JPH0327741Y2 - - Google Patents
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- JPH0327741Y2 JPH0327741Y2 JP20254586U JP20254586U JPH0327741Y2 JP H0327741 Y2 JPH0327741 Y2 JP H0327741Y2 JP 20254586 U JP20254586 U JP 20254586U JP 20254586 U JP20254586 U JP 20254586U JP H0327741 Y2 JPH0327741 Y2 JP H0327741Y2
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 23
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 16
- 238000005491 wire drawing Methods 0.000 claims description 9
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 claims description 8
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- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000010949 copper Substances 0.000 claims description 5
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- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 claims 1
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Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、炭酸ガス溶接用コンタクトチツプの
改良に関する。
改良に関する。
[従来の技術]
従来の炭酸ガス溶接用コンタクトチツプとして
は、例えば第5図に示すようなものがある。この
ものは実開昭60−151679号公報に記載されている
ものであり、銅または銅合金製のコンタクトチツ
プ本体21に溶接用伸線の貫通孔23を設け、前
記コンタクトチツプ本体21の給電部24を保護
するセラミツク製のカバー28をコンタクトチツ
プ本体21にネジ締めした構造のものである。
は、例えば第5図に示すようなものがある。この
ものは実開昭60−151679号公報に記載されている
ものであり、銅または銅合金製のコンタクトチツ
プ本体21に溶接用伸線の貫通孔23を設け、前
記コンタクトチツプ本体21の給電部24を保護
するセラミツク製のカバー28をコンタクトチツ
プ本体21にネジ締めした構造のものである。
溶接の際生じるスパツターやヒユームがコンタ
クトチツプに付着することを防止し、給電不良や
伸線供給不良のない半自動や自動溶接に適した炭
酸ガス溶接用コンタクトチツプを提供したものあ
る。
クトチツプに付着することを防止し、給電不良や
伸線供給不良のない半自動や自動溶接に適した炭
酸ガス溶接用コンタクトチツプを提供したものあ
る。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、このような従来の炭酸ガス溶接
用コンタクトチツプにあつては、セラミツク製の
カバーをコンタクトチツプ本体にネジ締めした構
造となつていたため、使用中にネジ部が緩んでカ
バーが脱落するという問題があつた。
用コンタクトチツプにあつては、セラミツク製の
カバーをコンタクトチツプ本体にネジ締めした構
造となつていたため、使用中にネジ部が緩んでカ
バーが脱落するという問題があつた。
また、溶接時に発生する熱によりコンタクトチ
ツプ先端部が高温となり、銅とセラミツクとの熱
膨張率の差によつてセラミツク製のカバーのネジ
部が破損し易いという問題点があつた。
ツプ先端部が高温となり、銅とセラミツクとの熱
膨張率の差によつてセラミツク製のカバーのネジ
部が破損し易いという問題点があつた。
更に、難加工材であるセラミツクにより形成さ
れたカバーのネジ部を一定した品質で加工するこ
とが困難で、加工費が増大するという欠点があつ
た。
れたカバーのネジ部を一定した品質で加工するこ
とが困難で、加工費が増大するという欠点があつ
た。
[考案の目的]
本考案は、上記従来の問題点に着目してなされ
たもので、簡単なしかも合理的構成により、セラ
ミツク製のカバーの脱落や破損を防止し、低コス
トの耐久性のある炭酸ガス溶接用コンタクトチツ
プを提供することを目的とする。
たもので、簡単なしかも合理的構成により、セラ
ミツク製のカバーの脱落や破損を防止し、低コス
