している場&ても、羽根屯36が破損したり、
吸込口が日詰まりを起こしたり、あるいは異物が入った
りすると、送風機全体の圧力が低丁して、ファンケース
35内のa部とd部との差圧が小さくなってくる。そし
てこの場合にも、その差圧が10wAq以下になると、
差圧検出器34がOFFして継電器44の接点44aが
開成し、被冷却機器45への通電が遮断されて被冷却機
器45の保護が図られる。
このように、外部圧力が変化しても、それにより差圧検
出器34が誤動作することがないので、電動送風機の異
常運転を早期かつ正確に検出して被冷却機器45を保護
することができる。また、従来の異常検出装置に比べ構
造が簡単であるので、検出装置を容易に密閉構造にする
ことができ、外部の塵埃から容易に保護することができ
る。
第8図および第9図は、本発明の他の実施例を示すもの
で、差圧検出器34が設置されている電動器台31の内
部を、低圧室50として構成し、差圧検出器34の低圧
側圧力検出管42を、この低圧室50内に開口するよう
にしたものである。
すなわち、ファンケース35の低圧部に設けた孔4]は
、第8図および第9図に示すように、電動機台31内部
に形成した密閉構造の低圧室50に、連通管5]を介し
て接続されており、差圧検出器34の低圧側圧力検出管
39は、この低圧室50内に開口している。すなわち、
差圧検出器34の低圧側圧力検出管39は、低圧室50
を介し間接的に孔41に接続されている。なお、その他
の点については、前記実施例と同一構成となっており、
作用も同一である。
このように構成しても、前記実施例と同様の効果が期待
できる。
なお、前記実施例では、電動機台31内を、密閉構造の
低圧室50とする場合について説明したが、逆に密閉構
造の高圧室として構成し、この高圧室内に、差圧検出器
34の高圧側圧力検出管39を開口するようにしてもよ
い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、差圧検出手段により、フ
ァンケース内の低圧部と高圧部との差圧を検出するよう
にしているので、検出動作か早期かつ確実であり、また
車輌かトンネルに入る等、外部圧力が変動しても誤動作
することがない。このため、電動送風機および被冷却機
器をともに保護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る電動送風機の異常検出
装置を示す断面図、第2図は第1図の■■線断面図、第
3図は異常検出装置の電気回路図、第4図はファンケー
ス内の圧力分布を示す第1図相当図、第5図は第4図の
■−v線断面図、第6図はファンケース内の圧力分布を
示すグラフ、第7図は差圧検出器の動作を示すグラフ、
第8図は本発明の他の実施例を示す第1図相当図、第9
図は第8図のIX−IX線断面図、第10図は風速リレ
ーを用いた従来の電動送風機の異常検出装置を示す概略
図、第11図は風速リレーの詳細図、第12図は差圧検
出器を用いた従来の電動送風機の異常検出装置を示す断
面図、第13図および第14図は第12図の従来装置の
動作をそれぞれ示すグラフである。 31・・・電動機台、32・・・電動機、34・・・差
圧検出器、35・・・ファンケース、36・・・羽根車
、38゜41・・・孔、39・・・高圧側圧力検出管、
40,43゜51・・・連通管、42・・・低圧側圧力
検出管、45・・・被冷却機器、50・・・低圧室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ファンケース内に配された羽根車を電動機で回転駆動す
    る電動送風機において、前記ファンケース内の低圧力部
    と高圧力部との差圧を検出する差圧検出手段を設けたこ
    とを特徴とする電動送風機の異常検出装置。
JP8003190A 1990-03-28 1990-03-28 電動送風機の異常検出装置 Pending JPH03279696A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8003190A JPH03279696A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 電動送風機の異常検出装置

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JP8003190A JPH03279696A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 電動送風機の異常検出装置

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Publication Number Publication Date
JPH03279696A true JPH03279696A (ja) 1991-12-10

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ID=13706901

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JP8003190A Pending JPH03279696A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 電動送風機の異常検出装置

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JP (1) JPH03279696A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11891310B2 (en) 2018-10-18 2024-02-06 Changxin Memory Technologies, Inc. Degassing system, a degassing tower, and a water system having the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11891310B2 (en) 2018-10-18 2024-02-06 Changxin Memory Technologies, Inc. Degassing system, a degassing tower, and a water system having the same

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