JPH03276079A - アクチュエータの異常検出装置 - Google Patents

アクチュエータの異常検出装置

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JPH03276079A
JPH03276079A JP2078455A JP7845590A JPH03276079A JP H03276079 A JPH03276079 A JP H03276079A JP 2078455 A JP2078455 A JP 2078455A JP 7845590 A JP7845590 A JP 7845590A JP H03276079 A JPH03276079 A JP H03276079A
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actuator
solenoid valve
abnormality
solenoid
voltage
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Motohide Takeuchi
竹内 元英
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はアクチュエータの異常検出装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 車両用自動変速機等の制御装置には、クラッチを制御す
るためのアクチュエータ及びそのアクチュエータを駆動
させる駆動回路等が設けられ、自動変速制御が円滑に行
えるようにしている。
ところが、上記アクチュエータを構成する、たとえば、
ソレノイドに断線、接触不良等の異常が生じると、アク
チュエータを正常に駆動させることができなくなるだけ
でなく、自動変速制御が正常に行えなくなるという不都
合が生じる。
そこで、従来から車両用自動変速機には、ソレノイドの
断線、接触不良の異常を検出し、ドライバ等にアクチュ
エータの短絡異常であることを認識させるアクチュエー
タ異常検出認識手段を備えたものが提案されている。
かかるアクチュエータ異常認識手段として、アクチュエ
ータ異常検出回路を備えたものには、特開昭63−18
7604号公報等がある。
(発明が解決しようとする課題) ところが、これまでのアクチュエータ異常検出回路等で
は、アクチュエータを構成するソレノイドの重要な要素
であるインダクタンスの監視ができず、ソレノイドの持
つ抵抗の監視にとどまっていた。
このため、これまでの異常検出回路では、抵抗値が正常
であっても、インダクタンスが規定値より小さくなって
しまい、アクチュエータを駆動するのに十分な磁界がソ
レノイドに発生しない場合にも、アクチュエータが正常
であると見做されてしまうという不都合があった。
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、ア
クチュエータに電圧を印加すると、アクチュエータの持
つインダクタンス分により、流れる電流が過渡的に制限
されることに着目し、アクチュエータの異常である、断
線、短絡等を検出するアクチュエータ異常検出装置を提
供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための手段として、本発明は、 電圧を印加するとインダクタンス分により、流れろ電流
が過渡的に制限されるアクチュエータと、 前記アクチュエータに電圧を印加してから所定電圧値に
達するまでの時間から、アクチュエータのインダクタン
スの異常を検出してアクチュエータに異常があることを
ドライバ等に認識させるアクチュエータ異常検出認識手
段と から構成されるものである。
(作用) アクチュエータでは、電圧を印加するとインダクタンス
分により、流れる電流が過渡的に制限される。
一方、アクチュエータ異常検出認識手段では、アクチュ
エータに電圧を印加してから所定電圧値に達するまでの
時間から、アクチュエータのインダクタンスの異常を検
出してアクチュエータに異常があることをドライバ等に
認識させる。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
第1図は本発明のアクチュエータ異常検出装置の一実施
例を示す回路図である。
この回路図において、lはアクチュエータ異常検出認識
手段であるワンチップの集積回路で、集積回路1には処
理プログラム、各種データが書き込まれたROM、RA
M、クロック発生回路、タイマ及び複数の入出力ボート
P。I−P 041 P toが組み込まれている。
バッテリ23には、順に直列にヒユーズ22、イグニッ
ションスイッチ21、電圧レギュレータ20を経て集積
回路lの電源入力ボートが接続され、集積回路lに駆動
電圧vdが供給される。
また、イグニッションスイッチ21と電圧レギュレータ