トの耐久性のある炭酸ガス溶接用コンタクトチツ
プを提供することを目的とする。
[考案の構成]
本考案は、溶接用伸線の貫通孔を有する銅また
は銅合金製のコンタクトチツプ本体の先端部に、
セラミツク製カバーを嵌着した炭酸ガス溶接用コ
ンタクトチツプに適用される。
は銅合金製のコンタクトチツプ本体の先端部に、
セラミツク製カバーを嵌着した炭酸ガス溶接用コ
ンタクトチツプに適用される。
そして上記目的を達成するための本考案は、前
記コンタクトチツプ本体の先端近くの外周に溝を
設け、この溝に前記外周とほぼ同一の中心径をも
つリング状ばねを圧入し、カバーの円筒部内側に
係止部を設け、コンタクトチツプ本体にカバーを
リング状ばねを介して挿着したことを特徴とする
ものである。
記コンタクトチツプ本体の先端近くの外周に溝を
設け、この溝に前記外周とほぼ同一の中心径をも
つリング状ばねを圧入し、カバーの円筒部内側に
係止部を設け、コンタクトチツプ本体にカバーを
リング状ばねを介して挿着したことを特徴とする
ものである。
[実施例]
以下、本考案を図示する実施例に基づいて説明
する。第1図および第2図は本考案の一実施例を
示す図である。
する。第1図および第2図は本考案の一実施例を
示す図である。
1は銅または銅合金製のコンタクトチツプ本体
で、このコンタクトチツプ本体1の中心軸線にそ
つて溶接用伸線2の貫通孔3が設けてある。前記
コンタクトチツプ本体1の溶接用伸線の出口側に
細径部4および5が設けてあり、この細径部4の
外周に溝6が設けてある。7は中心径が細径部4
の外径とほぼ同一のリング状ばねで、このリング
状ばね7が前記溝6に圧入されている。8はセラ
ミツク製のカバーで、このカバー8の一端に溶接
用伸線2の出口孔9が設けてあり、他端円筒部1
0の内径は前記リング状ばね7の外径より小さく
かつ前記細径部4の外径よりもわずかに大きな径
となつている。この円筒部10の内周に前記リン
グ状ばね7がはまる溝11が設けてある。更に溶
接用伸線2の出口孔9の近傍に、この出口孔9と
コンタクトチツプ本体1の貫通孔3との中心を一
致させるために嵌合部13が設けられている。嵌
合部13でコンタクトチツプ本体1の先端細径部
5を案内しながら、テーパー部12によりリング
状ばね7を溝6内に縮径して挿入し、リング状ば
ね7が溝11の係止部14に係止され、コンタク
トチツプ本体1にカバー8が挿着されるものであ
る。
で、このコンタクトチツプ本体1の中心軸線にそ
つて溶接用伸線2の貫通孔3が設けてある。前記
コンタクトチツプ本体1の溶接用伸線の出口側に
細径部4および5が設けてあり、この細径部4の
外周に溝6が設けてある。7は中心径が細径部4
の外径とほぼ同一のリング状ばねで、このリング
状ばね7が前記溝6に圧入されている。8はセラ
ミツク製のカバーで、このカバー8の一端に溶接
用伸線2の出口孔9が設けてあり、他端円筒部1
0の内径は前記リング状ばね7の外径より小さく
かつ前記細径部4の外径よりもわずかに大きな径
となつている。この円筒部10の内周に前記リン
グ状ばね7がはまる溝11が設けてある。更に溶
接用伸線2の出口孔9の近傍に、この出口孔9と
コンタクトチツプ本体1の貫通孔3との中心を一
致させるために嵌合部13が設けられている。嵌
合部13でコンタクトチツプ本体1の先端細径部
5を案内しながら、テーパー部12によりリング
状ばね7を溝6内に縮径して挿入し、リング状ば
ね7が溝11の係止部14に係止され、コンタク
トチツプ本体1にカバー8が挿着されるものであ
る。
カバー8に設けられた溝11の幅はリング状ば
ね7の線径より大きければよく、第3図に示すよ
うに、係止部14の反対側は嵌合部13の近傍ま
で伸びている形状でも差し支えない。
ね7の線径より大きければよく、第3図に示すよ
うに、係止部14の反対側は嵌合部13の近傍ま
で伸びている形状でも差し支えない。
このようにコンタクトチツプ本体1とカバー8
とをリング状ばね7を介して挿着しているため、
ワンタツチで組付でき、使用中にカバー8が脱落
することがない。また、コンタクトチツプ先端部
の嵌合部13で円周方向の位置決めをし、リング
状ばね7で軸方向の固定をして、溶接の際コンタ
クトチツプが高温になり、熱膨張によつて生じる
銅とセラミツクとの軸方向の伸びの差をばねの弾
性で吸収しているので、カバー8が破損すること
がない。更に、セラミツクのネジ加工が不要とな
り加工費が低減できるとともに、単純な溝加工を
するのみですむので、コンタクトチツプ全体を細
くでき、狭い場所への溶接が可能となる。
とをリング状ばね7を介して挿着しているため、
ワンタツチで組付でき、使用中にカバー8が脱落
することがない。また、コンタクトチツプ先端部
の嵌合部13で円周方向の位置決めをし、リング
状ばね7で軸方向の固定をして、溶接の際コンタ
クトチツプが高温になり、熱膨張によつて生じる
銅とセラミツクとの軸方向の伸びの差をばねの弾
性で吸収しているので、カバー8が破損すること
がない。更に、セラミツクのネジ加工が不要とな
り加工費が低減できるとともに、単純な溝加工を
するのみですむので、コンタクトチツプ全体を細
くでき、狭い場所への溶接が可能となる。
本実施例では、溶接用伸線2への給電を貫通孔
3の内面との単純な接触で行つているが、第4図
に示すようにばねで溶接用伸線を貫通孔に押圧し
て、給電を安定させるようにしてもよい。第4図
において、コンタクトチツプ本体1の細径部5に
一部を切欠いて軸方向にそつて貫通孔3を露出さ
せた切欠部15を設け、この切欠部15に嵌合す
る蒲鉾型をしたブロツク材16を挿入し、板ばね
17によりブロツク材16を貫通孔3の方向に付
勢し、溶接用伸線2を貫通孔3に押圧している。
3の内面との単純な接触で行つているが、第4図
に示すようにばねで溶接用伸線を貫通孔に押圧し
て、給電を安定させるようにしてもよい。第4図
において、コンタクトチツプ本体1の細径部5に
一部を切欠いて軸方向にそつて貫通孔3を露出さ
せた切欠部15を設け、この切欠部15に嵌合す
る蒲鉾型をしたブロツク材16を挿入し、板ばね
17によりブロツク材16を貫通孔3の方向に付
勢し、溶接用伸線2を貫通孔3に押圧している。
前記ブロツク材16の材質は耐熱性であればよ
いが、好ましくは摩耗の少ない耐熱性のもの、例
えばセラミツクのようなものが適している。
いが、好ましくは摩耗の少ない耐熱性のもの、例
えばセラミツクのようなものが適している。
[考案の効果]
以上説明してきたように本考案は、コンタクト
チツプ本体にカバーをリング状ばねを介して挿着
したので、カバーが脱落したり破損することがな
く、溶接トラブルが少なくでき、生産性の向上が
図れるとともに、簡単な構成によりコンタクトチ
ツプの組付が容易になり、コンタクトチツプの製
作費を大幅に削減できる。
チツプ本体にカバーをリング状ばねを介して挿着
したので、カバーが脱落したり破損することがな
く、溶接トラブルが少なくでき、生産性の向上が
図れるとともに、簡単な構成によりコンタクトチ
ツプの組付が容易になり、コンタクトチツプの製
作費を大幅に削減できる。
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠側面
図、第2図は第1図の要部拡大断面図、第3図は
本考案の他の実施例を示す要部拡大断面図、第4
図は本考案の他の実施例を示す一部切欠側面図、
第5図は従来例を示す一部切欠側面図である。 1……コンタクトチツプ本体、6,11……
溝、7……リング状ばね、8……カバー、14…
…係止部。14……係止部。
図、第2図は第1図の要部拡大断面図、第3図は
本考案の他の実施例を示す要部拡大断面図、第4
図は本考案の他の実施例を示す一部切欠側面図、
第5図は従来例を示す一部切欠側面図である。 1……コンタクトチツプ本体、6,11……
溝、7……リング状ばね、8……カバー、14…
…係止部。14……係止部。
Claims (1)
- 銅または銅合金にて形成し、中心軸線にそつて
溶接用伸線の貫通孔を有するコンタクトチツプ本
体の先端部に、セラミツク材料にて形成したカバ
ーを嵌着した炭酸ガス溶接用コンタクトチツプに
おいて、コンタクトチツプ本体の先端近くの外周
に溝を設け、この溝に前記外周とほぼ同一の中心
径をもつリング状ばねを圧入し、カバーの円筒部
内側に係止部を設け、コンタクトチツプ本体にカ
バーをリング状ばねを介して挿着したことを特徴
とする炭酸ガス溶接用コンタクトチツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20254586U JPH0327741Y2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20254586U JPH0327741Y2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63106586U JPS63106586U (ja) | 1988-07-09 |
JPH0327741Y2 true JPH0327741Y2 (ja) | 1991-06-14 |
Family
ID=31167029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20254586U Expired JPH0327741Y2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0327741Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-25 JP JP20254586U patent/JPH0327741Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63106586U (ja) | 1988-07-09 |
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