20間には、PNPトランジスタ6.7のエミッタがそ
れぞれ接続され、PNPトランジスタ6.7に後述する
ように、PNP トランジスタ6.7のベースにベース
電圧が印加したとき、これらのトランジスタ6.7がオ
ンしてトランジスタ6.7が導通する。
絞り弁開度センサ14は、A/Dコンバータ15を経て
集積回路lの入力ボートP1.と接続され、エンジンの
絞り弁開度に比例したセンサ出力定圧100をA/Dコ
ンバータ15でディジタル信号に変換して、集積回路1
の入力ボートPloに入力する。
絞り弁開度センサ14としては、例えば、ポテンショメ
ータを用いる。
一方、回転数検出センサ17には、自動変速機の出力シ
ャフトの回転数に同期してオン/オフするリードスイッ
チ16が備えられ、車速に比例したパルスを発生する。
回転数検出センサ17としては、例えば、パルスジェネ
レータを用いる。
回転数検出センサ17のリードスイッチ16とインバー
タ19間には、抵抗18が接続され、抵抗18及びイン
バータ19により車速パルス入力回路30が構成され、
この車速パルス入力回路30を経て回転数検出センサ1
7からのパルス信号101が集積回路lの入力ボートに
入力する。
なお、上記センサは、インダクタンスを有するものであ
ればよい。
一方、駆動回路31は、第1図の集積回路lより右側の
、−点鎖線で囲まれていない回路網により構成される。
すなわち、駆動回路31は、インバータ2゜3、抵抗4
,5、PNP)ランジシタ6,7、ダイオード8.9及
びソレノイドバルブSl。
S2から構成される。
ここで、アクチュエータは、ソレノイドバルブSl、S
2、インバータ2.3、図示しない駆動モータ等により
構成される。
一方、集積回路lの出力ボートP 6+、 P 02に
は、インバータ2.3、抵抗4,5、PNPトランジス
タ6.7のベースが順に直列に接続され、エンジン絞り
弁開度センサ14のセンサ出力電圧100、と回転数検
出センサ17のパルス信号101に基づいて信号処理等
をし、信号102.103が集積回路1に入力される。
集積回路1に入力される信号102.103に所要の処
理をした後には、各出力ボートP 01iPO2からイ
ンバータ2.3、抵抗4.5を経て電圧がPNP トラ
ンジスタ6.7のベースに印加する。
このときには、トランジスタ6.7がオンし、PNP 
l−ランジスタロ、7が導通状態になるので、ソレノイ
ドバルブSL、S2に電流が流れて、ソレノイドバルブ
Sl、S2を作動させる。
そして、このときのソレノイドバルブSl。
S2の作動状態により自動変速機の変速段が後述する第
2図乃至第4図のように第1図の集積回路1によって判
断される。
一方、第1図において、−点鎖線で囲まれた回路網が電
流検出回路31を示すものである。
電流検出回路31は、電流検出抵抗25゜26、比較器
12.13及び基準電圧発生器24から構成され、ソレ
ノイドバルブSl、S2に流れる電流値の変動等により
、ソレノイドバルブSl、S2が正常、短絡、断線状態
のいずれであるかを検出する。
この電流検出回路31では、ソレノイドバルブSl、S
2の動作時における電圧V、と基準電圧発生器24から
印加される基準電圧V ratの差電圧V、が比較器1
2.13で求められるように構成される。
比較器12.13の出力側は、集積回路lの入力ボート
P。、PO4と接続され、比較器12゜13の比較出力
104,105に基づいて、集積回路lで設定値になる
までの所定時間を求める。
このとき、集積回路1では、例えば、所定値のときにソ
レノイドバルブS1.S2が正常であると判定され、所
定時間より短い時にソレノイドバルブSL、S2が短絡
と判定され、所定時間より長いときにソレノイドバルブ
S1.S2が断線と後述する第4図等に基づいて判断さ
れる。
一方、第2図は、絞り弁開度と車速との関係を示す変速
マツプを示す図、第3図はソレノイドバルブSl、S2
の各変速段における論理表を示す図、第4図はソレノイ
ド故障時の変速論理を示す図である。
第2図において、実線B、D、Fはアップシフト、点線
A、C,Eはダウンシフトを示すもので、ダウンシフト
Aの矢印AAで形成する領域が第1速領域(I)、矢印
BA、CAで形成する領域が第2速領域(II)である
また、矢印DA、EAで形成される領域が第3速領域(
Ill)、矢印FAが形成する領域が第4速領域(IV
 )である。
一方、第3図において、ソレノイドバルブ(電磁弁)S
l、S2が正常時における各変速段における、ソレノイ
ドバルブSL、S2の作動を示すもので、第1速領域(
I)ではSlがオン、S2がオフ、第2速領域(II)
ではSlがオン、S2がオンになる。
また、第3速領域(IIではSlがオフ、S2がオン、
第4速領域(rv )ではSlがオフ、S2がオフにな
る。
これに対して、ソレノイド故障時には、上記第1図の集
積回路lに入力される信号と、ソレノイドS1が故障時
における変速論理に従い、変速段1〜3までは第3速、
変速段4では第4速に集積回路1から出力される制御信
号によって、変速段をアップシフトする。
なお、第1速時にソレノイドバルブS1が故障した時に
は、ソレノイドバルブS2をオンして変速段を第3速に
アップシフトする。
また、ソレノイドS2が故障の場合には、変速段1のと
き第1速、変速段2〜4のとき第4速にし、ソレノイド
S1.S2が共に故障の場合に、変速段1〜4を第4速
にアップシフトする。
なお、第2速時にソレノイドバルブS2が故障した場合
には、ソレノイドバルブS1をオフして4速にアップシ
フトする。
以上のように、ソレノイドSl、S2の故障、すなわち
、ソレノイド開放、短絡のいずれの場合にも、第3図の
電磁弁の論理表のSl、S2をオンさせることができな
いので、このときは、第4図の変速論理のように変速段
をアップシフト制御させる。
従って、この実施例では、高速走行中にソレノイドSl
、S2の故障が生じても、変速段をアップシフトさせる
ことにより、エンジンブローやタイヤがロックしてスピ
ンをしないようにすることができるので、走行時におけ
る事故等のトラブルをすくなくすることができる。
一方、第5図はソレノイド励磁時における電流と時間と
の関係を示す図である。
この第5図は、ソレノイド励磁時の電流と時間との関係
を示す図である。第5図(a)はソレノイドバルブSl
、S2が正常時の特性を示すもので、第5図(b)はソ
レノイド巻線断線時における特性で、第5図(C)はソ
レノイド短絡時におおける特性を示すものである。
上記第1図の集積回路lでは、ソレノイド短絡時等にお
ける電流がある値に達するまでの時間からソレノイドバ
ルブSL、S2の異常を判断するが、時間が所定の範囲
より大きくても小さくても異常があることが判断できる
従って、本実施例によれば、ソレノイドに流れる電流を
監視することにより、ソレノイドバルブSl、S2の異
常が確実に、しかも迅速にドライバー等に認識できるよ
うにすることができる。
また上記実施例においては、説明しなかったが、集積回
路1の図示省略の出力端子から、インバータ等を経て運
転席フロントパネルなどの電源ランプと接続することに
より、ランプ点灯時にソレノイドバルブSl、S2の異
常をドライバ等に迅速に認識させることができる。
次に、本発明の一実施例の動作について第6図乃至第8
図に基づいて説明する。
先ず、アクチュエータに故障、すなわち、断線、短絡等
があることを確認する工程をスタートして、現在のソレ
ノイド状態を読み込み第1図の集積回路lの記憶部にそ
のときの電気信号を記憶した後、同図の絞り弁開度セン
サ14により絞り弁開度を、回転数検出センサ17によ
り車速を読み込む(ステップ1.2)。
そして、第2図の絞り弁開度と車速の特性図における第
1速領域(I)の範囲内か否かを判断し、第1速領域に
あると判断される場合には、第1速出力を第3図の論理
表により、ソレノイドバルブS1をオン、ソレノイドバ
ルブS2をオフにし、ソレノイドバルブSlがオフから
オンになったか否かを判断する(ステップ3〜5)。
そして、ソレノイドバルブ゛Slがオフからオンになっ
たと判断する場合には、ソレノイド31オン後の時間を
計測するカウンタをスタートさせ、ソレノイドバルブS
2がオフからオンにされたか否かを判断し、ソレノイド
バルブS2がオフからオンにされたと判断される場合に
は、ソレノイドバルブS2のオン後の時間を計測するカ
ウンタなスタートさせ、次の工程Aをする(ステップ5
〜8)。
一方、前記ステップ3において、第1速領域にないと判
断される場合には、第2速領域にあるか否かを判断し、
第2速領域にあると判断される場合には、第2速出力が
ソレノイドバルブSlをオン、ソレノイドバルブS2を
オンにして、ステップ5以下を行う(ステップ3、ステ
ップ9゜ステップ11及びステップ5)。
また、ステップ9において、第2速領域にないと判断さ
れる場合には、第3領域にあるか否かを判断し、第3領
域にあると判断される場合には、第3速出力がソレノイ
ドバルブS1をオフ、ソレノイドバルブS2をオンにし
て、ステップ5以下を行う(ステップ12.13及びス
テップ5)。
一方、第3領域にないと判断される場合には、第4速出
力がソレノイドバルブSlをオフ、ソレノイドバルブS
2をオフする(ステップ12゜14)。
また、ステップ5において、ソレノイドバルブS1がオ
フからオンされない場合には、前記ステップ7を行う。
さらに、ステップ7において、ソレノイドバルブS2が
オフからオンされない場合には、次の工程Aを行う。
次に、第7図において、工程Δでは、ソレノイドバルブ
Slをオンするカウンタのカウント中であるか否かを判
断し、ソレノイドバルブSlをオンするカウンタのカウ
ント中である場合には、入力ボートP、がり。であるか
否かを判断し、入力ボートPsがLoであると判断する
場合には、ソレノイドバルブS1をオンした時のカウン
タのカウンタ値≦異常検出最小値であるか否かを判断す
る(ステップ20〜ステツプ22)。
そして、ソレノイドバルブS1をオンした後のカウンタ
のカウンタ値S異常検出最小値であると判断する場合に
は、ソレノイドバルブSlのオン後の時間を計測するカ
ウンタをクリアし、ソレノイドバルブSlの異常フラグ
をセットした後、ソレノイドバルブ32オン後の時間を
計測するカウンタがカウント中であるか否かを判断する
(ステップ22〜25)。
ソレノイドバルブS2のオン後の時間を計測するカウン
タがカウント中であると判断する場合には、入力ボート
P。4がり。か否かを判断し、入力ボートPo4がLo
である場合には、ソレノイドバルブS2をオンした後の
カウンタのカウンタ値≦異常検出最小値であるか否かを
判断する(ステップ25〜27)。
そして、ソレノイドバルブS2をオン後の時間を計測す
るカウンタのカウンタ値≦異常検出最小値である場合に
は、ソレノイドバルブS2のオン後の時間を計測するカ
ウンタをクリアし、スレノイドバルブS2異常フラグを
セットした後、前記ステップ20に再び戻り判断を行う
(ステップ27〜29、ステップ20)。
一方、ステップ30において、ソレノイドバルブSlを
オンした後のカウンタのカウンタ値≧異常検出最大値で
あるか否かを判断し、ソレノイドバルブS1をオンした
後のカウンタのカウンタ値≧異常検出最大値である場合
には、ステップ23以下を行う(ステップ30、ステッ
プ23)。
また、ソレノイドバルブS1をオンした後のカウンタの
カウンタ値≧異常検出最大値でない場合には、ステップ
25を行う(ステップ30.ステップ25)。
一方、ソレノイドバルブS1をオンした後のカウンタの
カウンタ値≦異常検出最小値でない場合には、ソレノイ
ドバルブSlをオンするカウンタをクリアした後、ステ
ップ25を行う(ステップ22、ステップ31及びステ
ップ25)。
また、ステップ26において、入力ボートP04がり、
でない場合には、ソレノイドバルブS2をオンするカウ
ンタ値≧異常検出最大値であるか否かを判断し、ソレノ
イドバルブS2をオンした後のおりウンタ値≧異常検出
最大値であると判断する場合には、ステップ28以下を
行う(ステップ32.28)。
一方、ソレノイドバルブS2をオンした後のカウンタ値
≧異常検出最大値であると判断されない場合には、再び
ステップ20に戻り、ステップ20を行う(ステップ3
2.20)。
さらに、ステップ25において、ソレノイドバルブS2
をオンするカウンタがカウント中でない場合には、次の
工程Bを行う(ステップ25゜8)。
次に第8図において、工程Bを行う、先ず、出力ボート
P。1のレベル≠入力ボートP。、レベルであるか否か
を判断し、出力ボートP。1のレベル≠入力ボートPo
sレベルである場合には、出力ボートP02≠入力ボー
トP04であるか否かが判断され、出力ボートPO2≠
入力ボートPo4であると判断される場合には、ソレノ
イドバルブS1の異常フラグがセットされているか否か
を判断する(ステップ40〜42)。
ここで、ソレノイドバルブS1の異常フラグがセットさ
れていると判断される場合には、変速段が第1速か否か
を判断し、変速段が第1速と判断される場合には、第3
速出力がソレノイドバルブSlをオフ、ソレノイドバル
ブ82オンする(ステップ42〜44)。
そして、ソレノイドバルブS2に異常フラグがセットさ
れているか否かを判断し、ソレノイドバルブS2に異常
フラグがセットされていると判断される場合には、変速
段が第2速であるか否かを判断し、変速段が第2速であ
ると判断される場合には、第4速出力をソレノイドバル
ブSlがオンで、ソレノイドバルブS2がオフにして、
上記処理工程をエンドする(ステップ45〜48)。
一方、ステップ40で、出力ボートP。、のレベル≠入
カボートP0.レベルでないと判断される場合には、ソ
レノイドバルブS1の異常フラグをセットして前記ステ
ップ42以下を行う(ステップ40.50及びステップ
42)。
また、ステップ41において、出力ボートP。2≠入力
ボートP oaでないと判断される場合には、ソレノイ
ドバルブS2の異常フラグをセットして、ステップ42
を行う(ステップ41.51及びステップ42)。
一方、ステップ43において、変速段が第1段でない場
合には、ソレノイドバルブS1をオフして前記ステップ
45を行う(ステップ43.ステップ52)。
また、ステップ46において、変速段が第2速でない場
合には、ソレノイドバルブS2をオフして上記処理工程
をエンドする(ステップ46、ステップ53及びステッ
プ48)。
上記実施例では、ソレノイドバルブS1.S2の正常時
と異常時における第1図の集積回路1の制御を確実にす
ることができるので、ソレノイドバルブSl、S2の異
常時に第4図の変速論理に基づいて変速段を速やかにア
ップシフト制御することにより、エンジンブローやタイ
ヤがロックしてスピンをしないようにすることができる
ので、走行時のトラブルを未然に回避することができる
また、本実施例によれば、アクチュエータに電圧を印加
すると、アクチュエータの持つエンダクタンス分で流れ
る電流が過渡的に制限されることを利用し、電圧を印加
してから所定の電流値に達するまでの時間からアクチュ
エータの異常を判断する。
そして、アクチュエータが抵抗に置き換った場合や、ソ
レノイドの巻線が一部短絡してソレノイドがオンできな
くなった場合にも、ソレノイドバルブSL、S2の異常
が検出できるので、車両における走行時におけるトラブ
ルを少なくすることができる。
第9図及び第10図は上記実施例の電流検出回路の変形
実施例を示すものである。
第9図の変形実施例では、上記実施例の比較器、基準電
圧発生回路の代わりに、インバータA1を用いたもので
、インバータA1の出力がオン/オフする入力電圧の閾
値な抵抗Blにより可変し、必要な閾値を抵抗B1によ
り調整する。
従って、この実施例によれば、回路構成部品を少なくす
ることができるので、より電流検出回路の小型化および
検出回路の信頼性を向上させることができる。
一方、第10図のように、PNPトランジスタ667の
上流側にインバータA2、PNPトランジスタ、抵抗B
l、B2を順に接続することにより、電流を検出するよ
うこともできる。
なお、上記実施例及び変形実施例においては、インバー
タ、PNP)ランジスタ等を用いて電流検出回路を構成
したが、これのみに限定されないことは言うまでもなく
、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、これら以外
のものであってもよい。
(発明の効果) 上記のように本発明によれば、アクチュエータに電圧を
印加すると、アクチュエータの持つインダクタンス分で
流れる電流が、過渡的に制限され、該電圧を印加してか
ら所定の電流値に達するまでの時間よりアクチュエータ
の異常を判断できるので、アクチュエータが抵抗に置き
換った場合や、ソレノイドの巻線が一部短絡してソレノ
イドがオンできなくなった場合などに、迅速かつ確実に
ドライバー等に異常が生じたことを認識させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアクチュエータ異常検出装置の一実施
例を示す回路図、第2図は、絞り弁開度と車速との関係
を示す変速マツプを示す図、第3図はソレノイドバルブ
Sl、S2の各変速段における論理表を示す図、第4図
はソレノイド故障時の変速論理を示す図、第5図はソレ
ノイド励磁時における電流と時間との関係を示す図で、
第5図(a)はソレノイドバルブSL、S2が正常時の
特性を示すもので、第5図(b)はソレノイド巻線断線
時における特性で、第5図(C)はソレノイド短絡時に
おける特性を示す図、第6図乃至第8図は、本発明の一
実施例の動作を示すフローチャートを示す図、第9図及
び第10図は上記実施例の電流検出回路の変形実施例を
示す図である。 図中において、 1はアクチュエータ異常検出認識手段、Sl、S2、は
アクチュエータである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電圧を印加するとインダクタンス分により、流れる電流
    が過渡的に制限されるアクチュエータと、 前記アクチュエータに電圧を印加してから所定電圧値に
    達するまでの時間から、アクチュエータのインダクタン
    スの異常を検出してアクチュエータに異常があることを
    ドライバ等に認識させるアクチュエータ異常検出認識手
    段と から構成されることを特徴とするアクチュエータの異常
    検出装置。
JP2078455A 1990-03-27 1990-03-27 アクチュエータの異常検出装置 Pending JPH03276079A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002136158A (ja) * 2000-10-26 2002-05-10 Nippon Soken Inc ピエゾアクチュエータの異常検出装置
JP2013200719A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Aisin Aw Co Ltd ソレノイドバルブの制御装置およびその異常判定方法

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JP2002136158A (ja) * 2000-10-26 2002-05-10 Nippon Soken Inc ピエゾアクチュエータの異常検出装置
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